JPH023562B2 - - Google Patents
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- JPH023562B2 JPH023562B2 JP6228181A JP6228181A JPH023562B2 JP H023562 B2 JPH023562 B2 JP H023562B2 JP 6228181 A JP6228181 A JP 6228181A JP 6228181 A JP6228181 A JP 6228181A JP H023562 B2 JPH023562 B2 JP H023562B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
- H01Q19/10—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces
- H01Q19/12—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic using reflecting surfaces wherein the surfaces are concave
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
本発明は、小中容量マイクロ波多方向多重通信
用として好適な扇形ビームアンテナに関する。 小中容量マイクロ波多方向多重通信方式は、親
局に広角度の扇形ビームアンテナ(2GHz帯でビ
ーム幅Θ1/2=50゜)を設置して、サービスエリヤ
内に分散する数局の子局と均等に同時通信する方
式であつて、通信回線をより経済的に構成しうる
という利点をもつ。なお上記子局側には、一般マ
イクロ波多重通信用のペンシルビームアンテナが
使用される。 この通信方式において、親局に1個の広角度の
扇形ビームアンテナを使用するのは標準的なサー
ビスエリヤの場合であつて、サービスエリヤがさ
らに広くなると、広角度の扇形ビームアンテナと
複数個のペンシルビームアンテナとを組合せた
り、または広角度の扇形ビームアンテナを複数個
組合せることが行なわれる。しかるに前者では、
アンテナの総受風面積の増加にともなつてアンテ
ナ支持鉄塔の風圧荷重が増大するため、強固な鉄
塔が要求され、回線全体の経済性が損なわれる。
また後者では、合成指向性がサービスエリヤより
広くなり過ぎて不要方向に電波を放射することが
多く、そのため他回線との間に干渉妨害波の授受
が生じて通信の品位を低下させる虞れがある。 一方、サービスエリヤが標準より狭い場合に広
角度の扇形ビームアンテナを使用すると、上記し
た後者の場合と同様に、不要方向への放射波によ
り自、他回線の通信の品位に影響が生ずる。 かかる理由から上記方式を実施する場合には、
サービスエリヤに応じた単体または合成の指向性
が得られるようにアンテナを組合せる必要があ
り、かつアンテナの数は最小限にすべきである。 以上を考慮すると、個々のアンテナとしては、
ビームの立上りが急峻でF/B特性が良好である
とともに、任意角度のビーム幅を持つ扇形ビーム
を放射しうるものが好適である。 任意角度のビーム幅を持つ扇形ビームアンテナ
として比較的容易に実現できるものとしてレーダ
ー用アンテナがある。すなわち回転放物面反射鏡
を光軸(z軸)に並行な2つの平面で切断して、
z軸に直交する平面への投影面の形状が長方形ま
たは偏平楕円形をなすように構成した反射鏡を有
するアンテナ、あるいは同形状の放物筒面反射鏡
を用いたアンテナ、およびアレーアンテナがあ
る。しかるに前記2者は主ビーム指向性の立上り
が鈍く、かつ切欠部より反射鏡励振波のスピルオ
ーバー量が広角指向性に重畳されてF/B特性が
劣化するため、多方向多重通信用には利用できな
い。また、後者のアレーアンテナは希望する指向
性の整形は可能であるが、使用比帯域(使用周波
数帯域幅と中心周波数との比)が狭いため、本通
信目的のアンテナには向かない。 本発明の目的は、上記する不都合を伴なうこと
なくペンシルビームからビーム幅Θ1/2≒50゜のビ
ームまでの任意の必要ビーム幅の扇形ビームを得
ることができる。小中容量マイクロ波多方向多重
通信用として好適な扇形ビームアンテナを提供す
ることにある。 以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明
を詳細に説明する。本発明に係るアンテナの実施
例においては、原形の反射鏡として低サイドロー
ブ設計のアンテナに使用するf/D(焦点距離と
直径との比)=0.25の深形軸対称回転放物面反射
鏡(焦点が開口面上にある反射鏡)を使用してい
る。 第1図に示す上記深形反射鏡1は、マイクロ波
多重通信方式のペンシルビームアンテナ用として
多用されているものであつて、絞り加工、プレス
加工等で成形され、比較的低廉でかつ容易に入手
可能である。いま、座標系を第1図のようにと
り、焦点距離F0O(但し、F0は深形反射鏡1の焦
点、Oは深形反射鏡1の最深点)をf0で表わせ
ば、この反射鏡1の曲面の方程式は 4f0(z+f0)=x2+y2 ……(1) となる。そして、曲面構造からzが一定な平面に
よるこの反射鏡1の断面形状は円形であり、また
開口直径が(x軸方向の直径)=(y軸方
向の直径)であることから、x−z平面、y−z
平面と鏡面との交線2,3の長さは AOB=COD=L0 ……(2) である。 本発明に係る扇形ビームアンテナは、かかる構
成を有する原形の深形反射鏡1を下記する態様で
加圧変形してなる反射鏡を使用している。いま、
上記反射鏡1の開口周縁部に対し、x軸の一端お
よび他端方向から焦点F0に向かう均等な圧力を
各々加えると、上記反射鏡1が偏平球殻と見做さ
れ、かつその周辺部が完全自由ではないことか
ら、第2図に示すような変形された反射鏡4が形
成される。この反射鏡4は、zが一定の平面(図
では、F0を通る平面をとつた)との交線が、
A′B′(<AB)を短軸、C′D′(>CD)を長軸とす
る楕円形5をなす。しかして実際の開口面は、
A′,B′点が持ち上げられてA″,B″点の位置
(A′A″=B′B″)に、また加圧方向と直交するy
軸方向のC′,D′点が引き下げられ、C″,D″点の
位置(C′C″=D′D″)にくる。そしてA″,B″,
C″及びD″点を含む面の形状は円筒面となる。す
なわち、これら各点を第2図のx−z平面に投影
すると、第5図に示す如く円になるので、A″,
B″,C″及びD″点は円筒上に存在し、円筒面を形
成する。 上記反射鏡4において、A″B″,C″D″を各
x′軸、y′軸とすれば、x′−z平面およびy′−z平
面とこの反射鏡の曲面との交線6および7の各長
さA″OB″=L1およびC″OD″=L2には変化がない。
すなわち、 L1=L2≡L0(常数) ……(3) である。いま、x′軸とz軸との交点をFy、y′軸と
z軸との交点をFxとすれば、 =fx [ここで、fxは、加圧変形された反射鏡4のy−
z平面の放物線すなわちA″、O及びB″点を通る
放物線の焦点距離] =fy [ここで、fyは、加圧変形された反射鏡4のx−
z平面の放物線すなわちC″、O及びD″点を通る
放物線の焦点距離] である。そして、上記反射鏡4の曲面の方程式
は、 4(z+f0)=x2/fx+y2/fy ……(4) [ここで、f0は加圧変形される前の反射鏡1の焦
点距離] で表わされる。 上記(4)式で定められる形状は双放物線とでもい
うべき曲面であつて、この曲面をz軸を含む平面
で表わした場合x軸よりy軸に角度θだけ回転し
た形で表わされる。新座標系をξ、ηとすると、
上記(4)式は、 4(z+f0)=(ξcosθ+ηsinθ)2/fx+
(ξsinθ+ηcosθ)2/fy……(4′) で表わされる。 η=0のz−ξ平面でみると、 4(z+f0)=ξ2cos2θ/fx+ξ2sin2θ/fy =(cos2θ/fx+sin2θ/fy)ξ2……
(4″) となり、放物線である。 一方、上記(4)式において、y=0のとき 4fx(z+f0)=x2 ……(5) また、yが一定(=C)のとき 4fx(z+f0−C2/fy)=x2 ……(6) となりC2/fyは常数であるから、(6)式は(5)式を
C2/fyだけz軸の正側に平行移動した曲線であ
る。すなわち、x′−z平面に平行な各平面と上記
曲面との交線は、各々等しい焦点距離fx((5)、(6)
式のfxは(4)式のyをO又はC(常数)とした場合
であり、(4)式におけるfxと同じ)を有する全く同
じ放物線となる。また、y′−z平面に平行な各平
面と上記曲面との交線は、いずれも焦点距離fyの
全く同じ放物線となる。それ故、アンテナの反射
鏡として使用する場合にこの性質を利用すれば背
面補強枠の設計が容易であり、またテンプレート
(ゲージ板)をx軸またはy軸方向に平行移動す
ることによつて鏡面精度の測定も容易に行なうこ
とができる。 上記反射鏡4は、その最短焦点距離に位置する
Fx点(=fx)に適切な照度分布を有する一
次ホーン(図示せず)を配置することによつて、
扇形ビームアンテナとして作用する。すなわち、
y′=Oの場合、x′−z平面でみると、一次ホーン
は正規の位置にあり、放物面によるペンシルビー
ムとなる。従つて、上記一次ホーンで上記反射鏡
4を励振すると、x′−z平面内の主ビーム指向性
は、加圧変形前の反射鏡に比べて大きな変化はな
い。これに対し、y′=C(常数)の場合、上述と
同様にペンシルビームとなるが、位相のづれた分
だけ利得が低下する。 また、y′−z平面内の主ビーム指向性は、ビー
ム軸の偏位はないものの、ビーム幅は急激にブロ
ードとなる。その理由を次に述べるが、簡単のた
めに、x−z平面の放物線(第2図においてA″,
O,B″点を通る放物線)とy−z平面の放物線
(第2図においてC″,O,D″点を通る放物線)に
ついて説明する。まず、焦点Fxより出た電波は、
第6図に示すようにx−z平面内ではz軸に平行
な方向に進行する。一方、y−z平面において
は、Fy点を焦点とした場合にz軸に平行な方向
に進行するような曲面となつているため、第7図
に示すように電波の発射点がFy点よりも反射鏡
4側(図中において左側)にある場合には、電波
の主進行方向はスネルの法則によりz軸とは平行
にならず、拡がりを持つこととなる。なお、上述
したx−z平面おびy−z平面以外における主ビ
ーム指向性については角度〓(第8図参照)が0゜
の方向では大きな変化はないが、角度〓が90゜の
方向では大きな変化が生じる。 第3図は、第2図の座標を第8図に示す如き極
座表で表わした場合に〓=90゜で観測点(Θ,〓)
が角度Θの変化につれてz軸よりy軸に向うもの
の指向性を示しており、開口面直径3.0mφ(焦点
距離f0=750mm)の深形反射鏡を原形の反射鏡と
して使つた本発明によるアンテナの、2GHz帯に
おけるfx,fyの変化に対する各主ビーム指向性を
示す。なお同図中に示す各指向性8〜13について
の曲面構造の諸元は、下記の第1表に示すとおり
である。
用として好適な扇形ビームアンテナに関する。 小中容量マイクロ波多方向多重通信方式は、親
局に広角度の扇形ビームアンテナ(2GHz帯でビ
ーム幅Θ1/2=50゜)を設置して、サービスエリヤ
内に分散する数局の子局と均等に同時通信する方
式であつて、通信回線をより経済的に構成しうる
という利点をもつ。なお上記子局側には、一般マ
イクロ波多重通信用のペンシルビームアンテナが
使用される。 この通信方式において、親局に1個の広角度の
扇形ビームアンテナを使用するのは標準的なサー
ビスエリヤの場合であつて、サービスエリヤがさ
らに広くなると、広角度の扇形ビームアンテナと
複数個のペンシルビームアンテナとを組合せた
り、または広角度の扇形ビームアンテナを複数個
組合せることが行なわれる。しかるに前者では、
アンテナの総受風面積の増加にともなつてアンテ
ナ支持鉄塔の風圧荷重が増大するため、強固な鉄
塔が要求され、回線全体の経済性が損なわれる。
また後者では、合成指向性がサービスエリヤより
広くなり過ぎて不要方向に電波を放射することが
多く、そのため他回線との間に干渉妨害波の授受
が生じて通信の品位を低下させる虞れがある。 一方、サービスエリヤが標準より狭い場合に広
角度の扇形ビームアンテナを使用すると、上記し
た後者の場合と同様に、不要方向への放射波によ
り自、他回線の通信の品位に影響が生ずる。 かかる理由から上記方式を実施する場合には、
サービスエリヤに応じた単体または合成の指向性
が得られるようにアンテナを組合せる必要があ
り、かつアンテナの数は最小限にすべきである。 以上を考慮すると、個々のアンテナとしては、
ビームの立上りが急峻でF/B特性が良好である
とともに、任意角度のビーム幅を持つ扇形ビーム
を放射しうるものが好適である。 任意角度のビーム幅を持つ扇形ビームアンテナ
として比較的容易に実現できるものとしてレーダ
ー用アンテナがある。すなわち回転放物面反射鏡
を光軸(z軸)に並行な2つの平面で切断して、
z軸に直交する平面への投影面の形状が長方形ま
たは偏平楕円形をなすように構成した反射鏡を有
するアンテナ、あるいは同形状の放物筒面反射鏡
を用いたアンテナ、およびアレーアンテナがあ
る。しかるに前記2者は主ビーム指向性の立上り
が鈍く、かつ切欠部より反射鏡励振波のスピルオ
ーバー量が広角指向性に重畳されてF/B特性が
劣化するため、多方向多重通信用には利用できな
い。また、後者のアレーアンテナは希望する指向
性の整形は可能であるが、使用比帯域(使用周波
数帯域幅と中心周波数との比)が狭いため、本通
信目的のアンテナには向かない。 本発明の目的は、上記する不都合を伴なうこと
なくペンシルビームからビーム幅Θ1/2≒50゜のビ
ームまでの任意の必要ビーム幅の扇形ビームを得
ることができる。小中容量マイクロ波多方向多重
通信用として好適な扇形ビームアンテナを提供す
ることにある。 以下、図面に示す実施例を参照しながら本発明
を詳細に説明する。本発明に係るアンテナの実施
例においては、原形の反射鏡として低サイドロー
ブ設計のアンテナに使用するf/D(焦点距離と
直径との比)=0.25の深形軸対称回転放物面反射
鏡(焦点が開口面上にある反射鏡)を使用してい
る。 第1図に示す上記深形反射鏡1は、マイクロ波
多重通信方式のペンシルビームアンテナ用として
多用されているものであつて、絞り加工、プレス
加工等で成形され、比較的低廉でかつ容易に入手
可能である。いま、座標系を第1図のようにと
り、焦点距離F0O(但し、F0は深形反射鏡1の焦
点、Oは深形反射鏡1の最深点)をf0で表わせ
ば、この反射鏡1の曲面の方程式は 4f0(z+f0)=x2+y2 ……(1) となる。そして、曲面構造からzが一定な平面に
よるこの反射鏡1の断面形状は円形であり、また
開口直径が(x軸方向の直径)=(y軸方
向の直径)であることから、x−z平面、y−z
平面と鏡面との交線2,3の長さは AOB=COD=L0 ……(2) である。 本発明に係る扇形ビームアンテナは、かかる構
成を有する原形の深形反射鏡1を下記する態様で
加圧変形してなる反射鏡を使用している。いま、
上記反射鏡1の開口周縁部に対し、x軸の一端お
よび他端方向から焦点F0に向かう均等な圧力を
各々加えると、上記反射鏡1が偏平球殻と見做さ
れ、かつその周辺部が完全自由ではないことか
ら、第2図に示すような変形された反射鏡4が形
成される。この反射鏡4は、zが一定の平面(図
では、F0を通る平面をとつた)との交線が、
A′B′(<AB)を短軸、C′D′(>CD)を長軸とす
る楕円形5をなす。しかして実際の開口面は、
A′,B′点が持ち上げられてA″,B″点の位置
(A′A″=B′B″)に、また加圧方向と直交するy
軸方向のC′,D′点が引き下げられ、C″,D″点の
位置(C′C″=D′D″)にくる。そしてA″,B″,
C″及びD″点を含む面の形状は円筒面となる。す
なわち、これら各点を第2図のx−z平面に投影
すると、第5図に示す如く円になるので、A″,
B″,C″及びD″点は円筒上に存在し、円筒面を形
成する。 上記反射鏡4において、A″B″,C″D″を各
x′軸、y′軸とすれば、x′−z平面およびy′−z平
面とこの反射鏡の曲面との交線6および7の各長
さA″OB″=L1およびC″OD″=L2には変化がない。
すなわち、 L1=L2≡L0(常数) ……(3) である。いま、x′軸とz軸との交点をFy、y′軸と
z軸との交点をFxとすれば、 =fx [ここで、fxは、加圧変形された反射鏡4のy−
z平面の放物線すなわちA″、O及びB″点を通る
放物線の焦点距離] =fy [ここで、fyは、加圧変形された反射鏡4のx−
z平面の放物線すなわちC″、O及びD″点を通る
放物線の焦点距離] である。そして、上記反射鏡4の曲面の方程式
は、 4(z+f0)=x2/fx+y2/fy ……(4) [ここで、f0は加圧変形される前の反射鏡1の焦
点距離] で表わされる。 上記(4)式で定められる形状は双放物線とでもい
うべき曲面であつて、この曲面をz軸を含む平面
で表わした場合x軸よりy軸に角度θだけ回転し
た形で表わされる。新座標系をξ、ηとすると、
上記(4)式は、 4(z+f0)=(ξcosθ+ηsinθ)2/fx+
(ξsinθ+ηcosθ)2/fy……(4′) で表わされる。 η=0のz−ξ平面でみると、 4(z+f0)=ξ2cos2θ/fx+ξ2sin2θ/fy =(cos2θ/fx+sin2θ/fy)ξ2……
(4″) となり、放物線である。 一方、上記(4)式において、y=0のとき 4fx(z+f0)=x2 ……(5) また、yが一定(=C)のとき 4fx(z+f0−C2/fy)=x2 ……(6) となりC2/fyは常数であるから、(6)式は(5)式を
C2/fyだけz軸の正側に平行移動した曲線であ
る。すなわち、x′−z平面に平行な各平面と上記
曲面との交線は、各々等しい焦点距離fx((5)、(6)
式のfxは(4)式のyをO又はC(常数)とした場合
であり、(4)式におけるfxと同じ)を有する全く同
じ放物線となる。また、y′−z平面に平行な各平
面と上記曲面との交線は、いずれも焦点距離fyの
全く同じ放物線となる。それ故、アンテナの反射
鏡として使用する場合にこの性質を利用すれば背
面補強枠の設計が容易であり、またテンプレート
(ゲージ板)をx軸またはy軸方向に平行移動す
ることによつて鏡面精度の測定も容易に行なうこ
とができる。 上記反射鏡4は、その最短焦点距離に位置する
Fx点(=fx)に適切な照度分布を有する一
次ホーン(図示せず)を配置することによつて、
扇形ビームアンテナとして作用する。すなわち、
y′=Oの場合、x′−z平面でみると、一次ホーン
は正規の位置にあり、放物面によるペンシルビー
ムとなる。従つて、上記一次ホーンで上記反射鏡
4を励振すると、x′−z平面内の主ビーム指向性
は、加圧変形前の反射鏡に比べて大きな変化はな
い。これに対し、y′=C(常数)の場合、上述と
同様にペンシルビームとなるが、位相のづれた分
だけ利得が低下する。 また、y′−z平面内の主ビーム指向性は、ビー
ム軸の偏位はないものの、ビーム幅は急激にブロ
ードとなる。その理由を次に述べるが、簡単のた
めに、x−z平面の放物線(第2図においてA″,
O,B″点を通る放物線)とy−z平面の放物線
(第2図においてC″,O,D″点を通る放物線)に
ついて説明する。まず、焦点Fxより出た電波は、
第6図に示すようにx−z平面内ではz軸に平行
な方向に進行する。一方、y−z平面において
は、Fy点を焦点とした場合にz軸に平行な方向
に進行するような曲面となつているため、第7図
に示すように電波の発射点がFy点よりも反射鏡
4側(図中において左側)にある場合には、電波
の主進行方向はスネルの法則によりz軸とは平行
にならず、拡がりを持つこととなる。なお、上述
したx−z平面おびy−z平面以外における主ビ
ーム指向性については角度〓(第8図参照)が0゜
の方向では大きな変化はないが、角度〓が90゜の
方向では大きな変化が生じる。 第3図は、第2図の座標を第8図に示す如き極
座表で表わした場合に〓=90゜で観測点(Θ,〓)
が角度Θの変化につれてz軸よりy軸に向うもの
の指向性を示しており、開口面直径3.0mφ(焦点
距離f0=750mm)の深形反射鏡を原形の反射鏡と
して使つた本発明によるアンテナの、2GHz帯に
おけるfx,fyの変化に対する各主ビーム指向性を
示す。なお同図中に示す各指向性8〜13について
の曲面構造の諸元は、下記の第1表に示すとおり
である。
【表】
このアンテナにおける利得とビーム幅は、回線
設計の要求により決められ、これに基づき原形と
なる深形反射鏡1の大きさ、および変形量を容易
に算出することができる。たとえば、第4図(諸
条件は第3図の場合と同じ)の指向性曲線14〜18
に示すように利得一定の条件下でビーム幅を変え
たい場合には、下記第2表に示す諸元に基づいて
設計すればよい。
設計の要求により決められ、これに基づき原形と
なる深形反射鏡1の大きさ、および変形量を容易
に算出することができる。たとえば、第4図(諸
条件は第3図の場合と同じ)の指向性曲線14〜18
に示すように利得一定の条件下でビーム幅を変え
たい場合には、下記第2表に示す諸元に基づいて
設計すればよい。
【表】
かくして得られた扇形ビームアンテナは、ビー
ムの先端が平坦で、かつビームの立上りは相当す
る利得のペンシルビームアンテナと同等で急峻で
ある。また第2図に示したごとく、反射鏡の開口
面最低部(第2図にC″点およびD″点)の位置と
励振用一次ホーンの開口面が一致しているので、
そのF/B特性は低サイドローブ設計のアンテナ
と同等で良好である。 以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発
明は既述の実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基いて各種の変形および変更
が可能である。 例えば、既述の実施例では、深形反射鏡を用い
るようにしたが、浅形反射鏡(f/D<0.25であ
り、焦点が開口面の外側にある反射鏡)を用いて
もx−z平面内とy−z平面内の焦点距離が異な
る放物線を形成することができるので、この浅形
反射鏡の場合にも本発明を適用可能である。ただ
し、小中容量マイクロ波多方向多重通信用として
最適なのは深形反射鏡を用いる場合であり、浅形
反射鏡を用いた場合にはF/B特性が少し劣るこ
ととなるが、実用上大きな支障はない。 ところで、第2図に示した曲面反射鏡に対し、
励振用一次ホーンを最長の焦点距離となるFyの
位置に配設した場合でも、ほゞ同様の結果が得ら
れる。しかしながら、この場合には上記一次ホー
ンの開口面が反射鏡4の最低開口部C″,D″より
も上方に位置することになるので、すなわち浅形
反射鏡によるアンテナと同等の構成となるので、
該一次ホーンから励振波のスピルオーバー量が広
角度指向性に重畳され、F/B特性が劣ることに
なる。 また、上記反射鏡4は、プレレス加工などによ
つて形成することを可能であるが、経済性、設計
の容易さなどを考慮した場合、上記実施例に示し
たように原形の反射鏡1を押圧変形させて形成し
た方がはるかに有利である。 上記するように本発明に係る扇形ビームアンテ
ナは、主ビーム指向性の先端が平坦でかつビーム
の立上りが急峻な扇形ビームを得ることができ、
しかもF/B特性が良好である。また、前記最短
焦点距離fyを適切に選択することにより、任意角
度のビーム幅を得ることができる。したがつて、
単体または広角度の扇形ビームアンテナと組合せ
て使用することによつてマイクロ波多方向多重信
回線を高品位、高効率、かつ、より経済的に構成
することができる。
ムの先端が平坦で、かつビームの立上りは相当す
る利得のペンシルビームアンテナと同等で急峻で
ある。また第2図に示したごとく、反射鏡の開口
面最低部(第2図にC″点およびD″点)の位置と
励振用一次ホーンの開口面が一致しているので、
そのF/B特性は低サイドローブ設計のアンテナ
と同等で良好である。 以上、本発明の一実施例に付き述べたが、本発
明は既述の実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基いて各種の変形および変更
が可能である。 例えば、既述の実施例では、深形反射鏡を用い
るようにしたが、浅形反射鏡(f/D<0.25であ
り、焦点が開口面の外側にある反射鏡)を用いて
もx−z平面内とy−z平面内の焦点距離が異な
る放物線を形成することができるので、この浅形
反射鏡の場合にも本発明を適用可能である。ただ
し、小中容量マイクロ波多方向多重通信用として
最適なのは深形反射鏡を用いる場合であり、浅形
反射鏡を用いた場合にはF/B特性が少し劣るこ
ととなるが、実用上大きな支障はない。 ところで、第2図に示した曲面反射鏡に対し、
励振用一次ホーンを最長の焦点距離となるFyの
位置に配設した場合でも、ほゞ同様の結果が得ら
れる。しかしながら、この場合には上記一次ホー
ンの開口面が反射鏡4の最低開口部C″,D″より
も上方に位置することになるので、すなわち浅形
反射鏡によるアンテナと同等の構成となるので、
該一次ホーンから励振波のスピルオーバー量が広
角度指向性に重畳され、F/B特性が劣ることに
なる。 また、上記反射鏡4は、プレレス加工などによ
つて形成することを可能であるが、経済性、設計
の容易さなどを考慮した場合、上記実施例に示し
たように原形の反射鏡1を押圧変形させて形成し
た方がはるかに有利である。 上記するように本発明に係る扇形ビームアンテ
ナは、主ビーム指向性の先端が平坦でかつビーム
の立上りが急峻な扇形ビームを得ることができ、
しかもF/B特性が良好である。また、前記最短
焦点距離fyを適切に選択することにより、任意角
度のビーム幅を得ることができる。したがつて、
単体または広角度の扇形ビームアンテナと組合せ
て使用することによつてマイクロ波多方向多重信
回線を高品位、高効率、かつ、より経済的に構成
することができる。
第1図は深形の軸対称回転放物面反射鏡を示し
た斜視図、第2図は第1図に示した反射鏡を押圧
変形させて構成した本発明のアンテナに用いる反
射鏡の斜視図、第3図は第2図に示した反射鏡の
最短焦点距離および最長焦点距離を変化させた場
合における本発明アンテナの主ビーム指向性の変
化を示した特性図、第4図は利得一定の条件下で
反射鏡のサイズを変化させた場合における本発明
のアンテナの主ビーム指向性を示す特性図、第5
図はx−z平面上におけるA″,B″,C″及びD″点
の投影点を示す図、第6図及び第7図は焦点Fx
から発せられた電波の進行方向を示す図、第8図
は極座標系を示す図である。 1…原形の軸対称回転放物面反射鏡、4…反射
鏡、Fx,Fy…焦点。
た斜視図、第2図は第1図に示した反射鏡を押圧
変形させて構成した本発明のアンテナに用いる反
射鏡の斜視図、第3図は第2図に示した反射鏡の
最短焦点距離および最長焦点距離を変化させた場
合における本発明アンテナの主ビーム指向性の変
化を示した特性図、第4図は利得一定の条件下で
反射鏡のサイズを変化させた場合における本発明
のアンテナの主ビーム指向性を示す特性図、第5
図はx−z平面上におけるA″,B″,C″及びD″点
の投影点を示す図、第6図及び第7図は焦点Fx
から発せられた電波の進行方向を示す図、第8図
は極座標系を示す図である。 1…原形の軸対称回転放物面反射鏡、4…反射
鏡、Fx,Fy…焦点。
Claims (1)
- 1 z軸を回転中心としかつx−y平面内に開口
部を有する軸対称回転放物面反射鏡の開口部周縁
を、上記周縁に沿つて互いに180゜異なる個所から
上記開口部の直径方向に均等な押圧力を作用させ
ることにより、上記反射鏡の横断面形状を楕円形
に成形すると共に、この反射鏡の曲面とx−z平
面およびy−z平面との各々の交線が、焦点距離
が異なる放物線となるように成形し、上記反射鏡
の2つの焦点のうち最短焦点位置に一次放射器を
配置してなる扇形ビームアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228181A JPS57176807A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Sectoral beam antenna |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228181A JPS57176807A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Sectoral beam antenna |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57176807A JPS57176807A (en) | 1982-10-30 |
| JPH023562B2 true JPH023562B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=13195589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228181A Granted JPS57176807A (en) | 1981-04-24 | 1981-04-24 | Sectoral beam antenna |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57176807A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2629643B1 (fr) * | 1988-03-29 | 1991-01-04 | Kiffer Jean Claude | Capteur d'ondes electromagnetiques a reflecteur sensiblement parabolique |
| JP2596119B2 (ja) * | 1989-03-14 | 1997-04-02 | 国際電信電話株式会社 | 成形ビーム反射鏡アンテナ装置 |
| FR2724059B1 (fr) * | 1994-08-31 | 1997-01-03 | Telediffusion Fse | Reflecteur d'antenne pour plusieurs faisceaux de telecommunications |
-
1981
- 1981-04-24 JP JP6228181A patent/JPS57176807A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57176807A (en) | 1982-10-30 |
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