JPH023827B2 - - Google Patents
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- JPH023827B2 JPH023827B2 JP60290813A JP29081385A JPH023827B2 JP H023827 B2 JPH023827 B2 JP H023827B2 JP 60290813 A JP60290813 A JP 60290813A JP 29081385 A JP29081385 A JP 29081385A JP H023827 B2 JPH023827 B2 JP H023827B2
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Description
[技術分野]
本発明は、インクジエツト記録に用いられる水
性インク組成物に関する。 [従来の技術] 上記のインクに要求される特性は、染料の含有
量が十分に高く印字された画像の濃度が高いこ
と、画像の耐水性、耐光性が十分に高いこと、粘
度、表面張力等の物性値が適正な範囲であるこ
と、長期間保存しても沈澱を生じたり、物性値が
変化したりしないこと、長期間使用を中断した後
にもノズルに目詰りを生じることなく、正常な印
字ができること等が挙げられる。これらの特性に
は相反する性質であるものが多い。例えば画像濃
度を高めるためにインク中の染料の含有量を高め
ると、目詰りを生じ易くなつたり、保存中に沈澱
が生じ易くなつてしまう。 これらの問題を解決するために、従来溶解性の
高い染料の選定、染料を良く溶解する有機溶媒の
選定、界面活性剤の添加等数多くの対策が行われ
てきた。これらの対策により一応実用に耐えるイ
ンクは開発されているが、画像濃度、耐目詰り性
は十分に高いとは言えず、これらの特性の向上が
望まれている。 [目 的] 本発明はインクジエツト記録において、長期間
使用を停止して放置した後にも目詰りを生じず、
正常な記録が可能な水性インクを提供することを
目的とするものである。 [構 成] 本発明は上記目的を達成するためになされたも
ので、分子構造としてスルフオン酸、カルボン酸
又はフエノール基を有する染料およびそのカウン
ターイオンとして下記の一般式を有するアンモニ
ウムイオンを含有することを特徴とするインクジ
エツト記録用水性インク組成物である。 [式中、R1、R2、R3、R4は炭素数1〜4のアル
キル基又は水酸基あるいはハロゲンで一部置換さ
れた炭素数1〜4のアルキル基であり、R1、R2、
R3、R4のうちの少なくとも1つは上記置換アル
キル基である。] 上記のアルキル基はインクに用いる有機溶媒の
種類および量、染料種に依存するが特に炭素数1
〜4が好ましい。置換器としては水酸基あるいは
ハロゲンが好ましい。これらの置換基は分子中に
1種のみでなく複数種あつても効果は変らない。
炭素数が5以上になると染料の水に対する溶解性
が悪くなる。又、R1〜R4のいずれかが水素とな
つたアミン塩も溶解性が悪く、またアミンをイン
クに用いると悪臭の原因となり易い。 上記染料の具体例としては、カラーインデツク
ス分類によるところの酸性染料、直接染料、およ
び反応性染料が挙げられる。より具体的な例とし
て酸性染料としてはCIアシツドイエロー17、CI
アシツドイエロー23、CIアシツドイエロー42、
CIアシツドイエロー44、CIアシツドイエロー79、
CIアシツドイエロー142、CIアシツドレツド35、
CIアシツドレツド42、CIアシツドレツド52、CI
アシツドレツド82、CIアシツドレツド87、CIア
シツドレツド92、CIアシツドレツド134、CIアシ
ツドレツド249、CIアシツドレツド254、CIアシ
ツドレツド289、CIアシツドブルー1、CIアシツ
ドブルー9、CIアシツドブルー15、CIアシツド
ブルー59、CIアシツドブルー93、CIアシツドブ
ルー249、CIアシツドブラツク2等がある。 直接染料としてはCIダイレクトイエロー33、
CIダイレクトイエロー44、CIダイレクトイエロ
ー50、CIダイレクトイエロー86、CIダイレクト
イエロー144、CIダイレクトオレンジ26、CIダイ
レクトレツド9、CIダイレクトレツド17、CIダ
イレクトレツド28、CIダイレクトレツド81、CI
ダイレクトレツド83、CIダイレクトレツド89、
CIダイレクトレツド225、CIダイレクトレツド
227、CIダイレクトブルー15、CIダイレクトブル
ー76、CIダイレクトブルー86、CIダイレクトブ
ルー200、CIダイレクトブルー201、CIダイレク
トブルー202、CIダイレクトブラツク19、CIダイ
レクトブラツク22、CIダイレクトブラツク32、
CIダイレクトブラツク38、CIダイレクトブラツ
ク51、CIダイレクトブラツク154が挙げられ、反
応性染料としてはCIリアクテイブイエロー17、
CIリアクテイブレツド6、CIリアクテイブブル
ー2が本発明に用いられる好ましい例である。 上記の染料は一般に市販されているものである
が、これらはナトリウム塩、カリウム塩、アミン
塩、遊離酸の型で市販されている。本発明に用い
る染料は、染料中のスルフオン酸、カルボン酸、
フエノール基が遊離酸の型をとつていればそのま
ま用いることが出来るが、他のナトリウム塩、ア
ミン塩となつている時には、一旦遊離酸型にして
用いるか、直接本発明の4級アンモニウム塩に変
換して用いる必要がある。 ナトリウム等の塩を遊離酸にするには染料の水
溶液に塩酸、酢酸等の酸を加えて生じる染料の沈
澱を濾過で分離したり、沈澱を生じない場合には
溶媒で抽出する方法が例示できる。他の方法とし
てイオン交換樹脂により遊離酸にすることもでき
る。また直接4級アンモニウム塩に変換する方法
としてはイオン交換樹脂による方法、染料溶液に
4級アンモニウムイオンを加えておいて溶媒抽出
を行なう方法等が挙げられる。 カウンターイオンとしてのアンモニウムイオン
は4級アンモニウムイオンであり、R1〜R4は少
なくとも1つの炭素を有する置換されたアルキル
基である。具体例としては、 等が挙げられる。 これらの4級アンモニウムイオンを染料のカウ
ンターイオンとするには、染料が遊離酸として得
られている時には、水酸化イオンとしてインク中
に添加する。すなわち下記の一般式の化合物をイ
ンクに添加することにより染料を塩を形成する。 本発明において染料中のスルフオン酸、カルボ
ン酸、フエノール基の酸性基のすべてが4級アン
モニウム塩となつていることが必要不可欠ではな
いし、染料に対して当量以上の4級アンモニウム
イオンがインク中に含ませることもできる。塩酸
等の強い酸で染料を溶液から沈澱させ遊離酸を得
たとしても、染料の構造によりすべての酸性基は
遊離酸の型にならない場合がある。また所望のPH
値にインクを調整するために当量以下又は当量以
上の4級アンモニウムの水酸化物を加えなければ
ならない場合がある。また4級アンモニウムイオ
ンの添加量はインク中の硫酸イオン、塩素イオ
ン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、酢酸イオン等
の不純物として含まれる陰イオンの量も考慮して
添加しなければならない。本発明においてはこれ
らの不純物としての陰イオンはインク中0.1wt%
以下にすることが好ましく、またカウンターイオ
ンとしての4級アンモニウムイオンは、染料中の
すべての酸性基から計算される当量の30以上をイ
ンク中に含ませることにより本発明を最も効果的
にすることができる。 本発明のインクは溶媒成分として水を使用する
ものであるが、インク物性を所望の値に調整する
ため、インクの乾燥を防止するため、染料の溶解
性を向上するため等の目的で、下記の水溶性有機
溶媒と水とを混合して使用する。 すなわち、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、グリ
セリン等の多価アルコール類、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル
等の多価アルコールのアルキルエーテル類、その
他、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリド
ン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ジメチ
ルホルムアミド、トリエタノールアミン等であ
る。これらは単独で使用しても2種以上を併用し
てもよい。 これらの中で特に好ましいのはジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール20〜600、トリ
エチレングリコール、エチレングリコール、グリ
セリン、N−メチル−2−ピロリドンであり、こ
れらを用いることにより染料の高い溶解性と水分
蒸発防止による目詰り防止の効果を得ることが出
来る。 インク中の上記水溶性有機溶媒の含有量はイン
ク全重量に対して5〜80%の範囲で使用できる
が、粘性、乾燥性等から10〜60%の範囲で用いる
ことが好ましい。 本発明のインクには上記染料、溶剤の他に下記
のような添加剤を加えることができる。 例えば防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ソー
ダ、ソルビン酸ソーダ、2−ピリジンチオール−
1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウ
ム、ペンタクロロフエノールナトリウム等が本発
明に使用できる。 PH調整剤としては、調合されるインクに悪影響
をおよぼさずに、インクのPHを8.0〜12.0の範囲
に制御できるものであれば任意の物質を使用する
ことができる。 その例として、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミンなどのアミン、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
金属元素の水酸化物、水酸化アンモニウム、炭酸
リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの
アルカリ金属の炭酸塩などがあげられる。 比電気伝導度調整剤としては、例えば、塩化カ
リウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、炭
酸ナトリウムなどの無機塩、トリエタノールアミ
ンなどの水溶性アミンなどがある。 キレート試薬としては、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウ
ム、ヒドロキシオキシエチルエチレンジアミン三
酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナ
トリウム、ウラミル二酢酸ナトリウムなどがあ
る。 防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ
硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモン、ジ
イソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペ
ンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニ
ウムニトライトなどがある。 その他目的に応じて、水溶性紫外線吸収剤、水
溶性赤外線吸収剤、水溶性高分子化合物、染料溶
解剤、界面活性剤などを添加することができる。 上記の添加物の中で水素イオン以外の陽イオン
を含む塩を添加する場合には、添加量を少なくす
るか、又は陽イオンを水素イオン又は4級アンモ
ニウムイオンに変えてインクに添加し、インク中
の陽イオンの総モル数の30以上が4級アンモニウ
ムイオンとなることが好ましい。 本発明においては、染料のカウンターイオンと
して上述の4級アンモニウムを用いることによ
り、長期間使用を中止した後の目詰りが著しく少
なくなる。したがつて、染料のインク中の含有量
を高くすることができるため、画像濃度を高くで
きる。また一般に耐水性の良い染料は分子量が大
きく目詰りし易い特性を有するが、本発明により
これらの染料をインクに使用することが可能とな
り、耐水性の改良も行うことができる。 本発明により目詰り特性が著しく改良される理
由は明確ではないが、染料のカウンターイオンと
して4級アンモニウムを用いることにより、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール等の多価アルコール類お
よびそのエーテル類、N−メチル−2−ピロリド
ンに対する溶解性が向上すること、またはインク
中の水分の蒸発を抑制することが考えられる。 つぎに実施例並びに比較例について述べる。 実施例 1 染料ダイレクトブラツ154(酸型) 4wt% ジエチレングリコール 15wt% N−メチル−2−ピロリドン 10wt% ポリエチレングリコール200 5wt% メチルトリエタノールアンモニウムハイドロ
キサイド(40%水溶液) 4.1wt% 精製水 残 量 を混合してインクを作製した。 そして、外観が第1図、断面が第2図に示すよ
うなニツケル製ノズル(直径30μm)用意した。
1はノズル孔、2は試験インクを示す。これを用
いPH値10.0に調製した炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウムの緩衝水溶液を圧力400気圧でヘツド
に取付けたノズルから吐出させ、時間当りの吐出
量および吐出位置(ノズルから50mm離れた位置で
の)を測定した。 そして、上記組成のインクをノズルに1μマ
イクロシリンジで付着させ、そのノズルを50℃、
25%RHに調整した恒温恒湿器に5日間入れた
後、取り出してもとのヘツドに取り付けて乾燥前
と同様に緩衝液を噴出させて、その吐出量、吐出
位置を測定した。結果を表1に示す。吐出量が乾
燥前よりも2%以上減つているものをX、まつた
く吐出しないものをXX、吐出量変化が2%未満
のものを〇とした。また吐出したもののうち吐出
位置変化が1mm未満のものを〇、1〜3mmのもの
をX、3mm以上のものをXXと判定した。 比較例 1〜6 実施例1のメチルトリエタノールアンモニウム
ハイドロオキサイドに代えて、水酸化ナトリウ
ム、水酸化アンモニウム、トリエチルアミン、ト
リプロピルアミン、水酸化カリウム、テトラペン
チルアンモニウムハイドロオキサイドを同一モル
濃度になるように添加したものを用いて、実施例
1と同様のテストをした。結果を表1に示す。 比較例5は染料が溶解せず、インクの濾過がで
きず、印字ができない。 実施例 2 染料アシツドレツド254(酸型) 3wt% エチレングリコール 10wt% ジエチレングリコール 20wt% グリセリン 5wt% エチルトリエタノールアンモニウムハイドロ
オキサイド 1.8wt% 上記組成のインクを調製した。インク中の全陽
イオン中4級アンモニウムイオンは93%であつ
た。 このインクを用いて実施例1と同様の試験をし
た。結果を表1に示す。 比較例 7 実施例2におけるエチルトリエタノールアンモ
ニウムハイドロオキサイドの代りに水酸化ナトリ
ウムを用い、同様の試験をした。結果を表1に示
す。 比較例 8 実施例2におけるエチルトリエタノールアンモ
ニウムハイドロオキサイドの代りに水酸化カリウ
ムを用い、同様の試験をした。結果を表1に示
す。
性インク組成物に関する。 [従来の技術] 上記のインクに要求される特性は、染料の含有
量が十分に高く印字された画像の濃度が高いこ
と、画像の耐水性、耐光性が十分に高いこと、粘
度、表面張力等の物性値が適正な範囲であるこ
と、長期間保存しても沈澱を生じたり、物性値が
変化したりしないこと、長期間使用を中断した後
にもノズルに目詰りを生じることなく、正常な印
字ができること等が挙げられる。これらの特性に
は相反する性質であるものが多い。例えば画像濃
度を高めるためにインク中の染料の含有量を高め
ると、目詰りを生じ易くなつたり、保存中に沈澱
が生じ易くなつてしまう。 これらの問題を解決するために、従来溶解性の
高い染料の選定、染料を良く溶解する有機溶媒の
選定、界面活性剤の添加等数多くの対策が行われ
てきた。これらの対策により一応実用に耐えるイ
ンクは開発されているが、画像濃度、耐目詰り性
は十分に高いとは言えず、これらの特性の向上が
望まれている。 [目 的] 本発明はインクジエツト記録において、長期間
使用を停止して放置した後にも目詰りを生じず、
正常な記録が可能な水性インクを提供することを
目的とするものである。 [構 成] 本発明は上記目的を達成するためになされたも
ので、分子構造としてスルフオン酸、カルボン酸
又はフエノール基を有する染料およびそのカウン
ターイオンとして下記の一般式を有するアンモニ
ウムイオンを含有することを特徴とするインクジ
エツト記録用水性インク組成物である。 [式中、R1、R2、R3、R4は炭素数1〜4のアル
キル基又は水酸基あるいはハロゲンで一部置換さ
れた炭素数1〜4のアルキル基であり、R1、R2、
R3、R4のうちの少なくとも1つは上記置換アル
キル基である。] 上記のアルキル基はインクに用いる有機溶媒の
種類および量、染料種に依存するが特に炭素数1
〜4が好ましい。置換器としては水酸基あるいは
ハロゲンが好ましい。これらの置換基は分子中に
1種のみでなく複数種あつても効果は変らない。
炭素数が5以上になると染料の水に対する溶解性
が悪くなる。又、R1〜R4のいずれかが水素とな
つたアミン塩も溶解性が悪く、またアミンをイン
クに用いると悪臭の原因となり易い。 上記染料の具体例としては、カラーインデツク
ス分類によるところの酸性染料、直接染料、およ
び反応性染料が挙げられる。より具体的な例とし
て酸性染料としてはCIアシツドイエロー17、CI
アシツドイエロー23、CIアシツドイエロー42、
CIアシツドイエロー44、CIアシツドイエロー79、
CIアシツドイエロー142、CIアシツドレツド35、
CIアシツドレツド42、CIアシツドレツド52、CI
アシツドレツド82、CIアシツドレツド87、CIア
シツドレツド92、CIアシツドレツド134、CIアシ
ツドレツド249、CIアシツドレツド254、CIアシ
ツドレツド289、CIアシツドブルー1、CIアシツ
ドブルー9、CIアシツドブルー15、CIアシツド
ブルー59、CIアシツドブルー93、CIアシツドブ
ルー249、CIアシツドブラツク2等がある。 直接染料としてはCIダイレクトイエロー33、
CIダイレクトイエロー44、CIダイレクトイエロ
ー50、CIダイレクトイエロー86、CIダイレクト
イエロー144、CIダイレクトオレンジ26、CIダイ
レクトレツド9、CIダイレクトレツド17、CIダ
イレクトレツド28、CIダイレクトレツド81、CI
ダイレクトレツド83、CIダイレクトレツド89、
CIダイレクトレツド225、CIダイレクトレツド
227、CIダイレクトブルー15、CIダイレクトブル
ー76、CIダイレクトブルー86、CIダイレクトブ
ルー200、CIダイレクトブルー201、CIダイレク
トブルー202、CIダイレクトブラツク19、CIダイ
レクトブラツク22、CIダイレクトブラツク32、
CIダイレクトブラツク38、CIダイレクトブラツ
ク51、CIダイレクトブラツク154が挙げられ、反
応性染料としてはCIリアクテイブイエロー17、
CIリアクテイブレツド6、CIリアクテイブブル
ー2が本発明に用いられる好ましい例である。 上記の染料は一般に市販されているものである
が、これらはナトリウム塩、カリウム塩、アミン
塩、遊離酸の型で市販されている。本発明に用い
る染料は、染料中のスルフオン酸、カルボン酸、
フエノール基が遊離酸の型をとつていればそのま
ま用いることが出来るが、他のナトリウム塩、ア
ミン塩となつている時には、一旦遊離酸型にして
用いるか、直接本発明の4級アンモニウム塩に変
換して用いる必要がある。 ナトリウム等の塩を遊離酸にするには染料の水
溶液に塩酸、酢酸等の酸を加えて生じる染料の沈
澱を濾過で分離したり、沈澱を生じない場合には
溶媒で抽出する方法が例示できる。他の方法とし
てイオン交換樹脂により遊離酸にすることもでき
る。また直接4級アンモニウム塩に変換する方法
としてはイオン交換樹脂による方法、染料溶液に
4級アンモニウムイオンを加えておいて溶媒抽出
を行なう方法等が挙げられる。 カウンターイオンとしてのアンモニウムイオン
は4級アンモニウムイオンであり、R1〜R4は少
なくとも1つの炭素を有する置換されたアルキル
基である。具体例としては、 等が挙げられる。 これらの4級アンモニウムイオンを染料のカウ
ンターイオンとするには、染料が遊離酸として得
られている時には、水酸化イオンとしてインク中
に添加する。すなわち下記の一般式の化合物をイ
ンクに添加することにより染料を塩を形成する。 本発明において染料中のスルフオン酸、カルボ
ン酸、フエノール基の酸性基のすべてが4級アン
モニウム塩となつていることが必要不可欠ではな
いし、染料に対して当量以上の4級アンモニウム
イオンがインク中に含ませることもできる。塩酸
等の強い酸で染料を溶液から沈澱させ遊離酸を得
たとしても、染料の構造によりすべての酸性基は
遊離酸の型にならない場合がある。また所望のPH
値にインクを調整するために当量以下又は当量以
上の4級アンモニウムの水酸化物を加えなければ
ならない場合がある。また4級アンモニウムイオ
ンの添加量はインク中の硫酸イオン、塩素イオ
ン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、酢酸イオン等
の不純物として含まれる陰イオンの量も考慮して
添加しなければならない。本発明においてはこれ
らの不純物としての陰イオンはインク中0.1wt%
以下にすることが好ましく、またカウンターイオ
ンとしての4級アンモニウムイオンは、染料中の
すべての酸性基から計算される当量の30以上をイ
ンク中に含ませることにより本発明を最も効果的
にすることができる。 本発明のインクは溶媒成分として水を使用する
ものであるが、インク物性を所望の値に調整する
ため、インクの乾燥を防止するため、染料の溶解
性を向上するため等の目的で、下記の水溶性有機
溶媒と水とを混合して使用する。 すなわち、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、グリ
セリン等の多価アルコール類、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル
等の多価アルコールのアルキルエーテル類、その
他、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリド
ン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ジメチ
ルホルムアミド、トリエタノールアミン等であ
る。これらは単独で使用しても2種以上を併用し
てもよい。 これらの中で特に好ましいのはジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール20〜600、トリ
エチレングリコール、エチレングリコール、グリ
セリン、N−メチル−2−ピロリドンであり、こ
れらを用いることにより染料の高い溶解性と水分
蒸発防止による目詰り防止の効果を得ることが出
来る。 インク中の上記水溶性有機溶媒の含有量はイン
ク全重量に対して5〜80%の範囲で使用できる
が、粘性、乾燥性等から10〜60%の範囲で用いる
ことが好ましい。 本発明のインクには上記染料、溶剤の他に下記
のような添加剤を加えることができる。 例えば防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ソー
ダ、ソルビン酸ソーダ、2−ピリジンチオール−
1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウ
ム、ペンタクロロフエノールナトリウム等が本発
明に使用できる。 PH調整剤としては、調合されるインクに悪影響
をおよぼさずに、インクのPHを8.0〜12.0の範囲
に制御できるものであれば任意の物質を使用する
ことができる。 その例として、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミンなどのアミン、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ
金属元素の水酸化物、水酸化アンモニウム、炭酸
リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの
アルカリ金属の炭酸塩などがあげられる。 比電気伝導度調整剤としては、例えば、塩化カ
リウム、塩化アンモニウム、硫酸ナトリウム、炭
酸ナトリウムなどの無機塩、トリエタノールアミ
ンなどの水溶性アミンなどがある。 キレート試薬としては、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウ
ム、ヒドロキシオキシエチルエチレンジアミン三
酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナ
トリウム、ウラミル二酢酸ナトリウムなどがあ
る。 防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ
硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモン、ジ
イソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペ
ンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニ
ウムニトライトなどがある。 その他目的に応じて、水溶性紫外線吸収剤、水
溶性赤外線吸収剤、水溶性高分子化合物、染料溶
解剤、界面活性剤などを添加することができる。 上記の添加物の中で水素イオン以外の陽イオン
を含む塩を添加する場合には、添加量を少なくす
るか、又は陽イオンを水素イオン又は4級アンモ
ニウムイオンに変えてインクに添加し、インク中
の陽イオンの総モル数の30以上が4級アンモニウ
ムイオンとなることが好ましい。 本発明においては、染料のカウンターイオンと
して上述の4級アンモニウムを用いることによ
り、長期間使用を中止した後の目詰りが著しく少
なくなる。したがつて、染料のインク中の含有量
を高くすることができるため、画像濃度を高くで
きる。また一般に耐水性の良い染料は分子量が大
きく目詰りし易い特性を有するが、本発明により
これらの染料をインクに使用することが可能とな
り、耐水性の改良も行うことができる。 本発明により目詰り特性が著しく改良される理
由は明確ではないが、染料のカウンターイオンと
して4級アンモニウムを用いることにより、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、テトラエチレングリコール、
ポリエチレングリコール等の多価アルコール類お
よびそのエーテル類、N−メチル−2−ピロリド
ンに対する溶解性が向上すること、またはインク
中の水分の蒸発を抑制することが考えられる。 つぎに実施例並びに比較例について述べる。 実施例 1 染料ダイレクトブラツ154(酸型) 4wt% ジエチレングリコール 15wt% N−メチル−2−ピロリドン 10wt% ポリエチレングリコール200 5wt% メチルトリエタノールアンモニウムハイドロ
キサイド(40%水溶液) 4.1wt% 精製水 残 量 を混合してインクを作製した。 そして、外観が第1図、断面が第2図に示すよ
うなニツケル製ノズル(直径30μm)用意した。
1はノズル孔、2は試験インクを示す。これを用
いPH値10.0に調製した炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウムの緩衝水溶液を圧力400気圧でヘツド
に取付けたノズルから吐出させ、時間当りの吐出
量および吐出位置(ノズルから50mm離れた位置で
の)を測定した。 そして、上記組成のインクをノズルに1μマ
イクロシリンジで付着させ、そのノズルを50℃、
25%RHに調整した恒温恒湿器に5日間入れた
後、取り出してもとのヘツドに取り付けて乾燥前
と同様に緩衝液を噴出させて、その吐出量、吐出
位置を測定した。結果を表1に示す。吐出量が乾
燥前よりも2%以上減つているものをX、まつた
く吐出しないものをXX、吐出量変化が2%未満
のものを〇とした。また吐出したもののうち吐出
位置変化が1mm未満のものを〇、1〜3mmのもの
をX、3mm以上のものをXXと判定した。 比較例 1〜6 実施例1のメチルトリエタノールアンモニウム
ハイドロオキサイドに代えて、水酸化ナトリウ
ム、水酸化アンモニウム、トリエチルアミン、ト
リプロピルアミン、水酸化カリウム、テトラペン
チルアンモニウムハイドロオキサイドを同一モル
濃度になるように添加したものを用いて、実施例
1と同様のテストをした。結果を表1に示す。 比較例5は染料が溶解せず、インクの濾過がで
きず、印字ができない。 実施例 2 染料アシツドレツド254(酸型) 3wt% エチレングリコール 10wt% ジエチレングリコール 20wt% グリセリン 5wt% エチルトリエタノールアンモニウムハイドロ
オキサイド 1.8wt% 上記組成のインクを調製した。インク中の全陽
イオン中4級アンモニウムイオンは93%であつ
た。 このインクを用いて実施例1と同様の試験をし
た。結果を表1に示す。 比較例 7 実施例2におけるエチルトリエタノールアンモ
ニウムハイドロオキサイドの代りに水酸化ナトリ
ウムを用い、同様の試験をした。結果を表1に示
す。 比較例 8 実施例2におけるエチルトリエタノールアンモ
ニウムハイドロオキサイドの代りに水酸化カリウ
ムを用い、同様の試験をした。結果を表1に示
す。
【表】
【表】
[効 果]
本発明のインク組成物は、長期間使用を中止し
た後の目詰りが著しく少なくなる。したがつて、
インク中の染料の含有量を高くすることができる
ため画像濃度を高くできる。また一般に耐水性の
良い染料は分子量が大きく目詰りし易い特性を有
するが、本発明によりこれらの染料をもインクに
使用することが可能となり、耐水性の改良を行な
うことができる。
た後の目詰りが著しく少なくなる。したがつて、
インク中の染料の含有量を高くすることができる
ため画像濃度を高くできる。また一般に耐水性の
良い染料は分子量が大きく目詰りし易い特性を有
するが、本発明によりこれらの染料をもインクに
使用することが可能となり、耐水性の改良を行な
うことができる。
第1図は実施例、比較例のテストに用いたノズ
ルの斜視図、第2図は同断面図を示す。 1…ノズル孔、2…試験インク。
ルの斜視図、第2図は同断面図を示す。 1…ノズル孔、2…試験インク。
1 塩素化ポリオレフインの存在下でエポキシ基
を有するアクリル系単量体およびそれと共重合可
能な単量体とを共重合して得られるアクリル系共
重合体()ならびに塩基性窒素含有アクリル系
単量体およびそれと共重合可能な単量体とを共重
合して得られるアクリル系共重合体()とを
()/()の重量比=1/20〜20/1の範囲
で配合してなる被覆用組成物。
を有するアクリル系単量体およびそれと共重合可
能な単量体とを共重合して得られるアクリル系共
重合体()ならびに塩基性窒素含有アクリル系
単量体およびそれと共重合可能な単量体とを共重
合して得られるアクリル系共重合体()とを
()/()の重量比=1/20〜20/1の範囲
で配合してなる被覆用組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290813A JPS62149770A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | インクジェット記録用水性インク組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60290813A JPS62149770A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | インクジェット記録用水性インク組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149770A JPS62149770A (ja) | 1987-07-03 |
| JPH023827B2 true JPH023827B2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=17760814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60290813A Granted JPS62149770A (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | インクジェット記録用水性インク組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149770A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05309814A (ja) * | 1992-05-07 | 1993-11-22 | Hashimoto Tekkosho:Kk | 印刷機の圧胴ゴム胴間の間隙調整に追従する固定軸芯 版胴とゴム胴間の同時間隙調整装置 |
| WO2010041707A1 (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-15 | 理想科学工業株式会社 | 水性インクジェットインク |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0655915B2 (ja) * | 1986-01-08 | 1994-07-27 | 三菱化成株式会社 | 記録液 |
| CA1315091C (en) * | 1986-08-27 | 1993-03-30 | Hewlett-Packard Company | Dyes containing tetramethylammonium cation for ink-jet printing inks |
| JP2571232B2 (ja) * | 1987-09-02 | 1997-01-16 | 株式会社リコー | 水性インク |
| US6899751B2 (en) | 2000-09-29 | 2005-05-31 | Ricoh Company, Ltd. | Ink for ink jet recording, ink jet recording method, ink cartridge and ink jet recording apparatus |
| US6730149B2 (en) | 2001-01-22 | 2004-05-04 | Ricoh Company Limited | Ink composition and inkjet recording method and apparatus using the ink composition |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2341293C3 (de) * | 1973-08-16 | 1981-10-08 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Anionische Farbstoffe und konzentrierte Lösungen dieser Farbstoffe |
| JPS58213067A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-10 | Ricoh Co Ltd | インクジエツト記録用インク |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP60290813A patent/JPS62149770A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05309814A (ja) * | 1992-05-07 | 1993-11-22 | Hashimoto Tekkosho:Kk | 印刷機の圧胴ゴム胴間の間隙調整に追従する固定軸芯 版胴とゴム胴間の同時間隙調整装置 |
| WO2010041707A1 (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-15 | 理想科学工業株式会社 | 水性インクジェットインク |
| JP5529030B2 (ja) * | 2008-10-08 | 2014-06-25 | 理想科学工業株式会社 | 水性インクジェットインク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62149770A (ja) | 1987-07-03 |
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Legal Events
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