JPH02285249A - 分極計測用電解セル - Google Patents
分極計測用電解セルInfo
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- JPH02285249A JPH02285249A JP1108015A JP10801589A JPH02285249A JP H02285249 A JPH02285249 A JP H02285249A JP 1108015 A JP1108015 A JP 1108015A JP 10801589 A JP10801589 A JP 10801589A JP H02285249 A JPH02285249 A JP H02285249A
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- electrolyte
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、金属材料の分極特性をこの材料から試料を
切り出すことな(測定して、この材料の劣化を非破壊的
に検査する場合に用いる分極計測用電解セルに関する。
切り出すことな(測定して、この材料の劣化を非破壊的
に検査する場合に用いる分極計測用電解セルに関する。
【従来の技術]
高温で長時間使用された金属材料の劣化を検査する手段
として、この材料の分極特性を計測する分極計測法があ
る。この分極計測法は、検査対象材料を作用電極として
電解液中で電気分解反応を起こさせた時に得られる分極
曲線の形状が、検査対象材料におけるクリープや時効硬
化等によって生じる炭化物や燐化合物の析出等に依存し
て変化するという現象を利用するようにしたもので、上
記のような分極曲線を観測することによって金属劣化を
検出しようとするものである。分極計測による金属材料
の劣化検査の方法としては、近来、検査対象材料で形成
された構造物が存在する現場で、この構造物から試料を
切り出すことなく、いわゆる非破壊的に行う方法が普及
しつつあり、既にこのような検査方法に使用する分極計
測用電解セルが種々考案されている。 第6図は本出願人の出願になる(実願昭60−第191
282号明細書参照)公知の分極計測用電解セルの構成
図である。第6図において、1゜2は一個の円筒状セル
筒3を隔壁4で上下に仕切ることによって形成した上部
槽、下部槽で、上部槽1にはこの槽の上部に設けた蓋5
を貫通して、飽和カロメル電極である照合電極6が流体
蜜に垂直に配置され、さらにこの槽1内には電極6の内
部液と同じ飽和塩化カリ溶液7が電位伝達液として密封
されている。9は上部槽lに設けられこの槽外から電解
液8を下部槽2に注入するようにした電解液注入管、1
0は電解液注入管9と同様に上部槽1に設けた脱気管で
、この脱気管は注入管9から下部槽2に電解WL8を注
入する際、下部槽2内の気体を脱気するために設けられ
ている。注入管9と脱気管10とは脱気管10を外管と
する二重管を構成している。11は下部槽2内に配置さ
れて電解液8と共に後述の電解反応系を構成する板状の
対極で、対極11は通常白金やカーボンなどで形成され
、その表面積は後述する作用極としての被測定物120
面積の2倍以上100倍程度までの大きさに設定されて
いる。対極11は上部槽1に電気絶縁的に設けられた導
線13の一端に接続されている。 14は、被測定物12の表面に一端が接着剤15を用い
て液蜜に固定された両端開放の円筒状固定リングで、セ
ル筒3において開放状態となっている下部槽2の下端1
6は固定リング14内に挿入され、固定リング14の内
面と下端16の外面とに設けたねじによって両者が螺着
されている。 17は固定リング14内において被測定物12の表面に
接着剤18を用いて液蜜に貼着された円板状ゴムシート
で、このシートにはほぼ中央に貫通穴19が設けられて
いる。20は0リングで、セル筒3と固定リング14と
の螺着部近傍が上述のように構成されているので、この
状態では下部槽2の内部はほぼ液蜜空所となっている。 今この液蜜空所に電解液8を注入管9を介して注入して
対8i11が電解液8中に浸漬されるようにすると、電
解液8は一方では貫通孔19を通して被測定物12に接
触するので、貫通孔19に露出している被測定物12の
部分と電解液8と対極11とで電解反応系が構成できる
わけで、このような反応系を構成するために、対極11
は導線13を介して、また被測定物12は一端がこの被
測定物に接続された導線21を介していずれもポテンシ
オスタット22に接続されている。照合電極6もポテン
シオスタット22に接続されていて、上記電解反応系に
おける基準電位の決定に使用されるようになっている。 23は、上述したようにして下部槽2内に電解液8と照
合電極6近傍の飽和塩化カリ溶液7とを電気的に接続す
るように隔壁4に液蜜に設けたルギン管である。24は
ポテンシオスタット22に接続された記録計である。 第6図では、電解液8を下部槽2に注入して被測定物1
2と対極11とを電解液8に接触させた後、ポテンシオ
スタット22によって被測定物12と対極11との間に
適当な電圧を印加すると、貫通孔19の部分における被
測定物12を作用極とする電解反応が発生して、この反
応にもとづく分極曲線が自動的に記録計24に記録され
る。故にこの分極曲線を観測することによって被測定物
12の劣化状態を検査することができる。 第6図では上述のようにして劣化検査が行われるが、こ
の場合対極11を貫通孔19の近傍に近づけると、電解
反応系における電解液8部分の電路距離が短くなってこ
の部分の電気抵抗が小さくなるので、電解を生じさせる
に必要な電圧が低くてもよく、この結果電解電源が簡単
になる利点はあるが、一方対極11を貫通孔19の近傍
に近づけ過ぎると、電解の際に被測定物12で発生する
水素の気泡が対極11に付着して対極11の表面積の減
少をもたらし、この結果上記分極曲線の形状が変化して
劣化検査に誤差を生じる恐れがある。 したがって第6図においては、対極11は、セル筒3の
被測定物12側開口端としての下端16から相当距離上
方に配置する必要がある。25は被測定物12とポテン
シオスタット22と記録計24とを除く図示の各部から
なる分極計測用電解セルである。電解セル25は上記の
ように構成されているので、まずゴムシート17と0リ
ング20と固定リング14とを被測定物12に取り付け
た後、対極11や照合電極6等が取り付けられて測定が
行われ、測定終了後セル筒3と固定リング14.0リン
グ20、ゴムシート17は廃棄されるか再使用される。 (発明が解決しようとする課題] 従来の電解セル25は上述したように使用され、被測定
物12に固定リング14を固定してからセル筒3を結合
させ、電解液8を注入するため高所や足場の悪い場所で
の電解液注入及びセル筒3の取り付は作業が困難であり
、かつ計測終了時の電解液8の排出も完全には除去でき
ないという問題がある。 この発明は、組み立てたまま持ち運びできて、かつ電解
セルを使用する度に電解液の注入を要しない分極計測用
電解セルを提供することを目的とする。 C課題を解決するための手段】 上記目的は、被測定物側が開口しかつ照合電極と対極と
が収容されたセル筒と、被測定物側は開口部を有し前記
被測定物に液蜜に固定され、反対側は前記セル筒と着脱
可能に連結された固定リングと、この固定リングの底部
に上下移動自由に取り付けられ前記開口部に向かって複
数のスプリングで押圧され、前記開口部よりも大きい径
の弁と、この弁の側方に固定され前記固定リングの底部
を貫通する複数の脚と、前記被測定物に固定された前記
固定リングの内部と前記セル筒の内部とからなる連通空
所に電解液を注入する電解液注入管とを備えた分極計測
用電解セルによって達成される。 に作 用】 分極計測用電解セルの固定リングを被測定物に密着させ
れば、弁の複数の脚が被測定物に当たって弁を押上げる
ので、開口部を通じて電解セル内の電解液が被測定物と
接し、分極計測可能となる。 分極計測終了後に電解セルを被測定物から離して持ち上
げると、固定リングの底部に取り付けられた弁を複数の
スプリングで押圧して固定リングの開口部を閉じるので
、電解液が開口部から漏れることはない。
として、この材料の分極特性を計測する分極計測法があ
る。この分極計測法は、検査対象材料を作用電極として
電解液中で電気分解反応を起こさせた時に得られる分極
曲線の形状が、検査対象材料におけるクリープや時効硬
化等によって生じる炭化物や燐化合物の析出等に依存し
て変化するという現象を利用するようにしたもので、上
記のような分極曲線を観測することによって金属劣化を
検出しようとするものである。分極計測による金属材料
の劣化検査の方法としては、近来、検査対象材料で形成
された構造物が存在する現場で、この構造物から試料を
切り出すことなく、いわゆる非破壊的に行う方法が普及
しつつあり、既にこのような検査方法に使用する分極計
測用電解セルが種々考案されている。 第6図は本出願人の出願になる(実願昭60−第191
282号明細書参照)公知の分極計測用電解セルの構成
図である。第6図において、1゜2は一個の円筒状セル
筒3を隔壁4で上下に仕切ることによって形成した上部
槽、下部槽で、上部槽1にはこの槽の上部に設けた蓋5
を貫通して、飽和カロメル電極である照合電極6が流体
蜜に垂直に配置され、さらにこの槽1内には電極6の内
部液と同じ飽和塩化カリ溶液7が電位伝達液として密封
されている。9は上部槽lに設けられこの槽外から電解
液8を下部槽2に注入するようにした電解液注入管、1
0は電解液注入管9と同様に上部槽1に設けた脱気管で
、この脱気管は注入管9から下部槽2に電解WL8を注
入する際、下部槽2内の気体を脱気するために設けられ
ている。注入管9と脱気管10とは脱気管10を外管と
する二重管を構成している。11は下部槽2内に配置さ
れて電解液8と共に後述の電解反応系を構成する板状の
対極で、対極11は通常白金やカーボンなどで形成され
、その表面積は後述する作用極としての被測定物120
面積の2倍以上100倍程度までの大きさに設定されて
いる。対極11は上部槽1に電気絶縁的に設けられた導
線13の一端に接続されている。 14は、被測定物12の表面に一端が接着剤15を用い
て液蜜に固定された両端開放の円筒状固定リングで、セ
ル筒3において開放状態となっている下部槽2の下端1
6は固定リング14内に挿入され、固定リング14の内
面と下端16の外面とに設けたねじによって両者が螺着
されている。 17は固定リング14内において被測定物12の表面に
接着剤18を用いて液蜜に貼着された円板状ゴムシート
で、このシートにはほぼ中央に貫通穴19が設けられて
いる。20は0リングで、セル筒3と固定リング14と
の螺着部近傍が上述のように構成されているので、この
状態では下部槽2の内部はほぼ液蜜空所となっている。 今この液蜜空所に電解液8を注入管9を介して注入して
対8i11が電解液8中に浸漬されるようにすると、電
解液8は一方では貫通孔19を通して被測定物12に接
触するので、貫通孔19に露出している被測定物12の
部分と電解液8と対極11とで電解反応系が構成できる
わけで、このような反応系を構成するために、対極11
は導線13を介して、また被測定物12は一端がこの被
測定物に接続された導線21を介していずれもポテンシ
オスタット22に接続されている。照合電極6もポテン
シオスタット22に接続されていて、上記電解反応系に
おける基準電位の決定に使用されるようになっている。 23は、上述したようにして下部槽2内に電解液8と照
合電極6近傍の飽和塩化カリ溶液7とを電気的に接続す
るように隔壁4に液蜜に設けたルギン管である。24は
ポテンシオスタット22に接続された記録計である。 第6図では、電解液8を下部槽2に注入して被測定物1
2と対極11とを電解液8に接触させた後、ポテンシオ
スタット22によって被測定物12と対極11との間に
適当な電圧を印加すると、貫通孔19の部分における被
測定物12を作用極とする電解反応が発生して、この反
応にもとづく分極曲線が自動的に記録計24に記録され
る。故にこの分極曲線を観測することによって被測定物
12の劣化状態を検査することができる。 第6図では上述のようにして劣化検査が行われるが、こ
の場合対極11を貫通孔19の近傍に近づけると、電解
反応系における電解液8部分の電路距離が短くなってこ
の部分の電気抵抗が小さくなるので、電解を生じさせる
に必要な電圧が低くてもよく、この結果電解電源が簡単
になる利点はあるが、一方対極11を貫通孔19の近傍
に近づけ過ぎると、電解の際に被測定物12で発生する
水素の気泡が対極11に付着して対極11の表面積の減
少をもたらし、この結果上記分極曲線の形状が変化して
劣化検査に誤差を生じる恐れがある。 したがって第6図においては、対極11は、セル筒3の
被測定物12側開口端としての下端16から相当距離上
方に配置する必要がある。25は被測定物12とポテン
シオスタット22と記録計24とを除く図示の各部から
なる分極計測用電解セルである。電解セル25は上記の
ように構成されているので、まずゴムシート17と0リ
ング20と固定リング14とを被測定物12に取り付け
た後、対極11や照合電極6等が取り付けられて測定が
行われ、測定終了後セル筒3と固定リング14.0リン
グ20、ゴムシート17は廃棄されるか再使用される。 (発明が解決しようとする課題] 従来の電解セル25は上述したように使用され、被測定
物12に固定リング14を固定してからセル筒3を結合
させ、電解液8を注入するため高所や足場の悪い場所で
の電解液注入及びセル筒3の取り付は作業が困難であり
、かつ計測終了時の電解液8の排出も完全には除去でき
ないという問題がある。 この発明は、組み立てたまま持ち運びできて、かつ電解
セルを使用する度に電解液の注入を要しない分極計測用
電解セルを提供することを目的とする。 C課題を解決するための手段】 上記目的は、被測定物側が開口しかつ照合電極と対極と
が収容されたセル筒と、被測定物側は開口部を有し前記
被測定物に液蜜に固定され、反対側は前記セル筒と着脱
可能に連結された固定リングと、この固定リングの底部
に上下移動自由に取り付けられ前記開口部に向かって複
数のスプリングで押圧され、前記開口部よりも大きい径
の弁と、この弁の側方に固定され前記固定リングの底部
を貫通する複数の脚と、前記被測定物に固定された前記
固定リングの内部と前記セル筒の内部とからなる連通空
所に電解液を注入する電解液注入管とを備えた分極計測
用電解セルによって達成される。 に作 用】 分極計測用電解セルの固定リングを被測定物に密着させ
れば、弁の複数の脚が被測定物に当たって弁を押上げる
ので、開口部を通じて電解セル内の電解液が被測定物と
接し、分極計測可能となる。 分極計測終了後に電解セルを被測定物から離して持ち上
げると、固定リングの底部に取り付けられた弁を複数の
スプリングで押圧して固定リングの開口部を閉じるので
、電解液が開口部から漏れることはない。
第1図はこの発明の実施例による分極計測用電解セルの
構成図、第2図は第1図のA部詳細断面図、第3図は第
2図のB方向矢視図である。第1図、第2図、第3図に
おいて第6図と同じ部位は同じ番号を付しである。 第1図において、1.2は一個の円筒状セル筒3を隔壁
4で上下に仕切って形成した上部槽、下部槽で、上部槽
1にはこの槽の上部に設けた蓋5を貫通して飽和カロメ
ル電極である照合電極6が流体蜜に垂直に設けられ、さ
らに上部槽1内には照合電極6の内部液と同じ飽和塩化
カリ溶液7が電位伝達液として密封されている。照合電
極6は溶液の中に浸漬されている。9は上部槽1を貫通
して槽外から電解液8を下部槽2に注入するようにした
電解液注入管、10は電解液注入管9と同様に上部槽1
を貫通する脱気管で、この脱気管は注入管9から下部槽
2に電解液8を注入する際、下部槽2内の気体を脱気す
るために設けられている。注入管9と脱気管10とは脱
気管10を外管とする二重管を構成している。11は下
部槽2内に配置されて電解液8とともに後述の電解反応
系を構成する板状の対極で、対極11は通常白金やカー
ボンなどで形成され、その表面積は、後述する作用極と
しての被測定物12の面積の2倍以上100倍程度まで
の大きさに設定されている。対極11は上部槽1に電気
絶縁的に貫通された導線13の一端に接続されている。 14は、被測定物12の表面に底部を接着剤18により
液蜜に固定された円筒状の固定リングで、セル筒3にお
いて開放状態となっている下部槽2の下端16は、固定
リング14の内面と下端16の外面とに設けたねじによ
って両者が螺着されている。固定リング14の底部のほ
ぼ中央に貫通孔19が設けられている。20はセル筒3
と固定リング14とを上記のようにして固定リング14
の上端面とセル筒の面との間に配置した0リングである
。 第2図において、固定リング14の底部にはア−ムを介
して取り付けられたスプリング26が弁27を下方に押
圧している。弁27には脚28があり、この脚28は固
定リング14の底部を貫通している。第2図及び第3図
に示すように、本実施例においてはスプリング26及び
脚28はそれぞれ2箇づつ弁27に取り付けられている
。 第4図はこの発明の実施例による分極計測用電解セル2
9を被測定物12から離した状態を示す断面図、第5図
はこの発明の実施例による分極計測用電解セル29を被
測定物12に接着させた状態を示す断面図である。第4
図において、電解セル29を被測定物から離すと、複数
のスプリング26が弁27を押圧して、脚28は固定リ
ング14の底部を貫通し、弁27は開口部19を閉鎖す
る。 この状態では電解液8は開口部19から漏れることはな
い。 第5図のごとく電解セルを被測定物12に接着させると
、複数の脚28が被測定物12に当たって弁27を押し
上げるので、弁27は上に移動し開口部19を通じて電
解液8が被測定物12の表面に接触する。電解液8が被
測定物120表面に接触すると、貫通孔19に露出して
いる被測定物の部分と電解液8と対極11とで電解反応
系が構成できるわけで、このような反応系を構成するた
めに、対極11は導線13を介して、また被測定物12
は一端がこの被測定物12に接続された導線21を介し
ていずれもポテンショスタット22に接続されている。 照合電極6もポテンショスタット22に接続されていて
、上記電極反応系における基準電位の決定に使用される
ようになっている。23は、上述したようにして下部槽
2内に電解液8が注入されることによって形成された上
記電解反応系において、貫通孔19近傍の電解液8と照
合電極6近傍の飽和塩化カリ溶液7とを電気的に接続す
るように隔壁4に液蜜に設けたルギン管である。24は
ポテンシオスタット22に接続された記録計である。 第1図では、電解液8を下部槽2に注入して被測定物1
2と対極11とを電解液8に接触させた後、ポテンシオ
スタット22によって被測定物12と対極11との間に
適当な電圧を印加すると、貫通孔19の部分における被
測定物12を作用極とする電解反応が発生して、この反
応にもとづく分極曲線が自動的に記録計24に記録され
る。故に、この分極曲線を観測することによって、被測
定物12の劣化状態を検査することができる。 29は被測定物12とポテンシオスタット22と記録計
24とを除く図示の各部からなる分極計測用電解セルで
ある。電解セル29は上記のように構成されるので、ま
ず固定リング14の底部を接着剤18により被測定物1
2の表面に接着させて液蜜にしてから、開口部19を通
じて電解液8を被測定物12の表面に接触させて測定が
行われ、測定終了後に電解セル29を被測定物12から
離すと、弁27が開口部19を閉鎖するので電解液8を
セル筒3に収容したまま持ち運びできる。以下同様の作
業を繰り返して、被測定物を分極計測する。
構成図、第2図は第1図のA部詳細断面図、第3図は第
2図のB方向矢視図である。第1図、第2図、第3図に
おいて第6図と同じ部位は同じ番号を付しである。 第1図において、1.2は一個の円筒状セル筒3を隔壁
4で上下に仕切って形成した上部槽、下部槽で、上部槽
1にはこの槽の上部に設けた蓋5を貫通して飽和カロメ
ル電極である照合電極6が流体蜜に垂直に設けられ、さ
らに上部槽1内には照合電極6の内部液と同じ飽和塩化
カリ溶液7が電位伝達液として密封されている。照合電
極6は溶液の中に浸漬されている。9は上部槽1を貫通
して槽外から電解液8を下部槽2に注入するようにした
電解液注入管、10は電解液注入管9と同様に上部槽1
を貫通する脱気管で、この脱気管は注入管9から下部槽
2に電解液8を注入する際、下部槽2内の気体を脱気す
るために設けられている。注入管9と脱気管10とは脱
気管10を外管とする二重管を構成している。11は下
部槽2内に配置されて電解液8とともに後述の電解反応
系を構成する板状の対極で、対極11は通常白金やカー
ボンなどで形成され、その表面積は、後述する作用極と
しての被測定物12の面積の2倍以上100倍程度まで
の大きさに設定されている。対極11は上部槽1に電気
絶縁的に貫通された導線13の一端に接続されている。 14は、被測定物12の表面に底部を接着剤18により
液蜜に固定された円筒状の固定リングで、セル筒3にお
いて開放状態となっている下部槽2の下端16は、固定
リング14の内面と下端16の外面とに設けたねじによ
って両者が螺着されている。固定リング14の底部のほ
ぼ中央に貫通孔19が設けられている。20はセル筒3
と固定リング14とを上記のようにして固定リング14
の上端面とセル筒の面との間に配置した0リングである
。 第2図において、固定リング14の底部にはア−ムを介
して取り付けられたスプリング26が弁27を下方に押
圧している。弁27には脚28があり、この脚28は固
定リング14の底部を貫通している。第2図及び第3図
に示すように、本実施例においてはスプリング26及び
脚28はそれぞれ2箇づつ弁27に取り付けられている
。 第4図はこの発明の実施例による分極計測用電解セル2
9を被測定物12から離した状態を示す断面図、第5図
はこの発明の実施例による分極計測用電解セル29を被
測定物12に接着させた状態を示す断面図である。第4
図において、電解セル29を被測定物から離すと、複数
のスプリング26が弁27を押圧して、脚28は固定リ
ング14の底部を貫通し、弁27は開口部19を閉鎖す
る。 この状態では電解液8は開口部19から漏れることはな
い。 第5図のごとく電解セルを被測定物12に接着させると
、複数の脚28が被測定物12に当たって弁27を押し
上げるので、弁27は上に移動し開口部19を通じて電
解液8が被測定物12の表面に接触する。電解液8が被
測定物120表面に接触すると、貫通孔19に露出して
いる被測定物の部分と電解液8と対極11とで電解反応
系が構成できるわけで、このような反応系を構成するた
めに、対極11は導線13を介して、また被測定物12
は一端がこの被測定物12に接続された導線21を介し
ていずれもポテンショスタット22に接続されている。 照合電極6もポテンショスタット22に接続されていて
、上記電極反応系における基準電位の決定に使用される
ようになっている。23は、上述したようにして下部槽
2内に電解液8が注入されることによって形成された上
記電解反応系において、貫通孔19近傍の電解液8と照
合電極6近傍の飽和塩化カリ溶液7とを電気的に接続す
るように隔壁4に液蜜に設けたルギン管である。24は
ポテンシオスタット22に接続された記録計である。 第1図では、電解液8を下部槽2に注入して被測定物1
2と対極11とを電解液8に接触させた後、ポテンシオ
スタット22によって被測定物12と対極11との間に
適当な電圧を印加すると、貫通孔19の部分における被
測定物12を作用極とする電解反応が発生して、この反
応にもとづく分極曲線が自動的に記録計24に記録され
る。故に、この分極曲線を観測することによって、被測
定物12の劣化状態を検査することができる。 29は被測定物12とポテンシオスタット22と記録計
24とを除く図示の各部からなる分極計測用電解セルで
ある。電解セル29は上記のように構成されるので、ま
ず固定リング14の底部を接着剤18により被測定物1
2の表面に接着させて液蜜にしてから、開口部19を通
じて電解液8を被測定物12の表面に接触させて測定が
行われ、測定終了後に電解セル29を被測定物12から
離すと、弁27が開口部19を閉鎖するので電解液8を
セル筒3に収容したまま持ち運びできる。以下同様の作
業を繰り返して、被測定物を分極計測する。
この発明は、セル筒に着脱可能に連結された固定リング
と、この固定リングの底部に上下移動自由に取り付けら
れ前記開口部に向かって複数のスプリングで押圧される
弁と、この弁の側方に固定され固定リングの底部を貫通
する複数の脚とを備えたので、電解セルを被測定物から
離すと、弁が開口部を閉鎖するのでセル筒内の電解液が
開口部から漏れることはない。したがって電解セルを組
立てたまま持ち運びできるので、分極計測の度に電解液
をセル筒に注入、排出する作業が不要となり、高所や足
場の悪い場所での分極計測作業を容易に行うことができ
る。そのため作業能率が向上する。 また作業後に被測定物の表面に漏れた電解液を掃除する
手間がかからない。
と、この固定リングの底部に上下移動自由に取り付けら
れ前記開口部に向かって複数のスプリングで押圧される
弁と、この弁の側方に固定され固定リングの底部を貫通
する複数の脚とを備えたので、電解セルを被測定物から
離すと、弁が開口部を閉鎖するのでセル筒内の電解液が
開口部から漏れることはない。したがって電解セルを組
立てたまま持ち運びできるので、分極計測の度に電解液
をセル筒に注入、排出する作業が不要となり、高所や足
場の悪い場所での分極計測作業を容易に行うことができ
る。そのため作業能率が向上する。 また作業後に被測定物の表面に漏れた電解液を掃除する
手間がかからない。
第1図はこの発明の実施例による分極計測用電解セルの
構成図、第2図は第1図のA部詳細断面図、第3図は第
2図のB方向矢視図、第4図はこの発明の実施例による
電解セルを被測定物から離した状態を示す断面図、第5
図はこの発明の実施例による電解セルを被測定物に接着
させた状態を示す断面図、第6図は従来例による分極計
測用電解セルの構成図である。 3:セル筒、6:照合電極、8:電解液、9:電解液注
入管、11:対極、12:被測定物、14:固定リング
、19:開口部、25,29:電解セル、26:スプリ
ング、27:弁、28:脚。
構成図、第2図は第1図のA部詳細断面図、第3図は第
2図のB方向矢視図、第4図はこの発明の実施例による
電解セルを被測定物から離した状態を示す断面図、第5
図はこの発明の実施例による電解セルを被測定物に接着
させた状態を示す断面図、第6図は従来例による分極計
測用電解セルの構成図である。 3:セル筒、6:照合電極、8:電解液、9:電解液注
入管、11:対極、12:被測定物、14:固定リング
、19:開口部、25,29:電解セル、26:スプリ
ング、27:弁、28:脚。
Claims (1)
- 1)被測定物側が開口しかつ照合電極と対極とが収容さ
れたセル筒と、被測定物側は開口部を有し前記被測定物
に液蜜に固定され、反対側は前記セル筒と着脱可能に連
結された固定リングと、この固定リングの底部に上下移
動自由に取り付けられ前記開口部に向かって複数のスプ
リングで押圧され、前記開口部よりも大きい径の弁と、
この弁の側方に固定され前記固定リングの底部を貫通す
る複数の脚と、前記被測定物に固定された前記固定リン
グの内部と前記セル筒の内部とからなる連通空所に電解
液を注入する電解液注入管とを備えたことを特徴とする
分極計測用電解セル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1108015A JPH02285249A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 分極計測用電解セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1108015A JPH02285249A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 分極計測用電解セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02285249A true JPH02285249A (ja) | 1990-11-22 |
Family
ID=14473826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1108015A Pending JPH02285249A (ja) | 1989-04-27 | 1989-04-27 | 分極計測用電解セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02285249A (ja) |
-
1989
- 1989-04-27 JP JP1108015A patent/JPH02285249A/ja active Pending
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