JPH02309800A - 音場制御装置 - Google Patents
音場制御装置Info
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- JPH02309800A JPH02309800A JP1130879A JP13087989A JPH02309800A JP H02309800 A JPH02309800 A JP H02309800A JP 1130879 A JP1130879 A JP 1130879A JP 13087989 A JP13087989 A JP 13087989A JP H02309800 A JPH02309800 A JP H02309800A
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- Japan
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- sound field
- signal processing
- processing device
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- reflected wave
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、音響信号の再生を行なうリスニングルームの
音場特性を測定し、測定結果に応じて再生信号に補正処
理を施す音場制御装置に関するものである。
音場特性を測定し、測定結果に応じて再生信号に補正処
理を施す音場制御装置に関するものである。
従来の技術
近年、音響分野においては、原音再生から原音場再生へ
と技術動向が変化しつつあり、コンサートホールなどの
音場を再生する音場制御装置が開発されている。
と技術動向が変化しつつあり、コンサートホールなどの
音場を再生する音場制御装置が開発されている。
従来の技術としては、たとえば特開昭81−25709
9号公報に示されている音響制御装置がある。
9号公報に示されている音響制御装置がある。
以下、図面を参照しながら従来の音場制御装置について
説明する。
説明する。
第11図は、従来の音場制御装置の構成を示すブロック
図である。第11図において、1101はオーディオ信
号入力端子、1102は信号処理装置、1103,11
04,1105.1106は信号処理装置1102で処
理された信号を再生するスピーカ、1107は信号を再
生するリスニングルームである。
図である。第11図において、1101はオーディオ信
号入力端子、1102は信号処理装置、1103,11
04,1105.1106は信号処理装置1102で処
理された信号を再生するスピーカ、1107は信号を再
生するリスニングルームである。
以上のように構成された従来の音場制御装置について、
以下その動作について′説明する。
以下その動作について′説明する。
オーディオ信号入力端子1101から入力されたオーデ
ィオ信号は、信号処理装置1102で処理される。処理
内容については後で詳述する。信号処理装置1102で
処理された信号は、リスニングルーム1107のあらか
じめ決められた位置に配置されたスピーカ1103,1
104,1105゜1108により再生される。受聴者
は、リスニングルーム1107のあらかじめ決められた
位置において再生された音場を聴くことができる。
ィオ信号は、信号処理装置1102で処理される。処理
内容については後で詳述する。信号処理装置1102で
処理された信号は、リスニングルーム1107のあらか
じめ決められた位置に配置されたスピーカ1103,1
104,1105゜1108により再生される。受聴者
は、リスニングルーム1107のあらかじめ決められた
位置において再生された音場を聴くことができる。
オーディオ信号入力端子1101から入力されたオーデ
ィオ信号は、通常2チヤンネルである。
ィオ信号は、通常2チヤンネルである。
また、本従来例では、信号処理装置1102で処理され
た信号は4チヤンネルになっている。しかし、処理によ
っては、出力チャンネル数は、4チヤンネル以上あるい
は以下になることもある。
た信号は4チヤンネルになっている。しかし、処理によ
っては、出力チャンネル数は、4チヤンネル以上あるい
は以下になることもある。
信号処理装置1102が行なう処理について説明する。
入力信号をX t + X’、出力信号をy+ t 7
21’!z、’!aとすると、入力信号と出力信号とは
(11−1)式の関係がある。
21’!z、’!aとすると、入力信号と出力信号とは
(11−1)式の関係がある。
Y=H*X ・・・(11−1)
ここに Y=(y鵞? Yes Vat
”Ia )” ・・・ (11−
2)X ” (x++ X 2 )”
・・・(11−3)H”(Hl、 H2)
・・・(11−4)H+=(b+
+、h+2.b+i、b+4)” ・・・(11−
5)H2=(b2+、haa、haa、ha4)”
・・・(11−8)ただし、 ′*”は畳込みを、(
11−5)式、(11−6)式のhIJはjチャンネル
に出力されるiチャンネルの信号に畳み込むインパルス
応答をしめす。
ここに Y=(y鵞? Yes Vat
”Ia )” ・・・ (11−
2)X ” (x++ X 2 )”
・・・(11−3)H”(Hl、 H2)
・・・(11−4)H+=(b+
+、h+2.b+i、b+4)” ・・・(11−
5)H2=(b2+、haa、haa、ha4)”
・・・(11−8)ただし、 ′*”は畳込みを、(
11−5)式、(11−6)式のhIJはjチャンネル
に出力されるiチャンネルの信号に畳み込むインパルス
応答をしめす。
畳み込むインパルス応答h1は、実際のコンサートホー
ルでの測定や、コンサートホールの形状をもとにした計
算機シミュレーションから決定される。ハードウェアで
実現する場合には、たとえば。
ルでの測定や、コンサートホールの形状をもとにした計
算機シミュレーションから決定される。ハードウェアで
実現する場合には、たとえば。
h+1を初期反射音と残響音とに分けて、それぞれをF
IRフィルタとIIRオールパスフィルタによる残響発
生器とに担当させる。
IRフィルタとIIRオールパスフィルタによる残響発
生器とに担当させる。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記の構成では、再生音がスピーカから
受聴位置に到達するまでにリスニングルームの特性が畳
み込まれてしまい、音場が正しく再生されないという問
題点がある。
受聴位置に到達するまでにリスニングルームの特性が畳
み込まれてしまい、音場が正しく再生されないという問
題点がある。
本発明は、このような従来の音場制御装置の問題点に鑑
みてなされたものであって、リスニングルームに固有の
音場特性を分析し、それによって自動的に補正を行うこ
とにより任意の音場を再現できるようにすることを技術
的課題とする。
みてなされたものであって、リスニングルームに固有の
音場特性を分析し、それによって自動的に補正を行うこ
とにより任意の音場を再現できるようにすることを技術
的課題とする。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の音場制御装置は、再
生する音場データに従って入力信号を処理する第1の信
号処理装置と、リスニングルームの音場特性に応じて前
記第1の信号処理装置の出力信号を処理する第2の信号
処理装置と、測定信号発生装置と、前記第2の信号処理
装置の出力信号と前記測定信号発生装置の出力信号とを
切り替える切り替え器と、前記切り替え器の出力信号を
再生するスピーカと、前記スピーカの再生音を受音位置
で収音するマイクロホンと、前記マイクロホンの出力か
らリスニングルームの音場を分析し補正情報を前記第2
の信号処理装置へ出力する室音場分析装置とで構成され
る。
生する音場データに従って入力信号を処理する第1の信
号処理装置と、リスニングルームの音場特性に応じて前
記第1の信号処理装置の出力信号を処理する第2の信号
処理装置と、測定信号発生装置と、前記第2の信号処理
装置の出力信号と前記測定信号発生装置の出力信号とを
切り替える切り替え器と、前記切り替え器の出力信号を
再生するスピーカと、前記スピーカの再生音を受音位置
で収音するマイクロホンと、前記マイクロホンの出力か
らリスニングルームの音場を分析し補正情報を前記第2
の信号処理装置へ出力する室音場分析装置とで構成され
る。
作用
本発明は、上記の構成により、測定信号発生装置が発生
させる測定信号によりリスニングルームの音場特性を測
定する。そして室音場分析装置で室音場を分析し、その
結果に応じて第2の信号処理装置により再生音に補正を
加える。このため、リスニングルームの音場特性によら
ず第1の信号処理装置で処理した音場がそのまま再生で
きる。
させる測定信号によりリスニングルームの音場特性を測
定する。そして室音場分析装置で室音場を分析し、その
結果に応じて第2の信号処理装置により再生音に補正を
加える。このため、リスニングルームの音場特性によら
ず第1の信号処理装置で処理した音場がそのまま再生で
きる。
実施例
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施例にお
ける音場制御装置について説明する。
ける音場制御装置について説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の音場制御装置の構成
を示すブロック図である。第1図において、101はオ
ーディオ信号入力端子、102は再生する音場データに
従って入力信号を処理する第1の信号処理装置、103
はリスニングルーム106の音場特性測定結果に応じて
第1の信号処理装置102の出力信号を処理する第2の
信号処理装置、104は測定信号発生装置、105は第
2の信号処理装置103の出力信号と測定信号発生装置
104の出力信号とを切り替える切り替え器、106は
リスニングルーム、107はリスニングルーム106内
の決められた位置に配置され、切り替え器105の出力
信号を再生するスピーカ、108はスピーカ107の再
生音をリスニングルーム106内の受音位置で収音する
マイクロホン、109はマイクロホン108の出力から
リスニングルーム106の音場を分析し、補正情報を第
2の信号処理装置103へ出力する室音場分析装置であ
る。
を示すブロック図である。第1図において、101はオ
ーディオ信号入力端子、102は再生する音場データに
従って入力信号を処理する第1の信号処理装置、103
はリスニングルーム106の音場特性測定結果に応じて
第1の信号処理装置102の出力信号を処理する第2の
信号処理装置、104は測定信号発生装置、105は第
2の信号処理装置103の出力信号と測定信号発生装置
104の出力信号とを切り替える切り替え器、106は
リスニングルーム、107はリスニングルーム106内
の決められた位置に配置され、切り替え器105の出力
信号を再生するスピーカ、108はスピーカ107の再
生音をリスニングルーム106内の受音位置で収音する
マイクロホン、109はマイクロホン108の出力から
リスニングルーム106の音場を分析し、補正情報を第
2の信号処理装置103へ出力する室音場分析装置であ
る。
以上のように構成された本発明の第1の実施例における
音場制御装置について、以下その動作について説明する
。
音場制御装置について、以下その動作について説明する
。
オーディオ信号入力端子101から入力されたオーディ
オ信号は、第1の信号処理装置102で処理される。第
1の信号処理装置102での処理は、従来例における信
号処理装置1102の処理と同じである。第1の信号処
理装置102の出力信号は、第2の信号処理装置103
でリスニングルーム106の音場特性測定結果に応じて
受聴点においてリスニングルーム108の音場特性に影
響されない音場が再生されるように処理される。
オ信号は、第1の信号処理装置102で処理される。第
1の信号処理装置102での処理は、従来例における信
号処理装置1102の処理と同じである。第1の信号処
理装置102の出力信号は、第2の信号処理装置103
でリスニングルーム106の音場特性測定結果に応じて
受聴点においてリスニングルーム108の音場特性に影
響されない音場が再生されるように処理される。
第2の信号処理装置103での処理内容については第2
の実施例以下で詳しく述べる。
の実施例以下で詳しく述べる。
測定信号発生装置104は、リスニングルーム10Bの
音場を測定するための測定信号を発生する。測定信号は
、たとえばインパルス、白色雑音。
音場を測定するための測定信号を発生する。測定信号は
、たとえばインパルス、白色雑音。
周波数掃引信号などのような可聴帯域内のすべての周波
数成分を含んだ信号である必要がある。
数成分を含んだ信号である必要がある。
切り替え器105は、通常のオーディオ信号再生時には
第2の信号処理装置103の出力信号を、リスニングル
ーム106の音場を測定する時には測定信号発生装置1
04の出力信号を切り替えて出力する。
第2の信号処理装置103の出力信号を、リスニングル
ーム106の音場を測定する時には測定信号発生装置1
04の出力信号を切り替えて出力する。
切り替え器105から出力された信号は、リスニングル
ーム106のあらかじめ決められた位置に配置されたス
ピーカ107により再生される。
ーム106のあらかじめ決められた位置に配置されたス
ピーカ107により再生される。
通常の゛オーディオ信号再生時には、受聴者は、リスニ
ングルーム10E3のあらかじめ決められた受聴位置に
詔いて再生された音場を聴くことができる。また、リス
ニングルーム106の音場を測定する時には、あらかじ
め決められた受聴位置にマイクロホン108を設置し、
スピーカ107により再生された測定信号を収音する。
ングルーム10E3のあらかじめ決められた受聴位置に
詔いて再生された音場を聴くことができる。また、リス
ニングルーム106の音場を測定する時には、あらかじ
め決められた受聴位置にマイクロホン108を設置し、
スピーカ107により再生された測定信号を収音する。
マイクロホン108で収音された測定信号は室音場分析
装置109で分析され、その結果得られた補正情報は第
2の信号処理装置103へ出力される。室音場分析装置
109での分析、および分析結果の補正情報への変換に
ついては第2の実施例以下で詳しく述べる。
装置109で分析され、その結果得られた補正情報は第
2の信号処理装置103へ出力される。室音場分析装置
109での分析、および分析結果の補正情報への変換に
ついては第2の実施例以下で詳しく述べる。
以上のように本実施例によれば、測定信号発生装置10
4.スピーカ107.マイクロホン108゜室音場分析
装置109によりリスニングルーム10Eiの音場を分
析し、第2の信号処理装置103で、受聴点においてリ
スニングルーム106の音場特性に影響されない音場が
再生されるように処理する。よって、受聴点において、
信号処理装置103で処理した通りの音場が再生される
。
4.スピーカ107.マイクロホン108゜室音場分析
装置109によりリスニングルーム10Eiの音場を分
析し、第2の信号処理装置103で、受聴点においてリ
スニングルーム106の音場特性に影響されない音場が
再生されるように処理する。よって、受聴点において、
信号処理装置103で処理した通りの音場が再生される
。
以下、図面を参照しながら、本発明の第2の実施例にお
ける音場制御装置について説明する。
ける音場制御装置について説明する。
第2図は、本発明の第2の実施例の音場制御装置におけ
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
第2図において、201はインパルス応答計測手段、2
02は逆特性計算手段、203はFIRフィルタである
。第2の実施例は、第1の実施例の室音場分析装置10
9と第2の信号処理装置103を第2図の室音場分析装
置と第2の信号処理装置で実現したものである。したが
って、第2図以外の部分は第1の実施例と同じである。
02は逆特性計算手段、203はFIRフィルタである
。第2の実施例は、第1の実施例の室音場分析装置10
9と第2の信号処理装置103を第2図の室音場分析装
置と第2の信号処理装置で実現したものである。したが
って、第2図以外の部分は第1の実施例と同じである。
以上のように構成された第2の実施例の音場制御装置に
おける室音場分析装置構成と第2の信号処理装置につい
て、以下その動作について説明すインパルス応答計測手
段201は、スピーカ107とマイクロホン108との
間のインパルス応答り、、(t)を計測する。インパル
ス応答の計測にはいろいろな方法がある。たとえば、測
定信号発生装置104で測定信号としてインパルスを発
生させ、スピーカ107で再生し、マイクロホン108
で収音する。インパルス応答計測手段201は、測定信
号発生装置104がインパルスを発生させたタイミング
でマイクロホン108からの信号を取り込めば、これが
スピーカ107とマイクロホン108との間のインパル
ス応答り、、(t)である。
おける室音場分析装置構成と第2の信号処理装置につい
て、以下その動作について説明すインパルス応答計測手
段201は、スピーカ107とマイクロホン108との
間のインパルス応答り、、(t)を計測する。インパル
ス応答の計測にはいろいろな方法がある。たとえば、測
定信号発生装置104で測定信号としてインパルスを発
生させ、スピーカ107で再生し、マイクロホン108
で収音する。インパルス応答計測手段201は、測定信
号発生装置104がインパルスを発生させたタイミング
でマイクロホン108からの信号を取り込めば、これが
スピーカ107とマイクロホン108との間のインパル
ス応答り、、(t)である。
この方法ではインパルス応答のSN比を大きくするため
に同期加算を行なうこともある。
に同期加算を行なうこともある。
逆特性計算手段202はインパルス応答り、。
(1)から逆特性h+(t)を計算する。インパルス応
答hss(t)と逆特性h+(t)とは(2−1)式の
関係がある。
答hss(t)と逆特性h+(t)とは(2−1)式の
関係がある。
δ(t)”h+(t)*h□(1) ・・・(2
−1)ここで、δ(1)はデルタ関数を表わす。(2−
1)式から、逆特性h+(t)は(2−2)式であたえ
られることがわかる。
−1)ここで、δ(1)はデルタ関数を表わす。(2−
1)式から、逆特性h+(t)は(2−2)式であたえ
られることがわかる。
h+(t )=F−1[1/F’ch□(1)]]・・
・(2−2)ただし、F〔]はフーリエ変換を、F−1
[:]は逆フーリエ変換を示す。
・(2−2)ただし、F〔]はフーリエ変換を、F−1
[:]は逆フーリエ変換を示す。
FIRフィルタ203は逆特性h+(t)と第1の信号
処理装置102の出力信号との畳込みを行なう。第1の
信号処理装置102の出力信号をy。
処理装置102の出力信号との畳込みを行なう。第1の
信号処理装置102の出力信号をy。
(1)とすれば受音位置での信号y、(t )は(2−
3)式で表わされる。
3)式で表わされる。
Yr(t)=Y+(t)*h+(t)木り、、(t)=
y+(t) ・・・(2−3)すなわ
ち、受音位置での信号y、(t )は第1の信号処理装
置102の出力信号)’+(t)と同じであり、リスニ
ングルーム106の音場特性に影響されない音場が再生
されることになる。
y+(t) ・・・(2−3)すなわ
ち、受音位置での信号y、(t )は第1の信号処理装
置102の出力信号)’+(t)と同じであり、リスニ
ングルーム106の音場特性に影響されない音場が再生
されることになる。
以上のように第2の実施例によれば、FIRフィルタ2
03で第1の信号処理装置102の出力信号y+(t
)に逆特性h+(t)を畳み込むことにより受音位置に
おいて、リスニングルーム106の影響を除去すること
ができる。
03で第1の信号処理装置102の出力信号y+(t
)に逆特性h+(t)を畳み込むことにより受音位置に
おいて、リスニングルーム106の影響を除去すること
ができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の第3の実施例にお
ける音場制御装置について説明する。
ける音場制御装置について説明する。
第3図は、本発明の第3の実施例の音場制御装置におけ
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
第3図において、301はインパルス応答計測手段、3
02は反射波抽出手段、303は打ち消しパルス計算手
段、304はFIRフィルタである。第3の実施例は、
第1の実施例の室音場分析装置と第2の信号処理装置を
第3図の室音場分析装置と第2の信号処理装置で実現し
たものである。
02は反射波抽出手段、303は打ち消しパルス計算手
段、304はFIRフィルタである。第3の実施例は、
第1の実施例の室音場分析装置と第2の信号処理装置を
第3図の室音場分析装置と第2の信号処理装置で実現し
たものである。
したがって、第3図以外の部分は第1の実施例と同じで
ある。
ある。
以上のように構成された第3の実施例の音場制御装置に
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
インパルス応答計測手段301は、スピーカ107とマ
イクロホン108との間のインパルス応答り、、(t)
を計測する。これは、第2の実施例と同じである。
イクロホン108との間のインパルス応答り、、(t)
を計測する。これは、第2の実施例と同じである。
反射波抽出手段302はインパルス応答h□(1)から
反射波を抽出する。第4図に、実際のリスニングルーム
でのインパルス応答の一例をしめす。第4図から分かる
ようにインパルス応答には直接波dといくつかの大きな
反射波r+(i=L2・・・n)が含まれている。そこ
で、インパルス応答計測手段301では、直接波dの振
幅Aaとn個の反射波r+の振幅At (1= L
2”・nL 直接波dに対する遅延時間T+(i=L
2・・・n)を求める。
反射波を抽出する。第4図に、実際のリスニングルーム
でのインパルス応答の一例をしめす。第4図から分かる
ようにインパルス応答には直接波dといくつかの大きな
反射波r+(i=L2・・・n)が含まれている。そこ
で、インパルス応答計測手段301では、直接波dの振
幅Aaとn個の反射波r+の振幅At (1= L
2”・nL 直接波dに対する遅延時間T+(i=L
2・・・n)を求める。
打ち消しパルス計算手段303は直接波dの振幅Adと
n個の反射波r+の振幅A11 直接波dに対する遅
延時間T+からFIRフィルタ304の係数を決める。
n個の反射波r+の振幅A11 直接波dに対する遅
延時間T+からFIRフィルタ304の係数を決める。
FIRフィルタの伝達関数H(z)は(3−1)式で与
えられる。
えられる。
H(z)=1−Σ[(A +/Aa)・z−”しr−]
−(3−1)16ま ただしfsはインパルス応答を計測するときのサンプリ
ング周波数である。
−(3−1)16ま ただしfsはインパルス応答を計測するときのサンプリ
ング周波数である。
FIRフィルタ304は(3−1)式の伝達関数に従い
第1の信号処理装置102の出力信号y1(1)を処理
する。
第1の信号処理装置102の出力信号y1(1)を処理
する。
以上のように第3の実施例によれば、FIRフィルタ3
04で第1の信号処理装置102の出力信号3’+(t
)を(3−1)式の伝達関数で処理することにより、
受聴位置においてn個の反射波r1の逆相の直接音をつ
くり出すことができる。したがって、n個の反射波r1
を逆相の直接音によって打ち消すことができ、リスニン
グルーム10Bの影響が緩和される。
04で第1の信号処理装置102の出力信号3’+(t
)を(3−1)式の伝達関数で処理することにより、
受聴位置においてn個の反射波r1の逆相の直接音をつ
くり出すことができる。したがって、n個の反射波r1
を逆相の直接音によって打ち消すことができ、リスニン
グルーム10Bの影響が緩和される。
以下、図面を参照しながら、本発明の第4の実施例にお
ける音場制御装置について説明する。
ける音場制御装置について説明する。
第5図は、本発明の第4の実施例の音場制御装置におけ
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
第5図において、501はインパルス応答計測手段、5
02は反射波抽出手段、503はフィルタ係数計算手段
、504はフィルタである。第4の実施例は、第1の実
施例の室音場分析装置と第2の信号処理装置を第5図の
室音場分析装置と第2の信号処理装置で実現したもので
ある。したがって、第5図以外の部分は第1の実施例と
同じである。
02は反射波抽出手段、503はフィルタ係数計算手段
、504はフィルタである。第4の実施例は、第1の実
施例の室音場分析装置と第2の信号処理装置を第5図の
室音場分析装置と第2の信号処理装置で実現したもので
ある。したがって、第5図以外の部分は第1の実施例と
同じである。
以上のように構成された第4の実施例の音場制御装置に
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
インパルス応答計測手段501は、スピーカ107とマ
イクロホン108との間のインパルス応答り、、(t)
を計測する。反射波抽出手段502はインパルス応答り
、、(t)から、直接波dの振幅A、とn個の反射波r
+(i=1・”n)の振幅A++ 直接波dに対する
遅延時間T1を求める。インパルス応答計測手段501
と反射波抽出手段502とは、第3の実施例と同じであ
る。
イクロホン108との間のインパルス応答り、、(t)
を計測する。反射波抽出手段502はインパルス応答り
、、(t)から、直接波dの振幅A、とn個の反射波r
+(i=1・”n)の振幅A++ 直接波dに対する
遅延時間T1を求める。インパルス応答計測手段501
と反射波抽出手段502とは、第3の実施例と同じであ
る。
フィルタ係数計算手段503は直接波dの振幅Adとn
個の反射波r+の振幅At、 直接波dに対する遅延
時間T、からフィルタ504の係数を決める。
個の反射波r+の振幅At、 直接波dに対する遅延
時間T、からフィルタ504の係数を決める。
フィルタ504の係数の決め方について説明する。反射
波が1個の場合について説明する。第6(a)図に直接
波dと1個の反射?ILrがあるイン/Xllルス応答
を、第6(b)図に、その振幅周波数特性を示す。直接
波dの振幅をA dl 反射波rの振幅をArN
直接波dに対する遅延時間をT、とすれば、伝達関数H
(z)は(5−1)式で表わされる。
波が1個の場合について説明する。第6(a)図に直接
波dと1個の反射?ILrがあるイン/Xllルス応答
を、第6(b)図に、その振幅周波数特性を示す。直接
波dの振幅をA dl 反射波rの振幅をArN
直接波dに対する遅延時間をT、とすれば、伝達関数H
(z)は(5−1)式で表わされる。
H(z )” 1 + (A r/ Ad)・Z−””
場 −(5−1)ただしfsはインパルス応答を計測す
るときのサンブリ゛ング周波数である。(5−1)式か
ら振幅周波数特性A(f)を求めると(5−2)式とな
る。
場 −(5−1)ただしfsはインパルス応答を計測す
るときのサンブリ゛ング周波数である。(5−1)式か
ら振幅周波数特性A(f)を求めると(5−2)式とな
る。
A(f )=[1+2(A r/Ad)cos(2πf
T r )+ (A r / A a )2) ”
” ・・・(5−2)よって、振幅周波数特性
のディップ周波数f4は(2m+1)/2T、1 (m
=1. 2.”・)であり、その時の振幅は1−(A、
/Am) となる。この振幅周波数特性のディップを
フィルタ504で埋める。
T r )+ (A r / A a )2) ”
” ・・・(5−2)よって、振幅周波数特性
のディップ周波数f4は(2m+1)/2T、1 (m
=1. 2.”・)であり、その時の振幅は1−(A、
/Am) となる。この振幅周波数特性のディップを
フィルタ504で埋める。
ディップ周波数f、の両側で、振幅がディップ周波数f
aにおける値に比べて3dB以下である周波数帯域幅を
Δfとすれば、ディップ周波数faに対する補正フィル
タは、たとえば(5−3)式で表わされるフィルタが使
える。
aにおける値に比べて3dB以下である周波数帯域幅を
Δfとすれば、ディップ周波数faに対する補正フィル
タは、たとえば(5−3)式で表わされるフィルタが使
える。
H(z)=(a+bz−’+cz−2)/(1−d;r
’−ez−’) ・・・(5−3)(
5−3)式の係数は、(5−4)式〜(5−12)式で
与えられる。
’−ez−’) ・・・(5−3)(
5−3)式の係数は、(5−4)式〜(5−12)式で
与えられる。
a:(1+(1+K)πf、/fsQ
+(πf、/fs)2)/S ・−(5
−4)b:[−2(1(πf、/fs)”)]/S
・・・(5−5)c:(1−(1+K)πf、/
fsQ +(yr f、/fs)2)/S ・・
・(5−8)d:2(1−(πf、/fs)2)/S
・・・(5−7)e=(−1+yrf、/
fsQ−(πf、#s)J/S =(5−8)S:[
1+πfa#sQ” (πf−/fs)l) ・・
・(5−9)f、=fs#r tan(πf+/fs)
use (5−10)Q:fa/Δf
・・・(5−11)K=(A−/
Ad)/[1−(A−/Ai )l ・・・
(5−12)フィルタ504は(5−3)式の伝達関数
に従い第1の信号処理装置102の出力信号7+(t)
を処理する。
−4)b:[−2(1(πf、/fs)”)]/S
・・・(5−5)c:(1−(1+K)πf、/
fsQ +(yr f、/fs)2)/S ・・
・(5−8)d:2(1−(πf、/fs)2)/S
・・・(5−7)e=(−1+yrf、/
fsQ−(πf、#s)J/S =(5−8)S:[
1+πfa#sQ” (πf−/fs)l) ・・
・(5−9)f、=fs#r tan(πf+/fs)
use (5−10)Q:fa/Δf
・・・(5−11)K=(A−/
Ad)/[1−(A−/Ai )l ・・・
(5−12)フィルタ504は(5−3)式の伝達関数
に従い第1の信号処理装置102の出力信号7+(t)
を処理する。
反射波rのつくり出す振幅周波数特性のディップは複数
個ある。複数個の振幅周波数特性のディップを埋めるに
は(5−3)式の伝達関数によるフィルタを直列につな
げばよい。しかし、ディップ周波数f4が高(なるとf
4で正規化したディップの幅が狭くなり聴感上影響が小
さくなる。したがって、すべてのディップを埋める必要
はなく、ある周波数以下のものを対象にすればよい。
個ある。複数個の振幅周波数特性のディップを埋めるに
は(5−3)式の伝達関数によるフィルタを直列につな
げばよい。しかし、ディップ周波数f4が高(なるとf
4で正規化したディップの幅が狭くなり聴感上影響が小
さくなる。したがって、すべてのディップを埋める必要
はなく、ある周波数以下のものを対象にすればよい。
以上のように第4の実施例によれば、フィルタ504で
第1の信号処理装置102の出力信号Y+(t )を(
5−3)式の伝達関数で処理することにより、受聴位置
において反射波rのつくり出す振幅周波数特性のディッ
プを埋めことができ、リスニングルーム106の影響が
緩和される。
第1の信号処理装置102の出力信号Y+(t )を(
5−3)式の伝達関数で処理することにより、受聴位置
において反射波rのつくり出す振幅周波数特性のディッ
プを埋めことができ、リスニングルーム106の影響が
緩和される。
以下、図面を参照しながら、本発明の第5の実施例にお
ける音場制御装置について説明する。
ける音場制御装置について説明する。
第7図は、本発明の第5の実施例の音場制御装置におけ
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
る室音場分析装置と第2の信号処理装置との構成を示す
ブロック図である。
第7図において、701は残響時間計測手段、702は
利得計算手段、703はフィルタである。
利得計算手段、703はフィルタである。
第5の実施例は、第1の実施例の室音場分析装置と第2
の信号処理装置を第7図の室音場分析装置と第2の信号
処理装置で実現したものである。したがって、第7図以
外の部分は第1の実施例と同じである。
の信号処理装置を第7図の室音場分析装置と第2の信号
処理装置で実現したものである。したがって、第7図以
外の部分は第1の実施例と同じである。
以上のように構成された第5の実施例の音場制御装置に
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
おける室音場分析装置と第2の信号処理装置について、
以下その動作について説明する。
残響時間計測手段701は、リスニングルーム106の
残響時間を計測する。残響時間の計測にはいろいろな方
法がある。たとえば、測定信号発生装置104で測定信
号として白色雑音を発生させ、スピーカ107で再生し
、マイクロホン108で収音する。残響時間計測手段7
01は、測定信号発生装置104が白色雑音を発生させ
た後マイクロホン108からの信号を観測し、定常状態
になるのを待つ。定常状態になったあと、白色雑音の出
力を停止し、マイクロホン108からの信号が定常状態
から80dB減衰するまでの時間が残響時間T@lIで
ある。
残響時間を計測する。残響時間の計測にはいろいろな方
法がある。たとえば、測定信号発生装置104で測定信
号として白色雑音を発生させ、スピーカ107で再生し
、マイクロホン108で収音する。残響時間計測手段7
01は、測定信号発生装置104が白色雑音を発生させ
た後マイクロホン108からの信号を観測し、定常状態
になるのを待つ。定常状態になったあと、白色雑音の出
力を停止し、マイクロホン108からの信号が定常状態
から80dB減衰するまでの時間が残響時間T@lIで
ある。
利得計算手段702は残響時間T s @から、第2の
信号処理装置103の利得を計算する。リスニングルー
ム106が拡散音場であるとすれば平均エネルギー密度
E′、l!−音源のパワーWは(7−1)式の関係があ
る。
信号処理装置103の利得を計算する。リスニングルー
ム106が拡散音場であるとすれば平均エネルギー密度
E′、l!−音源のパワーWは(7−1)式の関係があ
る。
W=cEa/4 ・・・(7−1)
ここで、Cは音速、aはリスニングルーム106の吸音
力である。一方、残響時間Tesは(7−2>式で表わ
される。
ここで、Cは音速、aはリスニングルーム106の吸音
力である。一方、残響時間Tesは(7−2>式で表わ
される。
Taa=KV/a ・・・(7
2)ココテ、K ハ定数(室ff120度で0.161
)、■はリスニングルーム106の容積である。したが
って、残響時間Tasに関わらず平均エネルギー密度E
が一定になるためには音源のパワーWを(7−・3)式
の様に決めればよい。
2)ココテ、K ハ定数(室ff120度で0.161
)、■はリスニングルーム106の容積である。したが
って、残響時間Tasに関わらず平均エネルギー密度E
が一定になるためには音源のパワーWを(7−・3)式
の様に決めればよい。
W= E c K V/ 4 Ts@”(73)音源の
パワーWは音源の振幅の2乗に比例する。
パワーWは音源の振幅の2乗に比例する。
平均的なリスニングルームの残響時間T61.を決めて
おけば、観測した残響時間T6゜をもとに利得Aを(7
−4)式のように決められる。
おけば、観測した残響時間T6゜をもとに利得Aを(7
−4)式のように決められる。
A=(BEcKV/4Tsss )”’/(Ts@)”
2・・・(7−4)ここで、Bは音響インピーダンスに
よって決まる定数である。よって、フィルタ703では
、第1の信号処理装置102の出力信号y+(t)にA
を掛けて出力すればよい。第8図に残響時間Tagと利
得Aとの関係の1例を示す。第10図では、Te1I=
0.4[sコのときを基準とし、このときにA=1.0
となるようにした。
2・・・(7−4)ここで、Bは音響インピーダンスに
よって決まる定数である。よって、フィルタ703では
、第1の信号処理装置102の出力信号y+(t)にA
を掛けて出力すればよい。第8図に残響時間Tagと利
得Aとの関係の1例を示す。第10図では、Te1I=
0.4[sコのときを基準とし、このときにA=1.0
となるようにした。
以上のように第5の実施例によれば、フィルタ703で
第1の信号処理装置102の出力信号y1(1)をA倍
することにより、リスニングルーム106の残響時間に
関わりなく、平均エネルギー密度Eを一定にすることが
できる。
第1の信号処理装置102の出力信号y1(1)をA倍
することにより、リスニングルーム106の残響時間に
関わりなく、平均エネルギー密度Eを一定にすることが
できる。
、 以下、図面を参照しながら、本発明の第6の実施例
における音場制御装置について説明する。
における音場制御装置について説明する。
第9図は、本発明の第6の実施例の音場制御装置におけ
る反射波抽出手段の構成を示すブロック図である。
る反射波抽出手段の構成を示すブロック図である。
第9図において、901は直接波抽出手段、902は閾
値計算手段、903は反射波抽出手段である。第6の実
施例は、第3の実施例または第4の実施例の反射波抽出
手段を第9図の反射波抽出手段で実現したものである。
値計算手段、903は反射波抽出手段である。第6の実
施例は、第3の実施例または第4の実施例の反射波抽出
手段を第9図の反射波抽出手段で実現したものである。
したがって、第9図以外の部分は第3の実施例または第
4の実施例と同じである。
4の実施例と同じである。
以上のように構成された第6の実施例の音場制御装置に
おける反射波抽出手段について、以下その動作について
説明する。
おける反射波抽出手段について、以下その動作について
説明する。
直接波抽出手段901は、インパルス応答h fill
(1)から直接波を抽出する。第4図に示した実際のリ
スニングルームでのインパルス応答の一例から分かるよ
うにインパルス応答中の最大値が直接波dである。
(1)から直接波を抽出する。第4図に示した実際のリ
スニングルームでのインパルス応答の一例から分かるよ
うにインパルス応答中の最大値が直接波dである。
ところで、第4図の直接波dの直後には波形の乱れがあ
る。これはスピーカの特性によるものであり、反射波で
はない。観測されるインパルス応答中の直接波dの直後
には波形の乱れがあるため、直接波dの直後’rp [
s1間は除いて反射波を捜さなければならない。Tpを
大きく取れば、スピーカの特性による波形の乱れの影響
は避けられるが、本当の反射波まで除いてしまう可能性
もある。
る。これはスピーカの特性によるものであり、反射波で
はない。観測されるインパルス応答中の直接波dの直後
には波形の乱れがあるため、直接波dの直後’rp [
s1間は除いて反射波を捜さなければならない。Tpを
大きく取れば、スピーカの特性による波形の乱れの影響
は避けられるが、本当の反射波まで除いてしまう可能性
もある。
そこで、閾値計算手段902はスピーカ107からイン
パルスが放射されてからマイクロホン108に到達する
までの遅延時間TdをもとにTpの値を変える。
パルスが放射されてからマイクロホン108に到達する
までの遅延時間TdをもとにTpの値を変える。
遅延時間TdとTpとの関係について考える。
まず、スピーカ107とマイクロホン108の水平距離
lとTpとの関係について考える。スピーカ107の高
さをhs、マイクロホン108の高さをh ms 両
者の水平距離を1とすると、直接波と反射率rの床で1
回反射された反射波との遅延時間Tr1 振幅比Ar/
Adは(9−1)、(9−2)式で与えられる。
lとTpとの関係について考える。スピーカ107の高
さをhs、マイクロホン108の高さをh ms 両
者の水平距離を1とすると、直接波と反射率rの床で1
回反射された反射波との遅延時間Tr1 振幅比Ar/
Adは(9−1)、(9−2)式で与えられる。
Tr”[((hs+h@)e+1g)+′a−((hs
−hm)”+1” )’ 12)/c
・・・(9−1)Ar/Ad=(r((hs−ha)
’+1” )/((hs+hm)”+ 1 2))””
=(9−2)ここで、hs、’h
mが受聴者の耳の高さでほぼ等しく一定と見なせるとす
れば遅延時間Tr1 振幅比A r / A dはlの
関数として扱える。第10図に1と遅延時間Tr1 振
幅比Ar/Adとの関係の1例を示す。第10図は、h
s=hm=1[mコ、室温20度、反射率r=1.0と
して計算したものである。第10図から分かるように1
が短いときには遅延時間Trは長く、振幅比Ar/Ad
は小さい。反対に1が長いときには遅延時間Trは短く
、振幅比Ar/Adは大きい。すなわち、lが長ければ
Tpを短く取り、lが短ければTpを長く取ればよい。
−hm)”+1” )’ 12)/c
・・・(9−1)Ar/Ad=(r((hs−ha)
’+1” )/((hs+hm)”+ 1 2))””
=(9−2)ここで、hs、’h
mが受聴者の耳の高さでほぼ等しく一定と見なせるとす
れば遅延時間Tr1 振幅比A r / A dはlの
関数として扱える。第10図に1と遅延時間Tr1 振
幅比Ar/Adとの関係の1例を示す。第10図は、h
s=hm=1[mコ、室温20度、反射率r=1.0と
して計算したものである。第10図から分かるように1
が短いときには遅延時間Trは長く、振幅比Ar/Ad
は小さい。反対に1が長いときには遅延時間Trは短く
、振幅比Ar/Adは大きい。すなわち、lが長ければ
Tpを短く取り、lが短ければTpを長く取ればよい。
次に、スピーカ107とマイクロホン108の水平距1
ullと遅延時間Tdとの関係について考える。スピー
カ107からインパルスが放射されてからマイクロホン
108に到達するまでの遅延時間Tdは(9−3)式で
与えられる。
ullと遅延時間Tdとの関係について考える。スピー
カ107からインパルスが放射されてからマイクロホン
108に到達するまでの遅延時間Tdは(9−3)式で
与えられる。
Td=((hs−tu+)2+1” )””/c
= (9−3)ここで、hst hmが受聴
者の耳の高さでほぼ等しとすれば、 l>> (hs−
hm)と見なせ、■は(9−4)式で表わされる。
= (9−3)ここで、hst hmが受聴
者の耳の高さでほぼ等しとすれば、 l>> (hs−
hm)と見なせ、■は(9−4)式で表わされる。
1=cTd −(9−4)し
たがって、遅延時間Tdの観測値から1を推定し、lの
値に応じてTpを変化させればよい。
たがって、遅延時間Tdの観測値から1を推定し、lの
値に応じてTpを変化させればよい。
以上のように、第6の実施例によれば、直接波抽出手段
901でスピーカ107からインパルスが放射されてか
らマイクロホン108に到達するまでの遅延時間Tdを
観測し、これをもとに閾値計算手段902でTpを変え
、反射波抽出手段903は直接波dの直後Tp[s]間
を除いて反射波を捜す。このため、直接波dの直後の波
形の乱れの影響を受けずに反射波を捜すことができる。
901でスピーカ107からインパルスが放射されてか
らマイクロホン108に到達するまでの遅延時間Tdを
観測し、これをもとに閾値計算手段902でTpを変え
、反射波抽出手段903は直接波dの直後Tp[s]間
を除いて反射波を捜す。このため、直接波dの直後の波
形の乱れの影響を受けずに反射波を捜すことができる。
なお、第1〜第6の実施例では、リスニングルームに供
給される信号のチャンネル数は特に限定していない。第
1〜第4の実施例に対しては、2チャンネル以上の信号
が供給される場合には各チャンネルごとに独立の補正処
理をする必要がある。
給される信号のチャンネル数は特に限定していない。第
1〜第4の実施例に対しては、2チャンネル以上の信号
が供給される場合には各チャンネルごとに独立の補正処
理をする必要がある。
発明の効果
本発明の音場制御装置は、リスニングルームの音場特性
を測定しその結果に応じて再生音に補正を加えることが
できるため、リスニングルームの音場特性によらず第1
の信号処理装置によりつくられる音場がそのまま再生で
きるという効果が得られる。
を測定しその結果に応じて再生音に補正を加えることが
できるため、リスニングルームの音場特性によらず第1
の信号処理装置によりつくられる音場がそのまま再生で
きるという効果が得られる。
第1図は本発明の第1の実施例の音場制御装置の構成を
示すブロック図、第2図は本発明の第2の実施例の音場
制御装置における基音場分析装置と第2の信号処理装置
との構成を示すブロック図、第3図は本発明の第3の実
施例の音場制御装置における基音場分析装置と第2の信
号処理装置との発明の第4の実施例の音場制御装置にお
ける基音はその振幅周波数特性図、第7図は本発明の第
5の実施例の音場制御装置における基音場分析装置と第
2の信号処理装置との構成を示すブロック図、第8図は
残響時間T s sと音源の振幅Aとの関係を示す図、
第9図は本発明の第6の実施例の音場制御装置における
反射波抽出手段の構成を示すブロック図、第10図に1
と遅延時間T r +振幅比Ar/Adとの関係の1例
を示す図、第11図は従来の音場制御装置の構成を示す
ブロック図である。 101.1101・・・オーディオ信号入力端子、10
2・・・第1の信号処理装置、 103・・・第2の
信号処理装置、 104−・・測定信号発生装置、1
05・・・切り替え器、 106.1107・・・リ
スニングルーム、 107. 1103,1104゜
1105、 110E3・・・スピーカ、 108・
・・マイクロホン、 109・・・基音場分析装置、
201.301,501・・・インパルス応答計測手段
、 202・・・逆特性計算手段、203、 304
・・・FIRフィルタ、302.502.903・・・
反射波抽出手段、303・・・打ち消しパルス計算手段
、 503−・・フィルタ係数計算手段、 504
.703・・・フィルタ、 701・・・残響時間計
測手段、 702・・・利得計算手段、 901・
・・直接波抽出手段、902・・・閾値計算手段、
1102・・・信号処理装置。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 はか1名第 2
図 第 3 図 臂 ffl e第 5rIl 第6図 (α) T1 時間 (b) 0 工 L 周wt贅
2TP 27゜ 17 図 第 8 図 嬉 9 図 拵10図
示すブロック図、第2図は本発明の第2の実施例の音場
制御装置における基音場分析装置と第2の信号処理装置
との構成を示すブロック図、第3図は本発明の第3の実
施例の音場制御装置における基音場分析装置と第2の信
号処理装置との発明の第4の実施例の音場制御装置にお
ける基音はその振幅周波数特性図、第7図は本発明の第
5の実施例の音場制御装置における基音場分析装置と第
2の信号処理装置との構成を示すブロック図、第8図は
残響時間T s sと音源の振幅Aとの関係を示す図、
第9図は本発明の第6の実施例の音場制御装置における
反射波抽出手段の構成を示すブロック図、第10図に1
と遅延時間T r +振幅比Ar/Adとの関係の1例
を示す図、第11図は従来の音場制御装置の構成を示す
ブロック図である。 101.1101・・・オーディオ信号入力端子、10
2・・・第1の信号処理装置、 103・・・第2の
信号処理装置、 104−・・測定信号発生装置、1
05・・・切り替え器、 106.1107・・・リ
スニングルーム、 107. 1103,1104゜
1105、 110E3・・・スピーカ、 108・
・・マイクロホン、 109・・・基音場分析装置、
201.301,501・・・インパルス応答計測手段
、 202・・・逆特性計算手段、203、 304
・・・FIRフィルタ、302.502.903・・・
反射波抽出手段、303・・・打ち消しパルス計算手段
、 503−・・フィルタ係数計算手段、 504
.703・・・フィルタ、 701・・・残響時間計
測手段、 702・・・利得計算手段、 901・
・・直接波抽出手段、902・・・閾値計算手段、
1102・・・信号処理装置。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 はか1名第 2
図 第 3 図 臂 ffl e第 5rIl 第6図 (α) T1 時間 (b) 0 工 L 周wt贅
2TP 27゜ 17 図 第 8 図 嬉 9 図 拵10図
Claims (6)
- (1)再生する音場データに従って入力信号を処理する
第1の信号処理装置と、 測定の結果得られたリスニングルームの音場特性に応じ
て前記第1の信号処理装置の出力信号を処理する第2の
信号処理装置と、 リスニングルームの音場を測定するための測定信号発生
装置と、 前記第2の信号処理装置の出力信号と前記測定信号発生
装置の出力信号とを切り替える切り替え器と、 リスニングルーム内の決められた位置に配置され、前記
切り替え器の出力信号を再生するスピーカと、 前記スピーカの再生音をリスニングルーム内の受音位置
で収音するマイクロホンと、 前記マイクロホンの出力からリスニングルームの音場を
分析し補正情報を前記第2の信号処理装置へ出力する室
音場分析装置とで構成された音場制御装置。 - (2)室音場分析装置をインパルス応答計測手段と、 逆伝達特性を計算する逆特性計算手段とで実現し、 第2の信号処理装置を逆伝達特性を畳み込むFIRフィ
ルタで実現する請求項1記載の音場制御装置。 - (3)室音場分析装置をインパルス応答計測手段と、 インパルス応答から反射波の遅延時間と振幅を得る反射
波抽出手段と、 反射波と同じ遅延時間・振幅で逆相の打ち消しパルスを
計算する打ち消しパルス計算手段とで実現し、 第2の信号処理装置を打ち消しパルスを発生させるFI
Rフィルタで実現する請求項1記載の音場制御装置。 - (4)室音場分析装置をインパルス応答計測手段と、 インパルス応答から反射波の遅延時間と振幅を得る反射
波抽出手段と、 反射波の遅延時間、振幅から受音点における振幅周波数
特性のディップを補正するフィルタの係数を計算するフ
ィルタ係数計算手段とで実現し、第2の信号処理装置を
振幅周波数特性のディップを補正するフィルタで実現す
る請求項1記載の音場制御装置。 - (5)室音場分析装置を残響時間計測手段と、残響時間
に関わらずリスニングルームの平均エネルギー密度が一
定値になる利得を計算する利得計算手段とで実現し、 第2の信号処理装置を利得で重み付けるフィルタで実現
する特許請求第1項の音場制御装置。 - (6)反射波抽出手段をインパルス応答から直接波の遅
延時間を得る直接波抽出手段と、直接波到来時間直後の
反射波探索から除外する時間長を求める閾値計算手段と
、 直接波直後の反射波探索から除外する時間以降で反射波
の遅延時間と振幅を得る反射波抽出手段とで実現する請
求項3又は4記載の音場制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1130879A JPH02309800A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 音場制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1130879A JPH02309800A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 音場制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02309800A true JPH02309800A (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=15044830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1130879A Pending JPH02309800A (ja) | 1989-05-24 | 1989-05-24 | 音場制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02309800A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008282042A (ja) * | 2008-07-14 | 2008-11-20 | Sony Corp | 再生装置 |
| JP2011217068A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
| JP2014143740A (ja) * | 2009-05-19 | 2014-08-07 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
| JP2015084584A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-30 | ヤマハ株式会社 | 音場制御装置 |
| JP2020195145A (ja) * | 2015-09-17 | 2020-12-03 | ソノズ インコーポレイテッド | オーディオ再生デバイスのキャリブレーションを容易にする方法 |
-
1989
- 1989-05-24 JP JP1130879A patent/JPH02309800A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008282042A (ja) * | 2008-07-14 | 2008-11-20 | Sony Corp | 再生装置 |
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| JP2011217068A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Yamaha Corp | 音場制御装置 |
| US8724821B2 (en) | 2010-03-31 | 2014-05-13 | Yamaha Corporation | Sound field controller |
| JP2015084584A (ja) * | 2014-12-26 | 2015-04-30 | ヤマハ株式会社 | 音場制御装置 |
| JP2020195145A (ja) * | 2015-09-17 | 2020-12-03 | ソノズ インコーポレイテッド | オーディオ再生デバイスのキャリブレーションを容易にする方法 |
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