JPH0241546B2 - - Google Patents

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JPH0241546B2
JPH0241546B2 JP55174751A JP17475180A JPH0241546B2 JP H0241546 B2 JPH0241546 B2 JP H0241546B2 JP 55174751 A JP55174751 A JP 55174751A JP 17475180 A JP17475180 A JP 17475180A JP H0241546 B2 JPH0241546 B2 JP H0241546B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L25/00Compositions of, homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L25/02Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
    • C08L25/16Homopolymers or copolymers of alkyl-substituted styrenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/22Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
    • C08L27/24Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment halogenated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L33/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L33/18Homopolymers or copolymers of nitriles

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
塩素化ポリ塩化ビニル(CPVC)は、
100psi.180〓で使用出来る配水管用に1960年導入
された硬質熱可塑性材料である。これらの条件
は、家庭温水器の温度および圧力より十分上の安
全基準である。CPVCは他の熱可塑性材料より十
分上の温度で物性を保持しているので、種々の他
の押出および外注成形品用に指定されている。多
くの腐食性流体の存在下で不活性であるため、
CPVCは、電気メツキ、金属仕上、他の腐食性流
体系、管および取付部品、ポンプ、タンクおよび
他の製品に広く使用されている。 後塩素化ポリ塩化ビニル樹脂は、通常の技術た
とえば混練、カレンダリング、押出、積層、圧縮
成形およびトランスフアー成形により加工・成形
することが出来る。CPVC樹脂の一つの大きな欠
点は、加工性が悪いことである。これは、CPVC
をロールミルで混練する場合、高トルクおよび
CPVCの分解を伴う高温が生じることにより例証
される。CPVCの加工性を改良するために、軟化
添加剤または可塑剤がCPVCに添加されている。
しかし、そのようにしてCPVCの加工性は改良さ
れるけれども、それらの添加剤は望ましくない効
果をもたらす。添加剤の配合により生じる重要な
有害効果のあるものは、CPVC単独の場合に比較
して、低い引張強さおよび化学的および電気的特
性の低下に見られるように、熱過敏性、軟質化お
よび劣化のし易さがある。このように、添加剤は
CPVCに有害効果を及ぼすので、硬質プラスチツ
ク物品の製造で変性CPVCの有用性が制限されて
いる。 CPVCの加工性が悪いことは認識されており、
この問題を改善するための試みがなされている。
米国特許第3268626号明細書には、CPVC樹脂と
実質的に同じ特性を有ししかも改良された加工性
および耐衝撃性を有する熱可塑性組成物が記載さ
れている。この組成物は、二種類の共重合体、す
なわち、20〜35重量%の重合アクリロニトリル単
位を含有しかつ0.3〜0.7の稀薄溶液粘度を有する
スチレンとアクリロニトリルの第一共重合体およ
び20〜30重量%の重合アクリロニトリル単位を含
有するブタジエンとアクリロニトリルの第二ゴム
状架橋共重合体を少量含ませたCPVC樹脂からな
る。100重量部のCPVCに基いて、スチレン―ア
クリロニトリル共重合体の量は、1〜15重量部で
あり、ブタジエン―アクリロニトリル共重合体の
量は、3〜15重量部である。 米国特許第3678132号明細書には、良好な成形
性、高耐衝撃性および高耐熱性を共に有する熱可
塑性組物が開示されている。この組成物は、塩素
化ポリ塩化ビニルを三元共重合体およびグラフト
共重合体とブレンドすることにより調製される。
三元共重合体は、30〜80重量%のアルフアメチル
スチレン、5〜50重量%のメタクリル酸メチルお
よび3〜30重量%のアクリロニトリルを共重合す
ることにより製造され、一方、グラフト共重合体
は、15〜35重量%のブタジエン重合体に、50〜80
重量%のスチレン、20〜50重量%のメタクリル酸
メチルおよび0〜30重量%のアクリロニトリルの
単量体混合物を35〜65重量%グラフト共重合させ
ることにより製造される。成分の相対割合は、20
〜60重量%のPVC樹脂、および80〜40重量%の
三元共重合体およびグラフト共重合体である。三
元共重合体とグラフト共重合体間の相対割合は、
40〜80重量%の三元共重合体対60〜20重量%のグ
ラフト共重合体である。 PVCは加工が容易でありそしてCPVCはそう
でなく、またCPVCは高耐熱性を有するPVCは
そうでないので、CPVCとPVCは異なつた物質
であり、またPVCの従来技術は、CPVCに関す
る特許性の問題と類似ではないことは明らかであ
ろう。 本発明は、好ましい実施態様において、CPVC
樹脂と、アルフアメチルスチレン、スチレンまた
はメタクリル酸メチルおよびアクリロニトリルの
重合体とのブレンドである組成物に関する。重合
体は、メチルエチルケトン中で2未満の稀薄溶液
粘度を有する。この組成物は、改良された加工
性、引張強さ、加熱撓み温度を有し、しかも単独
CPVCの特性に比較して本質的に損われないまゝ
の他の特性を発揮する。 より一般的な意味において、本発明は、塩素化
ポリ塩化ビニルと重合体の混合物を含んでなる組
成物であつて、前記重合体は、組成物の加工性を
他の特性に実質的に悪影響を及ぼすことなく改良
するのに少なくとも十分な量で存在し、また前記
重合体は約2未満の希薄溶液粘度を有しかつ40〜
80重量部のアルフアアルキルスチレン、ビニルベ
ンゼンおよびアクリレートから選ばれるビニル化
合物20〜50重量部および2〜50重量部の樹脂族ニ
トリルを重合することにより製造されるものであ
る前記組成物に関する。 本発明は、無可塑CPVC樹脂と、環置換または
未置換アルキルスチレン、環置換または未置換ビ
ニルベンゼンまたはアルキルアクリレート、およ
びニトリルの三元共重合体とのブレンドである熱
可塑性組成物に関する。適当な三元共重合体のメ
チルエチルケトン中における希薄溶液粘度
(DSV)は、2未満、好ましくは0.1〜1.5、より
好ましくは0.5〜1である。三元共重合体の
CPVC樹脂とのブレンド量は、生成ブレンドの加
工性を他の特性に悪影響を及ぼすことなく改良す
るのに十分な最小量から改良された加工性にも悪
影響を及ぼさずまた他の特性にも実質的な悪影響
を及ぼさない最大量までの範囲で変えることが出
来る。 CPVCと三元共重合体とのブレンドは、黄色が
かつた透明色でありそしてガラス転移温度を1つ
しか有しない。そのようなCPVCブレンドは、加
工性はもちろん、加熱撓み温度および引張強さも
改良される。 周知のように、CPVC樹脂の一つの大きな欠点
は、加工性が悪いことである。ポリスチレンおよ
び低分子量ポリアルフアメチルスチレンは、プラ
スチツクの加工助剤としてしばしば使用されるこ
とが知られているので、これらの加工助剤および
それらと他の単量体との共重合体をブレンドし
て、CPVCの加工性を他の特性に悪影響を及ぼす
ことなく改良しようとすることが試みられた。ま
ず、CPVCを、アルフアメチルスチレン、スチレ
ンおよびアクリロニトリルの三元共重合体とブレ
ンドした場合、そのブレンドの加工性はCPVC単
独の場合と同じ位悪かつた。これらのブレンドの
結果を評価した後、より低い分子量の三元共重合
体を試みることが決定された。本文で定義される
DSV範囲の低分子量三共重合体を使用すると、
所望の結果が得られた。 CPVC対三元共重合体の相対割合は、約30〜98
重量部のCPVC対約70〜2重量部の三元共重合
体、好ましくは、60〜90重量部のCPVC対40〜10
重量部の三元共重合体の範囲である。この範囲か
ら明らかなように、ブレンドには、多量の三元共
重合体を配合することが出来る。三元共重合体は
良好な加工性を有するが脆いので、CPVCブレン
ド中の三元共重合体の割合は、最終製品で許容し
得る脆性度により判断すべきである。 三元共重合体自体の組成はかなり変えることが
出来る。アルフアアルキルスチレンの相対量は、
約40〜80重量部、好ましくは45〜75重量部であ
り、ビニルベンゼンの相対量は、約2〜50重量
部、好ましくは5〜40重量部であり、そしてニト
リルの相対量は、約2〜50重量部、好ましくは、
約5〜40重量部である。ビニルベンゼンのすべて
または一部の代りに、ビニルベンゼンについて規
定した量のアクリレートを使用することが出来
る。 本発明の組成物で使用される後塩素化ポリ塩化
ビニル(CPVC)は、25℃で約1.53〜1.59g/c.c.
の密度、約60〜75重量%の塩素含量および約95〜
125℃の加熱撓み温度、すなわち、塩素化してな
いポリ塩化ビニル樹脂の加熱撓み温度より少なく
とも約20℃高い加熱撓み温度を有する。三元共重
合体は、ASTM試験法D648により測定した。 好ましい後塩素化ポリ塩化ビニル樹脂は、25℃
で約1.55〜約1.58g/c.c.の密度、約65〜72重量%
の塩素含量および少なくとも100℃の加熱撓み温
度を有する。この後塩素化ポリ塩化ビニル樹脂
は、未変性状態で空気中で375〜400〓で少なくと
も10分間加熱した場合に分解しない。CPVC樹脂
は、アセトンには実質的に溶解しないが、テトラ
ヒドロフランには溶解する。米国特許第2996489
号および第3100762号明細書には、それらの後塩
素化ポリ塩化ビニル樹脂についてかなり詳細に述
べられておりまたそれらの製造方法も記載されて
いる。 アルフアアルキルスチレン単量体は、下式の化
合物から選ばれる: (式中、XおよびYは同じかまたは異なつていて
もよく、水素、ハロゲンおよび炭素数1〜3のア
ルキル基から選ばれ、好ましくは、XおよびYは
水素、塩素および炭素数1〜3のアルキル基から
選ばれ:およびRは炭素数1〜8、好ましくは1
〜4のアルキル基から選ばれる)。アルフアアル
キルスチレンの特定例として、アルフアメチルス
チレン、P−メチル−アルフアメチルスチレン、
2,4−ジメチル−アルフアメチルスチレン、
2,5−ジメチル−アルフアメチルスチレン、
2,5,6−トリメチル−アルフアメチルスチレ
ン、P―t―ブチル―アルフアメチルスチレン、
P―クロロアルフアメチルスチレン、2,5―ジ
クロロ―アルフアメチルスチレン、2,5―ジフ
ルオロ―アルフアメチルスチレン、アルフアエチ
ルスチレン、アルフアプロピルスチレン、アルフ
アブチルスチレン、アルフアヘキシルスチレン等
が挙げられる。 ビニルベンゼン単量体は、次式の化合物から選
ばれる: (式中、XおよびYは同じかまたは異なつていて
もよく、水素、ハロゲンおよび炭素数1〜3のア
ルキル基から選ばれ、好ましくはXおよびYは、
水素、塩素および炭素数1〜3のアルキル基から
選ばれる)。ビニルベンゼンの特定例として、ス
チレン、2,5―ジクロロスチレン、3,4―ジ
クロロスチレン、ビニルトルエン、ブチルスチレ
ン、エチルスチレン、プロピルスチレン、ビニル
ベンジルクロライド等が挙げられる。 アクリレート単量体は、下式の化合物から選ば
れる: (式中、R′は水素、ハロゲン、シアノ基および
炭素数1〜8のアルキル基から選ばれ、より好ま
しくは、R′は、水素、塩素、および炭素数1〜
2のアルキル基から選ばれ;およびR″は、水素、
炭素数1〜18のアルキル基、および炭素数1〜
12、好ましくは2〜8のアルコキシアルキルアル
キル、チオアルキルおよびシアノアルキル基から
選ばれ、より好ましくは、R″は、水素、および
炭素数1〜8のアルキル基から選ばれる)。その
ような単量体の特定例として、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸ブチル、エタクリル酸メチル、エタクリル酸エ
チル、エタクリル酸プロピル、エタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸2―エチルヘキシル、アクリル
酸メトキシ、アルフア―シアノアクリル酸メチ
ル、アクリル酸ベータ―シアノエチル、チオアク
リル酸ヘキシル、アクリル酸アルフア―シアノエ
チル、メタクリル酸オクチル等が挙げられる。 脂肪族ニトリル単量体は、下式の化合物から選
ばれる: (式中Rは、水素、ハロゲンおよび炭素数1〜
8のアルキル基から選ばれ、好ましくは、R
は、水素、塩素および炭素数1〜4のアルキル基
から選ばれる)。適当なニトリルの特定例として、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、クロロ
アクリロニトリル、エタクリロニトリル等が挙げ
られる。 前述したように、三元共重合体の分子量を本文
で規定したDSV値に低下させるために、三元共
重合体の製造に際して分子量調整剤が使用され
る。重合体の希薄溶液粘度は、その分子量に直接
関係する。DSVは、三元共重合体の0.25%メチル
エチルケトン溶液を用いてオスワルド粘度計によ
り25℃で測定した。DSVは、溶液の流下時間対
純溶剤の流下時間の比の自然対数を、重合体溶液
の濃度(g/100ml)で割つたものとして計算し
た。 一般に、分子量調整剤は周知である。適当な調
整剤として、脂肪族メルカプタンおよびそれらの
混合物、およびアルキル化芳香族メルカプタンが
挙げられる。さらに詳細には、そのような調整剤
として、イソヘキシル、ノニル、デシル、ドデシ
ル、ヘキサデシル、オクタデシルメルカプタン等
が挙げられる。反応混合物に対して調整剤の仕込
量が増大するにつれて、生成樹脂の分子量および
DSVが低下する。約2未満、好ましくは約0.1〜
1.5、より好ましくは約0.3〜1のDSVを有する本
文に記載の三元共重合体の場合、調整剤の所要量
は、単量体100重量部当り約0.01〜約5重量部、
好ましくは約0.1〜約2重量部である。 CPVC樹脂およびCPVC樹脂と本発明の三元共
重合体とのブレンドの加工性を、ブラベンダーロ
ールミルを用いて調べた。ブランベンダーミルを
用い測定用ヘツド型ローラ5を有する、動力計
PL―V3AAが370〓の設定温度で15rpmの速度で
操作が行われた。サンプル量は60gであつた。次
に、プラストグラフをプロツトし、トルク対時間
のプロツトのある形状特徴から明らかになる特性
に基いて加工性を評価した。装置に応力を生じさ
せないようにするため、サンプルの最大トルクを
低くしなければならなかつた。最大トルクに達し
た後、均一な融解特性を指摘する急速な下降が生
じるであろう。この後者の段階では、サンプルの
過熱および外部分解を防止するため、温度増加は
穏やかでなければならない。 これらの観測に基いて、添付図面は、CPVC樹
脂と、分子量調整剤を存在させなないで製造した
三元共重合体とのブレンドであるブレンドNo.10お
よびCPVC樹脂自身、すなわちゲオン603×560樹
脂の劣つた加工性が示される。CPVC樹脂と変性
三元共重合体とのブレンドはすべて加工性は望ま
しいほど良好であつた。 下記の例により、三元共重合体および三元共重
合体とCPVCのブレンドの製造例を示す。例にお
いて、データは、三元共重合体およびその組成変
化がCPVCブレンドに及ぼす効果を、改良された
加工性および他の特性で示すものである。例1で
は、アルフアメチルスチレン、スチレンおよびア
クリロニトリルの種々の割合の三元共重合体とブ
レンドされたCPVCの製造例が示される。成分量
は重量部で表わされる。例2では、CPVCと、ア
ルフアメチルスチレン、メタクリル酸メチルおよ
びアクリロニトリルの指摘された割合(重量部)
の三元共重合体とのブレンドについて述べられ
る。例1および例2のブレンドでは、分子量調整
剤は使用されなかつたが、これらのブレンドによ
り、CPVCブレンド中に三元共重合体が存在して
もブレンドの試験特性は悪影響を受けず、実際に
は、試験特性のあるものは実質的に改良されるこ
とが証明される。すでに述べたように、例1およ
び例2のブレンドの加工性について試験した場
合、それらの加工性はCPVC単独のものと同じ位
悪かつた。それで、希薄溶液粘度が2未満の低分
子量三元共重合体を試みることになつた。そのよ
うな三元共重合体は、例3により示されるよう
に、アルフアメチルスチレン、スチレンおよびア
クリロニトリルの三元共重合体を用いて分子量調
整剤を配合することにより製造された。表のデ
ータは、低分子量調整剤の特性を示す。例4で
は、例3で製造されたアルフアメチルスチレン、
スチレンおよびアクリロニトリルの三元共重合体
とのCPVCブレンドの製造例が示される。表に
は、これらの三元共重合体とのCPVCブレンドの
特性がCPVC単独のものと同じかまたは優れてい
ることが示され、さらに、例4の終りで詳述され
ているように、これらのブレンドの加工性は
CPVC単独の場合よりはるかに優れていた。 例 1 アルフアメチルスチレン(AMS)、スチレン
(st)およびアクリロニトリル(AN)の三元共
重合体とのCPVCブレンドを次のようにして調製
した。三元共重合体は、これらの単量体を小さな
反応器に入れ、窒素でパージし次いで蓋をして重
合することにより製造した。さらに詳細には、こ
の重合法では、水、過硫酸カリウム、メタ重亜硫
酸カリウムおよびラウリル硫酸を反応器に撹拌し
ながら添加した。使用した水は、脱イオンし、沸
騰により脱気し、次いで水素下で保存した。それ
らの成分を水に溶解した後、アルフアメチルスチ
レン、スチレンおよびアクリロニトリルを添加し
た。単量体を反応器に添加中、反応器の混合物に
窒素を連続的に泡立てゝ空気と置換した。混合物
の酸性度は、PH約3.5であつた。次に、反応器を
密封した。約60℃に維持された恒温槽中で反応器
を約20分間連続的に回転させた。次いで、反応器
の蓋を開け、加温された硫酸アルミニウム溶液を
添加してポリマーラテツクスを沈殿させた。得ら
れた三元共重合体を別し、加温されたメタノー
ルで洗浄し、加温水で2回洗浄し、再びメタノー
ルで洗浄し、そして真空中で乾燥した。下記の表
1に、三元共重合体の製造で用いた成分の割合
(重量部)を示す。 三元共重合体とのCPVCブレンドは、通常の方
法によりCPVC樹脂を三元共重合体と、安定剤を
加えてロールミルで混練することにより調製し
た。下記の表に、CPVC樹脂対三元共重合体の
割合、ならびに生成ブレンドの特性を示す。
CPVCゲオン607×571樹脂は、67%の塩素、0.6
の対数粘度数および264psiで測定して106℃の加
熱撓み温度を有した。アドバスタブ(Advastab)
TM―180安定剤は、ブチル錫メルカプチドであ
つた。
【表】
【表】 上記結果より、CPVCブレンドはCPVC単独に
比較して、相溶性および引張強度さの点で優れて
いることが分る。ブレンドの引張強さは、ブレン
ドNo.3の場合を除いて、CPVC単独のそれより著
しく大きかつた。上記に示されるように、ブレン
ドをNo.3のサンプルはある理由のため7600〜
10500psiの範囲の引張強さを有した。明らかなよ
うに、表に示すブレンドは、分子量調整剤を存
在させないで調製した。このため、これらのブレ
ンドはCPVC樹脂と同様に加工性が劣つていた
が、他の特性への悪影響は見られなかつた。上記
のCPVCブレンドのTgおよびHDTは、CPVC単
独と比較して大きくなければならない。これは、
三元共重合体のTgがCPVC単独のTgより大きか
つたからである。しかしながら、ある明白でなな
い理由のため、CPVCブレンドのTgおよびHDT
はすべて、CPVC単独を下まわつた。上記データ
から明らかなように、アクリロニトリル水準15〜
35%の三元共重合体はCPVCとブレンドした場
合、すべてが実質的に相溶性を有するものであつ
た。これは、ブレンドの透明性により指摘され
る。指溶性ブレンドは透明生成物を生じ、一方不
相溶性ブレンドは半透生成物を生じるであろう。
不相溶性ブレンドのある特性は経時的に劣化する
ことが判明した。 例 2 例1と手順により、CPVC樹脂と他の三元共重
合体とのブレンドを調製した。三元共重合体は、
アルフアメチルスチレン(AMS)、メタクリル酸
メチル(MMA)およびアクリロニトリル
(AN)を分子量調整剤を存在させないで重合す
ることにより製造した。CPVCゲオン603×560樹
脂は、67%の塩素、0.9の対数粘度数および
264psiで測定して103℃の加熱撓み温度を有した。
安定剤は、ブチル錫メルカプチドであつた。成分
の相対割合およびある試験結果を、下記の表に示
す。
【表】 例 3 分子量調整剤を、初めに約1/2添加し、重合を
開始して約1時間後に残りを添加したことを除い
て、例1の手順により、アルフアメチルスチレン
(AMS)、スチレン(St)およびアクリロニトリ
ル(AN)の三元共重合体を、数例製造した。単
量体の割合およびある結果を、表に示す。
【表】 シポンWD界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリ
ウムであり、スルホール90は、t―ノニルメルカ
プタンであり、スルホール120はドデシルメルカ
プタンである。MoおよびMwは、ポリスチレン当
量として計算した。 上記結果により、三元共重合体の分子量がその
特性のあるものに対して影響を及ぼすことが分
る。サンプル1は、分子量調整剤を含まない対照
であつた。表に示されるように、サンプル1は、
2.80の希薄溶液粘度(DSV)、6500の数平均分子
量および33000の重量平均分子量を有した。0.2重
量部の分子量調整剤を含有するサンプル2は、
0.85のDSV、3680のoおよび13200のwを有し
たが、これらの数字は、サンプル1の場合と比較
して非常に低い。分子量調整剤を含有する他のサ
ンプルもこれらの数値に同様の減少が見られた。
また、分子量調整剤を含ませるとガラス転移温度
がわずかに低下するようである。 例 4 CPVCと、45重量部のアルフアメチルスチレン
(AMS)、25重量部のスチレン(St)および30重
量部のアクリロニトリル(AN)の三元共重合体
とのブレンドを、通常の方法により、CPVCを三
元共重合体と、安定剤を添加してブラベンダーミ
ルで混練することにより調製した。CPVCブレン
ドの組成およびそのある特性を表に示す。
【表】
【表】 三元共重合体サンプル1〜4は、前記例3で定
義されている。CPVC樹脂および安定剤は、前記
例2で定義されている。 上記結果により、低分子量三元共重合体との
CPVCブレンドは、三元共重合体を含まない
CPVC樹脂に比較して、混練温度が低く、引張強
さは約3000psi大きくそして伸びが大きいことが
分る。伸びの2つの数値は、同一ブレンドの異な
るサンプルについて得られた値である。たとえ
ば、ブレンドNo.10の場合、一つのサンプルの伸び
は11%であり、もう一つのサンプルの伸びは44%
であつた。また、ブレンドNo.9は、分子量調整剤
を存在させないで製造したサンプル1からの三元
共重合体を含有し、したがつて、2.80の高DSVを
有することが指摘されなければならない。 CPVCおよびCPVCと三元共重合体の50―50
(重量基準)ブレンドの加工性を調らべるために、
ブラベンダープラストグラフをつくつた。添付図
面に、ブラベンダーロールミルに装入して加工さ
れたブレンドのトルク対時間のプロツトが示され
る。図面により、分子量調整剤を含有しない三元
共重合体とのCPVCブレンドNo.9は、8300メータ
ー―グラムの最大トルクを有することが分る。こ
の点を越えると、トルクは減少し、剪断熱の発生
を伴つて1分未満で温度が430℃に上昇した。こ
の挙動に対して、調整剤が添加されたCPVCブレ
ンドは、最大トルクが非常に低く、剪断熱の発生
もなく、長時間にわたつても温度は420〓にしか
上昇しなかつた。図面から明らかなように、
CPVC樹脂単独ではトルクが大きくならないが、
しかし、多量の剪断熱が発生して、温度は450〓
に上昇した。この温度で、CPVC樹脂は分解し
た。
【図面の簡単な説明】
図は、CPVC樹脂単独およびCPVC樹脂と、分
子量調整剤で変性したおよび変性しない三元共重
合体とのブレンドについて行つた試験結果を示す
グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩素化ポリ塩化ビニルと重合体の混合物を含
    んでなる組成物であつて、 前記塩素化ポリ塩化ビニル樹脂が、25℃で約
    1.53〜1.59g/c.c.の密度、約60〜75重量%の塩素
    含量、95〜125℃の加熱撓み温度および375〜400
    〓の空気に少なくとも10分さらした場合分解しな
    いような高い熱安定性を有する樹脂であり、更に 前記重合体は、組成物の加工性を、他の特性に
    実質的に悪影響を及ぼすことなく改良するのに少
    なくとも十分な量で存在し、また前記重合体は、
    メチルエチルケトン中で測定して約2未満の希薄
    溶液粘度を有しかつ40〜80重量部のアルフアアル
    キルスチレン;ビニルベンゼン、アクリレートお
    よびそれらの混合物からなる群より選ばれるビニ
    ル化合物2〜50重量部;および2〜50重量部の脂
    肪族ニトリルを重合することにより製造されたも
    のであることを特徴とする、塩素化ポリ塩化ビニ
    ルと重合体の混合物を含んでなる組成物。 2 成分の相対割合が、30〜98重量部の塩素化ポ
    リ塩化ビニルおよび70〜2重量部の重合体であ
    り、アルフアアルキルスチレンが、下式の化合物
    から選ばれ: (式中、XおよびYは、水素、ハロゲンおよび炭
    素数1〜3のアルキル基から独立して選ばれ、お
    よびRは炭素数1〜8のアルキル基から選ばれ
    る);ビニルベンゼンが下式の化合物から選ば
    れ: (式中、XおよびYは前記と同じである);アク
    リレートが下式の化合物から選ばれ: (式中、R′は水素、ハロゲン、シアノ基又は炭
    素数1〜8のアルキル基から選ばれ、および
    R″は、水素、炭素数1〜18のアルキル基および
    炭素数1〜12のアルコキシアルキル、アルキルチ
    オアルキルおよびシアノアルキル基から選ばれ
    る);そして脂肪族ニトリルが、下式の化合物か
    ら選ばれる: (式中、Rは、水素、ハロゲンおよび炭素数1
    〜8のアルキル基から選ばれる)、特許請求の範
    囲第1項に記載の組成物。 3 前記塩素化ポリ塩化ビニルが、後塩素化ポリ
    塩化ビニルであり、後塩素化ポリ塩化ビニルの量
    が60〜90重量部であり、そして重合体の量が、40
    〜10重量部である、特許請求の範囲第2項に記載
    の組成物。 4 アルフアアルキルスチレンおよびビニルベン
    ゼン中のXおよびYが、水素、塩素および炭素数
    1〜3のアルキル基から独立に選ばれ、アルフア
    アルキルスチレン中のRが、炭素数1〜4のアル
    キル基から選ばれ;アクリレート中のR′が、水
    素、塩素および炭素数1〜2のアルキル基から選
    ばれ;アクリレートのR″が、水素および炭素数
    1〜8のアルキル基から選ばれ;そして脂肪族ニ
    トリルのRが、水素、塩素、および炭素数1〜
    4のアルキル基から選ばれる、特許請求の範囲第
    3項に記載の組成物。 5 重合体が、45〜75重量部のアルフアアルキル
    スチレン、5〜40重量部のビニル化合物および5
    〜40重量部の脂肪族ニトリルを重合することによ
    り製造された三元共重合体であり、前記三元共重
    合体は、0.1〜1.5の希薄溶液粘度を有する、特許
    請求の範囲第4項に記載の組成物。 6 後塩素化ポリ塩化ビニル樹脂が、約1.55〜
    1.58の密度、約65〜72%の塩素含量および少なく
    とも100℃の加熱撓み温度を有する、特許請求の
    範囲第5項に記載の組成物。 7 アルフアアルキルスチレンが、アルフアメチ
    ルスチレン、アルフアエチルスチレン、ジクロロ
    アルフアメチルスチレン、ジクロロアルフアエチ
    ルスチレン、アルフアプロピルスチレン、アルフ
    アブチルスチレン、アルフアヘキシルスチレン、
    およびそれらの混合物からなる群より選ばれ;ビ
    ニルベンゼンが、スチレン、ジクロロスチレン、
    ビニルトルエン、ブチルスチレン、エチルスチレ
    ン、プロピルスチレン、ビニルベンジルクロライ
    ド、およびそれらの混合物からなる群より選ば
    れ;アクリレートが、メタクリル酸メチル、アク
    リル酸メチル、エタクリル酸メチル、メタクリル
    酸エチル、メタクリル酸エチルヘキシル、アクリ
    ル酸プロピル、アクリル酸ブチル、エタクリル酸
    エチル、エタクリル酸プロピル、エタクリル酸ブ
    チルおよびそれらの混合物からなる群より選ば
    れ;そして脂肪族ニトリルが、アクリロニトリ
    ル、メタクリロニトリル、クロロアクリロニトリ
    ル、エタクリロニトリルおよびそれらの混合物か
    らなる群より選ばれる、特許請求の範囲第6項に
    記載の組成物。 8 三元共重合体が、約0.3〜1の希薄溶液粘度
    を有する、特許請求の範囲第7項に記載の組成
    物。 9 アルフアアルキルスチレンが、アルフアメチ
    ルスチレンであり、ビニルベンゼンがスチレンで
    あり、アクリレートがメタクリル酸メチルであ
    り、そして脂肪族ニトリルが、アクリロニトリル
    である、特許請求の範囲第8項に記載の組成物。
JP17475180A 1979-12-14 1980-12-12 Chlorinated pvc blend with improved processability Granted JPS5692944A (en)

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