JPH02292202A - 工業用殺菌剤及び殺菌方法 - Google Patents

工業用殺菌剤及び殺菌方法

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JPH02292202A
JPH02292202A JP11317389A JP11317389A JPH02292202A JP H02292202 A JPH02292202 A JP H02292202A JP 11317389 A JP11317389 A JP 11317389A JP 11317389 A JP11317389 A JP 11317389A JP H02292202 A JPH02292202 A JP H02292202A
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伊藤 洋亮
Katsuji Tsuji
辻 勝次
Sakae Katayama
栄 片山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、工業用殺菌剤に関する。さらに詳しくは、
紙パルブ工業の抄紙工程水、各種工業用の冷却水、など
の水系における微生物障害を防止するために有用な製剤
に関する。
(口)従来の技術 従来から紙パルプ工業における抄紙工程水や各種工業に
おける冷却水中に、細菌や真閑によるスライムが発生し
、生産品の品質低下や生産効率のを、適宜界面活性剤や
アルコール等を用いて、lO〜50%程度の水溶液剤や
乳剤とした製剤を開示している。
また、この公報においては、マイレン酸と無水マイレン
酸との殺菌効果は同等であることが示されている。
しかしながら、上記公報に開示された聾様や製剤による
殺菌効果は充分満足できるものではなかった。
この発明はかかる状況下なされたものである。
(二)課題を解決するための手段 かくしてこの発明によれば、実質的に無水の非プロトン
性親水性有機溶媒中に無水マレイン酸を溶解調製してな
る工業用殺菌剤が提供される。
この発明の工業用殺菌剤は、それ自体、製剤として著し
く安定なものであって長期間保存、貯蔵(例えば1年)
した後においても安定な殺菌効果を示すものである。そ
して、さらに、この殺菌剤は、直接水系に添加すること
により、無水マイレン酸粉末の直接添加や而記公報に開
示された水性低下などの損失を与えることが知られてい
る。
これらの微生物による障害を防止するため、多くの殺菌
剤が使用されてきた。古くは、エチルリン酸水銀や酢酸
フエニル水銀等の有機水銀化合物、ペンタクロ口フェノ
ールやトリクロロフェノール等の塩素化フェノール化合
物などが使用されていた。しかしこれらの薬剤は人体や
魚介類に対する毒性が強く、環境汚染をひき起こすため
使用が規制されるようになり、最近では比較的低毒性の
塩素化イソシアヌール酸、次亜塩素酸ナトリウム、メチ
レンビスチオシアネート、5−クロロ−2−メチル−4
−イソチアゾリンー3−オン、2−ブロモー2一二トロ
ブロバンー1,3−ジオール等が工業用殺菌剤として汎
用されている。
そして、同様な目的のために、ごく最近、マレイン酸ま
たはその無水物を殺菌剤として用いる提案がなされてい
る(特開昭64−50803号公報)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記特開昭64−50803号公報は、マレイン酸や無
水マレイン酸を、直接添加する態様並びにこれら製剤の
直接盛加時に比して著しく優れた殺菌効果を奏するもの
である。
ことにかかる優れた段菌効果は、マイレン酸使用時にお
いては発運されず無水マイレン酸固育の効果であり、従
来技術からして意外な効果といえるものである。
かかる効果が発揮される理由は明らかではないが、■上
記特定の有機溶媒が、従来の製剤に比して無水マイレン
酸を加水分解することなく安定に溶解保持すると共に、
■水系への添加時に水と無水マイレン酸との直接接触を
抑制しつつ水系内へ効率良く分散させるよう作用するた
め無水マイレン酸がその加水分解が抑制された状態で水
系中の微生物と接触し、それにより、直接添加時や従来
製剤に比して優れた殺菌効果が奏されていると考えられ
る。
この発明に用いる非プロトン性浅水性有機溶媒とては、
下式(I)〜(II[)から選ばれる有機溶媒を用いる
のが適している。
Rl  (X)R!  (Y)R3   ・・・・・・
(I)(式中、R1及びR3は各々、C I−4のアル
キル基、R2はC +−sのアルキレン基:X及びYは
各々、基一o−  −coo一又i1−0−又は−0−
)、/ 、R2 (式中、Rl,R3は前記定義と同一、R4は水素原子
又はC+−aのアルキル基;但し、R4はR1又は、R
2と結合してラクタム環を構成してもよい)、及び R4 (式中、R4は前記定義と同一、ZはC1−,のアルキ
レン基又は基−0−) 上記式(1)で示される有機溶媒としては、例えば、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジエチルエーテル、1.2−ノメトキシエタン、
2−エトキシエチルアセテート、■,2−ジエトキシエ
タン、2−メトキシエチルアセテート、3−メトキンブ
チルアセテート、2−メトキシブ口ピルアセテート、2
−エトキンブ口ビルアセテート、3−エトキンブチルア
セテート、ジアセトキンメタン、1.2−ジアセトキシ
エタン、1.3−ジアセトキシプロパン、1.4−ジア
セトキシブタン、■,5−ジアセトキシペンクン、1.
6−ジアセトキシヘキサン、エチレングリコールジブロ
ピオン酸エステル等が挙げられる。
上記式(n)で示される有機溶媒としては、NN−ジメ
チルホルムアミド、N−メチルーN−エチルホルムアミ
ド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジメチル
アセトアミド、N−メチル−2−ビロリドン、N一エチ
ル−2−ピロリドン等が挙げられる。
また、上記式(III)で示される有機溶媒としては、
エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、γ−
プチロラクトン、δ−バレロラクトン等が挙げられる。
上記式(I)−(III)で示される有機溶媒は、各々
混合して用いられても良い。
これらの有機溶媒のうち、製剤安定性の点で特に、3−
メトキシブチルアセテート、エチレンカーボネート、プ
ロピレンカーボネート及びγ−プチロラクトンを用いる
のが好ましい。
この発明においてかかる有機溶媒としては、実質的に無
水のものが用いられる。ここで実質的に無水とは、上記
有機溶剤の市販品中に不可避的に含まれる微量の水分や
製剤時に大気中から不可避的に混入しうる微量の水分等
の存在を許容するが、意図的に水が添加されていないこ
とを意味する。
ここで、水が有意に添加された有機溶媒を用いると、製
剤安定性が低下し、実使用上の殺菌効果の低下を招くた
め適さない。
この発明の工業殺菌剤は、無水マレイン酸を上記有機溶
媒に直接添加混合して溶解させることにより調製するこ
とができる。従って有機溶媒の使用量は無水マレイン酸
を溶解するに足る量とされ、通常、製剤中の無水マレイ
ン酸の濃度が約5〜50重量%、好ましくはlO〜40
重量%となるように調整される。この量が多すぎると、
長時間保存時に無水マレイン酸か固体として折出するお
それがあり、製剤安定性上好ましくない。
このようにして得られるこの発明の殺菌剤は、それ事態
、製剤安定性が優れた有用なものであるが、前述のごと
くこれを微生物が繁殖した水系に直接添加することによ
り、従来の無水マレイン酸製剤使用時に比して、著しく
高い殺菌効果を発現する。従って、この発明は、上記工
業用殺菌剤を水系に直接添加することからなる工業用殺
菌方法をも提供するものである。
この際の適切な添加量は、対象系の微生物の繁殖状況、
水質、温度等によっても異なるが、通常、対象系中に対
し、1〜200ppm (無水マレイン酸量)とするの
が適している。この際、上記製剤自体の水分散性が優れ
ているので流通系においては連続少量添加で濃度調整を
行っても衝撃添加で行ってもよい。
なお、この発明の製剤において、その効果と阻害しない
他の有機溶媒や他の殺菌剤等の第三成分が少量混合され
ていてもよい。
(ホ)実施例 実施例l 無水マレイン酸(日本触媒化学製)を各溶媒に溶解して
無水マレイン酸溶液を調製した。ついて、これらを50
℃の恒温漕内に静置し、経日的に無水マレイン酸( M
 A )の残存率(W%)をHPLCで定量した。組成
及び結果を表−1に示す。
(以下余白) 表−1 表一! 続き (以下余白) *DBE’ :ノベインックエステル 構造式: CHs  C−0−(CHJt−.0−C−
CI−]111 表一lに示されるように、水及び種々の現水性有機溶媒
で調製した無水マレイン酸製剤のうち、特定の親水性有
機溶媒を用いたこの発明の製剤においては、30日後に
おいても無水マレイン酸が94%以上残存していること
が分かる。ここで50℃で30日放置は、実用環境下に
おける約1年程度の放置条件に相当するため、上記高い
残存率はこの発明の製剤の著しく優れた製剤安定性を示
すものである。中でも、DBE,エチレンカーボネート
、プロピレンカーボネート及びγ−プチロラクトン使用
時には、30日後においても無水マレイン酸の減少が全
く認められず、とくに優れていることが分かる。
なお、比較例に示す各製剤のほとんどは、1日以内に無
水マレイン酸成分が消失して無水マレイン酸としての効
果を全く期待できず、また最も安定性の高いトリブロビ
レングリコールモノメチルエーテル(比較例No.4)
においても30日後において無水マレイン酸がほとんど
残存していないことが判る。
実施例2 実施例と同様にして、表2及び表3に示す組成の無水マ
レイン酸製剤(実施例AI−AIO、比較例Bl−87
)を作製した。
(以下余白) 表−2 実施例 表 比較例 (以下余白) 上記各製剤を用いて、殺菌試験を行った。
(試験方法)某製紙工場の新聞紙抄造機より採取した生
菌数3.5XlO’/dを含む白水( p H4.8,
シュードモナス属アルカリゲネス属菌主体)をビーカー
に5011y+2とり30℃の恒温漕内で撹拌する。
ここへ、表2−3の製剤物を約2cm角のテフロンシ一
トに所定量(活性成分当り10〜100ppm)化学天
秤で精秤したものを直接投入する。
投入後、経時的に菌数を測定した結果を表−4に示す。
なお、これらの供試薬剤は調製7日後(室温)に供試し
た。
(以下余白) 表−4 (考察) 表−4から明らかな様に、本願発明の製剤品が優れた殺
菌効力を示したのに対し、水・アルコール・グリコール
類で製剤したものやマレイン酸では、本願発明品の5〜
10倍の濃度においてら充分な効力は得られなかった。
さらに無水マレイン酸をそのまま添加した場合と比較し
ても本願発明品は低濃度で有効である。これは、溶媒効
果によって無水マレイン酸の水添加時に加水分解が抑制
されつつ迅速に系中に分散されることや、菌に対する浸
透力が向上した為と考えられる。
なお、A− 1−A− 1 0の各製剤品を50゜Cで
1ヶ月静置後、同様に試験したところ、ほぼ同等の殺菌
効果が得られた。
(比較試験例) 供試薬剤の1%水溶液を調製したものを約30分後に供
試する以外は全て試験例−2と同ように行った。
(以下余白) 表−5 (考察)表−5から明らかな様に、いずれの薬剤も原液
添加をした場合に比較して著しく効力は低下し、マレイ
ン酸と同程度の効力しか得られなかった。1%水溶液調
製後無水マレイン酸か加水分解してマレイン酸になって
から供試されたものと考えられる。
(へ)発明の効果 この発明の殺菌剤によれば、無水マイレン酸直接添加時
や従来の無水マレイン酸製剤添加時に比して、著しく高
い殺菌効果が発現され、しかもその効果は製剤の長期間
放置後においても同様に発現される。従ってその実用的
価値は著しく高いものである。
また、かかる殺菌剤においては、対象水系中に亜硫酸イ
オンのごとき還元性イオンが含有されている場合、通常
の汎用性工業用殺菌剤ではその殺菌効果が低減されてし
まうのに対し、このような低減が生じず安定な萌記殺菌
効果が発現されることら見出されているため、上記効果
とも相俟ってその有用性は極めて大なるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に無水の非プロトン性親水性有機溶媒中に
    無水マレイン酸を溶解調製してなる工業用殺菌剤。
  2. (2)非プロトン性親水性有機溶媒が、下式( I )〜
    (III)から選ばれる有機溶媒: R_1−(X)−R_2−(Y)−R_3……( I )
    (式中、R_1及びR_3は各々、C_1_−_4のア
    ルキル基、R_2はC_1_−_6のアルキレン基;X
    及びYは各々、基−O−、−COO−又は−O−R_2
    −O−)、▲数式、化学式、表等があります▼……(I
    I) (式中、R_1、R_2は前記定義と同一、R_4は水
    素原子又はC_1_−_4のアルキル基:但し、R_4
    はR_1又はR_3と結合してラクタム環を構成しても
    よい)、及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_4は前記定義と同一、ZはC_1_−_4
    のアルキレン基又は基−O−) である請求項1記載の工業用殺菌剤。
  3. (3)請求項1の工業用殺菌剤を、水系に直接添加して
    該水系中に存在する微生物の殺菌処理を行うことを特徴
    とする工業用殺菌方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5122301A (en) * 1991-09-09 1992-06-16 Great Lakes Chemical Corp. Antimicrobial compositions containing propylene carbonate and/or ethylene carbonate as the carrier solvent
WO2001082694A1 (en) * 2000-04-28 2001-11-08 Ecolab Inc. Antimicrobial composition
EP1767091A3 (de) * 2005-09-21 2007-08-22 Clariant Produkte (Deutschland) GmbH Biozide Zusammensetzungen

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WO1993005032A1 (en) * 1991-09-09 1993-03-18 Great Lakes Chemical Corporation Antimicrobial compositions containing propylene carbonate and/or ethylene carbonate as the carrier solvent
WO2001082694A1 (en) * 2000-04-28 2001-11-08 Ecolab Inc. Antimicrobial composition
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