JPH0230405Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0230405Y2 JPH0230405Y2 JP1985048165U JP4816585U JPH0230405Y2 JP H0230405 Y2 JPH0230405 Y2 JP H0230405Y2 JP 1985048165 U JP1985048165 U JP 1985048165U JP 4816585 U JP4816585 U JP 4816585U JP H0230405 Y2 JPH0230405 Y2 JP H0230405Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- free
- fibers
- copper sulfide
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は無塵室で着用するための静電除去効果
を有する無塵衣に関する。
を有する無塵衣に関する。
[従来技術とその問題点]
静電除去効果を有する無塵衣は、半導体その他
の電子部品の製造工場で広く用いられている。無
塵室で着用される無塵衣は作業者の着衣から放出
されるごみ、ほこりなどを防止し、また外部のご
み、ほこりの吸着・再放出を防がなければならな
い。このため、無塵衣には静電除去効果が必要で
あり、またMOS構造の半導体などは着衣の帯電
が原因となる放電で損傷することがあるため静電
除去の対策は極めて重要である。半導体の高集積
化に伴ない、半導体素子やそれを用いた電子部品
の組立工程で空気中に存在する塵埃を抑制した高
度な清浄度の作業環境の確保にはすぐれた無塵衣
を欠かすことはできない。
の電子部品の製造工場で広く用いられている。無
塵室で着用される無塵衣は作業者の着衣から放出
されるごみ、ほこりなどを防止し、また外部のご
み、ほこりの吸着・再放出を防がなければならな
い。このため、無塵衣には静電除去効果が必要で
あり、またMOS構造の半導体などは着衣の帯電
が原因となる放電で損傷することがあるため静電
除去の対策は極めて重要である。半導体の高集積
化に伴ない、半導体素子やそれを用いた電子部品
の組立工程で空気中に存在する塵埃を抑制した高
度な清浄度の作業環境の確保にはすぐれた無塵衣
を欠かすことはできない。
現在この対策としては例えばカーボン微粒子を
含有する複合繊維を縦または横方向にナイロン糸
やポリエステル糸の繊維と共に織つた布からなる
無塵衣などが用いられている。この種無塵衣は発
塵性が少なく且つ衣服表面に塵埃を付着させない
などの優れた特性を示す。
含有する複合繊維を縦または横方向にナイロン糸
やポリエステル糸の繊維と共に織つた布からなる
無塵衣などが用いられている。この種無塵衣は発
塵性が少なく且つ衣服表面に塵埃を付着させない
などの優れた特性を示す。
しかし、静電防止の面からはこれら無塵衣はあ
る程度帯電防止効果を有するが、除電効果はな
く、したがつて身体の動きで下着の摩擦等で発生
した静電気はそのまま、或いは人体に蓄積され、
例えば手足等の露出部を通じて放電する問題があ
る。MOS型ICの製造工程及びこれを用いた電子
部品組立て等、特に静電気に弱い材料、部品はこ
の放電で損傷される。
る程度帯電防止効果を有するが、除電効果はな
く、したがつて身体の動きで下着の摩擦等で発生
した静電気はそのまま、或いは人体に蓄積され、
例えば手足等の露出部を通じて放電する問題があ
る。MOS型ICの製造工程及びこれを用いた電子
部品組立て等、特に静電気に弱い材料、部品はこ
の放電で損傷される。
したがつて、従来一般にはリツプバンドによる
除電効果が行われている。リツプバンドとは導電
性繊維を部分的に含む布地を用いたバンドであ
り、これを人体の頚部などに巻きつけてアースを
通じて身体で発生した静電気を除去するものであ
る。
除電効果が行われている。リツプバンドとは導電
性繊維を部分的に含む布地を用いたバンドであ
り、これを人体の頚部などに巻きつけてアースを
通じて身体で発生した静電気を除去するものであ
る。
この方法は非常に良い方法ではあるが、すべて
アース線を用いてアースする必要があるため、作
業者の行動が著しく制約され作業能率が制限され
る欠点がある。
アース線を用いてアースする必要があるため、作
業者の行動が著しく制約され作業能率が制限され
る欠点がある。
[考案の目的]
本考案の目的は、アース線の必要がない無塵衣
を提供し、それにより作業性、行動性を改善する
ことにある。
を提供し、それにより作業性、行動性を改善する
ことにある。
[考案の概要]
本考案の無塵衣は、従来の導電性繊維を織込ん
だ無塵衣において、首回り、袖回り、裾回りなど
人体が下着から露出する部分を、アクリル系、ア
クリロニトリル系、又はナイロン系繊維の表面に
導電性層として硫化銅を被着させたものを含む布
地で構成したことを特徴とする。
だ無塵衣において、首回り、袖回り、裾回りなど
人体が下着から露出する部分を、アクリル系、ア
クリロニトリル系、又はナイロン系繊維の表面に
導電性層として硫化銅を被着させたものを含む布
地で構成したことを特徴とする。
本考案の無塵衣は自己放電性であり、下着間及
び人体との摩擦で生じた静電気を首、手首、足首
から硫化銅被着繊維へと導き、次いで空気中へゆ
るやかに放電する。従つて、人体の帯電位は常時
低く抑制されて、電子部品との間の放電を防ぎ、
また通常の無塵衣としても作用し、アースのない
行動性・作業性に富んだ着衣である。
び人体との摩擦で生じた静電気を首、手首、足首
から硫化銅被着繊維へと導き、次いで空気中へゆ
るやかに放電する。従つて、人体の帯電位は常時
低く抑制されて、電子部品との間の放電を防ぎ、
また通常の無塵衣としても作用し、アースのない
行動性・作業性に富んだ着衣である。
[実施例]
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳しく
説明する。
説明する。
本考案で用いられる自己放電性の導電性繊維の
表面導電層は硫化銅であり、一般に還元型のCu2
−xSで表わされる。これは第二銅イオンの他に
第一銅イオンを含むものであり、格子内に一部空
孔を含むものである。放電のメカニズムは明らか
でないが、この型式の硫化銅は導電性を示すだけ
でなく自己放電性も示すものである。
表面導電層は硫化銅であり、一般に還元型のCu2
−xSで表わされる。これは第二銅イオンの他に
第一銅イオンを含むものであり、格子内に一部空
孔を含むものである。放電のメカニズムは明らか
でないが、この型式の硫化銅は導電性を示すだけ
でなく自己放電性も示すものである。
硫化銅はそれと親和性の、或いは化合結合しう
る繊維であるアクリル系、アクリロニトリル系、
又はナイロン系繊維の表面に形成される。好まし
い繊維はアクリロニトリル系繊維であつて、例え
ばアクリロニトリル系繊維を硫化銅溶液に浸し、
繊維表面にできた銅化合物の第二銅イオンを、塩
酸ヒドロキシルアミンなどの還元剤で第一銅イオ
ンに還元することにより作られる。本考案の自己
放電ないし除電の目的には硫化銅の被着厚さは
200〜1000Åが好ましい。あまり薄いと効果が低
く、あまり厚くても無駄である。
る繊維であるアクリル系、アクリロニトリル系、
又はナイロン系繊維の表面に形成される。好まし
い繊維はアクリロニトリル系繊維であつて、例え
ばアクリロニトリル系繊維を硫化銅溶液に浸し、
繊維表面にできた銅化合物の第二銅イオンを、塩
酸ヒドロキシルアミンなどの還元剤で第一銅イオ
ンに還元することにより作られる。本考案の自己
放電ないし除電の目的には硫化銅の被着厚さは
200〜1000Åが好ましい。あまり薄いと効果が低
く、あまり厚くても無駄である。
第1図は本考案の無塵衣を示し、第2図は無塵
衣の人体に触れる部分の拡大図である。上着の本
体部分1及びスボンの本体部分2は従来の無塵衣
と同様に作られ、例えば微粒導電粉(ホワイトカ
ーボン等)処理繊維や導電金属繊維などの導電性
繊維を、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
等塵埃を出し難い繊維の織物中に定間隔の縦糸及
び(または)横糸として織込んだ生地から作られ
る。
衣の人体に触れる部分の拡大図である。上着の本
体部分1及びスボンの本体部分2は従来の無塵衣
と同様に作られ、例えば微粒導電粉(ホワイトカ
ーボン等)処理繊維や導電金属繊維などの導電性
繊維を、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン
等塵埃を出し難い繊維の織物中に定間隔の縦糸及
び(または)横糸として織込んだ生地から作られ
る。
また、人体の首回り、手首回り、足首回りに接
触する衿3、袖4、裾5は、上記の硫化銅の薄い
被覆を有するアクリル系、アクリロニトリル系、
またはナイロン系繊維より成る糸6をポリエステ
ル繊維等の衣服用繊維より成る糸7と編成又は織
成する。導電性繊維ないし糸6は人体に直接接触
する必があるので、衿等の少くとも内面側に存在
する必要がある。硫化銅繊維の電気抵抗は10×
103Ω/mから100×103Ω/m(厚さによる)で
あり、この値は織成間隔を変えることによつて任
意の面抵抗の生地とすることができる。一般に、
人体保護として要求されている限界抵抗値105
Ω/□から109Ω/□未満の織布を作ることがで
きる。
触する衿3、袖4、裾5は、上記の硫化銅の薄い
被覆を有するアクリル系、アクリロニトリル系、
またはナイロン系繊維より成る糸6をポリエステ
ル繊維等の衣服用繊維より成る糸7と編成又は織
成する。導電性繊維ないし糸6は人体に直接接触
する必があるので、衿等の少くとも内面側に存在
する必要がある。硫化銅繊維の電気抵抗は10×
103Ω/mから100×103Ω/m(厚さによる)で
あり、この値は織成間隔を変えることによつて任
意の面抵抗の生地とすることができる。一般に、
人体保護として要求されている限界抵抗値105
Ω/□から109Ω/□未満の織布を作ることがで
きる。
[作用効果]
本考案の自己放電性繊維を有する衿等の特性
は、無塵衣の他の部分の導電性繊維の挙動とは全
然異つている。第3図はこの点を示す。アクリル
樹脂板を摩擦して+1万ボルトの静電気を発生さ
せた後、この樹脂板に炭素粉を含有する複合繊維
織布(1×103Ω/□)、金属板(10-5Ωcm)、及
び本考案の自己放電性繊維(アクリロニトリル−
硫化銅複合)5%混紡布(3×103Ω/□)をそ
れぞれ接触させ(アースなし)、その表面電位を
測定した。金属及び炭素複合繊維では接触中電位
が低下したが、引離すと元の電位を回復した。本
考案の織布では除電効果のため引離した後も低電
位に留つた。
は、無塵衣の他の部分の導電性繊維の挙動とは全
然異つている。第3図はこの点を示す。アクリル
樹脂板を摩擦して+1万ボルトの静電気を発生さ
せた後、この樹脂板に炭素粉を含有する複合繊維
織布(1×103Ω/□)、金属板(10-5Ωcm)、及
び本考案の自己放電性繊維(アクリロニトリル−
硫化銅複合)5%混紡布(3×103Ω/□)をそ
れぞれ接触させ(アースなし)、その表面電位を
測定した。金属及び炭素複合繊維では接触中電位
が低下したが、引離すと元の電位を回復した。本
考案の織布では除電効果のため引離した後も低電
位に留つた。
これから分るように、人体が下着の摩擦で帯電
しても、自己放電性織布を通じて自然に電位を低
下することは明らかである。実際無塵衣に本考案
の衿等を用いたとき所期の効果を得た。
しても、自己放電性織布を通じて自然に電位を低
下することは明らかである。実際無塵衣に本考案
の衿等を用いたとき所期の効果を得た。
第1図は本考案の無塵衣を例示する正面図、第
2図は自己放電織布の拡大図、及び第3図は本考
案と公知例とを比較するグラフである。 1:無塵衣上着、2:無塵衣下着、3,4,
5:自己放電性織布部分、6:硫化銅被覆糸、
7:糸。
2図は自己放電織布の拡大図、及び第3図は本考
案と公知例とを比較するグラフである。 1:無塵衣上着、2:無塵衣下着、3,4,
5:自己放電性織布部分、6:硫化銅被覆糸、
7:糸。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 導電性繊維を織り込んだ布地から形成された
無塵衣において、首回り、袖回り、裾回りなど
下着から露出する人体部分に接触する布地部分
をアクリル系、アクリロニトリル系、又はナイ
ロン系繊維の表面に導電性層として硫化銅を被
着させたものを含む自由放電性布地で構成した
ことを特徴とする、静電除去効果を有する無塵
衣。 2 硫化銅は厚さ200〜1000Åである前記第1項
記載の無塵衣。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985048165U JPH0230405Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985048165U JPH0230405Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164210U JPS61164210U (ja) | 1986-10-11 |
| JPH0230405Y2 true JPH0230405Y2 (ja) | 1990-08-16 |
Family
ID=30564164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985048165U Expired JPH0230405Y2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-04-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0230405Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61155318U (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-26 |
-
1985
- 1985-04-02 JP JP1985048165U patent/JPH0230405Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164210U (ja) | 1986-10-11 |
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