JPH02297064A - 腎症候性出血熱の診断用試薬 - Google Patents

腎症候性出血熱の診断用試薬

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JPH02297064A
JPH02297064A JP1104544A JP10454489A JPH02297064A JP H02297064 A JPH02297064 A JP H02297064A JP 1104544 A JP1104544 A JP 1104544A JP 10454489 A JP10454489 A JP 10454489A JP H02297064 A JPH02297064 A JP H02297064A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、腎症候性出血熱の診断用試薬に関し、さらに
詳しくは、臨床検査に好適に使用することのできる腎症
候性出血熱の診断用試薬に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]ハンタウ
ィルス(Hanta viruslは1978年李らに
よって韓国セスジノネズミ肺から分離されたBunya
viridae科に属するウィルスである(H,W。
Lee et at、: J、 Infect、 Di
s、、 137: 298−。
1978)。
このウィルスはヒトに感染して腎症候性出血熱(以下、
単にHFR5と言うことがある。)の病原となる。
HFR5は古くからユーラシア大陸北部に地方病として
存在していたと推定されるが、1938年頃から中国東
北部に駐在していた日本陸軍に多発し、また1951年
韓国動乱の折りには国連軍に流行して以来、中国などで
多数の発生をみている。
現在、このウィルスは地球上の広い範囲に分布している
ことが知られている。
HFR3は臨床的に定型的な出血熱の症候を示すことも
あるが、非定型的な臨床像を示すことも多(、臨床所見
だけで診断することが難しいことが多い。
従来、HF RS’の診断法としては、血清診断法が採
用され、例えば蛍光抗体法、酵素抗体法が常用されてい
る。
しかしながら、両法とも特異性、感度ともに満足すべき
ものではあるが、いずれも操作が煩雑で多くの労力を要
し、また特殊な機器と検査時間を要し、臨床検査に応用
するのは容易ではなかった。
すなわち、本発明の目的は、特殊な機器を用いずとも、
簡単かつ迅速にハンタウィルスに感染しているか否かを
診断することのできる腎症候性出血熱の診断用試薬を提
供することにある。
[課題を解決するための手段1 本発明の腎症候性出血熱の診断用試薬は、ハンタウィル
ス抗原を不溶性担体粒子に感作して得られる感作不溶性
粒子を含有してなることを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いるハンタウィルス抗原は感染動物臓器、感
染培養細胞などから調製することもできるが、収量、安
全性などの観点から感染哺乳マウス脳またはラット脳か
ら調製することが望ましい。
感染哺乳マウス脳またはラット脳から調製する方法とし
ては、例えば、哺乳マウス脳またはラット脳内にウィル
スを接種して感染させ、この感染脳組織から得られる組
織乳剤を低温で遠心して上清をとり、これをエチルアル
コールおよび硫酸プロタミンで処理し、さらにこれを高
速遠心して上清をとり、ホルマリンで不活化したのちに
係るホルマリンを透析にて除きハンタウィルス抗原を得
る方法を挙げることができる。
本発明に係る不溶性担体粒子は公知疎水性ポリマー粒子
、無機化合物粒子等を好適に使用することができる。
例えば、疎水性ポリマー粒子としては、次式[II (但し、R2は水素原子またはアルキル基であり、R2
はハロゲン原子、置換もしくは非置換のフェニル基、ア
ルコキシカルボニル基、アシルオキシ基、アルコキシ基
またはシアノ基を表わす。)で示されるモノマー単位お
よび/または次式 [JIコ (但し、R3は水素原子又はアルキル基を表わす。)で
示されるモノマー単位を有する疎水性ポリマーの粒子を
挙げることができる。
前記R2としてのフェニル基の置換基は特に限定されな
いが、ハロゲン原子、ハロアルキル基、アルキル基等を
挙げることができる。
なお、これらの中でもR2が置換若しくは非置換のフェ
ニル基、塩素原子、またはアルコキシカルボニル基であ
るモノマー単位が好ましい。
前記式[IIに示すモノマー単位を与える単量体として
は、例えば、スチレン、ビニルトルエン、クロロメチル
スチレン、クロルスチレン、塩化ビニル、臭化ビニル、
メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、プ
ロピルメタアクリレート、酢酸ビニル、エチルビニルエ
ーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテ
ル、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等を挙げ
ることができる。
なお、これらの中でも好ましいのは、スチレン、ビニル
トルエン、クロロメチルスチレン、塩化ビニル、メチル
メタアクリレート、エチルメタアクリレートである。
前記[II ]式で示されるモノマー単位を与える単量
体としては、例えばグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタアクリレート等を挙げることができる。
なお、前記式[IIに示すモノマー単位および前記式[
II ]モノマー単位を有する疎水性ポリマー粒子にあ
っては、前記[II]式で示されるモノマー単位の含有
量をポリマー粒子中に0.01〜20モル%、好ましく
は、0.05〜5モル%となる範囲から選ぶことが好適
である。
また、疎水性ポリマー粒子は、診断用試薬の性質に悪影
響を及ぼさない範囲、例えば、20モル%以下の範囲で
前記式[II]以外の親水性ビニル系モノマー単位を含
んでいても良い。
親水性ビニル系モノマー単位を与える単量体としては、
例えば、メタクリル酸、アクリル酸、スチレンスルホン
酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ビニルピロリドン、ポリエ
チレングリコール(メタ)アクリル酸エステル等を挙げ
ることができる。
また、疎水性ポリマー粒子には、ジビニルベンゼン、エ
チレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコ
ールジメタクリレート、ビスフェノールAジグリシジル
エーテル等の架橋性単量体も含有せしめることができる
以上に述べた疎水性ポリマー粒子を得るための重合方法
は、公知のいわゆるラテックス粒子の製造方法を好適に
採用することができ、例えば、特開昭59−1503号
に記載の方法を挙げることができる。
本発明に係る疎水性ポリマー粒子の平均粒径は、0.0
1〜10um、好ましくは、0.05〜5μmである。
疎水性ポリマー粒子の形状は、多面体、柱体、両雄体、
球体等、特に制限するものではないが、好ましくは球体
、さらに好ましくは真球体である。
前記無機化合物粒子としては、公知のものを好適に使用
することができ、例えば、シリカ、アルミナ、チクニア
、ジルコニア、酸化第二鉄、四三酸化鉄、酸化コバルト
、酸化ニッケル等の周期律表第1II族、第1V族また
は第■族の金属の酸化物;水酸化アルミニウム、水酸化
第二鉄、水酸化クロム等の水酸化物:臭化銀、塩化銀等
のハロゲン化物:硫化カドミウム等の硫化物:炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩:硫酸バリウム、
硫酸ストロンチウム等の硫酸塩等を挙げることができる
なお、これらの中でも好ましいのは、シリカ、アルミナ
、チタニア、ジルコニアまたはこれらを主な構成成分と
する複合酸化物である。
また、無機化合物粒子として、シリカと結合可能な周期
律表第1族、第1I族、第1II族及び第1■族からな
る群より選ばれた少なくとも1種の金属酸化物とシリカ
とを主な構成成分とする無機酸化物を使用することもで
きる。その無機酸化物の具体例としては、例えば酸化リ
チウム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化マグネシ
ウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリ
ウム、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、酸化ジルコ
ニウム、酸化ゲルマニウム、酸化ハフニウム、酸化錫、
酸化鉛等を挙げることができる。
なお1本発明に係る無機化合物粒子にあっては、このよ
うな材質からなりかつ本発明の目的を阻害しない限りに
おいて、特にその無機化合物粒子の構造を制限するもの
ではなく、前記材質からなる粒子であってもよいし、ま
たその粒子を核とし、その核を1または2以上の層、例
えば後述する染料を含有する色素層等で被覆してなる無
機化合物粒子であってもよい。
無機化合物粒子の平均粒子径は、0.1〜10.0gm
、好ましくは、0.8〜5.0umである。
無機化合物粒子の比重は、通常1.5〜4、O1好まし
くは1.8〜2.5である。
なお、このような無機化合物粒子の中でも特に好ましい
のは、前記材質、例えば、シリカを主な構成成分とする
複合酸化物を核とし、その核を後述する染料を含有する
色素層で被覆し、所望により、さらに前記複合酸化物で
被覆し、その表面なシランカップリング剤、チタンカッ
プリング剤等で処理することによりその表面に反応基を
担持せしめた無機化合物粒子であって、その平均粒子径
が0,1〜lOμmでありかつ比重が、1.5〜4.0
である、いわゆる高比重複合体粒子(以下、単にHDP
ということがある。)である。
さらに1本発明においては、前記無機化合物粒子の粒子
分散性が80%以上好ましくは90%以上のものが好適
である。
なお、本発明にいう粒子分散性とは、全粒子中に占める
非凝集粒子、すなわち、単一粒子の個数の割合(%)で
あり、通常、コールタ−カウンター社製モデルZD−1
よって測定することができる。
無機化合物粒子の形状は、使用される無機化合物の結晶
構造、製法によって異なり、多面体、柱体、両錐体、球
体等が存在し、これらすべて使用可能であるが、好まし
くは球体、特に好ましくは真球体がよい。
このような無機化合物粒子は、公知の製造方法、例えば
特開昭52−138094号、特開昭61−14964
4号公報等に記載の方法により好適に得ることができる
このような不溶性担体粒子には、染料を含ませることも
可能である。
前記染料としては、特に制限されるものではなく、公知
の染料を使用することができ、例えば、マラカイトグリ
ーン、ローダミンB、メチレンブルー等のカチオン染料
:ダイアニックス(三菱化成■の登録商標)、ディスバ
ゾール(アイ・シー・アイ社の登録商標)、ミケトンボ
リエステル(三井東圧化学■の登録商標)等の分散染料
:コンゴーレッド、ダイレクトディープブラックEW、
クリソフェニンG等の直接染料:アリザリンサフィロー
ルB、アリザリンダイレクトブルーA、アリザリンシア
ニングリーンG等の酸性束N:ダイヤモンドブラックF
、クロムファストネビーブルーB、パラチンファストブ
ルーBN等の酸性媒染染料:アシドール(BASF社の
登録商標)、アイゼンオバル(保土谷化学■の登録商標
)、オレオソール(田岡化学の登録商標)等の含金属染
料:ダイアミラ、ミカシロン(三菱化成■の登録商標)
、スミフィックス(住友化学■の登録商標)等の反応染
料:ミカホワイト(三菱化成■の登録商標)、ホワイテ
ックス(住友化学■の登録商標)等の蛍光増白染料など
を挙げることができる。
これらの中でも好ましいのは、含金属染料、カチオン染
料であり、さらに好ましくは、カチオン染料である。
また、これらの染料中でメタノール100重量部に対す
る溶解度が1重量部以上、好ましくは5重量部以上、特
に好ましくは10重量部以上であるものが好適である。
前記不溶性担体粒子における染料の量は、特に制限され
るものではないが、通常0.5〜8重量%、好ましくは
1.0〜5.0重量%である。
染料の量をこのような範囲に設定することにより、前記
凝集反応の判定を容易に行うことができるとともに、特
に不溶性担体粒子が無機化合物粒子である場合には、染
料の溶出を防止することができる。
本発明に係る感作不溶性粒子は、前記パンクウィルス抗
原を前記不溶性担体粒子に感作して得ることができる。
パンクウィルス抗原を不溶性担体粒子に感作するために
は、不溶性担体粒子とパンクウィルス抗原とを水性媒体
(例えば生理食塩水、PBSなど)中で接触させるのが
よく、通常、不溶性担体粒子の水性媒体懸濁液とパンク
ウィルス抗原とを混合し、振盪して感作する。
不溶性担体粒子を感作するに際してのパンクウィルス抗
原の用量としては、不溶性担体粒子1gに対して、パン
クウィルス抗原を100〜400HDP凝集単位、好ま
しくは150〜250HDP凝集単位である。
なお、本発明においてHDP凝集単位とは、HDPの凝
集に必要な最低濃度をIHDP凝集単位という。
この感作はpH6,0〜8.0.4℃〜20°Cでおこ
なうのが望ましい。
感作後は水性媒体で洗浄して未感作のパンクウィルス抗
原を除去し、さらに不溶性担体粒子に吸着される物質、
例えばウシ血清アルブミンなどで粒子の残余面を飽和す
る。
本発明の診断用試薬は、前記感作不溶性粒子を、例えば
、水性溶液に懸濁せしめて得ることができる。
上記感作不溶性粒子の含有量としては 0.005〜2重量%、好ましくは0,05〜1重量%
である。
なお、本発明に係る感作不溶性粒子は安定であるが、こ
れを凍結乾燥することにより更に長期間保存することが
できる。凍結乾燥品は使用に際して純水を加えて溶解さ
せるだけで新鮮製品と全く同様にして使用することがで
きる。
本発明の診断用試薬はバンクウィルス抗体により凝集さ
れるので、ヒトまたは動物の血清などの体液もしくはそ
の希釈液と本発明の診断用試薬とをマイクロタイター用
のプレート上で接触させ、感作不溶性粒子の管底凝集像
を観察することによりバンクウィルス抗体の存在を判定
することができる。
[実施例] 以下に実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。
なお、この実施例によって本発明は、何ら制限されるも
のではない。
(パンクウィルス抗原の調製) 生後1日の補乳ラット脳内に、ハンタウィルス感染哨乳
うット脳の1%乳剤0.01mj2を接種し、8日後に
脳を摘出し、生理食塩水で20%乳剤を調製した。
この乳剤を4℃で6000rpm30分間遠心して上清
をとり、これに10容量のエチルアルコールを加え、低
温で撹拌し、減圧で乾燥した。
ついで、生理食塩水で再び原遺にもどし、これに20%
の硫酸プロクミンを加えて低温で撹拌し、これを10.
OOOrpmで60分遠心したのち、その上清をとった
。これにホルマリンを0.05容量%加え、4℃で14
日問おいた後、生理食塩水に対して透析し、パンクウィ
ルス抗原を得た。
なお、力価は120HDP凝集単位/ m (2であっ
た。
()(DPの作製) 撹拌機付きガラス製フラスコ中にメタノール2800m
I2、アンモニア水(25重量%)616mffおよび
水酸化ナトリウム水溶液(5モル/I2)21mI2を
加え10℃に保った後に、テトラエチルシリケートのメ
タノール溶液(22重量%)256mgを25.5+n
J2/hrの速度で嫡々添加し、シリカ粒子(平均粒子
径0.91%m)をつくった、このシリカ粒子を含む反
応液中にさらにテトラエチルシリケートのメタノール溶
液(44重量%)624mI2とメチレンブルーのメタ
ノール溶液(1,25重量%)625rri氾を同時に
25.5mJ2/hrの速度で滴々添加し、該テトラエ
チルシリケートのメタノール溶液と該染料のメタノール
溶液の滴々添加を同時に終了させ、染料で着色したシリ
カ粒子を合成した。得られたシリカ粒子をメタノールで
デカンテーションによる精製と洗浄を繰り返した。
このように得られた2層構造からなるシリカ/染料複合
体の平均粒子径は1.57μmであった。
次いで、得られたシリカ粒子を10重量%濃度になるよ
うにメタノール中に分散し、その分散液Loomβにフ
ェニルトリエトキシシランを0.5重量%濃度になるよ
うに添加し、10℃、16時間反応させて表面処理を行
い、表面処理したシリカ粒子を得た。
(感作HDPの調製) 得られたパンクウィルス抗原を、 M/60.pH7,2c7)PBSを用いて2日DP凝
集単位の溶液とし、この抗原溶液5mI2と0.5%H
DP/PBS  5mI2とを混合し、室温でゆっくり
スターラーで撹拌しながら60分間感作した。感作後P
BSで3回洗浄し、希釈液5m9に懸濁して感作HDP
とした。希釈液はPBSに非動化ウサギ血清を1%添加
したものである。
(抗体価の測定) V型マイクロプレートに希釈液を0.025mpずつ分
注し、第1番目のウェルに1:10供試血清0.025
m4を加えた。
これをグイリュータ−で倍数希釈を行ったのち、各ウェ
ルに感作HDPを0.025mff滴下した。
よく混和後、室温で40分間静置した後、管底凝集像を
判定し、凝集を示す血清の最大希釈倍数をHDP抗体価
とした。
このような操作で供試血清20検体につきHDP抗体価
を求めた。
結果を表に示す。
なお、表のHDP抗体価の欄において、(−)とは、供
試血清のHDP抗体価が50以下の場合を表わす。
(比較例) 前記HDP法に用いた供試血清20検体について、蛍光
抗体法(FA)により、検知しつる供試血清の最大希釈
倍数をそのFA抗体価として求めた。
結果を表に示す。
なお、表のFA抗体価の欄において、(=)とは、供試
血清のFA抗体価が16以下の場合を表わす。
[発明の効果] 本発明によると、 +l)不溶性担体粒子に対する抗体はありえないことか
ら、検体とする血清等に前処理を行なう必要がなく、 (2)また、特殊な機器を用いずとも、簡単かつ迅速に
バンクウィルスに感染しているか否かを診断することが
できる等の利点を有する腎症候性出血熱の診断用試薬を
提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハンタウィルス抗原を不溶性担体粒子に感作して得られ
    る感作不溶性粒子を含有してなることを特徴とする腎症
    候性出血熱の診断用試薬。
JP1104544A 1989-04-26 1989-04-26 腎症候性出血熱の診断用試薬 Expired - Lifetime JP2664471B2 (ja)

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