JPH02307974A - セルロース系素材及びその加工品の改質剤 - Google Patents

セルロース系素材及びその加工品の改質剤

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JPH02307974A
JPH02307974A JP12718789A JP12718789A JPH02307974A JP H02307974 A JPH02307974 A JP H02307974A JP 12718789 A JP12718789 A JP 12718789A JP 12718789 A JP12718789 A JP 12718789A JP H02307974 A JPH02307974 A JP H02307974A
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JP12718789A
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Keisuke Kinomura
木野村 圭右
Toshiyuki Sakakibara
榊原 敏行
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Nippon Fine Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、セルロース系素材及びその加工品6改質剤に
関する。
従来の技術とその課題 セルロース系素材(例えば紙、木材、綿布など)、  
及びその加工品は様々な用途に用いられて(するが、素
材のみでは充分に機能を発揮しない場合が少なくない。
例えば、紙では、耐水性に乏しく、イン、  キ滲みが
避けられない。木材では、含水により寸法変化、腐れが
起る。また綿布では、洗濯による縮み、着用中のシワが
避けられない。これらの欠点を解消するために、紙製品
にはサイジング、木材にはW2C化、綿布には樹脂加工
などの種々の改質処理が行なわれている。しかしこれら
の従来の処理法は、種々の問題点を有している。
く   例えば、従来から紙のサイズ剤として、ロジン
系サイズ剤、ポリマー型サイズ剤(例えば疎水性モノマ
ーを主成分とするモノマー)、ケテンダイマー系サイズ
剤、アルミニウム/%り酸無水物など)  が用いられ
ているが、ロジン系サイズ剤を用いる場合には、該サイ
ズ剤を紙へ定着させるのに硫酸アルミニウムの使用を必
須とするため、得られる紙が酸性となり、紙が非常に劣
化し易くなる。ポリマー型サイズ剤は、パルプへの定着
性が悪く、しかも充分なサイズ効果を得るには多くの量
を用いなければならない。アルキルケテンダイマー系サ
イズ剤及びアルケニルコハク酸無水物は中性域でサイジ
ングが可能であるが、サイズ効果が不充分であり、しか
も貯蔵安定性に乏しく、数時間放置するとゲル化を起こ
すため、そのサイズ能力は著るしく低下する。
また、木材の耐水性及び寸法安定性を向上させるWPC
化法としては、木材を触媒の存在下無水酢酸に浸漬して
加熱する方法(アセチル化処理)、木材にポリエステル
系樹脂を含浸させる方法、木材に重縮合性モノマーを含
浸させた後、熱処理して該モノマーを木材中で重縮合さ
せる方法などが知られている。アセチル化処理された木
材は、寸法安定性に優れ高い圧縮強さを有しているが、
酢酸臭を完全に除去することができないため、用途が限
定される。また、ポリエステル系樹脂を木材内部まで充
分に含浸させるのは困難であるため、含浸ムラが生じ、
均一な寸法安定性及び圧縮強さが得られない。加えて、
木材の風合が失われる。
重縮合性モノマーを含浸させる方法では、木材に充分な
寸法安定性及び圧縮強さを付与するのに多量のモノマー
が必要となるため、木材の長所である軽量性が損われ、
しかも木材の呼吸作用が失われる。
さらに、綿布を含む衣類の耐洗濯性を向上させ、シワが
発生するのを防止するために、セルロースの水酸基と架
橋し得る化合物を含浸させ、熱処理する方法が採用され
ている。該架橋性化合物としては、主にジメチロールヒ
ドロキシエチレンウレア、ホルムアルデヒドなどが用い
られている。この方法によれば、シワの発生はかなり防
止されるが、多量の架橋性化合物を必要とし、しかも綿
繊維の強度が低下する。加えて、ジメチロールヒドロキ
シエチレンウレアを用いる加工は、繁雑な操作を必要と
し、塩素障害を起こす場合もある。またホルムアルデヒ
ドは、綿繊維から完全に除去され得ないため、アレルギ
ー性皮膚炎を惹起する。
課題を解決するための手段 本発明者は、上記従来技術の課題を解決するため鋭意研
究を重ねた結果、新規なセルロース系素材及びその加工
品改質剤を見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、グリコシド及び架橋成分を含有する
セルロース系素材疎びその加工品の改質剤に係る。
本発明によれば、紙、木材、綿布などの各種セルロース
系素材及びその加工品の改質に優れた効果を発揮する組
成物を提供できる。例えば、本発明組成物は優れたサイ
ズ能力を有しているので、少量使用するだけで充分なサ
イズ効果を発揮し、中性域でのサイジングが可能であり
、貯蔵安定性に優れるため、貯蔵中にサイズ能力が低下
することがない。また本発明組成物は、木材内部への浸
透性に優れているので、木材に高度で均一な耐水性、寸
法安定性及び強度を付与できる。加えて、木材の風合、
軽量性、呼吸作用が損われず、木材に臭気が付かない。
更に本発明組成物は、綿繊維の耐洗濯性を向上させると
ともに、綿布の強度をほとんど低下させることなく、シ
ワの発生を防止できる。
このような顕著な効果が得られる理由は、未だ明らかで
はないが、セルロース及びグリコシド架橋成分が多数の
水酸基を有し、架橋成分と架橋し易いため、架橋成分が
セルロース及びグリコシドの水酸基と架橋してセルロー
スとグリコシドを結合するとともに、架橋成分とグリコ
シドが重縮合して、セルロース素材内部に強固な結合が
形成されるためであると考えられる。
本発明組成物の必須成分であるグリコシドは、セルロー
ス系素材及びその加工品の改質剤として用いられた例は
ない。該グリコシドとしては特に制限されず、例えば、
下記一般式(1)で表わされるグリコシドを挙げること
ができる。
G−0−R(1) 〔式中、Gは糖残基を示す。Rは置換基を有し又は有し
ない炭化水素基を示す。〕 上記一般式(1)において、Gで示される糖残基とは、
糖の還元末端のグリコシド炭素原子に結合した水酸基の
水素原子がはずれた基である。具体的には、糖単位1〜
5程度、好ましくは1〜3程度の単糖又はオリゴ糖の残
基を挙げることができる。その具体例としては、例えば
、グリコジル、ガラクトシル、マンノシル、アラビノシ
ル基などの単糖残基、前記単糖残基のホモオリゴサツカ
ライド残基、マルトシル、ラクトシル、イソマルトシル
、セロビオシル、マルトトリオシル基などのオリゴ糖残
基などを挙げることができる。
また、Rで示される炭化水素基としては、置換基を有し
又は有しない各種炭化水素基、例えば、アルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、アリール基、脂環式炭化水
素基などを挙げることができる。アルキル基としては、
例えば、メチル、エチル、ブチル、ペンチル、ヘキシル
、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、
ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、
ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシ
ル、エイコシル基などの、炭素数1〜20程度の直鎖又
は分岐アルキル基を挙げることができる。アルケニル基
としては、例えば、1,3−ブタジェニル、2−ペンテ
ン−4−イニル、3−メチル−2−ブテニル、9−オク
タデセニル基などの、炭素数4〜18程度の直鎖又は分
岐アルケニル基を挙げることができる。アラルキル基と
しては、例えば、ベンジル、4−メトキシベンジル基な
どの、置換基として低級アルコキシ基を有することのあ
るアラルキル基を挙げることができる。
アリール基としては、例えば、フェニル、4−ニトロフ
ェニル、4−メトキシフェニル基などの、置換基として
ニトロ基、低級アルコキシ基などを有することのあるア
リール基を挙げることができる。脂環式炭化水素基とし
ては、シクロヘキシルなどのシクロアルキル基、コレス
テリルなどのステロイド残基などを挙げることができる
上記一般式(1)で表わされるグリコシドの具体例とし
ては、例えば、ブチルグルコシド、ヘキシルマルトシド
、2−エチルへキシルラクトシト、オクチルグルコシド
、ステアリルグルコシド、バルミチルグルコシド、オク
タデシルグルコシド、エイコシルガラクトシド、2−へ
ブチルノニルグルコシド、ドデシルマルト、シトコレス
テリルマンノシド、シクロへキシルラクトシト、9−オ
クタデセニルマルトトリオシド、ベンジルセロビオシド
、フェニルイソマルトシト、4−ニトロフェニルグルコ
シドなどを挙げることができる。これらの中でも、アル
キルグリコシド類が特に好ましい。グリコシドは、単独
で又は2種以上を併用して使用できる。
本発明組成物のもう一方の必須成分である架橋成分とし
ては、グリコシド及びセルロースの水酸基と架橋し得る
官能基を有する種々の化合物を使用できる。該官能基と
しては、例えば、2個以上のカルボキシル基、カルボン
酸無水物基、アルデヒド基、アミノ基、ハロゲン原子、
イソシアネート基、エポキシ基などを挙げることができ
る。
架橋成分としては上記官能基を有するものであれば特に
制限されない。具体例としては、例えば、フタル酸、イ
ソフタル酸、アジピン酸、マレイン酸、大豆油脂肪酸、
トール油脂肪酸などの多塩基酸類及びその無水物、ホル
ムアルデヒド、ジアルデヒドなどのアルデヒド類、変性
メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂などのアミノ樹脂
類、N−エチルビス(2−クロロエチル)アミン、フェ
ニルリン酸ジクロライド、ヘキサクロロシクロペンタジ
ェン、トリクロロメタンスルフオクロリドなどのハロゲ
ン置換゛有機化合物類、尿素、チオ尿素、ジメチロール
尿素などの尿素類、トルイレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、多官能芳香族イソシア
ネートなどのイソシアネート類、グリシジルメタクリレ
ート、ジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグ
リシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテル
などの単官能及び多官能グリシジル化合物などを挙げる
ことができる。架橋成分は、単独で又は2種以上を併用
して使用できる。架橋成分の配合nは、組成物の用途に
応じて広い範囲から適宜選択できるが、通常グリコシド
100重量部に対して5〜250重量部程度、好ましく
は15〜150重量部程度とすればよい。
本発明組成物には、上記2種の必須成分の他に、触媒が
含まれていもよい。触媒としては、本発明組成物成分の
架橋及び重縮合を促進するものであれば特に制限されず
、例えば、塩酸、硫酸、パラトルエンスルホン酸などの
プロトン酸類、BF3、塩化亜鉛、Mg (BF4 )
 2 、ジブチル錫ジラウレート、F e CQ 3、
A Q CQ 3などのルイス酸類、水酸化ナトリウム
、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、ジアザ
ビシクロウンデセン、アゾビスイソブチロニトリルなど
を挙げることができる。触媒の使用量は特に制限されな
いが、架橋成分100重量部に対して通常0.01〜1
0重量部程度、好ましくは0.05〜2重量部程度とす
ればよい。
本発明組成物は、上記成分を適当な溶媒で希釈したもの
でもよい。溶媒としては上記成分を溶解又は分散若しく
は乳化し得るものであれば特に制限されず、例えば、水
、メタノール、エタノールなどのアルコール類、アセト
ンなどのケトン類、酢酸エチルなどのエステル類、クロ
ロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、又はこれらの混
合溶媒などを挙げることができる。この際、上記成分の
総濃度(固形分濃度という)は特に制限されず、用途に
応じて広い範囲から適宜選択できるが、通常0.1〜5
0重量%程度、好ましくは0.5〜30重量%程度とす
ればよい。
本発明組成物を、例えば、紙のサイズ剤、木材の寸法安
定化剤、綿布などの処理剤として使用する場合につき、
具体的に説明する。
本発明組成物を紙のサイズ剤として用いる場合には、グ
リコシドとしては、非糖部分が炭素数6〜20程度のア
ルキル基、アルケニル基、アラルキル基やコレステリル
基などであるものが好ましく、それらの中でも炭素数8
〜18のもの及びコレステリル基が特に好ましい。具体
的には、オクチルグルコシド、イソオクチルガラクトシ
ド、ドデシルマンノシド、オクタデシルグルコシド、ヘ
キサデシルマルトシド、テトラデシルアラビノシト、9
−オクタデセニルラクトシト、コレステリルマルトトリ
オシド、コレステリルグルコシドなどを挙げることがで
きる。本発明組成物は公知の内添サイズ剤と同様に使用
できる。例えば、バルブの水性スラリーに本発明組成物
を添加し、 pH6〜10程度で抄造し、乾燥すればよ
い。その際、クレー、タルクなどの充填剤やその使用に
伴う充填剤定着剤などを併用してもよい。本発明組成物
の使用量は特に制限されず広い範囲から適宜選択できる
が、パルプ100重量部に対して通常0.1〜10.0
重量部程度(固形分換算)程度、好ましくは0.25〜
5.0重量部程度とすればよい。
また、本発明組成物は外添サイズ剤としても使用できる
。すなわち紙に本発明組成物を塗布した後、加熱キュア
ーしてもよい。塗布方法は特に制限されず公知の方法で
よ(、例えば刷毛などを用いる方法、本発明組成物に紙
を浸漬する方法などが挙げられる。この際好ましく使用
できる本発明組成物は、固形分濃度が0.1〜10重量
%程度のものであり、より好ましいものは0.5〜7.
0重量%程度のものである。加熱キュアーは、上記と同
様に行なわれる。
木材の寸法安定化剤として用いる場合には、グリコシド
としては、非糖部分が炭素数4〜18程度のアルキル基
、アルケニル基、アラルキル基やコレステリル基などで
あるものが好ましく、それらの中でも炭素数4〜14の
もの及びコレステリル基が特に好ましい。具体的には、
ブチルグルコシド、フェニルガラクトシド、ベンジルマ
ンノシド、ドデシルマルトシド、2−エチルへキシルグ
ルコシド、ヘキシルグルコシド、テトラデシルマルトト
リオシドなどを挙げることができる。本発明組成物は公
知の木材安定化剤と同様に使用できる。例えば、本発明
組成物を木材に含浸させた後加熱キュアーすればよい。
含浸は公知の方法に従って行われる。加熱キュアーは、
上記した紙の場合と同様に行なわれる。本発明組成物の
使用mは特に制限されず広い範囲から適宜選択すればよ
いが、内添サイズ剤の場合と同程度でよい。
綿布などの処理剤として用いる場合、グリコシドとして
は、非糖部分が炭素数4〜18程度のアルキル基、アル
ケニル基、アラルキル基やコレステリル基などであるも
のが好ましく、それらの中でも炭素数4〜14のもの及
びコレステリル基が特に好ましい。具体的には、例えば
、2−エチルへキシルグルコシド、ドデシルマルトシド
、ブチルガラクトシド、ベンジルマンノシド、フェニル
アラビノシト、コレステリルマルトシド、テトラデシル
マルトトリオシド、デシルラクトシドなどを挙げること
ができる。本発明組成物による処理は、公知の方法に従
って行なわれる。例えば、本発明組成物に綿布を浸漬す
ればよい。浸漬は、通常10〜90℃程度の温度下に1
〜60分程度、好ましくは25〜70℃程度の温度下に
2〜30分程度行なわれる。この際本発明組成物は、外
添サイズ剤の場合と同程度の固形分濃度を有するものを
使用するのがよい。
発明の効果 本発明組成物は、紙、木材、綿布などの各種セルロース
系素材及びその加工品の改質に優れた効果を発揮する。
例えば、本発明組成物は優れたサイズ能力を有している
ので、少量使用するだけで充分なサイズ効果を発揮し、
中性域でのサイジングが可能であり、貯蔵安定性に優れ
るため貯蔵中にサイズ能力が劣化することがない。また
本発明組成物は、木材内部への浸透性に優れているので
、木材に高度で均一な耐水性、寸法安定性及び強度を付
与できる。加えて、木材の風合、軽量性、呼吸作用が損
われず、木材に臭気が付かない。更に本発明組成物は、
綿布の耐洗濯性を向上させるとともに、綿布の強度をほ
とんど低下させることなく、シワの発生を防止できる。
実施例 以下に実施例及び比較例を挙げ、本発明を一層明瞭にす
る。実施例において、「部」とあるのは「重金部」を意
味する。
実施例1 ステアリルグルコシド      6部メラミン樹脂 
         4部〔商標名[ニカラックMX−0
31J、三相ケミカル■製〕 蒸留水            90部上記各成分を混
合し、40℃にてホモミキサーで予備分散させた後、ホ
モジナイザー(剪断圧力200 kg/c+J)を通し
て分散させ、本発明組成物を得た。
比較例1 ステアリルケテンダイマー   11部カチオン化澱粉
10%水溶液  27部蒸留水           
 62部上記各成分を混合し、70°Cにてホモミキサ
ーで予備分散させた後、ホモジナイザー(剪断圧力35
0kg/cd)を通して分散させ、本発明組成物を得た
〔貯蔵安定性試験〕
実施例1及び比較例1の水性エマルジョンを25℃で静
置し、粘度の変化を観察し、ゲル化の有無を調べたとこ
ろ、実施例1のものは120時間経過後も全く変化がな
かった。一方比較例1のものは、4時間後には粘度が増
加してゲル化状態となり、12時間後には流動性がなく
なった。
実施例2 パルミチルグルコシド      5部イソオクチルグ
ルコシド     5部ホルムアルデヒド      
 10部蒸留水            80部パルミ
チルグルコシド及びイソオクチルグルコシドの混合物に
蒸留水を加え、40℃に加温して均一に溶解した後、5
℃に冷却してホルムアルデヒドを加え、本発明組成物を
得た。
実施例1.2及び比較例1で得られた組成物をサイズ剤
として用い、下記サイズ度試験1及び2を行なった。
[サイズ度試験1〕 LBKPパルプに、パルプ型出に対してサイズ剤0.2
重量%(固形分換算)を加えて混合し、これをタラピー
スタンダード・シートマシーンで抄造し、3.5kgν
/C−で5分間プレスし、回転式ドライヤーにて100
℃で60秒乾燥し、60±1 g/rr?lの紙を得た
この紙を、ステキヒト法(JIS P−8122)に供し、サイズ度(秒)を測定した。結
果を、下記第1表に示す。
第1表 〔サイズ度試験2〕 No、 1 ?P紙(10X10cm)をサイズ剤に5
分間浸漬し、風乾し、110℃にて2分間乾燥した後、
ステキヒト法(J I S  I’−8122)に供し
、サイズ度(秒)を測定した。結果を、下記第2表に示
す。
第2表 第1表及び第2表から、実施例1及び2の本発明組成物
が、従来のケテン系サイズ剤(比較例1)に比べ、著る
しく優れたサイズ効果を有し、しかもサイズ効果の立ち
上りにも優れていることが判る。
実施例3 ブチルグルコシド       10部オクチルグルコ
シド      10部2−へブチルノニルグルコシド
 10部トルイレンジイソシアネート  15部メタノ
ール          55部上記各成分を混合し、
25℃にて溶解し、本発明組成物を得た。
ヒノキ材(1cmX2cmX5cm)を、2か所にコッ
クを有するデシケータ中に入れ、一方のコックから真空
ポンプで排気して内圧を0 、 5 auallgとし
た。真空ポンプ側のコックを閉じた後、もう一方のコッ
クから上記本発明組成物を注入し、室温で減圧を保った
まま10分間静置した。その後コックを開放してヒノキ
材を取りだし、150℃にて10分間キユアリングを行
ない、処理ヒノキ材を得た。
比較例2 公知のアセチル化法に従って、実施例3と同じヒノキ材
に、寸法安定化処理を施した。すなわち、130℃に加
熱した処理剤(無水酢酸95部及び酢酸ナトリウム5部
)に、ヒノキ材を10分間浸漬した後、80°Cの温水
で洗浄し、オーブンにて150℃で乾燥し、処理ヒノキ
材を得た。該ヒノキ材は酢酸臭を有していた。
実施例3及び比較例2で得られた処理ヒノキ材につき、
乾燥状態(20°C165%RH)及び吸水状態(24
時間水に浸漬)において、その主な物性を調べた。結果
を第3表に示す。
第3表から、本発明組成物が、従来の木材用寸法安定化
処理剤に比し、優れた寸法安定化効果を有し、しかも本
発明組成物で処理された木材が吸水時でも高い強度を示
すことが判る。
実施例4 2−エチルへキシルグルコシド  10部ドデシルマル
トシド        8部エチレングリコールジグリ
シジルエーテル15部 Mg (BF4)2     0.01部蒸留水   
           残部針           
   100部上記各成分を混合し、本発明組成物を得
た。
比較例3 エチレングリコールジグリシジルエーテル33部 Mg (BF4) 2     0.01部蒸留水  
            残部計          
    100部上記各成分を混合し、比較組成物を得
た。
実施例4及び比較例3で得られた組成物に、それぞれ1
0cmX10cmの綿布を30秒間浸漬して引き上げ、
綿布表面の水分を濾紙で吸着除去した。
この湿潤綿布を20℃で2分、次いで80℃で5分乾燥
し、検体を得た。この検体につき、重量増加率(%)、
シワ回復角(″)及び引裂強度を調べた。シワ回復角は
、JIS  L  1096Cに準じ、また引裂強度は
、JIS  L  1096(ペンシュラム法)に準じ
て測定した。
更にこの検体を、20℃、65%RHで24時間湿潤状
態に置いた後、シワ回復角及び引裂強度を調べた。結果
を第4表に示す。なお、引裂強度については、乾燥時に
対する湿潤時の強度保持率(%)を示した。
第4表 第4表から、本発明組成物を用いれば、従来法のように
綿繊維の強度を著るしく低下させることなく、綿繊維に
良好なシワ回復性を付与できることが判る。
実施例5 ベンジルマンノシド        8部フェニルグル
コシド       12部N−エチルビス(2−クロ
ロエチル)アミン5部 蒸留水             75部上記上記性成
混合して、本発明組成物を得た。
この組成物中に、ラワン単板(5cmX 5cmX 2
mm)を10分間浸漬して引き上げ、単板表面を濾紙で
覆い、余分な本発明組成物を拭きとった後、120°C
で10分乾燥し、処理ラワン材を得た。
処理ラワン材の重量増加は9%であった。また、処理ラ
ワン材と未処理材の含水時の膨張収縮率(%)は下記第
5表の通りであった。
第5表 実施例6 コレステリルマルトシド     10部ジフェニルメ
タンジイソシアネート15部酢酸エチル       
    75部上記上記性成混合して、本発明組成物を
得た。
この組成物に、キャンパス布(100cm820cm)
を1分間浸漬して引き上げ、25°Cで30分間風乾し
た後、オーブン中にて100°Cで5分間加熱し、検体
を得た。この検体と未処理検体を80°Cの温水に10
分間浸漬し、50℃の温風で乾燥した後、両横体の寸法
変化(nu)を調べた。結果を下記第6表に示す。
第6表 (以 上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グリコシド及び架橋成分を含有するセルロース系
    素材及びその加工品の改質剤。
  2. (2)グリコシドが、一般式 G−O−R 〔式中、Gは糖残基を示す。Rは置換基を有し又は有し
    ない炭化水素基を示す。〕 で表わされる化合物である請求項(1)の改質剤。
  3. (3)グリコシドがアルキルグリコシドである請求項(
    2)の改質剤。
JP12718789A 1989-05-19 1989-05-19 セルロース系素材及びその加工品の改質剤 Pending JPH02307974A (ja)

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JP12718789A JPH02307974A (ja) 1989-05-19 1989-05-19 セルロース系素材及びその加工品の改質剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5998606A (en) * 1997-11-10 1999-12-07 Grandics; Peter Mn(IV)-mediated crosslinking and functionalization of chromatography media
JP2007262085A (ja) * 1994-09-14 2007-10-11 Stephan Ladisch 合成ガングリオシド誘導体

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JP2007262085A (ja) * 1994-09-14 2007-10-11 Stephan Ladisch 合成ガングリオシド誘導体
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