JPH0241981Y2 - - Google Patents

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JPH0241981Y2
JPH0241981Y2 JP1534084U JP1534084U JPH0241981Y2 JP H0241981 Y2 JPH0241981 Y2 JP H0241981Y2 JP 1534084 U JP1534084 U JP 1534084U JP 1534084 U JP1534084 U JP 1534084U JP H0241981 Y2 JPH0241981 Y2 JP H0241981Y2
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、カラーテレビジヨン信号などカラー
画像信号を表示してその画質を監視するカラー画
像モニタの白バランスを調整するカラー画像モニ
タ白バランス調整装置に関し、特に、モニタ装置
に容易に内蔵し得る程度に簡単化した構成によ
り、特に熟練を要せずに良好な再現性をもつて比
較的短時間に高精度の白バランス調整を、好まし
くは自動的に行い得るようにしたものである。
[従来技術] 一般に、カラー画像モニタは、カラー画像信号
の画質の監視、特に、カラーテレビジヨン放送番
組制作の際に、テレビジヨンスタジオや中継車そ
の他にて制作したカラーテレビジヨン信号の画質
の良否を判定するために使用され、良好なカラー
画質の維持に重要な役割を担つているものであ
る。しかしながら、カラー画質判定の前提となる
白バランスの調整は、従来、格別の熟練を要する
うえに、熟練者さえも、調整時の周囲条件、例え
ば照明の種類、周囲に配置した器物の色彩等の影
響を受け、再現性の良好な調整を行うのが極めて
困難とされ、特に熟練を要せずに簡単な操作によ
つて再現性の良好な白バランス調整を行うことの
できる装置が従来から要望されていた。
特に、カラーテレビジヨン放送番組制作の業務
上からすれば、人手をかけずに再現性の良好な高
精度の白バランス調整を迅速に行うことができ、
しかも、構成が簡単かつ低コストであり、多数設
置しても設備費のかからないカラー画像モニタ白
バランス調整装置の実現が常に渇望されていた。
さらに、装置を自動化することにより、人手を省
くことができ、経時、経年の変化や周囲条件の変
化に即応追随して再現性を保ち得るならば、手動
調整時に多少調整時間を要しても全体では有利で
ある。
しかして、白バランス調整は、カラー画像表示
用陰極線管すなわちカラー表示管に白、黒および
中間輝度の灰色の無彩色画像を所定の色温度にて
表示し得るように、加色混合によりかかる無彩色
画像を表示するる各原色信号相互間のバランスを
信号レベルの広い範囲に亘つて調整するものであ
り、各原色毎の調整を並列に行う同時調整と直列
に行う順次調整とがある。
かかる白バランスの同時調整と順次調整との得
失を比較する。まず、カラー表示管における各原
色毎の発光輝度がバランスして加色混合により無
彩色表示となるようにカラー表示管の各原色毎の
動作状態を帰還制御する制御ループが、同時調整
においては3原色に対して3系統必要となるので
回路構成および調整手順が複雑化して高価となる
欠点がある。その反面、各原色毎の調整を同時に
並列処理し得るので原則的には調整を迅速化し得
る利点がある。これに対して、順次調整において
は、3原色に対し1系統に切換えて使用するので
回路構成および調整手順が単純化して安価となる
利点がある。しかし、各原色毎の調整を時系列的
に処理するので、原則的には時間がかかる欠点が
ある。
さらに、同時調整においては、3系統の制御ル
ープ間における構成素子特性自体およびその経年
変化の偏差が調整結果に著しく影響するとともに
調整自体が複雑になり、しかも困難になる欠点が
あるものの、外部条件の変化の影響が各原色間に
おいてバランスして現われ、軽減される利点があ
る。これに対して、順次調整においては、制御ル
ープ構成素子特性の変化の影響が各原色間におい
てバランスして現われ、軽減される利点があるも
のの、外部条件の変化の影響が各原色毎に相違し
て調整の再現性、安定性の欠除に継がる欠点があ
る。
白バランスの同時調整と順次調整との上述した
得失は互いに相反してバランスしており、一長一
短があるがが、両者間にはつぎのような決定的な
優劣があつて、同時調整の劣勢は補い難いと認め
られる。
すなわち、白バランスの同時調整においては、
3原色発光の加色混合による無彩色表示を、従来
装置につき後述するように、各原色フイルタをそ
れぞれ介して分離した各原色光成分について3系
統の調整を並列処理するが、各原色発光のスペク
トルの拡がりと各原色フイルタの通常帯域の拡が
りとの重なりにより、各原色毎の光電変換出力に
補正し難い混淆が生ずるほか、カラー表示管の表
示面における各原色発光の部位を離隔しても面板
内の反射によるさけ難い混淆も生ずるので肌バラ
ンス調整の精度に限界が生ずる。さらに加えて、
各原色フイルタの特性自体およびその経年変化に
バラツキがあるので、調整結果の安定性や再現性
にも限界がある。
これに対して、白バランスの順次調整において
は、カラー表示管を各原色毎に単色発光させるの
で、上述したような各原色間における光電変換出
力の混淆は原理的に生じない。また、カラー表示
管の表示発光を直接に光電変換素子により受光す
るので、フイルタによる不安定性の介入もあり得
ず、高精度の調整を期待することができる。
一方、カラーテレビジヨン放送番組制作業務上
の前述した要望に応じた従来の白バランス調整装
置としては、例えば実公昭57−34853号公報に記
載の「ホワイトバランス調整器」がある。この従
来装置は、再現性の良好な白バランスを迅速化す
ることを目的として、上述した同時調整を行うよ
うに構成されている。すなわち、カラー表示管の
表示発光を3原色フイルタにより分離して各原色
発光成分を検出し、各原色毎の検出出力がそれぞ
れ所定値となるようにカラー表示管の駆動電圧お
よびスクリーン電圧などを調整するように構成さ
れている。
したがつて、3原色についての調整を同時に行
える反面、表示発光を各原色フイルタを介して分
析したときに、各原色毎の光電変換出力に他の原
色成分が混入してその影響を受ける。しかも、そ
の影響については、カラー表示管の種類が異なる
とその発光スペクトル特性が異なるので、光電変
換出力電圧値は同一であつても、カラー表示管の
種類あるいは個々のカラー表示管によつて発光の
色合いが著しく相違するということが起り得る。
かかる混色による測定調整の確度の低下を避け
るめに、データ記憶部内のマトリクス回路により
混入した他の原色成分の極性を反転させて測定色
の光電変換出力に加算し、混入成分を相殺除去す
るような回路構成が採られている。しかしなが
ら、かかる混入成分の相殺除去は、各原色毎に他
の2原色についてそれぞれ行う必要があるので少
なくとも6回繰返して行わなければならず、さら
に他原色成分混入の程度が光電変換出力レベルに
よつても異なり、また、経年変化も生ずるもの
で、その処理が極めて煩雑となり、調整の確度も
得られない。
さらにまた、いつたん調整しても、その調整状
態を他のカラー表示管には適用し得ず、再調整が
必要となる。しかも、回路構成が複雑となるので
高価となるなど、種々の欠点があつた。
[考案の目的] そこで、本考案の目的は、上述のように本質的
欠点を含む幾多の欠点を有する同時調整式の白バ
ランス調整を排して順次調整式の白バランス調整
を採用し、その順次調整式の白バランス調整が従
来有していた比較的軽微な欠点を除去し、以て簡
単な回路構成により熟練を要せずに良好な再現性
をもつて高精度な白バランス調整を比較的短時間
に行い得るようにしたカラー画像モニタ白バラン
ス調整装置を提供することにある。
[考案の要点] すなわち、本考案カラー画像モニタ白バランス
調整装置は、カラー表示管と入力画像信号に対す
る各原色毎の信号レベル調整手段および増幅手段
を備えたカラー画像モニタにおいて、各原色毎に
基準入力画像信号を発生させる調整用信号源と、
カラー表示管の表示画像の発光を受光する光電変
換素子と、そのカラー表示管の基準発光に対応す
る基準電圧を記憶するメモリ手段と、光電変換素
子の変換出力電圧とメモリ手段から読出した基準
電圧とを比較する比較器と、調整用信号源から各
原色毎に少なくとも高信号レベルおよび低信号レ
ベルの基準入力画像信号を順次に供給したときに
おけるカラー表示管の表示画像にそれぞれ対応し
た比較器の比較出力電圧により、高信号レベルに
対しては各原色毎に信号レベル調整手段を帰還制
御するとともに、低信号レベルに対しては各原色
毎に増幅手段のクランプ電位を帰還制御する制御
手段とを備え、その制御手段により、カラー表示
管の白バランスを順次に調整するようにしたこと
を特徴とするものである。
まず、本考案の骨子として、順次調整式の白バ
ランス調整が従来有していた欠点を除去するため
に施した改良の要点について説明する。
順次調整式の白バランス調整における従来の主
な欠点は、各原色毎の調整を時系列的に行うの
で、外部条件の影響が各原色毎に異なるとともに
その時間的変化の影響も受け、調整結果の不確実
性や不安定性が著しくなる点に存する。特に、周
囲光の混入が表示発光輝度検出結果に及ぼす影響
は、たとえ検出用受光素子の受光面をカラー表示
管の表示面に密着させても、面板上の他の部位に
入射した外光が面板内面の反射により伝搬して混
入することを考慮すると、その影響は避け難く、
その影響の程度の各原色間における変化が測定結
果の安定性および確実性を、特に低レベルの表示
発光時に著しく低下させていた。
本考案においては、白バランス調整結果におい
てかかる安定性および確実性が低下する対策とし
て、カラー表示管の表示発光を受光する主光電変
換素子の近傍に、そのカラー表示管の表示面に入
射する外光を積極的に受光する補助の副光電変換
素子を配設し、それら主副光電変換素子の変換出
力を逆極性に加算して周囲光の影響を相殺除去す
る。すなわち、カラー表示管の無発光時に上述し
た加算の出力がほぼ零となるように副光電変換素
子の受光感度を例えば濃度フイルタを前置するな
どして調整する。
さらに、上述した白バランス調整結果の安定性
および確実性低下の他の対策として、本考案にお
いては、被調整カラー画像モニタに調整基準とし
ての白黒画像信号を供給したときに、基準の色温
度の白表示発光が得られえるように、カラー表示
管の各原色毎の駆動回路を調整して初期調整を行
い、その初期調整データを基準のメモリ装置に記
憶させておき、以後の各原色毎の表示発光測定デ
ータをその初期調整データと比較した結果に応じ
て各原色毎の駆動回路の動作条件を帰還制御す
る。
[実施例] 以下に図面を参照して実施例につき本考案を詳
細に説明する。
上述したような本考案による改良を施したカラ
ー画像モニタ白バランス調整装置の基本構成を第
1図に示す。
第1図の構成において、1は較正用信号源、2
R,2G,2Bは赤、緑、青系統の減衰器、3
R,3G,3Bは赤、緑、青系統のクランプ電位
制御増幅器、4はカラー表示管、5R,5G,5
Bは赤、緑、青系統の調整制御部である。6Hお
よび6Lはそれぞれ高信号レベルH用および低信
号レベルL用保持メモリ、7Hおよび7Lはそれ
ぞれH用およびL用基準メモリ、8Hおよび8L
はそれぞれH用およびL用比較器であり、これら
各部分によつて調整制御部5R,5G,5Bを構
成する。なお、第1図では、簡単のために赤系統
の調整制御部5Rのみについて詳細を示してい
る。
9はカラー表示管の面板に例えばゴム製吸盤に
より固定して取付けることのできる光センサ・プ
ローブであつて、主光電変換素子10Mとその光
電変換出力を増幅する主増幅器11M、副光電変
換素子10Sとその光電変換出力を増幅する副増
幅器11S、副増幅器11Sの出力レベルを調整
するトリマ抵抗12、主増幅器11Mの出力から
トリマ抵抗12の出力を減算する減算器13を有
する。
14−1および14−2は互いに連動し、か
つ、それぞれ、基準メモリ7H,7Lの設定を行
うメモリ設定ポジジヨンA、モニタ用カラー映像
信号を受信する通常のモニタ動作ポジシヨンB、
白バランス調整のためのテストポジシヨンCを有
するモード切換スイツチである。15−1〜15
−4は互いに連動して、R,G,Bの各系統の切
換と各系統における高信号レベルHと低信号レベ
ルLの切換とを選択的に行うH/LおよびR/
G/B選択マニユアルセレクタスイツチである。
16は減衰器2R,2G,2Bのすべてを選択
する初期設定回路である。スイツチ17−RH,
17−GH,17−BHおよび17−RL,17−
GL,17−BLは、それぞれ、減衰器2R,2
G,2Bの各減衰器および増幅器3R,3G,3
Bの各増幅ゲインを初期設定するためのスイツチ
であつて、各ポジシヨンAは通常の白バランス調
整時を示し、各ポジシヨンBは初期設定モードを
示している。18−RH,18−GH,18−BH
および18−RL,18−GL,18−BLはそれ
ぞれスイツチ17−RH,17−GH,17−BH
および17−RL,17−GL,17−BLに接続
された初期設定値入力用可変抵抗である。
基準メモリ7H,7Lの初期設定は実際のモニ
タのカラー表示管4について行う。そのために
は、まず、スイツチ14−1をポジシヨンAに切
換え、スイツチ16を投入し、さらにスイツチ1
7−RL,17−GL,17−BLおよび17−
RH,17−GH,17−BHをポジシヨンBに切
換え、可変抵抗18−RH,18−GH,18−
BHおよび18−RL,18−GL,18−BLから
の初期設定を減衰器2R,2G,2Bおよび増幅
器3R,3G,3Bに供給する。
なお、ここで、可変抵抗18−RL,18−
GL,18−BL,18−RH,18−GH,18
−BHは、白色の基準色温度9300゜Kに従つて、あ
らかじめ設定しておくものとする。
以上の各スイツチのポジシヨン設定と共に、光
センサ・プローブ9をカラー表示管4の画面上に
所定位置、例えば画面をハイレベルHに対応する
明部とローレベルL対応する暗部とに2分割した
ときには、そのいずれか一方の部分などに固定し
て取付ける。次いで、初期設定の基準とする白黒
画像信号を切換スイツチ14−1から減衰器2
R,2G,2Bのすべてに供給するとともに、光
センサ・プローブ9から取り出した3原色基準信
号を、切換スイツチ15−3のマニユアル選択に
より選択されたR,G,Bいずれかの原色の系統
のうちHレベル部分またはLレベルの基準メモリ
7Hまたは7Lに供給して、オープンループの形
態で取り出したそのときのR,G,Bの各チヤン
ネルのH,LのR,G,B出力をそのまま基準メ
モリ7H,7Lに順次に書き込んで基準メモリ7
H,7Lの設定を終了する。このとき、光セン
サ・プローブ9においては、外光の影響は2つの
光電変換素子10Mと10Sとにより相殺されて
おり、減算器13からの出力は現われていない。
さらに詳述すると、カラー表示管4の表示面か
らの表示発光を、例えばホトダイオードからなる
主光電変換素子10Mにより受光し、その変換出
力を主増幅器11Mを介して減算器13に供給す
るとともに、表示面に入射する周囲光を、所要で
あれば濃度フイルタFを介して、受光した副光電
変換素子10Sの変換出力を副増幅器11Sおよ
び減算器12を順次に介して減算器13に供給す
る。
減算器13の差出力は、表示発光変換出力中に
混入した周囲光変換出力成分を相殺除去したもの
となるべきであるから、表示発光を停止させた状
態においてその差出力が零となるように、副光電
変換素子10Sの濃度フイルタF、副増幅器11
Sおよび減衰器12のいずれかのレスポンスを調
整する。
かかる差出力信号を切換スイツチ14−2およ
び15−3を順次に介して各原色毎の調整制御部
5R,5G,5Bのいずれかに供給する。それら
の調整制御部5R,5G,5Bは、いずれも、赤
色Rの構成についてのみ図示してあるように、各
原色R,G,B毎に高信号レベルHおよび低信号
レベルLのポジシヨンを切換えスイツチ15−3
より選択して、減算器13からの差出力信号を高
信号レベルH用および低信号レベルL用の基準メ
モリ7Hおよび7Lに選択的に供給して記憶保持
する。
以上のようにして、初期調整用の基準白黒画像
信号を入力信号としたときの変換出力信号を以後
の信号処理における基準とする初期値として基準
メモリ7Hおよび7Lに記憶するが、それら基準
値は、初期設定を更新するまで記憶保持する。
次に、白バランスの調整について述べる。
切換えスイツチ14−1および14−2の較正
ポジシヨンCにして、較正用信号源1から各原色
毎の高信号レベルHおよび低信号レベルLの較正
用信号を減衰器2R,2G,2Bのいずれかに供
給すると共に、光センサ・プローブ9からの出力
をモードセレクタスイツチ15−3の側に供給す
る。さらに、スイツチ16を開放し、スイツチ1
7−RL,17−GL,17−BL,17−RH,1
7−GH,17−BHはクローズドループ形成用
のポジシヨンAに切り換える。
較正用信号源1からR,G,Bいずれの系統の
H,Lいずれのレベルの出力信号を取り出すのか
をモードセレクタスイツチ15−1により選択
し、さらにスイツチ15−2によりスイツチ15
−1と連動して選択されたいずれかの系統の減衰
器2R,2G,2Bに較正用信号を供給して以後
の各原色毎の調整に供する。
各原色毎の調整にあたつては、高信号レベルH
用または低信号レベルL用の保持メモリ6Hまた
は6Lに光センサ・プローブ9からの出力を保持
しておき、その保持メモリ6H,6Lから読出し
た変換出力と基準メモリ7Hまたは7Lから読出
した基準値とを高信号レベルH用および低信号レ
ベルL用の比較器8Hまたは8Lに供給して選択
された系統の選択されたレベルについての比較を
行う。
各原色毎の調整制御部5R,5G.5B内の上
述した比較器の比較出力のうち、高信号レベルH
用の比較器8Hの比較出力は各原色毎の減衰器2
R,2G,2Bにそれぞれ供給してそれぞれの減
算度を帰還制御し、また、低信号レベルL用の比
較器8Lの比較出力を各原色毎の増幅器3R,3
G,3Bにそれぞれ供給してそれぞれの増幅器の
クランプ電位を制御する。
なお、白バランスの順次調整に応じた各原色用
の減衰器2R,2G,2Bの選択は、同様の選択
を行う切換スイツチ15−1および15−3と連
動する切換スイツチ15−2によつて制御する。
以上の白バランス調整によりR,G,Bの各系
統の調整が完了した後は、R,G,BのL,H
各々についての調整値は保持メモリ6H,6Lに
それぞれ保持され、それに応じて、減衰器2R,
2G,2Bの各減衰度および増幅器3R,3G,
3Bの各増幅器のクランプ電位はそれぞれ較正さ
れたレベルに保たれることになる。このような状
態で、スイツチ14−1を通常のモニタ動作ポジ
シヨンBに切換え、光センサ・プローブ9をカラ
ー表示管4の画面から取り除くことによつて、カ
ラー映像信号をR,G,Bの各駆動回路2R,3
R,2G,3G,2B,3Bに供給し、カラーモ
ニタ画像をカラー表示管4上に映出させてモニタ
に供する。
上述のような基本構成による本考案カラー画像
モニタ白バランス調整装置は、カラー表示管の表
示発光を受光して光電変換し、カラー表示管駆動
回路2R,3R,2G,3G,2B,3Bを帰還
制御する制御ループを各原色に共通に1系統しか
備えておらず、また、主光電変換素子10Mは各
原色フイルタを用いることなく直接に表示発光を
受光する。したがつて、白バランス調整用の各原
色毎の調整制御回路5R,5G,5Bの構成が、
3原色系同時調整式の従来装置に比して格段に簡
単明瞭であり、調整自体が極めて簡単かつ容易と
なる。
本考案では、かかる単一の調整制御系を各原色
毎に基準入力信号とともに時系列的に順次に切換
えて使用するのであるから、同時調整式に比して
原理的に所要調整時間が長くなるが、特に、後述
するように適切なシーケンスの設定のもとに自動
化すれば、実用上所要調整時間はそれぼど長くな
らず、充分に放送番組制作の業務に適合する。
しかも、本考案によれば、同時調整式における
ような同時に発光する他の原色成分の混入が全く
ないので高精度の白バランス調整が可能となり、
また、外光受光素子10Sを別個に設けて外光の
影響も相殺除去することができる。さらに加え
て、本考案では、高輝度発光時と低輝度発光時と
の基準調整状態を初期設定して基準メモリ7H,
7Lに記憶しておいて、以後の特性の変化等を調
整し得るので、再現性よく良好な調整状態を安定
に維持することができる。
しかもまた、入力画像信号の供給接続線に各原
色毎のγ補正回路を介装するとともに、カラー表
示管のγ特性の各原色間における相殺に基づく中
輝度領域に生ずる白バランス調整のずれを別途記
憶しておき、入力画像信号レベルに応じてγ補正
回路を制御するようにすることによつて、入力画
像信号レベルの広い範囲にわたつて良好な白バラ
ンス調整状態を得ることができる。
本考案白バランス調整装置の第1図示の基本構
成における要部をデイジタル化するとともに上述
したようなγ補正の改良も加えた具体的な構成の
一例を第2図に示す。
第2図においては、第1図示の基本構成におけ
ると同様に初期設定用白黒画像信号を供給する輝
度信号源20Yと多段階の信号レベルの輝度信号
を供給する較正用信号源1とを切換スイツチ14
−1により切換えてマトリツクス回路21に供給
する。マトリツクス回路21では、その切換え出
力を色度信号源20Cからの基準色差信号R−
Y,B−Yと混合して各段階の信号レベルの各原
色信号R,G,Bを形成する。これら各原色信号
R,G,Bを各原色毎のγ補正回路31R,31
G,31Bをそれぞれ介して、第1図示の基本構
成におけると同様に、各原色毎の減衰器2R,2
G,2Bおよび増幅器3R,3G,3Bにそれぞ
れ順次に供給して白バランス調整に必要な信号レ
ベルの調整を施す。その調整ずみ出力をカラー表
示管4に供給する。
そのカラー表示管4における各原色毎の順次の
表示発光を、第1図示の基本構成におけると同様
の光電変換素子10Mにより順次に受光する。そ
の順次の光電変換出力をピークホールド回路26
を介してA−D変換器27に供給し、ここでデイ
ジタル化する。そのA−D変換器27からの各原
色毎の、例えば広域、中域、低域の各信号レベル
の基準入力信号にそれぞれ対応したデイジタル光
電変換出力を平均値回路28に供給してそれぞれ
のデイジタル平均値を求める。しかして、このよ
うにして求めた各原色R,G,B毎の広域H、中
域M、低域Lの信号レベルの基準入力信号にそれ
ぞれ対応したデイジタル平均光電変換出力値を、
いつたんメモリ29に記憶する。メモリ29から
読出した出力を比較器30に供給し、ここでメモ
リ29に予め格納してある基準の初期調整値と比
較した結果を、白バランス調整の動作範囲を限定
するリミツタ24を介してカウンタ23に供給す
る。
カウンタ23においては、前述した基準入力白
黒画像信号に対応した基準の初期設定データを初
期値としてセツトしたうえで、以後の各原色毎の
各段階の信号レベルの基準入力信号に対応した比
較データをカウントアツプもしくはカウンドダウ
ンする。かかる計数結果のデイジタル値を、D−
A変換器22に供給してアナログ化したうえで、
各原色毎のγ補正回路31R,31G,31Bに
それぞれ給して帰還制御する。カウンタ23の計
数結果を各原色毎の減衰器2R,2G,2Bに直
接に供給して帰還制御するとともに、D−A変換
器22R,22G,22Bをそれぞれ介して各原
色毎の増幅器3R,3G,3Bに供給してそれぞ
れの帰還制御を行う。
第2図においては、上述した各部回路の各原色
および各信号レベルに応じた順次の動作の切換え
を、すべて、制御ユニツト25により設定したシ
ーケンスの制御のもとに行う。
その制御ユニツト25は、本考案による白バラ
ンスの順次調整のシーケンスを設定して自動調整
を行い得るように各部回路の動作を制御するとと
もに、各種の制御モード切換えスイツチにより、
装置の始動、自動−手動の切換え、手動調整時に
おける調整条件の設定等を選択する。
つぎに、上述した第2図示の構成による本考案
白バランス調整装置における制御ユニツト25に
おける各段階の調整制御の過程の一例をそれぞれ
表わした各種のフローチヤートを順次に示す。
まず、本考案装置において手動操作によつて白
バランス較正を行う過程を表わすフローチヤート
を第3図Aに示す。
第3図Aの過程においては、ステツプS1にて
本考案装置および被調整モニタを起動して30分以
上エージングを行う。次のステツプS2において
は、スイツチ25bを手動ポジシヨンにセツト
し、ついでステツプS3に進んで被調整カラー表
示管4の脱磁操作を行う。次のステツプS4にお
いては、本考案装置に白バランスの調整用の較正
用信号を入力する。ついで、ステツプS5におい
て白バランスの調整を手動で行つたうえで、ステ
ツプS6に進み、ここで被調整カラーモニタを、
得られた白バランス調整状態にセツトし、つぎに
ステツプS7において、光電変換素子を内蔵した
光センサ・プローブ9をカラー表示管4の表示面
に装着する。ついで、ステツプS8において周囲
光の光量を3ユニツト以下にまでしたうえで、ス
テツプS9に進み、ここで、自動調整の始動スイ
ツチ25aを押下する。さらに、ステツプS10
において以後の自動調整データのメモリ29への
書込みを開始する。
つぎに、上述のようにして白バランスの調整お
よびそれに引続く一連の白バランス自動調整を行
つたカラー画像モニタについて白バランスの再較
正を行う過程のフローチヤートを第3図Bに示
す。
第3図Bにおいては、まず、ステツプS11に
おいて本考案装置および被調整モニタを起動して
エージングを行う。次のステツプS12では、ス
イツチ25bを自動調整ポジシヨンにセツトし、
ついでステツプS13に進んで被調整カラー表示
管4の脱磁操作を行う。その後に、ステツプS1
4に進んで被調整カラーモニタを標準使用状態に
セツトし、さらにステツプS15に進む。ここで
は、光センサ・プローブ9をカラー表示管4の表
示面に装着する。次いで、ステツプS16におい
て、周囲光量を減量して3ユニツト以下にする。
次のステツプS17において自動調整の始動スイ
ツチ25aを押下する、その後、ステツプS18
に進んで白バランスの自動再調整を行う。
つぎに、白バランスの手動調整のフローチヤー
トを第3図Cに示す。
第3図Cの過程においては、まず、ステツプS
21において、較正用信号を被調整カラーモニタ
に供給し、マニユアルセレクタ25dをR−H,
G−H,B−Hに交互に設定して、高輝度表示白
色部分の白色が所定の色温度となるように、マニ
ユアル・アツプ/ダウンスイツチ25Cによつて
各原色毎の高信号レベル時のレスポンス調整を行
う。ついで、ステツプS22に進み、ここでマニ
ユアルセレクタ25dをR−L,G−L,B−L
に交互に設定して、低輝度表示白色部分の白色が
所定の色温度となるようにマニユアル・アツプ/
ダウンスイツチ25Cによつて同様の調整を行
う。さらにステツプS23において、マニユアル
セレクタ25dをR−M,G−M,B−Mに交互
に設定して、中揮度表示部分の白色が所定の色温
度となるようにマニユアル・アツプ/ダウンスイ
ツチ25Cによつて同様の調整を繰り返す。しか
る後に、ステツプS24に進んで全輝度領域にわ
たつて表示白色画面の白バランス調整状態を点検
する。
つぎに、R,G,Bの各系統に対する白バラン
ス調整を各段階の信号レベルH,M,Lについて
行い、その白バランス調整データを以後のカラー
モニタ使用時の設定値としてメモリに保持する過
程のフローチヤートを第4図Aに示す。
第4図Aの過程においては、ステツプS31に
おいてカラー表示管4に装着した光センサ・プロ
ーブ9内の主副光電変換素子10Mと10Sとの
間における周囲光受光出力相殺除去のための調整
を表示輝度零の状態にて行う。
しかして、ステツプS23に進んで、較正用信
号源1からの各段階の信号レベルの輝度信号に切
換えるとともに色度信号源20Cの動作を停止さ
せる。かかる状態において、ステツプS33では
各原色系R,G,Bを順次に切換え、さらに、ス
テツプS34に進んで各段階の信号レベルH,
M,Lを順次切換えて、あらゆる動作条件を自動
的に順次に設定し、しかる後にステツプS35に
おいて光電変換出力の処理を行う。次のステツプ
S36においては、その処理結果のデータを順次
にメモリ29に書込む。ついで、ステツプS3
7,S38において以上の信号処理を反復して確
認をした後に、ステツプS39に進み、ここで白
バランス自動調整の状態にセツトするし、さらに
スイツチ14−1をポジシヨンA(C)に切換え
て、入力カラー映像信号を受付けるようにし、か
つ色度信号源20Cの色度オン/オフ信号をオン
位置に切換える。
白バランスの自動再調整の過程のフローチヤー
トを第4図Bに示す。
第4図Bの過程においては、ステツプS41に
おいて周囲光の影響を除去してから、次のステツ
プS42において較正用信号源1からの輝度信号
のみ入力させる状態にする。次いで、ステツプS
43において上述したと同様にあらゆる動作条件
を順次に設定して基準の調整状態を確認した後に
自動調整過程に入り、ステツプS44を経てステ
ツプS45に移る。ここでは、輝度信号を高信号
レベルHに設定したうえで、ステツプS46に進
み、表示発光の光電変換出力の信号処理を行う。
ついで、ステツプS47に進行し、その処理結
果のデータをメモリ29内の基準データと比較す
る。その比較の結果、測定データと基準データと
が等しければステツプS48において高信号レベ
ル時の調整良好のフラグをセツトする。すなわ
ち、測定値が基準値が基準値より小さければ、白
バランス動作条件設定用カウンタ23をステツプ
S49においてカウントアツプし、測定値の方が
大きければステツプS50においてカウントダウ
ンする。
しかる後に、ステツプS51を経てステツプS
52に移り、基準輝度信号を低信号レベルLに設
定したうえで、ステツプS53に進む。ここで再
び表示発光の光電変換出力の信号処理を行い、つ
いで、その処理結果のデータについて、ステツプ
S54ないしS58において、高信号レベルH時
と同様の基準比較を行う。
ついで、中域信号レベルの基準輝度信号につ
き、ステツプS59ないしS65において高低各
信号レベル時における同様の信号処理およびデー
タ処理を行つた後にステツプS66に進む。
ここで、すべての動作条件における調整の完了を
確認する。次に、要すればステツプS67におい
て上述の全過程を反復したうえで、ステツプS6
8に移り、以上の白バランス調整状態の保持過程
に入る。
つぎに、光センサ・プローブ9内における周囲
光成分相殺除去過程のフローチヤートを第5図に
示す。
第5図示の過程においては、まず、ステツプS
71においてカラー表示管4をカツトオフの状態
にするとともに、周囲光受光センサ10Sの感度
を最大にする。次に、ステツプS72ないしS7
4の循環過程において、無表示時における光電変
換出力が零となるまで反復して周囲光センサ10
Sの感度を調整する。
ついで、ステツプS75に進み、ここで通常の
画像信号を表示したときに垂直帰線消去期間中に
かかる光電変換出力零の状態が得られることを確
認したえうで、周囲光成分相殺除去過程を終了す
る。
最後に、光電変換出力信号の処理過程を表わし
たフローチヤートを第6図に示す。
第6図示の信号処理過程においては、まず、ス
テツプS81において白バランス動作条件設定用
カウンタ23をクリアした後に、ステツプS8
2,S83を経てステツプS84に移り、光電変
換出力におけるピーク検出値の有無を判別する。
ついで、ステツプS85において入力画像信号の
垂直帰線消去期間中においてのみにピーク検出零
となることを確認したうえで、ステツプS87に
進み、ここで光電変換出力をサンプルし、次のス
テツプS88においてそのサンプル値をデイジタ
ル化する。
ついで、ステツプS90に進んで垂直帰線期間
における白バランス調整状態を確認したうえで、
ステツプS91を経てステツプS92に移行し、
そのサンプル値をカウンタ23の初期値としてセ
ツトする。ついで、ステツプS93において以上
の信号処理過程を点検したうえで、ステツプS9
4に移り、カウンタ出力中の上位セツトを確認し
て信号処理過程を終了する。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、カラー画像モニタにおける白バランス調整の
途中における各部回路要素、特にカラー表示管の
特性の変化や周囲条件、特に周囲光の変化が基準
初期調整値を参照して補正されるので、高精度の
順次調整式白バランス調整を簡単な構成の回路装
置につて達成することができる。
なお、一般に順次調整式の白バランス調整は、
同時調整式に比して長大な調整時間を要するとさ
れているが、本考案によれば、適切なシーケンス
により自動化して数秒以内に一連の調整を完了し
得るので、実用上何ら支障を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案カラー画像モニタ白バランス調
整装置の基本構成を示すブロツク線図、第2図は
同じくその詳細構成の一例を示すブロツク線図、
第3図A〜C、第4図A,B、第5図および第6
図は同じくその白バランス調整の種々の段階にお
ける処理過程を順次に示すフローチヤートであ
る。 1……較正用信号源、2R,2G,2B……減
衰器、3R,3G,3B,11M,11S……増
幅器、4……カラー表示管、5R,5G,5B…
…調整制御部、6H,6L……保持メモリ、7
H,7L……基準メモリ、8H,8L,30……
比較器、9……光センサ・プローブ、10M……
主光電変換素子、10S……副光電変換素子、1
2……外光相殺調整用トリマ抵抗、13……減算
器、14−1,14−2……モード切換スイツ
チ、15−1〜15−4……マニユアルセレクタ
スイツチ、16……初期設定用スイツチ、17−
RH,17−GH,17−BH……増幅器初期設定
用スイツチ、17−RL,17−GL,17−BL
……減衰器初期設定用スイツチ、18−RH,1
8−GH,18−BH,18−RL,18−GL,
18−BL……初期設定値入力用可変抵抗、20
Y……輝度信号源、20C……色度信号源、21
……マトリツクス回路、22,22R,22G,
22B……D−A変換器、23……カウンタ、2
4……リミツタ、25……制御ユニツト、26…
…ピークホールド回路、27……A−D変換器、
28……平均値回路、29……メモリ装置、31
R,31G,31B……γ補正回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カラー表示管と入力画像信号に対する各原色
    毎の信号レベル調整手段および増幅手段を備え
    たカラー画像モニタにおいて、 各原色毎に基準入力画像信号を発生させる調
    整用信号源と、 前記カラー表示管の表示画像光を受光する光
    電変換手段と、 前記カラー表示管の基準光に対応する基準レ
    ベルを記憶するメモリ手段と、 前記光電変換手段からの変換出力と前記メモ
    リ手段から読出した前記基準レベルとを比較す
    る比較手段と、 前記調整用信号源から各原色毎に少なくとも
    高信号レベルおよび低信号レベルの基準入力画
    像信号を順次に供給したときにおける前記カラ
    ー表示管の表示画像にそれぞれ対応した前記比
    較手段からの比較出力により、前記高信号レベ
    ルに対しては各原色毎に前記信号レベル調整手
    段を帰還制御するとともに、前記低信号レベル
    に対しては各原色毎に前記増幅手段のクランプ
    電位を帰還制御する制御手段とを備え、 前記制御手段により、前記カラー表示管の白
    バランスを順次に調整するようにしたことを特
    徴とするカラー画像モニタ白バランス調整装
    置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置に
    おいて、前記カラー表示管に入射する外光を受
    光する補助光電変換手段を備え、その補助光電
    変換手段の変換出力により前記光電変換手段か
    らの変換出力を補正するようにしたことを特徴
    とするカラー画像モニタ白バランス調整装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の装置において、各原色毎に前記高信号レ
    ベルに対応する回路接続と前記低信号レベルに
    対応する回路接続とを所定の順序で切換える手
    段を備えて、前記カラー表示管の白バランスを
    自動調整するようにしたことを特徴とするカラ
    ー画像モニタ白バランス調整装置。
JP1534084U 1984-02-08 1984-02-08 カラ−画像モニタ白バランス調整装置 Granted JPS60129785U (ja)

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JPS60129785U JPS60129785U (ja) 1985-08-30
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