JPH0236320B2 - Haisuishorihoho - Google Patents

Haisuishorihoho

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JPH0236320B2
JPH0236320B2 JP2880086A JP2880086A JPH0236320B2 JP H0236320 B2 JPH0236320 B2 JP H0236320B2 JP 2880086 A JP2880086 A JP 2880086A JP 2880086 A JP2880086 A JP 2880086A JP H0236320 B2 JPH0236320 B2 JP H0236320B2
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JP
Japan
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glycerin
wastewater
treatment
bacteria
activated sludge
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JP2880086A
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Kyoshi Yoshizawa
Osamu Suzuki
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Toho Aen KK
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Toho Aen KK
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は廃水の処理方法に関し、更に詳細に
は、特に動植物油を原料として用いる食品工場、
又は油脂を取扱つたり排出する食品処理場ないし
油脂処理工場、又は油脂関連化成品処理工場等か
ら、排出される特にグリセリン含有量の高い廃水
から、グリセリン及びBOD、CODを除去ないし
は低減させる方法に関する。 したがつて本発明は、廃水処理の技術分野のみ
でなく、動植物油を大量に取扱う各種の食品の技
術分野、石けんその他油脂関連化成品の技術分野
において、非常に重要な働きをなすものである。 (従来の技術) 動植物油より脂肪酸を得る際に大量のグリセリ
ンが廃水に混入し、そのまま放流したのでは河川
の高栄養化を起して河川は汚染されてしまう。ま
た、このような廃水を活性汚泥法によつて処理し
ようとしても、大量のグリセリンのために活性汚
泥が充分にその活性を発揮することができず、結
局、活性汚泥法によつても充分な処理はできな
い。 微生物処理を試みても、大半の微生物はグリセ
リンを資化するどころか、高濃度のグリセリンに
よつて微生物自体の生育が阻害されてしまう。こ
のように、微生物のうち、酵母、特にサツカロミ
セス属酵母がグリセリンを資化することは従来未
知のことであり、ましてや、グリセリン含有廃水
処理のために工業的に使用できることにいたつて
は、その示唆すら知られていないのが現状であ
る。 (発明の開示) このような技術の現状に鑑み、本発明者等は、
高グリセリン含有廃液の工業的処理方法につい
て、化学、生物学、物理学の各方面から検討した
結果、従来は成功に到らなかつたものの、結局、
微生物処理が最も可能性が高いという知見を得
た。 そこで本発明者らはグリセリンを含有し且つ、
高濃度のBODを含む廃水について、悪条件下で
も、これらグリセリン及びBODを分解資化し得
る菌を求めて鋭意検索したところ
Saccharomyces cerevisiae var.ellipsoideusの
変異株を分離することに成功したのである。そし
て、この新知見を基礎にしてスクリーニングした
結果、他のサツカロミセス属酵母にもすぐれたも
のがあることを発見し、そして更に研究を続け、
遂に本発明の完成に到つたのである。 ここに分離された菌株は実質的に
Saccharomyces cerevisiae var.ellipsoideusの
菌学的性質を有し、グリセリンを資化し廃水中の
BODを除去あるいは低減し得る新しい変異株で
ある。 この変異株はSaccharomyces cerevisiae var.
ellipsoideus YS−1と名づけられ、微工研に
FERMP No.4498として寄託されている。 この変異株は、グリセリン資化性以外は実質的
にSaccharomyces cerevisiae var.ellipsoideus
の菌学的性質を有しており、その諸性質はThe
Yeasts.a taxonomic study 2nd edition(J.
Lodder著1970)562,596頁に記載される如くで
あるが、その概要は次の通りである。 増殖は多極出芽による、細胞は一般に楕円形、
偽菌糸を形成、4ケの子のう胞子形成。皮膜形成
せず、硝酸塩資化−、arbutin分解−の諸性質を
示す。糖類資化(発酵)性は次のとおりである。 galucose+(+) lactose−(−) galactose+(+) raffinose+(++) sucrose+(+) arabinose+ maltose+(+) 次に脂肪酸製造廃水(BOD:24000ppm、
COD:18000ppm、グリセリン:8900ppm、PH
5.0)に本菌株、及びその対照として、
Hansenula anomala Y−1、Kluyveromyces
sp.KL−5、Hansenula anomala AM−6を用
いて各菌数107ケ/mlあて接種し、30℃で40時間
培養した。その結果は次の表に示される。
【表】 上記結果からも明らかなように、本菌が極めて
有効的にグリセリンを資化しBODを低下させた
ことが分る。 本発明は、上記したサツカロミセス・セレビシ
エーバル エリプソイデユウス YS−1
FERM−P No.4498(以下、「YS−1」菌という
場合もある)のほか、サツカロミセスに属する各
菌が適宜使用され、その例としては例えば次のも
のが挙げられる:Saccharomyces bayanus IFO
2027;S.bisporus ATCC 8381;S.chevalieri
NRRL Y−1547;S.rosei IFO 1180;S.rouxii
IFO 0846;S.uvarum NRRL Y−1005。 本発明における廃水処理は、グリセリン含有廃
水そのもの、その希釈液、あるいは濾過、遠心分
離、化学的処理等の前処理を行つたものに、サツ
カロミセス属菌を接種して行う。サツカロミセス
属菌は、純粋培養して得た菌体、菌体を分離する
ことなく種菌から大量培養して得た培養物を使用
してもよいし、実際に廃水処理を行つて大量増殖
した菌体を返送して使用してもよい。接種量は菌
体106〜107ケ/ml程度がよいが、培養時間の長短
によつて接種量は変更される。培養条件は20〜35
℃程度が好ましいが、20℃以下でも長時間培養す
れば廃水処理は可能である。培養は撹拌通気等、
好気的に行なわれる。本発明の処理において、必
要とあらば酵母の栄養剤としてリン源又は窒素源
たとえば尿素等を添加してもよい。 本発明によつて処理された廃水は、そのまま河
川に放流することができるが、これを更に、従来
より行われている下水、汚水処理で再度処理する
ことも可能である。 例えば、本発明菌体によつて処理されたグリセ
リン含有廃水は、そのままもしくはCODの低減
された廃水等を適宜混合した後、活性汚泥槽に送
りこまれ、より有効にCODを除去される。この
際、廃水中に多量存在する菌体は分離してもよい
が、サツカロミセス属菌はビール酵母、パン酵母
等として食品工業において多用されているもので
あるので安全且つ無害であり、したがつてこれら
の菌体は特に分離除去する必要はなく、直接、そ
のまま活性汚泥槽に送り込んでも何ら差支えない
し、またその方が廃水処理操作上からも便利であ
る。しかも活性汚泥処理槽に送り込まれた酵母は
活性汚泥の栄養源となつて汚泥の活性が高めら
れ、構造体からの汚泥の剥離もなく活性汚泥処理
にきわめて好都合となり、有利である。 活性汚泥処理槽としては普通に使用されてい
る、ラグーン、散水濾床などのようなものでも広
く使用できるが、使用に便利なのはハニカム等の
構造体に活性汚泥を付着させたタイプの活性汚泥
処理槽である。 活性汚泥処理は菌体を含有させたまま散気管に
よつて通気しながら固定床に付着した活性汚泥帯
を循環させて行なわれる。 この処理によつて処理廃水のCOD6000ppm(酵
母菌体を含む)が20〜50ppm(微生物の自然沈降
後)程度にまで低減される。この際、自然沈降を
待たずに凝集剤による凝集沈澱や遠心分離機によ
る遠心分離等によつて強制的に微生物を分離して
もよいのは当然のことである。 凝集剤による凝集沈澱の処理方法としては常法
が適宜使用でき、例えば塩化第二鉄、ポリ塩化ア
ルミニウムおよびポリアクリルアミドの併用によ
る凝集沈澱法が有効である。 この凝集沈澱法では菌体を含有した処理廃水を
撹拌しながら塩化第二鉄を添加する。この添加に
よりPHは減少するので苛性ソーダ等のアルカリ液
によつてPHを6.5〜7.5、好ましくは7.0に調節す
る。このPHは巨大フロツク生成のための必要条件
である。鉄イオンの増加によりCOD残量は減少
する、しかし多量の添加は経済的ではなく、また
鉄イオンの処理液残留を来すので好ましくない。
好適には第二鉄イオンで100〜300ppmの濃度分の
添加が必要である。 上記PH調節のもとでポリ塩化アルミニウムを10
%液で廃水1m3当り200〜300ml程度添加し、更に
ポリアクリルアミドを10ppm程度追加してフロツ
クの巨大化を行なわせる。生成されたフロツクの
定速沈降速度は大きく5〜6m/時であり、凝集
沈澱によるフロツク分離除去は十分に可能であ
る。得られた沈澱は濾過によつて容易に分離され
る。廃水の最終COD、BODは共に5〜30ppmと
なり、そのまま放流できるようになる。 サツカロミセス属菌は単用してもよいが、必要
に応じて各種の菌を同種内で又は異種間で併用し
てもよい。併用の場合には、各菌の混合培養物を
予じめ調整しておくと便利である。 (発明の効果) 以上詳述したように、本発明は、従来処理する
ことが困難であつたグリセリン含有廃水を、YS
−1菌をはじめとするグリセリン資化性サツカロ
ミセス属菌で処理することにより、はじめて工業
的に且つ大量に処理することを可能にしたもので
あつて、廃水処理、特に食品工場の廃水処理にお
いて極めて顕著な貢献をなすものである。 しかもこのようにして処理された廃水は、従来
より広く用いられている活性汚泥を破壊したりす
ることがないので、引続き、通常使用されている
活性汚泥槽に導いて直接処理することができ、グ
リセリン含有廃水のCOD及びBODを約5〜
30ppm程度にまで容易に低減することができる、
換言すればほとんど完全に近いレベルにまで低減
することができるという著効が得られる。 したがつて、本発明は、廃水、特に脂肪酸関連
製品製造廃水の処理に益するところきわめて大な
るものがある。 またSaccharomyces属菌は、その大半が食用
に供せられるものであつて、毒性の心配が全くな
いために、増殖菌体は動物や家禽の飼料ないし魚
の餌料等にも利用することができ、きわめて有益
である。 次に本発明の試験例及び実施例を示す。 試験例 1 グリセリン含有廃水(COD18000ppm.PH5.0)
50mlを500ml坂口フラスコに入れた。 一方、Saccharomyces cerevisiae var.
ellipsoideus YS−1 FERM−P No.4498を
MY培地50mlに一白金耳づつ接種し、30℃で20時
間振盪培養し、培養終了後菌体を遠心分離し、更
に生理食塩水を用いて洗滌し、接種用菌体とし
た。この菌体を菌数107ケ/mlになるように、前
記フラスコに接種し、30℃で40時間振盪処理し
た。処理前と処理後のCOD(ppm)、グリセリン、
全N(ppm)、全P(ppm)を測定し除去率(%)
を算定した。その結果は次の表に示される。
【表】 試験例 2 試験例1と処理条件を同様に行ない、下記の各
菌株を菌数107ケ/ml接種し30℃で40時間振盪処
理を行ない処理後のPH、BOD除去率(%)菌数
を測定した。 1 Saccharomyces cerevisiae var.
ellipsoideus YS−1、FERM−P No.4498 2 Hansenula anomala Y−1 FERM−P
No.3594 3 Kluyveromyces sp.KL−5 FERM−P
No.3970 4 Harsenula anomala AM−6 その結果は次の表に示される。
【表】 上表からも明らかなように、本菌が他の菌に比
較して卓越したBOD除去能を示すことがわかる。 試験例 3 MY培地 グルコース 10g 酵母エキス 3g 麦芽エキス 3g ペプトン 5g 水 1000ml 上記MY培地においてグルコースの代りにグリ
セリン(1%)を用い、この培地をPH4.5に調整
したものを500ml坂口フラスコに100ml入れ、
Saccharomyces cerevisiae var.ellipsoideus YS
−1 FERM−P No.4498を107ケ/ml接種し、
30℃で40時間振盪処理し、処理後のPH、COD、
グリセリン、菌数を測定した。 その結果は次の表に示した。
【表】 実施例 1 グリセリン含有廃水1.5を処理槽に入れ、こ
れにSaccharomyces cerevisiae var.
ellipsoideus YS−1、FERM−P No.4498を107
ケ/mlとなるように接種して培養後、30℃で通気
撹拌しながら滞留時間48時間になるように廃水を
連続的に送液し処理を行なつた。 20日間の連続処理でBODを平均75%除去し、
CODは平均71%除去し、グリセリンは90%から
95%の除去率を示し、安定して処理水が得られ
た。また引続き、活性汚泥処理槽において滞留時
間48〜72時間で通気処理し、処理された廃水は自
然沈降によつて汚泥と分離した。 上澄液は放流されるが20日間の連続処理で処理
水のCOD及びBODは10〜25ppmであつた。 実施例 2 実施例1において、YS−1菌の代りにサツカ
ロミセス・ウバルムNRRL Y−1005を用いて同
様にグリセリン含有廃水を処理して、河川放流可
能な処理水を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サツカロミセス属に属するグリセリン資化性
    酵母をグリセリン含有廃水に添加し、グリセリン
    を資化せしめることを特徴とするグリセリン含有
    廃水の処理方法。
JP2880086A 1986-02-14 1986-02-14 Haisuishorihoho Expired - Lifetime JPH0236320B2 (ja)

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JPS62186998A JPS62186998A (ja) 1987-08-15
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CN103969303B (zh) * 2014-05-15 2017-05-03 四川农业大学 胶原纤维负载酿酒酵母作为生物传感器识别元件快速测定bod的方法

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