JPH02303829A - 積層された防水加工材料および製造方法 - Google Patents

積層された防水加工材料および製造方法

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JPH02303829A
JPH02303829A JP2107730A JP10773090A JPH02303829A JP H02303829 A JPH02303829 A JP H02303829A JP 2107730 A JP2107730 A JP 2107730A JP 10773090 A JP10773090 A JP 10773090A JP H02303829 A JPH02303829 A JP H02303829A
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thin film
perforations
polyester
laminated
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Martin H Beck
マーティン エイチ ベック
Louis D Tacito
ルイス ディー タシト
Warren Arseneau
ウォーレン アーセノー
Robert J Booth
ロバート ジェイ ブース
Khalid Jasim
カリド ジャシム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、対空気または蒸気障壁用の、あるいは防水加
工用の積層された材料、およびその製造方法に関する。
更に、本発明は、外側のアスファルト層に挟まれた、内
部に穿孔を有する可撓性および強度に優れたプラスチッ
ク薄膜による支持材を用いた改良屋根板にも関し、かつ
、薄膜支持材を用いることによって可能となった高速の
流れ作業を利用したその製造方法にも関する。
[従来の技術] 最近のルーフィング材料は一般に、高度に望ましい各種
の性能特性、屋根板自体の製造上の経済性、および、屋
根板が屋根の建設工程に与える制約などの間の妥協の産
物であるといえる。プレハブ屋根板のほとんどは、第1
のアスファルト層と、中間の支持層、例えば紙、あるい
は、マットまたはヤーン形態のファイバーグラスまたは
ポリエステル繊維と、耐候性の鉱物、例えばスレートま
たは岩石の細礫を埋め込んだ、より厚い第2のアスファ
ルト層とからなる3〜4層の構造となっている。屋根板
自体の物理的特性は、アスファルトの軟化および液化範
囲、中間支持材の性質、および、上部層に含まれる鉱物
性材料の性質、量、および大きさに広範囲に左右される
。屋根板を形作る基本的材料のこれらの特性の相互作用
が製造工程、およびその経済性に影響するのである。
屋根板など防水加工材料は、連続的な製造工程によって
製造されることが最も多く、工程中の最後の段階が、生
産ラインから出てきた製品を個々の屋根板へと、あるい
は1巻のロールに好都合な長さへと切断する段階となっ
ている。中間支持材は、その両面に基本材を当てがい、
次いで、耐候性鉱物を加熱したアスファルトによる上部
層に埋め込むのに役立つ。アスファルトを載せた支持材
を各種のカレンダあるいはニップロールを通過させて、
アスファルト層の厚さを調整し、かつ圧力を加えて耐候
性の鉱物性材料を埋め込む。生産ラインにおいて、切断
、重積、および梱包の諸段階の前に通過するのが冷却段
階である。製造の際の決定的な要因はラインの速度であ
って、これは中間層支持材の機械的強度に依存するとこ
ろが非常に大きい。
現在使用中の最も安価な中間層支持材は紙である。しか
し紙は、機械的に弱く、さほど大きくない応力あるいは
伸長力を受けても容易に断裂する。
更に、紙は切欠きを非常に受けやすい。紙製のウェブは
、一端が引き裂かれた場合に非常に容易に断裂し、それ
ゆえ、紙ロールを取り扱う際には多大な注意を払わなけ
ればならない。したがって、通常の製造工程においては
、紙を用いる時点でラインの速度が、強度のより高い材
料に比して相対的に遅くなる。加えて、アスファルトは
、はとんどの紙の支持材に充分に粘着しない。また、紙
は湿度の影響を受けやすいため、増量剤を加えない「正
味の」アスファルトを飽和剤として紙に含浸させて、適
当な粘着性および耐湿性を持たせる必要があるのが通例
である。飽和剤は高価であるがら、紙が安価であること
による利点が覆される。
飽和剤の揮発性成分によって、製造工程における健康に
対する危険を防ぐための高価な対策が必要となることが
あり、仕上がった製品の不快な臭気の原因となることも
ある。寒冷な天候のもとでは、紙の層は、低温硬化した
アスファルト層と同様に脆弱化する。何らかの環境的な
応力によって、屋根板にクラックが生じた場合は、クラ
ックは、アスファルト層の一方から他方へと、紙を貫い
て広がり、水の浸透を許す可能性がある。
グラスファイバーを用いた中間層には、屋根板の特性お
よび製造工程の両面で、紙の層を凌ぐ利点がいくつかあ
る。しかし、刺激性グラスファイバーに示されるような
、人体に対゛する衛生上の危険性があるため、塗装ライ
ンにおいて予防措置を講じなければならない。グラスフ
ァイバーを用いて製造した屋根板は、特に寒冷な天候に
おいて非常に脆く、容易に断裂する。このような条件下
で、屋根の構築の際に誤って打°撃を加えると、屋根板
にクラックを生じるおそれがある。したがって、これを
北方の気候条件のもとて屋根に取り付けることは、1年
のうちの温暖な片思外では困難である。
屋根板その他のルーフィング材に用いる中間層の材料と
して、プラスチック材料、例えばポリエステルで製造し
た繊維が用いられている。このような材料を用いること
によって、ガラスの脆弱性および低断裂強度、および紙
の弱さおよび感湿性は回避される。しかし、これらの合
成繊維は非常に高価である。加えて、これらの材料は、
製造ラインを移動する際の応力を受けると伸長し、それ
ゆえラインの速度を落とさなければならず、生産量が減
少する。
穿孔を有する中間層の使用は、米国特許第4.565,
724号明細書に開示されているが、それによると、材
料は、50〜110mm(2〜4.3インチ)の範囲の
穿孔を有するファイバーグラスで、開口面積は、ファイ
バーグラス製マットの側面積の8〜14%に達する。こ
の材料は、本発明のような予め形成されたルーフィング
材の製造に用いるのに適さず、むしろ、屋根の組み上げ
現場での建造に用いることを意図したものである。考慮
されている現場での建造には、トーチを用いて上部の改
質瀝青層を熔融し、次いで、ファイバーゲラスマットの
大口径の穿孔を通じてこの瀝青層を基盤層その他の層に
粘着させるのである。このような製品は、「ボタン」ベ
ースシート、あるいは通風ベースシートとよばれ、特に
欧州において周知のものである。
米国特許第4,567.079号明細書には、層全体の
表面積の175〜1/2を占める一方の辺縁にのみ穿孔
を有する、有機質、ファイバーグラス、あるいはアスベ
ストのフェルトによる中間層が開示されている。穿孔の
直径の好適な範囲は約12,7〜8 、5mm(172
〜173インチ)である。この材料の予定された使用法
は、やはり現場での組み上げによる建造であって、熔融
アスファルトを辺縁部に加熱掃引して、穿孔を介して粘
着させるのである。予め形成した防水加工材料、例えば
屋根板の建造に用いることは、考慮されていない。
[発明が解決すべき課題] 上記により、本発明の目的は、上記の問題点を経済的か
つ工業上実行可能な方法で、従来可能であったよりもは
るかに太幅に克服することにある。
本発明の別の目的は、完成した防水加工材料の環境から
も、防水加工材料の製造工程の間にも、応力が与えられ
た場合に断裂に対して機械的に強力であるため、その製
造の速やかな遂行が可能である中間層材料の提供にある
更に、本発明は、広い温度範囲にわたって可撓性のみな
らず強度をも保ち、その結果、防水加工材料を寒冷な天
候の間も屋根の建造に用いることができ、かつ、完成し
た屋根が、これに環境的な応力が与えられた場合も優れ
た防護力を発揮するような中間層材料の提供をも目的と
する。
また、アスファルト層を中間支持層に接着するのに飽和
剤あるいは接着剤を用いる必要性を回避することも、本
発明の目的である。
更にまた、製造ラインの稼働の際に発生する労働集約的
な操作、例えば中間支持層材料の連続的なロールの切断
を最小限に抑止することも、本発明の目的である。
本発明は更に、プラスチックの薄膜の穿孔の際に薄膜か
ら除去される材料を再利用することによって、中間層材
料の原価を最小限に抑止することをも目的とする。
最後に、ガラスマットおよび不織PETマットには、マ
ットを互いに固定するために結合剤が用いられる。した
がって、本発明は、ルーフィング材の製造における、製
造および老化の過程で強度を失わせるおそれのある、樹
脂結合剤の使用を排除することをも目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、防水加工材料に
用いる中間層として、薄くて丈夫なプラスチック、好ま
しくはポリエステルを用い、これに複数の穿孔を設ける
。ポリエステルの薄膜が丈夫であることから、防水加工
材料の製造ラインを高速で稼働させ、結果的に生産速度
を高め、かつ停止時間を減少させることが可能となる。
ポリエステル薄膜の使用は、寒冷な天候においてさえ可
撓性に優れた防水加工材料をもたらす。薄膜層はまた、
クラックの伝播に強力に抵抗し、かつアスファルト層間
のクラックの伝播に対する障壁として働き、かくして、
構成材に対する優れた防護作用をもたらす。従来の防水
加工材料の意匠は、アスファルト層を中間支持層に接着
し、それによって、複合的な構造全体の一体性を維持し
ようとするものであった。予期に反して、本発明は、ポ
リエステル支持層の穿孔を通じてアスファルト層を直接
相互に結合させることによって、この目標を達成する。
したがって、いかなる種類の飽和剤あるいは接着剤の必
要性も排除される。ポリエステル薄膜は強度に優れてい
るため、ポリエステルの非常に薄い層が必要とされるに
過ぎず、これが原価の著しい節約をもたらす。更に、ポ
リエステル薄膜に穿孔する際に除去される材料は、これ
を再利用することができ、事実上、薄膜はすべてこれを
再利用の材料から製造することが可能である。
塗装に代えて、アスファルトをPETの薄膜上に押出し
成型し、あるいは積層することが可能である。
この方法を用いると、重量をはるかに軽くすることがで
きる。防水加工材料がルーフィング材の好適な1形態で
ある。
本発明によれば、 間隔を置いて配置された複数の穿孔を有する1層のプラ
スチック薄膜と、 前記プラスチック薄膜の一方の面に接する第1のアスフ
ァルト層と、 前記プラスチック薄膜の他方の面に接する第2のアスフ
ァルト層と、 からなり、 第1および第2のアスファルト層が、プラスチック薄膜
の穿孔を介して互いに統合的に結合されて単一の積層構
造となっている、積層された材料が提供される。
また、本発明によれば、 複数の穿孔を有して縦横両軸方向に展開する1枚のポリ
エステル薄膜と、 前記ポリエステル薄膜の一方の面に接する第1のアスフ
ァルト層と、 その組成のかなりの部分に達する耐候性材料が埋め込ま
れた、前記第1のアスファルト層より厚い第2のアスフ
ァルト層とからなり、 複数のアスファルトの列柱が前記ポリエステル薄膜の穿
孔内を延伸して2層のアスファルトを互いに統合的に結
合し、かつ前記アスファルトの列柱の断面積がその側面
積のかなりの部分を占める防水加工材料が提供される。
更に、本発明によれば、積層された材料の製造方法であ
って、 (a)複数の穿孔を有するプラスチック薄膜のロールを
所望の長さに展開する段階と、 (b)展開されたプラスチック薄膜の両面に熔融 ゛ア
スファルトを塗布する段階と、 (c)両面の前記熔融アスファルトを用いて前記プラス
チック薄膜を圧迫し、結果的にアスファルトを強制的に
前記プラスチック薄膜の穿孔を通過させて、両アスファ
ルト層を互いに統合的に結合させる段階と、 (d)  前記積層された材料を冷却する段階と、から
なる方法が提供される。
更にまた、本発明によれば、積層された防水加工材料の
製造方法であって、 (a)複数の穿孔を有する連続的なプラスチック薄膜の
ロールを展開する段階と、 (b)展開されたプラスチック薄膜の両面に熔融アスフ
ァルトを塗布して、それに接する2層を形成する段階と
、 (C)両面の前記熔融アスファルトを用いて前記プラス
チック薄膜を圧迫し、結果的にアスファルトを強制的に
前記プラスチック薄膜の穿孔を通過させて、両アスファ
ルト層を互いに統合的に結合させる段階と、 (d)少なくとも一方のアスファルト層の表面に耐候性
の材料を沈積かつ含浸させる段階と、(e)前記防水加
工材料を冷却する段階と、からなる方法が提供される。
また、本発明によれば、 間隔を置いて配置された複数の穿孔を有する1層のプラ
スチック薄膜と、 前記プラスチック薄膜の一方の面に接する1層のアスフ
ァルト層と、 からなり、 プラスチック薄膜の穿孔内を延伸し、その末端が平坦と
なってアスファルトをプラスチックに接合させる柱頭を
形成する前記アスファルトの列柱によって、前記アスフ
ァルト層と前記プラスチック層とが互いに結合されてい
る積層された材料も提供される。
更に、本発明によれば、積層された材料の製造方法であ
って、 (a)複数の穿孔を有する1条のプラスチック薄膜を手
当する段階と、 (b)押出し成型可能なアスファルトをプラスチック薄
膜の一方の表面に塗布する段階と、(C)その表面にア
スファルトが塗布された前記プラスチック薄膜を圧迫し
て、前記プラスチック薄膜の穿孔を通じてアスファルト
を押し出し、塗布されたアスファルトから離れた薄膜表
面に列柱を展開させて柱頭を形成し、アスファルト層と
薄膜とを互いに緊密に結合させる段階と、(d)  前
記積層された材料を冷却する段階と、からなる方法が提
供される。
更にまた、本発明によれば、積層された材料の製造方法
であって、 (a)複数の穿孔を有する1条のプラスチック薄膜を手
当する段階と、 (b)プラスチック薄膜の両面に1条のアスファルトを
与える段階と、 (C)その両面にアスファルトが塗布された前記プラス
チック薄膜を圧迫し、結果的に前記プラスチック薄膜の
穿孔を通じてアスファルトを押し出して、両アスファル
ト層を互いに統合的に結合させる段階と、 (d)  前記積層された材料を冷却する段階と、から
なる方法が提供される。
[実施例] 実施例を用いて、ルーフィング材形態の防水加工材料、
およびその製造方法を、添付の図面を参照して説明する
本発明の枢要な特徴は、防水加工材料、例えば屋根板の
製造に際して、中間支持材として、穿孔されたプラスチ
ック、例えばポリエステルの薄膜を用いることにある。
薄膜の目的は、防水加工材料に強度および補強を与え、
製造工程において、塗装ラインを移送され、かつ、耐候
性の鉱物性材料がその少なくとも一方の表面に埋め込ま
れ、かつ混入される前にその両面に熱した熔融アスファ
ルトが塗布される、輸送媒体として機能させることであ
る。好適実施例においては、厚さ約008〜約0.31
mm(約0.003〜約0012インチ)の、縦横両軸
方向に広がるポリエチレンテレフタラート(PET)の
熱硬化性薄膜を用いる。PETは、全部または一部を再
利用することができ、穿孔工程で除去されたPETを再
利用して、原材料のコストを最小限に抑えることが考慮
されている。典型的には、再利用されたPETは、縦横
両軸方向の伸び率がいずれも約245〜約50で、密度
の範囲が約1.35〜約1.45g/ccである。
第1図は、両軸方向に単一の形状で穿孔(2)を配置し
たポリエステル中間層材料(1)の平面図である。穿孔
は、円形であって直径が約1.02〜約5.08mm(
約0.04〜約0.20インチ)であり、全表面積の約
20〜約70%(好ましくは30〜60%)を占める。
第2図は、穿孔(2)が代替的に配置されているポリエ
ステル薄膜(1)の平面図である。この実施例では、補
強帯(3)および辺縁境界(4)の役割を果たす、幅が
約6.4〜約1.6mm(約0.25〜約0.0625
インチ)の未穿孔部域が存在する。
第3図は、完成したルーフィング材の断面図である。ポ
リエステル薄膜(1)は、下部のアスファルト層(5)
と、それより厚く、鉱物性材料(7)が埋め込まれた上
部アスファルト層(6)との間に位置する。ポリエステ
ル薄膜の穿孔(2)にはアスファルトの列柱(8)が充
填され、これが上下のアスファルト層を互いに統合的に
結合させている。
アスファルトは、いかなる慣用の中間支持材よりも良好
にそれ自体に接着することが判明している。ポリエステ
ル薄膜の穿孔は、薄膜の一方の面のアスファルトが他方
の面のアスファルトと相互に結合するための通路となる
。従来の技術による方法によれば、接着剤または飽和剤
のいずれかを用いてアスファルトを中間支持材に接合す
るか、あるいは、マットあるいはヤーンの個々の繊維を
用いて物理的な絡み合いを形成させるのが通例である。
本発明は、そのいずれをも行わない。薄膜の穿孔は、薄
膜の一方の面のアスファルトが穿孔内を流動して他方の
面のアスファルト層と統合的に結合できるようにする。
結合したアスファルトの列柱は、あたかも多数の指のよ
うに働いて、一方のアスファルト層を他方の層と連結さ
せるのである。
言い換えれば、ポリエステル薄膜が2層のアスファルト
に挟まれることになる。加えて、アスファルトとポリエ
ステル薄膜とは、多少は粘着することができる。薄膜の
穿孔の形状および大きさは、アスファルト層の粘着を最
大化するのに決定的に重要である。穿孔の数が過小であ
れば、粘着は最小となり、構造物が離間することになる
。穿孔の大きさが過小であれば、製造の際にアスファル
トがこれを通過せず、両層が互いに結合しない。穿孔の
大きさが過大であれば、製造の際にアスファルトの列柱
は単に脱落するばかりで、両層間の相互の結合が起こら
ない。穿孔を形成するために除去されるポリエステル薄
膜の部域の比率が過大であれば、薄膜の強度が犠牲にさ
れて、製造の際に失敗が起こる可能性がある。
ポリエステル薄膜の穿孔の形状を多様に変化させること
もできる。例えば、ルーフイング材の製造ラインが高速
度で稼働される場合、あるいは非常に薄い薄膜が用いら
れる場合は、製造に際して薄膜が伸長する可能性がある
。これによって、穿孔の形状に多少の歪曲が生じ得る。
このような歪曲は、最初に穿孔の形状を、製造の際に所
望の最終的形状に変形されるようなそれにしておくこと
によって、補正することができる。
第1図に示した実施例では、穿孔(2)は、縦横両軸方
向に揃っていて、中間層の辺縁にまで拡がっている。
第2図に示した実施例では、穿孔が存在しない補強帯(
3)が、両軸方向に設けられている。薄膜の辺縁または
その近傍の穿孔、あるいは部分的な穿孔には、応力を受
けた場合に最初に断裂する傾向が強いことが判明してい
る。したがって、この実施例の薄膜の境界部域(4)は
、穿孔されないままにされている。また、平滑でない辺
縁も最初に断裂することが知られており、これも避けな
ければならない。
試験結果の外挿によれば、穿孔の大きさ、穿孔の数、お
よび薄膜の厚さの変化の(強度に関する)影響は、互い
に作用し合って、開口面積に対する屋根板に好適な薄膜
の厚さの(第6図に示される)曲線が得られることが示
される。
基本的には、最低限の性能の基準、例えば、塗装ライン
を通じての中断することのない高速度の稼働を実現する
場合、開口面積が相対的に多い厚い薄膜の性能は、開口
面積が相対的に少ない薄い薄膜とほぼ同じである。性能
の基準はすべて、各種シート間で実質的に対等であるか
ら、薄いシートの方が好ましい。第1に、開口面積を少
なくすれば、断裂の危険性が減少する。穿孔工程で除去
されるポリエステル材料が少なくなり、再利用される材
料が少なくなり、穿孔を形成するための労力は減少し、
穿孔形成の見当合わせが少なくて済む。その他の要因と
しては、薄膜が薄い程、ロールあたりの使用できる長さ
が増大し、それによって原材料コストが低減するという
ことがある。更に、塗装ラインにおけるロール交換、そ
れらの切断等々の労働コストも軽減される。
好適実施例においては、開口面積が約20〜約70%で
あって、対応する厚さが約0,08〜約0.31mm(
約0003〜約0.012インチ°)であるPET薄膜
が、塗装ラインで用いられ、この工程で、温度範囲が約
162.8〜約218.3℃(約325〜約425°F
)で石灰石増量剤の量をアスファルトの約40〜70%
として、アスファルトを塗布する。場合によっては、鉱
物粒の量を更に少なくして用いることもできるが、はと
んどの場合、鉱物性の安定剤または増量剤は、完成ルー
フィング材の少なくとも20%に達しなければならない
第4図は、本発明によるルーフィング材製造の方法に用
いる塗装ラインを示したもので、ラインを移動する基材
は、穿孔を有するPET薄膜(9)である。アスファル
ト塗装槽(10)で、アスファルトがPETの薄膜に塗
布され、次いで、カレンダまたはニップロール(11)
を通過すると、これによってアスファルト層の厚さが調
整され、かつ加圧されて、熔融アスファルトがPET薄
膜の穿孔内に強制的に送り込まれ、アスファルト層を互
いに結合するアスファルトの列柱(8)が形成される。
重力フィーダ(12)を用いて、鉱物粒(7)が上部ア
スファルト層(6)に塗布され、次いで、更に別61組
のカレンダ型ロール(13)を通過すると、これによっ
て顆粒状の粒子がアスファルトに埋め込まれる。
冷却部域(14)の通過後、完成ルーフィング材はライ
ン末端(15)に到達し、ここで切断され、積み重ねら
れて、梱包される。前記の仕様範囲の採用によって、毎
分30.5〜137.2m (100〜450フイート
)という工業的なライン生産速度を達成することができ
る。 第5図は、好適実施例に用いられる、典型的なア
スファルトに対する石灰石増量剤の各種の比率(すなわ
ちso : so、55 : 45.57 : 43、
および60 : 40)における、粘性と温度の相関関
係を示している。約162.8〜約218.3℃(約3
25°F〜約425°F)なる温度範囲が、多数の組成
比率に関して有用である。
完成材料は、これを個別的な屋根板、ロール形態のルー
フィング、改質瀝青ルーフイング、あるいは他の防水加
工材料の形態とすることができる。
以上に述べた通り、穿孔を有するポリエステル薄膜を用
いることによって、従来の技術による支持材と比較して
経済性に勝る、優れたルーフィング製品の製造が可能と
なる。下記の比較によって、紙、ファイバーグラス、ポ
リエステル繊維、および本発明のポリエステル薄膜の特
性に対する評価が、ルーフィング材の特性としても、ま
た製造方法の面でも定められる。
(以下余白) 紙 ガラス 槻皿 ■ ライン速度      2  1   3  1*屋根
板の断裂強度   3 4  2 1ライン上での破損
   3 2  2 1粘着性        2 2
  1 2伸長度        1 2  4 3低
温脆弱性      2 3  1 1マツトのみの経
済性  1  3   4  2*屋根板の経済性  
  3  2   4  1*1:最高の性能;4:最
低の性能 *:推定値 註:上記基準は、荷重が付加されておらず、現実には、
ある項目の重要度が他の項目よりも高いことがある。
ポリエステル繊維は、中間支持層に用いるには非常に高
価であり、かつ、塗装ライン上でのわずかな応力によっ
てさえ、伸長する傾向がある。また、他の材料に比して
生産速度および生産量も低い。他の従来の技術による材
料よりも優れているにもかかわらず、これらの要素によ
って、完成品が非常に高価となる傾向がある。対照的に
、本発明のポリエステル薄膜には、製造の際のライン速
度の増加、ライン上での破損および伸長の減少、および
、製造コストの低減がもたらされるという優れた特性が
ある。上記の対照表において、本発明の中間層薄膜材料
に対する総評価数が小さいのは、ルーフィング材の製造
に用いられる従来の技術による材料を凌ぐこれらの利点
の反映である。
アスファルト層にクラックが発生したという条件下で、
本発明のポリエステル薄膜層は、他のアスファルト層へ
のクラックの伝播を防ぐ。この特性は、本発明では、ア
スファルト層はおそらく非常にわずかしかポリエステル
薄膜に粘着しないという事実によるものと思われる。そ
れというのも、2層を互いに統合的に結合するアスファ
ルトの列柱によって、これらの層が互いに支持されるか
らである。しかし、アスファルト層がポリエステル薄膜
に粘着していないために、屋根板に応力が加えられた場
合に、薄膜は、アスファルト層に対して側方向に多少と
も移動することが可能であり、かくしてクラックの伝播
を食い止めるのである。
本発明は、次のものをも対象範囲としている。
(a)  間隔を置いて配置された複数の穿孔を有する
1層のプラスチック薄膜と、前記プラスチック薄膜の一
方の面に接する1層のアスファルト層とからなり、プラ
スチック薄膜の穿孔内を延伸し、その末端が平坦となっ
て実質的にアスファルトをプラスチックにリベット締め
する柱頭あるいはフランジを形成する前記アスファルト
の列柱によって、前記アスファルト層と前記プラスチッ
ク層とが互いに緊密に結合されている積層された材料。
(b)  積層された材料の製造方法であって、複数の
穿孔を有する不特定の長さのプラスチック薄膜を手当す
る段階と、押出し成型可能なアスファルトをプラスチッ
ク薄膜の一方の表面に塗布する段階と、その表面にアス
ファルトが塗布された前記プラスチック薄膜を圧迫して
、前記プラスチック薄膜の穿孔を通じてアスファルトを
押し出し、塗布されたアスファルトから離れた薄膜表面
に展開させて柱頭あるいはフランジを形成し、アスファ
ルト層と薄膜とを互いに緊密に結合させる段階と、前記
積層された材料を冷却する段階とからなる方法。
(c)  製造工程の一部としての、薄膜を形成し、穿
孔またはアスファルト層を形成するための押出し成型。
以上の説明および図解は、これを本発明の対象範囲を限
定するためのものと見なしてはならない。
技術の習熟者においては、多数の変更および変形が施さ
れるものと思われ、したがって、適切な変更、およびそ
れと同等のものは、特許請求の範囲に定義された本発明
の対象範囲内に包含されると見なされる。
本発明の主題たる積層された材料は、防水加工としての
用途と関連付けて説明されているが、空気あるいは蒸気
に対する障壁としてなど、他の用途にも適切であると解
されるものと思われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、縦横両輪方向に配置された単一の形状の複数
の穿孔を有するポリエステル中間材の平面図である。 第2図は、穿孔されていない補強帯が縦横両軸方向に形
成されるような形状の複数の穿孔を有するポリエステル
中間材の平面図である。 第3図は、本発明に従って製造された、ルーフィング完
成品の断面図であって、アスファルト層および中間層の
接着部位を示している。 第4図は、ルーフィング材の製造に用いられる生産ライ
ンを示す模式図である。 第5図は、上部アスファルト層におけるアスファルトに
対する石灰石の各種の比率における、粘性対温度の典型
的な関係を示すグラフである。 第6図は、開口面積対薄膜の厚さの関係を示すグラフで
ある。 (1)ポリエステル薄膜  (2)穿孔(3)補強帯 
      (4)辺縁の境界部域(5)下部アスファ
ルト層 (6)上部アスファルト層(7)鉱物性材料 
    (8)アスファルトの列柱(9)穿孔を有する
PET薄膜(10)アスファルト塗装槽(11)薄膜伸
展用カレンダ (12)重力フィーダ(13)鉱物材料
包埋用カレンダ (14)冷却装置      (15)切断梱包装置F
IG、1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロール形態の防水加工材料、屋根板、および改質
    瀝青による防水加工材料の製造に用いるのに適した積層
    材料であって、 間隔を置いて配置された複数の穿孔を有する1層のプラ
    スチック薄膜(1)と、前記プラスチック薄膜の一方の
    面に接する第1のアスファルト層(5)と、 前記プラスチック薄膜の他方の面に接する第2のアスフ
    ァルト層(6)とからなり、 プラスチック薄膜の穿孔(2)を介して互いに統合的に
    結合されて、単一の積層構造となっていることを特徴と
    する積層された防水加工材料。
  2. (2)ロール形態の防水加工材料、屋根板、および改質
    瀝青による防水加工材料の製造に用いるのに適した防水
    加工材料であって、 複数の穿孔(2)を有して縦横両軸方向に展開する1枚
    のポリエステル薄膜(1)と、 前記ポリエステル薄膜の一方の面に接する第1のアスフ
    ァルト層(5)と、 その組成のかなりの部分に達する耐候性材料が埋め込ま
    れた、前記第1のアスファルト層より厚い第2のアスフ
    ァルト層(6)とからなり、複数のアスファルトの列柱
    (8)が前記ポリエステル薄膜の穿孔内を延伸して2層
    のアスファルトを互いに統合的に結合し、かつ前記アス
    ファルトの列柱の断面積が前記防水加工材料の側面積の
    かなりの部分を占めることを特徴とする積層された防水
    加工材料。
  3. (3)穿孔(2)が円形をなし、かつその直径が約1.
    02〜約5.08mm(約0.04〜約0.20インチ
    )であり、ポリエステル薄膜の開口面積が全表面積の約
    20〜約70%を占め、かつ、前記ポリエステル薄膜の
    厚さが約0.08〜約0.31mm(約0.003〜約
    0.012インチ)であること、あるいは、前記穿孔の
    形状が楕円、正方形、矩形、三角形、五角形、台形、半
    円、および多角形のうちの1種であって、穿孔断面のさ
    しわたしが最低約1.02〜約5.08mmであり、穿
    孔の開口面積がポリエステル薄膜の表面積の約20〜7
    0%に達し、かつ、前記ポリエステル薄膜の厚さが約0
    .08〜約0.31mm(約0.003〜約0.012
    インチ)であることを特徴とする請求項(2)記載の積
    層された防水加工材料。
  4. (4)ポリエステル薄膜中を延伸するアスファルトの列
    柱の断面積が防水加工材料の側面積の約30〜60%に
    達することを特徴とする請求項(2)または(3)記載
    の積層された防水加工材料。
  5. (5)ポリエステル薄膜の、穿孔を全く含まぬその外縁
    沿いの境界部の幅が約6.4〜約1.6mm(約0.2
    5〜約0.0625インチ)であり、穿孔が単一の形状
    であって、更に、前記ポリエステル薄膜の内側にはその
    両軸方向の少なくとも1方向に向かって延伸する、穿孔
    を含まぬ部域が含まれていることを特徴とする請求項(
    2)乃至(4)のいずれかに記載の積層された防水加工
    材料。
  6. (6)ポリエステル薄膜が、再利用されたポリエチレン
    テレフタラートを用いて製造されていて、両軸の各方向
    の伸び率が約2.5〜約5.0であり、かつ密度が1.
    4〜約1.5g/ccの範囲にあることを特徴とする請
    求項(1)乃至(5)のいずれかに記載の積層された防
    水加工材料。
  7. (7)混入された安定剤または増量剤の量がアスファル
    トのそれの約40〜約70%に達することを特徴とする
    請求項(2)乃至(6)のいずれかに記載の積層された
    防水加工材料。
  8. (8)積層された材料の製造方法であって、(a)複数
    の穿孔を有するプラスチック薄膜のロールを所望の長さ
    に展開する段階と、 (b)展開されたプラスチック薄膜の両面に熔融アスフ
    ァルトを塗布する段階と、 (c)両面の前記熔融アスファルトを用いて前記プラス
    チック薄膜を圧迫し、結果的にアスファルトを強制的に
    前記プラスチック薄膜の穿孔を通過させて、両アスファ
    ルト層を互いに統合的に結合させる段階と、 (d)前記積層された材料を冷却する段階 とからなることを特徴とする積層された防水加工材料の
    製造方法。
  9. (9)薄膜がポリエステルの連続薄膜であって、直径が
    約1.02〜約5.08mm(約0.04〜約0.20
    インチ)の円形の穿孔を用い、前記ポリエステル薄膜の
    開口面積が全表面積の約20〜約70%に達し、かつ、
    前記ポリエステル薄膜の厚さが約0.08〜約0.31
    mm(約0.003〜約0.012インチ)であること
    を特徴とする請求項(8)記載の積層された防水加工材
    料の製造方法。
  10. (10)穿孔が一定の間隔を置いて配置され、典型的な
    穿孔の断面のさしわたしが約1.02〜約5.08mm
    (約0.04〜約0.20インチ)であり、穿孔の開口
    面積がポリエステル薄膜の表面積の約20〜約70%に
    達し、かつ、前記ポリエステル薄膜の厚さが約0.08
    〜約0.31mm(約0.003〜約0.012インチ
    )であって、穿孔の寸法が、充填されるアスファルト層
    の粘性との関係において、充填されるアスファルトの穿
    孔内の強制的な通過を促進するように選択されることを
    特徴とする請求項(9)記載の積層された防水加工材料
    の製造方法。
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