JPH0228524B2 - - Google Patents
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- JPH0228524B2 JPH0228524B2 JP55113314A JP11331480A JPH0228524B2 JP H0228524 B2 JPH0228524 B2 JP H0228524B2 JP 55113314 A JP55113314 A JP 55113314A JP 11331480 A JP11331480 A JP 11331480A JP H0228524 B2 JPH0228524 B2 JP H0228524B2
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- electrode
- electrodes
- heating
- electrode group
- group
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
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- Resistance Heating (AREA)
Description
本発明は、熱可塑性材料を加熱熔融するための
熔融窯に関する。 熔融窯、とくにガラス熔融窯において、電極
が、別々の加熱領域中でグループをなして配置さ
れており、各電極グループの対向する電極同士
は、電極の個別の出力端子間に接続されている。 この電極グループは、一グループ中で2個の対
向電極で構成でき、各対向電極は各々3個の電
極、またはその他の形態で構成してもよい。米国
特許第3440321号明細書中に開示されている従来
技術においては、熔融窯内の2個のグループから
なる対向電極に電圧を印加するためにT型スコツ
ト結線を用いている。この特許明細書中に、各々
2個の電極グループからなる2個の加熱領域が示
されており、各隣り合う電極グループは、T型ス
コツト結線に接続されている。 この従来技術における問題は、米国特許第
3440321号明細書中に示されているような、隣り
合う電極グループが、異なる電極グループの電極
との間のクロスフアイヤーおよび好ましくない電
路の形成を防止するために物理的に大きく離隔さ
れねばならないことにある。したがつて、熔融窯
中の加熱領域の数を増加することは、問題が生
じ、電気炉に投入することができる熱量が限られ
ていた。 本発明によれば、対向する電極からなるグルー
プが、熔融窯の複数の加熱領域中に配置される。 これらの領域は、従来可能であつた距離よりも
さらに相互に接近して配置される。第1の加熱領
域には、相互間に加熱通路を形成するように対向
して設けられる第1電極及び第2電極を備えた第
1電極グループが設けられる。第1の加熱領域に
隣接する第2加熱領域には、相互に加熱通路を形
成するように対向して設けられる第1電極及び第
2電極を備えた第2電極グループが設けられる。
第2電極グループの第1電極は、第1電極グルー
プの第1電極に近接して位置している。そして、
電源により、該第1及び第2電極グループの第1
の電極の各々に同相が加えられ、両グループの第
1電極の各々に対向する各第2電極に異相が加え
られる。 電極は、T型スコツト結線により2相変圧器ま
たは3相変圧器の端子間に接続され、電流を、対
向する電極間の好ましい電路に実質的に限定する
ことができる。熔融窯は、ガラスまたは他の材料
をジユール効果による熱で熔融するために用いら
れる。本発明の原理にしたがつて電極を配置し、
かつ、これら電極を電源に接続することにより、
従来技術に比較して、所定の熔融窯の所定面積内
の加熱領域の数を増大することが可能となる。本
発明によれば、2個の別々の異なる加熱領域の隣
り合う電極グループ間の距離は、実際上極めて小
さな距離にすることができる。この距離は、電極
により許容される発熱量と最大の電流密度とを実
際的に考慮すると、限界がある。たとえば、隣り
合う電極間の中心間距離は、電極直径の5ないし
6倍程度としうる。76.2mm(3インチ)電極を一
つのグループ中に配置する場合、各グループの最
も近い、すなわち隣接する電極との中心間距離は
38.1ないし45.7cm(15ないし18インチ)程度とす
ることができる。 加熱通路を形成するように配置される対向電極
間距離を相当に長くすることにより極めて長い電
路の利点が得られる。たとえば、この距離は、約
3m程度とすることができる。 上述のように、本発明による構成において、隣
り合う電極グループ間には、好ましくない加熱通
路を形成しうる電位差が生ずるが、この好ましく
ない加熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、
しかも電流が流れるとしても小さいので、この好
ましくない加熱通路には実質的に電流は流れない
といえる。 つぎに、本発明の具体的実施態様を図にしたが
つて説明する。 第1図において、第1電極グループは、第1電
極B1および第2電極A1かなり、第2電極グル
ープは、第1電極B2および第2電極C2からな
る。 第2図において、第1電極グループは、第1電
極B1および第2電極A1からなり、第2電極グ
ループは、第1電極B2および第2電極A2から
なる。 第3図では、第1電極グループは、第1電極B
1および第2電極A1からなり、第2電極グルー
プは、第1電極B5および第2電極C5からな
る。 第1図に示す熔融窯の平面図において、加熱領
域1中に電極A1―B1およびA4―B4の電極
グループが置かれ、加熱領域2中に電極B5―C
5およびB2―C2の電極グループが置かれ、加
熱領域3中に電極C3―A3およびC6―A6の
電極グループが置かれている。 第1図、第2図および第3図に示した電極グル
ープは、少なくとも2本の電極を有するか、また
複数の電極を有する。すなわち、たとえば、電極
A1は、複数個の電極、たとえば長方形、正四角
形その他の適切な形に配置した4個の電極で構成
することもできる。 熔融窯の流動方向を矢印で示してあるが、これ
は、本発明において重要ではない。第1図中に示
す各電極に電圧を印加するための変圧器は、変圧
器T1およびT2である。変圧器T1およびT2
は、端子A,BおよびCを有する3相電源に接続
されている。変圧器の出力側に、出力端子A1,
B1,C2,B2,A3,C3,A4,B4,B
5,C5,A6およびC6が、対応する電極符号
により示すように各電極グループに接続されてい
る。 たとえば、変圧器T1の端子A1およびB1
は、電極グループA1―B1に接続され、電極A
1からB1への電路は、領域1を通つている。同
様に、変圧器T1の端子A3およびC3は、電極
グープA3―C3に接続されている。 第11図に示す3相方式を用いることにより、
好ましくない電流は、実質的にゼロになる。 好ましい加熱通路は、次のとおりである。 領域1 A1―B1、 A4―B4 領域2 B5―C5、 B2―C2 領域3 C3―A3、 A6―C6 この熔融窯は、「1」で示す領域1の外側端部
限界から「3」で示す領域3の外側限界までのほ
ぼ全体にわたつて電路で充たされている。加熱領
域間に存在するからの間隔部または空隙部は、わ
ずかである。 空隙部または空の間隔部とは、隣り合う電極グ
ループ間の間隔部、たとえば、電極B4および電
極B5、電極B1および電極B2、電極C2およ
び電極C3,ならびに電極C5および電極C6の
各間の間隔部である。望ましくない電路となるこ
のような間隙部は、電極の最大許容電流密度およ
び発熱を実際的に考慮すると、非常に小さくでき
る。たとえば、隣り合う電極間の中心距離を、電
極直径の5ないし6倍程度となしうる。この距離
は、本発明の限界を示すものでなく、熔融窯の設
計および電極位置の実際的な考え方の一例として
示す。これと同様の考え方は、共通の電源に並列
に接続された電極グループ中の電極間の距離にも
適用される。たとえば、電極B4が、単一の電源
に共通に接続され、かつ長方形配置関係に置かれ
る4個の電極を有する場合、電極間距離は、発熱
に対する同様な実際的考え方によつて上述のよう
に制限される。 電極グループ間には、好ましくない加熱通路を
形成しうる電位差が生ずるが、この好ましくない
加熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、しか
も電流が流れるとしても小さいので、この好まし
くない加熱通路には実質的に電流は流れないとい
える。 電極は、隣り合う電極間の電流が実質的にゼロ
となるように接続される。この点に関し、隣り合
う電極とは、電流B4および電極B5,電極B1
および電極B2、電極C2および電極C3,なら
びに電極C5および電極C6である。 第2図には、電極用の2相電源が示されてお
り、ここでは、スコツト型電気接続が用いられ、
各電極は、変圧器の端子に、対応する電極符号に
より示すように接続されている。 第2図の好ましい加熱通路は、加熱領域1中の
電極グループA1―B1および電極グループD1
―C1,加熱領域2中の電極グループD2―C2
および電極グループA2―B2ならびに加熱領域
3中の電極グループA3―B3および電極グルー
プC3―D3である。 第2図中に示すように、各加熱領域は、他の加
熱領域と近接している。即ち、加熱領域1は、加
熱領域2と、加熱領域2は、加熱領域3とそれぞ
れ隣り合い、端部「1」から端部「3」まで、熔
融窯の長さ方向に沿つて、複数の加熱領域は、第
1図に関して既に述べたような実際的な考え方か
ら空隙部によつて分けられている。 熔融窯中の物質の流動は、矢印の方向である。
しかしながら、窯中で、この矢印の方向へ物質を
送ることは本発明の実施において必ずしも必要で
はない。 この態様も、第1図の態様と同様、加熱領域同
士には、電流は流れない。 第1図に示す態様の変形態様を、第3図に示し
てあり、ここでは、第1図に示した変圧器を用い
ているが、変圧器と電極間の接続は、第3図の対
応する電極符号で示すようにされる。すなわち、
たとえば、加熱領域1中で、変圧器T1の出力端
子A1およびB1は、それぞれ電極A1およびB
1に接続されている。同様に、変圧器端子A3お
よびC3は、それぞれ加熱領域3中の電極A3お
よびC3に接続され、変圧器端子C2およびB2
は、それぞれ加熱領域2中の電極C2およびB2
接続されている。 変圧器T2の出力端子A4およびB4は、加熱
領域1中の電極A4およびB4にそれぞれ接続さ
れ、出力端子B5およびC5は、領域2中の電極
B5およびC5にそれぞれ接続され、そして、出
力端子A6およびC6は、電極A6およびC6に
それぞれ接続されている。 好ましい発熱通路は、加熱領域1中の電極グル
ープA1―B1およびA4―B4,加熱領域2中
の電極グループB5―C5およびB2―C2,な
らびに加熱領域3中の電極グループC3―A3お
よびC6―A6である。第1図の態様と同様に、
電極グループ間には、好ましくない加熱通路を形
成しうる電位差が生ずるが、この好ましくない加
熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、しかも
電流が流れるとしても小さいので、この好ましく
ない加熱通路には実質的に電流は流れないといえ
る。 図示のように、加熱領域1,2および3は、少
なくとも1個の他の領域とそれぞれ隣接してい
る。すなわち、加熱領域1は加熱領域2に、加熱
領域2は加熱領域3に隣り合つて設けられている
ため、第1図に関して述べたと同様の実際的考え
方により、加熱領域間の空隙部を最小にしたま
ま、端部「1」から端部「3」までの熔融窯の長
さ方向に電極発熱通路が形成されている。第1図
および第2図の態様の場合と同様に、物質の流動
は矢印の方向に与えられるが、この方向は本発明
の実施において必須ではない。 本発明の目的は、加熱通路の長さを増大すると
ともに、同時に、電極および加熱通路がない窯中
の範囲をできるだけ小さくすることにある。 加熱通路が対角線的に加熱領域を横切つている
第1図および第2図に具体的に示したように電極
間の加熱通路を増大することにより、電極間の抵
抗は増大し、各加熱領域ごとの単位電流当りの電
力は、増大する。 第1図および第2図中に示す3個の加熱領域の
加熱通路を通つて引いた線は、Z字状である(点
線で示される電極A1から電極B1,電極B2か
ら電極C2および電極C3から電極A3までの線
は、Zの文字を描き、また、電極A4から電極B
4,電極B5から電極C5および電極C6から電
極A6も、Zの文字を描いている)。したがつて、
各加熱領域中で、第1図および第2図中の電極の
加熱通路を通つて引いた線は、Xの文字に類似し
ている。第1図中の加熱領域1の電極A1および
電極B1ならびに電極B4および電極A4間に引
いた線は、第1図および第2図中の加熱領域2お
よび3中の電路間に引いた線と同様にX状であ
る。 同様に、2個の隣り合う加熱領域の各々の1個
の電極グループの電路間に引いた線は、V字状で
ある。すなわち、電極A1から電極B1に引いた
線と電極B2から電極C2に引いた線、2個の隣
接する加熱領域、加熱領域1および加熱領域2中
でV状をなしている。 変圧器は、同一相が隣り合う電極に、異なる相
が隣り合う電極の各々の対応する対向電極に印加
されるように隣り合う領域の隣り合う電極相互に
接続されている。図示のように、相ABは、加熱
領域1の電極グループA1,B1に接続されてお
り、相BCは、加熱領域2の電極グープB2,C
2に接続されている。隣り合う電極B2およびB
1は、同一相の極に接続される一方、電極A1お
よびC2は、相AおよびCにそれぞれ接続されて
いる。このパターンは、第1図の加熱通路B2―
C2とA3―C3,加熱通路A4―B4とB5―
C5および加熱通路B5―C5とC6―A6と続
いている。 第3図では加熱通路は、長さ方向の両側にあ
り、個々の加熱通路は互いに交差しない。この配
置および位相関係により、端部「1」から端部
「3」までの熔融窯の床または底壁が、実質的に
加熱領域で充たされて、各加熱領域中に加熱通路
が形成され、各加熱領域は、他の加熱領域に対
し、隣り合う電極間で極めて小さい空隙部により
分離されることになる。 以上詳述したように、本発明によれば、熔融窯
内で複数の加熱領域を互に著しく近接させて配置
でき、かつ組合されていない電極間の電流を実質
的に零にできる。また、熔融窯内での加熱領域間
の間隔を広げなくて済むので、熱可塑性材料に供
給する熱量を増加できる。 また、各電極グループ間では、電極を共用しな
いように各電極グループの電極に電源が接続され
るので、特定の電極の寿命が短くなることを防止
できる。
熔融窯に関する。 熔融窯、とくにガラス熔融窯において、電極
が、別々の加熱領域中でグループをなして配置さ
れており、各電極グループの対向する電極同士
は、電極の個別の出力端子間に接続されている。 この電極グループは、一グループ中で2個の対
向電極で構成でき、各対向電極は各々3個の電
極、またはその他の形態で構成してもよい。米国
特許第3440321号明細書中に開示されている従来
技術においては、熔融窯内の2個のグループから
なる対向電極に電圧を印加するためにT型スコツ
ト結線を用いている。この特許明細書中に、各々
2個の電極グループからなる2個の加熱領域が示
されており、各隣り合う電極グループは、T型ス
コツト結線に接続されている。 この従来技術における問題は、米国特許第
3440321号明細書中に示されているような、隣り
合う電極グループが、異なる電極グループの電極
との間のクロスフアイヤーおよび好ましくない電
路の形成を防止するために物理的に大きく離隔さ
れねばならないことにある。したがつて、熔融窯
中の加熱領域の数を増加することは、問題が生
じ、電気炉に投入することができる熱量が限られ
ていた。 本発明によれば、対向する電極からなるグルー
プが、熔融窯の複数の加熱領域中に配置される。 これらの領域は、従来可能であつた距離よりも
さらに相互に接近して配置される。第1の加熱領
域には、相互間に加熱通路を形成するように対向
して設けられる第1電極及び第2電極を備えた第
1電極グループが設けられる。第1の加熱領域に
隣接する第2加熱領域には、相互に加熱通路を形
成するように対向して設けられる第1電極及び第
2電極を備えた第2電極グループが設けられる。
第2電極グループの第1電極は、第1電極グルー
プの第1電極に近接して位置している。そして、
電源により、該第1及び第2電極グループの第1
の電極の各々に同相が加えられ、両グループの第
1電極の各々に対向する各第2電極に異相が加え
られる。 電極は、T型スコツト結線により2相変圧器ま
たは3相変圧器の端子間に接続され、電流を、対
向する電極間の好ましい電路に実質的に限定する
ことができる。熔融窯は、ガラスまたは他の材料
をジユール効果による熱で熔融するために用いら
れる。本発明の原理にしたがつて電極を配置し、
かつ、これら電極を電源に接続することにより、
従来技術に比較して、所定の熔融窯の所定面積内
の加熱領域の数を増大することが可能となる。本
発明によれば、2個の別々の異なる加熱領域の隣
り合う電極グループ間の距離は、実際上極めて小
さな距離にすることができる。この距離は、電極
により許容される発熱量と最大の電流密度とを実
際的に考慮すると、限界がある。たとえば、隣り
合う電極間の中心間距離は、電極直径の5ないし
6倍程度としうる。76.2mm(3インチ)電極を一
つのグループ中に配置する場合、各グループの最
も近い、すなわち隣接する電極との中心間距離は
38.1ないし45.7cm(15ないし18インチ)程度とす
ることができる。 加熱通路を形成するように配置される対向電極
間距離を相当に長くすることにより極めて長い電
路の利点が得られる。たとえば、この距離は、約
3m程度とすることができる。 上述のように、本発明による構成において、隣
り合う電極グループ間には、好ましくない加熱通
路を形成しうる電位差が生ずるが、この好ましく
ない加熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、
しかも電流が流れるとしても小さいので、この好
ましくない加熱通路には実質的に電流は流れない
といえる。 つぎに、本発明の具体的実施態様を図にしたが
つて説明する。 第1図において、第1電極グループは、第1電
極B1および第2電極A1かなり、第2電極グル
ープは、第1電極B2および第2電極C2からな
る。 第2図において、第1電極グループは、第1電
極B1および第2電極A1からなり、第2電極グ
ループは、第1電極B2および第2電極A2から
なる。 第3図では、第1電極グループは、第1電極B
1および第2電極A1からなり、第2電極グルー
プは、第1電極B5および第2電極C5からな
る。 第1図に示す熔融窯の平面図において、加熱領
域1中に電極A1―B1およびA4―B4の電極
グループが置かれ、加熱領域2中に電極B5―C
5およびB2―C2の電極グループが置かれ、加
熱領域3中に電極C3―A3およびC6―A6の
電極グループが置かれている。 第1図、第2図および第3図に示した電極グル
ープは、少なくとも2本の電極を有するか、また
複数の電極を有する。すなわち、たとえば、電極
A1は、複数個の電極、たとえば長方形、正四角
形その他の適切な形に配置した4個の電極で構成
することもできる。 熔融窯の流動方向を矢印で示してあるが、これ
は、本発明において重要ではない。第1図中に示
す各電極に電圧を印加するための変圧器は、変圧
器T1およびT2である。変圧器T1およびT2
は、端子A,BおよびCを有する3相電源に接続
されている。変圧器の出力側に、出力端子A1,
B1,C2,B2,A3,C3,A4,B4,B
5,C5,A6およびC6が、対応する電極符号
により示すように各電極グループに接続されてい
る。 たとえば、変圧器T1の端子A1およびB1
は、電極グループA1―B1に接続され、電極A
1からB1への電路は、領域1を通つている。同
様に、変圧器T1の端子A3およびC3は、電極
グープA3―C3に接続されている。 第11図に示す3相方式を用いることにより、
好ましくない電流は、実質的にゼロになる。 好ましい加熱通路は、次のとおりである。 領域1 A1―B1、 A4―B4 領域2 B5―C5、 B2―C2 領域3 C3―A3、 A6―C6 この熔融窯は、「1」で示す領域1の外側端部
限界から「3」で示す領域3の外側限界までのほ
ぼ全体にわたつて電路で充たされている。加熱領
域間に存在するからの間隔部または空隙部は、わ
ずかである。 空隙部または空の間隔部とは、隣り合う電極グ
ループ間の間隔部、たとえば、電極B4および電
極B5、電極B1および電極B2、電極C2およ
び電極C3,ならびに電極C5および電極C6の
各間の間隔部である。望ましくない電路となるこ
のような間隙部は、電極の最大許容電流密度およ
び発熱を実際的に考慮すると、非常に小さくでき
る。たとえば、隣り合う電極間の中心距離を、電
極直径の5ないし6倍程度となしうる。この距離
は、本発明の限界を示すものでなく、熔融窯の設
計および電極位置の実際的な考え方の一例として
示す。これと同様の考え方は、共通の電源に並列
に接続された電極グループ中の電極間の距離にも
適用される。たとえば、電極B4が、単一の電源
に共通に接続され、かつ長方形配置関係に置かれ
る4個の電極を有する場合、電極間距離は、発熱
に対する同様な実際的考え方によつて上述のよう
に制限される。 電極グループ間には、好ましくない加熱通路を
形成しうる電位差が生ずるが、この好ましくない
加熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、しか
も電流が流れるとしても小さいので、この好まし
くない加熱通路には実質的に電流は流れないとい
える。 電極は、隣り合う電極間の電流が実質的にゼロ
となるように接続される。この点に関し、隣り合
う電極とは、電流B4および電極B5,電極B1
および電極B2、電極C2および電極C3,なら
びに電極C5および電極C6である。 第2図には、電極用の2相電源が示されてお
り、ここでは、スコツト型電気接続が用いられ、
各電極は、変圧器の端子に、対応する電極符号に
より示すように接続されている。 第2図の好ましい加熱通路は、加熱領域1中の
電極グループA1―B1および電極グループD1
―C1,加熱領域2中の電極グループD2―C2
および電極グループA2―B2ならびに加熱領域
3中の電極グループA3―B3および電極グルー
プC3―D3である。 第2図中に示すように、各加熱領域は、他の加
熱領域と近接している。即ち、加熱領域1は、加
熱領域2と、加熱領域2は、加熱領域3とそれぞ
れ隣り合い、端部「1」から端部「3」まで、熔
融窯の長さ方向に沿つて、複数の加熱領域は、第
1図に関して既に述べたような実際的な考え方か
ら空隙部によつて分けられている。 熔融窯中の物質の流動は、矢印の方向である。
しかしながら、窯中で、この矢印の方向へ物質を
送ることは本発明の実施において必ずしも必要で
はない。 この態様も、第1図の態様と同様、加熱領域同
士には、電流は流れない。 第1図に示す態様の変形態様を、第3図に示し
てあり、ここでは、第1図に示した変圧器を用い
ているが、変圧器と電極間の接続は、第3図の対
応する電極符号で示すようにされる。すなわち、
たとえば、加熱領域1中で、変圧器T1の出力端
子A1およびB1は、それぞれ電極A1およびB
1に接続されている。同様に、変圧器端子A3お
よびC3は、それぞれ加熱領域3中の電極A3お
よびC3に接続され、変圧器端子C2およびB2
は、それぞれ加熱領域2中の電極C2およびB2
接続されている。 変圧器T2の出力端子A4およびB4は、加熱
領域1中の電極A4およびB4にそれぞれ接続さ
れ、出力端子B5およびC5は、領域2中の電極
B5およびC5にそれぞれ接続され、そして、出
力端子A6およびC6は、電極A6およびC6に
それぞれ接続されている。 好ましい発熱通路は、加熱領域1中の電極グル
ープA1―B1およびA4―B4,加熱領域2中
の電極グループB5―C5およびB2―C2,な
らびに加熱領域3中の電極グループC3―A3お
よびC6―A6である。第1図の態様と同様に、
電極グループ間には、好ましくない加熱通路を形
成しうる電位差が生ずるが、この好ましくない加
熱通路に沿つた熔融材料は抵抗値が高く、しかも
電流が流れるとしても小さいので、この好ましく
ない加熱通路には実質的に電流は流れないといえ
る。 図示のように、加熱領域1,2および3は、少
なくとも1個の他の領域とそれぞれ隣接してい
る。すなわち、加熱領域1は加熱領域2に、加熱
領域2は加熱領域3に隣り合つて設けられている
ため、第1図に関して述べたと同様の実際的考え
方により、加熱領域間の空隙部を最小にしたま
ま、端部「1」から端部「3」までの熔融窯の長
さ方向に電極発熱通路が形成されている。第1図
および第2図の態様の場合と同様に、物質の流動
は矢印の方向に与えられるが、この方向は本発明
の実施において必須ではない。 本発明の目的は、加熱通路の長さを増大すると
ともに、同時に、電極および加熱通路がない窯中
の範囲をできるだけ小さくすることにある。 加熱通路が対角線的に加熱領域を横切つている
第1図および第2図に具体的に示したように電極
間の加熱通路を増大することにより、電極間の抵
抗は増大し、各加熱領域ごとの単位電流当りの電
力は、増大する。 第1図および第2図中に示す3個の加熱領域の
加熱通路を通つて引いた線は、Z字状である(点
線で示される電極A1から電極B1,電極B2か
ら電極C2および電極C3から電極A3までの線
は、Zの文字を描き、また、電極A4から電極B
4,電極B5から電極C5および電極C6から電
極A6も、Zの文字を描いている)。したがつて、
各加熱領域中で、第1図および第2図中の電極の
加熱通路を通つて引いた線は、Xの文字に類似し
ている。第1図中の加熱領域1の電極A1および
電極B1ならびに電極B4および電極A4間に引
いた線は、第1図および第2図中の加熱領域2お
よび3中の電路間に引いた線と同様にX状であ
る。 同様に、2個の隣り合う加熱領域の各々の1個
の電極グループの電路間に引いた線は、V字状で
ある。すなわち、電極A1から電極B1に引いた
線と電極B2から電極C2に引いた線、2個の隣
接する加熱領域、加熱領域1および加熱領域2中
でV状をなしている。 変圧器は、同一相が隣り合う電極に、異なる相
が隣り合う電極の各々の対応する対向電極に印加
されるように隣り合う領域の隣り合う電極相互に
接続されている。図示のように、相ABは、加熱
領域1の電極グループA1,B1に接続されてお
り、相BCは、加熱領域2の電極グープB2,C
2に接続されている。隣り合う電極B2およびB
1は、同一相の極に接続される一方、電極A1お
よびC2は、相AおよびCにそれぞれ接続されて
いる。このパターンは、第1図の加熱通路B2―
C2とA3―C3,加熱通路A4―B4とB5―
C5および加熱通路B5―C5とC6―A6と続
いている。 第3図では加熱通路は、長さ方向の両側にあ
り、個々の加熱通路は互いに交差しない。この配
置および位相関係により、端部「1」から端部
「3」までの熔融窯の床または底壁が、実質的に
加熱領域で充たされて、各加熱領域中に加熱通路
が形成され、各加熱領域は、他の加熱領域に対
し、隣り合う電極間で極めて小さい空隙部により
分離されることになる。 以上詳述したように、本発明によれば、熔融窯
内で複数の加熱領域を互に著しく近接させて配置
でき、かつ組合されていない電極間の電流を実質
的に零にできる。また、熔融窯内での加熱領域間
の間隔を広げなくて済むので、熱可塑性材料に供
給する熱量を増加できる。 また、各電極グループ間では、電極を共用しな
いように各電極グループの電極に電源が接続され
るので、特定の電極の寿命が短くなることを防止
できる。
第1図は本発明の一実施態様を示す3相電源を
有する熔融窯の領域と電極の配置関係の概略説明
図、第2図は本発明の別の実施態様を示す2相電
源を有する熔融窯の領域と電極の配置関係を示す
概略説明図、および第3図は第1図と同様である
が修正形態を示す概略説明図である。 A1―A6,B1―B6,C1―C6,D1―
D3……電極グループ、T1,T2……変圧器、
「1」,「3」……端部。
有する熔融窯の領域と電極の配置関係の概略説明
図、第2図は本発明の別の実施態様を示す2相電
源を有する熔融窯の領域と電極の配置関係を示す
概略説明図、および第3図は第1図と同様である
が修正形態を示す概略説明図である。 A1―A6,B1―B6,C1―C6,D1―
D3……電極グループ、T1,T2……変圧器、
「1」,「3」……端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性材料を入れる容器と、該容器中に置
かれ相互間に加熱通路を形成するように対向して
設けられる第1電極及び第2電極を備えた第1電
極グループと、該容器中に置かれた相互に加熱通
路を形成するように対向して設けられる第1電極
及び第2電極を備えた第2電極グループであつて
該第2電極グループの第1電極は該第1電極グル
ープの第1電極に近接して位置するものと、電源
とからなり、 該電源は、該第1及び第2電極グループの第1
電極の各々に同相が加えられ、両グループの第1
電極の各々に対応する各第2電極に異相が加えら
れ、かつ各電極グループ間では、電極を共用しな
いように各電極グループの第1及び第2電極と接
続されることを特徴とする熱可塑材料の加熱熔融
窯。 2 前記電源は、三相電源である特許請求の範囲
第1項に記載の熔融窯。 3 前記第1電極グループの前記第1および第2
の電極間、ならびに前記第2電極グループの前記
第1および第2の電極間の距離は、前記第1電極
グループの前記第1電極と前記第2電極グループ
の前記第1電極間の距離よりも大である特許請求
の範囲第1項に記載の熔融窯。 4 前記第1電極グループの前記第1および第2
の電極、ならびに前記第2電極グループの前記第
1および第2の電極は、それぞれ複数の電極を有
する特許請求の範囲第1項記載の熔融窯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11331480A JPS5738327A (en) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | Heating melting oven for thermoplastic material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11331480A JPS5738327A (en) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | Heating melting oven for thermoplastic material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738327A JPS5738327A (en) | 1982-03-03 |
| JPH0228524B2 true JPH0228524B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=14609085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11331480A Granted JPS5738327A (en) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | Heating melting oven for thermoplastic material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5738327A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1524517A (en) * | 1974-09-06 | 1978-09-13 | Elemelt Ltd | Methods of and furnaces for melting glass |
| CS179579B1 (en) * | 1974-12-20 | 1977-11-30 | Vaclav Suesser | Electric furnace for glass melting |
| US3967046A (en) * | 1975-02-18 | 1976-06-29 | Owens-Corning Fiberglas Corporation | Apparatus and method for increasing furnace life in an electric furnace for thermoplastic materials |
| JPS5934657B2 (ja) * | 1977-04-07 | 1984-08-23 | 旭硝子株式会社 | ガラスの電気熔融炉 |
-
1980
- 1980-08-18 JP JP11331480A patent/JPS5738327A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5738327A (en) | 1982-03-03 |
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