JPH02293487A - 製紙用多層織物 - Google Patents
製紙用多層織物Info
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- JPH02293487A JPH02293487A JP1112175A JP11217589A JPH02293487A JP H02293487 A JPH02293487 A JP H02293487A JP 1112175 A JP1112175 A JP 1112175A JP 11217589 A JP11217589 A JP 11217589A JP H02293487 A JPH02293487 A JP H02293487A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は製紙に使用する多層織物に関する.[従来の技
術] 製紙用a物に対しては、従来より多くの要求がある.大
別すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の
十分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題また
は製紙の歩留りの問題、(口)耐摩耗性の向上、織物の
使用寿命の延長、(ハ)良好なr水性の問題、などがあ
る.それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大雑
把にいえば、(イ)の問題は主としてa物の製紙面の楕
遣が大きく関係する問題であり、《口》は織物の走行側
表面の梢遣に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する問
題である. 従来《イ》の解決には多くの提案がなされてきた.しか
しながら、《口》の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗性
の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙用
織物の走行側を緯糸r!J耗形として、経糸の幸耗を防
ぐ程度に止まっている。
術] 製紙用a物に対しては、従来より多くの要求がある.大
別すると、(イ)ワイヤーマークの発生防止、紙繊維の
十分な絡み合い等、紙の品質そのものに関する問題また
は製紙の歩留りの問題、(口)耐摩耗性の向上、織物の
使用寿命の延長、(ハ)良好なr水性の問題、などがあ
る.それぞれの問題は互いに関連する点が多いが、大雑
把にいえば、(イ)の問題は主としてa物の製紙面の楕
遣が大きく関係する問題であり、《口》は織物の走行側
表面の梢遣に関係が深く、(ハ)は織物全体に関する問
題である. 従来《イ》の解決には多くの提案がなされてきた.しか
しながら、《口》の問題すなわち製紙用織物の耐摩耗性
の向上については十分な工夫がなされておらず、製紙用
織物の走行側を緯糸r!J耗形として、経糸の幸耗を防
ぐ程度に止まっている。
しかしながら、近年製紙スピードの高速化、填料の使用
量の増大、中性製紙の製造の必要性の増大などの諸条件
が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題となっ
ている. −a的にいって、使用中の織物の姿勢の安定性と、使用
寿命の延長の点から製紙用織物も含めて無端状織物は走
行面の緯糸に耐摩耗作用を奏させることが望ましい.経
糸は摩耗すると織物の寸法の変化が生じ、さらに経糸が
摩耗切断すると織物自体が直接切断してしまうため、経
糸摩耗形織物は使用寿命が短くなるからである. このような耐摩耗性を向上させるために、従来、耐摩耗
性のあるボリアミド糸を緯糸に用いることも試みられて
いるが、この試みは、識物の楕遣自体を変えるものでは
なく、単に使用する材料の性質を利用するだけであって
画期的効果は得られず、反面ボリアミド糸を用いた製紙
用織物は、姿勢安定性が悪いという欠点があった. そこで、従来は、経糸、緯糸いずれにも剛性に優れたポ
リエステル糸を用いて、伸びにくく姿勢安定性に優れた
製紙用織物を構成していた.また、このような従来使用
されている製紙用識物でも、前述のような諸要求を満た
すため、製舐用m物の走行側の緯糸に太い線径の糸を使
用することも試みられ、耐摩耗性の改善はある程度図ら
れるものの、緯糸が太いので緯糸と経糸とのバランスが
崩れ、クリンプ性が恩化しワイヤーマーク発生の原因と
なる等の欠点があり、実用上問題が余りにも多い.. さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように織物の
楕遺が変化すれば枦水性も影響があり単に緯糸を太くす
る程度の姑息な手段では問題は解決されない. また、.近年上記の問題解決の為、線径の小さい経糸、
緯糸を使用し緻密な、製紙面層を形成し、一方線径の大
きい経糸、緯糸を使用し#twi性の大きい、走行面層
を形成し、両面層を形成している経糸と緯糸を共用して
織成した多重織物や、製紙面層と走行面層を形成してい
る経糸と緯糸とは異なる糸を織り込んで両層を接結した
多重11lli物が使用されている.ところがこの様な
多重織物は、下部の走行面層の緯糸方向の熱収゛棉量と
収縮力が上部の緯糸方向の熱収WJRと収縮力より小さ
いため製If&の熱固定工程において、織物は上部a物
の幅方向に縮まろうとし、その結果織物の幅方向両端部
が上方に持ち上がってしまういわゆる耳カールが発生す
る.この状態の織物は、使用中に耳部の興状摩粍により
使用寿命が短くなるだけでなくガイドバームと織物の接
触が不安定となり、走行のコントロールができなくなる
という問題が生じている.さらに、巾方向の収縮量の差
によって生ずる中方向の長さの差が熱固定後に表れるの
で使用中に下層織物の巾が上層織物の巾より広くなって
しまうので広い分を解消するため、下層織物には巾方向
に波形の皺が発生する9下層歳物に巾方向に波形の皺が
発生した製紙織物は使用中に下層の走行面が異状摩耗を
おこすだけでなく、製紙面にまで影響を及ぼし、紙にマ
ークを発生させる等多くの問題を生じている. このため、現在では熱固定を十分に行わず、上下両層の
中方向の収縮量の差を発生しないようにしているが、こ
のように中方向の収縮を押さえた織物は、中方向への収
縮内部応力を内在しているため、使用中に中縮みや筋曲
がりなどの問題が発生している.さらに、上下両層を接
結している接紡糸の力により上層織物の接結部分が下層
織物側に引き込まれる為製紙面に凸凹が生じ紙にワイヤ
マークが発生する等問題が多い. [発明が解決しようとする課題] 本発明者は、上記のような従来の技術の問題は、無端状
織物の上下両層の熱固定を同時に同じ条件で行うことに
原因があることを突き止め、別々に!&適条件で十分に
熱固定した織物を重合して結合することにより耐牽粍性
、姿勢の安定性と、表面平滑性を改善し、併せて製紙用
織物特有の問題であるP水性やワイヤーマーク性などの
紙を抄造する性能をも改善したものである. [課題を解決するための手段] 本発明は 「1. 経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経
糸の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプの上面
が同一平面にある製紙面を有する無端状上層織物の内部
空間に、経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経
糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の下
面より下方にあり、経糸が緯糸のクリンプに埋没してい
る走行面を形成した無端状下層織物を挿嵌して上層m物
の下面と下層織物の上面とを密着させ、両者を固着一体
化した、別々に仕上げ処理を行った製紙面織物と走行面
織物とからなる、製紙用多層織物.2. 上層織物と下
層m物を重なり合った織物の耳部を固着して両者を一体
化した請求項1に記載された、製紙用多層織物. 3. 上層織物の下面と下層織物の上面とを密着させ、
両面全体を固着して一体化した、請求項1に記載された
、製紙用多層織物. 4. 上層織物と下層織物の固着が、接着剤による接着
または溶着である、請求項1ないし3のいずれか1項に
記載された、製紙用多層m物.5. 上層織物と下層織
物の固着が、接結糸による縫合である、請求項1ないし
3のいずれか1項に記載された、製紙用多層織物. 6. 上層織物と下層織物の固着が、接結糸による縫合
と接着剤による接着の組み合わせである、謂求項エない
し5のいずれか1項に記載された、製紙用多層織物. 7. 熱固定処理し重ね合わせた上層織物と下層織物の
緯糸方向の長さが同一であり、下層織物の緯糸方向に弛
みがない、請求項1ないし6のいずれか1項に記載され
た、製紙用多層織物,8. 上層a物は、熱固定処理に
おいて経糸の上面と経糸間に形成される緯糸のクリンプ
の上面が同一平面にある状態に経糸方向のテンションを
維持しつつ十分に熱固定し、一方、下NJllt物は、
熱固定処理において緯糸が十分に曲がり、経糸間で下方
に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の下面より下方
にある状態に経糸方向のテンションを維持しつつ十分に
熱固定し、経糸を緯糸のクリンプに埋没させた予め熱固
定処理を完了した織物を組み合わせたことを特徴とする
、製紙用多層織物の製造方法.」に関する. 本発明においては、上面に製紙面を形成した上層織物と
、下面に走行面を形成した下層織物とを別々に!X!造
する.このように織物をそれぞれ別々に製迫することに
より、使用する最適の線材を自由に選ぶことが出来、所
望の熱固定を行うことができる.即ち、上層織物は経糸
の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプの上面が
同一平面にある製紙面を形成したものであり、下層織物
は経糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸
の下面より下方にあり、経糸が緯糸のクリンプに埋没し
ている走行面を形成したものである.このような上層織
物は、熱固定処理において経糸の上面と経糸間に形成さ
れる緯糸のクリンプの上面が同一平面にある状態に経糸
方向のテンションを維持しつつ十分に熱固定し、一方、
下層織物は、熱固定処理において緯糸が十分に曲がり、
経糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の
下面より下方にあり経糸を緯糸のクリンプに埋没させた
状態に経糸方向のテンションを維持しつつ十分に熱固定
したものであって、両m’sとも予め熱固定処理を完了
しているのである.こうして得られた上下の無端状の織
物の巾を同一に揃えて両者を重ね合わせるのである.無
lll状上層織物の内部の中空部に、無端状下層織物を
挿嵌して上層織物の下面と下層織物の上面とを密着させ
両者を固着一体化して、製紙用多層織物とするのである
.両者を固着一体化するには、重ね会わせた耳部或いは
織物の所望箇所を接着剤を使用して接着したり、ホット
メルト形接着剤を使用して触着したり或いは、接結糸に
よる縫合等により一体化するが勿論これらの手段を併用
してもよい.[作 用] 上記のように本発明においては、上面に製紙面を形成し
た上層織物と、下面に走行面を形成した下層織物とを別
々に製造する.このように織物をそれぞれ別々に製造す
ることにより、使用する最適の線材を自由に選ぶことが
出来、所望の熟固定を行うことができる. 即ち、走行面織物は緯糸を十分に曲げて経糸間に突出し
た緯糸のクリンプを形成し十分に熱固定したことにより
緯糸のクリンプは断面矩形状立体的には円筒となり耐摩
耗体積は著しく大きくなる.また緯糸のクリンプの下面
は経糸の下面より下方となり、経糸が緯糸のクリンプに
埋没している走行面を形成するので経糸の摩耗は完全に
防止されるのである. 一方製紙面繊物は、緯糸の屈曲を調節して、熱固定を行
い、経糸の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプ
の上面とが同一平面にある製紙面を形成したので製紙面
は極めて平滑となり紙質が向上し、マークの発生が防止
される. このように、それぞれ熱固定が完了した同一
中寸法の上下層の織物を重ねたので、従来の同時熱固定
による収縮量と収縮力の差による、耳カールの発生は全
くない. 本発明は、また、製造面においても多重織に比較して優
れた作用を奏する.後に図面について詳しく説明するが
、多重織においては、上層の製紙面を製織するときは上
層経糸が上下に開口しその間に杼を打ち込む.下層の経
糸は開口した上層経糸の下側の糸と並んで下側に配置さ
れている,下層の製紙面を製織するときは下層の経糸が
上下に開口しその間に杼を打ち込む.上層の経糸は開口
した下層経糸の上側の糸と並んで上側に配置されている
. 杼は経糸の上を滑りながら走るが杼の底面と接触する経
糸の本数と、配列が異なるために、杼の走行速度に大き
な差が生ずる.通常のamでは織機の主回転軸の1回転
から各装置の動作の信号を得ているので杼の速度に差が
生ずると杼と他の装!との連携に支障が生じ、杼が緯糸
を正確に掴めなかったり、掴んだ緯糸を他の装置に渡せ
なかったりすることが頻発する.そのため、amの稼動
率の低下と 誤動作によるI1ak機の停止のため織物
の緯糸密度の変動が発生する.ところが本発明は製紙面
を形成する織物と走行面を形成する織物を別々に製織す
るものであって、多重織りではないためこの様な欠陥は
発生しない. 次に本発明を実,t&i %J t!−挙げて詳細に説
明する.[実施例] 第1図は、本発明の製紙用多層織物の一部断面を示す斜
視図である.1は上下二層からなる製紙用多層a物であ
り、上層織物2と下層織物5とがらなっている.3は上
層織物の経糸であり、4は上層織物の緯糸である.6は
下層a物の経糸であり、7は下層m物の緯糸である.こ
の上下の織物が重ねられて本発明の製紙用多層織物が構
成されるのである.この実施例では、上層織物2と下層
織物5の重なった耳部をホットメルト型接着剤を用いて
固着し一体化しているが、8がその固着部である. 第1図は、本発明の実施例であり、本発明の製紙用多層
織物の縦断図である.上層織物2の下部に下層織物5が
密着して配設されている事が理解される. 第3図と第4図は従来行われている、多重織におけるm
物製織時の横断面図である. 第3図は上層&ili物製織時の横断面図であり、9は
上層a物の経糸、10は下層織物の経糸である.また、
第4図は下層織物製織時の横断面図であり、9は上層織
物の経糸、10は下層織物の経糸である.この図からわ
かるように、多重職においては、上層の製紙面を製織す
るときは上層経糸が上下に開口しその間に杼を打ち込む
.下層の経糸は開ロした上層経糸の下側の糸と並んで下
側に配置されている. 一方、下層の走行面を製織するときは下層の経糸が上下
に開口しその間に杼を打ち込む.このとき、上層の経糸
は開口した下層経糸の上側の糸と並んで上側に配置され
ている. 杼は下側に配置された経糸の上を滑りながら走るが、上
層織物製織時と下層織物製織時の杼の底面と接触する経
糸の本数と、配列が異なるために、杼の走行速度に大き
な差が生ずる.通常のtat1!!ではmIiの主回転
軸の1回転から各装置の作動の信号を得ているので杼の
速度に差が生ずると杼と他の装置との連携に支障が生じ
、行が緯糸を正確に掴めなかったり、掴んだ緯糸を他の
装置に渡せなかったりすることが頻発する.そのため、
m機の稼動率の低下と、誤動作による織機の停止のため
織物の緯糸密度の変動が発生する.製紙用織物は紙質の
良好な紙を製造するため、均一且つ正確な#Ilmが要
求されるので織物の緯糸密度の変動の発生は重大な問題
であった.ところが本発明は製紙面を形成する織物と走
行面を形成する織物を別々に製織するものであって、多
重織りではないためこの様な欠陥は発生しないことが理
解される.次に本発明の製紙用織物と、従来の多重織り
による製紙用多層織物との比較試験をあげて本発明の効
果を説明する. 本発明の製紙用多層織物 試料1 上層織物 経糸に線i10.17−のポリエステルモノフィラメン
トを用い、緯糸に線径0.17mのポリエステルモノフ
ィラメントを用いて織製した無端状織物を、熱固定して
表1に示す糸密度の繊物をえた.下層織物 経糸に線径0. 25amのポリエステルモノフィラメ
ントを用い、緯糸に線径0.301II1のポリエステ
ルモノフィラメントとポリアミドモノフィラメントを1
:1の割合で配置して織製した無端状織物を、熱固定し
て表1に示す糸密度のa物をえた.多層織物 上記の上層織物を下層織物に重ね合わせ耳部をホットメ
ルト方接着剤で接着して、 中1300一長さ8000amの本発明の無端状製紙用
多層織物をえた. 従来例1 上経糸に線径0. 17mのポリエステルモノフィラメ
ントを用い、上緯糸に線径0.17mmのポリエステル
モノフィラメントを使用し下経糸に線径0. 25rm
のポリエステルモノフィラメントを用い、下緯糸に線径
0. 30mのポリエステルモノフィラメントとポリア
ミドモノフィラメントを1:1の割合で配置して織製し
た多重織無端状織物を、熱固定して表1に示す糸密度の
巾1 300m+長さ8000llIIの製紙用織物を
えた. 従来例2 上経糸に線径0.17Bのポリエステルモノフィラメン
トを用い、上緯糸に線径0.17mmのポリエステルモ
ノフィラメントを使用し下経糸に線径0.25mm+の
ポリエステルモノフィラメントを用い、下緯糸に線径0
. 30am+のポリエステルモノフィラメントを配!
してmIJ!シた多重職無端状織物を、熱固定して表1
に示す糸密度の巾1 300m長さ8000Bの製紙用
織物をえた,試験結果を表1に示す.表 1 試料1 従来例1 上層織物 経糸密度(本/手ン)70 緯糸密度(本/寥ン)70 下層織物 経糸密度(本/寥ン)35 緯糸密度(本/冫)35 シート平滑度(秒) 耳部カール量(一) O 筋曲り量(一) 中縮み量(■) 寿命数比 10G 従来例2 4G [注〕 1、シート平滑度:中質紙配合の原料パルプをタッピス
タンダードシ一トテストマシンで「坪量70 g/nf
相当の」紙シ一トを抄造し、常法に従い平滑シートを作
成し、ベックの平滑計にて、織物面に接していた紙の面
の平滑度を測定した.2.走行面耐摩耗体積二織物断面
から走行面側の経糸断面が50%になるまでの経糸及び
緯糸の体積を計算した値 3.耳部カール量=v&物を無端状にし、これを2本の
ロールに領力12kg/amで張架し、水に濡らしたと
きの織物水平部から織物耳端部の高さ変化を測定した. 4.寿命数比 日本フイルコン株式会社製摩耗試験機《登録実用新案第
1350124号》による [効果] 本発明の製紙用多層織物は、前述のように、耳部のカー
ルも無く、筋曲りや巾縮みも非常に少ないので使用中の
姿勢の安定性に優れており、使用寿命も長いばかりでな
く、シート平滑度が良いので紙質が向上する、という優
れた効果が奏される.
量の増大、中性製紙の製造の必要性の増大などの諸条件
が要求され、製紙用織物の耐摩耗性が大きな問題となっ
ている. −a的にいって、使用中の織物の姿勢の安定性と、使用
寿命の延長の点から製紙用織物も含めて無端状織物は走
行面の緯糸に耐摩耗作用を奏させることが望ましい.経
糸は摩耗すると織物の寸法の変化が生じ、さらに経糸が
摩耗切断すると織物自体が直接切断してしまうため、経
糸摩耗形織物は使用寿命が短くなるからである. このような耐摩耗性を向上させるために、従来、耐摩耗
性のあるボリアミド糸を緯糸に用いることも試みられて
いるが、この試みは、識物の楕遣自体を変えるものでは
なく、単に使用する材料の性質を利用するだけであって
画期的効果は得られず、反面ボリアミド糸を用いた製紙
用織物は、姿勢安定性が悪いという欠点があった. そこで、従来は、経糸、緯糸いずれにも剛性に優れたポ
リエステル糸を用いて、伸びにくく姿勢安定性に優れた
製紙用織物を構成していた.また、このような従来使用
されている製紙用識物でも、前述のような諸要求を満た
すため、製舐用m物の走行側の緯糸に太い線径の糸を使
用することも試みられ、耐摩耗性の改善はある程度図ら
れるものの、緯糸が太いので緯糸と経糸とのバランスが
崩れ、クリンプ性が恩化しワイヤーマーク発生の原因と
なる等の欠点があり、実用上問題が余りにも多い.. さらに、上記(ハ)の問題から理解されるように織物の
楕遺が変化すれば枦水性も影響があり単に緯糸を太くす
る程度の姑息な手段では問題は解決されない. また、.近年上記の問題解決の為、線径の小さい経糸、
緯糸を使用し緻密な、製紙面層を形成し、一方線径の大
きい経糸、緯糸を使用し#twi性の大きい、走行面層
を形成し、両面層を形成している経糸と緯糸を共用して
織成した多重織物や、製紙面層と走行面層を形成してい
る経糸と緯糸とは異なる糸を織り込んで両層を接結した
多重11lli物が使用されている.ところがこの様な
多重織物は、下部の走行面層の緯糸方向の熱収゛棉量と
収縮力が上部の緯糸方向の熱収WJRと収縮力より小さ
いため製If&の熱固定工程において、織物は上部a物
の幅方向に縮まろうとし、その結果織物の幅方向両端部
が上方に持ち上がってしまういわゆる耳カールが発生す
る.この状態の織物は、使用中に耳部の興状摩粍により
使用寿命が短くなるだけでなくガイドバームと織物の接
触が不安定となり、走行のコントロールができなくなる
という問題が生じている.さらに、巾方向の収縮量の差
によって生ずる中方向の長さの差が熱固定後に表れるの
で使用中に下層織物の巾が上層織物の巾より広くなって
しまうので広い分を解消するため、下層織物には巾方向
に波形の皺が発生する9下層歳物に巾方向に波形の皺が
発生した製紙織物は使用中に下層の走行面が異状摩耗を
おこすだけでなく、製紙面にまで影響を及ぼし、紙にマ
ークを発生させる等多くの問題を生じている. このため、現在では熱固定を十分に行わず、上下両層の
中方向の収縮量の差を発生しないようにしているが、こ
のように中方向の収縮を押さえた織物は、中方向への収
縮内部応力を内在しているため、使用中に中縮みや筋曲
がりなどの問題が発生している.さらに、上下両層を接
結している接紡糸の力により上層織物の接結部分が下層
織物側に引き込まれる為製紙面に凸凹が生じ紙にワイヤ
マークが発生する等問題が多い. [発明が解決しようとする課題] 本発明者は、上記のような従来の技術の問題は、無端状
織物の上下両層の熱固定を同時に同じ条件で行うことに
原因があることを突き止め、別々に!&適条件で十分に
熱固定した織物を重合して結合することにより耐牽粍性
、姿勢の安定性と、表面平滑性を改善し、併せて製紙用
織物特有の問題であるP水性やワイヤーマーク性などの
紙を抄造する性能をも改善したものである. [課題を解決するための手段] 本発明は 「1. 経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経
糸の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプの上面
が同一平面にある製紙面を有する無端状上層織物の内部
空間に、経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経
糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の下
面より下方にあり、経糸が緯糸のクリンプに埋没してい
る走行面を形成した無端状下層織物を挿嵌して上層m物
の下面と下層織物の上面とを密着させ、両者を固着一体
化した、別々に仕上げ処理を行った製紙面織物と走行面
織物とからなる、製紙用多層織物.2. 上層織物と下
層m物を重なり合った織物の耳部を固着して両者を一体
化した請求項1に記載された、製紙用多層織物. 3. 上層織物の下面と下層織物の上面とを密着させ、
両面全体を固着して一体化した、請求項1に記載された
、製紙用多層織物. 4. 上層織物と下層織物の固着が、接着剤による接着
または溶着である、請求項1ないし3のいずれか1項に
記載された、製紙用多層m物.5. 上層織物と下層織
物の固着が、接結糸による縫合である、請求項1ないし
3のいずれか1項に記載された、製紙用多層織物. 6. 上層織物と下層織物の固着が、接結糸による縫合
と接着剤による接着の組み合わせである、謂求項エない
し5のいずれか1項に記載された、製紙用多層織物. 7. 熱固定処理し重ね合わせた上層織物と下層織物の
緯糸方向の長さが同一であり、下層織物の緯糸方向に弛
みがない、請求項1ないし6のいずれか1項に記載され
た、製紙用多層織物,8. 上層a物は、熱固定処理に
おいて経糸の上面と経糸間に形成される緯糸のクリンプ
の上面が同一平面にある状態に経糸方向のテンションを
維持しつつ十分に熱固定し、一方、下NJllt物は、
熱固定処理において緯糸が十分に曲がり、経糸間で下方
に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の下面より下方
にある状態に経糸方向のテンションを維持しつつ十分に
熱固定し、経糸を緯糸のクリンプに埋没させた予め熱固
定処理を完了した織物を組み合わせたことを特徴とする
、製紙用多層織物の製造方法.」に関する. 本発明においては、上面に製紙面を形成した上層織物と
、下面に走行面を形成した下層織物とを別々に!X!造
する.このように織物をそれぞれ別々に製迫することに
より、使用する最適の線材を自由に選ぶことが出来、所
望の熱固定を行うことができる.即ち、上層織物は経糸
の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプの上面が
同一平面にある製紙面を形成したものであり、下層織物
は経糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸
の下面より下方にあり、経糸が緯糸のクリンプに埋没し
ている走行面を形成したものである.このような上層織
物は、熱固定処理において経糸の上面と経糸間に形成さ
れる緯糸のクリンプの上面が同一平面にある状態に経糸
方向のテンションを維持しつつ十分に熱固定し、一方、
下層織物は、熱固定処理において緯糸が十分に曲がり、
経糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の
下面より下方にあり経糸を緯糸のクリンプに埋没させた
状態に経糸方向のテンションを維持しつつ十分に熱固定
したものであって、両m’sとも予め熱固定処理を完了
しているのである.こうして得られた上下の無端状の織
物の巾を同一に揃えて両者を重ね合わせるのである.無
lll状上層織物の内部の中空部に、無端状下層織物を
挿嵌して上層織物の下面と下層織物の上面とを密着させ
両者を固着一体化して、製紙用多層織物とするのである
.両者を固着一体化するには、重ね会わせた耳部或いは
織物の所望箇所を接着剤を使用して接着したり、ホット
メルト形接着剤を使用して触着したり或いは、接結糸に
よる縫合等により一体化するが勿論これらの手段を併用
してもよい.[作 用] 上記のように本発明においては、上面に製紙面を形成し
た上層織物と、下面に走行面を形成した下層織物とを別
々に製造する.このように織物をそれぞれ別々に製造す
ることにより、使用する最適の線材を自由に選ぶことが
出来、所望の熟固定を行うことができる. 即ち、走行面織物は緯糸を十分に曲げて経糸間に突出し
た緯糸のクリンプを形成し十分に熱固定したことにより
緯糸のクリンプは断面矩形状立体的には円筒となり耐摩
耗体積は著しく大きくなる.また緯糸のクリンプの下面
は経糸の下面より下方となり、経糸が緯糸のクリンプに
埋没している走行面を形成するので経糸の摩耗は完全に
防止されるのである. 一方製紙面繊物は、緯糸の屈曲を調節して、熱固定を行
い、経糸の上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプ
の上面とが同一平面にある製紙面を形成したので製紙面
は極めて平滑となり紙質が向上し、マークの発生が防止
される. このように、それぞれ熱固定が完了した同一
中寸法の上下層の織物を重ねたので、従来の同時熱固定
による収縮量と収縮力の差による、耳カールの発生は全
くない. 本発明は、また、製造面においても多重織に比較して優
れた作用を奏する.後に図面について詳しく説明するが
、多重織においては、上層の製紙面を製織するときは上
層経糸が上下に開口しその間に杼を打ち込む.下層の経
糸は開口した上層経糸の下側の糸と並んで下側に配置さ
れている,下層の製紙面を製織するときは下層の経糸が
上下に開口しその間に杼を打ち込む.上層の経糸は開口
した下層経糸の上側の糸と並んで上側に配置されている
. 杼は経糸の上を滑りながら走るが杼の底面と接触する経
糸の本数と、配列が異なるために、杼の走行速度に大き
な差が生ずる.通常のamでは織機の主回転軸の1回転
から各装置の動作の信号を得ているので杼の速度に差が
生ずると杼と他の装!との連携に支障が生じ、杼が緯糸
を正確に掴めなかったり、掴んだ緯糸を他の装置に渡せ
なかったりすることが頻発する.そのため、amの稼動
率の低下と 誤動作によるI1ak機の停止のため織物
の緯糸密度の変動が発生する.ところが本発明は製紙面
を形成する織物と走行面を形成する織物を別々に製織す
るものであって、多重織りではないためこの様な欠陥は
発生しない. 次に本発明を実,t&i %J t!−挙げて詳細に説
明する.[実施例] 第1図は、本発明の製紙用多層織物の一部断面を示す斜
視図である.1は上下二層からなる製紙用多層a物であ
り、上層織物2と下層織物5とがらなっている.3は上
層織物の経糸であり、4は上層織物の緯糸である.6は
下層a物の経糸であり、7は下層m物の緯糸である.こ
の上下の織物が重ねられて本発明の製紙用多層織物が構
成されるのである.この実施例では、上層織物2と下層
織物5の重なった耳部をホットメルト型接着剤を用いて
固着し一体化しているが、8がその固着部である. 第1図は、本発明の実施例であり、本発明の製紙用多層
織物の縦断図である.上層織物2の下部に下層織物5が
密着して配設されている事が理解される. 第3図と第4図は従来行われている、多重織におけるm
物製織時の横断面図である. 第3図は上層&ili物製織時の横断面図であり、9は
上層a物の経糸、10は下層織物の経糸である.また、
第4図は下層織物製織時の横断面図であり、9は上層織
物の経糸、10は下層織物の経糸である.この図からわ
かるように、多重職においては、上層の製紙面を製織す
るときは上層経糸が上下に開口しその間に杼を打ち込む
.下層の経糸は開ロした上層経糸の下側の糸と並んで下
側に配置されている. 一方、下層の走行面を製織するときは下層の経糸が上下
に開口しその間に杼を打ち込む.このとき、上層の経糸
は開口した下層経糸の上側の糸と並んで上側に配置され
ている. 杼は下側に配置された経糸の上を滑りながら走るが、上
層織物製織時と下層織物製織時の杼の底面と接触する経
糸の本数と、配列が異なるために、杼の走行速度に大き
な差が生ずる.通常のtat1!!ではmIiの主回転
軸の1回転から各装置の作動の信号を得ているので杼の
速度に差が生ずると杼と他の装置との連携に支障が生じ
、行が緯糸を正確に掴めなかったり、掴んだ緯糸を他の
装置に渡せなかったりすることが頻発する.そのため、
m機の稼動率の低下と、誤動作による織機の停止のため
織物の緯糸密度の変動が発生する.製紙用織物は紙質の
良好な紙を製造するため、均一且つ正確な#Ilmが要
求されるので織物の緯糸密度の変動の発生は重大な問題
であった.ところが本発明は製紙面を形成する織物と走
行面を形成する織物を別々に製織するものであって、多
重織りではないためこの様な欠陥は発生しないことが理
解される.次に本発明の製紙用織物と、従来の多重織り
による製紙用多層織物との比較試験をあげて本発明の効
果を説明する. 本発明の製紙用多層織物 試料1 上層織物 経糸に線i10.17−のポリエステルモノフィラメン
トを用い、緯糸に線径0.17mのポリエステルモノフ
ィラメントを用いて織製した無端状織物を、熱固定して
表1に示す糸密度の繊物をえた.下層織物 経糸に線径0. 25amのポリエステルモノフィラメ
ントを用い、緯糸に線径0.301II1のポリエステ
ルモノフィラメントとポリアミドモノフィラメントを1
:1の割合で配置して織製した無端状織物を、熱固定し
て表1に示す糸密度のa物をえた.多層織物 上記の上層織物を下層織物に重ね合わせ耳部をホットメ
ルト方接着剤で接着して、 中1300一長さ8000amの本発明の無端状製紙用
多層織物をえた. 従来例1 上経糸に線径0. 17mのポリエステルモノフィラメ
ントを用い、上緯糸に線径0.17mmのポリエステル
モノフィラメントを使用し下経糸に線径0. 25rm
のポリエステルモノフィラメントを用い、下緯糸に線径
0. 30mのポリエステルモノフィラメントとポリア
ミドモノフィラメントを1:1の割合で配置して織製し
た多重織無端状織物を、熱固定して表1に示す糸密度の
巾1 300m+長さ8000llIIの製紙用織物を
えた. 従来例2 上経糸に線径0.17Bのポリエステルモノフィラメン
トを用い、上緯糸に線径0.17mmのポリエステルモ
ノフィラメントを使用し下経糸に線径0.25mm+の
ポリエステルモノフィラメントを用い、下緯糸に線径0
. 30am+のポリエステルモノフィラメントを配!
してmIJ!シた多重職無端状織物を、熱固定して表1
に示す糸密度の巾1 300m長さ8000Bの製紙用
織物をえた,試験結果を表1に示す.表 1 試料1 従来例1 上層織物 経糸密度(本/手ン)70 緯糸密度(本/寥ン)70 下層織物 経糸密度(本/寥ン)35 緯糸密度(本/冫)35 シート平滑度(秒) 耳部カール量(一) O 筋曲り量(一) 中縮み量(■) 寿命数比 10G 従来例2 4G [注〕 1、シート平滑度:中質紙配合の原料パルプをタッピス
タンダードシ一トテストマシンで「坪量70 g/nf
相当の」紙シ一トを抄造し、常法に従い平滑シートを作
成し、ベックの平滑計にて、織物面に接していた紙の面
の平滑度を測定した.2.走行面耐摩耗体積二織物断面
から走行面側の経糸断面が50%になるまでの経糸及び
緯糸の体積を計算した値 3.耳部カール量=v&物を無端状にし、これを2本の
ロールに領力12kg/amで張架し、水に濡らしたと
きの織物水平部から織物耳端部の高さ変化を測定した. 4.寿命数比 日本フイルコン株式会社製摩耗試験機《登録実用新案第
1350124号》による [効果] 本発明の製紙用多層織物は、前述のように、耳部のカー
ルも無く、筋曲りや巾縮みも非常に少ないので使用中の
姿勢の安定性に優れており、使用寿命も長いばかりでな
く、シート平滑度が良いので紙質が向上する、という優
れた効果が奏される.
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製紙用多層織物の一部断面を示す斜
視図である.第2図は、本発明の製紙用多層織物の縦断
面図である.第3図と第4図は、従来の多重織による製
紙用多層織物の織製時の経糸の配!と杼の関係を示す断
面図である.1・・・本発明の製紙用多層織物 2・・・上層織物 3・・・上層経糸 4・・・上層緯糸 5・・・下層織物 6・・・下層経糸 7・・・下層緯糸 8・・・固着部 9・・・織製時の上層経糸 10・・・織製時の下層経糸 11・・・杼
視図である.第2図は、本発明の製紙用多層織物の縦断
面図である.第3図と第4図は、従来の多重織による製
紙用多層織物の織製時の経糸の配!と杼の関係を示す断
面図である.1・・・本発明の製紙用多層織物 2・・・上層織物 3・・・上層経糸 4・・・上層緯糸 5・・・下層織物 6・・・下層経糸 7・・・下層緯糸 8・・・固着部 9・・・織製時の上層経糸 10・・・織製時の下層経糸 11・・・杼
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経糸の
上面と、経糸間に形成される緯糸のクリンプの上面が同
一平面にある製紙面を有する無端状上層織物の内部空間
に、経糸と緯糸で織成し熱固定処理を完了した、経糸間
で下方に突出する緯糸のクリンプの下面が経糸の下面よ
り下方にあり、経糸が緯糸のクリンプに埋没している走
行面を形成した無端状下層織物を挿嵌して上層織物の下
面と下層織物の上面とを密着させ、両者を固着一体化し
た、別々に仕上げ処理を行った製紙面織物と走行面織物
とからなる、製紙用多層織物。 2、上層織物と下層織物を重なり合つた織物の耳部を固
着して両者を一体化した請求項1に記載された、製紙用
多層織物。 3、上層織物の下面と下層織物の上面とを密着させ、両
面全体を固着して一体化した、請求項1に記載された、
製紙用多層織物。 4、上層織物と下層織物の固着が、接着剤による接着ま
たは溶着である、請求項1ないし3のいずれか1項に記
載された、製紙用多層織物。 5、上層織物と下層織物の固着が、接結糸による縫合で
ある、請求項1ないし3のいずれか1項に記載された、
製紙用多層織物。 6、上層織物と下層織物の固着が、接結糸による縫合と
接着剤による接着の組み合わせである、請求項1ないし
5のいずれか1項に記載された、製紙用多層織物。 7、熱固定処理し重ね合わせた上層織物と下層織物の緯
糸方向の長さが同一であり、下層織物の緯糸方向に弛み
がない、請求項1ないし6のいずれか1項に記載された
、製紙用多層織物。 8、上層織物は、熱固定処理において経糸の上面と経糸
間に形成される緯糸のクリンプの上面が同一平面にある
状態に経糸方向のテンションを維持しつつ十分に熱固定
し、一方、下層織物は、熱固定処理において緯糸が十分
に曲がり、経糸間で下方に突出する緯糸のクリンプの下
面が経糸の下面より下方にある状態に経糸方向のテンシ
ョンを維持しつつ十分に熱固定し、経糸を緯糸のクリン
プに埋没させた予め熱固定処理を完了した織物を組み合
わせたことを特徴とする、製紙用多層織物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1112175A JPH02293487A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 製紙用多層織物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1112175A JPH02293487A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 製紙用多層織物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293487A true JPH02293487A (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14580129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1112175A Pending JPH02293487A (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | 製紙用多層織物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02293487A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008519918A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-06-12 | アルバニー インターナショナル コーポレイション | 抄紙、ティシュ又は不織における形成布として使用する唯一のモジュラー構造 |
| CN103849975A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-06-11 | 施小平 | 无浆制造自动缝合多层织物及其生产方法 |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP1112175A patent/JPH02293487A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008519918A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-06-12 | アルバニー インターナショナル コーポレイション | 抄紙、ティシュ又は不織における形成布として使用する唯一のモジュラー構造 |
| CN103849975A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-06-11 | 施小平 | 无浆制造自动缝合多层织物及其生产方法 |
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