JPH0230516Y2 - - Google Patents

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JPH0230516Y2
JPH0230516Y2 JP1985031220U JP3122085U JPH0230516Y2 JP H0230516 Y2 JPH0230516 Y2 JP H0230516Y2 JP 1985031220 U JP1985031220 U JP 1985031220U JP 3122085 U JP3122085 U JP 3122085U JP H0230516 Y2 JPH0230516 Y2 JP H0230516Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主として、山肌や土手の表面保護
用に積み重ねて土木用に使用されるコンクリート
製積みブロツクユニツトに関する。
[従来の技術およびその問題点] 現在のコンクリート製の積みブロツクは、熟練
石工職人が1個1個手作業で積み重ねて施工して
いる。この工法によると、職人1人に対して、積
みブロツクを運ぶ為に下手間の人夫が5〜6人も
必要であつて、多労働で施工に手間が掛かり、
又、石工職人は全国的に高齢者が多く、1個40Kg
もある積みブロツクを擁壁構築の為に何百個も持
ち運びする為、腰を痛める者が多く、更に、熟練
職人が不足して、後継者がほとんどいないのが現
状である。
素人人夫で積みブロツクを施工すると、ブロツ
クを奇麗に揃えて積み重ねできず、部分的に張つ
て来たり、あるいは波打状態になつて、工事が難
行する。
更に又、1個1個積み重ねる工法では、次々と
積み重ねていくので、下段のブロツクを確実に固
定する必要がある。この為、積みブロツクの控尻
に助石して仮止めした後、水分の少ない硬練りの
コンクリートで胴込みして固定するが、このコン
クリートは、積みブロツクとの付着が悪く、硬化
後における擁壁全体の強度が弱くなる欠点があつ
た。
この欠点を解決する積みブロツクユニツトとし
て、複数個の積みブロツクを一体化したコンクリ
ートブロツク組立擁壁が開発されている(特公昭
59−38378号公報)。
このコンクリートブロツク組立擁壁に使用され
るブロツクは、3個の長方形の積みブロツクを一
体化した前面板を有し、この前面板と同一形状の
後面板が平行かつ対向的に設けられ、前面板と後
面板とが3ケ所の連結片で連結された構造を有す
る。このブロツクは前面板と後面板とで自立して
積み重ね、この間にモルタル、栗石、コンクリー
ト等を充填してブロツクを結合している。
この構造のブロツクは、複数個の積みブロツク
が一体化されているので、積層するブロツクユニ
ツトの個数が減少し、又、前面板と後面板とで自
立するので簡単に積み重ねることが出来、全体の
作業能率が向上できる。しかしながら、この構造
のブロツクは、前面板と同一形状の後面板で自立
される構造の為、強固にして美しい擁壁が、現場
の状況に合わせて構築できない欠点がある。即
ち、このブロツクを積み重ねて結合した擁壁は、
構築された擁壁の背面が後面板で完全に閉塞され
た構造となるので、法面に強固に結合できず、擁
壁と法面とが一体化できない。この為、勾配の緩
い法面や崩壊しない安定な法面には使用出来て
も、垂直に構築される直立擁壁には採用できな
い。法面への結合が弱い直立擁壁は、背面から水
圧や土圧で押圧されると全体が倒れ易い欠点が解
消できない。擁壁の強度を増す為に、擁壁の勾配
を緩やかにすると、土地の利用効率が低下する。
近年は土地の高謄により、土地の専有面積の少な
い急勾配の擁壁が切望されている。擁壁にとつ
て、施工能率が高いことは大切であるが、構築後
の強度が高いことは更に大切なことである。
更に、このブロツクは、前面と後面の両方が塞
がれた間にコンクリートを充填しているので、生
コンクリートを密に充填する為に、バイブレータ
でコンクリートに振動を与えると、コンクリート
の充填圧で積み重ね隙間からコンクリートがはみ
出して前面を汚す等の欠点もある。
更に、前面板と後面板とが同一形状のブロツク
は、直線状の擁壁は構築できても、山肌等にそつ
て湾曲する擁壁は構築できない。中央凸に湾曲す
る擁壁に、前記のブロツクを使用すると、後面板
の両端が当たつた状態で前面板の両端に隙間がで
き、この隙間からコンクリートが漏れて施工でき
ない。
擁壁は、現場の形状に合わせて構築されるの
で、形態は施工現場によつて多種多様な形状に変
化する。多種多様に変化する擁壁に合わせて積み
ブロツクユニツトを特別に成形するなら、湾曲す
る擁壁も構築できる。しかしながら、大型の積み
ブロツクユニツトは、型枠が著しく高価で、しか
も製造に手間がかかる為、施工現場に合わせて特
別に成形することなど到底不可能である。従つ
て、規格化された大型の積みブロツクユニツトを
使用して、施工現場に合わせて擁壁を構築するこ
とが大切である。
又、大型の積みブロツクユニツトと、小さい単
一ブロツクとが強固に一体的に結合して、強靭な
擁壁が構築できることが大切である。
又、複数のブロツクを集合した大きなブロツク
ユニツトは、小さいブロツクを1個づつ積み重ね
るものに比べると著しく能率よく構築できる特長
はあるが、1個のブロツクユニツトが重いので、
人夫が手で持つことが出来ず、クレーン等で吊り
下げて積み重ねる必要がある。従つて、この種の
積みブロツクユニツトは、クレーン等で吊り下げ
て簡単に定位置に載せられることが大切である。
ところが、クレーンで吊り下げた従来の積みブロ
ツクユニツトは、凹凸状の上縁合端と下縁合端と
を嵌着することによつて、左右の位置決は出来て
も、前後の位置決が出来ない。従つて、先に積ま
れた積みブロツクユニツトの上に載せる直前に、
クレーンで吊り下げた積みブロツクユニツトを前
後に押して位置決し、または、積み重ねた状態で
叩いて載せ位置を調整する必要があり、正確に積
み重ねるのに技術と手間とを要した。また、積み
重ね状態に於て、前後の位置ずれが停止できず、
生コンクリートを打設してこれが硬化するまで
に、積みブロツクユニツトが移動し易い欠点があ
つた。
更に、1個のブロツクの背面に控えを突出さ
せ、この控えの後端に突部を形成し、前面の板状
体と控えの突ブロツクとを重ね合わせて自立状態
に積み重ねる単一ブロツクも開発されている(実
開昭57−38848号公報)。
このブロツクは自立できるので従来の積みブロ
ツクに比べると能率よく積み重ねできるが、ブロ
ツクを1個1個積み重ねるので、積み重ね作業が
多労働でしかも重労働であり、又、1個の積みブ
ロツクは小さく軽いので、これを積み重ねて板状
体の背面にコンクリートを充填するとき、コンク
リート圧力で積みブロツクが移動して崩れ易い欠
点があつた。しかも作業時に多段に積み重ねたブ
ロツクが崩壊して多量のコンクリートと一緒に落
下すると極めて危険な状態となる。又、小さいブ
ロツクを多数重ねた状態で背面に生コンクリート
を充填し、これをバイブレーターで振動すると更
に積みブロツクが動き易くて危険な状態となつ
た。この為、このブロツクも、従来の自立用凸起
がない1個積みブロツクと同様に硬練りのモルタ
ルやコンクリートを使用して、ブロツクを積み重
ねると同時に、背面に硬練りコンクリート等を充
填して、互いに結合させながら積み重ねる必要が
あり、作業能率がよく強固な擁壁が構築出来ない
欠点があつた。
この考案は、従来の擁壁ブロツクが有するこれ
等の欠点を除去することを目的に開発されたもの
で、この考案の重要な目的は、積みブロツクユニ
ツトが、上に積み重ねるだけで自立できる為、ク
レーンやユニツク等の重機で吊り下げて所定の位
置に載せるだけで位置ずれなく積み重ねでき、従
来の積みブロツクに比べて、簡単かつ迅速に、し
かも正確に積み重ねでき、又、単一の小さいブロ
ツクと混同して施工現場に最適の擁壁が構築でき
るコンクリート製の積みブロツクユニツトを提供
するにある。
又、この考案の他の重要な目的は、積みブロツ
クユニツトがそれ自体で自立して積み重ねできる
為、従来のように、硬練りのコンクリートを使用
して早く固定する必要がなく、通常の生コンクリ
ートを使用して、コンクリートが積みブロツクユ
ニツト表面に強固に付着でき、積み重ねられた積
みブロツクユニツト全体を強固に一体化された擁
壁にできるコンクリート製の積みブロツクユニツ
トを提供するにある。
更に又、この考案の他の重要な目的は、ブロツ
クと法面との結合が強固にでき、法面と一体とな
つて強固な擁壁が構築できるコンクリート製の積
みブロツクユニツトを提供するにある。
[従来の問題点を解決する為の手段] この考案のコンクリート製の積みブロツクユニ
ツトは、前面形状が長方形である複数個の積みブ
ロツクTが傾斜して複数段、複数列に集合された
前面形状を有し、かつ、同一段の積みブロツクT
は互いに同一方向に傾斜して集合一体化されて上
縁合端3aと下縁合端3bとは山形に傾斜する凹
凸状に形成されている。
積みブロツクユニツトは、山肌の湾曲部分等に
於ては、単一のブロツクが混同して使用できるよ
うに、上縁合端3aと下縁合端3bとは、傾斜し
て集合された積みブロツクTの外形によつて、こ
れと同配列に積み重ねられる単一の積みブロツク
Tが積み重ねて嵌着できる凹凸状に形成されてい
る。
更にまた、単に上に載せるだけで自立できるよ
うに、裏面に突出して自立用凸起2が設けられて
いる。自立用凸起2は上下方向に延長して複数列
設けられると共に、各自立用凸起2の上下の長さ
は、積みブロツクユニツト1を上下に積み重ねた
状態で、自立用凸起2を積み重ねた状態で、積み
ブロツクユニツト1の前面が同一平面に自立して
積み重ねられる長さに形成されている。
更に、積みブロツクユニツトは、前後左右に位
置ずれなく積み重ね出来るように、上縁合端3a
には嵌着突起6が設けられており、この上縁合端
3aに重ねられる下縁合端3bの下面には、積み
重ね状態で嵌着突起6が嵌入される嵌着凹窪7が
設けられている。
各自立用凸起2の間には、後方に開口してコン
クリート充填隙間Sが形成されており、複数の自
立用凸起2の外幅は積みブロツク集合形状部分の
外幅よりも狭く形成されておつて、横に隣接する
積みブロツクユニツト1の自立用凸起2の間にコ
ンクリート充填隙間Sが形成されている。
更に又、自立用凸起2の下面には、前後の中間
に凹窪9が設けられている。自立用凸起2の下面
に設けられた凹窪9によつて、上下に積み重ねた
状態で、自立用突起の当接面に紐掛連通隙間5が
設けられている。
[作用、効果] 本願考案の積みブロツクユニツトは、複数の自
立用凸起の外幅が、積みブロツク集合形状部分の
外幅よりも狭く形成されておつて、横に隣接する
積みブロツクユニツトの自立用凸起の間にコンク
リート充填隙間が形成されている。従つて、複数
の積みブロツクユニツトを、前面に隙間が出来な
い状態で中央凸に湾曲して並べることが出来、現
場の湾曲する山肌等に併せて構築できる特長が実
現出来る。この為、緩く湾曲する擁壁は、単一の
個別ブロツクを使用することなく簡単に構築でき
る。
更に、この考案の積みブロツクユニツトは、外
周形状が、単一の積みブロツクを嵌着できる山形
の傾斜面を有する凹凸状に形成されている。この
為、この考案の積みブロツクユニツトは、積みブ
ロツクユニツトの前面形状と同一に配設して、単
一ブロツクをブロツクユニツトと一緒に混同し
て、小さい曲率半径で湾曲する部分、あるいは、
中央凹に湾曲する部分も簡単に擁壁が構築でき
る。
この為、本願の積みブロツクユニツトは、大型
の積みブロツクユニツトで擁壁のほぼ全体を構築
し、擁壁の曲面部分であつて大型のブロツクユニ
ツトでは構築できない箇所は、部分的に従来の単
一ブロツクを使用し、小さい単一ブロツクと大き
いブロツクユニツトとの両方を使用して、あらゆ
る現場に最適の強靭な擁壁が構築でき、しかも規
格化された少品種のブロツクユニツトが有効に利
用できて製造が能率よく安価にできるという特長
が実現される。
更に、この考案の積みブロツクユニツトは、複
数のブロツクが集合されて大型で重いが、単に積
み重ねるだけで自立できる自立用凸起を備える
為、これをクレーン等で吊り下げて下のブロツク
ユニツトに載せるだけで、定位置に積み重ねて積
み重ね状態で仮止めできる。この為、これまで
の、単一ブロツクを多数積み重ねるものに比べる
と、積み重ねる全体ブロツク数を減少して、作業
能率が向上し、更に、重いブロツクユニツトは載
せるだけで崩れない状態に積み重ねできる為、積
み重ね状態での崩壊を防止する必要がなく、ま
た、一度に多数段積み重ね出来るので全体の作業
能率は飛躍的に向上できる。
特に、本願考案のブロツクユニツトは、上縁合
端と下縁合端とが互いに嵌着出来る山形の凹凸状
に形成されて、積み重ね状態に於て、横方向の位
置ずれが阻止され、更に、このことに加えて、上
縁合端と下縁合端とに嵌着突起と嵌着凹窪が設け
られているので、この嵌着突起を嵌着凹窪に嵌着
することによつて、積み重ね状態で前後方向の位
置ずれも防止できる。この為、積み重ね状態に於
て、積みブロツクユニツトは前後左右両方の位置
ずれが防止できて正確な位置に積み重ねでき、ク
レーン等で吊り下げることによつて、簡単かつ確
実に位置ずれなく正確に積み重ねできる特長が実
現できる。
また、異物が堆積し易い嵌着凹窪が、下向きの
下縁合端に設けられているので、嵌着凹窪に土砂
等が詰まるのが効果的に防止できる。この為、嵌
着突起は常に嵌着凹窪内に嵌入でき、嵌着凹窪の
土砂によつて、上下に積み重ねられる積みブロツ
クユニツトに隙間が出来ることがなく、積みブロ
ツクユニツトは、単に積み重ねるだけで互いに密
着して定位置に正しく積み重ねできる。この為、
積みブロツクユニツトの積み重ね作業が簡単にで
きると共に、積み重ねた積みブロツクユニツトの
間に隙間ができて、裏面に打設される生コンクリ
ートがこの隙間から漏れて、構築された擁壁の表
面を汚すことがなく、美しい擁壁が簡単に構築で
きるという実効を備える。
更に又、本願考案のブロツクユニツトは、自立
用凸起の間にはコンクリート充填隙間が設けられ
ており、従来の積みブロツクユニツトのように、
背面が閉塞されずに開口されているので、背面に
充填された生コンクリートは、生コンクリートの
流動圧で法面に敷詰められた栗石の間にも侵入し
て、栗石に強固に結合し、法面の栗石と一体とな
つて厚くて強固な擁壁が構築できる。
コンクリート充填隙間から栗石の間に浸透して
ブロツクユニツトと一体となるコンクリートの侵
入深さは、栗石の大きさと、コンクリートの流動
性並びにブロツクユニツトの積み重ね高さ、即ち
コンクリートの流動圧力で調整できる。従つて、
コンクリートの流動性を良くし、ブロツクユニツ
トの積み重ね高さを高くして底部のコンクリート
の流動圧を高くすることによつて、栗石間へのコ
ンクリート侵入距離は深くなり、より強固な擁壁
が構築できる。この考案の積みブロツクユニツト
は、積みブロツクユニツトが、前後左右両方向に
位置ずれしない状態に密着して積み重ねできるの
で、流動性の良い生コンクリートを高い流動圧で
充填出来る。コンクリートの流動圧は、積みブロ
ツクユニツトの積み重ね段数に比例して高くな
る。従つて、積みブロツクユニツトを高く積み重
ねる程、コンクリートが栗石に深く侵入する。こ
のことは、好都合なことに、高くて底部に強い強
度が要求される擁壁は、底部程コンクリートの栗
石間侵入距離は深くなり、底部に厚くて強靭な擁
壁が構築できることになり高くて安定な擁壁が簡
単に構築出来る特長を実現する。即ち、この考案
のブロツクユニツトは、単に背面に生コンクリー
トを注入するだけで、ブロツクユニツトの自立用
凸起の奥行きよりも厚くて栗石と一体構造の擁壁
が構築でき、構築された擁壁は著しく強固で安定
しており、しかも背面土圧や水圧に対して極めて
崩壊し難いという理想的な特性を実現する。
更にこのことに加えて、この考案のブロツクユ
ニツトは、上下に積み重ねた自立用凸起の間に紐
掛連通隙間があり、この隙間に充填されるコンク
リートでもつて、横に隣接するコンクリート充填
隙間のコンクリートが互いに連結され、しかも必
要ならば、ここに鉄筋が配筋できるので、全体が
一体に連結された強固な擁壁が構築出来る。
また、互いに密着して積み重ねられた積みブロ
ツクユニツトは、隙間から生コンクリートが漏れ
るのを防止出来るので、注入された生コンクリー
トをバイブレーター等で振動させて隅々まで侵入
でき、しかも、この時に生コンクリートが栗石内
に侵入するので、積みブロツクユニツトの積み重
ね隙間からのコンクリートの漏れを更に減少し
て、全面が美しく仕上げられる特長も実現でき
る。
以上の如く、この考案の積みブロツクユニツト
は、簡単かつ容易に、しかも迅速に施工できるに
も拘らず、極めて強固で現場に最適の形状で美し
く施工できるという、積みブロツクユニツトにと
つて極めて大切な卓効を実現する。
[好ましい実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図に示す積みブロツクユニツ
ト1の全面形状は、長方形である8個の積みブロ
ツクTを、45度に傾斜して2段4列に集合一体化
した形状に形成されている。
積みブロツクユニツト全体の大きさは、通常、
従来の積みブロツク4〜16個分の大きさに形成さ
れるが、好ましくは、4〜8個分とするのが良
い。
また、積みブロツクTの前面模様は、平面状、
角錐状、割石状、中央凸又は凹状になど種々のも
のが使用できる。
第1図に示す積みブロツクユニツト1は、上段
の積みブロツクTを左に傾斜させ、下段の積みブ
ロツクTを右に傾斜させている。傾斜する積みブ
ロツクTでもつて、上縁合端3aと下縁合端3b
とは山形に傾斜する凹凸状に形成されている。凹
凸状に形成された上縁合端3aと下縁合端3bと
は、第3図に示すように、傾斜して集合された積
みブロツクTの外形によつて、これと同配列に積
み重ねられる単一の積みブロツクTが積み重ねて
嵌着できる凹凸状に形成されている。
この形状の積みブロツクユニツト1を必要段積
み重ね、第8図に示すように、所要の大きさに擁
壁を構築する。
積みブロツクユニツト1には、第2図と第4図
とに示すように、裏面に自立用凸起2が設けられ
ている。自立用凸起2は、複数本設けられてい
る。自立用凸起2は、積みブロツクユニツト1を
自立して積み重ねるものである。自立用凸起2で
自立して積まれる状態を第4図と第10図に示し
ている。これ等の図に示すように、自立用凸起2
の上縁合端3aと下縁合端3bとが互いに当接し
て積むことによつて、上下段の積みブロツクユニ
ツト1は、垂直に、あるいは、特定の傾斜角で自
立して積まれる。
このため、自立用凸起2の上縁合端3aと下縁
合端3bとの長さ、言い替えると、自立用凸起2
の高さは、積みブロツクユニツト1を上下に積み
重ねた状態で、自立用凸起2を上下に積み重ねた
状態で、積みブロツクユニツト1の前面が同一平
面に自立して積み重ねられる長さに形成されてい
る。
自立用凸起2は、この間に胴込コンクリートが
流入出来るように上下に延長する凸条で、この自
立用凸起2の間に、後方に開放してコンクリート
充填隙間Sが形成されている。更に、胴込コンク
リートの食い込みが良くなるように、後端を幅広
に形成している。
更に、第4図に示すように、自立用凸起2の下
面には、後端4と下縁合端3bとの間に凹窪9が
設けられており、この凹窪9によつて、下段に位
置する自立用凸起の上面との間に紐掛連通隙間5
が設けられる。紐掛連通隙間5は、積みブロツク
ユニツト1をクレーン等で吊り下げて積み重ねる
ときにロープをかけることができる。また、紐掛
連通隙間5は、自立用凸起2の間に上下に延長し
て打設された胴込コンクリートを水平方向に連結
して一体構造とする。
構築される擁壁の一部が多少カーブする場合、
第3図の斜線で示すように、カーブ部分は従来の
1個の積みブロツクA,A……を積んでカーブさ
せることができる。また、ブロツクユニツトは、
第1図および第2図に示すように、4列の自立用
凸起の外幅、言い替えれば、最も外側に位置する
2列の自立用凸起2の外側の距離が、積みブロツ
クユニツトの集合形状部分の外幅、即ち、これら
の図に於て集合部分の最大幅よりも狭く形成され
ておつて、横に隣接して並べられたブロツクユニ
ツトの自立用凸起の間にコンクリート充填隙間S
が形成されるので、ブロツクユニツトを直線状か
ら多少湾曲して連結することも出来る。この為、
緩く湾曲する擁壁の場合、必ずしも単一個別ブロ
ツクを使用することなくブロツクユニツトを連結
して構築できる。
さらに、積みブロツクユニツト1は、第1図お
よび第2図に示すように、積み重ねられた積みブ
ロツクユニツト1の前後の位置ずれを防止する為
に、上縁合端3aに嵌着突起6が、下縁合端3b
には嵌着凸起7が設けられている。
第5図に示す積みブロツクユニツト1は、上下
に離されて自立用凸起2が設けられており、自立
用凸起2は、積み重ね状態で上下両端が互いに当
接して、積みブロツクユニツト1を自立させる。
積みブロツクユニツト1は、第6図に示すよう
に、基礎ブロツクユニツトKの上に積まれる。第
7図ないし第9図は、擁壁の最下段に積層する基
礎ブロツクユニツトKを示している。基礎ブロツ
クユニツトKは、2段4列、合計8個の積みブロ
ツクが一体となつてコンクリートで成形されてい
る。
前面は、下段4個が、根石、天端型に成形さ
れ、上段4個は、谷積みされるように、長方形状
で45度に傾斜する形状に形成されている。
基礎ブロツクユニツトKは、第9図に示すよう
に、上段に積みブロツクユニツト1を積むので、
背面には自立用凸起2が設けられている。
擁壁の上段並びに両側部は、第3図に示すよう
に、根石、天端型Bや、隅石C、側石型D等を並
べて構築現場の形状に合わせて構築する。
積みブロツクを偶数段積み重ねる場合、第7図
ないし第9図に示す基礎ブロツクユニツトKを上
下反転して最上段にも使用できる。
前記の如く形成された積みブロツクユニツト1
の施工方法は、第10図に示すように、上面が所
定の角度に傾斜された基礎コンクリート8の上に
基礎ブロツクユニツトKを載せ、基礎ブロツクユ
ニツトKの上に積みブロツクユニツト1を積み重
ね、自立用凸起2の間に胴込コンクリートを打設
して背面の栗石に強固に連結して固定する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は考案の一実施例を示すコ
ンクリート製の積みブロツクユニツトの正面図お
よび背面図、第3図は積みブロツクユニツトを積
層した状態を示す擁壁の正面図、第4図は積みブ
ロツクユニツトを積層した状態を示す断面図、第
5図は他の実施例の積みブロツクユニツトを示す
背面図、第6図は積みブロツクユニツトの使用状
態を示す背面図、第7図ないし第9図は積みブロ
ツクユニツトを積む基礎ブロツクユニツトを示す
背面図、平面図、正面図、第10図は積み重ね状
態を示す断面図である。 1……積みブロツクユニツト、2……自立用凸
起、3a……上縁合端、3b……下縁合端、4…
…後端、5……紐掛連通隙間、6……嵌着凸起、
7……嵌着凹窪、8……基礎コンクリート、9…
…凹窪、K……基礎ブロツクユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面形状が長方形である複数個の積みブロツク
    Tが傾斜して複数段、複数列に集合された前面形
    状を有し、かつ、同一段の積みブロツクTは互い
    に同一方向に傾斜して集合一体化されて上縁合端
    3aと下縁合端3bとは山形に傾斜する凹凸状に
    形成されており、なおかつ、上縁合端3aと下縁
    合端3bとは、傾斜して集合された積みブロツク
    Tの外形によつて、これと同配列に積み重ねられ
    る単一の積みブロツクTが積み重ねて嵌着できる
    凹凸状に形成されており、更に、上縁合端3aに
    は嵌着突起6が設けられており、この上縁合端3
    aに重ねられる下縁合端3bの下面には、積み重
    ね状態で嵌着突起6が嵌入される嵌着凹窪7が設
    けられており、更にまた、裏面に突出して自立用
    凸起2が設けられており、この自立用凸起2は上
    下方向に延長して複数列設けられると共に、各自
    立用凸起2の上下の長さは、積みブロツクユニツ
    ト1を上下に積み重ねた状態で、自立用凸起2を
    上下に重ねた状態で、積みブロツクユニツト1の
    前面が同一平面に自立して積み重ねられる長さに
    形成され、かつ、各自立用凸起2の間には後方に
    開口してコンクリート充填隙間Sが形成されてお
    り、複数の自立用凸起2の外幅は積みブロツク集
    合形状部分の外幅よりも狭く形成されておつて、
    横に隣接する積みブロツクユニツト1の自立用凸
    起2の間にコンクリート充填隙間Sが形成され、
    更に又、自立用凸起2の下面には、前後の中間に
    凹窪9が設けられており、この凹窪9によつて、
    下段に位置する自立用凸起の上面との間に紐掛連
    通隙間5が設けられるように構成されてなるコン
    クリート製の積みブロツクユニツト。
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