JPH022915B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH022915B2 JPH022915B2 JP57196716A JP19671682A JPH022915B2 JP H022915 B2 JPH022915 B2 JP H022915B2 JP 57196716 A JP57196716 A JP 57196716A JP 19671682 A JP19671682 A JP 19671682A JP H022915 B2 JPH022915 B2 JP H022915B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic pulp
- admixture
- pulp
- aqueous viscous
- aqueous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は、タレ防止、鏝離れ改良等のため水性
粘性液体に混入する混和材に関する。 合成パルプは、モルタル等の水性の粘性液体に
混入して、ひび割れ防止、タレ防止あるいは鏝離
れ改良を付与するのに効果がある。このような粘
性液体に混入する合成パルプは十分乾燥し、解繊
状態になるまで粗粉砕して使用することが望まし
いが、この様な状態の合成パルプは嵩比重が非常
に小さい為、ブレンド作業に手間どるという問題
が生じる。すなわち、混入しようとする粘性液体
の表面に上述の様な状態の合成パルプがボール状
になつて浮くという現象、あるいは大量の空気を
抱いたまま混入され、物性低下、表面状態の悪化
等の原因となる気泡をまき散らすという現象が起
きる。このまき散らされた気泡のうち、比較的小
さいものは合成パルプ、あるいは他の成分の影響
を受けてなかなか浮上して表面に出てゆかず、そ
の結果、相分離を引き起こす要因ともなる。 このような問題を解決する手段として、本出願
人は既に特開昭55−102628号として、合成パルプ
に無機フイラーを配合する方法を提案した。この
方法は、粘性液体に合成パルプを配合するに際
し、予め合成パルプを無機フイラーとブレンドし
てなる合成パルプ組成物を用いることにより、撹
拌して気泡の混入を防いだ粘性液体中に、合成パ
ルプを均一に分散させることができるようにした
ものである。本出願人は、更に研究を進めた結
果、撹拌操作を行わなくとも、水性粘性液体中に
分散できる合成パルプを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明はポリビニルアルコールを含
む合成パルプに、酸化物、水酸化物および硫化物
からなる群から選ばれる1種以上の固体塩基の無
機フイラーを1乃至50重量%混合してなることを
特徴とする水性粘性液体用混和材である。 本発明における合成パルプは、合成高分子化合
物をパルプ状にしたものであり、ポリオレフイン
パルプ、アクリロニトリルパルプ、ポリエステル
パルプ、ポリアミドパルプなどがあげられるが、
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
インパルプが好ましく使用される。これらは通常
約0.1〜5mmの短繊維状である。 前記合成パルプには、ポリビニルアルコール
(以下PVA)が含まれている。PVAを合成パル
プに付与するには、たとえばポリオレフインパル
プの場合、ポリオレフインの融解物をPVA水溶
液下に混合し、撹拌して実質的に均一な懸濁物を
得、これを急激な降圧状態に曝しフラツシユ紡糸
することにより得ることができる。更に具体的に
は、PVAの0.03乃至5重量%水性混合物にポリ
オレフイン、たとえばポリエチレンまたはポリプ
ロピレンを5乃至15重量%低級炭化水素、好まし
くはヘキサンの溶液として135乃至160℃において
撹拌下に導入して均一に分散させる。この場合の
ポリオレフイン溶液対PVA水溶液の重量比は好
ましくは0.5乃至2である。次いでこの分散液を
常圧付近の環境に急激に曝して脱液し、PVAを
付与した合成パルプを得る。また別には合成パル
プ状にしたのち、PVA溶液を散布付着させても
よい。このようにして得られる合成パルプは、
0.1乃至10重量%のPVAが含まれる。 このようなPVA処理を受けた合成パルプは、
本来親水性を示し水性粘性液中での分散が良好で
あるはずだが、一旦乾燥状態に曝されると親水性
が低下し、水性粘性液中での分散が困難となる。
このとき酸化物、水酸化物および硫化物からなる
群から選ばれる1種以上の固体塩基の無機フイラ
ーを混合すると、乾燥状態になつても親水性を保
持し続けて、水性粘性液中での分散が良好とな
る。同じ無機フイラーでも固体酸の無機フイラ
ー、たとえばCaCO3、CaSO4、ベントナイト、
タルク、カオリンクレー、ケイソウ土などは、こ
のような効果を示さない。 上記固体塩機の無機フイラーとしては、たとえ
ばCaO、ZnO、BeO、MgO、Mg(OH)2、SiO2、
ZnS、などが例示できる。この無機フイラーは、
1乃至50重量%好ましくは5乃至20重量%配合す
る。この範囲をはずれると改良効果がみられなか
つたり、場合によつては配合能率をかえつて低下
させる場合もある。 合成パルプと無機フイラーを混合する方法とし
ては、公知の種々の方法が採用され、たとえば予
め乾燥した合成パルプと無機フイラーをブレンド
する方法、合成パルプの水スリラー中に無機フイ
ラーを添加し、混合撹拌した後に脱水・乾燥する
方法が例示できる。 これらPVA及び無機フイラーを含む合成パル
プを混和する粘性液体は、高粘度の液状、ペース
ト状の水性のものをいい、通常合成パルプ配合時
における粘度が100cp以上、例えば100ないし
10000cp程度、とくに200ないし2000cp程度のも
のが好適に使用される。これら水性粘性液体は勿
論単一化合物である必要はなく、2種以上の液体
混合物であつてもよく、さらに各種添加剤が溶解
あるいは分散しているものであつてもよい。これ
らの代表的なものは各種水性塗料、セメント、コ
ンクリート、プラスター、モルタルなどである。 本発明によれば、水性液体中への合成パルプの
混入を迅速に行うことができ、また均一な分散物
を得ることができる。 実施例 1 乾燥高密度ポリエチレンからなる合成パルプ
(平均繊維長1mm、PVA含量2%)とMgOをド
ライブレンドしたもの5gを水面上に静置し、水
没するまでの時間を測定した。 結果を第1表に示す。
粘性液体に混入する混和材に関する。 合成パルプは、モルタル等の水性の粘性液体に
混入して、ひび割れ防止、タレ防止あるいは鏝離
れ改良を付与するのに効果がある。このような粘
性液体に混入する合成パルプは十分乾燥し、解繊
状態になるまで粗粉砕して使用することが望まし
いが、この様な状態の合成パルプは嵩比重が非常
に小さい為、ブレンド作業に手間どるという問題
が生じる。すなわち、混入しようとする粘性液体
の表面に上述の様な状態の合成パルプがボール状
になつて浮くという現象、あるいは大量の空気を
抱いたまま混入され、物性低下、表面状態の悪化
等の原因となる気泡をまき散らすという現象が起
きる。このまき散らされた気泡のうち、比較的小
さいものは合成パルプ、あるいは他の成分の影響
を受けてなかなか浮上して表面に出てゆかず、そ
の結果、相分離を引き起こす要因ともなる。 このような問題を解決する手段として、本出願
人は既に特開昭55−102628号として、合成パルプ
に無機フイラーを配合する方法を提案した。この
方法は、粘性液体に合成パルプを配合するに際
し、予め合成パルプを無機フイラーとブレンドし
てなる合成パルプ組成物を用いることにより、撹
拌して気泡の混入を防いだ粘性液体中に、合成パ
ルプを均一に分散させることができるようにした
ものである。本出願人は、更に研究を進めた結
果、撹拌操作を行わなくとも、水性粘性液体中に
分散できる合成パルプを見出し、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明はポリビニルアルコールを含
む合成パルプに、酸化物、水酸化物および硫化物
からなる群から選ばれる1種以上の固体塩基の無
機フイラーを1乃至50重量%混合してなることを
特徴とする水性粘性液体用混和材である。 本発明における合成パルプは、合成高分子化合
物をパルプ状にしたものであり、ポリオレフイン
パルプ、アクリロニトリルパルプ、ポリエステル
パルプ、ポリアミドパルプなどがあげられるが、
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフ
インパルプが好ましく使用される。これらは通常
約0.1〜5mmの短繊維状である。 前記合成パルプには、ポリビニルアルコール
(以下PVA)が含まれている。PVAを合成パル
プに付与するには、たとえばポリオレフインパル
プの場合、ポリオレフインの融解物をPVA水溶
液下に混合し、撹拌して実質的に均一な懸濁物を
得、これを急激な降圧状態に曝しフラツシユ紡糸
することにより得ることができる。更に具体的に
は、PVAの0.03乃至5重量%水性混合物にポリ
オレフイン、たとえばポリエチレンまたはポリプ
ロピレンを5乃至15重量%低級炭化水素、好まし
くはヘキサンの溶液として135乃至160℃において
撹拌下に導入して均一に分散させる。この場合の
ポリオレフイン溶液対PVA水溶液の重量比は好
ましくは0.5乃至2である。次いでこの分散液を
常圧付近の環境に急激に曝して脱液し、PVAを
付与した合成パルプを得る。また別には合成パル
プ状にしたのち、PVA溶液を散布付着させても
よい。このようにして得られる合成パルプは、
0.1乃至10重量%のPVAが含まれる。 このようなPVA処理を受けた合成パルプは、
本来親水性を示し水性粘性液中での分散が良好で
あるはずだが、一旦乾燥状態に曝されると親水性
が低下し、水性粘性液中での分散が困難となる。
このとき酸化物、水酸化物および硫化物からなる
群から選ばれる1種以上の固体塩基の無機フイラ
ーを混合すると、乾燥状態になつても親水性を保
持し続けて、水性粘性液中での分散が良好とな
る。同じ無機フイラーでも固体酸の無機フイラ
ー、たとえばCaCO3、CaSO4、ベントナイト、
タルク、カオリンクレー、ケイソウ土などは、こ
のような効果を示さない。 上記固体塩機の無機フイラーとしては、たとえ
ばCaO、ZnO、BeO、MgO、Mg(OH)2、SiO2、
ZnS、などが例示できる。この無機フイラーは、
1乃至50重量%好ましくは5乃至20重量%配合す
る。この範囲をはずれると改良効果がみられなか
つたり、場合によつては配合能率をかえつて低下
させる場合もある。 合成パルプと無機フイラーを混合する方法とし
ては、公知の種々の方法が採用され、たとえば予
め乾燥した合成パルプと無機フイラーをブレンド
する方法、合成パルプの水スリラー中に無機フイ
ラーを添加し、混合撹拌した後に脱水・乾燥する
方法が例示できる。 これらPVA及び無機フイラーを含む合成パル
プを混和する粘性液体は、高粘度の液状、ペース
ト状の水性のものをいい、通常合成パルプ配合時
における粘度が100cp以上、例えば100ないし
10000cp程度、とくに200ないし2000cp程度のも
のが好適に使用される。これら水性粘性液体は勿
論単一化合物である必要はなく、2種以上の液体
混合物であつてもよく、さらに各種添加剤が溶解
あるいは分散しているものであつてもよい。これ
らの代表的なものは各種水性塗料、セメント、コ
ンクリート、プラスター、モルタルなどである。 本発明によれば、水性液体中への合成パルプの
混入を迅速に行うことができ、また均一な分散物
を得ることができる。 実施例 1 乾燥高密度ポリエチレンからなる合成パルプ
(平均繊維長1mm、PVA含量2%)とMgOをド
ライブレンドしたもの5gを水面上に静置し、水
没するまでの時間を測定した。 結果を第1表に示す。
【表】
実施例2〜4及び比較例1〜6
第2表に示す無機フイラーを10重量%混合する
以外は実施例1と同様に行つた。結果を第2表に
示す。
以外は実施例1と同様に行つた。結果を第2表に
示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコールを含む合成パルプに、
酸化物、水酸化物および硫化物からなる群から選
ばれる1種以上の固体塩基の無機フイラーを1乃
至50重量%混合してなることを特徴とする水性粘
性液体用混和材。 2 合成パルプがポリオレフインパルプである特
許請求の範囲第1項記載の水性粘性液体用混和
材。 3 無機フイラーが酸化マグネシウムである特許
請求の範囲第1項または第2項記載の水性粘性液
体用混和材。 4 ポリビニルアルコールを0.1乃至10重量%含
む特許請求の範囲第1項乃至第3項いずれかに記
載の水性粘性液体用混和材。 5 水性粘性液体がモルタルである特許請求の範
囲第1項乃至第4項いずれかに記載の水性粘性液
体用混和材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671682A JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671682A JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5986680A JPS5986680A (ja) | 1984-05-18 |
| JPH022915B2 true JPH022915B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=16362400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19671682A Granted JPS5986680A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 水性粘性液体用混和材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5986680A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0420534U (ja) * | 1990-06-09 | 1992-02-20 | ||
| JPH0424921U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-28 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3943079A (en) * | 1974-03-15 | 1976-03-09 | Monsanto Company | Discontinuous cellulose fiber treated with plastic polymer and lubricant |
| JPS5586822A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-01 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Blending of synthetic pulp |
| JPS55102628A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-06 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Compounding of synthetic pulp |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP19671682A patent/JPS5986680A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0420534U (ja) * | 1990-06-09 | 1992-02-20 | ||
| JPH0424921U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5986680A (ja) | 1984-05-18 |
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