JPH0241760B2 - - Google Patents

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JPH0241760B2
JPH0241760B2 JP57009267A JP926782A JPH0241760B2 JP H0241760 B2 JPH0241760 B2 JP H0241760B2 JP 57009267 A JP57009267 A JP 57009267A JP 926782 A JP926782 A JP 926782A JP H0241760 B2 JPH0241760 B2 JP H0241760B2
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power
distance
speech
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は入力音声の特徴量の時系列と、対応
する標準の時系列との間の類似度を、これらの時
系列の要素間の距離を計算することに基づき求め
る音声認識装置に関するものである。
従来の音声認識装置では、入力音声の特徴量の
時系列A=a1,a2…alと標準の時系列B=b1,b2
…bnとに対し、その要素aiとbjとの間の距離尺度
を、各要素における全パワーを一定に正規化した
スペクトルを用いて求めていた。このためaiが母
音でbjが子音というような音声パワーが極端に異
なる要素間でも距離がかなり小さくなるというこ
とが起り得るという欠点があつた。音声認識にお
いては一つの標準パタンを用いてなるべく多くの
人の音声を認識できることが望ましいが、従来の
方法の場合は、個人差の影響の出やすいスペクト
ルに基づいた距離を用いていたため母音と子音の
誤認識等の誤りが起りやすく、特に入力音声が標
準パタンと同一の話者のものでない場合には認識
率の大幅な低下が見られた。
また要素間の距離尺度としては、スペクトル距
離とパワー距離とを組合せ使用したものが知られ
ている。これは例えば電子通信学会論文誌Vol.
J64−A.No.5.P.409〜416(昭和56年5月25日)、特
にその411頁2,3WeightedLiklihoodRatioの項
に示されているように、スペクトル距離とパワー
距離とを同一重みとし、かつその重みは固定とし
たものである。この距離尺度はこのようにパワー
距離の重み付けが固定であるため、音声強度の発
声毎のばらつき、S/N比の差異によるパワーパ
タンの変形、音声切出しミス、無声化等の影響が
あり、パワー重み付因子の影響が強すぎるとかえ
つてミスマツチングを起す可能性がある。
この発明はスペクトル情報と個人差の少ないパ
ワー情報とを併用した音声時系列の要素間マツチ
ング距離尺度を用いることにより、不特定話者の
音声に対しても従来の方法に比べより正確に音声
認識ができるようにしたもので、以下図面につい
て詳細に説明する。
第1図はこの発明の実施例を示し、入力端子1
に加えられた音声信号はAD変換及び音声切り出
し部2においてデイジタル化されたあと音声部分
のみが切り出され、自己相関分析部3において一
定時間ごとに正規化パワーと自己相関係数とが計
算される。正規化パワーの例としては最大値を1
に最小値を0に正規化した対数パワーを用いる。
スペクトル計算部4においてはスペクトル計算に
必要なパラメータを抽出し、スペクトル距離計算
部6では入力音声と、標準パタン記憶部5に記憶
されている標準パタンとの要素間のスペクトル距
離が計算される。標準パタンではパワーは単語ご
とに最大を1、最小を0に対数パワーを正規化し
てある。スペクトル距離の例としてはWLR尺度
(杉山、鹿野“ピークに重みをおいたLPCスペク
トルマツチング尺度”、電子通信学会論文誌、
Vol.J64−A,No.5,PP409−416,1981を用いる
ことができる。
更にパワー距離計算部7において入力音声と標
準パタンとの要素間のパワー距離が計算される。
距離計算部8において計算部6,7で得られたス
ペクトル距離とパワー距離とから成る要素間距離
が計算される。この距離の例として、 D=WLR+6.0(P$ −P*2 (1) D=WLR・(1+4.0(P$ −P*22 (2) が挙げられる。こゝでP$ ,P*は正規化したパ
ワーでP$ は入力音声、P*は標準パタンの各パ
ワーである。WLRはWLRスペクトルマツチング
距離を表わす。WLR尺度は低域重み付けを行な
つた方が良好な効果が表われるので、低域重み付
けをスペクトル計算部4において行なう、(鹿野、
杉山“WLR尺度により大語い単語音声認識実験”
音響学会春季大会論文集3−1−19,1981.)。
(1)式又は(2)式により求めた要素間距離を用いて
時間正規化マツチング部9において時間正規化マ
ツチングを行なう(例えば、鹿野“大語い単語音
声認識におけるLPCスペクトル・マツチング尺
度の評価、“音響学会・音声研究会資料S80−60,
1980)、この結果得られた入力音声と標準パタン
との類似度を1つの入力音声についていくつかの
標準パタンに対して算出し、類似度比較部10に
おいてそれらを比較し、最も類似度の良いものを
認識結果出力端子11に出力する。
所で音声パワーの時系列パタンは母音部では高
く、子音部では低いという基本的な性質があり、
この性質は話者が異なつても不変である。第2図
は4人の話者がそれぞれ2回ずつ発声した
「Sapporo」という単語のパワーパタンである。
この第2図において対数パワーパタンを最大値と
最小値とが一定になるように正規化したものであ
る。この第2図から理解されるようにパワーパタ
ンは話者が変つてもあまり差異がない。従つてこ
の発明のようにパワーの時系列パタンについても
入力音声と標準音声とのマツチングをとり、これ
をも考慮すれば認識率がよくなることが理解され
よう。
パワーの時系列パタンについても入力音声と標
準音声とを比較する場合に、対数最大値max
(logp(t))を一定値AL、例えば1、対数最小値
min(logp(t))を一定値IL、例えば0に正規化
した時、1つの単語のパワーパタンp(t)の正
規化パタンP(t)は次式で与えられる。
P(t)=log(p(t))−IL/AL−IL このように正規化することにより、音声と背景
雑音の強度比が変つても無声部を同一の値にする
ことができ(無声部に背景雑音が入る)、また対
数関数の性質から、パワー強度の大きい部分は圧
縮率が高いため、母音部はすべてほゞ1に近い値
をとり、更に対数関数の性質から最大パワーの変
動に対しパワーパタンの変形が少ないものとな
る。
641都市名音声データについて、パワーパタン
を前述のように正規化し、同一単語のパワーの平
均距離と、異単語間のパワーの平均距離とを従来
の時間正規化マツチング法により求めた結果、同
一話者内では同一単語同志の距離が0.0374、(最
大は1、最小は0)であるが、異単語間の距離は
0.1451と大きく、また異話者間では同一単語間の
距離は0.0530であつて同一話者内の異単語間距離
よりも小さく、かつ異単語間では0.147と同一話
者内の異単語距離と同程度に大きくなつている。
このことからこの発明によりパワー時系列パタン
をも参照することは複数の話者からの音声認識に
おいて認識を向上できることがわかる。
従つて入力音声フレームiと標準パタンフレー
ムjとのスペクトルマツチング距離Ds(i,j)
と、パワー距離Dp(i,j)とを用い、これら音
声フレーム間の距離D(i,j)を次式で与え、 D(i,j)=F(Ds(i,j),Dp(i,j) ∂D/∂Ds≧0 ∂D/∂Dp≧0 たゞし、Ds≧0、Dp≧0 この距離D(i,j)を用いて音声フレーム系
列同志の時間正規化マツチングを行えばスペクト
ルとパワーレベルとの両方が共に類似した部分が
マツチングし、母音と子音とのマツチングを避け
ることができる。関数Fとして最も簡単な形式の
ものは D(i,j)=Ds(i,j)+Dp(i,j) D(i,j)=Ds(i,j)・Dp(i,j) の2通りが考えられる。この場合、この発明では
音声強度の発声毎のばらつき、S/N比の差によ
るパワーパタンの変形、音声切出しミスなどの影
響を避けるために、Ds(i,j)としてはパワー
成分を除いた従来のスペクトルマツチング距離を
用い、またパワーパタンは常にばらつきを伴つて
いることを考慮すると、Dp(i,j)は入力音声
と標準パタンとのパワー差が小さい場合にはパワ
ー差に対する感度が純く、ある程度以上大きい差
がある場合に感度が鋭くなるような関数とする。
このような関数のうち最も簡単なものとして二乗
関数を(1),(2)式に示したように用いることができ
る。
Ds(i,j)としてケプストラム距離WLR尺
度を用いた場合に、これに対してパワー距離Dp
(i,j)の重み付けの最適値を、100の都市名デ
ータについて同一話者内、異話者間のフレーム間
マツチング距離を、 D2=WLR+a(P$ −P*2 D2=WLR・(1+a(P$ −P*22 とし、これらについて係数aを変化させて認識率
と誤差率の変化を調べ、(1),(2)式に示したように
最適係数a=0.0,a=4.0をそれぞれ求めた。
前記(1),(2)式を用いて641都市名について大語
い単語音声認識実験を行い、従来のスペクトル距
離のみを用いたものと比較した。この結果、(1),
(2)式間では1位認識率に実質的な差はなかつた。
(1),(2)式を用いた場合、従来法と比べ、同一話者
内での認識はほゞ同程度の結果となつたが、異話
者間では82.4%が88.0%と大幅に認識率が改善さ
れ、この発明が優れれたものであることが確認さ
れた。
以上発明したようにこの発明によれば、パワー
距離とスペクトル距離から成る距離を用いて入力
音声と標準パタンとのマツチングを行なうため、
入力音声と異なる内容の標準パタンではパワーの
時系列パタンが互いに異なり、類似度が悪くな
る。このためスペクトル距離のみでは認識誤りを
生じやすい多数話者音声認識において認識能力を
向上できるという利点がある。更にこの発明では
パワー距離を、パワー差に応じて感度を変化させ
て加味した要素間にマツチング距離を用いている
ため音声強度の発声毎のばらつき、S/N比の差
異によるパワーパタンの変形、音声切出しミスな
どに影響されない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による音声認識装置の概念を
示すブロツク図、第2図は「Sapporo」の音声パ
ワー時系列パタンを示す図である。 1:音声入力端子、2:A/D変換・音声切出
し部、3:自己相関分析部、4:スペクトル計算
部、5:標準パタン記憶部、6:スペクトル距離
計算部、7:パワー距離計算部、8:距離計算
部、9:時間正規化マツチング部、10:類似度
比較部、11:認識結果出力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力音声と標準パタン音声のそれぞれの特徴
    量時系列の要素間のスペクトル距離Dsを求める
    手段と、入力音声と標準パタン音声について各々
    の最大値と最小値がそれぞれ一定値になるように
    正規化を行なつた音声パワーを用いて入力音声と
    標準パタンのパワー差を求める手段と、これら
    Dsとパワー差に対する重み付けを変え、かつ上
    記パワー差が所定値よりも小さい場合はパワー差
    に対する感度が鈍く、所定値よりも大きい場合は
    感度が鋭くなるような関数を用いて上記Dsとパ
    ワー差とから要素間マツチング距離を求める手段
    と、その要素間マツチング距離を用いて、入力音
    声と標準パタン音声との類似度を時間正規化マツ
    チングによつて計算する手段を有する音声認識装
    置。
JP926782A 1982-01-22 1982-01-22 音声認識装置 Granted JPS58126600A (ja)

Priority Applications (1)

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JP926782A JPS58126600A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 音声認識装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP926782A JPS58126600A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 音声認識装置

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Publication Number Publication Date
JPS58126600A JPS58126600A (ja) 1983-07-28
JPH0241760B2 true JPH0241760B2 (ja) 1990-09-19

Family

ID=11715663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP926782A Granted JPS58126600A (ja) 1982-01-22 1982-01-22 音声認識装置

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Country Link
JP (1) JPS58126600A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032195B2 (ja) * 1980-04-11 1985-07-26 松下電器産業株式会社 語学練習機

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Publication number Publication date
JPS58126600A (ja) 1983-07-28

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