JPH0240177Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240177Y2 JPH0240177Y2 JP1983103406U JP10340683U JPH0240177Y2 JP H0240177 Y2 JPH0240177 Y2 JP H0240177Y2 JP 1983103406 U JP1983103406 U JP 1983103406U JP 10340683 U JP10340683 U JP 10340683U JP H0240177 Y2 JPH0240177 Y2 JP H0240177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folded
- backing plate
- face plate
- plate
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
この考案は、継目からの漏水を防ぐことができ
るようにした、建築用面板と裏当板の組合せ装置
に関するものである。
るようにした、建築用面板と裏当板の組合せ装置
に関するものである。
(従来の技術)
建築物の屋根や外壁の施工においては、面板の
継目部分に裏面から裏当板を当てて継目部分から
の漏水を裏当板に沿わせて流下させるようにした
ものがいろいろと提案されている(実公昭57−
36741号、実公昭55−7645号、実公昭55−51954号
等)。ただこれらのものは、、継目部分から裏当板
の方へ一時に多量に漏水した場合や施工の悪い場
合等においては、漏水が裏当板の側方から回り込
んで室内側へ浸出してしまうおそれのあるもので
あつた。
継目部分に裏面から裏当板を当てて継目部分から
の漏水を裏当板に沿わせて流下させるようにした
ものがいろいろと提案されている(実公昭57−
36741号、実公昭55−7645号、実公昭55−51954号
等)。ただこれらのものは、、継目部分から裏当板
の方へ一時に多量に漏水した場合や施工の悪い場
合等においては、漏水が裏当板の側方から回り込
んで室内側へ浸出してしまうおそれのあるもので
あつた。
これを解決するために、例えば特開昭54−
164315号公報は屋根瓦と略等しい長さと横方向に
接続した屋根瓦の各一部分とを重合する巾を有す
る裏当板に数条の水止め突条を形成して、裏当板
に流れる雨水を横へ拡がることを防止して下方へ
誘導するようにしたものである。しかし、これは
比較的雨量の少ない場合にスムーズに雨水が裏当
板の下方へ流れるが、雨量の多い場合には下方に
流れる雨水があふれて裏当板に多少貯まることが
ある。この貯つた雨水は毛細管現象により裏当板
の上端と面板の上端との〓間に沿つて上昇する
が、裏当板の上端は上方への折返しがなく切断さ
れたままであるため、上昇してきた雨水は押し戻
されることなくそのまま裏当板の裏側へと回り込
んで雨漏りが発生することになる。
164315号公報は屋根瓦と略等しい長さと横方向に
接続した屋根瓦の各一部分とを重合する巾を有す
る裏当板に数条の水止め突条を形成して、裏当板
に流れる雨水を横へ拡がることを防止して下方へ
誘導するようにしたものである。しかし、これは
比較的雨量の少ない場合にスムーズに雨水が裏当
板の下方へ流れるが、雨量の多い場合には下方に
流れる雨水があふれて裏当板に多少貯まることが
ある。この貯つた雨水は毛細管現象により裏当板
の上端と面板の上端との〓間に沿つて上昇する
が、裏当板の上端は上方への折返しがなく切断さ
れたままであるため、上昇してきた雨水は押し戻
されることなくそのまま裏当板の裏側へと回り込
んで雨漏りが発生することになる。
このような問題を解決するために裏当板の上下
方向の長さを面板より長くして雨水が裏当板の上
端縁から裏面に回り込み難くなるようにしたもの
が実公昭56−2740号公報で提案されているととも
に、さらにまた、面板の両側端部を面板の下面に
て内方へ折り返して折り返し片を曲成すると共に
折り返し片の先端を折り返し片の下面にて外方へ
折り返して挿入片を曲成し、一方の面板の挿入片
を他方の面板の折り返し片と挿入片との間に挿し
入れ、左右横幅が小さい裏当板の両端部に裏当板
の上面にて内方へ折り返した係止片をそれぞれの
面板の折り返し片と面板下面との間に挿入係止す
ることにより、雨水が裏当板の左右側縁から裏面
に回り込み難くなるようにしたものが実開昭54−
153121号公報で提案されている。
方向の長さを面板より長くして雨水が裏当板の上
端縁から裏面に回り込み難くなるようにしたもの
が実公昭56−2740号公報で提案されているととも
に、さらにまた、面板の両側端部を面板の下面に
て内方へ折り返して折り返し片を曲成すると共に
折り返し片の先端を折り返し片の下面にて外方へ
折り返して挿入片を曲成し、一方の面板の挿入片
を他方の面板の折り返し片と挿入片との間に挿し
入れ、左右横幅が小さい裏当板の両端部に裏当板
の上面にて内方へ折り返した係止片をそれぞれの
面板の折り返し片と面板下面との間に挿入係止す
ることにより、雨水が裏当板の左右側縁から裏面
に回り込み難くなるようにしたものが実開昭54−
153121号公報で提案されている。
(考案が解決しようとする課題)
しかし、実公昭56−2740号公報のものは裏当板
の上端および左右端が切断端により形成されてい
るため、雨量が非常に多くなるとこれら切断端か
ら雨水が裏当板の裏面に回り込んで雨漏りを生じ
る虞れがある。また実開昭54−153121号公報のも
のは面板の両側端部にそれぞれ内方への折り返し
片と外方への折り返し片を連続形成するためのも
のであるため、これらの加工が難しくかつ接続部
分が嵩張つて構造が複雑になり、さらに施工に際
し幅小の裏当板の係止片を面板の折返し片と面板
の下面との間に挿入係止する必要があり作業が面
倒であり、しかも裏当板表面に浸入した雨水は裏
当板の上端の切断端から裏当板の裏面に回り込ん
で雨漏りを発生するという虞れを有していた。
の上端および左右端が切断端により形成されてい
るため、雨量が非常に多くなるとこれら切断端か
ら雨水が裏当板の裏面に回り込んで雨漏りを生じ
る虞れがある。また実開昭54−153121号公報のも
のは面板の両側端部にそれぞれ内方への折り返し
片と外方への折り返し片を連続形成するためのも
のであるため、これらの加工が難しくかつ接続部
分が嵩張つて構造が複雑になり、さらに施工に際
し幅小の裏当板の係止片を面板の折返し片と面板
の下面との間に挿入係止する必要があり作業が面
倒であり、しかも裏当板表面に浸入した雨水は裏
当板の上端の切断端から裏当板の裏面に回り込ん
で雨漏りを発生するという虞れを有していた。
そこで本考案はほぼ完全に継目からの漏水を防
ぐとができるとともに構造および施工が比較的簡
単な建築用面板と裏当板の組合せ装置を提供する
ことを目的とするものである。
ぐとができるとともに構造および施工が比較的簡
単な建築用面板と裏当板の組合せ装置を提供する
ことを目的とするものである。
[考案の構成]
(課題を解決するための手段)
本考案の建築用面板と裏当板の組合せ装置は、
面板の上方側の端縁には上方から下方へ向けて折
返した係合部を形成するとともに下方側の端縁に
は下方から上方へ向けて折返した係合部を形成
し、上下に隣り合う一対の面板の上方側端縁の係
合部と下方側端縁の係合部とを係合し、かつ面板
の左右の側縁の一方には、この側縁を裏当側へ折
返して第1折返し部を形成するとともにこの第1
折返し部の説端を側縁方向へ折り返して第1折返
し部より幅の広い第2折返し部を形成し、さらに
左右の側縁の他方には差込み片を形成し、左右に
隣り合う一対の面板の差込み片を前記第1折返し
部と第2折返し部との間に差し込み、この差込み
箇所に対応して前記面板の裏面に裏当板を設け、
この裏当板は前記面板より上下方向に長く形成す
るとともに左右横幅を広く形成しかつ上下方向の
凹凸を形成し、裏当板の下方側の端縁には下方か
ら上方へ向けて折返した折返し片を形成するとと
もに上方側の端縁及び左右の側縁には表面側へ折
返された折返し片を形成して裏当板の上,左,右
の周端縁を折返し片にて囲み、裏当板の下方側の
端縁の折返し片を前記面板の下縁側の係合部に差
し込むとともに裏当板の上縁の折返し片を面板の
上縁より上方に位置させ、かつ裏当板の左右の側
縁の折返し片を面板の裏面に当接して成るもので
ある。
面板の上方側の端縁には上方から下方へ向けて折
返した係合部を形成するとともに下方側の端縁に
は下方から上方へ向けて折返した係合部を形成
し、上下に隣り合う一対の面板の上方側端縁の係
合部と下方側端縁の係合部とを係合し、かつ面板
の左右の側縁の一方には、この側縁を裏当側へ折
返して第1折返し部を形成するとともにこの第1
折返し部の説端を側縁方向へ折り返して第1折返
し部より幅の広い第2折返し部を形成し、さらに
左右の側縁の他方には差込み片を形成し、左右に
隣り合う一対の面板の差込み片を前記第1折返し
部と第2折返し部との間に差し込み、この差込み
箇所に対応して前記面板の裏面に裏当板を設け、
この裏当板は前記面板より上下方向に長く形成す
るとともに左右横幅を広く形成しかつ上下方向の
凹凸を形成し、裏当板の下方側の端縁には下方か
ら上方へ向けて折返した折返し片を形成するとと
もに上方側の端縁及び左右の側縁には表面側へ折
返された折返し片を形成して裏当板の上,左,右
の周端縁を折返し片にて囲み、裏当板の下方側の
端縁の折返し片を前記面板の下縁側の係合部に差
し込むとともに裏当板の上縁の折返し片を面板の
上縁より上方に位置させ、かつ裏当板の左右の側
縁の折返し片を面板の裏面に当接して成るもので
ある。
(実施例)
次に、この本考案の構成を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す部分切欠き
斜視図であるが、Aは細長い長方形状をした面板
である。面板Aの断面形状は、第1図の−線
拡大断面図である第2図から明らかなように、上
方側は、いつたん上方から下方へ向けて折返した
後にその先端をさらに下方から上方へ向けて折返
して、第1折返し部1及び第2折返し部2を形成
している。第2折返し部2の幅は第1折返し部1
の幅の分以下としている。そして、下方側は、い
つたん下方から上方へ向けて折返してその途中で
下方へやや屈曲させた後に、その先端をさらに上
方から下方へ向けて折返して、第1折返し部3及
び第2折返し部4を形成している。そして、同じ
く第2折返し部4の幅を第1折返し部3の幅の半
分以下としている。なおこのとき、上方側の第1
折返し部1の先端の高さをl1とし、下方側の第1
折返し部3の先端の高さをl2とすると、l1よりl2
の方がやや高くなるようにしている。
斜視図であるが、Aは細長い長方形状をした面板
である。面板Aの断面形状は、第1図の−線
拡大断面図である第2図から明らかなように、上
方側は、いつたん上方から下方へ向けて折返した
後にその先端をさらに下方から上方へ向けて折返
して、第1折返し部1及び第2折返し部2を形成
している。第2折返し部2の幅は第1折返し部1
の幅の分以下としている。そして、下方側は、い
つたん下方から上方へ向けて折返してその途中で
下方へやや屈曲させた後に、その先端をさらに上
方から下方へ向けて折返して、第1折返し部3及
び第2折返し部4を形成している。そして、同じ
く第2折返し部4の幅を第1折返し部3の幅の半
分以下としている。なおこのとき、上方側の第1
折返し部1の先端の高さをl1とし、下方側の第1
折返し部3の先端の高さをl2とすると、l1よりl2
の方がやや高くなるようにしている。
以上に示した面板Aを上下方向に接続していく
には、第3図や第4図に示すようにする。すなわ
ち、すでに施工し終つた面板Aの上方側の第2折
返し部2の下方の〓間から、これから施工する面
板Aの下方側の第1折返し部3や第2折返し部4
の部分をはめ込むと、第3図に示す状態となる。
このとき、上方側の第1折返し1の先端の高さl1
より下方側の第1折返し部3の先端の高さl2の方
がやや高くなるようにしていたので、第1折返し
部3の先端側がやや押上げられながらはめ込まれ
るのであり、第3図に示すはめ込み状態において
は第1折返し部3の先端側に下方向けの弾発力が
発生していることになる。
には、第3図や第4図に示すようにする。すなわ
ち、すでに施工し終つた面板Aの上方側の第2折
返し部2の下方の〓間から、これから施工する面
板Aの下方側の第1折返し部3や第2折返し部4
の部分をはめ込むと、第3図に示す状態となる。
このとき、上方側の第1折返し1の先端の高さl1
より下方側の第1折返し部3の先端の高さl2の方
がやや高くなるようにしていたので、第1折返し
部3の先端側がやや押上げられながらはめ込まれ
るのであり、第3図に示すはめ込み状態において
は第1折返し部3の先端側に下方向けの弾発力が
発生していることになる。
そして、第3図の状態から上位の面板Aをやや
引き下げると、第4図に示すように下位の面板A
の第2折返し部2と上位の面板Aの第2折返し部
4とがやや食い違つて、重なり合つた状態とな
る。このとき、第1折返し部3の先端側に下方向
への弾発力が発生しているので、第1折返し部3
の先端側は下位の面板Aの上面に押し付けられ、
かつ上位の面板Aの下面も下位の面板Aの第1折
返し部1に押し付けられていることになる。
引き下げると、第4図に示すように下位の面板A
の第2折返し部2と上位の面板Aの第2折返し部
4とがやや食い違つて、重なり合つた状態とな
る。このとき、第1折返し部3の先端側に下方向
への弾発力が発生しているので、第1折返し部3
の先端側は下位の面板Aの上面に押し付けられ、
かつ上位の面板Aの下面も下位の面板Aの第1折
返し部1に押し付けられていることになる。
以上のようにして、面板Aを次々と接続して施
工していつた場合、熱膨張により面板Aが伸長す
るときには、下位の面板Aの第2折返し部2と上
位の面板Aの第2折返し部4との食い違いがます
ます大きくなるので、接続がますます強固なもの
となる。また、第1折返し部1の先端の高さl1よ
り第1折返し部3の高さl2の方がやや高くなるよ
うにしており、第1折返し部3の途中を下方へや
や屈曲させたものとしているので、接続後にはこ
の第1折返し部3に下方向への強い弾発力が発生
して、第1折返し部3の先端側が下位の面板Aの
上面に押し付けられ、かつ上位の面板Aの下面も
面板Aの第1折返し部1に押し付けられ、これら
の2点において毛細管現象等による雨水の浸入を
防ぐことができる。
工していつた場合、熱膨張により面板Aが伸長す
るときには、下位の面板Aの第2折返し部2と上
位の面板Aの第2折返し部4との食い違いがます
ます大きくなるので、接続がますます強固なもの
となる。また、第1折返し部1の先端の高さl1よ
り第1折返し部3の高さl2の方がやや高くなるよ
うにしており、第1折返し部3の途中を下方へや
や屈曲させたものとしているので、接続後にはこ
の第1折返し部3に下方向への強い弾発力が発生
して、第1折返し部3の先端側が下位の面板Aの
上面に押し付けられ、かつ上位の面板Aの下面も
面板Aの第1折返し部1に押し付けられ、これら
の2点において毛細管現象等による雨水の浸入を
防ぐことができる。
これまで、面板Aの上方側及び下方側の縁部の
構造について説明してきたが、次に面板Aの左右
の縁部の構造について説明する。
構造について説明してきたが、次に面板Aの左右
の縁部の構造について説明する。
面板Aの右側縁には、上縁及び下縁に何ら折返
し部を設けていない差込み片5を設けている。差
込み片5は先端側がやや細幅になるようにしてい
る。面板Aの左側縁には、まず裏面側へ折返した
後に逆に側縁方向へ水平に折返して、第1折返し
部6及び第2折返し部7を形成しているが、第2
折返し部7の方を第1折返し部6より大部幅の広
いものとしている。そして、第2折返し部7の左
端縁を少しだけ表面側へ折返して、折返し片8を
形成している。また、第2折返し部7の上方側に
舌片9を形成しておいて、舌片9を上方から下方
向へ折返して、上方の第1折返し部1にかぶさる
ようにしている。
し部を設けていない差込み片5を設けている。差
込み片5は先端側がやや細幅になるようにしてい
る。面板Aの左側縁には、まず裏面側へ折返した
後に逆に側縁方向へ水平に折返して、第1折返し
部6及び第2折返し部7を形成しているが、第2
折返し部7の方を第1折返し部6より大部幅の広
いものとしている。そして、第2折返し部7の左
端縁を少しだけ表面側へ折返して、折返し片8を
形成している。また、第2折返し部7の上方側に
舌片9を形成しておいて、舌片9を上方から下方
向へ折返して、上方の第1折返し部1にかぶさる
ようにしている。
別体の裏当板Bを用意する。裏当板Bは、長方
形状としていて面板Aより長いものにするととも
に左右横幅を広くしている。裏当板Bは上方及び
左右のそれぞれの縁をそれぞれ表面側へ折返して
折返し片10,10,10を形成している。そし
て、裏当板Bの下方の縁は下方から上方へ向けて
折返して折返し片11を形成している。裏当板B
には、長手方向に多数の凹凸を形成している。
形状としていて面板Aより長いものにするととも
に左右横幅を広くしている。裏当板Bは上方及び
左右のそれぞれの縁をそれぞれ表面側へ折返して
折返し片10,10,10を形成している。そし
て、裏当板Bの下方の縁は下方から上方へ向けて
折返して折返し片11を形成している。裏当板B
には、長手方向に多数の凹凸を形成している。
以上に示したものは、次のようにして施工して
いくのである。まず、右側の面板Aの左端が裏当
板Bのほぼ中央にくるようにしながら面板Aの裏
面に裏当板Bを当てて、裏当板Bの下端を差し込
む。次に、左側の面板Aの下端に形成された第2
折返し部4の上方の〓間に裏当板Bの下端をは
め、裏当板Bの折返し片11を面板Aの第1折返
し部3の上方に形成された〓間にはめるようにし
ながら左側の面板Aを右側へ寄せていき、左側の
面板Aの差込み片5を右側の面板Aの左端の第1
折返し部6と第2折返し部7との間に差し込む。
そして、以上のようにして連結したものの下端の
折返し部を、すでに施工の終つた下位の面板Aの
上方に形成された第2折返し部2の下方の〓間か
らはめ込んだ後にやや下方へずらすと、第5図に
示した状態となるが、このとき上位の面板Aと下
位の面板Aの連結部分は第4図に示すようになつ
ている。そして、各部材の連結部分の構造は、第
5図の−端面図である第6図や−断面図
である第7図から明らかであろう。
いくのである。まず、右側の面板Aの左端が裏当
板Bのほぼ中央にくるようにしながら面板Aの裏
面に裏当板Bを当てて、裏当板Bの下端を差し込
む。次に、左側の面板Aの下端に形成された第2
折返し部4の上方の〓間に裏当板Bの下端をは
め、裏当板Bの折返し片11を面板Aの第1折返
し部3の上方に形成された〓間にはめるようにし
ながら左側の面板Aを右側へ寄せていき、左側の
面板Aの差込み片5を右側の面板Aの左端の第1
折返し部6と第2折返し部7との間に差し込む。
そして、以上のようにして連結したものの下端の
折返し部を、すでに施工の終つた下位の面板Aの
上方に形成された第2折返し部2の下方の〓間か
らはめ込んだ後にやや下方へずらすと、第5図に
示した状態となるが、このとき上位の面板Aと下
位の面板Aの連結部分は第4図に示すようになつ
ている。そして、各部材の連結部分の構造は、第
5図の−端面図である第6図や−断面図
である第7図から明らかであろう。
以上のようにして、継目の部分を互い違いにし
ながら施工していくのであるが、このようにして
施工した場合、右側の面板Aの左端に形成した第
1折返し部6と第2折返し部7との間に左側の面
板Aの差込み片5を差し込むという簡単な構造
で、差し込んだ左側の面板Aの差込み片5の上面
と第1折返し部6の下面とが密着しているので、
雨水は浸入しにくい。たとえば浸入しても差込み
片5上から第2折返し部7上へ流下し、第2折返
し部7上からの流下は折返し片8により妨げられ
ながら第2折返し部7上を流下して、下位の面板
Aに流下する。
ながら施工していくのであるが、このようにして
施工した場合、右側の面板Aの左端に形成した第
1折返し部6と第2折返し部7との間に左側の面
板Aの差込み片5を差し込むという簡単な構造
で、差し込んだ左側の面板Aの差込み片5の上面
と第1折返し部6の下面とが密着しているので、
雨水は浸入しにくい。たとえば浸入しても差込み
片5上から第2折返し部7上へ流下し、第2折返
し部7上からの流下は折返し片8により妨げられ
ながら第2折返し部7上を流下して、下位の面板
Aに流下する。
また、もし万一折返し片8上をオーバーフロー
した場合でも、裏当板B上に落下して裏当板B上
の凹凸の凹部内を流下し、下位の面板A上へ流下
する。この場合、裏当板Bの長さは面板Aより長
く、裏当板Bの上方の折返し片10は面板Aの第
1折返し部1よりも上方に位置している。このた
め、雨量が多く裏当板Bの上に雨水が貯まり第1
折返し部1と裏当板Bとの重ね合せ部分の毛細管
現象により貯つた水が上昇しても折返し片10が
はるか上方にあるこでこの折返し片10まで雨水
が上昇することがほとんどない。万一折返し片1
0まで雨水が上昇してもこの折返しによつて雨水
が戻されて裏当板Bの裏側へ回り込むことはほと
んどない。なお、裏当板Bは十分に広くとつてあ
るので、雨水が裏当板Bのへりまで達することは
まずないのであるが、たとえへりまで達した場合
でも、裏当板Bの両縁の折返し片10,10が裏
当板Bの両縁からの落下を防ぐことになる。従つ
て、漏水は完全に防止できるのである。しかも裏
当板Bは面板Aの裏面に配されているだけであり
従来のように施工に際し裏当板を挿入係合すると
いう作業を要しないため施工も容易である。
した場合でも、裏当板B上に落下して裏当板B上
の凹凸の凹部内を流下し、下位の面板A上へ流下
する。この場合、裏当板Bの長さは面板Aより長
く、裏当板Bの上方の折返し片10は面板Aの第
1折返し部1よりも上方に位置している。このた
め、雨量が多く裏当板Bの上に雨水が貯まり第1
折返し部1と裏当板Bとの重ね合せ部分の毛細管
現象により貯つた水が上昇しても折返し片10が
はるか上方にあるこでこの折返し片10まで雨水
が上昇することがほとんどない。万一折返し片1
0まで雨水が上昇してもこの折返しによつて雨水
が戻されて裏当板Bの裏側へ回り込むことはほと
んどない。なお、裏当板Bは十分に広くとつてあ
るので、雨水が裏当板Bのへりまで達することは
まずないのであるが、たとえへりまで達した場合
でも、裏当板Bの両縁の折返し片10,10が裏
当板Bの両縁からの落下を防ぐことになる。従つ
て、漏水は完全に防止できるのである。しかも裏
当板Bは面板Aの裏面に配されているだけであり
従来のように施工に際し裏当板を挿入係合すると
いう作業を要しないため施工も容易である。
以上、この考案の実施例を1つ示したが、この
考案の実施例としては以上のものに限られるわけ
ではない。例えば、面板Aの一側縁に形成した第
2折返し部7は、湾曲させた樋状のものにしても
よいし、上下方向へ凹凸を形成したものとしても
よい。また、面板Aと裏当板Bとを別々のものと
したものを示したが、面板Aの一側縁が裏当板B
の中程にくる位置で、面板Aと裏当板Bとをスポ
ツト熔接等により一体に取付けたものとしてもよ
い。一体に取付けたものとしたときは、現場にお
ける施工を短時間で容易に行うことができるよう
になる。
考案の実施例としては以上のものに限られるわけ
ではない。例えば、面板Aの一側縁に形成した第
2折返し部7は、湾曲させた樋状のものにしても
よいし、上下方向へ凹凸を形成したものとしても
よい。また、面板Aと裏当板Bとを別々のものと
したものを示したが、面板Aの一側縁が裏当板B
の中程にくる位置で、面板Aと裏当板Bとをスポ
ツト熔接等により一体に取付けたものとしてもよ
い。一体に取付けたものとしたときは、現場にお
ける施工を短時間で容易に行うことができるよう
になる。
以上からも明らかなように、この考案に係る建
築用面板と裏当板を使用して建築物の屋根や外壁
の施工をした場合は、継目部分においては面板A
の差込み片5の上面が隣りの面板Aの第1折返し
部6の下面に密着してほとんど漏水をしないので
あるが、たとえ漏水をした場合でも雨水は差込み
片5上から第2折返し部7上に流下し、第2折返
し部7上を流下して下位の面板A上に流下するこ
とになるので、内部への漏水を防ぐことができ
る。また万一、第2折返し部7のへりからオーバ
ーフローをした場合でも裏当板B上へ流下し、裏
当板Bに形成された上下方向の凹凸の凹部内を流
下して下位の面板A上に流下する。従つて、完全
に漏水を防ぐことができるものである。
築用面板と裏当板を使用して建築物の屋根や外壁
の施工をした場合は、継目部分においては面板A
の差込み片5の上面が隣りの面板Aの第1折返し
部6の下面に密着してほとんど漏水をしないので
あるが、たとえ漏水をした場合でも雨水は差込み
片5上から第2折返し部7上に流下し、第2折返
し部7上を流下して下位の面板A上に流下するこ
とになるので、内部への漏水を防ぐことができ
る。また万一、第2折返し部7のへりからオーバ
ーフローをした場合でも裏当板B上へ流下し、裏
当板Bに形成された上下方向の凹凸の凹部内を流
下して下位の面板A上に流下する。従つて、完全
に漏水を防ぐことができるものである。
なお、面板Aの第2折返し7の側縁に上方へ折
返した折返し片8を形成した場合は、折返し片8
がオーバーフローを防ぐので、漏水を防ぐ効果が
増大する。
返した折返し片8を形成した場合は、折返し片8
がオーバーフローを防ぐので、漏水を防ぐ効果が
増大する。
[考案の効課]
本考案は面板の上方側の端縁には上方から、下
方へ向けて折返した係合部を形成するとともに下
方側の端縁には下方から上方へ向けて折返した係
合部を形成し、上下に隣り合う一対の面板の上方
側端縁の係合部と下方側端縁の係合部とを係合
し、かつ面板の左右の側縁の一方には、この側縁
を裏面側へ折返して第1折返し部を形成するとと
もにこの第1折返し部の先端を側縁方向へ折返し
て第1折返し部より幅の広い第2折返し部を形成
し、さらに左右の側縁の他方には差込み片を形成
し、左右に隣り合う一対の面板の差込み片を前記
第1折返し部と第2折返し部との間に差し込み、
この差込み箇所に対応して前記面板の裏面に裏当
板を設け、この裏当板は前記面板より上下方向に
長く形成するとともに左右横幅を広く形成しかつ
上下方向の凹凸を形成し、裏当板の下方側の端縁
には下方から上方へ向けて折返した折返し片を形
成するとともに上方側の端縁及び左右の側縁には
表面側へ折返された折返し片を形成して裏当板の
上、左、右の周端縁を折返し片にて囲み、裏当板
の下方側の端縁の折返し片を前記面板の下縁側の
係合部に差し込むとともに裏当板の上縁の折返し
片を面板の上縁より上方に位置させ、かつ裏当板
の左右の側縁の折返し片を面板の裏面に当接した
ことにより、ほぼ完全に継目からの漏水を防ぐこ
とができるとともに構造および施工が比較的簡単
な建築用面板と裏当板の組合せ装置を提供でき
る。
方へ向けて折返した係合部を形成するとともに下
方側の端縁には下方から上方へ向けて折返した係
合部を形成し、上下に隣り合う一対の面板の上方
側端縁の係合部と下方側端縁の係合部とを係合
し、かつ面板の左右の側縁の一方には、この側縁
を裏面側へ折返して第1折返し部を形成するとと
もにこの第1折返し部の先端を側縁方向へ折返し
て第1折返し部より幅の広い第2折返し部を形成
し、さらに左右の側縁の他方には差込み片を形成
し、左右に隣り合う一対の面板の差込み片を前記
第1折返し部と第2折返し部との間に差し込み、
この差込み箇所に対応して前記面板の裏面に裏当
板を設け、この裏当板は前記面板より上下方向に
長く形成するとともに左右横幅を広く形成しかつ
上下方向の凹凸を形成し、裏当板の下方側の端縁
には下方から上方へ向けて折返した折返し片を形
成するとともに上方側の端縁及び左右の側縁には
表面側へ折返された折返し片を形成して裏当板の
上、左、右の周端縁を折返し片にて囲み、裏当板
の下方側の端縁の折返し片を前記面板の下縁側の
係合部に差し込むとともに裏当板の上縁の折返し
片を面板の上縁より上方に位置させ、かつ裏当板
の左右の側縁の折返し片を面板の裏面に当接した
ことにより、ほぼ完全に継目からの漏水を防ぐこ
とができるとともに構造および施工が比較的簡単
な建築用面板と裏当板の組合せ装置を提供でき
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す部分切欠き
斜視図、第2図は第1図の−線拡大断面図、
第3図及び第4図はそれぞれその実施例の実施状
態を示す要部拡大断面図、第5図はその実施例の
実施状態を示す部分切欠き斜視図、第6図及び第
7図はそれぞれ第5図の−断面図及び−
断面図である。 5…差込み片、6…第1折返し部、7…第2折
返し部、8,10,11…折返し片、A…面板、
B…裏当板。
斜視図、第2図は第1図の−線拡大断面図、
第3図及び第4図はそれぞれその実施例の実施状
態を示す要部拡大断面図、第5図はその実施例の
実施状態を示す部分切欠き斜視図、第6図及び第
7図はそれぞれ第5図の−断面図及び−
断面図である。 5…差込み片、6…第1折返し部、7…第2折
返し部、8,10,11…折返し片、A…面板、
B…裏当板。
Claims (1)
- 面板の上方側の端縁には上方から下方へ向けて
折返した係合部を形成するとともに下方側の端縁
には下方から上方へ向けて折返した係合部を形成
し、上下に隣り合う一対の面板の上方側端縁の係
合部と下方側端縁の係合部とを係合し、かつ面板
の左右の側縁の一方には、この側縁を裏面側へ折
返して第1折返し部を形成するとともにこの第1
折返し部の先端を一方の側縁方向へ折り返して第
1折返し部より幅の広い第2折返し部を形成し、
さらに左右の側縁の他方には差込み片を形成し、
左右に隣り合う一対の面板の差込み片を前記第1
折返し部と第2折返し部との間に差し込み、この
差込み箇所に対応して前記面板の裏面に裏当板を
設け、この裏当板は前記面板より上下方向に長く
形成するとともに左右横幅を広く形成しかつ上下
方向の凹凸を形成し、裏当板の下方側の端縁には
下方から上方へ向けて折返した折返し片を形成す
るとともに上方側の端縁及び左右の側縁には表面
側へ折返された折返し片を形成して裏当板の上、
左、右の周端縁を折返し片にて囲み、裏当板の下
方側の端縁の折返し片を前記面板の下縁側の係合
部に差し込むとともに裏当板の上縁の折返し片を
面板の上縁より上方に位置させ、かつ裏当板の左
右の側縁の折返し片を面板の裏面に当接して成る
ことを特徴とする建築用面板と裏当板の組合せ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10340683U JPS6011925U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 建築用面板と裏当板の組合せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10340683U JPS6011925U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 建築用面板と裏当板の組合せ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6011925U JPS6011925U (ja) | 1985-01-26 |
| JPH0240177Y2 true JPH0240177Y2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=30243285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10340683U Granted JPS6011925U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 建築用面板と裏当板の組合せ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011925U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6136447A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-21 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 横葺き屋根 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54153121U (ja) * | 1978-04-15 | 1979-10-24 | ||
| JPS60513B2 (ja) * | 1978-06-16 | 1985-01-08 | 株式会社塚田工業 | 段葺金属屋根 |
| JPS562740U (ja) * | 1979-06-18 | 1981-01-12 | ||
| JPS5673753A (en) * | 1979-11-15 | 1981-06-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Roof material |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10340683U patent/JPS6011925U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6011925U (ja) | 1985-01-26 |
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