JPH02297003A - 検出部位置決機構、圧電素子微動機構およびこれらを用いた走査型トンネル顕微鏡 - Google Patents
検出部位置決機構、圧電素子微動機構およびこれらを用いた走査型トンネル顕微鏡Info
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- JPH02297003A JPH02297003A JP1117271A JP11727189A JPH02297003A JP H02297003 A JPH02297003 A JP H02297003A JP 1117271 A JP1117271 A JP 1117271A JP 11727189 A JP11727189 A JP 11727189A JP H02297003 A JPH02297003 A JP H02297003A
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- piezoelectric element
- probe
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は光学機器、分析機器などの分野において、探針
などの微小検出部を試料等に対し比較的粗い精度で近接
させるための検出部位置決め機構、これと同様にして位
置決めした検出部で被験物面を微小走査する中空円筒状
圧電素子を用いた微動機構、およびこれら機構を用いた
走査型トンネル顕微鏡に関する。
などの微小検出部を試料等に対し比較的粗い精度で近接
させるための検出部位置決め機構、これと同様にして位
置決めした検出部で被験物面を微小走査する中空円筒状
圧電素子を用いた微動機構、およびこれら機構を用いた
走査型トンネル顕微鏡に関する。
[従来の技術]
近年、導体の表面原子の電子構造を直接観察できる走査
型トンネル顕微鏡(以後、STMと略す)が開発され[
G、B1nn1g at al、、He1vetica
Physica Acta、 55.726(1982
)]、最近は、STMの実用化が進むとともに国内外数
社からSTMの販売が開始されている。また、これを応
用した記録再生装置(特開昭63−161552号公報
および特開昭63−161553号公報参照)も提案さ
れている。STMは、単結晶、非晶質を問わず実空間像
の高い分解能の測定が行なえ、しかも媒体に電流による
損傷を与えずに低電力で観測できる利点をも有し、さら
に真空中のみならず大気中や液体中でも動作する。した
がって、表面粗さ計測等にはじまり原子の構造や分析に
対する要望が高まっている半導体、各種素材、光学部品
、生体分子、化学反応、超微細加工など種々の対象に対
して用いることができるため広範囲な応用が期待されて
いる。
型トンネル顕微鏡(以後、STMと略す)が開発され[
G、B1nn1g at al、、He1vetica
Physica Acta、 55.726(1982
)]、最近は、STMの実用化が進むとともに国内外数
社からSTMの販売が開始されている。また、これを応
用した記録再生装置(特開昭63−161552号公報
および特開昭63−161553号公報参照)も提案さ
れている。STMは、単結晶、非晶質を問わず実空間像
の高い分解能の測定が行なえ、しかも媒体に電流による
損傷を与えずに低電力で観測できる利点をも有し、さら
に真空中のみならず大気中や液体中でも動作する。した
がって、表面粗さ計測等にはじまり原子の構造や分析に
対する要望が高まっている半導体、各種素材、光学部品
、生体分子、化学反応、超微細加工など種々の対象に対
して用いることができるため広範囲な応用が期待されて
いる。
STMは金属の探針(プローブ電極)と導電性物質の間
に電圧を加えてinn程度の距離まで近づけるとトンネ
ル電流が流れることを利用している。この電流は両者の
距離変化に非常に敏感であり、電流もしくは両者の平均
的な距離を一定に保つように探針を走査することにより
実空間の表面情報を原子スケールの分解能で得ることが
できる。
に電圧を加えてinn程度の距離まで近づけるとトンネ
ル電流が流れることを利用している。この電流は両者の
距離変化に非常に敏感であり、電流もしくは両者の平均
的な距離を一定に保つように探針を走査することにより
実空間の表面情報を原子スケールの分解能で得ることが
できる。
STMにおいては、取付は可能な試料の大きさが1cm
角程度であり、より大きな試料については、試料を小さ
く切断してから試料台に取付は観察をする。最近ディス
ク表面評価用として登場したスタンドアロン・ヘッド型
のトンネルユニットの場合はディスクに乗せるだけでよ
い。
角程度であり、より大きな試料については、試料を小さ
く切断してから試料台に取付は観察をする。最近ディス
ク表面評価用として登場したスタンドアロン・ヘッド型
のトンネルユニットの場合はディスクに乗せるだけでよ
い。
観測にあたっては、自動もしくは手動の粗動機構により
微小検′出部を試料に接近させて位置決めし、試料表面
の走査は微動機構によって行なう。
微小検′出部を試料に接近させて位置決めし、試料表面
の走査は微動機構によって行なう。
この粗動機構としては、第11図に示すような伸縮素子
と静電吸着素子を用いた機構[G、 Binniget
al、、 Appl、 Phys、 Lett、、
40,178−180(1982)] 、第12図に示
す磁気力を用いた機構[D、P、E、Sm1th et
al、、 Rev、 Sci、 Instru
m、、 56゜1970−197i(1985)]
、第13図に示すようなてこを利用した機構[J、E、
DeIIluth at al、、 IBM J、Re
s。
と静電吸着素子を用いた機構[G、 Binniget
al、、 Appl、 Phys、 Lett、、
40,178−180(1982)] 、第12図に示
す磁気力を用いた機構[D、P、E、Sm1th et
al、、 Rev、 Sci、 Instru
m、、 56゜1970−197i(1985)]
、第13図に示すようなてこを利用した機構[J、E、
DeIIluth at al、、 IBM J、Re
s。
Develop、、30,396−402(1986)
] 、さらに[村上ら昭和61年春季応用物理学関係連
合講演会予稿集2p−ZB−5]や[D、P、E、Sm
1th et al、、 Rev、 Sci。
] 、さらに[村上ら昭和61年春季応用物理学関係連
合講演会予稿集2p−ZB−5]や[D、P、E、Sm
1th et al、、 Rev、 Sci。
Instrum、、 57.2630−2631(19
+16)1などが知られている。
+16)1などが知られている。
第11図において、1はトンネル電流が流れる探針、1
0は探針1によって走査される試料、60aは探針1を
支持する支持台、61は金属板、62は絶縁板、63は
支持台60aを支持する金属足、64は圧電板、65は
試料101if@動して探針1に試料10を走査させる
走査用圧電素子である。
0は探針1によって走査される試料、60aは探針1を
支持する支持台、61は金属板、62は絶縁板、63は
支持台60aを支持する金属足、64は圧電板、65は
試料101if@動して探針1に試料10を走査させる
走査用圧電素子である。
第12図において、70は試料10を支持する支持台、
71はガラスプレート、72はボールベアリングを有し
ガラスプレート71上で支持台70を移動可能に支持す
る足、73は支持台70に固定された永久磁石、74は
パルス状の電流を流し電磁的な撃力を永久磁石73を介
して支持台70に与えることにより支持台70を図中の
矢印方向に移動させるコイルである。
71はガラスプレート、72はボールベアリングを有し
ガラスプレート71上で支持台70を移動可能に支持す
る足、73は支持台70に固定された永久磁石、74は
パルス状の電流を流し電磁的な撃力を永久磁石73を介
して支持台70に与えることにより支持台70を図中の
矢印方向に移動させるコイルである。
第13図において、1はトンネル電流が流れる探針、1
0は探針1によって走査される試料、80は試料10を
支持する腕、81は腕80が回動可能に取り付けられた
軸、82は軸81を図中矢印入方向に移動可能に支持す
る軸受、83は腕80がてことして働くための支点、8
4は試料10の位置を制御するストッパである。この場
合、粗動は微小ピッチのねじで行なフており、市販ST
Mにおいては自動化のためステッピングモータを用いて
このねじを回転させている。
0は探針1によって走査される試料、80は試料10を
支持する腕、81は腕80が回動可能に取り付けられた
軸、82は軸81を図中矢印入方向に移動可能に支持す
る軸受、83は腕80がてことして働くための支点、8
4は試料10の位置を制御するストッパである。この場
合、粗動は微小ピッチのねじで行なフており、市販ST
Mにおいては自動化のためステッピングモータを用いて
このねじを回転させている。
一方、試料表面の面内(x、y)方向及び凸凹(Z方向
)に沿った動きをする三次元微動機構としては、棒状圧
電素子を3軸直交させた機構[Ch。
)に沿った動きをする三次元微動機構としては、棒状圧
電素子を3軸直交させた機構[Ch。
Gerber et al、、 Rev、 Sci、I
nstrum、、 57.221−224 (1986
) ]、圧圧電子をやぐら状に組んだ機構[G、F、A
、van da Walle et al、、 Rev
、 Sci。
nstrum、、 57.221−224 (1986
) ]、圧圧電子をやぐら状に組んだ機構[G、F、A
、van da Walle et al、、 Rev
、 Sci。
In5trutx、 、 58 、1573−1576
(1985) )、バイモルフを用いた機構[P、M
uralt at al、、 IBM J、 Res。
(1985) )、バイモルフを用いた機構[P、M
uralt at al、、 IBM J、 Res。
Develop、、 30,443−450(1986
)] 、中空円筒状圧電素子による機構[G、B1nn
1g at al、、 Rev、 Sci。
)] 、中空円筒状圧電素子による機構[G、B1nn
1g at al、、 Rev、 Sci。
In5trui+、、57.1888−1689 (1
98B)] が知られている。
98B)] が知られている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記従来例のSTMにおいては試料の大
きさに制限があり、大きい試料に対しては切断を行なう
ため、試料に歪が生じ、また、ごみが発生して試料表面
を覆ってしまう。
きさに制限があり、大きい試料に対しては切断を行なう
ため、試料に歪が生じ、また、ごみが発生して試料表面
を覆ってしまう。
また、スタンドアロン型のトンネルユニットに関しては
、ディスクなどに乗せるために探針と試料間の接近を手
動で行なうようにしたため、探針を試料に衝突させるこ
とがある。
、ディスクなどに乗せるために探針と試料間の接近を手
動で行なうようにしたため、探針を試料に衝突させるこ
とがある。
一方、従来例の粗動機構について述べれば、伸縮素子と
静電吸着素子を用いた第11図に示す粗動機構には次の
ような欠点がある。すなわち、静電吸着する部分(面)
を非常に高い精度で鏡面仕上げする必要があり、静電吸
着時及び伸縮素子の伸縮時の動きにスムーズさを欠くの
でいわゆる鳩歩きをするため探針を近づけるのが難しく
、重力方向への駆動には不向きであり、チャージアップ
のため静電吸着部が離れないことがあり、そして高電圧
が必要である。
静電吸着素子を用いた第11図に示す粗動機構には次の
ような欠点がある。すなわち、静電吸着する部分(面)
を非常に高い精度で鏡面仕上げする必要があり、静電吸
着時及び伸縮素子の伸縮時の動きにスムーズさを欠くの
でいわゆる鳩歩きをするため探針を近づけるのが難しく
、重力方向への駆動には不向きであり、チャージアップ
のため静電吸着部が離れないことがあり、そして高電圧
が必要である。
また、磁気力を利用した第12図に示すような粗動機構
の場合、コイルにパルス状の電流を流し電磁的な撃力で
支持台をB動させるため、ガラスプレートと足との摩擦
力が常に一定となるようにする必要があり、そうしない
と1パルスごとの進み量や方向が制御できず、重力方向
への駆動には不向きであり、そして、永久磁石からの磁
力が周囲に影響を与える可能性がある。
の場合、コイルにパルス状の電流を流し電磁的な撃力で
支持台をB動させるため、ガラスプレートと足との摩擦
力が常に一定となるようにする必要があり、そうしない
と1パルスごとの進み量や方向が制御できず、重力方向
への駆動には不向きであり、そして、永久磁石からの磁
力が周囲に影響を与える可能性がある。
さらに第13図に示すようなてこを使用した粗動機構で
は微調整をするためてこ比を大きくとると、構造が大・
型化してしまい、また、各支点部を精度良く作成しない
と不安定になる。
は微調整をするためてこ比を大きくとると、構造が大・
型化してしまい、また、各支点部を精度良く作成しない
と不安定になる。
以上のように、従来の粗動機構は装置の姿勢や取扱いに
関する制約があり、また構造が大きくなるという問題点
がある。さらに、真空中で使用するものは高価であり、
また、探針の着脱は、操作者が実際に手を使って行なう
等操作性にも難がある。
関する制約があり、また構造が大きくなるという問題点
がある。さらに、真空中で使用するものは高価であり、
また、探針の着脱は、操作者が実際に手を使って行なう
等操作性にも難がある。
他方、上記従来例の三次元微動機構においては、棒状圧
電素子を3軸直交させた機構やバイモルフを用いた機構
などは、構造上固有振動数が比較的低く、検出探針と試
料表面間の制御を行なう際応答周波数に限りがある。ま
た、やぐら状に組んだ機構は、その構成上多くの圧電素
子が使用され、制御方式が複雑である。
電素子を3軸直交させた機構やバイモルフを用いた機構
などは、構造上固有振動数が比較的低く、検出探針と試
料表面間の制御を行なう際応答周波数に限りがある。ま
た、やぐら状に組んだ機構は、その構成上多くの圧電素
子が使用され、制御方式が複雑である。
更に、中空円筒状圧電素子をxy方向の走査に用いる機
構の場合、探針先端の固定位置を精度良く管理しないと
、中空円筒状圧電素子の構造上、探針の交換ごとに操作
範囲が簡単に数%も狂ってしまう。
構の場合、探針先端の固定位置を精度良く管理しないと
、中空円筒状圧電素子の構造上、探針の交換ごとに操作
範囲が簡単に数%も狂ってしまう。
本発明の目的は、上述従来例の問題点に鑑み、簡便でコ
ンパクトな構成により検出部の正確な位置決めを自動的
に行なえる検出部位置決機構、圧電素子微動機構および
これらを用いた走査型トンネル顕微鏡を提供することに
ある。
ンパクトな構成により検出部の正確な位置決めを自動的
に行なえる検出部位置決機構、圧電素子微動機構および
これらを用いた走査型トンネル顕微鏡を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
上記問題点を解決するため本発明では、中空円筒状の圧
電素子、およびこの両端部に対し検出部を固定して保持
する検出部保持手段を備え、中空円筒状圧電素子に電圧
を印加して検出部を微動させる圧電素子微動機構におい
て、検出部保持手段は検出部を中空円筒状圧電素子の一
端部に対し固定および開放する第1の固定手段、ならび
にこれとは独立に検出部を中空円筒状圧電素子の他端部
に対し固定および開放する第2の固定手段を備え、中空
円筒状圧電素子、第1の固定手段、および第2の固定手
段を所定の手順で駆動することにより検出部を順次繰り
出して位置決めするようにしている。
電素子、およびこの両端部に対し検出部を固定して保持
する検出部保持手段を備え、中空円筒状圧電素子に電圧
を印加して検出部を微動させる圧電素子微動機構におい
て、検出部保持手段は検出部を中空円筒状圧電素子の一
端部に対し固定および開放する第1の固定手段、ならび
にこれとは独立に検出部を中空円筒状圧電素子の他端部
に対し固定および開放する第2の固定手段を備え、中空
円筒状圧電素子、第1の固定手段、および第2の固定手
段を所定の手順で駆動することにより検出部を順次繰り
出して位置決めするようにしている。
また、本発明の位置決め機構は、固定部、従動部、従動
部を固定部に対し変位させる変位手段、検出部を固定部
に対して固定および開放する第1の固定手段、ならびに
検出部を従動部に対して固定および開放する第2の固定
手段を備え、変位手段、第1の固定手段および第2の固
定手段を所定の手順で動作させることにより、検出部を
固定部に対して順次移動させ位置決めするようにしてい
る。
部を固定部に対し変位させる変位手段、検出部を固定部
に対して固定および開放する第1の固定手段、ならびに
検出部を従動部に対して固定および開放する第2の固定
手段を備え、変位手段、第1の固定手段および第2の固
定手段を所定の手順で動作させることにより、検出部を
固定部に対して順次移動させ位置決めするようにしてい
る。
さらに、本発明の走査型トンネル電子顕微鏡は上記圧電
素子微動機構あるいは位置決め機構を備え、これによっ
て検出部を被検物に対して位置決めし、および被検物を
検出部で走査するようにしている。
素子微動機構あるいは位置決め機構を備え、これによっ
て検出部を被検物に対して位置決めし、および被検物を
検出部で走査するようにしている。
[作用]
この構成において、検出部保持手段にセットされた探針
等の検出部は第1および第2の固定手段と、中空円筒状
圧電素子もしくは他の変位手段とを所定のシーケンスに
従って駆動することにより、いわゆる尺取り主力式の動
作を行なって検出部を被挟物方向へ繰り出し位置決めす
る。すなわち、第1への固定手段により検出部を固定し
および開放するステップをそれぞれステップA1および
ステップA2、第2の固定手段による同様のステップを
ステップB1およびステップB2.そして変位手段によ
る両固定手段間の距離を伸長および短縮するステップを
それぞれステップC1およびステップC2とすれば、B
1、A2、C1、A1、B2、C2、B1、A2・・・
なるシーケンスで検出部は第2の固定手段の方向へ順次
繰り出される。また、A1、B2、C1、B1、A2、
C2、A1、B2・・・なるシーケンスで第1の固定手
段の方向へ移動する。被験物の測定に際しては中空円筒
状圧電素子のみを円筒形状が湾曲するように駆動させる
等により探針を微動させて被験物を走査する。あるいは
被験物を取り付けた圧電素子を駆動する等の方法もある
。被験物の面方向に対する検出部の位置決めは、微動機
構位置決手段などによって行なわれる。
等の検出部は第1および第2の固定手段と、中空円筒状
圧電素子もしくは他の変位手段とを所定のシーケンスに
従って駆動することにより、いわゆる尺取り主力式の動
作を行なって検出部を被挟物方向へ繰り出し位置決めす
る。すなわち、第1への固定手段により検出部を固定し
および開放するステップをそれぞれステップA1および
ステップA2、第2の固定手段による同様のステップを
ステップB1およびステップB2.そして変位手段によ
る両固定手段間の距離を伸長および短縮するステップを
それぞれステップC1およびステップC2とすれば、B
1、A2、C1、A1、B2、C2、B1、A2・・・
なるシーケンスで検出部は第2の固定手段の方向へ順次
繰り出される。また、A1、B2、C1、B1、A2、
C2、A1、B2・・・なるシーケンスで第1の固定手
段の方向へ移動する。被験物の測定に際しては中空円筒
状圧電素子のみを円筒形状が湾曲するように駆動させる
等により探針を微動させて被験物を走査する。あるいは
被験物を取り付けた圧電素子を駆動する等の方法もある
。被験物の面方向に対する検出部の位置決めは、微動機
構位置決手段などによって行なわれる。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図で、1は探
針、2は探針を三次元に動かす中空円筒状圧電素子、3
は探針を固定する固定用圧電素子、6は中空円筒状圧電
素子2を本体7に固定する支持部材、8は探針と接続し
トンネル電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路、8
Aは不図示の制御回路へ接続するためのコネクタ、9は
試料10と接触する足である。この足9は本体7を3点
支持するように3つ設けられており、探針1の先端位置
が試料10に対して一定の位置になる構成になっている
。また、試料10にバイアス電圧を与える電極にもなっ
ている。
針、2は探針を三次元に動かす中空円筒状圧電素子、3
は探針を固定する固定用圧電素子、6は中空円筒状圧電
素子2を本体7に固定する支持部材、8は探針と接続し
トンネル電流を電圧に変換する電流−電圧変換回路、8
Aは不図示の制御回路へ接続するためのコネクタ、9は
試料10と接触する足である。この足9は本体7を3点
支持するように3つ設けられており、探針1の先端位置
が試料10に対して一定の位置になる構成になっている
。また、試料10にバイアス電圧を与える電極にもなっ
ている。
次に、観察例を説明する。まず、本体7に探針1を挿入
する。この際、足9と接する試料10の面よりも探針1
の先端が上方に位置するように注意する。この状態で、
本体7を試料10上の観察場所へ探針1の先端が来るよ
うに載せる。そして、不図示の従来と同様の回路により
足9を介して探針1と試料10間にバイアス電圧を印加
し、中空円筒状圧電素子2と両端の固定用圧電素子3に
尺取り虫方式の動きをさせることにより探針1を試料1
0の表面に接近させ、そして設定されたトンネル電流が
探針1と試料10間に流れるようになったら接近を止め
る。この状態で、中空円筒状圧電素子2で探針1を走査
してSTM像を得る。観察が終わったら、探針1を上方
に引き込ませ、本体7を持ち上げる。
する。この際、足9と接する試料10の面よりも探針1
の先端が上方に位置するように注意する。この状態で、
本体7を試料10上の観察場所へ探針1の先端が来るよ
うに載せる。そして、不図示の従来と同様の回路により
足9を介して探針1と試料10間にバイアス電圧を印加
し、中空円筒状圧電素子2と両端の固定用圧電素子3に
尺取り虫方式の動きをさせることにより探針1を試料1
0の表面に接近させ、そして設定されたトンネル電流が
探針1と試料10間に流れるようになったら接近を止め
る。この状態で、中空円筒状圧電素子2で探針1を走査
してSTM像を得る。観察が終わったら、探針1を上方
に引き込ませ、本体7を持ち上げる。
第2図および第3図は、探針1を三次元に走査する部分
の詳細断面図及び探針先端から見た側面図である。これ
らの図において、1は探針、2は中空円筒状圧電素子、
21は内部電極、22はZ用電極、23および24はX
(+)およびX(−)用電極、25および26はy(+
)およびy(−)用電極である。内部電極21はx、y
。
の詳細断面図及び探針先端から見た側面図である。これ
らの図において、1は探針、2は中空円筒状圧電素子、
21は内部電極、22はZ用電極、23および24はX
(+)およびX(−)用電極、25および26はy(+
)およびy(−)用電極である。内部電極21はx、y
。
および2用電極22〜26の共通電極となっている。ま
た、内部電極21をグランドとしてこれらx、yおよび
Z周電極22〜26に正の電圧を印加すると中空円筒状
圧電素子2がその円筒軸方向に伸びるように分極処理さ
れている。3は固定用圧電素子であり、ハウジング5に
対し、探針接触部31が探針1を押さえるように取り付
けられている。同様に探針接触部41を有する移動保持
用圧電素子4がハウジング5に取り付けられている。こ
れらの圧電素子3および4は積層型圧電素子であり、正
の電圧印加で伸びるようになフており、伸びた状態で探
針1をしっかり押さえ込み、縮んだ状態で離れるように
探針1との位置関係を調整しである。
た、内部電極21をグランドとしてこれらx、yおよび
Z周電極22〜26に正の電圧を印加すると中空円筒状
圧電素子2がその円筒軸方向に伸びるように分極処理さ
れている。3は固定用圧電素子であり、ハウジング5に
対し、探針接触部31が探針1を押さえるように取り付
けられている。同様に探針接触部41を有する移動保持
用圧電素子4がハウジング5に取り付けられている。こ
れらの圧電素子3および4は積層型圧電素子であり、正
の電圧印加で伸びるようになフており、伸びた状態で探
針1をしっかり押さえ込み、縮んだ状態で離れるように
探針1との位置関係を調整しである。
探針1の先端側から見ると、第3図に示すようにx、y
方向へ探針1を動作させるための電極23〜26は、中
空円筒状圧電素子2の外側円周上を四等分して配置しで
ある。ハウジング5には、V型溝50が加工されており
、固定用圧電素子3とともに3点で探針1を固定するよ
うになっている。第4図は、中空円筒状圧電素子2にハ
ウジング5を組み付けた状態を示す図である。軸方向に
対して対称形となフている。
方向へ探針1を動作させるための電極23〜26は、中
空円筒状圧電素子2の外側円周上を四等分して配置しで
ある。ハウジング5には、V型溝50が加工されており
、固定用圧電素子3とともに3点で探針1を固定するよ
うになっている。第4図は、中空円筒状圧電素子2にハ
ウジング5を組み付けた状態を示す図である。軸方向に
対して対称形となフている。
次に、探針1の動きを第2図によって説明する。
探針1は中空円筒状圧電素子2の中に挿入し、任意の位
置に位置させた固定用圧電素子3、移動保持用圧電素子
4、そして内部電極21とZ周電極22間に所定のシー
ケンス(尺取り虫方式)に゛従って電圧を印加すること
により探針1を軸方向へ移動させ、これによりて探針1
の位置を制御する。探針1の位置が決まったら、第2図
のように固定用圧電素子3は電圧を印加したままにして
、ハウジング5に探針1を固定した状態を保持する。こ
こで、内部電極21とx、y、z電極22〜26に印加
する電圧を制御することで探針1先端の三次元における
位置を自由に決めることができる。
置に位置させた固定用圧電素子3、移動保持用圧電素子
4、そして内部電極21とZ周電極22間に所定のシー
ケンス(尺取り虫方式)に゛従って電圧を印加すること
により探針1を軸方向へ移動させ、これによりて探針1
の位置を制御する。探針1の位置が決まったら、第2図
のように固定用圧電素子3は電圧を印加したままにして
、ハウジング5に探針1を固定した状態を保持する。こ
こで、内部電極21とx、y、z電極22〜26に印加
する電圧を制御することで探針1先端の三次元における
位置を自由に決めることができる。
なお、試料10と本体7との位置関係は、図示の状態に
対し上下逆にしてもよく、この点、本実施例に限定され
るものではない、また、探針接触部31は探針の電極を
重ねてもよい。また、足9の部分を電磁キツカーなどの
移動機構に変えてやれば、大面積の試料10上を探針1
で走査することができ、より広範囲の任意の場所を観察
することができる。
対し上下逆にしてもよく、この点、本実施例に限定され
るものではない、また、探針接触部31は探針の電極を
重ねてもよい。また、足9の部分を電磁キツカーなどの
移動機構に変えてやれば、大面積の試料10上を探針1
で走査することができ、より広範囲の任意の場所を観察
することができる。
本実施例によれば、試料10に対向する部分にトンネル
ユニットをまとめて置くことができ、また探針1の試料
10に対する接近を自動化できるので、操作性の良い小
型のSTMを提供できる。
ユニットをまとめて置くことができ、また探針1の試料
10に対する接近を自動化できるので、操作性の良い小
型のSTMを提供できる。
さらに、3つの足によって探針1の先端の位置を決める
ことができるため、すなわち、中空円筒状圧電素子2の
設計上の位置に探針1先端を位置決めできるので、走査
範囲の正確なSTMを提供できる。
ことができるため、すなわち、中空円筒状圧電素子2の
設計上の位置に探針1先端を位置決めできるので、走査
範囲の正確なSTMを提供できる。
第5図は本発明の第2の実施例を示す断面図である。第
1図と同一の符号は同一の要素を示し、探針1を走査す
る機構は第2図および第3図示したものと同様である。
1図と同一の符号は同一の要素を示し、探針1を走査す
る機構は第2図および第3図示したものと同様である。
第5図において、11は試料10をx、y方向に動かす
ステージ、12はステージ11が固定されている台であ
り、本体7と台12は嵌合するようになっている。不図
示であるが、試料10にバイアス電圧を与える電極がス
テージ11に取り付けられており、試料10と接続され
ている。中空円筒状圧電素子2の動作は、前記実施例と
同様である。
ステージ、12はステージ11が固定されている台であ
り、本体7と台12は嵌合するようになっている。不図
示であるが、試料10にバイアス電圧を与える電極がス
テージ11に取り付けられており、試料10と接続され
ている。中空円筒状圧電素子2の動作は、前記実施例と
同様である。
観察にあたってはまず、本体7と台12を分割し、本体
7の試料側から電解研磨で先端を鋭くした探針1を中空
圧電素子2中に挿入する。ただし、後で本体7と台12
を合体させる際に探針1先端が試料10表面に接触しな
いように挿入皿を調整する。次に、試料10をステージ
11に固定し、バイアス用電極を接続する。次に本体7
と台12を合体し、コネクタ8Aを介して不図示の従来
と同様の制御回路系と接続し、そして、探針−試料間の
バイアス電圧やトンネル電流の負帰還値などの初期設定
を行なう。観察する試料10の位置は、ステージ11を
動かして決める。その後、前述と同様に、中空円筒状圧
電素子2部分に尺取り上方式の動きをさせて探針1を試
料10の表面に接近させ、設定したトンネル電流値にな
ったら接近を停止する。この状態で中空円筒状圧電素子
2によって探針1を走査しSTM像を得る。観察を終え
たら、接近時と逆の論理で探針1を試料10から離す。
7の試料側から電解研磨で先端を鋭くした探針1を中空
圧電素子2中に挿入する。ただし、後で本体7と台12
を合体させる際に探針1先端が試料10表面に接触しな
いように挿入皿を調整する。次に、試料10をステージ
11に固定し、バイアス用電極を接続する。次に本体7
と台12を合体し、コネクタ8Aを介して不図示の従来
と同様の制御回路系と接続し、そして、探針−試料間の
バイアス電圧やトンネル電流の負帰還値などの初期設定
を行なう。観察する試料10の位置は、ステージ11を
動かして決める。その後、前述と同様に、中空円筒状圧
電素子2部分に尺取り上方式の動きをさせて探針1を試
料10の表面に接近させ、設定したトンネル電流値にな
ったら接近を停止する。この状態で中空円筒状圧電素子
2によって探針1を走査しSTM像を得る。観察を終え
たら、接近時と逆の論理で探針1を試料10から離す。
なお、探針1の交換を容易にするため、試料10と反対
の側から抜差して装着する構成も可能であり、これによ
れば、本体7と台12を分割せずに探針1を交換するこ
とができる。
の側から抜差して装着する構成も可能であり、これによ
れば、本体7と台12を分割せずに探針1を交換するこ
とができる。
第6図は本発明の第3の実施例に係る微動機構を示す断
面図であり、第7図はその探針先端側から見た側面図で
ある。図中、1は探針、2は中空円筒状圧電素子、21
は内部電極、23はX(+)用電極、24はX(−)用
電極である。また、第3図および第4図に示したと同様
に、y(+)およびy(−)用電極がX用電極23゜2
4と直交する形で、中空円筒状圧電素子2の外円周面上
に4分割で設けられており、内部電極21は、これらx
、y用電極の共通電極となっている。また、内部電極2
1をグランドとしてX。
面図であり、第7図はその探針先端側から見た側面図で
ある。図中、1は探針、2は中空円筒状圧電素子、21
は内部電極、23はX(+)用電極、24はX(−)用
電極である。また、第3図および第4図に示したと同様
に、y(+)およびy(−)用電極がX用電極23゜2
4と直交する形で、中空円筒状圧電素子2の外円周面上
に4分割で設けられており、内部電極21は、これらx
、y用電極の共通電極となっている。また、内部電極2
1をグランドとしてX。
y用電極に正の電圧を印加すると中空円筒状素子2はそ
の円筒軸方向へ伸びるように分極処理されている。3′
は固定用の中空円筒状の圧電素子、4′は移動保持用の
中空円筒状の圧電素子、32は圧電素子3′の外周に設
けられた固定用電極、42は圧電素子4′の外周に設け
られた移動用電極、52はこれらの内側において探針1
を挟むためのチャックである。圧電素子3′は電圧印加
により円筒が拡がるように、また圧電素子4′は電圧印
加により円筒が縮むように分極処理がされている。これ
ら圧電素子3’、4’に電圧印加しない状態で探針接触
部31が探針1を固定できるように、また探針接触部4
1が探針1から離れ電圧印加により固定できるようにチ
ャック52は調整されている。
の円筒軸方向へ伸びるように分極処理されている。3′
は固定用の中空円筒状の圧電素子、4′は移動保持用の
中空円筒状の圧電素子、32は圧電素子3′の外周に設
けられた固定用電極、42は圧電素子4′の外周に設け
られた移動用電極、52はこれらの内側において探針1
を挟むためのチャックである。圧電素子3′は電圧印加
により円筒が拡がるように、また圧電素子4′は電圧印
加により円筒が縮むように分極処理がされている。これ
ら圧電素子3’、4’に電圧印加しない状態で探針接触
部31が探針1を固定できるように、また探針接触部4
1が探針1から離れ電圧印加により固定できるようにチ
ャック52は調整されている。
この機構において、探針1のZ方向の粗動および三次元
の微動は、前記実施例と同様の方法で行なうことができ
るが、Z方向の駆動信号はすべてのx、y電極に加え、
これにより2方向の移動を行なう。
の微動は、前記実施例と同様の方法で行なうことができ
るが、Z方向の駆動信号はすべてのx、y電極に加え、
これにより2方向の移動を行なう。
なお、本実施例では、中空円筒状圧電素子2゜3’、4
’が別々の部品となっているが、一体構造となっていて
も良い。また、検出部である探針1の形状は円柱状であ
る必要はなく、四角柱、六角柱なども可能であり、実施
例に限定されるものではない。
’が別々の部品となっているが、一体構造となっていて
も良い。また、検出部である探針1の形状は円柱状であ
る必要はなく、四角柱、六角柱なども可能であり、実施
例に限定されるものではない。
第8図(a)、(b)は本発明の第4の実施例を示す側
面図および斜視図であり1、同図において1は探針、1
0は試料、13は粗動用圧電素子、16および17は粗
動用圧電素子13の伸縮方向の両端に取り付けられた固
定部と従動部である。
面図および斜視図であり1、同図において1は探針、1
0は試料、13は粗動用圧電素子、16および17は粗
動用圧電素子13の伸縮方向の両端に取り付けられた固
定部と従動部である。
粗動用圧電素子13は電圧印加時に伸びる謳うに分極さ
れている。14は固定部16に固定された固定用圧電素
子、15は従動部17に固定された固定用圧電素子であ
る。これら固定用圧電素子14.15は電圧を印加する
と縮み、電圧印加をやめると伸びるように分極処理され
ている。また、探針1は固定用圧電素子14.15の伸
びた状態で押さえ付けられ、縮んだ状態で開放されて軸
方向に動くように調整する。19は固定部16が取り付
けられた基台、18は基台19に取り付けられるととも
に試料2を保持して走査方向に微動させる試料走査用圧
電素子、50は探針1が直進性よく移動できるように固
定用圧電素子4の対向側の固定部16および従動部17
部分に加工された■型溝である。
れている。14は固定部16に固定された固定用圧電素
子、15は従動部17に固定された固定用圧電素子であ
る。これら固定用圧電素子14.15は電圧を印加する
と縮み、電圧印加をやめると伸びるように分極処理され
ている。また、探針1は固定用圧電素子14.15の伸
びた状態で押さえ付けられ、縮んだ状態で開放されて軸
方向に動くように調整する。19は固定部16が取り付
けられた基台、18は基台19に取り付けられるととも
に試料2を保持して走査方向に微動させる試料走査用圧
電素子、50は探針1が直進性よく移動できるように固
定用圧電素子4の対向側の固定部16および従動部17
部分に加工された■型溝である。
次にこの装置の動作を説明する。
まず、探針1の挿入および固定を行なう。すなわち、固
定用圧電素子14.15に電圧を印加してこれらを短縮
させ、これらと■型溝50との空間に探針1を固定用圧
電素子14.15の両方にかかるように挿入する。この
状態で固定用圧電素子14.15の電圧印加を停止して
探針1を押さえ付ける。
定用圧電素子14.15に電圧を印加してこれらを短縮
させ、これらと■型溝50との空間に探針1を固定用圧
電素子14.15の両方にかかるように挿入する。この
状態で固定用圧電素子14.15の電圧印加を停止して
探針1を押さえ付ける。
次に探針の粗動を行なう。すなわち、まず固定用圧電素
子15に電圧を印加し、次いで粗動用圧電素子13に電
圧を印加することにより、固定用圧電素子14を固定点
とし粗動用圧電素子13の伸びに応じて従動部17を図
中入方向へ移動させる。ここで固定用圧電素子15の電
圧印加を停止して探針1を押さえ付ける。そして固定用
圧電素子14に電圧を印加して探針の固定を解除し、粗
動用圧電素子13の電圧印加を止める。これにより粗動
用圧電素子13が短縮したら、固定用圧電素子14の電
圧を止めて探針1を固定する。この一連の動作で移動す
る探針1の量は、粗動用圧電素子13の伸びの長さ分で
あり、例えば市販の積層型圧電素子を用いた場合、50
Vの印加電圧で3μmの伸長量である。この伸長量は電
圧印加値を調整することにより変えることができる。そ
してこの一連の動作を繰り返すことによって任意の距離
だけ探針1を試料10方向へ粗動することができる。ま
た逆の動作により逆方向へ移動することができる。この
ようにして所定位置に探針1を試料2に対して位置決め
した後、試料用圧電素子18により試料10を微動させ
て探針1で試料10を走査することにより観察が行なわ
れる。
子15に電圧を印加し、次いで粗動用圧電素子13に電
圧を印加することにより、固定用圧電素子14を固定点
とし粗動用圧電素子13の伸びに応じて従動部17を図
中入方向へ移動させる。ここで固定用圧電素子15の電
圧印加を停止して探針1を押さえ付ける。そして固定用
圧電素子14に電圧を印加して探針の固定を解除し、粗
動用圧電素子13の電圧印加を止める。これにより粗動
用圧電素子13が短縮したら、固定用圧電素子14の電
圧を止めて探針1を固定する。この一連の動作で移動す
る探針1の量は、粗動用圧電素子13の伸びの長さ分で
あり、例えば市販の積層型圧電素子を用いた場合、50
Vの印加電圧で3μmの伸長量である。この伸長量は電
圧印加値を調整することにより変えることができる。そ
してこの一連の動作を繰り返すことによって任意の距離
だけ探針1を試料10方向へ粗動することができる。ま
た逆の動作により逆方向へ移動することができる。この
ようにして所定位置に探針1を試料2に対して位置決め
した後、試料用圧電素子18により試料10を微動させ
て探針1で試料10を走査することにより観察が行なわ
れる。
観察が終了したら、上述の逆方向の粗動により探針1を
試料10から少し離してから固定用圧電素子14.15
に電圧を印加し、探針1の固定を解除する。モして探針
1を取りはずす。
試料10から少し離してから固定用圧電素子14.15
に電圧を印加し、探針1の固定を解除する。モして探針
1を取りはずす。
第9図および第10図は本発明の第5の実施例を示す斜
視図および断面図であり、自動探針交換機構を備えた場
合の例を示している。同図において、51aは探針ホル
ダ、1a〜1dは探針であり、探針1a〜1dはばね力
を利用した探針押え52aで探針ホルダ51aに軽く保
持され装着される。探針ホルダ51aは回転駆動人力部
59および軸受60を介して基台19に取り付けられ回
転駆動入力部59に不図示の回転機構により回転力を付
与することにより回転するようになっている。探針ホル
ダ51a下部の基台19側には前述の粗動機構が組み込
まれている。図では探針1aが試料10に対して接近し
ている状態を示している。
視図および断面図であり、自動探針交換機構を備えた場
合の例を示している。同図において、51aは探針ホル
ダ、1a〜1dは探針であり、探針1a〜1dはばね力
を利用した探針押え52aで探針ホルダ51aに軽く保
持され装着される。探針ホルダ51aは回転駆動人力部
59および軸受60を介して基台19に取り付けられ回
転駆動入力部59に不図示の回転機構により回転力を付
与することにより回転するようになっている。探針ホル
ダ51a下部の基台19側には前述の粗動機構が組み込
まれている。図では探針1aが試料10に対して接近し
ている状態を示している。
粗動用圧電素子13、固定用圧電素子14゜15、固定
部16、従動部17の動作は前記実施例と同様である。
部16、従動部17の動作は前記実施例と同様である。
ただし、圧電素子14.15に対し探針を挟んだ反対側
の探針ホルダ51aには可動片55.58を有し、この
可動片は探針軸方向へ自由に動くようになっており、中
立位置に弾性力で戻るようになっている。57は固定部
16が取り付けられている上下移動板、58は上下移動
板57を図中矢印Cで示す上下方向へ駆動して高精度に
位置決めを行なう上下移動板駆動装置である。探針ホル
ダ51aの静止位置においては、開口部53.54に固
定用圧電素子14.15が入り込む位置関係にあり、探
針ホルダ51aのこのような位置決めは不図示の位置決
めセンサにより制御される。
の探針ホルダ51aには可動片55.58を有し、この
可動片は探針軸方向へ自由に動くようになっており、中
立位置に弾性力で戻るようになっている。57は固定部
16が取り付けられている上下移動板、58は上下移動
板57を図中矢印Cで示す上下方向へ駆動して高精度に
位置決めを行なう上下移動板駆動装置である。探針ホル
ダ51aの静止位置においては、開口部53.54に固
定用圧電素子14.15が入り込む位置関係にあり、探
針ホルダ51aのこのような位置決めは不図示の位置決
めセンサにより制御される。
次に、探針交換の手順を説明する。まず、試料10に接
近している探針1aを粗動用および固定用圧電素子13
,14.15を駆動することにより引込める。次に上下
移動板57を下げることにより圧電素子を下げ(この時
、探針は可動片55.56と探針押え52により3ケ所
で探針ホルダ51aに保持されている)開口部53.5
4から圧電素子14.15を逃し、そして探針ホルダ5
1aを回転させて探針1bが開口部53゜54の位置に
来たら止める。そして上下移動板57を上げることによ
り圧電素子14.15で探針1bを押さえ込む。その後
、圧電素子13〜15を駆動して探針1bを試料10に
接近させ、これにより探針の交換が終了する。各探針は
探針ホルダ51aに弾性力で押さえられているので簡単
に抜き差しができる。なお、探針ホルダ51aに取付け
られる本数は4本に限られるものではなく、構成上可能
ならば何本でも良い。また探針ホルダ51aを交換可能
としても良い。
近している探針1aを粗動用および固定用圧電素子13
,14.15を駆動することにより引込める。次に上下
移動板57を下げることにより圧電素子を下げ(この時
、探針は可動片55.56と探針押え52により3ケ所
で探針ホルダ51aに保持されている)開口部53.5
4から圧電素子14.15を逃し、そして探針ホルダ5
1aを回転させて探針1bが開口部53゜54の位置に
来たら止める。そして上下移動板57を上げることによ
り圧電素子14.15で探針1bを押さえ込む。その後
、圧電素子13〜15を駆動して探針1bを試料10に
接近させ、これにより探針の交換が終了する。各探針は
探針ホルダ51aに弾性力で押さえられているので簡単
に抜き差しができる。なお、探針ホルダ51aに取付け
られる本数は4本に限られるものではなく、構成上可能
ならば何本でも良い。また探針ホルダ51aを交換可能
としても良い。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば探針などの微小検
出部を素子等を用いた尺取虫の動きをさせる機構により
、探針などの微小検出部をそれのみの移動によりて被験
物に対し位置決めするようにしたため、姿勢差が無くな
り、探針光の位置制御精度が向上する。しかも、小型で
、探針の自動交換機能なども備えた操作性の良いSTM
を提供することができる。
出部を素子等を用いた尺取虫の動きをさせる機構により
、探針などの微小検出部をそれのみの移動によりて被験
物に対し位置決めするようにしたため、姿勢差が無くな
り、探針光の位置制御精度が向上する。しかも、小型で
、探針の自動交換機能なども備えた操作性の良いSTM
を提供することができる。
また、中空円筒状圧電素子の両端に第1および第2の固
定手段を設けるようにしたため、小型で簡単な構成によ
り、検出部の2軸方向の比較的粗い精度での移送及び固
定ならびにx、y、z軸方向の三次元微細位置出しを容
易に行なうことができる。しかも、従来の制御系を利用
することができる。
定手段を設けるようにしたため、小型で簡単な構成によ
り、検出部の2軸方向の比較的粗い精度での移送及び固
定ならびにx、y、z軸方向の三次元微細位置出しを容
易に行なうことができる。しかも、従来の制御系を利用
することができる。
第1図は、本発明の第1の実施例に係る走査型トンネル
顕微鏡の断面図、 第2図および第3図は、第1図の装置で用いられる圧電
素子@動機構の断面図及び探針先端側から見た側面図、 第4図は、第2図の圧電素子微動機構を組み立てた状態
を示す斜視図、 第5図は、本発明の第2の実施例に係る走査型トンネル
電子顕微鏡の断面図、 第6図および第7図は、本発明の第3の実施例に係る圧
電素子微動機構の断面図および探針先端から見た側面図
、 第8図(a)および(b)は、本発明の第4の実施例に
係る探針位置決機構の側面図および斜視図、 第9図および第10図は、本発明の第5の実施例に係る
探針交換位置決機構の斜視図および断面図、そして 第11〜13図は、それぞれ従来例に係る探針位置決(
粗動)機構の断面図、斜視図および側面図である。 1:探針、 2:中空円筒状圧電素子、 3:固定用圧電素子、 4:移動保持用圧電素子、 6:支持部材、 7:本体、 9:足、 10:試料、 11:ステージ 21:内部電極、 22二Z用電極、 23:X(+)用電極、 24:xC−)用電極、 25:y(+)用電極、 26:y(−)用電極、 32:固定用電極、 42:移動用電極、 31.41:探針接触部、 5:ハウジング、 50:V型溝、 13:粗動用圧電素子、 14.15+固定用圧電素子、 16;固定部、 17:従動部、 19:基台、 50:V型溝、 51a:探針ホルダ、 52a:探針押え、 53.54:開口部、 55.56:可動片、 57:上下移動板。
顕微鏡の断面図、 第2図および第3図は、第1図の装置で用いられる圧電
素子@動機構の断面図及び探針先端側から見た側面図、 第4図は、第2図の圧電素子微動機構を組み立てた状態
を示す斜視図、 第5図は、本発明の第2の実施例に係る走査型トンネル
電子顕微鏡の断面図、 第6図および第7図は、本発明の第3の実施例に係る圧
電素子微動機構の断面図および探針先端から見た側面図
、 第8図(a)および(b)は、本発明の第4の実施例に
係る探針位置決機構の側面図および斜視図、 第9図および第10図は、本発明の第5の実施例に係る
探針交換位置決機構の斜視図および断面図、そして 第11〜13図は、それぞれ従来例に係る探針位置決(
粗動)機構の断面図、斜視図および側面図である。 1:探針、 2:中空円筒状圧電素子、 3:固定用圧電素子、 4:移動保持用圧電素子、 6:支持部材、 7:本体、 9:足、 10:試料、 11:ステージ 21:内部電極、 22二Z用電極、 23:X(+)用電極、 24:xC−)用電極、 25:y(+)用電極、 26:y(−)用電極、 32:固定用電極、 42:移動用電極、 31.41:探針接触部、 5:ハウジング、 50:V型溝、 13:粗動用圧電素子、 14.15+固定用圧電素子、 16;固定部、 17:従動部、 19:基台、 50:V型溝、 51a:探針ホルダ、 52a:探針押え、 53.54:開口部、 55.56:可動片、 57:上下移動板。
Claims (17)
- (1)中空円筒状の圧電素子、およびこの両端部に対し
検出部を固定して保持する検出部保持手段を備え、中空
円筒状圧電素子に電圧を印加して検出部を微動させる圧
電素子微動機構において、検出部保持手段は検出部を中
空円筒状圧電素子の一端部に対し固定および開放する第
1の固定手段、ならびにこれとは独立に検出部を中空円
筒状圧電素子の他端部に対し固定および開放する第2の
固定手段を備え、中空円筒状圧電素子、第1の固定手段
、および第2の固定手段を所定の手順で駆動することに
より検出部を順次繰り出して位置決めすることを特徴と
する圧電素子微動機構。 - (2)前記第1および第2の固定手段は固定用の圧電素
子を有する請求項1記載の圧電素子微動機構。 - (3)前記固定用の圧電素子は積層型である請求項2記
載の圧電素子微動機構。 - (4)前記固定用の圧電素子は前記中空円筒状圧電素子
の一部である請求項2記載の圧電素子微動機構。 - (5)固定部、従動部、従動部を固定部に対し変位させ
る変位手段、検出部を固定部に対して固定および開放す
る第1の固定手段、ならびに検出部を従動部に対して固
定および開放する第2の固定手段を備え、変位手段、第
1の固定手段および第2の固定手段を所定の手順で動作
させることにより、検出部を固定部に対して順次移動さ
せ位置決めすることを特徴とする位置決め機構。 - (6)前記検出部は走査型トンネル顕微鏡またはこれを
応用した装置の探針である請求項5記載の位置決め機構
。 - (7)前記変位手段は伸縮により電気エネルギーを機械
的エネルギーに変換する素子を利用したものである請求
項6記載の位置決め機構。 - (8)前記素子は圧電素子である請求項7記載の位置決
め機構。 - (9)前記圧電素子は積層型である請求項8記載の位置
決め機構。 - (10)前記検出部が直進移動するように案内する手段
を備えた請求項6記載の位置決め機構。 - (11)前記探針を複数保持するとともに前記第1およ
び第2の固定手段との間で探針を授受する手段を備えた
請求項6記載の位置決め装置。 - (12)請求項1記載の圧電素子微動機構を備え、これ
によって検出部を被検物に対して位置決めし、および被
検物を検出部で走査することを特徴とする走査型トンネ
ル電子顕微鏡。 - (13)前記圧電素子微動機構を被検物上で保持しつつ
走行することにより前記圧電素子微動機構を被験物に対
して位置決めする微動機構位置決手段を備えた請求項1
2記載の走査型トンネル電子顕微鏡。 - (14)前記微動機構位置決手段の被検物に対する接触
部が被検物に対しバイアス電圧を印加するための電極を
兼ねている請求項13記載の走査型トンネル電子顕微鏡
。 - (15)前記微動機構位置決手段の被検物に対する接触
部は3ヶ所である請求項13記載の走査型トンネル電子
顕微鏡。 - (16)被験物を保持もしくは載置して移動させること
により前記圧電素子微動機構に対して被験物を位置決め
する微動機構位置決手段を備えた請求項12記載の走査
型トンネル電子顕微鏡。 - (17)請求項12記載の走査型トンネル電子顕微鏡を
応用した装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117271A JPH02297003A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 検出部位置決機構、圧電素子微動機構およびこれらを用いた走査型トンネル顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1117271A JPH02297003A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 検出部位置決機構、圧電素子微動機構およびこれらを用いた走査型トンネル顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02297003A true JPH02297003A (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=14707629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1117271A Pending JPH02297003A (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 検出部位置決機構、圧電素子微動機構およびこれらを用いた走査型トンネル顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02297003A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0871166A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-14 | Seiko Instruments Inc. | Apparatus for machining, recording, or reproducing, using scanning probe microscope |
| EP0871006A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-14 | Seiko Instruments Inc. | Scanning probe microscope |
| EP0864899A3 (en) * | 1997-03-12 | 2000-08-02 | Seiko Instruments Inc. | Scanning near-field optical microscope |
| WO2017090582A1 (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 国立大学法人金沢大学 | プローブ走査機構、プローブ装置および走査型プローブ顕微鏡 |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP1117271A patent/JPH02297003A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0864899A3 (en) * | 1997-03-12 | 2000-08-02 | Seiko Instruments Inc. | Scanning near-field optical microscope |
| EP0871166A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-14 | Seiko Instruments Inc. | Apparatus for machining, recording, or reproducing, using scanning probe microscope |
| EP0871006A1 (en) * | 1997-04-09 | 1998-10-14 | Seiko Instruments Inc. | Scanning probe microscope |
| WO2017090582A1 (ja) * | 2015-11-24 | 2017-06-01 | 国立大学法人金沢大学 | プローブ走査機構、プローブ装置および走査型プローブ顕微鏡 |
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