JPH0229958Y2 - - Google Patents

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JPH0229958Y2
JPH0229958Y2 JP6402184U JP6402184U JPH0229958Y2 JP H0229958 Y2 JPH0229958 Y2 JP H0229958Y2 JP 6402184 U JP6402184 U JP 6402184U JP 6402184 U JP6402184 U JP 6402184U JP H0229958 Y2 JPH0229958 Y2 JP H0229958Y2
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JP
Japan
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film
vinyl acetate
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ethylene
acetate copolymer
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JP6402184U
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JPS60175248U (ja
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  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、人工肛門から排出される汚物処理用
のデイスポーザブルバツグ用として好適なフイル
ムに関する。
(2) 従来技術とその問題点 従来、人工肛門バツグ用フイルムは、低密度ポ
リエチレン、軟質ポリ塩化ビニル等の単体フイル
ムが用いられてきた。しかし、内容物の臭気を外
部に漏らさないために臭気バリヤー性のあるフイ
ルムが使用されようとしている。このようなフイ
ルムをバツグの形態にするためには製袋工程・流
入口取り付け工程において、シール性が重要とな
る。前記の低密度ポリエチレンはヒートシールが
可能であるが、軟質ポリ塩化ビニルはこれができ
ないために、高周波シールによらなければなら
ず、スピードひいてはコストの観点から敬遠され
がちである。従つて、臭気バリヤー性を有するフ
イルムにおいても、フイルムの両面にヒートシー
ル性が付与されることが好ましい。また、人工肛
門バツグ用フイルムとして、更に重要な点は、低
ノイズ性と柔軟性を有することである。ここで低
ノイズ性とは、バツグが揉まれる際に発生する音
を小さくすることである。実際にこのバツグは人
工肛門の周辺に粘着剤により固定されるが、体の
動きと共にバツグも動き、フイルムの屈曲、擦過
により音が発生する。他人にバツグを身に付けて
いると感づかせるような音、或は、本人にバツグ
の存在を思い出させるような音の発生は好ましく
ない。また、柔軟性とは、フイルムが肌に触れた
時に不快感を与えないために必要である。
このような防臭性、低ノイズ性、柔軟性を有す
るフイルムを得るべく検討の結果、本考案に至つ
たものである。
(3) 本考案 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物80〜30
重量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン
化物20〜70重量%とを含む組成物を中間層とし
て、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステ
ルをコモノマーとして10重量%以上含有するエチ
レンとの共重合体層をその両側として3層共押出
によつて得られることを特徴とする人工肛門バツ
グ用フイルムである。
(4) 本考案の作用と効果 本考案において、防臭性を得るにはバリヤー性
を有する樹脂層としてエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物と、エチレン−酢酸ビニル共重合体
部分ケン化物とのブレンド組成物が有用である。
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物だけで防
臭性を付与することは可能であるが、樹脂自体の
高い剛性のために低ノイズ性と柔軟性を満足する
ことはできない。しかし、これにエチレン−酢酸
ビニル共重合体部分ケン化物をブレンドすること
により、大巾に改善することを見出した。しかも
防臭性は充分満たしているものである。
ここで、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物とは、エチレン含量25〜50モル%、ケン化度95
モル%以上のものである。また、エチレン−酢酸
ビニル共重合体部分ケン化物とは、エチレン含量
40〜90モル%ケン化度90モル%以下のものであ
る。また、これにカルボキシル基を有する不飽和
単量体をグラフト重合してあつてもよい。そし
て、それぞれのブレンド比は、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物が80〜30重量%、エチレン
−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物が、20〜70重
量%である。前者が80重量%以上、後者が20重量
%以下では、低ノイズ性、柔軟性を満足すること
はできない。また、前者が30重量%以下、後者が
70重量%以上では充分な防臭性が得られない。
更に、ヒートシール性を有し、しかも低ノイズ
性、柔軟性を満足する材料は、エチレンとアクリ
ル酸エステル又はメタクリル酸エステルとの共重
合体であり、これをエチレン−酢酸ビニル共重合
体ケン化物とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分
ケン化物とのブレンド層の両側に共押出により積
層する。この層間に接着層は不用である。中間層
に、エチレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物
をブレンドしてあることにより層間接着力が向上
し、使用に耐え得る接着力を与えることができ
る。このエチレンと共重合するアクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルはコモノマーとして
10重量%以上であることが必要であり、これ以下
では、充分な低ノイズ性、柔軟性を付与すること
ができない。コモノマーとして用いられるアクリ
ル酸エステルとは、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチルがある。エチレンとアクリル酸メチルと
の共重合体は具体的には、例えば米国ガルフオイ
ルケミカル社製のPoly Ethy(商品名)があり、
エチレンとアクリル酸エチルとの共重合体は、日
本ユニカー(株)製のEEAレジン(商品名)がある。
また、メタクリル酸エステルとはメタクリル酸メ
チルがある。エチレンとメタクリル酸メチルとの
共重合体は、具体的には、例えば、住友化学工業
(株)製のWA樹脂(商品名)がある。
次に、本考案のフイルムの模式的断面を第1図
に示す。
中間層である1は、エチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物と、エチレン−酢酸ビニル共重合体
部分ケン化物とのブレンド層である。また、ヒー
トシール層である2は、エチレンとアクリル酸エ
ステル或はメタクリル酸エステルとの共重合体か
らなる層である。
本考案のフイルムの成形方法は、Tダイ共押出
法でもインフレーシヨン共押出法のいずれでもか
まわない。接着層が不要である構成であるために
共押出法により、安価にしかも容易に目的とする
フイルムを得ることが可能である。厚さは通常30
〜150μ程度である。得られたフイルムはチユー
ブ状或はフラツトフイルムからヒートシールによ
るバツグ化、ヒートシールによる流入口の取り付
けが行われる。
(5) 実施例 以下、本考案の実施例を示す。
実施例 1 中間層として、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物(エチレン含量48モル%ケン化度99%以
上)40重量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体部
分ケン化物60重量%とをドライブレンドして、中
間層とし(厚さ25μ)他方、ヒートシール層とし
てエチレン−アクリル酸メチル共重合体(米国ガ
ルフオイルケミカル社製Poly Ethy2205(商品
名)、アクリル酸メチル含量20重量%)を両側に
各々25μ計75μの厚さのフイルムを三層共押出T
ダイフイルム成形機によつて製膜した。得られた
フイルムの酸素透過度は、40c.c./m224Hr(at25℃
RH100%)であつた。またノイズテストの結
果を第2図に示す。
実施例 2 中間層として、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物(エチレン含量48モル%ケン化度99%以
上)60重量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体部
分ケン化物40重量%とをドライブレンドして、中
間層とし(厚さ25μ)、他方、ヒートシール層と
してエチレン−アクリル酸メチル共重合体(住友
化学工業(株)製、WA樹脂1709(商品名)、メタクリ
ル酸メチル含量18重量%)を両側に各々25μとし
て計75μの厚さのフイルムを3層共押出Tダイフ
イルム成形機によつて製膜した。得られたフイル
ムの酸素透過度は25c.c./m224Hr(at25℃ RH100
%)であつた。ノイズテストの結果を第2図に示
す。
比較例 1 実施例1における中間層を、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物のみとして、同様のフイルム
を得た。ノイズテストの結果を第2図に示す。
比較例 2 実施例1におけるヒートシール層る低密度ポリ
エチレンとして同様のフイルムを得た。ノイズテ
ストの結果を第2図に示す。
ノイズテスト法 一方のフイルムの中央部に20mmφの円を切り取
り、もう一方のフイルムとヒートシールした150
×200mmの袋の一端を固定し、もう一端を固定端
に50mm近づけた後180℃回転する動きを30回/分
行い、ここで発生する音をマイクで集音し、振動
数変換を行い、ドジベル(dB)−振動数(kHz)
を記録する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の人工肛門バツグ用フイルム
の構成を示す模式的断面図、第2図は、本考案の
人工肛門バツグ用フイルムのノイズテストの結果
を示すグラフである。 1……中間層、2,2……共重合体層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物8030重
    量%とエチレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン化
    物20〜70重量%とを含む組成物を中間層として、
    アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルを
    コモノマーとして、10重量%以上含有するエチレ
    ンとの共重合体層をその両側として、3層共押出
    によつて得られることを特徴とする人工肛門バツ
    グ用フイルム。
JP6402184U 1984-04-28 1984-04-28 人工肛門バツグ用フイルム Granted JPS60175248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6402184U JPS60175248U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 人工肛門バツグ用フイルム

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JP6402184U JPS60175248U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 人工肛門バツグ用フイルム

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Publication Number Publication Date
JPS60175248U JPS60175248U (ja) 1985-11-20
JPH0229958Y2 true JPH0229958Y2 (ja) 1990-08-13

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6402184U Granted JPS60175248U (ja) 1984-04-28 1984-04-28 人工肛門バツグ用フイルム

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2635333B2 (ja) * 1987-09-11 1997-07-30 株式会社クラレ 人工肛門バッグ用フィルム
JP2001231801A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Alcare Co Ltd オストミ−装具用パウチ

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JPS60175248U (ja) 1985-11-20

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