JPH0240861B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240861B2 JPH0240861B2 JP60273835A JP27383585A JPH0240861B2 JP H0240861 B2 JPH0240861 B2 JP H0240861B2 JP 60273835 A JP60273835 A JP 60273835A JP 27383585 A JP27383585 A JP 27383585A JP H0240861 B2 JPH0240861 B2 JP H0240861B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- head cover
- gas
- blow
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases
- F02F7/006—Camshaft or pushrod housings
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ブローバイガスがシリンダヘツドカ
バーで覆われたロツカー室を経由して外部に取出
されるエンジンにおけるシリンダヘツドカバー構
造に関する。
バーで覆われたロツカー室を経由して外部に取出
されるエンジンにおけるシリンダヘツドカバー構
造に関する。
(従来の技術)
従来、この種のエンジンでは、ブローバイガス
中に含まれるオイルミストを分離回収するため
に、例えば実開昭56−149013号公報に開示されて
いるように、シリンダヘツドカバーにオイルセパ
レータを設けている。一般に、オイルセパレータ
は、その内部および入口等に迷路状に仕切壁を備
えており、ブローバイガスが仕切壁を迂回する間
に、オイルミストが仕切壁やセパレータの内壁に
衝突して付着することでその分離回収を図つてい
る。
中に含まれるオイルミストを分離回収するため
に、例えば実開昭56−149013号公報に開示されて
いるように、シリンダヘツドカバーにオイルセパ
レータを設けている。一般に、オイルセパレータ
は、その内部および入口等に迷路状に仕切壁を備
えており、ブローバイガスが仕切壁を迂回する間
に、オイルミストが仕切壁やセパレータの内壁に
衝突して付着することでその分離回収を図つてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記の如きブローバイガスとオイル
ミストの分離をより確実にし、オイル消費を低減
するには、オイルセパレータの能力向上を図ると
良い。しかし、上述したように、セパレータ内部
を仕切壁で迷路罪に仕切つてオイルミストの分離
を行うものにおいて、十分なオイル分離性能を得
ようとすると、セパレータの内部空間の大きさを
相当大きなものにする必要があり、重量や製造コ
ストの増加、およびそのレイアウトに関して設計
の由由度が小さくなる等の新たな問題点を生じや
すい。こうした事情のため、従来はオイルセパレ
ータを能力的、構造的にやや小さめに設定し、あ
る程度のオイル消費の増加は止むを得ないものと
していた。
ミストの分離をより確実にし、オイル消費を低減
するには、オイルセパレータの能力向上を図ると
良い。しかし、上述したように、セパレータ内部
を仕切壁で迷路罪に仕切つてオイルミストの分離
を行うものにおいて、十分なオイル分離性能を得
ようとすると、セパレータの内部空間の大きさを
相当大きなものにする必要があり、重量や製造コ
ストの増加、およびそのレイアウトに関して設計
の由由度が小さくなる等の新たな問題点を生じや
すい。こうした事情のため、従来はオイルセパレ
ータを能力的、構造的にやや小さめに設定し、あ
る程度のオイル消費の増加は止むを得ないものと
していた。
本発明は、既存の構造体を利用した簡単な構造
でシリンダヘツドカバー全体を使つて、オイルミ
ストの分離を行うオイルセパレート機能を持たす
ことにより、重量や製造コストの著しい増加を招
くことなくオイル分離性能の向上を実現し、オイ
ル消費を低減することを目的とする。
でシリンダヘツドカバー全体を使つて、オイルミ
ストの分離を行うオイルセパレート機能を持たす
ことにより、重量や製造コストの著しい増加を招
くことなくオイル分離性能の向上を実現し、オイ
ル消費を低減することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明では、シリンダヘツドカバー内にブロー
バイガスを導入するブローバイガス通路をエンジ
ン長手方向の一側に、該ブローバイガスを導出す
る取出口を他側に設け、少なくともその間のブロ
ーバイガスの通路となるロツカー室に従来のオイ
ルセパレータとは別にオイル分離機能を付与し
て、シリンダヘツドカバー全体を使用してオイル
ミストを分離できるようにする。
バイガスを導入するブローバイガス通路をエンジ
ン長手方向の一側に、該ブローバイガスを導出す
る取出口を他側に設け、少なくともその間のブロ
ーバイガスの通路となるロツカー室に従来のオイ
ルセパレータとは別にオイル分離機能を付与し
て、シリンダヘツドカバー全体を使用してオイル
ミストを分離できるようにする。
具体的には、シリンダヘツドカバーのエンジン
長手方向の一側において、クランクケース内のブ
ローバイガスをシリンダヘツドカバー内へ還流す
るブローバイガス通路の一端がシリンダヘツドカ
バーで区画されたロツカー室に連通するよう開口
しているとともに外気をシリンダヘツドカバー内
に取入れる新気導入口が設けられている。上記シ
リンダヘツドカバーのエンジン長手方向の他側に
は、上記ロツカー室に導入されたブローバイガス
中に含まれるオイルミストを分離するオイルセパ
レータと、該オイルセパレータを通過後のブロー
バイガスを外部へ導出する取出口とが設けられて
いる。上記シリンダヘツドカバーの内面における
少なくとも上記ブローバイガス通路の開口部と上
記取出口との間には、シリンダ配列方向とほぼ直
交する方向に沿つて延びるリブ部材が張り出され
ている。該リブ部材は、上記ロツカー室内におい
てシリンダヘツドに配置される動弁機構とはシリ
ンダ配例方向にずれた位置に配設されているとと
もに、リブ部材の外郭線と動弁機構の外郭線とが
シリンダ配列方向から見て少なくとも一部がラツ
プしているものとする。
長手方向の一側において、クランクケース内のブ
ローバイガスをシリンダヘツドカバー内へ還流す
るブローバイガス通路の一端がシリンダヘツドカ
バーで区画されたロツカー室に連通するよう開口
しているとともに外気をシリンダヘツドカバー内
に取入れる新気導入口が設けられている。上記シ
リンダヘツドカバーのエンジン長手方向の他側に
は、上記ロツカー室に導入されたブローバイガス
中に含まれるオイルミストを分離するオイルセパ
レータと、該オイルセパレータを通過後のブロー
バイガスを外部へ導出する取出口とが設けられて
いる。上記シリンダヘツドカバーの内面における
少なくとも上記ブローバイガス通路の開口部と上
記取出口との間には、シリンダ配列方向とほぼ直
交する方向に沿つて延びるリブ部材が張り出され
ている。該リブ部材は、上記ロツカー室内におい
てシリンダヘツドに配置される動弁機構とはシリ
ンダ配例方向にずれた位置に配設されているとと
もに、リブ部材の外郭線と動弁機構の外郭線とが
シリンダ配列方向から見て少なくとも一部がラツ
プしているものとする。
(作用)
このことにより、本発明では、動弁機構とリブ
部材とは、シリンダ配列方向にずれた位置で反対
向きに突出した状態でロツカー室を区切つてい
る。このため、エンジン長手方向の一側からシリ
ンダヘツドカバー内に導入されたブローバイガス
は、新気導入口から取入れられた新気(外気)と
混合されたのち、動弁機構とリブ部材とを逆向き
に迂回し上下に蛇行しながらエンジン長手方向他
側に設けた取出口へ向つて移行し、動弁機構の構
成部材の外面、あるいはシリンダヘツドカバーの
内面壁との衝突を繰り返しながら移行することに
なる。この移行過程で、ブローバイガスと新気と
の混合によりブローバイガス中に遊離したオイル
ミストは、ブローバイガスの衝突時に、ロツカー
室内の構造物に衝突して付着し、あるいはブロー
バイガスの迂回時に質量差による慣性力でガス流
から分離して前記構造物に付着することにより、
ブローバイガスから分離されることになる。さら
に、ブローバイガス中に残つたオイルミストはエ
ンジン長手方向他側に設けたオイルセパレータに
よつて分離されることになる。
部材とは、シリンダ配列方向にずれた位置で反対
向きに突出した状態でロツカー室を区切つてい
る。このため、エンジン長手方向の一側からシリ
ンダヘツドカバー内に導入されたブローバイガス
は、新気導入口から取入れられた新気(外気)と
混合されたのち、動弁機構とリブ部材とを逆向き
に迂回し上下に蛇行しながらエンジン長手方向他
側に設けた取出口へ向つて移行し、動弁機構の構
成部材の外面、あるいはシリンダヘツドカバーの
内面壁との衝突を繰り返しながら移行することに
なる。この移行過程で、ブローバイガスと新気と
の混合によりブローバイガス中に遊離したオイル
ミストは、ブローバイガスの衝突時に、ロツカー
室内の構造物に衝突して付着し、あるいはブロー
バイガスの迂回時に質量差による慣性力でガス流
から分離して前記構造物に付着することにより、
ブローバイガスから分離されることになる。さら
に、ブローバイガス中に残つたオイルミストはエ
ンジン長手方向他側に設けたオイルセパレータに
よつて分離されることになる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第2図において、シリンダヘツド1とこれの上
面を覆うシリンダヘツドカバー2とによつて、動
弁機構3を収容するロツカー室4が区画されてい
る。動弁機構3は、ロツカー室4の内底に配置さ
れるエンジン長手方向に延びるカムシヤフト5、
このカムシヤフト5の上方左右に配置されるエン
ジン長手方向に延びるロツカーシヤフト6、およ
び該ロツカーシヤフト6に支持されたロツカーア
ーム7などからなり、吸気弁8および排気弁9を
開閉するものである。上記カムシヤフト5は、そ
のエンジン長手方向一端(前端)に固定したタイ
ミングギヤ10とこのギヤ10に巻掛けられたチ
エーン11とを介してクランク(図示せず)で同
期的に回転駆動される。
面を覆うシリンダヘツドカバー2とによつて、動
弁機構3を収容するロツカー室4が区画されてい
る。動弁機構3は、ロツカー室4の内底に配置さ
れるエンジン長手方向に延びるカムシヤフト5、
このカムシヤフト5の上方左右に配置されるエン
ジン長手方向に延びるロツカーシヤフト6、およ
び該ロツカーシヤフト6に支持されたロツカーア
ーム7などからなり、吸気弁8および排気弁9を
開閉するものである。上記カムシヤフト5は、そ
のエンジン長手方向一端(前端)に固定したタイ
ミングギヤ10とこのギヤ10に巻掛けられたチ
エーン11とを介してクランク(図示せず)で同
期的に回転駆動される。
燃焼室からクランク室に洩れ出たブローバイガ
スは、ピストンの下降動作によつてクランク室か
ら押し出され、エンジン長手方向一側に設けられ
た前記チエーン11の外面を覆うチエーンケース
12内に形成されたブローバイガス通路22を上
昇してロツカー室4に至る。そして、ブローバイ
ガス中に含まれるオイルミストを分離回収するた
めに、ロツカー室4内は第1図に示すように、シ
リンダヘツド1に配置された動弁機構3と、シリ
ンダヘツドカバー2の内面に設けたリブ部材13
とによつて、シリンダ配列方向に沿つて複数個に
区切られている。上記リブ部材13は、隣り合う
動弁機構3の間の空間に向つて下向きに突設さ
れ、シリンダヘツドカバー2の開口側縁の一方か
ら他方に向つて、シリンダ配列方向と直交する状
態に張り出している。つまり、ロツカー室4内を
カムシヤフト5の軸方向に沿つて移行するブロー
バイガスに対して、その流れを直交状に横断して
妨害する状態で下向きに突設されている。第2図
に示すように、シリンダヘツドカバー2の内面の
左右隅部において、リブ部材13の外郭線とロツ
カーアーム7の外郭線とがシリンダ配列から見て
上下に重なり合うように、リブ部材13が大きく
張り出されている。
スは、ピストンの下降動作によつてクランク室か
ら押し出され、エンジン長手方向一側に設けられ
た前記チエーン11の外面を覆うチエーンケース
12内に形成されたブローバイガス通路22を上
昇してロツカー室4に至る。そして、ブローバイ
ガス中に含まれるオイルミストを分離回収するた
めに、ロツカー室4内は第1図に示すように、シ
リンダヘツド1に配置された動弁機構3と、シリ
ンダヘツドカバー2の内面に設けたリブ部材13
とによつて、シリンダ配列方向に沿つて複数個に
区切られている。上記リブ部材13は、隣り合う
動弁機構3の間の空間に向つて下向きに突設さ
れ、シリンダヘツドカバー2の開口側縁の一方か
ら他方に向つて、シリンダ配列方向と直交する状
態に張り出している。つまり、ロツカー室4内を
カムシヤフト5の軸方向に沿つて移行するブロー
バイガスに対して、その流れを直交状に横断して
妨害する状態で下向きに突設されている。第2図
に示すように、シリンダヘツドカバー2の内面の
左右隅部において、リブ部材13の外郭線とロツ
カーアーム7の外郭線とがシリンダ配列から見て
上下に重なり合うように、リブ部材13が大きく
張り出されている。
さらに、ブローバイガス中に僅かに残るオイル
ミストを回収するために、シリンダヘツドカバー
2のエンジン長手方向他端(後端)寄り(チエン
ケース2から最も離れる側)にオイルセパレータ
15が設けられている。第3図に示すように、オ
イルセパレータ15は、下向きに開口する凸字状
の区画壁15aとこれの開口縁を塞ぐカバー16
とで区画形成され、その内部をシリンダ配列方向
と直交する仕切壁15bで前後3室に区画すると
ともに、各室内をシリンダ配列内向に沿う仕切壁
15cで複数個に区切つてなる。ブローバイガス
は、前後両端の室の一側に開口されたガス入口1
7からオイルセパレータ15内に入り、Uターン
状に中央の室へ流入してこの室に設けられた取出
口18から外部に取出される。取出口18には吸
気通路と連通するパイプ19が接続されている。
ミストを回収するために、シリンダヘツドカバー
2のエンジン長手方向他端(後端)寄り(チエン
ケース2から最も離れる側)にオイルセパレータ
15が設けられている。第3図に示すように、オ
イルセパレータ15は、下向きに開口する凸字状
の区画壁15aとこれの開口縁を塞ぐカバー16
とで区画形成され、その内部をシリンダ配列方向
と直交する仕切壁15bで前後3室に区画すると
ともに、各室内をシリンダ配列内向に沿う仕切壁
15cで複数個に区切つてなる。ブローバイガス
は、前後両端の室の一側に開口されたガス入口1
7からオイルセパレータ15内に入り、Uターン
状に中央の室へ流入してこの室に設けられた取出
口18から外部に取出される。取出口18には吸
気通路と連通するパイプ19が接続されている。
また、第3図に示すように、シリンダヘツドカ
バー2のエンジン長手方向一端(前端)内面に、
新気を取入れるためのブリーザ室20が区画され
ていて、このブリーザ室20はその側壁に開口し
て新気導入口21を介して外気と連通しており、
エンジン長手方向一側に流入したブローバイガス
に対して新気(外気)を取入れて混合させ、ブロ
ーバイガス中に含まれるオイルミストを遊離しや
すくしている。
バー2のエンジン長手方向一端(前端)内面に、
新気を取入れるためのブリーザ室20が区画され
ていて、このブリーザ室20はその側壁に開口し
て新気導入口21を介して外気と連通しており、
エンジン長手方向一側に流入したブローバイガス
に対して新気(外気)を取入れて混合させ、ブロ
ーバイガス中に含まれるオイルミストを遊離しや
すくしている。
したがつて、上記実施例では、ロツカー室4の
エンジン長手方向一側に導入されたブローバイガ
スは先ず新気導入口21から取入れられた新気
(外気)と混合されて、ブローバイガス中にオイ
ルミストが遊離した状態となる。このブローバイ
ガスはロツカー室4内において、エンジン長手方
向一側のチエンケース12側からエンジン長手方
向他側のオイルセパレータ15側に向つて移行す
る。このとき、動弁機構3とリブ部材13とによ
つてロツカー室4がシリンダ配列内向に前後複数
区画に区切られているので、ブローバイガスは動
弁機構3とリブ部材13を交互に逆向きに迂回し
ながら上下に蛇行して移行し、ロツカーアーム7
やシリンダヘツドカバー2およびリブ部材13と
くり返し衝突する。このようなロツカー室4内の
構造物とブローバイガスの衝突によつて、ブロー
バイガスに含まれたオイルミストが前記構造物に
付着してブローバイガスから分離される。また、
ブローバイガスがリブ部材13などを迂回すると
き、オイルミストだけがブローバイガス流に付与
された慣性力によつて直進し、ブローバイガスか
ら分離して付近の構造物に付着する。こうして、
ブローバイガスに含まれていたオイルミストの殆
どは、オイルセパレータ15に流入するまでに分
離されてしまう。従つて、オイルセパレータ15
では僅かに残つたオイルミストを分離すれば良
く、そのオイル分離能力は小さくて済む。ロツカ
ー室4内で分離されたオイルミストは、ロツカー
室4の内底に溜つたのち、クランク室へ流下回収
されて再利用される。
エンジン長手方向一側に導入されたブローバイガ
スは先ず新気導入口21から取入れられた新気
(外気)と混合されて、ブローバイガス中にオイ
ルミストが遊離した状態となる。このブローバイ
ガスはロツカー室4内において、エンジン長手方
向一側のチエンケース12側からエンジン長手方
向他側のオイルセパレータ15側に向つて移行す
る。このとき、動弁機構3とリブ部材13とによ
つてロツカー室4がシリンダ配列内向に前後複数
区画に区切られているので、ブローバイガスは動
弁機構3とリブ部材13を交互に逆向きに迂回し
ながら上下に蛇行して移行し、ロツカーアーム7
やシリンダヘツドカバー2およびリブ部材13と
くり返し衝突する。このようなロツカー室4内の
構造物とブローバイガスの衝突によつて、ブロー
バイガスに含まれたオイルミストが前記構造物に
付着してブローバイガスから分離される。また、
ブローバイガスがリブ部材13などを迂回すると
き、オイルミストだけがブローバイガス流に付与
された慣性力によつて直進し、ブローバイガスか
ら分離して付近の構造物に付着する。こうして、
ブローバイガスに含まれていたオイルミストの殆
どは、オイルセパレータ15に流入するまでに分
離されてしまう。従つて、オイルセパレータ15
では僅かに残つたオイルミストを分離すれば良
く、そのオイル分離能力は小さくて済む。ロツカ
ー室4内で分離されたオイルミストは、ロツカー
室4の内底に溜つたのち、クランク室へ流下回収
されて再利用される。
尚、上記の実施例では、いわゆるSOHC型の動
弁機構について説明したが、必ずしもその必要は
なく、DOHC型やOHV型のものでも本発明は適
用できる。また、リブ部材13はシリンダ配列内
向と直交させる必要はなく、要はリブ部材13が
ブローバイガスの流れを横断する状態で妨害する
方向つまりほぼ直交する方向に一連のものとして
形成してあれば良い。
弁機構について説明したが、必ずしもその必要は
なく、DOHC型やOHV型のものでも本発明は適
用できる。また、リブ部材13はシリンダ配列内
向と直交させる必要はなく、要はリブ部材13が
ブローバイガスの流れを横断する状態で妨害する
方向つまりほぼ直交する方向に一連のものとして
形成してあれば良い。
さらに、上記の実施例では、リブ部材13の外
郭線と動弁機構3の外郭線が、一部でのみ重なり
合うようにしたが、場合によつては両外郭線の殆
が重なり合うように設定しても良い。
郭線と動弁機構3の外郭線が、一部でのみ重なり
合うようにしたが、場合によつては両外郭線の殆
が重なり合うように設定しても良い。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、エンジン長手
方向一側から導入されオイルミストが遊離したブ
ローバイガスはエンジン長手方向他側へ向つてロ
ツカー室を通過するとき、動弁機構とリブ部材と
によつて強制的に逆向き迂回させられ、上下に蛇
行する状態で移行するので、ロツカー室内で直接
的にかつ有効にオイル分離を行うことができる。
さらに、エンジン長手方向他側に設けたオイルセ
パレータによつてブローバイガス中に残るオイル
ミストを分離して導出されるので、よつてオイル
消費量を著しく低減することができる。
方向一側から導入されオイルミストが遊離したブ
ローバイガスはエンジン長手方向他側へ向つてロ
ツカー室を通過するとき、動弁機構とリブ部材と
によつて強制的に逆向き迂回させられ、上下に蛇
行する状態で移行するので、ロツカー室内で直接
的にかつ有効にオイル分離を行うことができる。
さらに、エンジン長手方向他側に設けたオイルセ
パレータによつてブローバイガス中に残るオイル
ミストを分離して導出されるので、よつてオイル
消費量を著しく低減することができる。
従つて、十分に大きな内部空間のロツカー室を
含むシリンダヘツドカバー全体を利用して、しか
も既存の動弁機構を利用してオイル分離を有効に
行うようにしたので、従来のオイル分離方式に比
べて、エンジン重量の増加や製造コストの著しい
増加を招くことなく確実にオイル分離を行うこと
ができ、さらに、シリンダヘツドカバーに設けた
オイルセパレータのオイル分離能力を小さくする
ことができるので、設計時にオイルセパレータの
レイアウトを行う際の制約を少なくできる点で有
利である。
含むシリンダヘツドカバー全体を利用して、しか
も既存の動弁機構を利用してオイル分離を有効に
行うようにしたので、従来のオイル分離方式に比
べて、エンジン重量の増加や製造コストの著しい
増加を招くことなく確実にオイル分離を行うこと
ができ、さらに、シリンダヘツドカバーに設けた
オイルセパレータのオイル分離能力を小さくする
ことができるので、設計時にオイルセパレータの
レイアウトを行う際の制約を少なくできる点で有
利である。
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示し、
第1図はロツカー室の内部構造を概略的に示す縦
断側面図、第2図は第1図におけるA−A線断面
図、第3図はシリンダヘツドカバーの底面図であ
る。 2……シリンダヘツドカバー、3……動弁機
構、4……ロツカー室、13……リブ部材、15
……オイルセパレータ、17……取出口、21…
…新気導入口、22……ブローバイガス通路。
第1図はロツカー室の内部構造を概略的に示す縦
断側面図、第2図は第1図におけるA−A線断面
図、第3図はシリンダヘツドカバーの底面図であ
る。 2……シリンダヘツドカバー、3……動弁機
構、4……ロツカー室、13……リブ部材、15
……オイルセパレータ、17……取出口、21…
…新気導入口、22……ブローバイガス通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シリンダヘツドカバーのエンジン長手方向の
一側において、クランクケース内のブローバイガ
スをシリンダヘツドカバー内へ還流するブローバ
イガス通路の一端がシリンダヘツドカバーで区画
されたロツカー室に連通するよう開口していると
ともに外気をシリンダヘツドカバー内に取入れる
新気導入口が設けられており、 上記シリンダヘツドカバーのエンジン長手方向
の他側には、上記ロツカー室に導入されたブロー
バイガス中に含まれるオイルミストを分離するオ
イルセパレータと、該オイルセパレータを通過後
のブローバイガスを外部へ導出する取出口とが設
けられており、 上記シリンダヘツドカバーの内面における少な
くとも上記ブローバイガス通路の開口部と上記取
出口との間には、シリンダ配列方向とほぼ直交す
る方向に沿つて延びるリブ部材が張り出されてお
り、 該リブ部材は、上記ロツカー室内においてシリ
ンダヘツドに配置される動弁機構とはシリンダ配
列方向にずれた位置に配設されているとともに、
リブ部材の外郭線と動弁機構の外郭線とがシリン
ダ配列方向から見て少なくとも一部がラツプして
いることを特徴とするエンジンのシリンダヘツド
カバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27383585A JPS62131955A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27383585A JPS62131955A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62131955A JPS62131955A (ja) | 1987-06-15 |
| JPH0240861B2 true JPH0240861B2 (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=17533207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27383585A Granted JPS62131955A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | エンジンのシリンダヘツドカバ−構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62131955A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071967U (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-13 | ナカダ産業株式会社 | フェンス用ネット構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0799087B2 (ja) * | 1989-06-19 | 1995-10-25 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のシリンダヘッドカバー |
| US5228420A (en) * | 1992-09-25 | 1993-07-20 | Tsuchiya Mfg. Co., Ltd. | Valve rocker cover |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119613U (ja) * | 1984-07-10 | 1986-02-04 | トヨタ自動車株式会社 | シリンダヘツドカバ− |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP27383585A patent/JPS62131955A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071967U (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-13 | ナカダ産業株式会社 | フェンス用ネット構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62131955A (ja) | 1987-06-15 |
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