JPH023817Y2 - - Google Patents
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- JPH023817Y2 JPH023817Y2 JP1984175942U JP17594284U JPH023817Y2 JP H023817 Y2 JPH023817 Y2 JP H023817Y2 JP 1984175942 U JP1984175942 U JP 1984175942U JP 17594284 U JP17594284 U JP 17594284U JP H023817 Y2 JPH023817 Y2 JP H023817Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- paint
- piston
- mesh
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
(産業上の利用分野)
この考案はコンプレツサを装備しない電磁石型
の塗装機に係り、その目的は、塗料の種類、すな
わち油性、水性を問うことなく両者とも良好に噴
霧可能とし、その塗装効果を向上させることにあ
る。 この考案においてメツシユとは小さな網をい
い、メツシユの開き目とは一のメツシユの通孔部
分をいう。 (従来の技術) 塗装機としては例えば実開昭54−73358号に開
示のものがある。 この塗装機は第5図示する如く、本体a内のソ
レノイドコイルbにアマチユアcを連結し、この
アマチユアcの下端部をピストンdに当接してな
る。 前記アマチユアcはグリツプeに突設されたス
イツチfを押し、上記コイルbに交流電圧が印加
されることにより揺動運動する。 ピストンdはアマチユアcに押圧されてシリン
ダgに貫装支持されたシリンダgとピストンdと
に弾設されたバネhによりアマチユアcと共動し
て上記シリンダg内で往復動作可能である。 シリンダgの先方には弁作用をするバルブコー
ンiが設けられ、一方、シリンダgの下部には液
体塗料が収容された容器jに連通する吸入管kと
排出管が設けられている。 吸入管kの先端部には濾過用のフイルタ機構m
が設けられている。 この塗装機はピストンdが後退位置に移動した
ときにはバルブコーンiが弁作用によりシリンダ
gの軸線方向での先端開口部分を閉塞し、これに
伴うシリンダg内での負圧作用によつて容器j内
の液体塗料をフイルタ機構mを経由して吸入口k
を介して前記シリンダg内に吸引するとともにピ
ストンdが前進位置に移動したときにはシリンダ
g内の正圧作用によりバルブコーンiを開放し、
ノズルnから塗料が吐出される。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、ピストンdとシリンダgとは上記負
圧、正圧作用と密接な関係にあるためピストンd
とシリンダgとは一定の間〓を介在して係合して
おり、このため特に水性塗料のように機械的性質
の弱い粒子のものを使用した場合には、上記間〓
に侵入した塗料がピストンdとシリンダgとの摩
擦による塗料中のエマルシヨン破壊によりガム化
し(以下ガムアツプ現象という)目詰りし、次第
に塗料の吸引・吐出効果を阻害し、ついにはピス
トンdとシリンダgとが固着し、動作不能の自体
が発生するという欠点があつた。 この欠点を解消すべく、容器j内の液体塗料を
濾過するためのフイルタ機構mが設けられている
が、従来のフイルタ機構mはメツシユの開き目の
一辺の長さが230μmを超えるという粗いものであ
るため、塗料内の大きな固型物がフイルタ機構m
を通過してピストンdとシリンダgの間で上記ガ
ムアツプ現象を起こしていた。 従来、このガムアツプ現象を防ぐには容器内に
水またはシンナーを入れてこれを噴霧することに
より、シリンダgとピストンdとの間に溜まつた
塗料粒子を除去する方法しかなくその作業が煩雑
であつた。 また、塗料内のフイルタ網目と略同じ大きさの
固型物はフイルタ機構mの網目をスムーズに通過
することができないため、前記シリンダg内への
塗料の吸入の際にフイルタmの網目に引つ掛かる
ことが往々にしてある。 この網目に引つ掛かる固型物の量が増えると、
次第に網目が閉塞されていき、シリンダg内に塗
料が吸入されにくくなる。 そこで、定期的にフイルタ機構mの網目に付着
した固型物を除去すること必要となつてくるが、
第5図示のフイルタ機構mは吸入管kに溶着等さ
れており、かつこのフイルタ機構mは蓋の設けら
れていない構造である。 従つて、このフイルタ機構mの付着固型物を洗
浄すべく、フイルタ機構mの内部から外方に向か
つて水等を吐出する際に、前記吸入管kの開口か
ら水等を流さなければならず、この吸入管kは小
径でありその作業が困難で時間のかかるものとな
つていた。 しかも、フイルタ網目を細かくすればする程塗
料の吸い上げ効率が落ちると共に網目が詰まつた
場合の清掃もより困難となり、余り細かい網目の
フイルタを採用することは困難であつた。 (問題点を解決するための手段) この考案者らは以上の様な事情に照らし鋭意研
究を重ねた結果、塗料は製造工程において当初予
想された粒子より大きな粒子となることがあり、
かつ容器等に何回も移し変える際及び塗装機内で
塗料が上乾きすることにより大きな固型物を生
じ、この大きな固型物がガムアツプ現象と密接な
関係を有することを発見しこの考案を完成した。 この考案は、ピストンを駆動手段によりシリン
ダ内で往復運動させ、ピストンの上記運動によつ
てシリンダ内に液体塗料を吸引してノズルから噴
霧する塗装機において、シリンダの前部下側には
前記液体塗料を収納する容器に連通する吸入口
を、またシリンダの後部下側には前記液体塗料の
残液を帰還収納する前記容器に連通する排出口を
各々形成するとともに、前記容器内に前記吸入口
に連通する吸入管と、前記排出口に連通する排出
管と、前記吸入管が引抜自在に挿入される蓋と、
この蓋の円周方向に嵌着子が不連続に設けられこ
の嵌着子がフイルタ本体に嵌着されてフイルタ本
体と蓋が一体化され、かつこのフイルタ本体は骨
とメツシユとからなり、このメツシユの開き目の
一辺の長さが76μm乃至230μmであることを特徴
とする塗装機を提供することにより前述の問題点
を解決するものである。 (実施例) 以下、第1図乃至第4図に基づいてこの考案の
一実施例について詳説する。 第1図にはこの考案に係る塗装機の全体を部分
断面で示し、第2図乃至第4図にはこの考案の特
徴部分の一つであるフイルタ本体を示している。 第1図に示すように、塗装機は本体1に収納し
た電磁石となるソレノイドコイル2にアマチユア
3を連結し、このアマチユア3の先端部3aはピ
ストン6の後端部6aに当接されている。 このアマチユア3の先端部は本体1と一体に伸
長垂下したグリツプ1aにスイツチ1bを突設し
て、このスイツチ1bを押して上記コイル2に交
流電圧を印加することにより揺動運動する。 ソレノイドコイル2からの交流電圧が印加され
たアマチユア3は前後に揺動し、これによつてピ
ストン6の後端部6aが押圧される。 ハウジング1cは本体1と一体に、且つグリツ
プ1aと略直交方向に伸長する。シリンダ4は合
成樹脂製の外筒5に内装され、外筒5はビス(図
示せず)にて本体1に螺着固定される。 ピストン6はアマチユア3に押圧されてシリン
ダ4に貫装支持されシリンダ4とピストン6との
間にバネ7を弾設することによりピストン6はバ
ネ7の弾性作用でアマチユア3と共動して上記シ
リンダ4内で往復動作可能である。 蓋体1dは本体1に一体に成型され、液体塗料
を収納する容器8を螺着吊設するとともに上記シ
リンダ4から容器8へ連絡する吸入口9と排出口
10とが形成される。 ハウジング1cの自由端部に弁作用をするバル
ブコーン11を仲介してノズル(図示せず)を螺
着することにより上記ソレノイドコイル2とバネ
7とによる上記アマチユア3とピストン6との往
復運動によつて容器8から塗料がシリンダ4内に
吸引され、ノズルから噴霧される。 この塗装機の動作は従来と同様であり、ピスト
ン6が後退位置に移動したときにはバルブコーン
11が弁作用によりシリンダ4の軸線方向での先
端開口部分を閉塞し、これに伴うシリンダ4内で
の負圧作用によつて容器8内の液体塗料をフイル
タ本体12を経由して吸入口9を介して上記シリ
ンダ4内に吸引するとともにピストン6が前進位
置に移動したときにはシリンダ4内の正圧作用に
よりバルブコーン11を開放し、ノズルから塗料
が吐出され、上記動作が普通毎分数千回の速度で
繰り返えされることにより塗装作業が行われるも
のである。 第2図乃至第4図において、12はフイルタ機
構、13は吸入管、14は排出管、15は蓋、1
6はフイルタ本体である。 吸入管13はシリンダ4の前部下側に液体塗料
を収納する容器8に連通する吸入口9に連通す
る。排出管14はシリンダの後部下側に液体塗料
の残液を帰還収納する容器8に連通する排出口1
0に連通する。 蓋15は吸入管13に取外し自在に具設する。 蓋15には円周方向に不連続な嵌着子15aを
有しフイルタ本体16に嵌着する。 フイルタ本体16は骨16aとメツシユ16b
とからなり上部が開口し、側部と底部とにはメツ
シユ16bが着設されている。 メツシユの開き目の一辺の長さは76μm乃至
230μmが好的に採用できる。 この様な構成からなるこの実施例に係る塗装機
の作動を以下に説明する。 ピストン6が後退移動したときにピストン6が
シリンダ4下部の吸入口9を開放するため、予め
フイルタ本体12のメツシユ16bを通してフイ
ルタ本体12内に存在する塗料が吸入管13及び
吸入口9を通つてシリンダ4内に導入される。 次いでピストン6が前進移動して前記塗料をバ
ルブコーン11の弁作用によりノズル(図示して
いない)から噴霧される。 ところで、塗料の吸引・吐出残液がピストン6
の往復運動に伴つてピストン6とシリンダ4との
間〓に侵入するがメツシユ16bの開き目が小さ
いので大きな粒子に成長したものはメツシユ16
bを通過しないからピストン6とシリンダ4との
摩擦によるエマルシヨン破壊が生ぜず良好な塗装
状態を維持できる。 塗装作業を重ねるとメツシユ16bに大きな塗
料粒子がメツシユ16bの外側に付着し、やがて
吐出量が低下する。 この際には容器8の螺着部8aを取り外し、次
いで吸入管13を蓋体1dから引き抜き、その後
蓋15をフイルタ本体16から取り外し、フイル
タ本体16内から外方に向かつて水等を吐出すれ
ばメツシユ16bに目詰りした大きな塗料粒子を
除去できる。 さらに吸入管13は蓋15に引抜自在とされて
いるので、吸入管13を蓋15から引き抜いてこ
の吸入管13と蓋15とを各々独立して洗浄する
こともできる。 この考案においてメツシユ16bの開き目の一
辺の長さを76μm乃至230μmとしたのは、230μm
よりも大きいと大きな塗料粒子がシリンダ4内に
入りエマルシヨン破壊が生じ結果塗料がガム化す
るからであり、一方76μmよりも小さいとそれ程
大きくない塗料粒子までもがフイルタのメツシユ
16bの開き目に詰まり、吐出量の低下を招くば
かりでなくたびたびフイルタ本体16の掃除をし
なければならないという弊害が生ずるからであ
る。 (考案の効果) 以上説明した如く、この考案に係る塗装機は、
ピストンを駆動手段によりシリンダ内で往復運動
させ、ピストンの上記運動によつてシリンダ内に
液体塗料を吸引してノズルから噴霧する塗装機に
おいて、シリンダの前部下側には前記液体塗料を
収納する容器に連通する吸入口を、またシリンダ
の後部下側には前記液体塗料の残液を帰還収納す
る前記容器に連通する排出口を各々形成するとと
もに、前記容器内に前記吸入口に連通する吸入管
と、前記排出口に連通する排出管と、前記吸入管
とが引抜自在に挿入される蓋と、この蓋の円周方
向に嵌着子が不連続に設けられこの嵌着子がフイ
ルタ本体に嵌着されてフイルタ本体と蓋が一体化
され、かつこのフイルタ本体は骨とメツシユとか
らなり、このメツシユの開き目の一辺の長さが
76μm乃至230μmであることを特徴とする塗装機
であるので以下の効果を奏する。 フイルタのメツシユの開き目を76μm乃至
230μmとしたからシリンダ内でガムアツプ現象を
生じる様な大きな塗料粒子をフイルタ本体で濾す
ことができ、したがつて良好な大きさの塗料粒子
のみをシリンダ内に供給することができ、前記ピ
ストンの運動効果と併せより有効にガムアツプ現
象が防がれる。 これに加え、不要にフイルタ本体のメツシユの
開き目が小さくないのでフイルタ本体をたびたび
掃除する必要がない。 フイルタ本体のメツシユの外面に付着した固型
物を必要に応じ掃除する場合でも、蓋はその円周
方向に不連続に形成された嵌着子によつてフイル
タ本体から容易に取外せるので、フイルタ本体の
大きく開いた開口から水等を直接吐出することが
でき、従つてフイルタ本体のメツシユを容易にか
つ洗い残しなく掃除できる。 以下実施例、比較例及び試験例を示すことによ
り一層この考案の効果を明らかものとする。 実施例1乃至3、比較例1乃至3 第1表に示すメツシユの開き目の一辺の長さの
フイルタを用いて5分間塗装した。 試験例 実施例及び比較例の結果を第2表に示す。第2
表中、ガムアツプ現象とはガムアツプ現象を生ず
るまでの時間(単位分)を示し、吐出量とは塗料
の噴霧量(全噴霧量を噴霧時間で除した値、単位
分当り)を示し、目詰りとはフイルタの目詰りの
有無及び目詰りまでの時間(単位分)を示す。
の塗装機に係り、その目的は、塗料の種類、すな
わち油性、水性を問うことなく両者とも良好に噴
霧可能とし、その塗装効果を向上させることにあ
る。 この考案においてメツシユとは小さな網をい
い、メツシユの開き目とは一のメツシユの通孔部
分をいう。 (従来の技術) 塗装機としては例えば実開昭54−73358号に開
示のものがある。 この塗装機は第5図示する如く、本体a内のソ
レノイドコイルbにアマチユアcを連結し、この
アマチユアcの下端部をピストンdに当接してな
る。 前記アマチユアcはグリツプeに突設されたス
イツチfを押し、上記コイルbに交流電圧が印加
されることにより揺動運動する。 ピストンdはアマチユアcに押圧されてシリン
ダgに貫装支持されたシリンダgとピストンdと
に弾設されたバネhによりアマチユアcと共動し
て上記シリンダg内で往復動作可能である。 シリンダgの先方には弁作用をするバルブコー
ンiが設けられ、一方、シリンダgの下部には液
体塗料が収容された容器jに連通する吸入管kと
排出管が設けられている。 吸入管kの先端部には濾過用のフイルタ機構m
が設けられている。 この塗装機はピストンdが後退位置に移動した
ときにはバルブコーンiが弁作用によりシリンダ
gの軸線方向での先端開口部分を閉塞し、これに
伴うシリンダg内での負圧作用によつて容器j内
の液体塗料をフイルタ機構mを経由して吸入口k
を介して前記シリンダg内に吸引するとともにピ
ストンdが前進位置に移動したときにはシリンダ
g内の正圧作用によりバルブコーンiを開放し、
ノズルnから塗料が吐出される。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、ピストンdとシリンダgとは上記負
圧、正圧作用と密接な関係にあるためピストンd
とシリンダgとは一定の間〓を介在して係合して
おり、このため特に水性塗料のように機械的性質
の弱い粒子のものを使用した場合には、上記間〓
に侵入した塗料がピストンdとシリンダgとの摩
擦による塗料中のエマルシヨン破壊によりガム化
し(以下ガムアツプ現象という)目詰りし、次第
に塗料の吸引・吐出効果を阻害し、ついにはピス
トンdとシリンダgとが固着し、動作不能の自体
が発生するという欠点があつた。 この欠点を解消すべく、容器j内の液体塗料を
濾過するためのフイルタ機構mが設けられている
が、従来のフイルタ機構mはメツシユの開き目の
一辺の長さが230μmを超えるという粗いものであ
るため、塗料内の大きな固型物がフイルタ機構m
を通過してピストンdとシリンダgの間で上記ガ
ムアツプ現象を起こしていた。 従来、このガムアツプ現象を防ぐには容器内に
水またはシンナーを入れてこれを噴霧することに
より、シリンダgとピストンdとの間に溜まつた
塗料粒子を除去する方法しかなくその作業が煩雑
であつた。 また、塗料内のフイルタ網目と略同じ大きさの
固型物はフイルタ機構mの網目をスムーズに通過
することができないため、前記シリンダg内への
塗料の吸入の際にフイルタmの網目に引つ掛かる
ことが往々にしてある。 この網目に引つ掛かる固型物の量が増えると、
次第に網目が閉塞されていき、シリンダg内に塗
料が吸入されにくくなる。 そこで、定期的にフイルタ機構mの網目に付着
した固型物を除去すること必要となつてくるが、
第5図示のフイルタ機構mは吸入管kに溶着等さ
れており、かつこのフイルタ機構mは蓋の設けら
れていない構造である。 従つて、このフイルタ機構mの付着固型物を洗
浄すべく、フイルタ機構mの内部から外方に向か
つて水等を吐出する際に、前記吸入管kの開口か
ら水等を流さなければならず、この吸入管kは小
径でありその作業が困難で時間のかかるものとな
つていた。 しかも、フイルタ網目を細かくすればする程塗
料の吸い上げ効率が落ちると共に網目が詰まつた
場合の清掃もより困難となり、余り細かい網目の
フイルタを採用することは困難であつた。 (問題点を解決するための手段) この考案者らは以上の様な事情に照らし鋭意研
究を重ねた結果、塗料は製造工程において当初予
想された粒子より大きな粒子となることがあり、
かつ容器等に何回も移し変える際及び塗装機内で
塗料が上乾きすることにより大きな固型物を生
じ、この大きな固型物がガムアツプ現象と密接な
関係を有することを発見しこの考案を完成した。 この考案は、ピストンを駆動手段によりシリン
ダ内で往復運動させ、ピストンの上記運動によつ
てシリンダ内に液体塗料を吸引してノズルから噴
霧する塗装機において、シリンダの前部下側には
前記液体塗料を収納する容器に連通する吸入口
を、またシリンダの後部下側には前記液体塗料の
残液を帰還収納する前記容器に連通する排出口を
各々形成するとともに、前記容器内に前記吸入口
に連通する吸入管と、前記排出口に連通する排出
管と、前記吸入管が引抜自在に挿入される蓋と、
この蓋の円周方向に嵌着子が不連続に設けられこ
の嵌着子がフイルタ本体に嵌着されてフイルタ本
体と蓋が一体化され、かつこのフイルタ本体は骨
とメツシユとからなり、このメツシユの開き目の
一辺の長さが76μm乃至230μmであることを特徴
とする塗装機を提供することにより前述の問題点
を解決するものである。 (実施例) 以下、第1図乃至第4図に基づいてこの考案の
一実施例について詳説する。 第1図にはこの考案に係る塗装機の全体を部分
断面で示し、第2図乃至第4図にはこの考案の特
徴部分の一つであるフイルタ本体を示している。 第1図に示すように、塗装機は本体1に収納し
た電磁石となるソレノイドコイル2にアマチユア
3を連結し、このアマチユア3の先端部3aはピ
ストン6の後端部6aに当接されている。 このアマチユア3の先端部は本体1と一体に伸
長垂下したグリツプ1aにスイツチ1bを突設し
て、このスイツチ1bを押して上記コイル2に交
流電圧を印加することにより揺動運動する。 ソレノイドコイル2からの交流電圧が印加され
たアマチユア3は前後に揺動し、これによつてピ
ストン6の後端部6aが押圧される。 ハウジング1cは本体1と一体に、且つグリツ
プ1aと略直交方向に伸長する。シリンダ4は合
成樹脂製の外筒5に内装され、外筒5はビス(図
示せず)にて本体1に螺着固定される。 ピストン6はアマチユア3に押圧されてシリン
ダ4に貫装支持されシリンダ4とピストン6との
間にバネ7を弾設することによりピストン6はバ
ネ7の弾性作用でアマチユア3と共動して上記シ
リンダ4内で往復動作可能である。 蓋体1dは本体1に一体に成型され、液体塗料
を収納する容器8を螺着吊設するとともに上記シ
リンダ4から容器8へ連絡する吸入口9と排出口
10とが形成される。 ハウジング1cの自由端部に弁作用をするバル
ブコーン11を仲介してノズル(図示せず)を螺
着することにより上記ソレノイドコイル2とバネ
7とによる上記アマチユア3とピストン6との往
復運動によつて容器8から塗料がシリンダ4内に
吸引され、ノズルから噴霧される。 この塗装機の動作は従来と同様であり、ピスト
ン6が後退位置に移動したときにはバルブコーン
11が弁作用によりシリンダ4の軸線方向での先
端開口部分を閉塞し、これに伴うシリンダ4内で
の負圧作用によつて容器8内の液体塗料をフイル
タ本体12を経由して吸入口9を介して上記シリ
ンダ4内に吸引するとともにピストン6が前進位
置に移動したときにはシリンダ4内の正圧作用に
よりバルブコーン11を開放し、ノズルから塗料
が吐出され、上記動作が普通毎分数千回の速度で
繰り返えされることにより塗装作業が行われるも
のである。 第2図乃至第4図において、12はフイルタ機
構、13は吸入管、14は排出管、15は蓋、1
6はフイルタ本体である。 吸入管13はシリンダ4の前部下側に液体塗料
を収納する容器8に連通する吸入口9に連通す
る。排出管14はシリンダの後部下側に液体塗料
の残液を帰還収納する容器8に連通する排出口1
0に連通する。 蓋15は吸入管13に取外し自在に具設する。 蓋15には円周方向に不連続な嵌着子15aを
有しフイルタ本体16に嵌着する。 フイルタ本体16は骨16aとメツシユ16b
とからなり上部が開口し、側部と底部とにはメツ
シユ16bが着設されている。 メツシユの開き目の一辺の長さは76μm乃至
230μmが好的に採用できる。 この様な構成からなるこの実施例に係る塗装機
の作動を以下に説明する。 ピストン6が後退移動したときにピストン6が
シリンダ4下部の吸入口9を開放するため、予め
フイルタ本体12のメツシユ16bを通してフイ
ルタ本体12内に存在する塗料が吸入管13及び
吸入口9を通つてシリンダ4内に導入される。 次いでピストン6が前進移動して前記塗料をバ
ルブコーン11の弁作用によりノズル(図示して
いない)から噴霧される。 ところで、塗料の吸引・吐出残液がピストン6
の往復運動に伴つてピストン6とシリンダ4との
間〓に侵入するがメツシユ16bの開き目が小さ
いので大きな粒子に成長したものはメツシユ16
bを通過しないからピストン6とシリンダ4との
摩擦によるエマルシヨン破壊が生ぜず良好な塗装
状態を維持できる。 塗装作業を重ねるとメツシユ16bに大きな塗
料粒子がメツシユ16bの外側に付着し、やがて
吐出量が低下する。 この際には容器8の螺着部8aを取り外し、次
いで吸入管13を蓋体1dから引き抜き、その後
蓋15をフイルタ本体16から取り外し、フイル
タ本体16内から外方に向かつて水等を吐出すれ
ばメツシユ16bに目詰りした大きな塗料粒子を
除去できる。 さらに吸入管13は蓋15に引抜自在とされて
いるので、吸入管13を蓋15から引き抜いてこ
の吸入管13と蓋15とを各々独立して洗浄する
こともできる。 この考案においてメツシユ16bの開き目の一
辺の長さを76μm乃至230μmとしたのは、230μm
よりも大きいと大きな塗料粒子がシリンダ4内に
入りエマルシヨン破壊が生じ結果塗料がガム化す
るからであり、一方76μmよりも小さいとそれ程
大きくない塗料粒子までもがフイルタのメツシユ
16bの開き目に詰まり、吐出量の低下を招くば
かりでなくたびたびフイルタ本体16の掃除をし
なければならないという弊害が生ずるからであ
る。 (考案の効果) 以上説明した如く、この考案に係る塗装機は、
ピストンを駆動手段によりシリンダ内で往復運動
させ、ピストンの上記運動によつてシリンダ内に
液体塗料を吸引してノズルから噴霧する塗装機に
おいて、シリンダの前部下側には前記液体塗料を
収納する容器に連通する吸入口を、またシリンダ
の後部下側には前記液体塗料の残液を帰還収納す
る前記容器に連通する排出口を各々形成するとと
もに、前記容器内に前記吸入口に連通する吸入管
と、前記排出口に連通する排出管と、前記吸入管
とが引抜自在に挿入される蓋と、この蓋の円周方
向に嵌着子が不連続に設けられこの嵌着子がフイ
ルタ本体に嵌着されてフイルタ本体と蓋が一体化
され、かつこのフイルタ本体は骨とメツシユとか
らなり、このメツシユの開き目の一辺の長さが
76μm乃至230μmであることを特徴とする塗装機
であるので以下の効果を奏する。 フイルタのメツシユの開き目を76μm乃至
230μmとしたからシリンダ内でガムアツプ現象を
生じる様な大きな塗料粒子をフイルタ本体で濾す
ことができ、したがつて良好な大きさの塗料粒子
のみをシリンダ内に供給することができ、前記ピ
ストンの運動効果と併せより有効にガムアツプ現
象が防がれる。 これに加え、不要にフイルタ本体のメツシユの
開き目が小さくないのでフイルタ本体をたびたび
掃除する必要がない。 フイルタ本体のメツシユの外面に付着した固型
物を必要に応じ掃除する場合でも、蓋はその円周
方向に不連続に形成された嵌着子によつてフイル
タ本体から容易に取外せるので、フイルタ本体の
大きく開いた開口から水等を直接吐出することが
でき、従つてフイルタ本体のメツシユを容易にか
つ洗い残しなく掃除できる。 以下実施例、比較例及び試験例を示すことによ
り一層この考案の効果を明らかものとする。 実施例1乃至3、比較例1乃至3 第1表に示すメツシユの開き目の一辺の長さの
フイルタを用いて5分間塗装した。 試験例 実施例及び比較例の結果を第2表に示す。第2
表中、ガムアツプ現象とはガムアツプ現象を生ず
るまでの時間(単位分)を示し、吐出量とは塗料
の噴霧量(全噴霧量を噴霧時間で除した値、単位
分当り)を示し、目詰りとはフイルタの目詰りの
有無及び目詰りまでの時間(単位分)を示す。
【表】
【表】
以上の結果からもこの考案が優れた効果を持つ
ことがわかる。
ことがわかる。
第1図はこの考案に係る塗装機の部分断面図、
第2図はこの考案に係る塗装機のフイルタ機構の
側面図、第3図は同底面図、第4図は同縦断面
図、第5図は従来の塗装機の部分断面図である。 1……本体、3……アマチユア、4……シリン
ダ、6……ピストン、8……容器、9……吸入
口、10……排出口、12……フイルタ機構、1
3……吸入管、14……排出管、15……蓋、1
5a……嵌着子、16……フイルタ本体、16a
……骨、16b……メツシユ。
第2図はこの考案に係る塗装機のフイルタ機構の
側面図、第3図は同底面図、第4図は同縦断面
図、第5図は従来の塗装機の部分断面図である。 1……本体、3……アマチユア、4……シリン
ダ、6……ピストン、8……容器、9……吸入
口、10……排出口、12……フイルタ機構、1
3……吸入管、14……排出管、15……蓋、1
5a……嵌着子、16……フイルタ本体、16a
……骨、16b……メツシユ。
Claims (1)
- ピストンを駆動手段によりシリンダ内で往復運
動させ、ピストンの上記運動によつてシリンダ内
に液体塗料を吸引してノズルから噴霧する塗装機
において、シリンダの前部下側には前記液体塗料
を収納する容器に連通する吸入口を、またシリン
ダの後部下側には前記液体塗料の残液を帰還収納
する前記容器に連通する排出口を各々形成すると
ともに、前記容器内に前記吸入口に連通する吸入
管と、前記排出口に連通する排出管と、前記吸入
管が引抜自在に挿入される蓋と、この蓋の円周方
向に嵌着子が不連続に設けられこの嵌着子がフイ
ルタ本体に嵌着されてフイルタ本体と蓋が一体化
され、かつこのフイルタ本体は骨とメツシユとか
らなり、このメツシユの開き目の一辺の長さが
76μm乃至230μmであることを特徴とする塗装機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984175942U JPH023817Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984175942U JPH023817Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6191355U JPS6191355U (ja) | 1986-06-13 |
| JPH023817Y2 true JPH023817Y2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=30733542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984175942U Expired JPH023817Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH023817Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928697Y2 (ja) * | 1977-10-31 | 1984-08-18 | 日本精機株式会社 | 噴霧機用容器 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP1984175942U patent/JPH023817Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6191355U (ja) | 1986-06-13 |
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