JPH0242344B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242344B2 JPH0242344B2 JP60042983A JP4298385A JPH0242344B2 JP H0242344 B2 JPH0242344 B2 JP H0242344B2 JP 60042983 A JP60042983 A JP 60042983A JP 4298385 A JP4298385 A JP 4298385A JP H0242344 B2 JPH0242344 B2 JP H0242344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- ribbed
- nonwoven fabric
- rubber
- unvulcanized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D29/00—Producing belts or bands
- B29D29/10—Driving belts having wedge-shaped cross-section
- B29D29/103—Multi-ribbed driving belts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、ベルト基帯に対して複数のリブ(突
条)がベルト長手方向において突設されたリブ付
Vベルトの製造方法に関するものである。 (従来の技術) 一般に、ベルト基帯に対して複数のリブがベル
ト長手方向において突設されたリブ付Vベルトが
知られれている。そのようなリブ付Vベルトは、
伝動ベルトとして、例えば家庭用乾燥機において
小径のリブ溝プーリと大径の平プーリ(ドラム)
とに巻回して用いられる。 上記リブ付Vベルトは、リブ外表面に帆布を付
設すると、製造上リブが突出し難いことから、リ
ブを帆布で被覆することなくゴムのみで製造して
いるのが通例である。 (発明が解決しようとする課題) そのため、上述した如き家庭用乾燥機に用いた
場合、リブ側面の摩擦係数が大きくなり、起動時
及びストツプ時(過負荷時)並びに、気温が0℃
以下となる冬場、ベルト走行50時間以上経過した
ときなどに異音を発生させるという問題がある。
また、リブに短繊維を混入して摩擦係数を小さく
する技術が知られているが、屈曲性が低下するの
で、小径のリブに溝プーリには小さい曲率半径で
もつて屈曲状態で繰り返し係合すると、リブに早
期亀裂が発生するという別の問題がある。 また、特公昭42−2066号公報において、リブ外
表面に、帆布に代えて、微細、密なかつ短い繊維
からなる繊維毛屑を堆積かつ接着したリブ付Vベ
ルトが提案されているが、リブ外表面において繊
維を一様に付着させることが困難で品質上問題が
あるとともに、多くの製造工数を有し、コスト高
になる。 本発明は、異音の発生を防止することができる
リブ付Vベルトの製造方法を提供することを目的
とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は、ベルト基帯に対し複数のリブがベル
ト長手方向に沿つて突設されたベルトの製造方法
の改良に係るものである。 しかして、本発明製造方法は、成形金型に外嵌
されたゴムスリーブの外周面上に、帆布、未加硫
ゴムシート、抗張体、別の未加硫ゴムシート及
び、摩擦係数低下剤を含浸させた不織布又は不織
紙を順に巻き付けて円筒状の未加硫成形体を形成
し、その後、未加硫成形体を成形金型及びゴムス
リーブより取外し、該未加硫成形体を、リブ溝を
有する加硫金型に対して、該リブ溝に不織布また
は不織紙が臨むように適用して加硫成形を行うこ
とを特徴とする。 上記不織布又は不織紙は、例えばポリエステ
ル、ポリアミド、レーヨン、ビニロン、セルロー
ス、パルプ等の合成繊維、人造繊維、天然繊維の
単体またはそれらのブレンドが用いられる。その
厚さは0.01〜0.03mm程度で、単位重量(目付量)
は3〜100g/m2である。 上記摩擦係数低下剤としては、グラフアイト、
2硫化モリブデン、フツ素樹脂粉末等が用いられ
る。グラフアイトを用いる場合には、ゴム成分
100重量部に対しグラフアイト1〜30重量部混入
したものを、不織布又は不織紙に直接的に含浸さ
せ又はコーテイング処理して間接的に含浸させる
ことが望ましい。 (作用) 成形金型に外嵌されたゴムスリーブの外周面上
に、帆布、未加硫ゴムシート、抗張体、別の未加
硫ゴムシートおよび、摩擦係数低下剤を含浸させ
た不織布または不織紙を順に巻き付けて円筒状の
未加硫成形体が形成される。その後、上記未加硫
成形体が成形金型およびゴムスリーブより取外さ
れる。上記未加硫成形体を、リブ溝を有する加硫
金型に対して、該リブ溝に不織布または不織紙が
臨むように適用して加硫成形が行われる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿つて説明す
る。 第1図において、1は本発明製造方法によつて
製造されるリブ付Vベルトで、ベルト基帯2に対
し複数のリブ3がベルト長手方向に沿つて突設さ
れている。 4は上帆布層で、例えば2層の綿帆布からな
る。 5は抗張体層で、抗張体コード6(例えばポリ
エステルコード、ガラスコード、芳香族ポリアミ
ドコード等)が接着ゴム7(例えば天然ゴム、ク
ロロプレンゴム、スチレンナタジエンゴム、イソ
プレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、またはそ
れらのブレンドゴム)中に埋設されている。 8はリブゴム層で、例えば天然ゴム、クロロプ
レンゴム、スチレンナタジエンゴム、イソプレン
ゴム、ニトリルブタジエンゴム、またはそれらの
ブレンドゴムからなり、その一部がリブ3を形成
している。 9は不織布または不織紙からなる一様密度の表
面層で、リブ3の外表面に設けられている。この
不織布には、摩擦係数低下剤としてのグラフアイ
トが含浸されている。 続いて、上記リブ付Vベルト1の製造方法につ
いて説明する。 (i) 工程1 先ず、従来より周知のリブ付Vベルトの成形
方法と同様に、成形金型11の外側に円筒状の
ゴムスリーブ12を外嵌する。 (ii) 工程2 工程1で外嵌したゴムスリーブ12の外周面
上に上帆布層4となる綿帆布4a、接着ゴム7
となる比較的薄い未加硫ゴムシート13、抗張
体コード6およびリブゴム層8となる比較的厚
い別の未加硫ゴムシート14を順に巻き付け、
その後、その上に、表面層9となるグラフアイ
トを含有する不織布15をベルト長手方向(円
周方向)に巻き付けて未加硫成形体16を形成
する(第2図参照)。 (iii) 工程3 工程2の成形終了後、成形金型11よりゴム
スリーブ12とともに未加硫成形体16を取り
外し、それから、ゴムスリーブ12より未加硫
成形体16を取り外す。 (iv) 工程4 内周面にリブ溝17aが形成された筒状の加
硫金型17に対し、第3図に示すように、未加
硫成形体16の不織布15がリブ溝17aに臨
むように該未加硫成形体16を装入し、内側
(すなわち綿帆布4a側)に加硫スリーブ18
を適用する。しかして、加熱加圧により加硫ス
リーブ18の内側より熱と圧力を加え、第4図
に示すようにリブを突出させてベルト全体を加
硫成形する。この場合、不織布15は、織成さ
れた強度のある帆布とは異なり、リブの突出変
形を妨げることはない。 (v) 工程5 工程4で加硫成形された筒状の加硫成形体1
9を加硫スリーブ18より取外し、所定のリブ
数となるように幅切りを行い、所望のリブ付V
ベルト1を得る。 次いで、本発明例のリブ付Vベルト1(第1図
参照)と、第1、第2および第3比較例のリブ付
Vベルト21,22,23(第5図、第6図およ
び第7図参照)とに対して行つた試験について説
明する。 試験ベルト 第1比較例のリブ付Vベルト21は、本発明例
のリブ付Vベルト1とは、表面層9を備えていな
い点で異なる。第2比較例のリブ付Vベルト22
は、本発明例のリブ付Vベルト1とは、表面層9
を備えずかつリブゴム層24中にポリアミド繊維
25(2デニール、1mmカツトしたもの)が体積
含有率8%でもつて混入されている点で異なる。
第3比較例のリブ付Vベルト23は、本発明例の
リブ付Vベルト1とは、表面層26となる不織布
が摩擦係数低下剤としてグラフアイトを含有して
いない点で異なる。 寸法は、第1図、第5図、第6図および第7図
において、L1=4.8mm、L2=2.3mm、L3=2.0mm、
L4=0.97mm、L5=1.6mm、θ=40゜、ベルト全長は
2210mmで、リブは3つである。なお、第3比較例
および本発明例のリブ付Vベルト23,1の表面
層に用いた不織布はパルプ、レーヨンの混合繊維
(パルプ15重量%、レーヨン85重量%)からなり
単位重量が14g/m2で、さらに本発明例のリブ付
Vベルト1の表面層に用いた不織布は、ゴム成分
100の重量部に対しグラフアイト5重量部混入し
てなるものが含浸されている。 試験方法 (i) 異音試験 第8図に示す駆動系を有する乾燥機に用いて
行つた。すなわち、ドラム41(直径600mm)、
モータプーリ42(直径17mm、回転数
1650rpm)およびフアンプーリ43(直径10
mm)に試験ベルト44を巻回し、アイドルプー
リ45,46(直径40mm)に適用し、乾布3.0
Kgfの負荷でもつて走行させた。 しかして、50時間走行後、室温5℃の室内に
15時間放置後、起動時およびストツプ時の異音
の発生について調べた。 (ii) 摩擦係数測定試験 第9図に示すように、ロードセル51より駆
動側プーリ52(直径14mm、回転数72rpm)に
角度α(rad)でもつて試験ベルト53を巻付
け、デツドウエイトDW1=1.75Kgfを加えた。 しかして、ロードセル51の測定値Tを測定
し、 μ=ln(T/DW1)/α により、摩擦係数μを計算した。 (iii) 摩耗試験 第10図に示すように、平プーリ61(直径
40mm)とリブ溝付プーリ62(直径14mm、回転
数4800rpm)との間に試験ベルト63を巻回
し、平プーリ61にデツドウエイトDW2=18
Kgfを加えた状態で24時間走行させた後、摩耗
量を測定した。 摩耗量={(初期重量)−(24時間走行後重量)}/(
リブゴム比重) (iv) 多軸屈曲試験 第11図に示すように、6つの平プーリ71
(直径76mm)と、駆動側リブ溝プーリ72(直
径16.5mm、回転数1780rpm)と、6つの従動側
リブ溝プーリ73(直径16.5mm)とに試験ベル
ト74を多軸屈曲させて巻回し、デツドウエイ
トDW3=13.5Kgfを加え、その状態で走行さ
せ、リブに亀裂が発生するまでの時間を測定
し、屈曲寿命とした。 試験結果 試験結果は、次表に示す通りである。
条)がベルト長手方向において突設されたリブ付
Vベルトの製造方法に関するものである。 (従来の技術) 一般に、ベルト基帯に対して複数のリブがベル
ト長手方向において突設されたリブ付Vベルトが
知られれている。そのようなリブ付Vベルトは、
伝動ベルトとして、例えば家庭用乾燥機において
小径のリブ溝プーリと大径の平プーリ(ドラム)
とに巻回して用いられる。 上記リブ付Vベルトは、リブ外表面に帆布を付
設すると、製造上リブが突出し難いことから、リ
ブを帆布で被覆することなくゴムのみで製造して
いるのが通例である。 (発明が解決しようとする課題) そのため、上述した如き家庭用乾燥機に用いた
場合、リブ側面の摩擦係数が大きくなり、起動時
及びストツプ時(過負荷時)並びに、気温が0℃
以下となる冬場、ベルト走行50時間以上経過した
ときなどに異音を発生させるという問題がある。
また、リブに短繊維を混入して摩擦係数を小さく
する技術が知られているが、屈曲性が低下するの
で、小径のリブに溝プーリには小さい曲率半径で
もつて屈曲状態で繰り返し係合すると、リブに早
期亀裂が発生するという別の問題がある。 また、特公昭42−2066号公報において、リブ外
表面に、帆布に代えて、微細、密なかつ短い繊維
からなる繊維毛屑を堆積かつ接着したリブ付Vベ
ルトが提案されているが、リブ外表面において繊
維を一様に付着させることが困難で品質上問題が
あるとともに、多くの製造工数を有し、コスト高
になる。 本発明は、異音の発生を防止することができる
リブ付Vベルトの製造方法を提供することを目的
とする。 (課題を解決するための手段) 本発明は、ベルト基帯に対し複数のリブがベル
ト長手方向に沿つて突設されたベルトの製造方法
の改良に係るものである。 しかして、本発明製造方法は、成形金型に外嵌
されたゴムスリーブの外周面上に、帆布、未加硫
ゴムシート、抗張体、別の未加硫ゴムシート及
び、摩擦係数低下剤を含浸させた不織布又は不織
紙を順に巻き付けて円筒状の未加硫成形体を形成
し、その後、未加硫成形体を成形金型及びゴムス
リーブより取外し、該未加硫成形体を、リブ溝を
有する加硫金型に対して、該リブ溝に不織布また
は不織紙が臨むように適用して加硫成形を行うこ
とを特徴とする。 上記不織布又は不織紙は、例えばポリエステ
ル、ポリアミド、レーヨン、ビニロン、セルロー
ス、パルプ等の合成繊維、人造繊維、天然繊維の
単体またはそれらのブレンドが用いられる。その
厚さは0.01〜0.03mm程度で、単位重量(目付量)
は3〜100g/m2である。 上記摩擦係数低下剤としては、グラフアイト、
2硫化モリブデン、フツ素樹脂粉末等が用いられ
る。グラフアイトを用いる場合には、ゴム成分
100重量部に対しグラフアイト1〜30重量部混入
したものを、不織布又は不織紙に直接的に含浸さ
せ又はコーテイング処理して間接的に含浸させる
ことが望ましい。 (作用) 成形金型に外嵌されたゴムスリーブの外周面上
に、帆布、未加硫ゴムシート、抗張体、別の未加
硫ゴムシートおよび、摩擦係数低下剤を含浸させ
た不織布または不織紙を順に巻き付けて円筒状の
未加硫成形体が形成される。その後、上記未加硫
成形体が成形金型およびゴムスリーブより取外さ
れる。上記未加硫成形体を、リブ溝を有する加硫
金型に対して、該リブ溝に不織布または不織紙が
臨むように適用して加硫成形が行われる。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿つて説明す
る。 第1図において、1は本発明製造方法によつて
製造されるリブ付Vベルトで、ベルト基帯2に対
し複数のリブ3がベルト長手方向に沿つて突設さ
れている。 4は上帆布層で、例えば2層の綿帆布からな
る。 5は抗張体層で、抗張体コード6(例えばポリ
エステルコード、ガラスコード、芳香族ポリアミ
ドコード等)が接着ゴム7(例えば天然ゴム、ク
ロロプレンゴム、スチレンナタジエンゴム、イソ
プレンゴム、ニトリルブタジエンゴム、またはそ
れらのブレンドゴム)中に埋設されている。 8はリブゴム層で、例えば天然ゴム、クロロプ
レンゴム、スチレンナタジエンゴム、イソプレン
ゴム、ニトリルブタジエンゴム、またはそれらの
ブレンドゴムからなり、その一部がリブ3を形成
している。 9は不織布または不織紙からなる一様密度の表
面層で、リブ3の外表面に設けられている。この
不織布には、摩擦係数低下剤としてのグラフアイ
トが含浸されている。 続いて、上記リブ付Vベルト1の製造方法につ
いて説明する。 (i) 工程1 先ず、従来より周知のリブ付Vベルトの成形
方法と同様に、成形金型11の外側に円筒状の
ゴムスリーブ12を外嵌する。 (ii) 工程2 工程1で外嵌したゴムスリーブ12の外周面
上に上帆布層4となる綿帆布4a、接着ゴム7
となる比較的薄い未加硫ゴムシート13、抗張
体コード6およびリブゴム層8となる比較的厚
い別の未加硫ゴムシート14を順に巻き付け、
その後、その上に、表面層9となるグラフアイ
トを含有する不織布15をベルト長手方向(円
周方向)に巻き付けて未加硫成形体16を形成
する(第2図参照)。 (iii) 工程3 工程2の成形終了後、成形金型11よりゴム
スリーブ12とともに未加硫成形体16を取り
外し、それから、ゴムスリーブ12より未加硫
成形体16を取り外す。 (iv) 工程4 内周面にリブ溝17aが形成された筒状の加
硫金型17に対し、第3図に示すように、未加
硫成形体16の不織布15がリブ溝17aに臨
むように該未加硫成形体16を装入し、内側
(すなわち綿帆布4a側)に加硫スリーブ18
を適用する。しかして、加熱加圧により加硫ス
リーブ18の内側より熱と圧力を加え、第4図
に示すようにリブを突出させてベルト全体を加
硫成形する。この場合、不織布15は、織成さ
れた強度のある帆布とは異なり、リブの突出変
形を妨げることはない。 (v) 工程5 工程4で加硫成形された筒状の加硫成形体1
9を加硫スリーブ18より取外し、所定のリブ
数となるように幅切りを行い、所望のリブ付V
ベルト1を得る。 次いで、本発明例のリブ付Vベルト1(第1図
参照)と、第1、第2および第3比較例のリブ付
Vベルト21,22,23(第5図、第6図およ
び第7図参照)とに対して行つた試験について説
明する。 試験ベルト 第1比較例のリブ付Vベルト21は、本発明例
のリブ付Vベルト1とは、表面層9を備えていな
い点で異なる。第2比較例のリブ付Vベルト22
は、本発明例のリブ付Vベルト1とは、表面層9
を備えずかつリブゴム層24中にポリアミド繊維
25(2デニール、1mmカツトしたもの)が体積
含有率8%でもつて混入されている点で異なる。
第3比較例のリブ付Vベルト23は、本発明例の
リブ付Vベルト1とは、表面層26となる不織布
が摩擦係数低下剤としてグラフアイトを含有して
いない点で異なる。 寸法は、第1図、第5図、第6図および第7図
において、L1=4.8mm、L2=2.3mm、L3=2.0mm、
L4=0.97mm、L5=1.6mm、θ=40゜、ベルト全長は
2210mmで、リブは3つである。なお、第3比較例
および本発明例のリブ付Vベルト23,1の表面
層に用いた不織布はパルプ、レーヨンの混合繊維
(パルプ15重量%、レーヨン85重量%)からなり
単位重量が14g/m2で、さらに本発明例のリブ付
Vベルト1の表面層に用いた不織布は、ゴム成分
100の重量部に対しグラフアイト5重量部混入し
てなるものが含浸されている。 試験方法 (i) 異音試験 第8図に示す駆動系を有する乾燥機に用いて
行つた。すなわち、ドラム41(直径600mm)、
モータプーリ42(直径17mm、回転数
1650rpm)およびフアンプーリ43(直径10
mm)に試験ベルト44を巻回し、アイドルプー
リ45,46(直径40mm)に適用し、乾布3.0
Kgfの負荷でもつて走行させた。 しかして、50時間走行後、室温5℃の室内に
15時間放置後、起動時およびストツプ時の異音
の発生について調べた。 (ii) 摩擦係数測定試験 第9図に示すように、ロードセル51より駆
動側プーリ52(直径14mm、回転数72rpm)に
角度α(rad)でもつて試験ベルト53を巻付
け、デツドウエイトDW1=1.75Kgfを加えた。 しかして、ロードセル51の測定値Tを測定
し、 μ=ln(T/DW1)/α により、摩擦係数μを計算した。 (iii) 摩耗試験 第10図に示すように、平プーリ61(直径
40mm)とリブ溝付プーリ62(直径14mm、回転
数4800rpm)との間に試験ベルト63を巻回
し、平プーリ61にデツドウエイトDW2=18
Kgfを加えた状態で24時間走行させた後、摩耗
量を測定した。 摩耗量={(初期重量)−(24時間走行後重量)}/(
リブゴム比重) (iv) 多軸屈曲試験 第11図に示すように、6つの平プーリ71
(直径76mm)と、駆動側リブ溝プーリ72(直
径16.5mm、回転数1780rpm)と、6つの従動側
リブ溝プーリ73(直径16.5mm)とに試験ベル
ト74を多軸屈曲させて巻回し、デツドウエイ
トDW3=13.5Kgfを加え、その状態で走行さ
せ、リブに亀裂が発生するまでの時間を測定
し、屈曲寿命とした。 試験結果 試験結果は、次表に示す通りである。
【表】
ただし、異音の有無は、×印が起動時およびス
トツプ時にキユツという異音あり、△印が異音が
かすかにあり、○印は異音なしである。また、摩
擦係数μは第1比較例が基準で100とし、指数表
示した。 したがつて、上記試験結果より、リブ表面を、
グラフアイトを含有する不織布(または不織紙)
で構成することによつて、屈曲寿命を低下させる
ことなく、プーリとベルトの摺動面の摩擦係数μ
を大きく下げ、このことにより、乾燥機等におい
て、起動時およびストツプ時(過負荷時)等に滑
かなスリツプをさせ、異音をなくすことができ
る。また、摩耗に対しても、リブ表面を、グラフ
アイトを含有する不織布(または不織紙)で構成
することによつて、耐摩耗性を著しく向上させる
ことができる。 なお、本発明製造方法によつて製造されたリブ
付Vベルトは、上述した乾燥機用のほか、自動車
における補機駆動用、洗濯機用等の各種の用途に
用いることができる。 (発明の効果) 本発明は、リブの表面層となる不織布または不
織紙をリブ溝に臨ませて加硫成形するようにして
いるので、帆布を用いた場合に比べて、リブの突
出変形が無理なく行われ、成形性よく、リブ付V
ベルトを容易に製造することができる。また、リ
ブの表面層を、摩擦係数低下剤を含浸させた不織
布または不織紙で構成することになるので、屈曲
性を損なうことなく、摩擦係数を大きく低下さ
せ、異音の発生を防止し、耐摩耗性の向上したリ
ブ付Vベルトを容易に製造することができる。
トツプ時にキユツという異音あり、△印が異音が
かすかにあり、○印は異音なしである。また、摩
擦係数μは第1比較例が基準で100とし、指数表
示した。 したがつて、上記試験結果より、リブ表面を、
グラフアイトを含有する不織布(または不織紙)
で構成することによつて、屈曲寿命を低下させる
ことなく、プーリとベルトの摺動面の摩擦係数μ
を大きく下げ、このことにより、乾燥機等におい
て、起動時およびストツプ時(過負荷時)等に滑
かなスリツプをさせ、異音をなくすことができ
る。また、摩耗に対しても、リブ表面を、グラフ
アイトを含有する不織布(または不織紙)で構成
することによつて、耐摩耗性を著しく向上させる
ことができる。 なお、本発明製造方法によつて製造されたリブ
付Vベルトは、上述した乾燥機用のほか、自動車
における補機駆動用、洗濯機用等の各種の用途に
用いることができる。 (発明の効果) 本発明は、リブの表面層となる不織布または不
織紙をリブ溝に臨ませて加硫成形するようにして
いるので、帆布を用いた場合に比べて、リブの突
出変形が無理なく行われ、成形性よく、リブ付V
ベルトを容易に製造することができる。また、リ
ブの表面層を、摩擦係数低下剤を含浸させた不織
布または不織紙で構成することになるので、屈曲
性を損なうことなく、摩擦係数を大きく低下さ
せ、異音の発生を防止し、耐摩耗性の向上したリ
ブ付Vベルトを容易に製造することができる。
第1図は本発明製造方法によつて製造されるリ
ブ付Vベルトの一例の縦断面図、第2図ないし第
4図は本発明の一実施例であるリブ付Vベルトの
製造方法の説明図、第5図は第1比較例のリブ付
Vベルトの縦断面図、第6図は第2比較例のリブ
付Vベルトの縦断面図、第7図は第3比較例のリ
ブ付Vベルトの縦断面図、第8図は異音試験に用
いたシステムの説明図、第9図は摩擦係数測定試
験に用いたシステムの説明図、第10図は摩耗試
験に用いたシステムの説明図、第11図は多軸屈
曲試験に用いたシステムの説明図である。 1……リブ付Vベルト、2……ベルト基帯、3
……リブ、4a……綿帆布、6……抗張体コー
ド、11……成形金型、12……ゴムスリーブ、
13,14……未加硫ゴムシート、15……不織
布、16……未加硫成形体、17……加硫金型、
17a……リブ溝。
ブ付Vベルトの一例の縦断面図、第2図ないし第
4図は本発明の一実施例であるリブ付Vベルトの
製造方法の説明図、第5図は第1比較例のリブ付
Vベルトの縦断面図、第6図は第2比較例のリブ
付Vベルトの縦断面図、第7図は第3比較例のリ
ブ付Vベルトの縦断面図、第8図は異音試験に用
いたシステムの説明図、第9図は摩擦係数測定試
験に用いたシステムの説明図、第10図は摩耗試
験に用いたシステムの説明図、第11図は多軸屈
曲試験に用いたシステムの説明図である。 1……リブ付Vベルト、2……ベルト基帯、3
……リブ、4a……綿帆布、6……抗張体コー
ド、11……成形金型、12……ゴムスリーブ、
13,14……未加硫ゴムシート、15……不織
布、16……未加硫成形体、17……加硫金型、
17a……リブ溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベルト基帯に対し複数のリブがベルト長手方
向に沿つて突設されたベルトの製造方法であつ
て、 成形金型に外嵌されたゴムスリーブの外周面上
に、帆布、未加硫ゴムシート、抗張体、別の未加
硫ゴムシート及び、摩擦係数低下剤を含浸させた
不織布又は不織紙を順に巻き付けて円筒状の未加
硫成形体を形成し、 その後、未加硫成形体を成形金型及びゴムスリ
ーブより取外し、 該未加硫成形体を、リブ溝を有する加硫金型に
対して、該リブ溝に不織布または不織紙が臨むよ
うに適用して加硫成形を行うことを特徴とするリ
ブ付Vベルトの製造方法。 2 摩擦係数低下剤はグラフアイトで、不織布又
は不織紙に、ゴム成分100重量部に対しグラフア
イト1〜30重量部を混入したものが含浸されてい
るところの特許請求の範囲第1項記載のリブ付V
ベルトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60042983A JPS61199936A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | リブ付vベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60042983A JPS61199936A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | リブ付vベルトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61199936A JPS61199936A (ja) | 1986-09-04 |
| JPH0242344B2 true JPH0242344B2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=12651271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60042983A Granted JPS61199936A (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | リブ付vベルトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61199936A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009533609A (ja) * | 2006-04-07 | 2009-09-17 | ザ ゲイツ コーポレイション | 動力伝達ベルト |
| US12429110B2 (en) | 2021-01-29 | 2025-09-30 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Friction transmission belt |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557328B2 (ja) * | 1990-11-16 | 1996-11-27 | 三ツ星ベルト株式会社 | 動力伝動機構 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5333716B2 (ja) * | 1971-09-27 | 1978-09-16 | ||
| US4027545A (en) * | 1976-03-19 | 1977-06-07 | Dayco Corporation | Endless power transmission belt and method of making same |
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| JPS5831733A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-24 | Mitsuboshi Belting Ltd | 伝動ベルト加硫機 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP60042983A patent/JPS61199936A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009533609A (ja) * | 2006-04-07 | 2009-09-17 | ザ ゲイツ コーポレイション | 動力伝達ベルト |
| US12429110B2 (en) | 2021-01-29 | 2025-09-30 | Bando Chemical Industries, Ltd. | Friction transmission belt |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61199936A (ja) | 1986-09-04 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |