JPH0238687B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238687B2 JPH0238687B2 JP59167385A JP16738584A JPH0238687B2 JP H0238687 B2 JPH0238687 B2 JP H0238687B2 JP 59167385 A JP59167385 A JP 59167385A JP 16738584 A JP16738584 A JP 16738584A JP H0238687 B2 JPH0238687 B2 JP H0238687B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymers
- polymer
- pack
- mixed
- filtration layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、性質の異なる2種のポリマーを混合
紡糸するための口金パツクに関するものである。
紡糸するための口金パツクに関するものである。
(従来技術とその問題点)
性質の異なる2種のポリマーA,Bを混合紡糸
して改質合成繊維を製造する場合、ポリマーA,
Bをチツプ状又は粉末状で、ミキサーなどであら
かじめ混合してから溶融し、口金パツクに供給し
て紡出する方法とポリマーA,Bを混合すること
なく別々に溶融し、口金パツクに供給し、口金パ
ツク内で別々に濾過し、紡糸口金直前で静止混練
素子などの混合装置によつて混合して紡出する方
法が一般的な方法として知られている。
して改質合成繊維を製造する場合、ポリマーA,
Bをチツプ状又は粉末状で、ミキサーなどであら
かじめ混合してから溶融し、口金パツクに供給し
て紡出する方法とポリマーA,Bを混合すること
なく別々に溶融し、口金パツクに供給し、口金パ
ツク内で別々に濾過し、紡糸口金直前で静止混練
素子などの混合装置によつて混合して紡出する方
法が一般的な方法として知られている。
前者の場合、あらかじめポリマーA,Bが混合
されているので、ポリマーを溶融、供給する装置
は後者に比較して半分で済むものの、混合ポリマ
ーを溶融後、紡出するまでの時間が長いために、
使用するポリマー同士が副反応や分解反応を起こ
したり、混合が過度に進むため、糸条にしたとき
目的とする性能が得られないといつた問題が往々
にして発生する。また、ポリマーA,Bどちらか
の混合比率が極めて少ない場合、あるいは形状、
特性が著しく異なる場合、紡糸の経時によつて糸
条の長さ方向あるいは糸条間に混合斑が発生し、
目的とする性能に差が生ずる。これに対して、後
者の方法においてはポリマーA,Bを別々に溶融
供給し、別々に濾過するため、前者のようなポリ
マー同士の副反応や分解反応を抑制でき、また静
止混練素子の素子数を変更することによつて、混
合度合のコントロールが可能であることから、一
般的には後者の方法の方が好ましい。しかしなが
ら、後者の方法にも種々の欠点がある。
されているので、ポリマーを溶融、供給する装置
は後者に比較して半分で済むものの、混合ポリマ
ーを溶融後、紡出するまでの時間が長いために、
使用するポリマー同士が副反応や分解反応を起こ
したり、混合が過度に進むため、糸条にしたとき
目的とする性能が得られないといつた問題が往々
にして発生する。また、ポリマーA,Bどちらか
の混合比率が極めて少ない場合、あるいは形状、
特性が著しく異なる場合、紡糸の経時によつて糸
条の長さ方向あるいは糸条間に混合斑が発生し、
目的とする性能に差が生ずる。これに対して、後
者の方法においてはポリマーA,Bを別々に溶融
供給し、別々に濾過するため、前者のようなポリ
マー同士の副反応や分解反応を抑制でき、また静
止混練素子の素子数を変更することによつて、混
合度合のコントロールが可能であることから、一
般的には後者の方法の方が好ましい。しかしなが
ら、後者の方法にも種々の欠点がある。
すなわち、第一にポリマーA,Bを別々に濾過
するため、ポリマーA,Bに専用の濾過層、金
網、多孔板等が必要となり、さらにはこれら部材
の把持及びポリマーの洩れ防止のためのパツキン
グ類等の部品類が必要となる。したがつて、これ
ら部品を使用したパツクの組立あるいは分解に際
し、時間を多く必要とする。第二に、アルミパツ
キン等を用いてポリマーの洩れを防止するに際
し、口金パツク中央部に位置するパツキンは、組
立時において締め付け圧力が低いため、ポリマー
に洩れが生じ、パツキンや金網等の隙間に異常滞
留が発生し易い。第三に、ポリマーA,Bの混合
比が、例えば1/5,1/10というように小さい
場合、濾過層内における少量ポリマーの滞留時間
を短縮したり異常滞留をなくすため、濾過面積を
調整したりする必要がある。
するため、ポリマーA,Bに専用の濾過層、金
網、多孔板等が必要となり、さらにはこれら部材
の把持及びポリマーの洩れ防止のためのパツキン
グ類等の部品類が必要となる。したがつて、これ
ら部品を使用したパツクの組立あるいは分解に際
し、時間を多く必要とする。第二に、アルミパツ
キン等を用いてポリマーの洩れを防止するに際
し、口金パツク中央部に位置するパツキンは、組
立時において締め付け圧力が低いため、ポリマー
に洩れが生じ、パツキンや金網等の隙間に異常滞
留が発生し易い。第三に、ポリマーA,Bの混合
比が、例えば1/5,1/10というように小さい
場合、濾過層内における少量ポリマーの滞留時間
を短縮したり異常滞留をなくすため、濾過面積を
調整したりする必要がある。
従来の混合紡糸用口金パツクの一例を第2図に
示す。
示す。
ポリマーA,Bはそれぞれ導入路1A,1Bか
ら口金パツクに供給され、ポリマーAは濾過層2
Aで濾過され、ポリマーBは濾過層2Bで濾過さ
れる。濾過されたポリマーA,Bは多孔板3を経
て静止混練素子4に導入され、混合された後、紡
糸口金5の紡糸孔6から紡出される。なお、濾過
層2A,2Bの上下にはそれぞれアルミ製リム付
の金網が設けられている。
ら口金パツクに供給され、ポリマーAは濾過層2
Aで濾過され、ポリマーBは濾過層2Bで濾過さ
れる。濾過されたポリマーA,Bは多孔板3を経
て静止混練素子4に導入され、混合された後、紡
糸口金5の紡糸孔6から紡出される。なお、濾過
層2A,2Bの上下にはそれぞれアルミ製リム付
の金網が設けられている。
また、2種のポリマーを口金パツクに別々に供
給し、静止混練素子で混合した後、紡出するよう
にした混合紡糸用口金パツクも提案されている
(特開昭58−126311号)が、このような口金パツ
クでは混合が過度に進み、適度の混合にとどめた
い場合には使用できない。
給し、静止混練素子で混合した後、紡出するよう
にした混合紡糸用口金パツクも提案されている
(特開昭58−126311号)が、このような口金パツ
クでは混合が過度に進み、適度の混合にとどめた
い場合には使用できない。
(発明の目的)
本発明は構造が簡単で、組立、分解が容易であ
り、ポリマーの異常滞留が発せず、混合度合を適
宜コントロールすることのできる混合紡糸用口金
パツクを提供することを目的とするものである。
り、ポリマーの異常滞留が発せず、混合度合を適
宜コントロールすることのできる混合紡糸用口金
パツクを提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明は、上記目的を達成するもので、その要
旨は次のとおりである。
旨は次のとおりである。
2種のポリマーを別々に口金パツクに供給し、
濾過後、静止混練素子で混合して紡出するように
した混合紡糸用口金パツクにおいて、2種のポリ
マーを単一の濾過層に別々に供給するようにした
ことを特徴とする混合紡糸用口金パツク。
濾過後、静止混練素子で混合して紡出するように
した混合紡糸用口金パツクにおいて、2種のポリ
マーを単一の濾過層に別々に供給するようにした
ことを特徴とする混合紡糸用口金パツク。
本発明における濾過層は、溶融ポリマー中の不
溶性異物やゲル状物を濾過するもので、ポリマー
に対して不活性のアルミナ、ガラス等の粒子から
なる濾材で構成されており、濾過効果の向上及び
濾材の洩れを防止するために濾過層の上部及び下
部にステンレス製の金網が設けられているもので
ある。
溶性異物やゲル状物を濾過するもので、ポリマー
に対して不活性のアルミナ、ガラス等の粒子から
なる濾材で構成されており、濾過効果の向上及び
濾材の洩れを防止するために濾過層の上部及び下
部にステンレス製の金網が設けられているもので
ある。
本発明の口金パツクにおいては、2種のポリマ
ーA,Bが仕切り等のない単一の濾過層で濾過さ
れるため、口金パツクが著しく簡素化されるとと
もに、濾過面積が広くなり、濾過圧力の低減が可
能である。単一濾過層とすることにより、ポリマ
ーA,Bの供給量に応じた面積で濾過層が利用さ
れるのである。
ーA,Bが仕切り等のない単一の濾過層で濾過さ
れるため、口金パツクが著しく簡素化されるとと
もに、濾過面積が広くなり、濾過圧力の低減が可
能である。単一濾過層とすることにより、ポリマ
ーA,Bの供給量に応じた面積で濾過層が利用さ
れるのである。
ポリマーA,Bの濾過層への供給位置は、両ポ
リマーの供給量に大きな偏りがなければ、特別な
配慮は必要としないが、供給量に大きな偏りがあ
る場合は、少量ポリマーを中央部に供給し、多量
ポリマーを外周部に、数箇所に分割して供給する
ことが好ましい。少量ポリマーを外周部に供給す
ると、中央部の多量ポリマーによつて少量ポリマ
ーが外周に押しやられ、滞留時間が長くなり、好
ましくない。
リマーの供給量に大きな偏りがなければ、特別な
配慮は必要としないが、供給量に大きな偏りがあ
る場合は、少量ポリマーを中央部に供給し、多量
ポリマーを外周部に、数箇所に分割して供給する
ことが好ましい。少量ポリマーを外周部に供給す
ると、中央部の多量ポリマーによつて少量ポリマ
ーが外周に押しやられ、滞留時間が長くなり、好
ましくない。
なお、ポリマーA,Bを単一の濾過層で濾過す
ることによつて、ポリマーA,Bが接触し、濾過
層内部で不必要な副反応、分解反応や過度の混合
が懸念されたが、本発明者らがモデル的に試験し
た結果、濾過層内に入つたポリマーA,Bは層流
の形を呈し、例えば濾過層中央部に供給されたポ
リマーは濾過層内でも中央部を通過し、外周部へ
の分散は認められなかつた。そして、濾過層外周
部に供給されたポリマーは中央部に供給されたポ
リマーをつつみ込む形で、いわゆる芯さや構造と
なつて濾過層部より吐出されることが判つた。
ることによつて、ポリマーA,Bが接触し、濾過
層内部で不必要な副反応、分解反応や過度の混合
が懸念されたが、本発明者らがモデル的に試験し
た結果、濾過層内に入つたポリマーA,Bは層流
の形を呈し、例えば濾過層中央部に供給されたポ
リマーは濾過層内でも中央部を通過し、外周部へ
の分散は認められなかつた。そして、濾過層外周
部に供給されたポリマーは中央部に供給されたポ
リマーをつつみ込む形で、いわゆる芯さや構造と
なつて濾過層部より吐出されることが判つた。
濾過層を通過したポリマーA,Bは、続いて静
止混練素子で混合され、偏りのない混合物となつ
て紡出される。
止混練素子で混合され、偏りのない混合物となつ
て紡出される。
(実施例)
次に、本発明の口金パツクの一例を第1図によ
り説明する。
り説明する。
2種のポリマーA,Bはそれぞれ導入路1A,
1Bから口金パツクに供給され、単一の濾過層2
に別々に供給されて濾過され、多孔板3を経て静
止混練素子4に導入され、混合された後、紡糸口
金5の紡糸孔6から紡出される。
1Bから口金パツクに供給され、単一の濾過層2
に別々に供給されて濾過され、多孔板3を経て静
止混練素子4に導入され、混合された後、紡糸口
金5の紡糸孔6から紡出される。
第1図に示した口金パツク用いて、ポリマーA
として固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレー
ト、ポリマーBとして固有粘度0.63のポリ(エチ
レンテレフタレート/5−ナトリウムスルホイソ
フタレート)(共重合モル比97.5/2.5)を7/3
の割合で供給し、常法により溶融紡糸し、延伸し
た。
として固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレー
ト、ポリマーBとして固有粘度0.63のポリ(エチ
レンテレフタレート/5−ナトリウムスルホイソ
フタレート)(共重合モル比97.5/2.5)を7/3
の割合で供給し、常法により溶融紡糸し、延伸し
た。
なお、静止混練素子は内径8mmの管中に3個の
素子を設けたものを用い、過度の混合が起こらな
いようにした。
素子を設けたものを用い、過度の混合が起こらな
いようにした。
得られた延伸糸を筒編地とし、アストラゾンブ
ルーFRR(バイエル社製 カチオン染料)で染色
したところ、良好な霜降り調を呈した。
ルーFRR(バイエル社製 カチオン染料)で染色
したところ、良好な霜降り調を呈した。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば構造が簡単で、
組立、分解が容易であり、ポリマーの異常滞留が
発生せず、混合度合を適宜コントロールすること
のできる混合紡糸用口金パツクが提供され、口金
パツクのコスト低下、作業性の向上、紡糸製品の
品質向上が可能となる。
組立、分解が容易であり、ポリマーの異常滞留が
発生せず、混合度合を適宜コントロールすること
のできる混合紡糸用口金パツクが提供され、口金
パツクのコスト低下、作業性の向上、紡糸製品の
品質向上が可能となる。
第1図は本発明の口金パツクの一例を示す概略
図、第2図は従来の口金パツクの一例を示す概略
図である。 1A,1B……ポリマー導入路、2……濾過
層、3……多孔板、4……静止混練素子、5……
紡糸口金。
図、第2図は従来の口金パツクの一例を示す概略
図である。 1A,1B……ポリマー導入路、2……濾過
層、3……多孔板、4……静止混練素子、5……
紡糸口金。
Claims (1)
- 1 2種のポリマーを別々に口金パツクに供給
し、濾過後、静止混練素子で混合して紡出するよ
うにした混合紡糸用口金パツクにおいて、2種の
ポリマーを単一の濾過層に別々に供給するように
したことを特徴とする混合紡糸用口金パツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16738584A JPS6147808A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 混合紡糸用口金パツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16738584A JPS6147808A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 混合紡糸用口金パツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6147808A JPS6147808A (ja) | 1986-03-08 |
| JPH0238687B2 true JPH0238687B2 (ja) | 1990-08-31 |
Family
ID=15848722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16738584A Granted JPS6147808A (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | 混合紡糸用口金パツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6147808A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59708113D1 (de) * | 1996-10-21 | 2002-10-10 | Barmag Barmer Maschf | Verfahren und Vorrichtung zum Spinnen von thermoplastischen Fäden |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520771U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-09 |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP16738584A patent/JPS6147808A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6147808A (ja) | 1986-03-08 |
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