JPH0241145A - 哺乳動物の卵巣診断装置 - Google Patents

哺乳動物の卵巣診断装置

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JPH0241145A
JPH0241145A JP18992288A JP18992288A JPH0241145A JP H0241145 A JPH0241145 A JP H0241145A JP 18992288 A JP18992288 A JP 18992288A JP 18992288 A JP18992288 A JP 18992288A JP H0241145 A JPH0241145 A JP H0241145A
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松浦 優之
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SHIIMETSUKUSU JAPAN KK
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B10/00Instruments for taking body samples for diagnostic purposes; Other methods or instruments for diagnosis, e.g. for vaccination diagnosis, sex determination or ovulation-period determination; Throat striking implements
    • A61B10/0012Ovulation-period determination
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、哺乳動物の卵巣診断方法及び装置に関する
【従来の技術】
哺乳動物の卵巣疾患は、例えば、牛において、発情が進
行中に卵胞が発育を停止し、発情状態が数日間持続する
卵胞発育停止、又この現象の後に排卵が生じる遅排卵現
象、又この逆に卵胞が萎縮して卵胞が閉鎖する卵胞閉鎖
現象があり、これらは、卵胞発育不全症あるいは卵巣機
能不全症として診断される。 更に、例えば牛において、無発情時で、妊娠していない
にもかかわらず、長期間発情しない場合がある。この場
合、未経産中は卵巣発育不全症、経産牛は卵巣萎縮症と
診断される。更に重度のものは、卵巣機能減退症、横体
萎残症と診断される。 又、この他に卵巣嚢腫がある。 ところで、従来はこのような卵巣疾患に対する診断は、
医師が種々の検査をすることによってなされていた。特
に、牛脂等の家畜においては、獣医が、直腸検査を行う
ことにより上記疾患についての診断を行っていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば牛において、獣医が頻繁な直腸検
査を行うと、これによって、卵胞が圧迫されて、却って
、卵胞に疾病を発生したり、直腸カタルを生じたり、す
るという問題点がある。 又、上記のように勘に頼る診断に基づきホルモン療法等
を行うと、この療法によって却って黄体嚢腫や卵胞嚢腫
を引起こしてしまうことがあるという問題点を生じる。 同様の問題点は牛等の家畜のみならず人間についても生
じる。 更に又、牛において大型ホルスタイン種や肥育肉牛等の
過肥及び過脂肪症の場合、直腸検査が不可能なことがあ
り、このような場合は、卵巣疾患が推定されてもこれを
診断することができないという問題点がある。 [発明の目的1 この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさたれもので
あって、哺乳動物の卵巣の診断を安全且つ確実に行うこ
とができるようにした卵巣診断方法及び装置を提供する
ことを目的とする。 又、例えば牛において、直腸検査が不能な場合でも、卵
巣診断を行うことができるようにした卵巣診断方法及び
装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段] この発明は、哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度
を、水と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、
該哺乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等
しいときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小
値との間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜の
ナトリウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊
娠確率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃
度に対応する排卵帯、及び前記不妊帯と排卵帯の中間期
における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間
帯に分割仮定し、更に、前記不妊帯をナトリウムイオン
濃度の高低に応じて少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度
不妊帯に分割仮定し、且つ、前記中間帯をナトリウムイ
オン濃度の高低に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び
低濃度中間帯に分割仮定し、発情中における哺乳動物の
膣粘膜のナトリウムイオン濃度が前記高濃度不妊帯から
経時的に減少する過程で、前記ナトリウムイオン濃度の
変化が前記低濃度不妊帯で停止したときには重度、前記
高濃度中間帯で停止だときには中度、又は前記低濃度中
間帯で停止したときには軽度の卵巣機能不全症と診断す
ることにより上記目的を遠戚したものである。 この発明は、哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイオ
ン濃度を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度を、水
と略等しいときを排卵直前の最小値とし、゛且つ、該哺
乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しい
ときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値と
の間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナト
リウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確
率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に
対応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における
膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割
設定し、更に、前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高
低に応じて少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に
分割設定し、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低
に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に
分割設定すると共に、前記検出手段により検出されたナ
トリウムイオン濃度が前記高濃度不妊帯から経時的に減
少する過程で、前記低濃度不妊帯、前記高濃度中間帯又
は前記低濃度中間帯のいずれかで前記ナトリウムイオン
濃度の変化が停止した時に、該帯域を表示するための判
定表示手段と、から哺乳動物の卵巣診断装置を構成し上
記目的を遠戚するものである。 又、この発明は、前記ナトリウムイオン濃度検出手段を
、前記哺乳動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検
出部の、前記膣の膣粘膜に接触可能位置に配置された複
数の電極と、この複数の電極間に電圧を印加するための
電圧発生手段と、前記電極間のインピーダンス値を検出
するためのインピーダンス検出装置と、を含み、前記判
定表示手段を、前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水
の等価インピーダンス値と略等しいときを排卵直前の最
大値として、且つ、該哺乳動物の血液における等価イン
ピーダンス値と略等しいときを、非排卵時の最小値とし
て、該最小値と最大値の間を、前記高濃度不妊帯、低濃
度不妊帯、高濃度中間帯、低濃度中間帯に対応して表示
すると共に、前記インピーダンス検出装置により検出さ
れた膣粘膜の等価インピーダンス値が、前記最小値から
経時的に増大変化する過程で前記低濃度不妊帯、高濃度
中間帯又は低濃度中間帯のいずれかで停止したときこれ
を表示するようにして上記目的を達成するものである。 又、本発明は、哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃
度を、水と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ
、該哺乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略
等しいときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最
小値との間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜
のナトリウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の
妊娠確率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン
濃度に対応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期に
おける膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯
に分割仮定し、更に、前記不妊帯をナトリウムイオン濃
度の高低に応じて少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不
妊帯に分割仮定し、前記中間帯をナトリウムイオン濃度
の高低に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中
間帯に分割仮定すると共に、長期間無発情、且つ、非妊
娠時における前記哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン
濃度が前記高濃度不妊帯のとき卵巣萎縮病、又は、重度
の卵巣発育不全症、卵巣機能減退症、又は、黄体萎残症
、前記低濃度不妊帯のときは中度の卵巣発育不全症、卵
巣機能減退症又は黄体萎残病、前記高濃度中間帯のとき
は軽度の卵巣発育不全症、卵巣機能減退症、又は黄体萎
残症と、それぞれ判断するようにして上記目的を達成す
るものである。 又、本発明は、哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイ
オン濃度を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度を、
水と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺
乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しい
ときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値と
の間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナト
リウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確
率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン1度に
対応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における
膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割
設定し、前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高低に応
じて少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に分割設
定し、且つ、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低
に応じて、少なくとも高1度中間帯及び低濃度中間帯に
分割設定すると共に、前記哺乳動物が非妊娠状悪で長期
間発情しないとき、前記検出手段により検出されたナト
リウムイオン濃度が前記高濃度不妊帯から経時的に減少
する過程で、前記低濃度不妊帯又は前記高濃度中間帯の
いずれかにあるときこれを表示するための判定表示手段
と、を有することにより上記目的を達成するものである
。 又、本発明は、前記ナトリウムイオン濃度検出手段を、
前記哺乳動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出
部の、前記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電
極と、この複数の電極間に電圧を印加するための電圧発
生手段と、前記電極間のインピーダンス値を検出するた
めのインピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示
手段を、前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価
インピーダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値と
して、且つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダ
ンス値と略等しいときを、非排卵時の最小値として、該
最小値と最大値の間を、前記高濃度不妊帯、低濃度不妊
帯、高濃度中間帯、低濃度中間帯に対応して表示するよ
うにして上記目的を達成するものである。 又、本発明は、哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃
度を、水と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ
、該哺乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略
等しいときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最
小値との間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜
のナトリウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の
妊娠確率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン
濃度に対応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期に
おける膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯
に分割仮定し、前記哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオ
ン濃度が前記不妊帯から排卵帯の間を数秒間以下の周期
で変化するとき卵果嚢腫と判断するようにして上記目的
を達成するものである。 又、本発明は、哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイ
オン濃度を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度を、
水と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺
乳動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しい
ときを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値と
の間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナト
リウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確
率が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に
対応する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における
膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割
設定し、前記検出手段により検出されたナトリウムイオ
ン濃度が前記不妊帯から排卵帯の間を周期的に変化する
とき、これを表示するための判定表示手段と、を有する
ことにより上記目的を達成するものである。 又、本発明は、前記ナトリウムイオン濃度検出手段を、
前記哺乳動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出
部の、前記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電
極と、この複数の電極間に電圧を印加するための電圧発
生手段と、前記電極間のインピーダンス値を検出するた
めのインピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示
手段を、前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価
インピーダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値と
して、且つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダ
ンス値と略等しいときを、非排卵時の最小値として、該
最小値と最大値の間を、前記不妊帯、低濃度中間帯、及
び排卵帯に対応して表示するようにして上記目的を達成
するものである。 【作用】 この発明は、哺乳動物の卵巣に疾患があるとき、該疾患
の種類に応じて、該哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウ
ムイオン濃度が変化あるいは固有の値を示すことに基づ
いて、該ナトリウムイオン濃度に基づき、哺乳動物の卵
巣を診断できるものである。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。 この実施例は、図に示されるように、哺乳動物の膣内に
挿入され得る棒状の検出部12と、この検出部12にお
ける先端部12Aの、前記哺乳動物における膣粘膜に接
触可能位置に配置された一対の電極14と、この一対の
電極14.14間に電圧を印加するための電圧発生手段
16と、前記電極14.14間の等価インピーダンス値
に対応する電圧を出力するインピーダンス検出装置17
と、を含むナトリウムイオン濃度検出装置20と:前記
膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価インピーダン
ス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、又、前
記膣粘膜の等価インピーダンス値が対象となる哺乳動物
の血液における等価インピーダンス値と略等しいときを
最小値として、これら最大値、最小値及び該最大間と最
小値の間を、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウムイ
オン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高い
時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する
排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜の
ナトリウムイオン濃度に対応する中間帯、に分割設定し
、更に、前記不妊帯、中間帯及び排卵帯のそれぞれをナ
トリウムイオン濃度の高低に応じて高濃度不妊帯及び低
濃度不妊帯、高濃度中間帯、低濃度中間帯、高濃度排卵
帯及び低濃度排卵帯に分割設定すると共に、前記電極1
4.14間における前記膣粘膜の等価インピーダンス値
が、前記6つの帯域のいずれに該当するかを検出するレ
ベル判定手段18と、この前記レベル判定手段18の判
定結果を表示する表示手段22と、を含む判定表示手段
24と:により哺乳動物の卵巣診断装置10を構成した
ものである。 この卵巣診断袋aiioは、表面31Aに前記表示手段
22を支持すると共に、長手方向一端32A側に、前記
棒状の検出部12の基端部12B側を支持し、且つ、長
手方向の中間部に、握持可能な握持部34が形成された
中空ケース30を備えている。前記棒状検出部12の基
端部12Bは、前記中空ケース30の前記−@32Aか
ら該中空ケース30内に入り込んだ部分で、該中空ケー
ス30に支持されている。 前記中空ケース30はアッパケース30A、ロアケース
30Bをビス36によって連結した構造とされ、その合
わせ面30Cは前記棒状検出部12の中心軸を通る面に
あるようにされている。 前記棒状検出部12は、先端部12Aを除き、中空バイ
ブ状の合成樹脂からなり、その中心軸線が、前記中空ケ
ース30内で該中空ケース30の中心軸線に対して、裏
面31B側に偏倚して、該中空ケース30に支持されて
いる。 ここで、前記中空ケース30の前記裏面31B側は、第
3図に示されるように、前記握持部34の範囲で、幅方
向両側角部が面取りされ狭幅部34Aとされている。即
ち、中空ケース30は握持部34の部分で、前記棒状検
出部12と直交する断面の形状が、変五角形となるよう
にされている。 従って、前記棒状検出部12は、その中心軸線が、前記
中空ケース30内で、前記狭幅部34△の内側面に接近
して配置されている。 前記中空ケース30の握持部34には、表面31Aを除
く外周面に周方向の突条35が長手方向に複数本並設さ
れている。 前記中空ケース30における前記裏面31B、即ちロア
ケース30Bの表面の、前記握持部34の長手方向両端
に隣接する部分は、中空ケース30の軸方向から見て、
前記狭幅部34Aの両側に突出する各一対の突起52A
、52B及び54A154Bが形成されている。 これら突起52A〜54Bは、第3図及び第4図に示さ
れるように、中空ケース30の表面31Aと平行に突出
して、中空ケース30をその長手方向から見たとき、外
形が略長方形となるように突出され、これによって、例
えば検出装置10をテーブル等の上に置いた場合に転…
1しないようにしている。 又、前記突起52A、52Bは、授精適期検出装置10
の棒状検出部12を牛等の膣内に挿入する際に作業者の
手の引掛かりを構成し、反対側の突起54A、54Bは
棒状検出部12を膣から弓抜くときに作業者の手の引掛
りとなるようにされている。 前記中空ケース30内には、その長手方向中間部に、支
持ブラケット38がビス40によってロアケース30B
に締付は固定されている。 この支持ブラケット38は、図に示されるように、上向
きの略半円弧状の凹部38Aが形成されている。 この凹部38Aの円弧部の半径は、前記棒状検出部12
における基端部12Bの半径と略一致するようにされて
いる。 前記棒状検出部12の基端部12Bは、中空ケース30
における一端32Aから該中空ケース30内に入り込み
、前記支持ブラケット38の凹部38Aに嵌込まれた状
態で、固定ブラケット42により支持ブラケット38に
締付は固定されている。 図の符号43A、43Bは固定ブラケット42を支持ブ
ラケット38に締付は固定するためのねじ及びウェルド
ナツトをそれぞれ示す。 前記固定ブラケット42の内側面には、該固定ブラケッ
ト42が支持ブラケット38に固定されるとき、棒状検
出部12の基端部12Bの外周にくい込んで、該棒状検
出部12の廻り止めを構成する廻り止め突起42Aが形
成されている。 前記中空ケース30における一端32Aには、アッパケ
ース30A及びロアケース30Bそれぞれに、両者を合
わせたとき筒状となる半割りの雄ねじ部45A、45B
が形成されている。これら雄ねじ部45A、45Bの内
側には、棒状検出部12の基端部12Bが挿通可能とさ
れる半円弧溝46A、46Bがそれぞれ形成されている
。 前記支持ブラケット38及び固定ブラケット42の間に
固定された基端部12B内には図に示されるように、補
強バイブ44が挿入されている。 この補強バイブ44の長さは、基端部12Bに挿入され
たとき、前記固定ブラケット42の位置から、前記雄ね
じ部45A、45Bの先端位置までの範囲に延在するよ
うにされている。 図の符号48は、雄ねじ部45A、45Bの先端と棒状
検出部12の外周との間の防水シールを形成するための
オーリングを示す。このオーリング48は、雄ねじ部4
5A、45Bに螺合するナツト50によって該雄ねじ部
45A、45Bの先端位置に締付は固定されている。ナ
ツト50は、アッパケース30A10アケース30Bを
も締付は一体とするものである。 前記中空ケース30内には、第2図において、前記支持
ブラケット38の上方位置に、これと離間して略平行に
ボード56が配置されている。 このボード56は、ねじ58により前記アッパケース3
0Aに締付は固定されるものであって、前記電圧発生手
段16、インピーダンス検出装置18を支持するもので
ある。又、前記表示手段22は、このボード56を介し
てアッパケース30Aに支持されている。 前記電圧発生手段16は、第6図に示されるように、交
流発生手段62と、電圧レギュレータ64と、電圧比較
装置66とを備えている。 前記交流発生手段62は、矩形波発振回路62A及び1
/2分周回路62Bとを含んで構成されている。 前記矩形波発振回路62Aは、シュミット回路を備え、
1/2分周回路62Bは、矩形波発振回路62Aで出力
されたパルスを1/2分周して安定した矩形波を形成す
るようにされている。 前記電圧レギュレータ64は、電源電池68から供給さ
れた電源電圧を必要な電圧まで降圧するためのインバー
タ回路を含むものである。 前記レベル判定装置18は、電極14.14に印加され
た交流により被検出部(膣粘膜)のインピーダンスのレ
ベルを検出するための複数の演算増幅器OP1〜OP6
を備え、又、前記表示手段22はレベル判定装置18で
判定されたレベルをそれぞれのレベルに応じて発光ダイ
オードDP1〜DP6で表示するようにされている。又
、表示手段22は、電源電圧チエツク用の発光ダイオー
ドDPOを備えている。第6図において符号18Aは被
検出部たる膣粘膜の等価回路を示す。 更に詳細に説明すると、前記レベル判定装置18は、前
記電極14.14から抵抗R10、ボルテージフォロー
ワーVF及びダイオードD1を介して出力される電圧信
号からインピーダンスのレベルを判定するため、前記電
圧レギュレータ64から入力された電圧を分圧するため
の抵抗R17〜R23と、各分圧電圧と上記電圧信号を
比較するための演算増幅器OP1〜OP6と、を備えて
いる。なお、前記ダイオードD1の負極側には各演算増
幅器OP1〜OP6への入力電圧信号を安定させるため
の平滑回路SCの特性要素が接続される。この平滑回路
SCには、分圧抵抗R12、R13によって分圧された
電圧レギュレータ64の電圧が印加されるようになって
いる。 図の符号BC1、BO2はこれら分圧抵抗R12及びR
13のためのバイパスコンデンサを示す。 前記電圧比較装置66は、前記電源電池68の電圧低下
をチエツク(診断)するためのものであり、動作スイッ
チ72をオンすることにより作動されるようになってい
る。動作スイッチ72はレベル判定装置18を作動させ
るための動作スイッチを兼ねている。 又、前記電圧比較装置66は、前記動作スイッチ72を
介して入力される電源電池68の電圧を診断すべく、抵
抗R29,30と、抵抗R29、R30で分圧された電
圧と電圧レギュレータ64の出力電圧とを比較するため
の演算増幅器OP7とを備え、比較、診断の結果、電圧
が一定値以上のときダイオードD4を介して表示手段2
2に信号を出力するようにされている。 なお、図の符号R30−R36は、各発光ダイオードD
PO〜DP6へ印加される電圧を分圧するための抵抗を
示す。又、符号66Aは矩形波発振回路を示し、その出
力はダイオードD5を介してダイオードD4の出力側に
接続され、ダイオードD4の出力がないとき、即ち電源
電池68の出力電圧が一定値以下のときのみ、表示手段
22に印加されるように構成されている。 ここで、前記レベル判定装置18における分圧抵抗R1
8〜R23の抵抗値の総和は、これによる電圧が、水に
おける前記電極14.14間のインピーダンスに対応す
る出力電圧より僅かに小さく設定されている。例えば、
牛の場合、体温は通常38.5℃であるので、38.5
°Cの水に電極14.14を浸漬し、そのときのダイオ
ードD1における出力電圧が分圧抵抗R18〜R23に
おける電圧よりも僅かに大きくなるようにする。ここで
、対象となる水は、人間のための飲料水、例えば水道水
、井戸水、あるいはこれに等しい電気抵抗を有する水と
する。 又、分圧抵抗R23の抵抗値は、対象となる哺乳動物の
血液における電極14.14間のインピーダンスに基づ
く出力電圧が分圧抵抗R23にかかる電圧と略等しく設
定されている。 更に、前記分圧抵抗R19〜R23の抵抗値の総和は、
液状精子(Chilled  3emen)を子宮内に
注入するに適した時期即ち自然交配、受精に適した時期
での該哺乳動物の膣粘膜における前記電極14.14間
のインピーダンスによるダイオードD1における出力電
圧が、分圧抵抗R19〜R23にかかる電圧と略等しく
なるようにされている。 更に、前記分圧抵抗R20〜R23の抵抗値の総和は、
凍結精子(F rozen S emen)を注入する
に適した時期における該哺乳動物の膣粘膜における前記
電極14.14間のインピーダンスによるダイオードD
1における出力電圧が、分圧抵抗R20〜R23にかか
る電圧と略等しくなるようにされている。即ち、分圧抵
抗R18〜R23とR19〜R23の間は低濃度排卵帯
、分圧抵抗R19〜R23とR20−R23の間は高濃
度排卵帯となる。 更に、前記分圧抵抗R21〜R23の抵抗値の総和は、
当該哺乳動物の非排卵時における妊娠確率50%程度の
状態での膣粘膜のにおける電極14.14間の最大値の
インピーダンスによるダイオードD1における出力電圧
が分圧抵抗R21〜R23にかかる電圧と略等しく設定
されている。 即ち、分圧抵抗R20−R23とR21〜R23の間は
低濃度中間帯、分圧抵抗R21〜R23とR22、R2
3の間は高濃度中間帯となる。 更に又、前記分圧抵抗R22及びR23の抵抗値の和は
、当該哺乳動物の非排卵時期における妊娠不能時の、膣
粘膜における電極14.14間のインピーダンスによる
ダイオードD1における出力電圧が分圧抵抗R22とR
23にかかる電圧と等しくされている。即ち、分圧抵抗
R22+R23とR23の間は低濃度不妊帯、分圧抵抗
R23の電圧よりも低いときは高濃度不妊帯となる。 前記電源電池68は、中空ケース30の、第1図及び第
2図における右端部位置に、収納されている。ここで、
第2図の符号68Aはロアケース30Bに取外し可能に
取付けられた電池蓋を示す。 この電源電池68は、リード線68Bを介して前記ボー
ド56に接続されている。 又ボード56には、前記電極14.14からのリード線
14Aが接続されている。ここで、電極14.14は棒
状検出部12の先端部12Aに埋め込まれて取付けられ
ている。又リード線14Aは、電極14.14から、棒
状検出部12の中空部を通って中空ケース30内に至り
、ここから、前記支持ブラケット38の凹部38Aを通
って、前記ボード56に至るように配線されている。 前記中空ケース30の表面31Aは、第2図において長
手方向左寄り部分が上方に斜めに突出して形成され、こ
こに、6個の円形窓76A〜76Fが円弧状に略等角度
間隔で形成されている。又、この円弧の中心位置にも1
個の窓76Gが形成されている。 前記表示手段22における前記発光ダイオードDPI〜
DP6は、前記円弧状に配列された窓76八〜76Fに
第2図において下方から挿入されて、その発光が、外部
から視認できるようにされている。 更に、窓76Gにも、電圧チエツク用の発光ダイオード
DPOが第2図において下方から挿入配置されている。 これら発光ダイオードDPO−DP6は、いずれも前記
ボード56に支持されている。 前記中空ケース30の表面31Aには、第8図に示され
るように、前記円弧状に配列された6個の窓76A〜7
6Fの近傍位置に、これらの発光ダイオードDPI〜D
P6が点灯したときにおけるその意味を表示する記号、
即ち膣粘膜における電極14.14間のインピーダンス
値に応じて、排卵直前の低濃度排卵帯、精子を注入して
もよい高濃度排卵帯、精子を注入するには早過ぎる低濃
度及び高濃度中間帯、精子を注入しても受精しない低濃
度及び高濃度不妊帯を示す記号1〜6を表示する帯域表
示部22A〜22Fが配置されている。又、低濃度中間
帯の帯域表示部22Cの下側には妊娠を表わすPの記号
が配置されている。 又、前記バッテリーチエツク用の発光ダイオードDPO
の、第8図において下側位置には、ブツシュボタン78
が配置されている。 このブツシュボタン78は、前記動作スイッチ72をオ
ンできるようにされている。 前記窓76A〜76G及びブツシュボタン78の上面に
は、合成樹脂製の薄膜80が取付けられ、これらの窓7
6A−76G、ブツシュボタン78の防水並びに保護を
するようにされている。前記窓76A〜76Gに挿入配
置された発光ダイオードDPO〜DP6の発光は、該薄
膜80を介して外部から視認できるようにされている。 上記実施例において、棒状検出部12の基端部12Bは
、中空ケース30内に入った位置で、支持ブラケット3
8及び固定ブラケット42を介して該中空ケース30に
支持されているので、例えば卵巣診断装置10を誤って
取り落し、棒状検出部12の先端部が地面、床等に衝突
した場合であっても、その衝撃荷重が中空ケース30の
一端32Aに集中することなく、支持ブラケット38及
び固定ブラケット42部分にも分散される。 従って、中空ケース30の一端32Aが従来と比較して
破壊されにくくなる。 更に、オーリング48も緩みにくくなる。 又、上記実施例において、棒状検出部12の中心軸線は
、中空ケース30内において裏面31B側に偏倚した位
置に配置され、且つ、該裏面31Bは、握持部24の範
囲で、その幅方向両端が面取りされて、狭幅部34Aと
されているので、中空ケース30内のスペースに無駄が
なく、該中空ケース30内に棒状検出部12を突出させ
ても、他の部材、例えばボード56との干渉を避けるこ
とができる。 又、上記実施例において、棒状検出部12が、半円弧溝
46A、46B及び固定ブラケット42と接触する間の
範囲に、該棒状検出部12の内側に補強バイブ44が挿
入されているので、棒状検出部12に加わる衝撃荷重を
集中応力が発生することなく受は止めて、分散させるこ
とができる。 更にこの実施例では、裏面31Bの幅方向両側を、握持
部24の範囲で面取りして狭幅部34Aを形成している
ので、本来デッドスペースとなる部分を削減して、中空
ケース30のスペース効率を向上させると共に、操作者
の握り易さを向上させている。 更に、この握持部34には、複数の突条35を装置横断
方向に設けて、操作者が握持部24を握り易くすると共
に、狭幅部34Aの前後に突起52A152B及び54
A、54Bを設けているので、卵巣診断装置10を哺乳
動物の膣内に挿入したり、或いは引抜いたりするときに
操作し易くされている。又、前記突起52A〜54Bは
、例えばテーブル上に卵巣診断装置10を置いた場合に
転倒を防止する機能を有する。 次に、上記実施例装置によって、哺乳動物の卵巣を診断
する過程について説明する。 まず、前記棒状の検出部12を哺乳動物の膣内に挿入す
る。 次に、棒状の検出部12先端の電極14.14を膣粘膜
に押付け、この状態で、ブツシュボタン78を押す。 このようにすると、電極14.141のインピーダンス
の値に応じて生ずる電圧がダイオードD1を介して各演
算増幅器OP1〜OP6の反転入力端子に入力される。 一方、これら演算増幅器○P1〜OP6の非反転入力端
子には各抵抗R17〜R23で分圧された電圧が印加さ
れ、従って、前記膣粘膜等価回路18Aからの電圧値と
各演算増幅器○P1〜OP6毎の電圧値が比較されてそ
の比較結果が対応する発光ダイオードDPI〜DP6に
入力される。この場合、各非反転入力端子に入力される
電圧は演算増幅器○P6からOPIへ向けて順次抵抗R
23〜R17に応じて段階的に大きな値となって印加さ
れている。 従って、演算増幅器OP6〜○P1は、膣粘膜等価回路
18△からの電圧値の大きさに応じてそのうちの1つが
選択的に信号を出力することになる。 例えば、演算増幅器OP2が出力するとき、該出力信号
は発光ダイオードDP2及び抵抗R32を通って、演算
増幅器OP3における電源ラインのアース側に至る。従
って、発光ダイオードDP2が点灯されることになる。 ここで、前述のように、前記分圧抵抗R18〜R23で
の電圧は、水のインピーダンスによる出力電圧と略等し
く設定され、且つ分圧抵抗R19〜R23電圧の総和は
膣粘膜のインピーダンス値が、液状精子を注入するに適
した状態における値のときの出力電圧と等しくされてい
るので、発光ダイオードDPIが点灯した状態では凍結
精子を注入する時期を示すことになる。同様に、発光ダ
イオードDP2が点灯するときは、液状精子を注入する
に適した時期を示すことになる。 電極14.14間のインピーダンス値が水におけるイン
ピーダンス値よりも大きいときは、演算増幅器OPI〜
OP6のいずれも信号を出力しないので、発光ダイオー
ドDP1〜DP6は点灯しないことになる。 例えば、電極14.14が家畜の膣内に挿入されず、空
気中にあるような場合、当然電極14.14間のインピ
ーダンスは水におけるインピーダンスよりも大きいこと
になる。 この状態で、動作スイッチ72をオンさせると、電源電
池68の出力電圧が一定値以上の場合、電圧比較装置6
6及びダイオードD4を介して表示手段22に電流が流
れ、発光ダイオードDPO及び抵抗R30を介して、演
算増幅器OPIの電源ラインのアース側に通電する。 従って、発光ダイオードDPOが点灯し、電源電池68
の電圧が規定値以上あることを表示する。 又、電源電池68の電圧が規定値以下となった場合、電
圧比較装置66は信号を出力しない。 一方、矩形波発振回路66AはダイオードD5を介して
矩形波を出力しているために、電圧比較装置66の出力
がないとぎは、該矩形波発振回路66Aの出力信号が、
発光ダイオードDPO及び抵抗R30に出力されること
になる。 このため、発光ダイオードDP○は、矩形波発振回路6
6Aの出力信号に応じて点滅し、電源電池68の出力電
圧が一定値以下となったことを表示することになる。 前記分圧抵抗R21とR22の抵抗値の総和は、非排卵
状態での妊娠不能時期での膣粘膜のインピーダンスの最
大値に対応して設定されているので、発光ダイオードD
P5又はDP6が点灯するときは、当該哺乳動物の妊娠
不能時期を示すことになる。 又、発光ダイオードDP5は妊娠不能時期におけるハイ
レベル、又、発光ダイオードDP6は妊娠不能時期にお
ける低レベルのインピーダンス値を表わすので、当該哺
乳動物が発情期の場合、排卵に接近しているかあるいは
排卵が終了したかを判断することができる。発光ダイオ
ードDP4及びDP3は妊娠可能及び不能の中間におけ
る不明な時期、いわゆるグレイゾーンを示す。 又、分圧抵抗R23の抵抗値は、対象となる哺乳動物の
血液におけるインピーダンス値に対応する値よりも僅か
に大きく設定されているために、電極14.14を当該
哺乳動物の血液中に浸漬したとき発光ダイオードDP5
が消灯され、DP6が点灯されることになる。 即ち、電極14.14を血液中に浸漬することによって
、本装置の零レベルのチエツクを行うことができる。 本発明者の実測によれば、例えば牛の発情の際、発情開
始から眼中の膣粘膜のインピーダンス値は時間の経過と
共に増大していく。即ち、膣粘膜におけるナトリウムイ
オン濃度が時間の経過と共に低下していく。 これを卵巣診断装置10でチエツクすると、発光ダイオ
ードDP6が点灯した状態から、約4〜5時間毎にDP
5、DP4、DP3と順次点灯が進行していく。 ところが、卵巣機能不全症の牛の場合は、この発光ダイ
オードの順次点灯が途中で停止してしまう。 多数の卵巣機能不全、症の牛を検査した結果、発情中に
発光ダイオードの点灯が発光ダイオードDP5で停止し
た場合は重度の卵巣機能不全症、発光ダイオードDP4
で停止した場合は中度の卵巣機能不全症、発光ダイオー
ドDP3で停止した場合は軽度の卵巣機能不全症である
ことが判明した。 これらの卵巣機能減退症牛の治療は、点灯が発光ダイオ
ードDP5で停止した場合には、血清性性腺刺激ホルモ
ン10001UX1A(アンプル)及び胎盤性性腺刺激
ホルモン2000MUxlAの同時注射を行うことによ
って良好な結果が得られた。 又、発光ダイオードDP4で点灯が停止したときは、血
清性性腺刺激ホルモン5001LJxlAを筋肉注射す
ることによって症状の改善が確認された。 更に、発光ダイオードDP4で点灯が停止したときは、
血清性性腺刺激ホルモン5001Ux1A1及び胎盤性
性腺刺激ホルモン1000M100Oを筋肉注射するこ
とによって症状の改善が得られた。 更に、牛の場合、妊娠反応がマイナスで、長期間発情が
こない場合であって、排卵時期検出装置によりチエツク
すると、発光ダイオードDP6、DP5又はDP4が点
灯したままの状態となることがある。 本発明者の多数の牛の実験の結果、発光ダイオードOP
6が点灯したままのときは、卵巣萎縮症、又は、重度の
卵巣発育不全症、卵巣機能減退症、又は、黄体萎残症、
発光ダイオードDP5が点灯したままのときは、中度の
卵巣発育不全症、卵巣機能減退症、又は黄体萎残症であ
った。 上記の場合は、次のような治療を行う。 まず、血清性性腺刺激ホルモン10001UX1Aを筋
肉注射する。 この後7〜10日以上経過しても発情が米温しない場合
は次の■及び■の治療を行う。 前記の筋肉注射の後発情が米温し且つこれが持続して、
小嚢腫変性をきたした場合には血清性性腺刺激ホルモン
10001UXIAを再度筋肉注射する。この場合、通
常約40日後に自然発情が米温する。万一、嚢腫に移行
した場合には、胎盤性性腺刺激ホルモン2000MU〜
5000MU等の注射を行うことによって症状が改善し
た。 治療■は次のように行う。 まず、血清性性腺刺激ホルモン10001LJX1Aと
、胎盤性性腺刺激ホルモン2000MLIx1Aの同時
筋肉注射を行う。 この療法で発情米温しない重度の卵巣発育不全症の場合
には次の治療■を行う。 治療■は次のようにする。 まず、天然卵胞ホルモン(安息香酸エストラジオール)
2.5m℃を7日間隔で反復注射する。 2〜3回反復して注射しても無発情の場合には更に5.
OmJ2を10日間隔で発情米温するまで反復注射する
。黄体嚢腫の場合は、PG(プロスタグランジンF2の
製剤)6mg筋肉注射又はPG3mgを黄体側子宮角内
に注入する。 又、長期間無発情で妊娠していない場合であって、発光
ダイオードDP4に点灯した場合は、軽度の卵巣発育不
全症、卵巣機能減退症又は黄体萎残症であることがわか
った。 この場合の治療は、天然卵胞ホルモンを2.5II1g
筋肉注射することにより行う。筋肉注射の後通常1〜3
日以内に発情が米温する。10日以上経過しても発情し
ない場合には次の治療を行う。 まず、PGF2α製剤6+11(J筋肉注射又はPGF
2α製剤311(+を黄体形成側子宮角内に注入する。 この場合、2〜3日後にほとんどの牛が発情するが、稀
に遅延して発情することもある。 又、多数の牛の実験によれば、軽度の卵巣発育不全症、
卵巣機能減退症又は黄体萎残症の牛の場合、2%の確率
で発光ダイオードDP3が点灯することがある。 この場合は天然卵胞ホルモンを1.5〜2.0m9筋肉
注射する。 上記のように、無発情で卵巣疾患の場合、どの発光ダイ
オードが点灯するかによって、治療に用いるホルモンの
量を必要且つ充分に調整することができる。 従って、現在性われている肋に頼るホルモン療法の場合
は、人為的な黄体嚢腫や卵胞嚢腫を生じることがあるが
、本発明の卵巣機能診断方法及び装置によって、熟練し
た獣医技術者同様に的確な診断と治療が可能となる。 又、本発明者の多数の牛に対する実験によれば、卵巣嚢
腫の牛の場合は、本装置で膣粘膜のインピーダンス値を
チエツクすると、発光ダイオードDP1〜DP5が1〜
数秒間隔でめまぐるしく移動点灯することが確認された
。 又、他の実験によれば、無発情の牛の膣粘膜のナトリウ
ムイオン濃度を本装置によってチエツクした結果、眼中
が妊娠していた場合は、発光ダイオードDP3が点灯す
ることが判明した。この牛が受精後20日〜40日経過
した状態であって、発光ダイオードDP3が点灯したと
きは、妊娠率98%であった。 更に、10日後本装置によって再診し、再度発光ダイオ
ードDP3が点灯すれば100%の妊娠確率であった。 なお、最初の妊娠確率98%は、前記の軽度の卵巣発育
不全症、卵巣機能減退症又は黄体萎残症のとき、2%の
確率で発光ダイオードDP3が点灯することがあるから
である。 このような疾患で発光ダイオードDP3が点灯した後、
10日後に再診した場合は、発光ダイオードDP3に点
灯することはない。 この場合は発光ダイオードDP4が点灯する。 従って、1回目の診断で発光ダイオードDP3が点灯し
た後、10日後に再診して再度発光ダイオードDP3が
点灯した場合は妊娠確率100%ということになる。 なあ、従来の牛、豚等の妊娠鑑定は、直腸検査によって
行っているが、例えば前述の如く大型ホルスタイン種や
肥育肉牛等の過肥及び過脂肪症の場合は直腸検査が不可
能であるが、本発明装置により直腸検査を行うことなく
妊娠鑑定ができる。 上記実施例においては、膣粘膜におけるN極14.14
間のインピーダンスの大小を検出するようにしてるが、
本発明はこれに限定されるものでなく、要すれば、イン
ピーダンスの値又はこれに比例する数値をそのままある
いは適宜に分割されたレベルに該当するか否かを検出で
きるレベル判定装置であればよい。 又、上記実施例において、表示手段22は、複数の発光
ダイオードDP1〜DP6から構成されているが、本発
明はこれに限定されるものでなく、膣粘膜のインピーダ
ンスの最大値及び最小値の間を適宜表示できるものであ
ればよい。 従って、第9図に示されるように、表示手段122はイ
ンピーダンス値又はこれに比例する値を表示する普通の
メータ等であってもよい。この実施例では、水のインピ
ーダンスを最大値、又、血液のインピーダンスを最小値
として、その間を適宜分割して、メータ122A上にそ
のまま取入れて、指針123により表示できる。 この実施例では、前記実施例と比較してより正確に卵巣
診断を行うことができる。 又、発光ダイオード等を利用する場合は実施例の6個に
限定されるものでなく、5個以下又は7個以上であって
もよい。 更に、上記実施例は、膣粘膜のインピーダンスにより、
卵巣を診断するものであるが、本発明はこれに限定され
るものでなく、要すれば、直接又は間接的に膣粘膜のナ
トリウムイオン濃度を検出できるものであればよい。 従って、インピーダンス測定以外の方法で、膣粘膜のナ
トリウムイオン濃度を検出する他の手段であってもよい
。 更に、上記実施例は、牛の卵巣診断をするものであるが
、本発明は、他の哺乳動物(人を含む)にも当然連用さ
れ得るものである。
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成したので、哺乳動物の卵巣
診断を正確に行うことができるという優れた効果を有す
る。又、直腸検査が不可能な牛等についても診断をする
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る哺乳動物の卵巣診断装置の実施例
を示す一部断面とした平面図、第2図は同実施例の断面
図、第3図乃至第5図は第2図の1−111線乃至v−
V線に沿う拡大断面図、第6図は同実施例における電気
的構成部分を示す電気回路図、第7図は同ブロック図、
第8図は上記実施例における表示手段及び表示帯域を示
す平面図、第9図は本発明の第2実施例を示す第8図と
同様の平面図である。 10・・・卵巣診断装置、 12・・・棒状検出部、 14・・・電極、 16・・・電圧発生手段、 17・・・インピーダンス検出装置、 18・・・レベル判定装置、 20・・・ナトリウムイオン濃度検出装置、22・・・
表示手段、 22A〜22F・・・帯域表示部、 24・・・判定表示手段。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が、水
    と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳
    動物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいと
    きを、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との
    間を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリ
    ウムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率
    が高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対
    応する排卵帯、及び前記不妊帯と排卵帯の中間期におけ
    る膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分
    割仮定し、前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高低に
    応じて少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に分割
    仮定し、且つ、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高
    低に応じて、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯
    に分割仮定し、発情中における哺乳動物の膣粘膜のナト
    リウムイオン濃度が前記高濃度不妊帯から経時的に減少
    する過程で、前記ナトリウムイオン濃度の変化が前記低
    濃度不妊帯で停止したときには重度、前記高濃度中間帯
    で停止たときには中度、又は前記低濃度中間帯で停止し
    たときには軽度の卵巣機能不全症と診断する哺乳動物の
    卵巣診断方法。
  2. (2)哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイオン濃度
    を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度が、水と略等
    しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳動物の
    血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいときを、
    非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間を、
    少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウムイ
    オン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高い
    時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する
    排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜の
    ナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割設定し、
    更に、前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じ
    て少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に分割設定
    し、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて
    、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に分割設定
    すると共に、前記検出手段により検出されたナトリウム
    イオン濃度が前記高濃度不妊帯から経時的に減少する過
    程で、前記低濃度不妊帯、前記高濃度中間帯又は前記低
    濃度中間帯のいずれかで前記ナトリウムイオン濃度の変
    化が停止したときに、該帯域を表示するための判定表示
    手段と、を有してなる哺乳動物の卵巣診断装置。
  3. (3)前記ナトリウムイオン濃度検出手段は、前記哺乳
    動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出部の、前
    記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電極と、こ
    の複数の電極間に電圧を印加するための電圧発生手段と
    、前記電極間のインピーダンス値を検出するためのイン
    ピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示手段は、
    前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価インピー
    ダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、且
    つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダンス値と
    略等しいときを、非排卵時の最小値として、該最小値と
    最大値の間を、前記高濃度不妊帯、低濃度不妊帯、高濃
    度中間帯、低濃度中間帯に対応して表示すると共に、前
    記インピーダンス検出装置により検出された膣粘膜の等
    価インピーダンス値が、前記最小値から経時的に増大変
    化する過程で前記低濃度不妊帯、高濃度中間帯又は低濃
    度中間帯のいずれかで停止したときこれを表示するよう
    にされた請求項2に記載の哺乳動物の卵巣診断装置。
  4. (4)哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が、水
    と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、哺乳動
    物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいとき
    を、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間
    を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウ
    ムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が
    高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応
    する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘
    膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割仮定
    し、前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて
    少なくとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に分割仮定し
    、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて、
    少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に分割仮定す
    ると共に、長期間無発情、且つ、非妊娠時における前記
    哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が前記高濃度
    不妊帯のとき卵巣萎縮病、又は、重度の卵巣発育不全症
    、卵巣機能減退症、又は、黄体萎残症、前記低濃度不妊
    帯のときは中度の卵巣発育不全症、卵巣機能減退症又は
    黄体萎残病、前記高濃度中間帯のときは軽度の卵巣発育
    不全症、卵巣機能減退症、又は黄体萎残症と、それぞれ
    判断する哺乳動物の卵巣診断方法。
  5. (5)哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイオン濃度
    を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度が、水と略等
    しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳動物の
    血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいときを、
    非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間を、
    少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウムイ
    オン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高い
    時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する
    排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜の
    ナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割設定し、
    前記不妊帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて少な
    くとも高濃度不妊帯及び低濃度不妊帯に分割設定し、且
    つ、前記中間帯をナトリウムイオン濃度の高低に応じて
    、少なくとも高濃度中間帯及び低濃度中間帯に分割設定
    すると共に、前記哺乳動物が非妊娠状態で長期間発情し
    ないとき、前記検出手段により検出されたナトリウムイ
    オン濃度が前記高濃度不妊帯がら経時的に減少する過程
    で、前記低濃度不妊帯又は前記高濃度中間帯のいずれか
    にあるときこれを表示するための判定表示手段と、を有
    してなる哺乳動物の卵巣診断装置。
  6. (6)前記ナトリウムイオン濃度検出手段は、前記哺乳
    動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出部の、前
    記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電極と、こ
    の複数の電極間に電圧を印加するための電圧発生手段と
    、前記電極間のインピーダンス値を検出するためのイン
    ピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示手段は、
    前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価インピー
    ダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、且
    つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダンス値と
    略等しいときを、非排卵時の最小値として、該最小値と
    最大値の間を、前記高濃度不妊帯、低濃度不妊帯、高濃
    度中間帯、低濃度中間帯に対応して表示するようにされ
    た請求項5に記載の哺乳動物の卵巣診断装置。
  7. (7)哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が、水
    と略等しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、哺乳動
    物の血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいとき
    を、非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間
    を、少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウ
    ムイオン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が
    高い時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応
    する排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘
    膜のナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割仮定
    し、前記哺乳動物の膣粘膜のナトリウムイオン濃度が前
    記不妊帯から排卵帯の間を数秒間以下の周期で変化する
    とき卵巣嚢腫と判断する哺乳動物の卵巣診断方法。
  8. (8)哺乳動物の膣粘膜におけるナトリウムイオン濃度
    を検出する手段と、ナトリウムイオン濃度が、水と略等
    しいときを排卵直前の最小値とし、且つ、該哺乳動物の
    血液におけるナトリウムイオン濃度と略等しいときを、
    非排卵時の最大値として、該最大値と最小値との間を、
    少なくとも、妊娠不能期における膣粘膜のナトリウムイ
    オン濃度に対応する不妊帯、排卵直前の妊娠確率が高い
    時期における膣粘膜のナトリウムイオン濃度に対応する
    排卵帯、及び不妊帯と排卵帯の中間期における膣粘膜の
    ナトリウムイオン濃度に対応する中間帯に分割設定し、
    前記検出手段により検出されたナトリウムイオン濃度が
    前記不妊帯から排卵帯の間を周期的に変化するとき、こ
    れを表示するための判定表示手段と、を有してなる哺乳
    動物の卵巣診断装置。
  9. (9)前記ナトリウムイオン濃度検出手段は、前記哺乳
    動物の膣内に挿入され得る検出部と、この検出部の、前
    記膣粘膜に接触可能位置に配置された複数の電極と、こ
    の複数の電極間に電圧を印加するための電圧発生手段と
    、前記電極間のインピーダンス値を検出するためのイン
    ピーダンス検出装置と、を含み、前記判定表示手段は、
    前記膣粘膜の等価インピーダンス値が水の等価インピー
    ダンス値と略等しいときを排卵直前の最大値として、且
    つ、該哺乳動物の血液における等価インピーダンス値と
    略等しいときを、非排卵時の最小値として、該最小値と
    最大値の間を、前記不妊帯、低濃度中間帯、及び排卵帯
    に対応して表示するようにされた請求項8に記載の哺乳
    動物の卵巣診断装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113437A (ja) * 1984-09-11 1986-05-31 ゼテク・インコ−ポレ−テツド 女性の排卵を予知する方法及び装置
WO1988004538A1 (fr) * 1986-12-22 1988-06-30 Kabushiki Kaisha Semex Japan Detecteur de periode de fertilite ches les mammiferes

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