JPH0230990Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0230990Y2 JPH0230990Y2 JP1985022106U JP2210685U JPH0230990Y2 JP H0230990 Y2 JPH0230990 Y2 JP H0230990Y2 JP 1985022106 U JP1985022106 U JP 1985022106U JP 2210685 U JP2210685 U JP 2210685U JP H0230990 Y2 JPH0230990 Y2 JP H0230990Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- retainer
- outer rail
- protrusion
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は机、タンス等の引出または引出式に出
入れされる棚板等の案内装置の改良に関するもの
である。
入れされる棚板等の案内装置の改良に関するもの
である。
(従来技術)
従来、机の引出等に使用される案内装置とし
て、上下両側に突縁部を有するアウターレールお
よびインナーレールの互いの突縁部間に、リテー
ナに保持された複数のボールを転動自在に介在さ
せてなるものが知られている。この方式の案内装
置は、ローラ等を用いた他の案内装置と比べてス
ライドさせる際の摩擦抵抗が極めて小さいため、
引出等の開閉操作を軽快に行なうことができると
いう特徴がある。ところが、上記摩擦抵抗が小さ
いため、引出等を閉鎖する際の反動により跳ね返
りや、机が傾いた場合に引出等が自然に開放もし
くは閉鎖動作を開始する虞れがあり、これを防止
するために複雑な機構の係止手段を設けていた。
また、引出等の開閉操作が軽快であるため、その
閉止終点および開放終点を感覚的に捉え難いとい
う問題があつた。
て、上下両側に突縁部を有するアウターレールお
よびインナーレールの互いの突縁部間に、リテー
ナに保持された複数のボールを転動自在に介在さ
せてなるものが知られている。この方式の案内装
置は、ローラ等を用いた他の案内装置と比べてス
ライドさせる際の摩擦抵抗が極めて小さいため、
引出等の開閉操作を軽快に行なうことができると
いう特徴がある。ところが、上記摩擦抵抗が小さ
いため、引出等を閉鎖する際の反動により跳ね返
りや、机が傾いた場合に引出等が自然に開放もし
くは閉鎖動作を開始する虞れがあり、これを防止
するために複雑な機構の係止手段を設けていた。
また、引出等の開閉操作が軽快であるため、その
閉止終点および開放終点を感覚的に捉え難いとい
う問題があつた。
(考案の目的)
本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、引出等の開閉操作を行なう際に引
出等が終点位置に到達したことを手応えとして容
易に確認でき、しかもこの終点位置において所定
の抵抗が付与されて引出等を開放位置もしくは閉
鎖位置に安定して保持でき、これによつて引出等
の跳ね返りや自然開閉等を防止できる簡単な構造
の引出等の案内装置を提供するものである。
たものであり、引出等の開閉操作を行なう際に引
出等が終点位置に到達したことを手応えとして容
易に確認でき、しかもこの終点位置において所定
の抵抗が付与されて引出等を開放位置もしくは閉
鎖位置に安定して保持でき、これによつて引出等
の跳ね返りや自然開閉等を防止できる簡単な構造
の引出等の案内装置を提供するものである。
(考案の構成)
本考案に係る引出等の案内装置は、上下両側に
突縁部を備えたアウターレールおよびインナーレ
ールと、一定の規制された範囲内でスライドし得
るようにアウターレール内に配設されたリテーナ
とを備え、このリテーナの上下両側に回転自在に
保持された複数のボールを上記両レールの突縁部
間に転動自在に介在させることにより、インナー
レールをアウターレールの長手方向に進退自在に
保持させてなる引出等の案内装置において、上記
両レールの突縁部のうち少なくとも一方には上記
ボールの周面に当接し、引出等の開放位置および
閉鎖位置においてリテーナを拘束する突部が、上
記ボールが乗り越え得る程度の突出量で上記突縁
部を膨出させることによつて形成されたものであ
る。
突縁部を備えたアウターレールおよびインナーレ
ールと、一定の規制された範囲内でスライドし得
るようにアウターレール内に配設されたリテーナ
とを備え、このリテーナの上下両側に回転自在に
保持された複数のボールを上記両レールの突縁部
間に転動自在に介在させることにより、インナー
レールをアウターレールの長手方向に進退自在に
保持させてなる引出等の案内装置において、上記
両レールの突縁部のうち少なくとも一方には上記
ボールの周面に当接し、引出等の開放位置および
閉鎖位置においてリテーナを拘束する突部が、上
記ボールが乗り越え得る程度の突出量で上記突縁
部を膨出させることによつて形成されたものであ
る。
(実施例)
第1図において、1はアウターレール、2はイ
ンナーレール、3はリテーナ、4はボールであ
る。上記アウターレール1およびインナーレール
2は、基板10,20と、その上下両側に連設さ
れた一対の突縁部11,21とを備え断面コ字状
に形成されている。そして、アウターレール1の
突縁部11の内面およびインナーレール2の突縁
部21の外面が円弧状もしくはV字状に形成され
ることにより、上記ボール4を転動自在に保持す
るためのガイド溝12,22が形成されている。
また、アウターレール1の基板10には図外の引
出等に対する取付孔13が形成され、かつインナ
ーレール2の基板20には図外の机本体等に対す
る取付孔23が形成されている。
ンナーレール、3はリテーナ、4はボールであ
る。上記アウターレール1およびインナーレール
2は、基板10,20と、その上下両側に連設さ
れた一対の突縁部11,21とを備え断面コ字状
に形成されている。そして、アウターレール1の
突縁部11の内面およびインナーレール2の突縁
部21の外面が円弧状もしくはV字状に形成され
ることにより、上記ボール4を転動自在に保持す
るためのガイド溝12,22が形成されている。
また、アウターレール1の基板10には図外の引
出等に対する取付孔13が形成され、かつインナ
ーレール2の基板20には図外の机本体等に対す
る取付孔23が形成されている。
上記リテーナ3は、基板30と、その上下両側
に連設された一対のボール保持部31とを有し、
この上下のボール保持部31の基端部には上記イ
ンナーレール2の突縁部21が嵌入されるガイド
溝32がそれぞれ形成されている。そして、上記
ボール保持部31にはそれぞれ複数のボール4が
回転自在に保持され、このボール4を上記両レー
ル1,2のガイド溝12,22間に転動自在に介
在させることにより、リテーナ3がアウターレー
ル1内にスライド自在に配設され、かつこのリテ
ーナ3とインナーレール2とがスライド自在に係
合されている。
に連設された一対のボール保持部31とを有し、
この上下のボール保持部31の基端部には上記イ
ンナーレール2の突縁部21が嵌入されるガイド
溝32がそれぞれ形成されている。そして、上記
ボール保持部31にはそれぞれ複数のボール4が
回転自在に保持され、このボール4を上記両レー
ル1,2のガイド溝12,22間に転動自在に介
在させることにより、リテーナ3がアウターレー
ル1内にスライド自在に配設され、かつこのリテ
ーナ3とインナーレール2とがスライド自在に係
合されている。
上記アウターレール1の基板10の前端部(引
出等の押込方向側の端部)には突片14が上記リ
テーナ3の前端面に当接するように切り起こさ
れ、かつ突縁部11の後部所定位置には上記ボー
ル4が乗り越えることができない程度の突出量を
有する突部15が金型を用いたプレス加工等の手
段でガイド溝12内に突設され、この突片14お
よび突部15によつてアウターレール1に対する
リテーナ3のスライド範囲を一定に規制するよう
に構成されている。また、下方の突縁部11に
は、上記リテーナ3の移動範囲を規制する規制部
としての上記突片14および突部15の内方にお
ける近傍位置に上記ボール4の周面に当接して所
定の拘束力を発揮し、かつこのボール4が乗り越
え得る程度の突出量を有するリテーナ拘束用の突
部16,17が金型を用いたプレス加工等の手段
でガイド溝12内に突設されている。すなわち、
この突部16,17は、リテーナ3の移動範囲規
制用の上記突部15よりも突出量が小さく、リテ
ーナ3をスライドさせる方向に所定の押圧力を作
用させるとリテーナ3等が弾性変形してボール4
がこの突部16,17を乗り越え得るように形成
されている。
出等の押込方向側の端部)には突片14が上記リ
テーナ3の前端面に当接するように切り起こさ
れ、かつ突縁部11の後部所定位置には上記ボー
ル4が乗り越えることができない程度の突出量を
有する突部15が金型を用いたプレス加工等の手
段でガイド溝12内に突設され、この突片14お
よび突部15によつてアウターレール1に対する
リテーナ3のスライド範囲を一定に規制するよう
に構成されている。また、下方の突縁部11に
は、上記リテーナ3の移動範囲を規制する規制部
としての上記突片14および突部15の内方にお
ける近傍位置に上記ボール4の周面に当接して所
定の拘束力を発揮し、かつこのボール4が乗り越
え得る程度の突出量を有するリテーナ拘束用の突
部16,17が金型を用いたプレス加工等の手段
でガイド溝12内に突設されている。すなわち、
この突部16,17は、リテーナ3の移動範囲規
制用の上記突部15よりも突出量が小さく、リテ
ーナ3をスライドさせる方向に所定の押圧力を作
用させるとリテーナ3等が弾性変形してボール4
がこの突部16,17を乗り越え得るように形成
されている。
また、上記リテーナ3の基板30の後端部に
は、舌片33および段部34を備えたストツパ3
5が突設されている。このストツパ35は、その
上下両側に切欠36,36が形成されることによ
つてリテーナ3の厚み方向に弾性変形し得るよう
に構成されている。そして、上記インナーレール
2の基板20の後端部(引出等の引出方向側の端
部)には上記ストツパ35の段部34に対応する
突片24が切り起こされ、引出等の開放操作時に
この突片24が上記段部34に当接することによ
り、インナーレール2に対するリテーナ3のスラ
イド範囲を規制するように構成されている。
は、舌片33および段部34を備えたストツパ3
5が突設されている。このストツパ35は、その
上下両側に切欠36,36が形成されることによ
つてリテーナ3の厚み方向に弾性変形し得るよう
に構成されている。そして、上記インナーレール
2の基板20の後端部(引出等の引出方向側の端
部)には上記ストツパ35の段部34に対応する
突片24が切り起こされ、引出等の開放操作時に
この突片24が上記段部34に当接することによ
り、インナーレール2に対するリテーナ3のスラ
イド範囲を規制するように構成されている。
上記構成において、アウターレール1の上下の
ガイド溝12間にリテーナ3を装着した後、リテ
ーナ3のガイド溝32内にインナーレール2の突
縁部22を挿入することにより、アウターレール
1とインナーレール2とをボール4を介して相対
的にスライド自在に連結して案内装置を組立て
る。このようにして案内装置を組立てた後、ある
いは組立てる前に上記アウターレール1を引出等
に取付孔13を利用してビス等により取付けると
ともに、インナーレール2を机本体等に取付孔2
3を利用してビス等により取付けることにより、
第2図に示すようにこの案内装置を介して机本体
Aと引出Bとを連結する。
ガイド溝12間にリテーナ3を装着した後、リテ
ーナ3のガイド溝32内にインナーレール2の突
縁部22を挿入することにより、アウターレール
1とインナーレール2とをボール4を介して相対
的にスライド自在に連結して案内装置を組立て
る。このようにして案内装置を組立てた後、ある
いは組立てる前に上記アウターレール1を引出等
に取付孔13を利用してビス等により取付けると
ともに、インナーレール2を机本体等に取付孔2
3を利用してビス等により取付けることにより、
第2図に示すようにこの案内装置を介して机本体
Aと引出Bとを連結する。
上記組立状態において、引出Bを引出すと、ボ
ール4が転動しつつアウターレール1が後方に移
動し、第3図に示すようにアウターレール1の前
端部に設けた突部16がリテーナ3の最前部に位
置するボール4aの周面に当接する。この状態で
引出Bをさらに後方(矢印方向)に引張ると上記
ボール4aが突部16を乗り越えてアウターレー
ル1の前端部の突片14がリテーナ3の前端面に
当接するとともに、リテーナ3の後端に設けたス
トツパ35の段部34がインナーレール2の後端
の突片24に当接して係止されることにより、ア
ウターレール1のそれ以上の移動が阻止され、引
出Bが第4図に示す開放位置に到達する。この場
合、上記ボール4aがリテーナ拘束用の突部16
を乗り越えた状態でリテーナ3およびアウターレ
ール1が係止されているため、引出Bが上記開放
状態に安定して保持されることとなる。
ール4が転動しつつアウターレール1が後方に移
動し、第3図に示すようにアウターレール1の前
端部に設けた突部16がリテーナ3の最前部に位
置するボール4aの周面に当接する。この状態で
引出Bをさらに後方(矢印方向)に引張ると上記
ボール4aが突部16を乗り越えてアウターレー
ル1の前端部の突片14がリテーナ3の前端面に
当接するとともに、リテーナ3の後端に設けたス
トツパ35の段部34がインナーレール2の後端
の突片24に当接して係止されることにより、ア
ウターレール1のそれ以上の移動が阻止され、引
出Bが第4図に示す開放位置に到達する。この場
合、上記ボール4aがリテーナ拘束用の突部16
を乗り越えた状態でリテーナ3およびアウターレ
ール1が係止されているため、引出Bが上記開放
状態に安定して保持されることとなる。
このようにボール4の周面に当接する小さな突
部16をアウターレール1の突縁部11に設ける
ことにより、リテーナ3を拘束することができる
ため、従来のように別体に形成した係止用突片を
他方のレールに取付け、この係止用突片を他方の
レールに設けた係止孔に係合させる等の複雑な機
構を設ける必要はなく、簡単な構造で引出Bを所
定の開放位置に保持することができる。
部16をアウターレール1の突縁部11に設ける
ことにより、リテーナ3を拘束することができる
ため、従来のように別体に形成した係止用突片を
他方のレールに取付け、この係止用突片を他方の
レールに設けた係止孔に係合させる等の複雑な機
構を設ける必要はなく、簡単な構造で引出Bを所
定の開放位置に保持することができる。
また、上記引出Bの開放操作時にボール4aが
突部16を乗り越える際の手応えにより、引出B
が開放終点に到達したことを確認できるため、引
出Bを必要以上に引張つてアウターレール1およ
び引出Bが机本体Aから抜け落ちるという事態の
発生を防止することができる。
突部16を乗り越える際の手応えにより、引出B
が開放終点に到達したことを確認できるため、引
出Bを必要以上に引張つてアウターレール1およ
び引出Bが机本体Aから抜け落ちるという事態の
発生を防止することができる。
なお、必要に応じて引出Bを机本体Aから抜き
出す場合には、ストツパ35の舌片33をアウタ
ーレール1の基板10側に押圧することによつて
段部34とインナーレール2の突片14との係合
を離脱させた状態で、引出Bをさらに後方に引張
り、アウターレール1およびリテーナ3をインナ
ーレール2との連結状態を解除する。また、抜き
出した引出Bを机本体Aに装着するには、上記ア
ウターレール1に保持されたリテーナ3の案内溝
32をインナーレール2の突縁部11に臨ませた
状態で引出Bを押込むことにより、アウターレー
ル1およびリテーナ3とインナーレール2とを連
結させる。
出す場合には、ストツパ35の舌片33をアウタ
ーレール1の基板10側に押圧することによつて
段部34とインナーレール2の突片14との係合
を離脱させた状態で、引出Bをさらに後方に引張
り、アウターレール1およびリテーナ3をインナ
ーレール2との連結状態を解除する。また、抜き
出した引出Bを机本体Aに装着するには、上記ア
ウターレール1に保持されたリテーナ3の案内溝
32をインナーレール2の突縁部11に臨ませた
状態で引出Bを押込むことにより、アウターレー
ル1およびリテーナ3とインナーレール2とを連
結させる。
また、引出Bを机本体A内に押込むと、ボール
4が転動しつつアウターレール1が前方に移動
し、アウターレール1の後部に設けた突部17が
リテーナ3の最後部に位置するボール4bの周面
に当接する。この状態で引出Bをさらに押込むと
ボール4bが上記突部17を乗り越えてこの突部
16と、リテーナ3の移動範囲規制用の突部15
との間に位置することとなり、アウターレール1
のそれ以上の移動が阻止され、引出Bが第5図に
示す閉鎖位置に到達する。この閉鎖操作時におい
ても、上記ボール4bが突部17を乗り越える際
の手応えにより、引出Bが開放終点に到達したこ
とを確認できる。また、引出Bの閉鎖状態におい
てボール4bが突部16,17の間で拘束されて
リテーナ3およびアウターレール1が係止される
ため、引出Bの押込み時の跳ね返りや机の傾斜等
による引出Bの自然開放を阻止することができ
る。
4が転動しつつアウターレール1が前方に移動
し、アウターレール1の後部に設けた突部17が
リテーナ3の最後部に位置するボール4bの周面
に当接する。この状態で引出Bをさらに押込むと
ボール4bが上記突部17を乗り越えてこの突部
16と、リテーナ3の移動範囲規制用の突部15
との間に位置することとなり、アウターレール1
のそれ以上の移動が阻止され、引出Bが第5図に
示す閉鎖位置に到達する。この閉鎖操作時におい
ても、上記ボール4bが突部17を乗り越える際
の手応えにより、引出Bが開放終点に到達したこ
とを確認できる。また、引出Bの閉鎖状態におい
てボール4bが突部16,17の間で拘束されて
リテーナ3およびアウターレール1が係止される
ため、引出Bの押込み時の跳ね返りや机の傾斜等
による引出Bの自然開放を阻止することができ
る。
また、上記実施例では、アウターレール1の前
端部の突片14と、突縁部11の所定の位置に設
けた突部15とによりリテーナ3の移動範囲が規
制され、これによつて両レール1,2の相対的な
スライドストローク、すなわち引出Bの引出し量
が規制されるように構成されているため、この突
部15の位置を適宜変化させることによつて引出
Bの引出量を調節することができる。したがつ
て、レールの長さが共通な案内装置を各種の規格
の机等に適用でき、製作性が向上するとともに、
製作された案内装置の保管および搬送等において
便利であるという利点がある。
端部の突片14と、突縁部11の所定の位置に設
けた突部15とによりリテーナ3の移動範囲が規
制され、これによつて両レール1,2の相対的な
スライドストローク、すなわち引出Bの引出し量
が規制されるように構成されているため、この突
部15の位置を適宜変化させることによつて引出
Bの引出量を調節することができる。したがつ
て、レールの長さが共通な案内装置を各種の規格
の机等に適用でき、製作性が向上するとともに、
製作された案内装置の保管および搬送等において
便利であるという利点がある。
なお、アウターレール1に対するリテーナ3の
移動範囲を規制する係止部は上記実施例に示す突
片14および突部15に限られず、種々の変形が
可能であり、たとえばアウターレール1の基板1
0の前端部の突片14に代えて上記突部15と同
様の突部を突縁部11の前端部に設けてもよく、
また引出Bと机本体Aとの間で引出Bの最大押込
み位置を規制できるようにすれば、上記突部15
を省略することができる。
移動範囲を規制する係止部は上記実施例に示す突
片14および突部15に限られず、種々の変形が
可能であり、たとえばアウターレール1の基板1
0の前端部の突片14に代えて上記突部15と同
様の突部を突縁部11の前端部に設けてもよく、
また引出Bと机本体Aとの間で引出Bの最大押込
み位置を規制できるようにすれば、上記突部15
を省略することができる。
上記実施例ではアウターレール1の下方の突縁
部11にリテーナ拘束用の突部16,17を設け
ているが、上下の突縁部11の相対応する位置に
それぞれ突部16,17を設けてもよく、あるい
はこの突部16,17に代えてインナーレール2
の突縁部21に、上記ボール4の周面に当接して
所定の拘束力を発揮し、かつボール4が乗り越え
得る程度の突出量を有するリテーナ拘束用の突部
を設けた構造とすることもできる。
部11にリテーナ拘束用の突部16,17を設け
ているが、上下の突縁部11の相対応する位置に
それぞれ突部16,17を設けてもよく、あるい
はこの突部16,17に代えてインナーレール2
の突縁部21に、上記ボール4の周面に当接して
所定の拘束力を発揮し、かつボール4が乗り越え
得る程度の突出量を有するリテーナ拘束用の突部
を設けた構造とすることもできる。
また、上記実施例では引出Bの開放操作時の慣
性力等によつて引出Bが必要以上に抜出されるの
を確実に防止できるようにするため、リテーナ3
の後端部にアウターレール1の前端部の突片14
に対応する段部34を備えたストツパ35を設け
ているが、上記引出Bの開放状態においてアウタ
ーレール1に係止されたリテーナ3のボール4と
インナーレール2との間に作用する摩擦によつて
引出Bの抜け落ちを防止するように構成し、上記
ストツパ35を省略した構造としてもよい。ま
た、上記アウターレール1を机本体Aに取付けて
固定レールとして使用し、かつインナーレール2
を引出Bに取付けて可動レールとして使用するこ
とも可能である。
性力等によつて引出Bが必要以上に抜出されるの
を確実に防止できるようにするため、リテーナ3
の後端部にアウターレール1の前端部の突片14
に対応する段部34を備えたストツパ35を設け
ているが、上記引出Bの開放状態においてアウタ
ーレール1に係止されたリテーナ3のボール4と
インナーレール2との間に作用する摩擦によつて
引出Bの抜け落ちを防止するように構成し、上記
ストツパ35を省略した構造としてもよい。ま
た、上記アウターレール1を机本体Aに取付けて
固定レールとして使用し、かつインナーレール2
を引出Bに取付けて可動レールとして使用するこ
とも可能である。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によれば、アウター
レールもしくはインナーレールの突縁部に設けた
リテーナ拘束用の突部をリテーナのボールが乗り
越える際に手応えによつて引出等が開閉操作の終
点に到達したことを確認することができ、簡単な
構成で開放操作時に引出し等を引出し過ぎたり、
閉鎖操作時に押し込み量が不足して不完全な閉鎖
状態のまま放置されるという事態の発生を防止す
ることができる。また、上記リテーナ拘束用の突
部と、この突部を乗り越えた上記ボールとの間に
作用する抵抗によつてリテーナが係止され、これ
によつてアウターレールとインナーレールとの相
対的移動が阻止され、別個に形成した係止部材等
を取付けることなく簡単な構成で引出等を所定の
位置に係止することができ、引出等の押し込み時
の跳ね返りや机の傾斜等による引出の自然開閉を
阻止できるという利点がある。
レールもしくはインナーレールの突縁部に設けた
リテーナ拘束用の突部をリテーナのボールが乗り
越える際に手応えによつて引出等が開閉操作の終
点に到達したことを確認することができ、簡単な
構成で開放操作時に引出し等を引出し過ぎたり、
閉鎖操作時に押し込み量が不足して不完全な閉鎖
状態のまま放置されるという事態の発生を防止す
ることができる。また、上記リテーナ拘束用の突
部と、この突部を乗り越えた上記ボールとの間に
作用する抵抗によつてリテーナが係止され、これ
によつてアウターレールとインナーレールとの相
対的移動が阻止され、別個に形成した係止部材等
を取付けることなく簡単な構成で引出等を所定の
位置に係止することができ、引出等の押し込み時
の跳ね返りや机の傾斜等による引出の自然開閉を
阻止できるという利点がある。
第1図は本考案に係る案内装置の実施例を示す
分解斜視図、第2図は上記装置の組立状態を示す
断面図、第3図はその部分切欠正面図、第4図お
よび第5図は上記装置の作用を示す概略説明図で
ある。 1……アウターレール、2……インナーレー
ル、3……リテーナ、4……ボール、11,21
……突縁部、16,17……突部。
分解斜視図、第2図は上記装置の組立状態を示す
断面図、第3図はその部分切欠正面図、第4図お
よび第5図は上記装置の作用を示す概略説明図で
ある。 1……アウターレール、2……インナーレー
ル、3……リテーナ、4……ボール、11,21
……突縁部、16,17……突部。
Claims (1)
- 上下両側に突縁部を備えたアウターレールおよ
びインナーレールと、一定の規制された範囲内で
スライドし得るようにアウターレール内に配設さ
れたリテーナとを備え、このリテーナの上下両側
に回転自在に保持された複数のボールを上記両レ
ールの突縁部間に転動自在に介在させることによ
り、インナーレールをアウターレールの長手方向
に進退自在に保持させてなる引出等の案内装置に
おいて、上記両レールの突縁部のうち少なくとも
一方には上記ボールの周面に当接し、引出等の開
放位置および閉鎖位置においてリテーナを拘束す
る突部が、上記ボールが乗り越え得る程度の突出
量で上記突縁部を膨出させることによつて形成さ
れたことを特徴とする引出等の案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985022106U JPH0230990Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985022106U JPH0230990Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61139642U JPS61139642U (ja) | 1986-08-29 |
| JPH0230990Y2 true JPH0230990Y2 (ja) | 1990-08-21 |
Family
ID=30514104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985022106U Expired JPH0230990Y2 (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0230990Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085629Y2 (ja) * | 1992-05-25 | 1996-02-21 | 高橋金物株式会社 | 引出し装置 |
| DE102011115948B3 (de) * | 2011-10-12 | 2013-01-24 | Keiper Gmbh & Co. Kg | Längseinstellbarer Fahrzeugsitz |
| JP6689695B2 (ja) * | 2016-07-19 | 2020-04-28 | 日本アキュライド株式会社 | 抜き出し可能なスライドレール |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5528109U (ja) * | 1978-08-14 | 1980-02-23 |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP1985022106U patent/JPH0230990Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61139642U (ja) | 1986-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5868479A (en) | Drawer slide assembly | |
| US7802856B2 (en) | Drawer slide with push-latch device | |
| US6851774B2 (en) | Retaining structure for a track device for drawers | |
| US8496306B2 (en) | Opening mechanism of slide assembly | |
| JP2019180926A (ja) | 自動引き込み装置付きスライドレール | |
| EP2532272B1 (en) | Opening mechanism of slide assembly | |
| JPH0230990Y2 (ja) | ||
| JP4022109B2 (ja) | ロック解除機能付スライドレール | |
| JPS60215319A (ja) | 抽斗の開閉保持装置 | |
| JPH032008Y2 (ja) | ||
| JP3925887B2 (ja) | 抽斗の閉止装置 | |
| JPH081213B2 (ja) | 作動序列機構を具えた多段式スライドレール | |
| JP3470630B2 (ja) | 引出しの取付構造 | |
| JP2867587B2 (ja) | 引出し装置 | |
| JPH061840U (ja) | スライドレール装置 | |
| US4335491A (en) | Belt-lock for a safety belt | |
| JP3914444B2 (ja) | スライドレール | |
| JPH0127712Y2 (ja) | ||
| JPH0119877Y2 (ja) | ||
| JPH049403B2 (ja) | ||
| JPH0664542U (ja) | スライドレールのストッパ装置 | |
| JPS628764Y2 (ja) | ||
| JP3619510B2 (ja) | 飛び出し装置 | |
| JPH033220Y2 (ja) | ||
| JPH023633Y2 (ja) |