JPH02287444A - 量子状態制御装置,光受信装置および光通信装置 - Google Patents
量子状態制御装置,光受信装置および光通信装置Info
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- JPH02287444A JPH02287444A JP1107673A JP10767389A JPH02287444A JP H02287444 A JPH02287444 A JP H02287444A JP 1107673 A JP1107673 A JP 1107673A JP 10767389 A JP10767389 A JP 10767389A JP H02287444 A JPH02287444 A JP H02287444A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はコヒーレント光通信の受信感度及びビット誤り
率の大幅な改善を目的とした受信量子状態制御装置、光
受信装置および光通信装置に関する。
率の大幅な改善を目的とした受信量子状態制御装置、光
受信装置および光通信装置に関する。
コヒーレント光通信系の信号対雑音比は信号光の量子雑
音、光受信装置の局発光雑音、暗電流。 回路熱雑音によってその限界が決まる。現在、このよう
な系の信号対雑音比は信号光の量子雑音に基づく限界ま
で実現されるようになっている。第2図に従来のコヒー
レント光通信系の構成例を示す。同図において、1は光
通信装置であり、コヒーレント状態の信号光を出力する
。2は信号光を伝送する通信用伝送路であり、3は光ホ
モダイン検波装置である。詳細は文献「光通信理論とそ
の応用」第6章、森北出版、1988に解説されている
(以下文献1と略記)。近年、さらに信号対雑音比を改
善するために光の量子状態を制御し信号光の量子雑音を
小さくする物理現象の応用が提案されている。この応用
にはスクイズド状態(あるいは2光子コヒーレント状態
)生成技術と呼ばれている技術が使用される(文献、フ
イズカル・レビュー、ニー、ボリューム13.ナンバー
6(1976年)第2226頁から第2243頁(Ph
ysical Review A 13 No、6
June1976、pp、2226−2243))。 ここでスクイズド状態とは、光の直交するふたつの振幅
成分が異なる量子雑音を有する状態である。これに対し
て、従来からコヒーレント光通信に用いられている光は
、コヒーレント状態と呼ばれ、ふたつの振幅成分は同じ
量子雑音を有する。 現在、この量子状態制御の応用法は第3図に示すように
光送信装置において信号光の量子状態を制御する方法が
提案されている。同図において、4はスクイズド状態の
信号光を出力する光送信装置である。2および3は第2
図と同じである。信号光の2つの直交する振幅成分に対
する量子雑音はコヒーレント状態の時、共に−(規格化
電力)ただし、Zはスクイズドパラメータ。この結果、
送信光の量子状態がコヒーレント状態の場合(−船釣な
コヒーレント光通信)、系の信号対雑音比の理論値は4
〈n〉となる。一方、スクイズド状態で量子雑音の小さ
い方を情報信号とした場合の信号対雑音比は4(n)(
(n)+1)となる。 ただし、<n>はパルス信号光のもつ平均光子数である
0以上より信号光をスクイズド状態にすることによって
信号対雑音比を大幅に改善することができる。詳細につ
いては文献1.第2章において述べられている。 上記量子状態の制御の応用技術では通信用伝送路にエネ
ルギーの損失が発生すれば信号光のスククイズド状態が
破壊され、信号対雑音比は劣化し、量子状態制御の利点
が全くなくなるため実際の通信系の適用に重大な難点が
生ずる。この現象の詳―は文献1.第2章に述べられて
いる。 [発明が解決しようとする課題] コヒーレント光通信の特性改善を目的とした従来の量子
状態制御技術は通信用伝送路のエネルギー損失によって
その利点が全くなくなる。 本発明の目的は上記エネルギー損失による量子状態制御
の利点の劣化に関する問題を解決し、従来のコヒーレン
ト光通信系よりはるかに高い信号対雑音特性を得る光受
信装置を実現することにある。 本発明の他の目的は、上記装置にて用いる量子状態制御
装置を実現することにある。 本発明の他の目的は、上記装置を用いた光通信装置を実
現することにある。
音、光受信装置の局発光雑音、暗電流。 回路熱雑音によってその限界が決まる。現在、このよう
な系の信号対雑音比は信号光の量子雑音に基づく限界ま
で実現されるようになっている。第2図に従来のコヒー
レント光通信系の構成例を示す。同図において、1は光
通信装置であり、コヒーレント状態の信号光を出力する
。2は信号光を伝送する通信用伝送路であり、3は光ホ
モダイン検波装置である。詳細は文献「光通信理論とそ
の応用」第6章、森北出版、1988に解説されている
(以下文献1と略記)。近年、さらに信号対雑音比を改
善するために光の量子状態を制御し信号光の量子雑音を
小さくする物理現象の応用が提案されている。この応用
にはスクイズド状態(あるいは2光子コヒーレント状態
)生成技術と呼ばれている技術が使用される(文献、フ
イズカル・レビュー、ニー、ボリューム13.ナンバー
6(1976年)第2226頁から第2243頁(Ph
ysical Review A 13 No、6
June1976、pp、2226−2243))。 ここでスクイズド状態とは、光の直交するふたつの振幅
成分が異なる量子雑音を有する状態である。これに対し
て、従来からコヒーレント光通信に用いられている光は
、コヒーレント状態と呼ばれ、ふたつの振幅成分は同じ
量子雑音を有する。 現在、この量子状態制御の応用法は第3図に示すように
光送信装置において信号光の量子状態を制御する方法が
提案されている。同図において、4はスクイズド状態の
信号光を出力する光送信装置である。2および3は第2
図と同じである。信号光の2つの直交する振幅成分に対
する量子雑音はコヒーレント状態の時、共に−(規格化
電力)ただし、Zはスクイズドパラメータ。この結果、
送信光の量子状態がコヒーレント状態の場合(−船釣な
コヒーレント光通信)、系の信号対雑音比の理論値は4
〈n〉となる。一方、スクイズド状態で量子雑音の小さ
い方を情報信号とした場合の信号対雑音比は4(n)(
(n)+1)となる。 ただし、<n>はパルス信号光のもつ平均光子数である
0以上より信号光をスクイズド状態にすることによって
信号対雑音比を大幅に改善することができる。詳細につ
いては文献1.第2章において述べられている。 上記量子状態の制御の応用技術では通信用伝送路にエネ
ルギーの損失が発生すれば信号光のスククイズド状態が
破壊され、信号対雑音比は劣化し、量子状態制御の利点
が全くなくなるため実際の通信系の適用に重大な難点が
生ずる。この現象の詳―は文献1.第2章に述べられて
いる。 [発明が解決しようとする課題] コヒーレント光通信の特性改善を目的とした従来の量子
状態制御技術は通信用伝送路のエネルギー損失によって
その利点が全くなくなる。 本発明の目的は上記エネルギー損失による量子状態制御
の利点の劣化に関する問題を解決し、従来のコヒーレン
ト光通信系よりはるかに高い信号対雑音特性を得る光受
信装置を実現することにある。 本発明の他の目的は、上記装置にて用いる量子状態制御
装置を実現することにある。 本発明の他の目的は、上記装置を用いた光通信装置を実
現することにある。
上記目的の光受信装置は、信号光を第1および第2分岐
光に分岐する光分岐回路と、該第2分岐光により注入同
期をかけられるポンピング用レーザと、該ポンピング用
レーザからの出力光の周波数を2倍にする2倍高調波発
生器と、該2倍高調波発生器からの出力光によりボンピ
ングされ、且つ、該第1分岐光の量子状態をスクイズド
状態に変換して出力する装置(スクイザ−)と、該スク
イザ−からの出力光をホモダイン検波する′光ホモダイ
ン検波装置とを設けることにより達成される。 上記他の目的の量子状態制御装置は、信号光を第1およ
び第2分岐光に分岐する光分岐回路と、該第2分岐光に
より注入同期をかけられるポンピング用レーザと、該ポ
ンピング用レーザからの出力光の周波数を2倍にする2
倍高調波発生器と、該2倍高調波発生器からの出力光に
よりポンピングされ、且つ、該第1分岐光の量子状態を
スクイズド状態に変換して出力する装置(スクイザ−)
とを設けることにより達成される。 上記他の目的の光通信装置は、光送信装置と通信用伝送
路と上記光受信装置とを設けることにより達成される。
光に分岐する光分岐回路と、該第2分岐光により注入同
期をかけられるポンピング用レーザと、該ポンピング用
レーザからの出力光の周波数を2倍にする2倍高調波発
生器と、該2倍高調波発生器からの出力光によりボンピ
ングされ、且つ、該第1分岐光の量子状態をスクイズド
状態に変換して出力する装置(スクイザ−)と、該スク
イザ−からの出力光をホモダイン検波する′光ホモダイ
ン検波装置とを設けることにより達成される。 上記他の目的の量子状態制御装置は、信号光を第1およ
び第2分岐光に分岐する光分岐回路と、該第2分岐光に
より注入同期をかけられるポンピング用レーザと、該ポ
ンピング用レーザからの出力光の周波数を2倍にする2
倍高調波発生器と、該2倍高調波発生器からの出力光に
よりポンピングされ、且つ、該第1分岐光の量子状態を
スクイズド状態に変換して出力する装置(スクイザ−)
とを設けることにより達成される。 上記他の目的の光通信装置は、光送信装置と通信用伝送
路と上記光受信装置とを設けることにより達成される。
【作用】
本発明は受信量子状態制御装置の動作の新しい発見に基
づいている。 光送信装置用光源からの出力光はコヒーレント状態をも
ち、信号は光波の位相に対する2値PSK (位相シフ
トキーイング)とする。ただし、情報1とOに対し、P
SK信号の位相はOoと90°とする。すなわち、光信
号は光のコサイン成分の振NXcとサイン成分の振1t
liiXsに対応する。 このコヒーレント状態の光がエネルギー損失のある通信
用伝送路を伝搬する時その出力の量子状態はまたコヒー
レント状態となる。ここでただちに検波すれば信号対雑
音比は4(nR)となる。ただしくnR>は通信用伝送
路出力における1光パルス当りの光子数である。この信
号対雑音比は通常ショット雑音限界と呼ばれる。 本発明では通信用伝送路から出力するコヒーレント光を
光分岐回路によって2つのビームに分岐し、一つはスク
イザ−の信号光入力端へ、他はスクイザ−のポンピング
光源であるボンピングレーザの−・端へ注入する。スク
イザ−は入射光のコサイン成分あるいはサイン成分をス
クイズ(一方を増幅し他方を減衰)する装置である。も
しポンピング光の位相がOoであればスクイザによって
光のコサイン成分の信号と量子雑音はG倍に増幅され、
サイン成分は−に減衰される。情報信号であるコサイン
成分の信号対雑音比はスクイザ−人力のそれと等しく4
<nn>となる。ただし信号と雑音の関係は第4図に示
すようになる。同図において、直交座標の横軸は信号光
の電界のコサイン成分の振幅をまた縦軸はサイン成分の
振幅を表わしている。ERはスクイザ−人力光のコサイ
ン成分の電界振幅であり、J<nR>に等しい。 一方、ポンピング光の位相が180″′(7c)でビュ
ー、ニー、ボリューム38.ナンバー9(1988)第
4696から第4711頁(Physical Rev
iew A 38 、 No、 9 、 Nov。 1988、pp、4696−4711))。従って、本
発明の量子状態制御装置では、第8図に示す入力光に対
して、第5図に示す信号光を出力する。 上記の特性を利用してコヒーレント光通信のビット誤り
特性を大幅に改善する我々の装置の動作原理を以下に示
す。 送信光は Er cos(ωst+φ5)=Xc cos ωst
+Xs sin ω5t変調信号は位相φS=Oラジア
ンと−ラジアンの2値PSKである。この時、対応する
送信光の振幅はそれぞれXcとXsであり、その絶対値
は共に振幅ETに等しい。ωSは送信号の角周波数であ
る。 通信用伝送路出力の信号光は J KET cos(ωs t+φ5)EERCo5(
(11st+φs) (2)ザーの入力端に入力
される。他方は発振周波数ωSのスクイザ−をポンピン
グするレーザに注入同期信号として注入される。この注
入同期′系は倍周波数は2ωSが必要である。そこで信
号光に注入同期されたボンピング用レーザの出力は2倍
高調波発生器で周波数が2ωSに、また、位相は2φS
に変換される。ポンピング用レーザの出力電力を十分大
きくすれば高調波もまたスクイザ−をポンピングするに
十分な電力が得られる。 となり、信号と雑音との関係は第8図のようになる。た
だしJKは伝送路の透過度であり、JKET=ERが成
り立つ。光分岐回路によって一方はVηERCO8(ω
st+φs)、他方はv/1−ηE*cos(ωst+
φS)に分岐される。但しVηは分岐の割合を表わして
おり、oくηく1カ成り立つ。v’qEn成分は信号光
としてスクイ時、それはπとなる。したがってスクイザ
−の入力端に入射された信号成分は、信号がφs=0の
時、信号及び量子雑音は ただし、GSはスクイザ−のスクイズ度である。 また、XC,、、、およびΔX 2Cl a u t
+は、スクイザ−から出射された信号光のコサイン成分
の振幅および量子雑音の分散である。同様に、Xs(。 45.およびΔX ” S + a u t lは信号
光のサイン成分の振幅および量子雑音の分散である。 一方、φS=−の時、 この様子は、第5図のように表わされる。光ホモダイン
受信機の局発光の位相をOと設定すれば、この受信機は
信号光のコサイン成分(X c (。5.)およびΔX
” c +。、))のみの検出器となる。(文献1、
第6章)。 光ホモダイン検波された信号出力に対する(H号判定法
は、送信信号が1(φS=Oに対応)とO(φS=π/
2に対応)の時で雑音分布の特性が第6図のようになる
ので、この図で示すような2つのしきい値+XTHと−
XT)lとを用いる。すなわち検波出力が士XT)l内
であれば信号0と判定し、それ以外は1と判定する。こ
の時の誤り確率Peは ■ 但し、 erfcは誤差補間数を表わす、ここでXT)
Iの選定は受信光子数ηER”を固定した時、2xvo
−exp [−2r+E+/] = erfc [74
Eu”]の解とする。ただし上式の右辺は従来の光PS
Kシステムの誤り確率特性である。この時、式(7)%
式% 以上より、Gsを十分大きくすることによって従来の光
PSKシステムより極めて高信頼度のシステムが得られ
る。第7図には、従来の光P・SKホモダイン検波に対
する本発明の相対誤り率Hの理論値を示す。パラメータ
は、ER2: (ny+) = 9およびGS、。、=
5270とした。同図は。 K = Gs/ Gs+t+++を1よりも大きくする
ことにより、従来よりも誤り率を改善できる(H<1)
ことを示している。 以上をまとめると、本発明の効果は以下の通りである。 ■ 信号光の強度およびビットレートを従来のコヒーレ
ント光通信系と同じにすると、従来よりも受信信号の符
号誤り率を低くすることができる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り牢番従来と
同じにすると、受信感度が改善されるので、通信用伝送
路に許容される損失を多くできる。即ち、伝送距離を長
くできる。 ■ 受信信号の符号誤り率および信号光の強度Pe (
l l O) g。 Gs−+ ω を従来と同じにすると、ビットレートを従来よりも高く
できる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると、信号光を複数に分岐でき、複数の光受信
装置あるいは光検出装置が同時に信号光を受信すること
ができる。
づいている。 光送信装置用光源からの出力光はコヒーレント状態をも
ち、信号は光波の位相に対する2値PSK (位相シフ
トキーイング)とする。ただし、情報1とOに対し、P
SK信号の位相はOoと90°とする。すなわち、光信
号は光のコサイン成分の振NXcとサイン成分の振1t
liiXsに対応する。 このコヒーレント状態の光がエネルギー損失のある通信
用伝送路を伝搬する時その出力の量子状態はまたコヒー
レント状態となる。ここでただちに検波すれば信号対雑
音比は4(nR)となる。ただしくnR>は通信用伝送
路出力における1光パルス当りの光子数である。この信
号対雑音比は通常ショット雑音限界と呼ばれる。 本発明では通信用伝送路から出力するコヒーレント光を
光分岐回路によって2つのビームに分岐し、一つはスク
イザ−の信号光入力端へ、他はスクイザ−のポンピング
光源であるボンピングレーザの−・端へ注入する。スク
イザ−は入射光のコサイン成分あるいはサイン成分をス
クイズ(一方を増幅し他方を減衰)する装置である。も
しポンピング光の位相がOoであればスクイザによって
光のコサイン成分の信号と量子雑音はG倍に増幅され、
サイン成分は−に減衰される。情報信号であるコサイン
成分の信号対雑音比はスクイザ−人力のそれと等しく4
<nn>となる。ただし信号と雑音の関係は第4図に示
すようになる。同図において、直交座標の横軸は信号光
の電界のコサイン成分の振幅をまた縦軸はサイン成分の
振幅を表わしている。ERはスクイザ−人力光のコサイ
ン成分の電界振幅であり、J<nR>に等しい。 一方、ポンピング光の位相が180″′(7c)でビュ
ー、ニー、ボリューム38.ナンバー9(1988)第
4696から第4711頁(Physical Rev
iew A 38 、 No、 9 、 Nov。 1988、pp、4696−4711))。従って、本
発明の量子状態制御装置では、第8図に示す入力光に対
して、第5図に示す信号光を出力する。 上記の特性を利用してコヒーレント光通信のビット誤り
特性を大幅に改善する我々の装置の動作原理を以下に示
す。 送信光は Er cos(ωst+φ5)=Xc cos ωst
+Xs sin ω5t変調信号は位相φS=Oラジア
ンと−ラジアンの2値PSKである。この時、対応する
送信光の振幅はそれぞれXcとXsであり、その絶対値
は共に振幅ETに等しい。ωSは送信号の角周波数であ
る。 通信用伝送路出力の信号光は J KET cos(ωs t+φ5)EERCo5(
(11st+φs) (2)ザーの入力端に入力
される。他方は発振周波数ωSのスクイザ−をポンピン
グするレーザに注入同期信号として注入される。この注
入同期′系は倍周波数は2ωSが必要である。そこで信
号光に注入同期されたボンピング用レーザの出力は2倍
高調波発生器で周波数が2ωSに、また、位相は2φS
に変換される。ポンピング用レーザの出力電力を十分大
きくすれば高調波もまたスクイザ−をポンピングするに
十分な電力が得られる。 となり、信号と雑音との関係は第8図のようになる。た
だしJKは伝送路の透過度であり、JKET=ERが成
り立つ。光分岐回路によって一方はVηERCO8(ω
st+φs)、他方はv/1−ηE*cos(ωst+
φS)に分岐される。但しVηは分岐の割合を表わして
おり、oくηく1カ成り立つ。v’qEn成分は信号光
としてスクイ時、それはπとなる。したがってスクイザ
−の入力端に入射された信号成分は、信号がφs=0の
時、信号及び量子雑音は ただし、GSはスクイザ−のスクイズ度である。 また、XC,、、、およびΔX 2Cl a u t
+は、スクイザ−から出射された信号光のコサイン成分
の振幅および量子雑音の分散である。同様に、Xs(。 45.およびΔX ” S + a u t lは信号
光のサイン成分の振幅および量子雑音の分散である。 一方、φS=−の時、 この様子は、第5図のように表わされる。光ホモダイン
受信機の局発光の位相をOと設定すれば、この受信機は
信号光のコサイン成分(X c (。5.)およびΔX
” c +。、))のみの検出器となる。(文献1、
第6章)。 光ホモダイン検波された信号出力に対する(H号判定法
は、送信信号が1(φS=Oに対応)とO(φS=π/
2に対応)の時で雑音分布の特性が第6図のようになる
ので、この図で示すような2つのしきい値+XTHと−
XT)lとを用いる。すなわち検波出力が士XT)l内
であれば信号0と判定し、それ以外は1と判定する。こ
の時の誤り確率Peは ■ 但し、 erfcは誤差補間数を表わす、ここでXT)
Iの選定は受信光子数ηER”を固定した時、2xvo
−exp [−2r+E+/] = erfc [74
Eu”]の解とする。ただし上式の右辺は従来の光PS
Kシステムの誤り確率特性である。この時、式(7)%
式% 以上より、Gsを十分大きくすることによって従来の光
PSKシステムより極めて高信頼度のシステムが得られ
る。第7図には、従来の光P・SKホモダイン検波に対
する本発明の相対誤り率Hの理論値を示す。パラメータ
は、ER2: (ny+) = 9およびGS、。、=
5270とした。同図は。 K = Gs/ Gs+t+++を1よりも大きくする
ことにより、従来よりも誤り率を改善できる(H<1)
ことを示している。 以上をまとめると、本発明の効果は以下の通りである。 ■ 信号光の強度およびビットレートを従来のコヒーレ
ント光通信系と同じにすると、従来よりも受信信号の符
号誤り率を低くすることができる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り牢番従来と
同じにすると、受信感度が改善されるので、通信用伝送
路に許容される損失を多くできる。即ち、伝送距離を長
くできる。 ■ 受信信号の符号誤り率および信号光の強度Pe (
l l O) g。 Gs−+ ω を従来と同じにすると、ビットレートを従来よりも高く
できる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると、信号光を複数に分岐でき、複数の光受信
装置あるいは光検出装置が同時に信号光を受信すること
ができる。
【実施例1
以下、本発明の光受信装置、量子状態制御装置および光
通信装置の1実施例を第1図により説明する。1は光送
信装置である。5は光源であり、例えば分布帰還型(D
FB)半導体レーザ、分布ブラッグ反射型(DBR)半
導体レーザ、外部共振器付半導体レーザおよびガスレー
ザ等の単一周波数で発振するレーザにより実現すること
ができる。6は光変調器であり、送信信号7により邸動
される。PSK変調された信号光を得る場合、6は位相
変調器であり、例えば、市販のリチウム・ナイオベイト
(LiNb○、)を用いた変調器により実現できる。こ
のとき6は、5から出力するコヒーレント状態の光に位
相0ラジアンと一うジアワ ンによるPSK変調を施す。 2は信号光を伝送する通信用伝送路であって、例えば光
ファイバにより実現することができる。 2は空間であってもよい。 8は本発明の量子状態制御装置である。 9は通信用伝送路出力光を2波に分岐する光分岐回路で
ある。9は例えば市販の光カプラやハーフミラ−等で実
現することができる。10は9から出力された信号光を
コヒーレント状態からスクイズド状態に変換する装置(
スクイザ−)である(電力増幅率G)。スクイザ−10
は例えば縮退パラメトリック増幅や縮退4波混合等を利
用して実現されており、その実施例の詳細については、
前者については、フィジカル・レビュー・レター第57
巻、ナンバー20.第2520〜第2523頁、198
6年(P hys 、 Review 。 Lett、、 Vol、57 、 No、20. pp
、2520〜pp、2523.1986)において、ま
た後者については、サイエンス、第18巻、ナンバー7
゜第48頁〜第58頁、1988年(日経サイエン入社
)において論じられている。 11はスクイザ−をポンピングするための高励起で自励
発振しているレーザである。11は9から出力された信
号光により注入同期がかけられる。 12は光の2倍高調波発生器であり、11の出力光の周
波数を2倍にする。12は、光学的に非線形な特性を有
する物質を用いて実現することができる。12の出力は
スクイザ−10のポンピング光源として用いられる。こ
のとき、11の出力光の位相φSも同様に2倍される。 送信信号が1′1”である場合(φS=Oラジアン)、
12からの出力光の位相は0ラジアン、一方、送信信号
が“O”である場合(φS=π/2ラジアン)、12か
らの出力光の位相はπラジアンとなる。従って、送信信
号が′1′″の場合、スクイザ−は信号光のコサイン成
分に対して増幅を行い、一方、II Ojfiの場合、
サイン成分に対して増幅を行う。この結果、装置8は、
コヒーレント状態の信号光(第8図)をスクイズド状態
の信号光(第5図)に変換して出力することができる。 スクイザ−10から出力された信号光は量子状態制御装
置8の出力となる。 3は光ホモダイン検波装置である。8から出力された信
号光は光カプラ等の光合波器13により局発光源14か
ら出力された局発光と合波される。 14は、光源5と同様の単一周波数レーザにより実現す
ることができる。ここで、信号光と局発光とは、それぞ
れの偏波状態と位相とが略一致した状態で合波される。 15は光検波器であり、送信信号に略等しい受信信号1
6を復元して出力する。 15は少なくともフォト・ダイオード(PD)を用いて
実現できる。15は増幅器、フィルタ等通常の光受信装
置に含まれる回路を含んでいてもよい。 17は本発明の光受信装置であり、少なくとも8と3と
から構成される0本発明の光通信装置は、1.2および
17とから少なくとも構成される。 本実施例によれば、【作用】の項で記述した効果を有す
る量子状態制御装置、光受信装置および光通信装置を簡
易な構成で実現できるという効果を得る。 [発明の効果1 本発明の量子状態制御装置によれば、受信光のビット誤
り率特性を改善できるという効果を得る。 本発明の光受信装置および光通信装置によれば、内蔵さ
れる量子状態制御装置が受信光のビット誤り率特性を改
善できるので、以下の効果を得る。 ■ 信号光の強度およびビットレートを従来のコヒーレ
ント光通信系と同じにすると、従来よりも受信信号の符
号誤り率を低くすることができる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると受信感度が改善されるので、通信用伝送路
に許容される損失を従来よりも多くできる。即ち、伝送
距離を長くできる。 ■ 受信信号の符号誤り率および信号光の強度を従来と
同じにすると、ビットレートを従来よりも高くできる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると、信号光を複数に分岐でき、複数の先受装
置あるいは光検出装置が同時に信号光を受信することが
できる。
通信装置の1実施例を第1図により説明する。1は光送
信装置である。5は光源であり、例えば分布帰還型(D
FB)半導体レーザ、分布ブラッグ反射型(DBR)半
導体レーザ、外部共振器付半導体レーザおよびガスレー
ザ等の単一周波数で発振するレーザにより実現すること
ができる。6は光変調器であり、送信信号7により邸動
される。PSK変調された信号光を得る場合、6は位相
変調器であり、例えば、市販のリチウム・ナイオベイト
(LiNb○、)を用いた変調器により実現できる。こ
のとき6は、5から出力するコヒーレント状態の光に位
相0ラジアンと一うジアワ ンによるPSK変調を施す。 2は信号光を伝送する通信用伝送路であって、例えば光
ファイバにより実現することができる。 2は空間であってもよい。 8は本発明の量子状態制御装置である。 9は通信用伝送路出力光を2波に分岐する光分岐回路で
ある。9は例えば市販の光カプラやハーフミラ−等で実
現することができる。10は9から出力された信号光を
コヒーレント状態からスクイズド状態に変換する装置(
スクイザ−)である(電力増幅率G)。スクイザ−10
は例えば縮退パラメトリック増幅や縮退4波混合等を利
用して実現されており、その実施例の詳細については、
前者については、フィジカル・レビュー・レター第57
巻、ナンバー20.第2520〜第2523頁、198
6年(P hys 、 Review 。 Lett、、 Vol、57 、 No、20. pp
、2520〜pp、2523.1986)において、ま
た後者については、サイエンス、第18巻、ナンバー7
゜第48頁〜第58頁、1988年(日経サイエン入社
)において論じられている。 11はスクイザ−をポンピングするための高励起で自励
発振しているレーザである。11は9から出力された信
号光により注入同期がかけられる。 12は光の2倍高調波発生器であり、11の出力光の周
波数を2倍にする。12は、光学的に非線形な特性を有
する物質を用いて実現することができる。12の出力は
スクイザ−10のポンピング光源として用いられる。こ
のとき、11の出力光の位相φSも同様に2倍される。 送信信号が1′1”である場合(φS=Oラジアン)、
12からの出力光の位相は0ラジアン、一方、送信信号
が“O”である場合(φS=π/2ラジアン)、12か
らの出力光の位相はπラジアンとなる。従って、送信信
号が′1′″の場合、スクイザ−は信号光のコサイン成
分に対して増幅を行い、一方、II Ojfiの場合、
サイン成分に対して増幅を行う。この結果、装置8は、
コヒーレント状態の信号光(第8図)をスクイズド状態
の信号光(第5図)に変換して出力することができる。 スクイザ−10から出力された信号光は量子状態制御装
置8の出力となる。 3は光ホモダイン検波装置である。8から出力された信
号光は光カプラ等の光合波器13により局発光源14か
ら出力された局発光と合波される。 14は、光源5と同様の単一周波数レーザにより実現す
ることができる。ここで、信号光と局発光とは、それぞ
れの偏波状態と位相とが略一致した状態で合波される。 15は光検波器であり、送信信号に略等しい受信信号1
6を復元して出力する。 15は少なくともフォト・ダイオード(PD)を用いて
実現できる。15は増幅器、フィルタ等通常の光受信装
置に含まれる回路を含んでいてもよい。 17は本発明の光受信装置であり、少なくとも8と3と
から構成される0本発明の光通信装置は、1.2および
17とから少なくとも構成される。 本実施例によれば、【作用】の項で記述した効果を有す
る量子状態制御装置、光受信装置および光通信装置を簡
易な構成で実現できるという効果を得る。 [発明の効果1 本発明の量子状態制御装置によれば、受信光のビット誤
り率特性を改善できるという効果を得る。 本発明の光受信装置および光通信装置によれば、内蔵さ
れる量子状態制御装置が受信光のビット誤り率特性を改
善できるので、以下の効果を得る。 ■ 信号光の強度およびビットレートを従来のコヒーレ
ント光通信系と同じにすると、従来よりも受信信号の符
号誤り率を低くすることができる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると受信感度が改善されるので、通信用伝送路
に許容される損失を従来よりも多くできる。即ち、伝送
距離を長くできる。 ■ 受信信号の符号誤り率および信号光の強度を従来と
同じにすると、ビットレートを従来よりも高くできる。 ■ ビットレートおよび受信信号の符号誤り率を従来と
同じにすると、信号光を複数に分岐でき、複数の先受装
置あるいは光検出装置が同時に信号光を受信することが
できる。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は従来のコ
ヒーレント光通信系の構成図、第3図は従来の量子状態
制御の応用法を示す図、第4図はスクイザ−入出力光の
信号と雑音の関係を示す図、第5図は本発明の量子状態
制御装置から出力される光の信号と雑音の関係を示す図
、第6図は雑音分布の特性図、第7図は従来の光PSK
ホモダイン検波に対する本発明の相対誤り率を示す図で
あり、第8図は本発明の量子状態制御装置に久方する光
の信号と雑音の関係を示す図である。 1・・・光送信装置、2・・・通信用伝送路、3・・・
光ホモダイン検波装置、4・・・スクイズド状態の信号
光を出力する光送信装置、5・・・光源、6・・・光変
調器、7・・・送信信号、8・・・量子状態制御装置、
9・・・光分岐回路、10・・・スクイザ−11・・・
ポンピング用レーザ、12・・・光の2倍高調波発生器
、13・・・光合波器、14・・局発光源、15・・・
光検波器、16・・・受信信号、17・・・本発明の光
受信装置。
ヒーレント光通信系の構成図、第3図は従来の量子状態
制御の応用法を示す図、第4図はスクイザ−入出力光の
信号と雑音の関係を示す図、第5図は本発明の量子状態
制御装置から出力される光の信号と雑音の関係を示す図
、第6図は雑音分布の特性図、第7図は従来の光PSK
ホモダイン検波に対する本発明の相対誤り率を示す図で
あり、第8図は本発明の量子状態制御装置に久方する光
の信号と雑音の関係を示す図である。 1・・・光送信装置、2・・・通信用伝送路、3・・・
光ホモダイン検波装置、4・・・スクイズド状態の信号
光を出力する光送信装置、5・・・光源、6・・・光変
調器、7・・・送信信号、8・・・量子状態制御装置、
9・・・光分岐回路、10・・・スクイザ−11・・・
ポンピング用レーザ、12・・・光の2倍高調波発生器
、13・・・光合波器、14・・局発光源、15・・・
光検波器、16・・・受信信号、17・・・本発明の光
受信装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、信号光を第1および第2分岐光に分岐する光分岐回
路と、該第2分岐光により注入同期されるポンピング用
レーザと、該ポンピング用レーザからの出力光の周波数
を2倍にする2倍高調波発生器と、該2倍高調波発生器
からの出力光によりポンピングされ、且つ、該第1分岐
光の量子状態をスクイズド状態に変換して出力するスク
イザーとから構成されることを特徴とする量子状態制御
装置。 2、請求項1記載の量子状態制御装置と、該量子状態制
御装置から出力されるスクイズド状態の光をホモダイン
検波する光ホモダイン検波装置とから構成されることを
特徴とする光受信装置。 3、光送信装置と通信用伝送路と請求項2記載の光受信
装置とから構成されることを特徴とする光通信装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107673A JPH02287444A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 量子状態制御装置,光受信装置および光通信装置 |
| US07/412,510 US5113524A (en) | 1988-09-30 | 1989-09-27 | Quantum state control apparatus, optical receiver and optical communication system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1107673A JPH02287444A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 量子状態制御装置,光受信装置および光通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02287444A true JPH02287444A (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=14465095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1107673A Pending JPH02287444A (ja) | 1988-09-30 | 1989-04-28 | 量子状態制御装置,光受信装置および光通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02287444A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH088827A (ja) * | 1994-06-15 | 1996-01-12 | Tamagawa Gakuen | 光通信方法と装置 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1107673A patent/JPH02287444A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH088827A (ja) * | 1994-06-15 | 1996-01-12 | Tamagawa Gakuen | 光通信方法と装置 |
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