JPH02286431A - 車両の駆動力配分制御装置 - Google Patents
車両の駆動力配分制御装置Info
- Publication number
- JPH02286431A JPH02286431A JP10705889A JP10705889A JPH02286431A JP H02286431 A JPH02286431 A JP H02286431A JP 10705889 A JP10705889 A JP 10705889A JP 10705889 A JP10705889 A JP 10705889A JP H02286431 A JPH02286431 A JP H02286431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- oil
- pump
- vehicle
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は車両の駆動力配分制御装置に係り、特に、1
の駆動車輪への動力伝達系に油圧タラッチを介設し、こ
の油圧クラッチの伝達トルクを変えて当該駆動車輪と他
の駆動車輪との駆動力配分比を制御する駆動力配分制御
装置に関する。
の駆動車輪への動力伝達系に油圧タラッチを介設し、こ
の油圧クラッチの伝達トルクを変えて当該駆動車輪と他
の駆動車輪との駆動力配分比を制御する駆動力配分制御
装置に関する。
(従来の技術)
近年車両にあっては、駆動車輪の駆動力配分比を車両の
状態に応じ制御して走行性能の向上が図られる。
状態に応じ制御して走行性能の向上が図られる。
この種の車両は、左右の駆動車輪間に駆動力配分制御装
置を設けて左右の駆動車輪の駆動力配分を、また、前輪
と後輪との双方を駆動する前後駆動□車では前後輪間に
駆動力配分制御装置を設けて前後輪の駆動力配分を変え
る。
置を設けて左右の駆動車輪の駆動力配分を、また、前輪
と後輪との双方を駆動する前後駆動□車では前後輪間に
駆動力配分制御装置を設けて前後輪の駆動力配分を変え
る。
上述のような車両の駆動力配分制御装置は、本出願人が
先に提出した特願昭63−7845号明m書に記載され
ているように、後輪の終減速機構に左右の後輪との間で
それぞれ伝達容量可変型の油圧多板クラッチを設け、こ
れら油圧多板クラッチの伝達トルクを車両の状態に応じ
変えて前後輪の駆動力配分と左右の後輪の差動とを制御
する。
先に提出した特願昭63−7845号明m書に記載され
ているように、後輪の終減速機構に左右の後輪との間で
それぞれ伝達容量可変型の油圧多板クラッチを設け、こ
れら油圧多板クラッチの伝達トルクを車両の状態に応じ
変えて前後輪の駆動力配分と左右の後輪の差動とを制御
する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述した先願にかかる駆動力配分制御装
置にあっては、油圧多板クラッチの伝達トルクを変えて
駆動力配分と差動とを制御するため、その制御応答性も
作動油の粘度の影響を受け、寒冷地でのエンジン始動直
後等の作動油の低温時において制御応答性が低いという
欠点があった。
置にあっては、油圧多板クラッチの伝達トルクを変えて
駆動力配分と差動とを制御するため、その制御応答性も
作動油の粘度の影響を受け、寒冷地でのエンジン始動直
後等の作動油の低温時において制御応答性が低いという
欠点があった。
この発明は、上記欠点に鑑みてなされたもので、エンジ
ン始動後に作動油の温度を速やかに上昇させることがで
きる駆動力配分制御装置を提供し、エンジン始動直後の
制御応答性の向上を図ることを目的とする。
ン始動後に作動油の温度を速やかに上昇させることがで
きる駆動力配分制御装置を提供し、エンジン始動直後の
制御応答性の向上を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明は、エンジンに連結された複数の駆動車輪を備
え、少なくとも1つの駆動車輪とエンジンとの間に供給
される油圧に応じて伝達トルクが変化する油圧クラッチ
を介設するとともに、リザーバタンク内の作動油を加圧
して吐出するオイルポンプを設け、該オイルポンプが吐
出する作動油を調圧して前記油圧クラッチに導く車両の
駆動力配分制御装置において、前記作動油の温度を検知
する油温検知手段と、車速を検出する車速検知手段と、
前記ポンプと前記油圧クラッチとの間の油圧系に介設さ
れ、車速検知手段および前記油温検知手段の出力信号に
基づき車速が所定車速以下でかつ作動油の温度が所定温
度以下の場合に前記ポンプが吐出する作動油を前記リザ
ーバタンクに還流する油温上昇手段と、有することを特
徴とする車両の駆動力配分制御装置ことが要旨である。
え、少なくとも1つの駆動車輪とエンジンとの間に供給
される油圧に応じて伝達トルクが変化する油圧クラッチ
を介設するとともに、リザーバタンク内の作動油を加圧
して吐出するオイルポンプを設け、該オイルポンプが吐
出する作動油を調圧して前記油圧クラッチに導く車両の
駆動力配分制御装置において、前記作動油の温度を検知
する油温検知手段と、車速を検出する車速検知手段と、
前記ポンプと前記油圧クラッチとの間の油圧系に介設さ
れ、車速検知手段および前記油温検知手段の出力信号に
基づき車速が所定車速以下でかつ作動油の温度が所定温
度以下の場合に前記ポンプが吐出する作動油を前記リザ
ーバタンクに還流する油温上昇手段と、有することを特
徴とする車両の駆動力配分制御装置ことが要旨である。
(作用)
この発明にかかる車両の駆動力配分制御装置によれば、
作動油が低温でかつ車速が所定車速以下であれば、作動
油は油温上昇手段によりポンプとリザーバタンクとの間
で循環して温度が上昇する。このため、寒冷地でのエン
ジン始動直後においても、作動油の温度を速やかに上昇
させることができ、高い制御応答性を得られる。
作動油が低温でかつ車速が所定車速以下であれば、作動
油は油温上昇手段によりポンプとリザーバタンクとの間
で循環して温度が上昇する。このため、寒冷地でのエン
ジン始動直後においても、作動油の温度を速やかに上昇
させることができ、高い制御応答性を得られる。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第3図はこの発明の一実施例を表し、第1図
が車両の動力伝達系の骨組図、第2図が主要部分の断面
図、第3図が油圧回路図である。
が車両の動力伝達系の骨組図、第2図が主要部分の断面
図、第3図が油圧回路図である。
第1図において、11はエンジン、12はエンジン11
と一体に組み付けられたトランスミッションであり、ト
ランスミッション12は出力軸がフロントディファレン
シャル13に連結されている。フロントディファレンシ
ャル13は左右の前輪14FL、 14FRおよび方
向変換用のギア機構15がプロペラシャフト16を介し
リアディファレンシャル17に連結されている。
と一体に組み付けられたトランスミッションであり、ト
ランスミッション12は出力軸がフロントディファレン
シャル13に連結されている。フロントディファレンシ
ャル13は左右の前輪14FL、 14FRおよび方
向変換用のギア機構15がプロペラシャフト16を介し
リアディファレンシャル17に連結されている。
リアディファレンシャル17は、第2図に詳示するよう
に、ハウジング18の前部に人力軸19が、ハウジング
18の左右両側部にそれぞれ出力軸2OL、20Rが回
転自在に支持され、ハウジング18の内部に変速機構2
・1と伝達容量可変型の2つの油圧多板クラッチ22L
、22Rが収容されている。人力軸19は、前端部がプ
ロベラシャフト16にジヨイント等を介して連結され、
後端部に傘歯車19aが固設されている。出力軸20L
、20Rはそれぞれ、上述の油圧多板クラッチ22L、
22Rを介して変速機構21に連結され、車幅方向外方
の端部がアクスル等を介して左右の後輪23RL、23
RRに連結されている。
に、ハウジング18の前部に人力軸19が、ハウジング
18の左右両側部にそれぞれ出力軸2OL、20Rが回
転自在に支持され、ハウジング18の内部に変速機構2
・1と伝達容量可変型の2つの油圧多板クラッチ22L
、22Rが収容されている。人力軸19は、前端部がプ
ロベラシャフト16にジヨイント等を介して連結され、
後端部に傘歯車19aが固設されている。出力軸20L
、20Rはそれぞれ、上述の油圧多板クラッチ22L、
22Rを介して変速機構21に連結され、車幅方向外方
の端部がアクスル等を介して左右の後輪23RL、23
RRに連結されている。
変速機構21は、ケース24がハウジング18内に回転
自在に収容され、ケース24の外周壁に入力軸19の傘
歯車19aと噛合した傘歯車24aが固設されてケース
24がフロントディファレンシャル13およびエンジン
1里と動力伝達可能に連結されている。このケース24
には、主軸25が車幅方向に貫通して回転自在に支持さ
れ、内部に主軸25の廻りに2組の遊星歯車組26H,
28Lが配置されている。遊星歯車組26H,26Lは
、それぞれ、ケース24の内壁に固設されたリングギア
27H,27Lと、主軸25に回転自在に設けられたサ
ンギア28H128Lと、これらリングギア27H,2
7Lとサンギア28H,28Lとに噛合した複数のプラ
ネタリギア29H,29Lとを備え、これら遊星歯車組
26H,26Lのプラネタリギア29H129Lがそれ
ぞれ断面略筒状のキャリア3oに一体に支持されている
。これら遊星歯車[28)(。
自在に収容され、ケース24の外周壁に入力軸19の傘
歯車19aと噛合した傘歯車24aが固設されてケース
24がフロントディファレンシャル13およびエンジン
1里と動力伝達可能に連結されている。このケース24
には、主軸25が車幅方向に貫通して回転自在に支持さ
れ、内部に主軸25の廻りに2組の遊星歯車組26H,
28Lが配置されている。遊星歯車組26H,26Lは
、それぞれ、ケース24の内壁に固設されたリングギア
27H,27Lと、主軸25に回転自在に設けられたサ
ンギア28H128Lと、これらリングギア27H,2
7Lとサンギア28H,28Lとに噛合した複数のプラ
ネタリギア29H,29Lとを備え、これら遊星歯車組
26H,26Lのプラネタリギア29H129Lがそれ
ぞれ断面略筒状のキャリア3oに一体に支持されている
。これら遊星歯車[28)(。
26Lは、サンギア28Hが拘束用クラッチ31Hを介
してハウジング18に係合し、同様に、サンギア28L
が拘束クラッチ31Lを介してハウジング18に係合し
、キャリア3oが内周中央部を主軸25とスプライン等
で一体回転可能に結合されている。後に詳述するように
、左方の遊星歯車組26Hはサンギア2BHの固定でリ
ングギア27Hとキャリア30とをリングギア27Hか
らキャリア30に伝達する動力が増速される変速比で連
結し、右方の遊星歯車組26Lはサンギア28Lの固定
でリングギア27Lとキャリア30とを前輪14FL、
14FRと後輪23 RL。
してハウジング18に係合し、同様に、サンギア28L
が拘束クラッチ31Lを介してハウジング18に係合し
、キャリア3oが内周中央部を主軸25とスプライン等
で一体回転可能に結合されている。後に詳述するように
、左方の遊星歯車組26Hはサンギア2BHの固定でリ
ングギア27Hとキャリア30とをリングギア27Hか
らキャリア30に伝達する動力が増速される変速比で連
結し、右方の遊星歯車組26Lはサンギア28Lの固定
でリングギア27Lとキャリア30とを前輪14FL、
14FRと後輪23 RL。
23RRとの回転速度が略等しくなる変速比で連結すな
わち略直結(以下、直結と称す)する。
わち略直結(以下、直結と称す)する。
左方の拘束クラッチ31)1はサンギア28Hとハウジ
ング18との間にワンウェイクラッチ32Hと油圧クラ
ッチ33Hとを直列に介設して構成される。ワンウェイ
クラッチ32Hは、サンギア28Hに固設された筒部材
34Hと油圧クラッチ33Hのスリーブ35Hとの間に
介設され、筒部材34Hとスリーブ35Hとの一方向の
相対回転のみを許容する。後に詳述するが、このワンウ
ェイクラッチ32Hは、リングギア27Hからキャリア
30にトルクが伝達される場合換言すれば後輪23RL
、23RRへ動力が入力する場合に筒部材34Hとスリ
ーブ35Hとを固定してスリーブ35Hとリングギア2
7Hとの相対回転を禁止する。油圧クラッチ33)1は
、ハウジング18に一体形成されたドラム36H内周面
にスプライン等で支持された複数のプレート37Hとス
リーブ35H外周部にスプライン等で支持された複数の
プレート38Hとを軸方向交互に摩擦接触可能に配置し
、ドラム36Hに形成されたシリンダ孔39Hにピスト
ン40Hを摺動可能に嵌入して構成されている。ピスト
ン40Hは、シリンダ孔39Hに後述する油圧回路41
と連絡された油室39H(シリンダ孔と同一符号を付す
)を画成し、この油室39H内の油圧に応じた押圧力で
プレート37H,38Hを押圧する。この油圧クラッチ
33Hは、プレート37H,38Hがピストン40Hに
より押圧されて油室39H内の油圧に応じた力でスリー
ブ35)1をハウジング18に拘束する。 また、右方
の拘束クラッチ31Lはサンギア28Lの右端外周部と
ハウジング18との間でワンウェイクラッチ32Lと油
圧クラッチ33Lとを並列に介設して構成されている。
ング18との間にワンウェイクラッチ32Hと油圧クラ
ッチ33Hとを直列に介設して構成される。ワンウェイ
クラッチ32Hは、サンギア28Hに固設された筒部材
34Hと油圧クラッチ33Hのスリーブ35Hとの間に
介設され、筒部材34Hとスリーブ35Hとの一方向の
相対回転のみを許容する。後に詳述するが、このワンウ
ェイクラッチ32Hは、リングギア27Hからキャリア
30にトルクが伝達される場合換言すれば後輪23RL
、23RRへ動力が入力する場合に筒部材34Hとスリ
ーブ35Hとを固定してスリーブ35Hとリングギア2
7Hとの相対回転を禁止する。油圧クラッチ33)1は
、ハウジング18に一体形成されたドラム36H内周面
にスプライン等で支持された複数のプレート37Hとス
リーブ35H外周部にスプライン等で支持された複数の
プレート38Hとを軸方向交互に摩擦接触可能に配置し
、ドラム36Hに形成されたシリンダ孔39Hにピスト
ン40Hを摺動可能に嵌入して構成されている。ピスト
ン40Hは、シリンダ孔39Hに後述する油圧回路41
と連絡された油室39H(シリンダ孔と同一符号を付す
)を画成し、この油室39H内の油圧に応じた押圧力で
プレート37H,38Hを押圧する。この油圧クラッチ
33Hは、プレート37H,38Hがピストン40Hに
より押圧されて油室39H内の油圧に応じた力でスリー
ブ35)1をハウジング18に拘束する。 また、右方
の拘束クラッチ31Lはサンギア28Lの右端外周部と
ハウジング18との間でワンウェイクラッチ32Lと油
圧クラッチ33Lとを並列に介設して構成されている。
ワンウェイクラッチ32Lは上述した左方の拘束クラッ
チ31Hのワンウェイクラッチ32Hと同様に、サンギ
ア28Lの右端外周に固設されたスリーブ35Lとハウ
ジング18内壁に固着された筒部材34Lとの間に介設
され、サンギア28Lと筒部材34Lとの一方向の相対
回転を禁止する。
チ31Hのワンウェイクラッチ32Hと同様に、サンギ
ア28Lの右端外周に固設されたスリーブ35Lとハウ
ジング18内壁に固着された筒部材34Lとの間に介設
され、サンギア28Lと筒部材34Lとの一方向の相対
回転を禁止する。
このワンウェイクラッチ32Lも、後輪23 RL。
23RRへ駆動力が伝達される場合にサンギア28Lを
ハウジング18に固定してサンギア28Lの回転を阻止
する。油圧クラッチ33Lは、ハウジング18に一体形
成されたドラム36Lにスプライン等で結合した複数の
プレート37Lとスリーブ35Lにスプライン等で結合
した複数のプレート38Lとを軸方向交互に摩擦接触可
能に配置し、これらプレート37L、38Lを押圧する
ピストン40Lをドラム36Lに形成されたシリンダ孔
39L内に摺動自在に嵌入して構成されている。このピ
ストン40Lも、シリンダ孔39L内に後述する油圧回
路41と連絡された油室39L(シリンダ孔と同一符号
を付す)を画成し、この油室39L内の油圧に応じた力
でプレート37L、38Lを押圧する。この油圧クラッ
チ33Lは、プレート37L、38Lがピストン40L
により押圧されて締結し、油室39L内の油圧に応じた
力でサンギア28Lをハウジング18に拘束する。
ハウジング18に固定してサンギア28Lの回転を阻止
する。油圧クラッチ33Lは、ハウジング18に一体形
成されたドラム36Lにスプライン等で結合した複数の
プレート37Lとスリーブ35Lにスプライン等で結合
した複数のプレート38Lとを軸方向交互に摩擦接触可
能に配置し、これらプレート37L、38Lを押圧する
ピストン40Lをドラム36Lに形成されたシリンダ孔
39L内に摺動自在に嵌入して構成されている。このピ
ストン40Lも、シリンダ孔39L内に後述する油圧回
路41と連絡された油室39L(シリンダ孔と同一符号
を付す)を画成し、この油室39L内の油圧に応じた力
でプレート37L、38Lを押圧する。この油圧クラッ
チ33Lは、プレート37L、38Lがピストン40L
により押圧されて締結し、油室39L内の油圧に応じた
力でサンギア28Lをハウジング18に拘束する。
左方の油圧多板クラッチ22Lは、主軸25の左端部に
ドラム42Lが、出力軸20Lにスリーブ43Lが固設
され、ドラム42L内周にスプライン等で設けられたプ
レート44Lとスリーブ43L外周にスプライン等で設
けられたプレート45Lとが軸方向交互に摩擦接触可能
に配置され、これらプレート44L、45Lに押圧部材
46Lを介してピストン47Lがプレート44L、45
Lを押圧可能に係合している。押圧部材46Lとスリー
ブ43Lとの間にはリターンスプリング48Lが縮装さ
れ、リターンスプリング48Lは押圧部材46Lをプレ
ート44L。
ドラム42Lが、出力軸20Lにスリーブ43Lが固設
され、ドラム42L内周にスプライン等で設けられたプ
レート44Lとスリーブ43L外周にスプライン等で設
けられたプレート45Lとが軸方向交互に摩擦接触可能
に配置され、これらプレート44L、45Lに押圧部材
46Lを介してピストン47Lがプレート44L、45
Lを押圧可能に係合している。押圧部材46Lとスリー
ブ43Lとの間にはリターンスプリング48Lが縮装さ
れ、リターンスプリング48Lは押圧部材46Lをプレ
ート44L。
45Lが離間する方向に付勢している。ピストン47L
は、ハウジング18に形成されたシリンダ孔49Lに摺
動自在に嵌入してシリンダ孔49L(シリンダ孔と同一
符号を付す)を画成し、この油室49L内の油圧に応じ
た力でプレート44L、45Lを押圧する。この油圧多
板クラッチ22Lは油室49Lが油圧回路41と連絡さ
れて該油圧回路41から油圧を導入され、油室49L内
の油圧に応じた締結力で主軸25と出力軸20Lとを連
結する。また、右方の油圧多板クラッチ22Rは、左方
の油圧多板クラッチ22Lと同一の構成であり、同一の
部分について添字Rを付して区別して説明を省略する。
は、ハウジング18に形成されたシリンダ孔49Lに摺
動自在に嵌入してシリンダ孔49L(シリンダ孔と同一
符号を付す)を画成し、この油室49L内の油圧に応じ
た力でプレート44L、45Lを押圧する。この油圧多
板クラッチ22Lは油室49Lが油圧回路41と連絡さ
れて該油圧回路41から油圧を導入され、油室49L内
の油圧に応じた締結力で主軸25と出力軸20Lとを連
結する。また、右方の油圧多板クラッチ22Rは、左方
の油圧多板クラッチ22Lと同一の構成であり、同一の
部分について添字Rを付して区別して説明を省略する。
この油圧多板クラッチ22Rも、油室49L内に油圧回
路41から油圧が導入され、この油室この油室49R内
の油圧に応じた締結力で主軸25と出力軸20Rとを結
合する。
路41から油圧が導入され、この油室この油室49R内
の油圧に応じた締結力で主軸25と出力軸20Rとを結
合する。
油圧回路41は、第3図に示すように、ポンプ51、ア
ンロードバルブ52、フェイルセイフバルブ53.3つ
の圧力制御弁54.55L、55Rおよびシフトバルブ
56を有し、ポンプ5!が吐出する圧油をアンロードバ
ルブ52およびフェイルセイフバルブ53を介し圧力制
御弁55L。
ンロードバルブ52、フェイルセイフバルブ53.3つ
の圧力制御弁54.55L、55Rおよびシフトバルブ
56を有し、ポンプ5!が吐出する圧油をアンロードバ
ルブ52およびフェイルセイフバルブ53を介し圧力制
御弁55L。
55Rでそれぞれ調圧して左右の油圧多板クラッチ22
L、22Rの油室49L、49Rに導き、また同様に、
圧力制御弁54で調圧してシフトバルブ56により左右
の油圧クラッチ33H233Lの油室39H,39Lに
択一的に油圧を供給する。ポンプ51は、周知のベーン
ポンプ等から成りエンジン11のクランク軸で直接にあ
るいは千−夕等で駆動され、リザーバタンク57内の油
を加圧して吐出する。アンロードバルブ52は、ポンプ
51の吐出圧に応答し、ポンプ51の吐出圧が所定圧力
を超える場合に圧油をリザーバタンク57に環流する。
L、22Rの油室49L、49Rに導き、また同様に、
圧力制御弁54で調圧してシフトバルブ56により左右
の油圧クラッチ33H233Lの油室39H,39Lに
択一的に油圧を供給する。ポンプ51は、周知のベーン
ポンプ等から成りエンジン11のクランク軸で直接にあ
るいは千−夕等で駆動され、リザーバタンク57内の油
を加圧して吐出する。アンロードバルブ52は、ポンプ
51の吐出圧に応答し、ポンプ51の吐出圧が所定圧力
を超える場合に圧油をリザーバタンク57に環流する。
フェイルセイフバルブ53は、ハウジング58内にスプ
ール59が摺動自在に収容され、ハウジング58の一側
にスプール59との間でスプール59を一方向に付勢す
るリターンスプリング6゜が縮装され、ハウジング58
の他側部に図示しないコントローラと結線されたソレノ
イドが固設されている。ハウジング58にはインレット
ボート85.2つのドレンボート86a、89bおよび
アウトレットボート8フが形成され、インレットボート
85がアンロードバルブ52に、ドレンボート88a、
89bがリザーバタンク57に、アウトレットボート8
7が3つの圧力制御弁・54.55L、55Rに並列に
連絡されている。
ール59が摺動自在に収容され、ハウジング58の一側
にスプール59との間でスプール59を一方向に付勢す
るリターンスプリング6゜が縮装され、ハウジング58
の他側部に図示しないコントローラと結線されたソレノ
イドが固設されている。ハウジング58にはインレット
ボート85.2つのドレンボート86a、89bおよび
アウトレットボート8フが形成され、インレットボート
85がアンロードバルブ52に、ドレンボート88a、
89bがリザーバタンク57に、アウトレットボート8
7が3つの圧力制御弁・54.55L、55Rに並列に
連絡されている。
スプール59は、各ボート85,86.87と対応した
位置に2つの条溝88,89が形成され、図中下半部に
示す位置(1)で条溝89によりアウトレットボート8
7をインレットボート85に、また、図中上手部に示す
位置(If )で条溝88によりアウトレットボート8
7、およびインレットボート85をそれぞれドレンボー
ト86a、86bに連通する。
位置に2つの条溝88,89が形成され、図中下半部に
示す位置(1)で条溝89によりアウトレットボート8
7をインレットボート85に、また、図中上手部に示す
位置(If )で条溝88によりアウトレットボート8
7、およびインレットボート85をそれぞれドレンボー
ト86a、86bに連通する。
このフェイルセイフバルブ53は、後述するように、車
両の通常走行時等にソレノイド61が通電されてスプー
ル59が上記位置(りに、また、油圧回路41に異常が
生じた時、車両が停止して作動油が低温の時およびエン
ジン11の停止時等にソレノイド61の通電が停止され
てスプール59が上記位置(II)に位置する。なお、
図中明示されないが、このフェイルセイフバルブ53は
ポンプすなわちアンロードバルブ52に近接した位置で
別体にあるいはアンロードバルブ52と一体に設けられ
ている。
両の通常走行時等にソレノイド61が通電されてスプー
ル59が上記位置(りに、また、油圧回路41に異常が
生じた時、車両が停止して作動油が低温の時およびエン
ジン11の停止時等にソレノイド61の通電が停止され
てスプール59が上記位置(II)に位置する。なお、
図中明示されないが、このフェイルセイフバルブ53は
ポンプすなわちアンロードバルブ52に近接した位置で
別体にあるいはアンロードバルブ52と一体に設けられ
ている。
また、上述した各油圧多板クラッチ22R122Lおよ
び油圧クラッチ33Hには、それぞれ油室39H,49
L、49R内の油圧を検出する圧力センサ90L、90
R,91が設けられ、さらに、ポンプ51の吐出ボート
の近傍に油温センサ92が設けられ、これら圧力センサ
90L。
び油圧クラッチ33Hには、それぞれ油室39H,49
L、49R内の油圧を検出する圧力センサ90L、90
R,91が設けられ、さらに、ポンプ51の吐出ボート
の近傍に油温センサ92が設けられ、これら圧力センサ
90L。
90R,91および油温セン92がコントローラに結線
されている。これら圧力センサ90L。
されている。これら圧力センサ90L。
90R,91はそれぞれ油室39H,49L。
49Rの油圧を検出して油圧を表す検知信号をコントロ
ーラに出力し、油温センサ92は作動油の温度(油温)
を表す検知信号をコントローラに出力する。図示しない
が、コントローラはマイクロコンピュータを有し、上述
の各センサ90L。
ーラに出力し、油温センサ92は作動油の温度(油温)
を表す検知信号をコントローラに出力する。図示しない
が、コントローラはマイクロコンピュータを有し、上述
の各センサ90L。
90R,91,92とともに車速を検出する車速センサ
および車両の旋回等の状態を検出するセンサ等の各種の
センサが接続され、また、前述したフェイルセイフバル
ブ53のソレノイド61、各圧力制御弁54,55L、
55Rのソレノイド66およびシフトバルブ56のソレ
ノイド76が接続されている。このコントローラは車両
の状態を検出するセンサの出力信号に基づき各油室39
H,49L、49Rへ供給すべき油圧(目標油圧)およ
びシフトバルブ56の切換位置を決定し、これら目標油
圧および目標切換位置と各センサ9OL、90R,91
,92の検知信号に基づき各圧力制御弁54.55L、
55Rのソレノイド66とシフトバルブ56のソレノイ
ド76を通電して前後輪の駆動力配分比と左右の後輪2
3RL、23RRの差動とを帰還制御し、また、各油室
39H,49L、49Rの油圧と目標油圧との差が所定
値を超えると異常発生と判定してフェイルセイフバルブ
53のソレノイド60への通電を停止し、さらに、車速
センサおよび油温センサ92の検知信号に基づき車速が
所定車速以下で油温が所定温度以下の場合にフェイルセ
イフバルブ53のソレノイド60への通電を停止する。
および車両の旋回等の状態を検出するセンサ等の各種の
センサが接続され、また、前述したフェイルセイフバル
ブ53のソレノイド61、各圧力制御弁54,55L、
55Rのソレノイド66およびシフトバルブ56のソレ
ノイド76が接続されている。このコントローラは車両
の状態を検出するセンサの出力信号に基づき各油室39
H,49L、49Rへ供給すべき油圧(目標油圧)およ
びシフトバルブ56の切換位置を決定し、これら目標油
圧および目標切換位置と各センサ9OL、90R,91
,92の検知信号に基づき各圧力制御弁54.55L、
55Rのソレノイド66とシフトバルブ56のソレノイ
ド76を通電して前後輪の駆動力配分比と左右の後輪2
3RL、23RRの差動とを帰還制御し、また、各油室
39H,49L、49Rの油圧と目標油圧との差が所定
値を超えると異常発生と判定してフェイルセイフバルブ
53のソレノイド60への通電を停止し、さらに、車速
センサおよび油温センサ92の検知信号に基づき車速が
所定車速以下で油温が所定温度以下の場合にフェイルセ
イフバルブ53のソレノイド60への通電を停止する。
なお、上述の圧力センサ90L、90R,91は各制御
弁55L、55Rのアウトレットボート68の油圧及び
シフトバルブ56アウトレツトボート78Hの油圧を直
接に検出するように構成することも可能であり、また、
油温センサ92はポンプ51の近傍に限らず回路中の任
意の位置に設けることができる。
弁55L、55Rのアウトレットボート68の油圧及び
シフトバルブ56アウトレツトボート78Hの油圧を直
接に検出するように構成することも可能であり、また、
油温センサ92はポンプ51の近傍に限らず回路中の任
意の位置に設けることができる。
次に、この実施例の作用を説明する。
このような駆動力配分制御装置は、左右の油圧多板クラ
ッチ22L、22Rの締結力を一体に変えて前輪14F
L、 14FRと後輪23RL、23RRとの駆動力
配分比を制御し、また、左右の油圧多板クラッチ22L
、22Hの締結力の比率を変えて左右の後輪23RL、
23RRの駆動力配分比の調節すなわち差動制限を行い
、さらに、変速機構21により後輪2311L、231
(Rへの伝達動力を変速する。この変速機構21は、左
方の油圧クラッチ33Hが締結すると後輪23RL、2
3RRへ動力が入力していることを条件として油圧クラ
ッチ33)(およびワンウェイクラッチ32Hによりサ
ンギア28Hが固定されて遊星歯車組26Hにより後輪
23RL、23RRを後輪23RL、23RRへの伝達
動力が増速される変速比で前輪14FL。
ッチ22L、22Rの締結力を一体に変えて前輪14F
L、 14FRと後輪23RL、23RRとの駆動力
配分比を制御し、また、左右の油圧多板クラッチ22L
、22Hの締結力の比率を変えて左右の後輪23RL、
23RRの駆動力配分比の調節すなわち差動制限を行い
、さらに、変速機構21により後輪2311L、231
(Rへの伝達動力を変速する。この変速機構21は、左
方の油圧クラッチ33Hが締結すると後輪23RL、2
3RRへ動力が入力していることを条件として油圧クラ
ッチ33)(およびワンウェイクラッチ32Hによりサ
ンギア28Hが固定されて遊星歯車組26Hにより後輪
23RL、23RRを後輪23RL、23RRへの伝達
動力が増速される変速比で前輪14FL。
14FRと連結し、右方の油圧クラッチ33Lが締結(
ON)すると油圧クラッチ33Lでサンギア28Lが固
定されて遊星歯車26Lにより後輪23RL、23RR
を前輪14FL、 14FRと直結し、油圧クラッチ
33H,33Lがともに釈放(OFF)されると後輪2
3RL、23RRに動力が人力していることを条件にワ
ンウェイクラッチ32Lでサンギア28Lが固定されて
後輪23RL、23RRを前輪14FL、 14FR
と直結する。そして、各圧力制御弁55L、55Rはソ
レノイド66がコントローラにより車両の状態に応じた
値の電流を通電されるため、各油圧多板クラッチ22L
。
ON)すると油圧クラッチ33Lでサンギア28Lが固
定されて遊星歯車26Lにより後輪23RL、23RR
を前輪14FL、 14FRと直結し、油圧クラッチ
33H,33Lがともに釈放(OFF)されると後輪2
3RL、23RRに動力が人力していることを条件にワ
ンウェイクラッチ32Lでサンギア28Lが固定されて
後輪23RL、23RRを前輪14FL、 14FR
と直結する。そして、各圧力制御弁55L、55Rはソ
レノイド66がコントローラにより車両の状態に応じた
値の電流を通電されるため、各油圧多板クラッチ22L
。
22Rには油室49L、49Rに圧力制御弁55L、5
5Rから車両の状態に応じ調圧された油圧が供給されて
前後輪の駆動力配分比と左右の後輪23RL、23RR
の差動とが車両の状態に応じ制御され、また、圧力制御
弁54はソレノイド66が車両の状態に応じた電流をコ
ントローラから通電され、シフトバルブ56もソレノイ
ド76が車両の状態に応じ通電されるため、油圧クラッ
チ33H,33Lには車両の状態に応じて選択的に圧油
が供給されて後輪23RL、 23RRへの伝達動力
の変速制御すなわち前輪14FL、 14FRとの間
の伝達系の変速比制御が行なわれる。
5Rから車両の状態に応じ調圧された油圧が供給されて
前後輪の駆動力配分比と左右の後輪23RL、23RR
の差動とが車両の状態に応じ制御され、また、圧力制御
弁54はソレノイド66が車両の状態に応じた電流をコ
ントローラから通電され、シフトバルブ56もソレノイ
ド76が車両の状態に応じ通電されるため、油圧クラッ
チ33H,33Lには車両の状態に応じて選択的に圧油
が供給されて後輪23RL、 23RRへの伝達動力
の変速制御すなわち前輪14FL、 14FRとの間
の伝達系の変速比制御が行なわれる。
一方、この駆動力配分制御装置にあっては、アンロード
バルブ52と各圧力制御弁54゜55L、55Rとの間
にフェイルセイフバルブ53が介設され、ポンプ51が
吐出する圧油はフェイルセイフバルブ53を介して各圧
力IIJ御弁54.55L、55Rに供給される。そし
て、フェイルセイフバルブ53は、油多板クラッチ22
L、22Rあるいは油圧クラッチ33Hに供給される油
圧が異常な値を示す場合にソレノイド61への通電が停
止されたスプール59が位置(Iりに位置し、ポンプ5
1が吐出する圧油をリザーバタンク57に還流するとと
もに各圧力制御弁54,55L、55Rのインレットボ
ート67をリザーバタンク57に連通する。このため異
常発生時には、油圧多板クラッチ22L、22Rおよび
油圧クラッチ33H,33Lは釈放されて後輪23RL
、23RRが前輪14FL、 14FRと切離され、
車両は前輪14RL、 14FRのみを駆動する二輪
駆動状態へ好打する。したがって、車両は油圧回路41
に異常が生じても走行性能が悪影響を受けることが無く
、高い安全性を得られる。特に、このフェイルセイフバ
ルブ53はポンプ51に近接して設けられているため、
上述の異常発生時にはポンプ51の負荷も軽減できる。
バルブ52と各圧力制御弁54゜55L、55Rとの間
にフェイルセイフバルブ53が介設され、ポンプ51が
吐出する圧油はフェイルセイフバルブ53を介して各圧
力IIJ御弁54.55L、55Rに供給される。そし
て、フェイルセイフバルブ53は、油多板クラッチ22
L、22Rあるいは油圧クラッチ33Hに供給される油
圧が異常な値を示す場合にソレノイド61への通電が停
止されたスプール59が位置(Iりに位置し、ポンプ5
1が吐出する圧油をリザーバタンク57に還流するとと
もに各圧力制御弁54,55L、55Rのインレットボ
ート67をリザーバタンク57に連通する。このため異
常発生時には、油圧多板クラッチ22L、22Rおよび
油圧クラッチ33H,33Lは釈放されて後輪23RL
、23RRが前輪14FL、 14FRと切離され、
車両は前輪14RL、 14FRのみを駆動する二輪
駆動状態へ好打する。したがって、車両は油圧回路41
に異常が生じても走行性能が悪影響を受けることが無く
、高い安全性を得られる。特に、このフェイルセイフバ
ルブ53はポンプ51に近接して設けられているため、
上述の異常発生時にはポンプ51の負荷も軽減できる。
また、この駆動力配分制御装置にあっては、車速か所定
車速以下で油圧回路41中の作動油の油温が所定温度以
下の場合、例えば、寒冷地でのエンジン始動直後で車両
が停止しているエンジンアイドリング時においては、フ
ェイルセイフバルブ53はソレノイド61が通電される
ことは無くスプール59が位置(■)に位置する。この
ため、フェイルセイフバルブ53はインレットボート8
5とドレンボート86bとの間およびアウトレットボー
ト87とドレンボート86aとの間が連通され、ポンプ
51が吐出する圧油はアンロードバルブ52およびフェ
イルセイフバルブ53を経てリザーバタンク57に還流
してポンプ51とリザーバタンク57との間を循環し、
圧油は油温が上昇して粘度が低下する。したがって、後
に車両が走行を開始して前後輪の駆動力配分比あるいは
左右の後輪の差動の制御を行う場合、油圧多板クラッチ
22L、22Rへ油圧を迅速に供給でき、高い制御応答
性が得られる。そして、特に、この実施例では、フェイ
ルセイフバルブ53を共用して油温の上昇にも用いるた
め、部品数を削減して製造コストの低減も図れる。
車速以下で油圧回路41中の作動油の油温が所定温度以
下の場合、例えば、寒冷地でのエンジン始動直後で車両
が停止しているエンジンアイドリング時においては、フ
ェイルセイフバルブ53はソレノイド61が通電される
ことは無くスプール59が位置(■)に位置する。この
ため、フェイルセイフバルブ53はインレットボート8
5とドレンボート86bとの間およびアウトレットボー
ト87とドレンボート86aとの間が連通され、ポンプ
51が吐出する圧油はアンロードバルブ52およびフェ
イルセイフバルブ53を経てリザーバタンク57に還流
してポンプ51とリザーバタンク57との間を循環し、
圧油は油温が上昇して粘度が低下する。したがって、後
に車両が走行を開始して前後輪の駆動力配分比あるいは
左右の後輪の差動の制御を行う場合、油圧多板クラッチ
22L、22Rへ油圧を迅速に供給でき、高い制御応答
性が得られる。そして、特に、この実施例では、フェイ
ルセイフバルブ53を共用して油温の上昇にも用いるた
め、部品数を削減して製造コストの低減も図れる。
なお、上述の実施例では、異常の判定を検出された実油
圧と制御目標値として決定される目標油圧との差圧の大
小で行うが、異常の判定は実油圧と目標油圧との差圧の
みならず他の方法、例えば、差圧が所定値を超える時間
の長短あるいはソレノイドに通電する電流値の大小等で
行うことも可能である。
圧と制御目標値として決定される目標油圧との差圧の大
小で行うが、異常の判定は実油圧と目標油圧との差圧の
みならず他の方法、例えば、差圧が所定値を超える時間
の長短あるいはソレノイドに通電する電流値の大小等で
行うことも可能である。
また、上述の実施例では、車速および油温がともに低い
場合にポンプ51が吐出する圧油の全量を循環させるが
、車速あるいは油温に応じて一部を循環させるように構
成することもでき5さらに、車速が所定車速以下である
ことを条件に油温の如何にかかわらずエンジン起動後に
所定時間作動油を循環させてもよい。
場合にポンプ51が吐出する圧油の全量を循環させるが
、車速あるいは油温に応じて一部を循環させるように構
成することもでき5さらに、車速が所定車速以下である
ことを条件に油温の如何にかかわらずエンジン起動後に
所定時間作動油を循環させてもよい。
(発明の効果)
以上説明したように、この発明にかかる駆動力配分制御
装置によれば、作動油の油温が低い場合には車速が所定
車速以下であることを条件にポンプとリザーバタンクと
の間で作動油を循環させるため、寒冷環境下でも作動油
の粘度を適正に維持でき、高い制御応答性を得られる。
装置によれば、作動油の油温が低い場合には車速が所定
車速以下であることを条件にポンプとリザーバタンクと
の間で作動油を循環させるため、寒冷環境下でも作動油
の粘度を適正に維持でき、高い制御応答性を得られる。
第1図から第3図はこの発明の一実施例にかかる前後輪
駆動車の駆動力配分制御装置を示し、第1図が車両の動
力伝達系の骨組図、第2図が主要部分の断面図、第3図
が油圧回路図である。 !!・・・エンジン 14FL、 14FR・・・前輪 21・・・変速機構 22L、22R・・・油圧多板クラッチ23RL、23
RR・・・後輪 26H,26L・・・遊星歯車組 31H,31L・・・拘束用クラッチ 33H,33L・・・油圧クラッチ 51・・・ポンプ 3・・・切換弁(油温上昇手段) 4・・・圧力制御弁(調圧弁) 7・・・リザーバタンク OL、90R,91・・・油圧センサ 2・・・油温センサ
駆動車の駆動力配分制御装置を示し、第1図が車両の動
力伝達系の骨組図、第2図が主要部分の断面図、第3図
が油圧回路図である。 !!・・・エンジン 14FL、 14FR・・・前輪 21・・・変速機構 22L、22R・・・油圧多板クラッチ23RL、23
RR・・・後輪 26H,26L・・・遊星歯車組 31H,31L・・・拘束用クラッチ 33H,33L・・・油圧クラッチ 51・・・ポンプ 3・・・切換弁(油温上昇手段) 4・・・圧力制御弁(調圧弁) 7・・・リザーバタンク OL、90R,91・・・油圧センサ 2・・・油温センサ
Claims (3)
- (1)エンジンに連結された複数の駆動車輪を備え、少
なくとも1つの駆動車輪とエンジンとの間に供給される
油圧に応じて伝達トルクが変化する油圧クラッチを介設
するとともに、リザーバタンク内の作動油を加圧して吐
出するオイルポンプを設け、該オイルポンプが吐出する
作動油を調圧して前記油圧クラッチに導く車両の駆動力
配分制御装置において、 前記作動油の温度を検知する油温検知手段と、車速を検
出する車速検知手段と、 前記ポンプと前記油圧クラッチとの間の油圧系に介設さ
れ、車速検知手段および前記油温検知手段の出力信号に
基づき車速が所定車速以下でかつ作動油の温度が所定温
度以下の場合に前記ポンプが吐出する作動油を前記リザ
ーバタンクに還流する油温上昇手段と、 有することを特徴とする車両の駆動力配分制御装置。 - (2)前記ポンプから前記油圧クラッチまでの油圧系の
異常を検出する異常検知手段を備え、前記油温上昇手段
は前記異常検知手段の出力信号に基づき異常発生時に前
記油圧クラッチを前記リザーバタンクに連通するととも
に前記ポンプが吐出する作動油を前記リザーバタンクに
還流することを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動
力配分制御装置。 - (3)前記油温上昇手段は、前記ポンプを前記油圧クラ
ッチに連絡する切換位置と、前記ポンプと前記油圧クラ
ッチとの双方を前記リザーバタンクに連絡する切換位置
とを有する切換弁から成ることとを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の車両の駆動力配分制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705889A JPH02286431A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両の駆動力配分制御装置 |
| US07/514,448 US5056614A (en) | 1989-04-26 | 1990-04-25 | Apparatus for controlling the distribution of drive power for motor vehicles |
| GB9009370A GB2234030B (en) | 1989-04-26 | 1990-04-26 | Apparatus for controlling the distribution of drive power for motor vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10705889A JPH02286431A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両の駆動力配分制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02286431A true JPH02286431A (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=14449432
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10705889A Pending JPH02286431A (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 車両の駆動力配分制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02286431A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10138788A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Honda Motor Co Ltd | 駆動力配分装置 |
| JP2018204769A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | 株式会社ジェイテクト | 駆動力伝達装置 |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP10705889A patent/JPH02286431A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10138788A (ja) * | 1996-11-08 | 1998-05-26 | Honda Motor Co Ltd | 駆動力配分装置 |
| JP2018204769A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | 株式会社ジェイテクト | 駆動力伝達装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5056614A (en) | Apparatus for controlling the distribution of drive power for motor vehicles | |
| EP1561628B1 (en) | Active torque coupling with hydraulically-actuated ball ramp clutch assembly | |
| US4840247A (en) | Device for controlling 4wd vehicle central differential restriction device according to front and rear wheels rotational speed difference, and method of operation thereof | |
| US7294086B2 (en) | Hydraulic control system for multiple clutches in a motor vehicle | |
| JPH03525A (ja) | 前後輪駆動車の駆動力配分制御装置 | |
| EP1559606B1 (en) | Hydraulically-actuated pilot clutch type assembly | |
| EP0076148A1 (en) | System for controlling the transmission torque of a four-wheel drive vehicle | |
| US4792012A (en) | Anti torque shock control device and method engaging torque transmitting clutch between vehicle wheels when transmission is shifted from non drive range to drive range | |
| US4768609A (en) | Four wheel drive vehicle central differential torque transfer control device and method limiting torque on front wheels or on rear wheels | |
| US5688202A (en) | Powershift transfer case | |
| US5927426A (en) | Traction control system for use with four wheel drive vehicles having on-demand transfer cases | |
| JP2732268B2 (ja) | 無段変速機付4輸駆動車の切換装置 | |
| US7458911B2 (en) | Drive system for motor vehicle | |
| JPH02182541A (ja) | 四輪駆動装置の制御方法 | |
| JP3237415B2 (ja) | 多板摩擦クラッチ構造 | |
| JPH02286431A (ja) | 車両の駆動力配分制御装置 | |
| JP2781902B2 (ja) | 無段変速機のライン圧制御装置 | |
| JPH084864A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
| JP7768707B2 (ja) | 全輪駆動システム | |
| JPH02286430A (ja) | 前後輪駆動車の駆動力配分制御装置 | |
| US4722414A (en) | Shifting arrangement for two clutches for the shifting between a single-axle standard drive and a two-axle all-wheel drive for a motor vehicle having two drivable vehicle axles | |
| JPH084865A (ja) | 無段変速機の制御装置 | |
| JP2843838B2 (ja) | 無段変速機のライン圧制御装置 | |
| JP3582156B2 (ja) | 四輪駆動車 | |
| JPH084863A (ja) | 無段変速機の制御装置 |