JPH023842B2 - - Google Patents
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- JPH023842B2 JPH023842B2 JP27295285A JP27295285A JPH023842B2 JP H023842 B2 JPH023842 B2 JP H023842B2 JP 27295285 A JP27295285 A JP 27295285A JP 27295285 A JP27295285 A JP 27295285A JP H023842 B2 JPH023842 B2 JP H023842B2
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本発明は、アスフアルトフイニツシヤやベース
ペーパ等の敷きならし機械により道路の舗装を行
う場合における舗装厚測定方法に関する。 「従来の技術」 周知のように、アスフアルトフイニツシヤにお
いては、走行車体を走らせながら、ホツパ内のア
スフアルト合材(以下合材と称す)をバーフイー
ダで後方のスプレツデイングスクリユに送り、こ
のスプレツデイングスクリユにより左右に一様に
広げると共に、これをレベリングアームの後端に
懸吊されたスクリードで平らに敷きならしてい
る。 ところで、上記アスフアルトフイニツシヤのよ
うな敷きならし機械で道路の舗装を行う場合、舗
装厚が設計値より薄くなれば舗装体の強度が弱く
なつてしまい、逆に設計値より厚くなれば舗装体
の強度は問題ないが、合材の消費量が増えて経済
的な損失を被るという不具合がある。したがつ
て、道路の舗装に当つては、舗装厚が設計値通り
になつているか否かを随時確認しながら作業を進
めていかなければならない。ところが、従来、こ
の舗装厚は、敷きならし機械を運転する作業者と
は別の作業者が、差し込み代が目標の舗装厚に調
整されたゲージ棒を施工された舗装体中に差し込
んで確認していた。このため、一台の敷きならし
機械に対して少なくとも2人の作業者が必要とな
つてしまい、省人化を進める上での大きな障害と
なつていた。また、せつかく施工した舗装体に傷
がつくばかりか、舗装厚を連続して確認すること
ができず、しかも、この確認作業自体に熟練を要
するといつた問題があつた。 そこで、本出願人は、例えば特願昭59−218135
において、舗装厚を連続的に自動計測する舗装厚
測定装置を備えた敷きならし機械を案出した。こ
の敷きならし機械の舗装厚測定装置は、走行車体
の前後方向の傾斜角を検出する車体傾斜角検出器
と、走行車体の基準点の路面からの高さを検出す
る車体高さ検出器と、レベリングアームの前後方
向の傾斜角を検出するアーム傾斜角検出器と、レ
ベリングアームの揺動中心点の上記基準点からの
鉛直距離を検出するアーム高さ検出器と、上記各
検出器からのデータを基に舗装厚を算定する舗装
厚演算手段とから構成したもので、走行車体の傾
斜角及び高さ、レベリングアームの傾斜角及び高
さに係る変量を連続的に検出し、その検出データ
を所要の算定式に入れて舗装厚を算出するように
したものである。 「発明が解決しようとする問題点」 上記舗装厚測定装置では、走行車体やレベリン
グアームの状態が変化するとスクリードの傾き等
が変わつて舗装厚が変わり、これに対応して舗装
厚の算出値が変わる。ところが、走行車体等の機
械的振動による外乱や地面の不陸による外乱など
により測定値が頻繁に変動することがあり、その
ような場合には舗装厚の管理が難しくなつてしま
うという問題があつた。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
測定値のばらつきを少なくして舗装厚管理を容易
にした敷きならし機械における舗装厚測定方法を
提供することを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために本発明の舗装厚測定
方法は、走行車体にレベリングアームが走行車体
の前後方向に沿う鉛直面内で揺動自在に取付けら
れ、かつ、このレベリングアームに、路面にアス
フアルト合材を敷きならすスクリードが設けられ
た敷きならし機械において、敷きならし機械の最
初に置かれた状態を初期状態として舗装厚の基準
値を設定しておき、上記レベリングアームの揺動
中心点の高さやレベリングアームの前後方向の傾
斜状態等を検出し、それらの検出値を基に舗装厚
を算出すると共に、その算出値が上記基準値に所
定量を加減した基準範囲内にあるときはその算出
値を舗装厚の測定値とし、上記算出値が上記基準
範囲内に入らないときは基準値自体を舗装厚の測
定値とみなし、また、所定の時間区間における上
記測定値の平均値を次の時間区間における上記基
準値として使うようにしたものである。 「作用」 本発明の方法においては、レベリングアームの
揺動中心点の高さやレベリングアームの前後方向
の傾斜状態を検出し、その検出値を基に舗装厚を
算出してその算出値を舗装厚の測定値とするが、
その測定値が基準値に所定量を加減した基準範囲
内にないときはそれを外乱データとして切拾てて
基準値を測定値として使用し、これにより測定値
の変動を少なくする。また、上記基準値として初
期状態においては設定値を用いるが、初期状態以
降においては所定時間区間における測定値の平均
値が次の時間区間における基準値となるようにこ
れを更新していくから、基準値を測定値とみなし
ても大きな誤差は生じない。 「実施例」 以下、本発明の一実施例を説明するが、先ず、
本発明の方法を実施するための舗装厚測定装置の
一例を第1図ないし第11図を参照して説明す
る。 第2図及び第3図は、アスフアルトフイニツシ
ヤの全体を示すもので、走行車体1の両側面に左
右一対のリンク部材2,2が、その一端を回動自
在に軸支されて取付けられ、これらリンク部材
2,2の他端に、後端にスクリード3が懸吊され
た左右一対のレベリングアーム4,4が、その前
端部を枢軸5,5によつて回動自在に支持されて
取付けられており、これらレベリングアーム4,
4は、走行車体1の前後方向に沿う鉛直面内で上
下に揺動自在なる構造となつている。また、上記
リンク部材2,2には、基端が走行車体1のフレ
ーム1aに回動自在に連結された油圧シリンダよ
り成る左右一対のレベリングシリンダ6,6のロ
ツドの先端が回動自在に連結されており、これら
レベリングシリンダ6,6を伸縮してリンク部材
2,2を回動させることにより、レベリングアー
ム4,4の揺動中心点(ピポツト点)である上記
枢軸5,5を、その基準位置から上下させ得るよ
うになつている。そして上記アスフアルトフイニ
ツシヤには、舗装厚Dを自動計測するための舗装
厚測定装置が備えられている。 上記舗装厚測定装置は、第1図に示すように、
車体傾斜角検出器7、左右一対の車体高さ検出器
8,8、アーム傾斜角検出器9,9、及びアーム
高さ検出器10,10から成る検出手段11と、
この検出手段11からの信号を基に舗装厚Dの算
出値Dcを求める舗装厚演算部12と、舗装厚D
の基準値Dsを設定しかつ更新する基準値設定更
新部13と、上記舗装厚演算部12で演算された
算出値Dcを上記基準値設定更新部13からの基
準値Dsと比較して舗装厚Dの測定値Drを求める
判定部14とから成る。 上記車体傾斜角検出器7は、水平な基準面に対
する走行車体1の前後方向の傾斜角θ0を検出する
もので、走行車体1の所定位置に、第4図及び第
5図に示すように、ボツクス15内の水平板16
に固定された状態で、配設されている。また、上
記車体高さ検出器8,8は、上記レベリングアー
ム4,4の枢軸5,5の基準位置と同じ高さにあ
る走行車体1の左右の基準点S,Sの路面からの
高さH0、H0を検出するもので、第6図ないし第
8図に示すように、走行車体1のフレーム1aに
固定されたボツクス17,17に、ベアリング1
8を介して回転自在に水平に取付けられた回転軸
19 ,19と、この回転軸19,19の一端に上端が
固定されると共に下端にキヤスタ20,20が備
えられたアーム21,21と、上記回転軸19,
19の他端にベローズカツプリング22,22を
介して連結されたポテンシヨメータ23,23と
からなる。そして、回転軸19,19は枢軸5,
5と同じ高さにあり、その軸心は上記基準点S,
Sとなつており、キヤスタ20,20が路面上を
走行せしめられると、アーム21,21が上下し
て回転軸19,19が回転し、その回転角がポテ
ンシヨメータ23,23によつて電気信号として
検知されて、回転軸19,19の路面からの高
さ、すなわち、走行車体1の基準点S,Sの路面
からの高さH0、H0が検出されるようになつてい
る。 上記アーム傾斜角検出器9,9は、レベリング
アーム4,4の基準状態からの前後方向の傾斜角
θ1を検出するもので、レベリングアーム4,4を
略中央上部に備えられている。また、上記アーム
高さ検出器10,10は、レベリングアーム4,
4の枢軸5,5と上記走行車体1の基準点S,S
との間の鉛直距離H1、H1、すなわち、枢軸5,
5の基準状態からの上下変位を検出するもので、
第9図及び第10図に示すように、走行車体1の
ステツプ1b上の手摺24に取付け板25,25
を介してシリンダ状のリニア検出器26,26
を、可動針を下方に向けた状態で鉛直に取付け、
かつ、このリニア検出器26,26の可動針先端
を連結バー27,27、連結金具28,28を介
して、レベリングアーム4,4の前端の取付け座
29,29に連結して構成したものである。そし
て、レベリングアーム4,4の枢軸5,5が上下
すると、その上下動の変位が連結バー27,2
7、連結金具28,28を経てリニア検出器2
6,26に伝わり、上記鉛直距離H1、H1に係る
電気信号が得られるようになつている。 一方、上記舗装厚演算部12、基準値設定更新
部13及び判定部14はマイクロコンピユータC
により構成されているもので、舗装厚演算部12
は、上記検出手段11によつて所定の時間間隔で
検出され、A/D変換器30によつてアナログ信
号からデジタル信号に変換された各検出値θ0、
θ1、H0、H1を、 Dc=H0+H1+Lsin(θ1+θ2−θ0)−A なる関係式に代入して左右の舗装厚D、Dの算出
値Dc、Dcを求めるものである。ここで、Lはレ
ベリングアーム4,4の有効長さ、θ2はレベリン
グアーム4,4の基準状態の傾斜角、Aはスクリ
ード3の高さで、それぞれ一定値としてあらかじ
め入力されている。 また、上記基準値設定更新部13は、判定部1
4において使用する舗装厚Dの基準値Dsを判定
部14に対して出力するもので、アスフアルトフ
イニツシヤの最初に置かれた状態を初期状態とし
て設定された初期値Ds(0)を一定時間toの間判
定部14に出力し、一定時間toの経過後の次の一
定時間t1の間には、上記一定時間t0の間に判定部
14で得られた舗装厚Dの測定値Dr(0)の平均
値(n 〓i=1 Dr(0)i)/mを初期値Dr(0)に代る
基準値Ds(1)として出力し、さらに上記一定時間t1
の次の一定時間t2の間には上記一定時間t1の間に
判定部14で得られた測定値Dr(1)の平均値(n 〓i=1
Dr(1)i)/mを基準値Ds(1)に代る基準値Ds(2)と
して出力し、このようにして順次一定時間tnに対
してDs(n)を更新して判定部14に出力するも
のである。 さらに、上記判定部14は、上記舗装厚演算部
12で算出された舗装厚Dの算出値Dcを上記基
準値設定更新部13からの基準値Dsと比較して
測定値Drを求めるもので、基準値Dsに所定量α
を加減した基準範囲内に算出値Dcが入つている
場合、すなわち、Ds−αDcDs+αの場合、
算出値Dcを測定値Drとしてそのまま出力する一
方、算出値Dcが上記基準範囲内に入つていない
場合、すなわち、Ds−α>DcまたはDc>Ds+α
の場合、算出値Dcの代りに基準値Dsを測定値Dr
として出力するものである。そして、この判定部
14には、LCDから成る表示部31がI/Oイ
ンターフエイス32を介して連絡されている。 なお、図中33は目盛板34,34と指針3
5,35とから成るアーム高さゲージ、36はホ
ツパ、37はパーフイーダ、38はスプレツデイ
ングスクリユである。 しかして、アスフアルトフイニツシヤによつて
道路のアスフアルト舗装を行う場合、従来同様、
走行車体1を一定速度で走行させながら、ホツパ
36に投入した合材をパーフイーダ37によつて
スプレツデイングスクリユ38に送り、スクリー
ド3の前部に供給する。すると、スクリード3は
この合材の抵抗によつて上に押し上げられ、また
スクリード3自体の重量により合材が圧縮される
が、その抵抗とスクリード3の重量が釣合つた状
態でレベリングアーム4,4の傾斜角が決まると
共に、スクリード3のアタツクアングルβが決ま
り、合材が所要の舗装厚Dで路上に敷きならされ
る。 ここで作業者は、この舗装厚Dが設定値になつ
ているか否かを確認しながら作業を進めていかな
ければならないが、本発明の方法では、上記構成
の舗装厚測定装置により舗装厚Dを連続して検出
する。 すなわち、車体傾斜角検出器7が走行車体1の
傾斜角θ0を、車体高さ検出器8,8が走行車体1
の基準点S,Sの路面からの高さH0、H0をそれ
ぞれ所定の時間間隔で検出し、また、アーム傾斜
角検出器9,9がレベリングアーム4,4の基準
状態からの傾斜角θ1を、アーム高さ検出器10,
10がレベリングアーム4,4の枢軸5,5と上
記基準点S,Sとの間の鉛直距離H1、H1をそれ
ぞれ所定の微小時間間隔(例えば50msec)でサ
ンプリング検出する。そして、これらの検出値
θ0、θ1、H0、H1がA/D変換器30を介してデ
ジタル信号として舗装厚演算部12に送られ、前
述の式に基づいて左右の塗装厚D,Dの算出値
Dc、Dcが求められる。次いで、この各舗装厚D
の算出値Dcは判定部14に送られ、基準値設定
更新部13からの基準値Dsを中心とする基準範
囲内にあるか否かが第12図の如く判別され、基
準範囲内にあるとき、すなわち、Ds−αDc
Ds+αの場合はその算出値Dcが測定値Drとして
表示部31に出力され、基準範囲にないとき、す
なわちDs−α>DcまたはDc>Ds+αの場合は基
準値Dsが測定値Drとして表示部31に表示され
る。したがつて、作業者は、この測定値Drを確
認しながら舗装作業を進めることができ、ゲージ
棒を施工した舗装体中に突き刺して舗装厚Dを測
定するという従来の非効率的な作業から解放さ
れ、舗装作業の迅速化、省人化が可能となる。 ここで、走行車体1等の機械的振動による外乱
や地面の不陸による外乱などがあると、舗装厚演
算部12で算出される舗装厚Dの算出値Dcは頻
繁に変動する。しかし、上記方法では、算出値
Dcが外乱により基準範囲を超えると基準値Dsが
測定値Drとして使用され、測定値Drは安定した
数値となる。しかも、上記基準値Dsはその初期
値Ds(0)は設定によるものの、一定時間の経過
後には、該一定時間において連続して得た測定値
Drを平均化した値を次の一定時間における基準
値Dsとして使用するものであるから、極めて信
頼性の高い測定値Drを得ることができる。した
がつて、舗装厚の管理が容易となり、舗装作業の
効率化を図ることができる。 「発明の効果」 以上説明したように、本発明の舗装厚測定方法
は、レベリングアームの揺動中心点の高さや前後
方向の傾斜状態等を検出し、その検出値に基づい
て舗装厚を算出すると共に、その算出値を基準範
囲と比較して吟味し、外乱等により算出値が異常
値を示した場合はその代りに基準値を用いるよう
にして外乱等による測定値のばらつきを抑え、ま
た、基準値として措定値の平均値を用いることに
より測定精度を高く保つようにしたものであるか
ら、正確で変動の少ない舗装厚データを得ること
ができ、したがつて、舗装厚の管理が容易になつ
て舗装作業の迅速化を図ることができる。
ペーパ等の敷きならし機械により道路の舗装を行
う場合における舗装厚測定方法に関する。 「従来の技術」 周知のように、アスフアルトフイニツシヤにお
いては、走行車体を走らせながら、ホツパ内のア
スフアルト合材(以下合材と称す)をバーフイー
ダで後方のスプレツデイングスクリユに送り、こ
のスプレツデイングスクリユにより左右に一様に
広げると共に、これをレベリングアームの後端に
懸吊されたスクリードで平らに敷きならしてい
る。 ところで、上記アスフアルトフイニツシヤのよ
うな敷きならし機械で道路の舗装を行う場合、舗
装厚が設計値より薄くなれば舗装体の強度が弱く
なつてしまい、逆に設計値より厚くなれば舗装体
の強度は問題ないが、合材の消費量が増えて経済
的な損失を被るという不具合がある。したがつ
て、道路の舗装に当つては、舗装厚が設計値通り
になつているか否かを随時確認しながら作業を進
めていかなければならない。ところが、従来、こ
の舗装厚は、敷きならし機械を運転する作業者と
は別の作業者が、差し込み代が目標の舗装厚に調
整されたゲージ棒を施工された舗装体中に差し込
んで確認していた。このため、一台の敷きならし
機械に対して少なくとも2人の作業者が必要とな
つてしまい、省人化を進める上での大きな障害と
なつていた。また、せつかく施工した舗装体に傷
がつくばかりか、舗装厚を連続して確認すること
ができず、しかも、この確認作業自体に熟練を要
するといつた問題があつた。 そこで、本出願人は、例えば特願昭59−218135
において、舗装厚を連続的に自動計測する舗装厚
測定装置を備えた敷きならし機械を案出した。こ
の敷きならし機械の舗装厚測定装置は、走行車体
の前後方向の傾斜角を検出する車体傾斜角検出器
と、走行車体の基準点の路面からの高さを検出す
る車体高さ検出器と、レベリングアームの前後方
向の傾斜角を検出するアーム傾斜角検出器と、レ
ベリングアームの揺動中心点の上記基準点からの
鉛直距離を検出するアーム高さ検出器と、上記各
検出器からのデータを基に舗装厚を算定する舗装
厚演算手段とから構成したもので、走行車体の傾
斜角及び高さ、レベリングアームの傾斜角及び高
さに係る変量を連続的に検出し、その検出データ
を所要の算定式に入れて舗装厚を算出するように
したものである。 「発明が解決しようとする問題点」 上記舗装厚測定装置では、走行車体やレベリン
グアームの状態が変化するとスクリードの傾き等
が変わつて舗装厚が変わり、これに対応して舗装
厚の算出値が変わる。ところが、走行車体等の機
械的振動による外乱や地面の不陸による外乱など
により測定値が頻繁に変動することがあり、その
ような場合には舗装厚の管理が難しくなつてしま
うという問題があつた。 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
測定値のばらつきを少なくして舗装厚管理を容易
にした敷きならし機械における舗装厚測定方法を
提供することを目的とする。 「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために本発明の舗装厚測定
方法は、走行車体にレベリングアームが走行車体
の前後方向に沿う鉛直面内で揺動自在に取付けら
れ、かつ、このレベリングアームに、路面にアス
フアルト合材を敷きならすスクリードが設けられ
た敷きならし機械において、敷きならし機械の最
初に置かれた状態を初期状態として舗装厚の基準
値を設定しておき、上記レベリングアームの揺動
中心点の高さやレベリングアームの前後方向の傾
斜状態等を検出し、それらの検出値を基に舗装厚
を算出すると共に、その算出値が上記基準値に所
定量を加減した基準範囲内にあるときはその算出
値を舗装厚の測定値とし、上記算出値が上記基準
範囲内に入らないときは基準値自体を舗装厚の測
定値とみなし、また、所定の時間区間における上
記測定値の平均値を次の時間区間における上記基
準値として使うようにしたものである。 「作用」 本発明の方法においては、レベリングアームの
揺動中心点の高さやレベリングアームの前後方向
の傾斜状態を検出し、その検出値を基に舗装厚を
算出してその算出値を舗装厚の測定値とするが、
その測定値が基準値に所定量を加減した基準範囲
内にないときはそれを外乱データとして切拾てて
基準値を測定値として使用し、これにより測定値
の変動を少なくする。また、上記基準値として初
期状態においては設定値を用いるが、初期状態以
降においては所定時間区間における測定値の平均
値が次の時間区間における基準値となるようにこ
れを更新していくから、基準値を測定値とみなし
ても大きな誤差は生じない。 「実施例」 以下、本発明の一実施例を説明するが、先ず、
本発明の方法を実施するための舗装厚測定装置の
一例を第1図ないし第11図を参照して説明す
る。 第2図及び第3図は、アスフアルトフイニツシ
ヤの全体を示すもので、走行車体1の両側面に左
右一対のリンク部材2,2が、その一端を回動自
在に軸支されて取付けられ、これらリンク部材
2,2の他端に、後端にスクリード3が懸吊され
た左右一対のレベリングアーム4,4が、その前
端部を枢軸5,5によつて回動自在に支持されて
取付けられており、これらレベリングアーム4,
4は、走行車体1の前後方向に沿う鉛直面内で上
下に揺動自在なる構造となつている。また、上記
リンク部材2,2には、基端が走行車体1のフレ
ーム1aに回動自在に連結された油圧シリンダよ
り成る左右一対のレベリングシリンダ6,6のロ
ツドの先端が回動自在に連結されており、これら
レベリングシリンダ6,6を伸縮してリンク部材
2,2を回動させることにより、レベリングアー
ム4,4の揺動中心点(ピポツト点)である上記
枢軸5,5を、その基準位置から上下させ得るよ
うになつている。そして上記アスフアルトフイニ
ツシヤには、舗装厚Dを自動計測するための舗装
厚測定装置が備えられている。 上記舗装厚測定装置は、第1図に示すように、
車体傾斜角検出器7、左右一対の車体高さ検出器
8,8、アーム傾斜角検出器9,9、及びアーム
高さ検出器10,10から成る検出手段11と、
この検出手段11からの信号を基に舗装厚Dの算
出値Dcを求める舗装厚演算部12と、舗装厚D
の基準値Dsを設定しかつ更新する基準値設定更
新部13と、上記舗装厚演算部12で演算された
算出値Dcを上記基準値設定更新部13からの基
準値Dsと比較して舗装厚Dの測定値Drを求める
判定部14とから成る。 上記車体傾斜角検出器7は、水平な基準面に対
する走行車体1の前後方向の傾斜角θ0を検出する
もので、走行車体1の所定位置に、第4図及び第
5図に示すように、ボツクス15内の水平板16
に固定された状態で、配設されている。また、上
記車体高さ検出器8,8は、上記レベリングアー
ム4,4の枢軸5,5の基準位置と同じ高さにあ
る走行車体1の左右の基準点S,Sの路面からの
高さH0、H0を検出するもので、第6図ないし第
8図に示すように、走行車体1のフレーム1aに
固定されたボツクス17,17に、ベアリング1
8を介して回転自在に水平に取付けられた回転軸
19 ,19と、この回転軸19,19の一端に上端が
固定されると共に下端にキヤスタ20,20が備
えられたアーム21,21と、上記回転軸19,
19の他端にベローズカツプリング22,22を
介して連結されたポテンシヨメータ23,23と
からなる。そして、回転軸19,19は枢軸5,
5と同じ高さにあり、その軸心は上記基準点S,
Sとなつており、キヤスタ20,20が路面上を
走行せしめられると、アーム21,21が上下し
て回転軸19,19が回転し、その回転角がポテ
ンシヨメータ23,23によつて電気信号として
検知されて、回転軸19,19の路面からの高
さ、すなわち、走行車体1の基準点S,Sの路面
からの高さH0、H0が検出されるようになつてい
る。 上記アーム傾斜角検出器9,9は、レベリング
アーム4,4の基準状態からの前後方向の傾斜角
θ1を検出するもので、レベリングアーム4,4を
略中央上部に備えられている。また、上記アーム
高さ検出器10,10は、レベリングアーム4,
4の枢軸5,5と上記走行車体1の基準点S,S
との間の鉛直距離H1、H1、すなわち、枢軸5,
5の基準状態からの上下変位を検出するもので、
第9図及び第10図に示すように、走行車体1の
ステツプ1b上の手摺24に取付け板25,25
を介してシリンダ状のリニア検出器26,26
を、可動針を下方に向けた状態で鉛直に取付け、
かつ、このリニア検出器26,26の可動針先端
を連結バー27,27、連結金具28,28を介
して、レベリングアーム4,4の前端の取付け座
29,29に連結して構成したものである。そし
て、レベリングアーム4,4の枢軸5,5が上下
すると、その上下動の変位が連結バー27,2
7、連結金具28,28を経てリニア検出器2
6,26に伝わり、上記鉛直距離H1、H1に係る
電気信号が得られるようになつている。 一方、上記舗装厚演算部12、基準値設定更新
部13及び判定部14はマイクロコンピユータC
により構成されているもので、舗装厚演算部12
は、上記検出手段11によつて所定の時間間隔で
検出され、A/D変換器30によつてアナログ信
号からデジタル信号に変換された各検出値θ0、
θ1、H0、H1を、 Dc=H0+H1+Lsin(θ1+θ2−θ0)−A なる関係式に代入して左右の舗装厚D、Dの算出
値Dc、Dcを求めるものである。ここで、Lはレ
ベリングアーム4,4の有効長さ、θ2はレベリン
グアーム4,4の基準状態の傾斜角、Aはスクリ
ード3の高さで、それぞれ一定値としてあらかじ
め入力されている。 また、上記基準値設定更新部13は、判定部1
4において使用する舗装厚Dの基準値Dsを判定
部14に対して出力するもので、アスフアルトフ
イニツシヤの最初に置かれた状態を初期状態とし
て設定された初期値Ds(0)を一定時間toの間判
定部14に出力し、一定時間toの経過後の次の一
定時間t1の間には、上記一定時間t0の間に判定部
14で得られた舗装厚Dの測定値Dr(0)の平均
値(n 〓i=1 Dr(0)i)/mを初期値Dr(0)に代る
基準値Ds(1)として出力し、さらに上記一定時間t1
の次の一定時間t2の間には上記一定時間t1の間に
判定部14で得られた測定値Dr(1)の平均値(n 〓i=1
Dr(1)i)/mを基準値Ds(1)に代る基準値Ds(2)と
して出力し、このようにして順次一定時間tnに対
してDs(n)を更新して判定部14に出力するも
のである。 さらに、上記判定部14は、上記舗装厚演算部
12で算出された舗装厚Dの算出値Dcを上記基
準値設定更新部13からの基準値Dsと比較して
測定値Drを求めるもので、基準値Dsに所定量α
を加減した基準範囲内に算出値Dcが入つている
場合、すなわち、Ds−αDcDs+αの場合、
算出値Dcを測定値Drとしてそのまま出力する一
方、算出値Dcが上記基準範囲内に入つていない
場合、すなわち、Ds−α>DcまたはDc>Ds+α
の場合、算出値Dcの代りに基準値Dsを測定値Dr
として出力するものである。そして、この判定部
14には、LCDから成る表示部31がI/Oイ
ンターフエイス32を介して連絡されている。 なお、図中33は目盛板34,34と指針3
5,35とから成るアーム高さゲージ、36はホ
ツパ、37はパーフイーダ、38はスプレツデイ
ングスクリユである。 しかして、アスフアルトフイニツシヤによつて
道路のアスフアルト舗装を行う場合、従来同様、
走行車体1を一定速度で走行させながら、ホツパ
36に投入した合材をパーフイーダ37によつて
スプレツデイングスクリユ38に送り、スクリー
ド3の前部に供給する。すると、スクリード3は
この合材の抵抗によつて上に押し上げられ、また
スクリード3自体の重量により合材が圧縮される
が、その抵抗とスクリード3の重量が釣合つた状
態でレベリングアーム4,4の傾斜角が決まると
共に、スクリード3のアタツクアングルβが決ま
り、合材が所要の舗装厚Dで路上に敷きならされ
る。 ここで作業者は、この舗装厚Dが設定値になつ
ているか否かを確認しながら作業を進めていかな
ければならないが、本発明の方法では、上記構成
の舗装厚測定装置により舗装厚Dを連続して検出
する。 すなわち、車体傾斜角検出器7が走行車体1の
傾斜角θ0を、車体高さ検出器8,8が走行車体1
の基準点S,Sの路面からの高さH0、H0をそれ
ぞれ所定の時間間隔で検出し、また、アーム傾斜
角検出器9,9がレベリングアーム4,4の基準
状態からの傾斜角θ1を、アーム高さ検出器10,
10がレベリングアーム4,4の枢軸5,5と上
記基準点S,Sとの間の鉛直距離H1、H1をそれ
ぞれ所定の微小時間間隔(例えば50msec)でサ
ンプリング検出する。そして、これらの検出値
θ0、θ1、H0、H1がA/D変換器30を介してデ
ジタル信号として舗装厚演算部12に送られ、前
述の式に基づいて左右の塗装厚D,Dの算出値
Dc、Dcが求められる。次いで、この各舗装厚D
の算出値Dcは判定部14に送られ、基準値設定
更新部13からの基準値Dsを中心とする基準範
囲内にあるか否かが第12図の如く判別され、基
準範囲内にあるとき、すなわち、Ds−αDc
Ds+αの場合はその算出値Dcが測定値Drとして
表示部31に出力され、基準範囲にないとき、す
なわちDs−α>DcまたはDc>Ds+αの場合は基
準値Dsが測定値Drとして表示部31に表示され
る。したがつて、作業者は、この測定値Drを確
認しながら舗装作業を進めることができ、ゲージ
棒を施工した舗装体中に突き刺して舗装厚Dを測
定するという従来の非効率的な作業から解放さ
れ、舗装作業の迅速化、省人化が可能となる。 ここで、走行車体1等の機械的振動による外乱
や地面の不陸による外乱などがあると、舗装厚演
算部12で算出される舗装厚Dの算出値Dcは頻
繁に変動する。しかし、上記方法では、算出値
Dcが外乱により基準範囲を超えると基準値Dsが
測定値Drとして使用され、測定値Drは安定した
数値となる。しかも、上記基準値Dsはその初期
値Ds(0)は設定によるものの、一定時間の経過
後には、該一定時間において連続して得た測定値
Drを平均化した値を次の一定時間における基準
値Dsとして使用するものであるから、極めて信
頼性の高い測定値Drを得ることができる。した
がつて、舗装厚の管理が容易となり、舗装作業の
効率化を図ることができる。 「発明の効果」 以上説明したように、本発明の舗装厚測定方法
は、レベリングアームの揺動中心点の高さや前後
方向の傾斜状態等を検出し、その検出値に基づい
て舗装厚を算出すると共に、その算出値を基準範
囲と比較して吟味し、外乱等により算出値が異常
値を示した場合はその代りに基準値を用いるよう
にして外乱等による測定値のばらつきを抑え、ま
た、基準値として措定値の平均値を用いることに
より測定精度を高く保つようにしたものであるか
ら、正確で変動の少ない舗装厚データを得ること
ができ、したがつて、舗装厚の管理が容易になつ
て舗装作業の迅速化を図ることができる。
図面は本発明の一実施例を説明するためのもの
で、第1図は舗装厚測定装置のブロツク図、第2
図はアスフアルトフイニツシヤの平面図、第3図
は同側面図、第4図は車体傾斜角検出器の側面
図、第5図は第4図の−矢視図、第6図は車
体高さ検出器の平面図、第7図は同側面図、第8
図は第7図の−矢視断面図、第9図はアーム
高さ検出器の側面図、第10図は第9図の−
矢視図、第11図は舗装厚の算定式を説明するた
めの要部の側面図、第12図は判定部と基準値設
定更新部のフローチヤート図、第13図は同説明
図である。 11……検出手段、12……舗装厚演算部、1
3……基準値設定更新部、14……判定部。
で、第1図は舗装厚測定装置のブロツク図、第2
図はアスフアルトフイニツシヤの平面図、第3図
は同側面図、第4図は車体傾斜角検出器の側面
図、第5図は第4図の−矢視図、第6図は車
体高さ検出器の平面図、第7図は同側面図、第8
図は第7図の−矢視断面図、第9図はアーム
高さ検出器の側面図、第10図は第9図の−
矢視図、第11図は舗装厚の算定式を説明するた
めの要部の側面図、第12図は判定部と基準値設
定更新部のフローチヤート図、第13図は同説明
図である。 11……検出手段、12……舗装厚演算部、1
3……基準値設定更新部、14……判定部。
Claims (1)
- 1 走行車体にレベリングアームが走行車体の前
後方向に沿う鉛直面内で揺動自在に取付けられ、
かつ、このレベリングアームに、路面にアスフア
ルト合材を敷きならすスクリードが設けられた敷
きならし機械において、敷きならし機械の最初に
置かれた状態を初期状態として舗装厚の基準値を
設定しておき、上記レベリングアームの揺動中心
点の高さやレベリングアームの前後方向の傾斜状
態等を検出し、それらの検出値を基に舗装厚を算
出すると共に、その算出値が上記基準値に所定量
を加減した基準範囲内にあるときはその算出値を
舗装厚の測定値とし、上記算出値が上記基準範囲
内に入らないときは基準値自体を舗装厚の測定値
とみなし、また、所定の時間区間における上記測
定値の平均値を次の時間区間における上記基準値
として使うことを特徴とする敷きならし機械にお
ける舗装厚測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27295285A JPS62133202A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 敷きならし機械における舗装厚測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27295285A JPS62133202A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 敷きならし機械における舗装厚測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62133202A JPS62133202A (ja) | 1987-06-16 |
| JPH023842B2 true JPH023842B2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=17521065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27295285A Granted JPS62133202A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 敷きならし機械における舗装厚測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62133202A (ja) |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP27295285A patent/JPS62133202A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62133202A (ja) | 1987-06-16 |
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