JPH0242464B2 - - Google Patents

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JPH0242464B2
JPH0242464B2 JP57052939A JP5293982A JPH0242464B2 JP H0242464 B2 JPH0242464 B2 JP H0242464B2 JP 57052939 A JP57052939 A JP 57052939A JP 5293982 A JP5293982 A JP 5293982A JP H0242464 B2 JPH0242464 B2 JP H0242464B2
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drying
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vacuum
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、スパイス類の乾燥法及び調味料等
のスパイス類含有乾燥食品の製造法に関する。 ペツパー、ガーリツク、ジンジヤー等のスパ
イス類は、例えば、現産地でスパイス類の実等
を天日乾燥したものが、日本に輸入され、異物
除去、粉砕された後、殺菌処理、包装されて、
各種食品原料として使用される。 そして、これらのスパイス類は、フレーバー
がその商品価値であるため、通常、再度の乾燥
は行われず、そのままスパイス類として流通販
売されるか又はその他の原料と共にスパイス類
含有食品に加工される。 これらのスパイス類含有食品の内、特に、粉
末調味料や顆粒状調味料のような乾燥食品にお
いて、含まれるスパイス類に由来して、次のよ
うな問題が生じる。すなわち、スパイスの水分
は、その種類に応じて異なるが、常温放置下
で、あるものは外気の湿度に応じて夏期は15%
前後、冬期は10%前後に変化する場合も見られ
るが、一般に8%以上の水分含量を有する。こ
のようなスパイス類と、他の原料とを混合使用
する場合、水分含有率の高いスパイス類から、
その他の水分含量の低い原料へ水分の移動が生
じるが、特に、水分含量の低い原料に吸湿性、
溶解性が高いものが含まれると、保存中に吸湿
し、固結して流動性を失う。この物性変化以外
にも本発明者らが確認したところによると、こ
のように、スパイス類と粉末エキス、粉末しよ
う油等の易吸湿・溶解物質を組合せた場合、褐
変し易くなることも判明した。 粉末スパイス類の添加に代えて、スパイス類
から抽出したスパイスオイルを直接に粉体へ添
加する方法もあるが、この場合、外観上、スパ
イス感が失われてしまう。 本発明者らは、以上の点に鑑み、スパイス類
のフレーバーを低減せずに、スパイス類を乾燥
し、物性、官能、外観共に良好なスパイス類含
有食品を取得すべく鋭意検討を重ねた結果、粉
砕したスパイス類を比較的低温雰囲気下で乾燥
することにより、上記課題が解決できるとの知
見に至り、本発明を完成したものである。 すなわち、本発明は、品温30〜60℃で粉砕ス
パイス類を真空乾燥又は除湿空気により通風乾
燥し、スパイス類の水分含有率を5%以下とす
ることを特徴とするスパイス類の乾燥法であ
る。 本発明におけるスパイス類には、ブラツクペ
ツパー、ホワイトペツパー、ナツメグ、シナモ
ン等のいわゆるスパイスと呼ばれるもの、ロリ
エ、ローズマリー、セージ、スイートバジル、
タイム、タラゴン、マージヨラム、パセリ、チ
ヤーヴイル、デイルウイード等のいわゆるハー
ブと呼ばれるもの、セロリーシーズ、コリアン
ダー、クミン、デイル、フエンネル、キヤラウ
エイ、ポピー、セサミ、アニス等のシーズ、更
にガーリツク、ベル・ペツパー、パプリカ、チ
リペツパー、ホースラデイツシユ、オニオン、
マツシユルームパウダー等のベジタブルスパイ
スその他が含まれる。 乾燥湿度は、品温で30〜60℃好ましくは40〜
50℃である。スパイス類乾燥時の品温が60℃を
越えると、フレーバーは急速に減退して商品価
値を失なうため、品温は低い程好ましいが、逆
に30℃以下では、乾燥速度が小さく、最終水分
も5%以下にならない。従つて、品温30〜60
℃、好ましくは40〜50℃がスパイス類の品質保
持及び乾燥効率上至適の乾燥温度範囲である。 本発明では、品温30〜60℃で真空乾燥又は除
湿空気による通風乾燥を行う。乾燥方法には、
この他に噴霧乾燥、凍結真空乾燥、マイクロウ
エーブ乾燥、伝導加熱乾燥の他、通常の熱風乾
燥、例えば流動層乾燥、気流乾燥、回転型乾
燥、撹拌型乾燥等種々の乾燥方法がある。例え
ば真空式マイクロウエーブ乾燥で短時間に乾燥
する方法もあるが、スパイス類の品質を維持し
たまま、効率よく、かつ経済的に乾燥する方法
としては、本発明の真空乾燥又は除湿空気によ
る通風乾燥が最適である。 真空乾燥は、好ましくは真空度15〜1Torr下
で品温30〜60℃、好ましくは40〜50℃にジヤケ
ツト温度又は棚温を調整して行う。真空乾燥に
用いる装置の種類は問わない。 通風乾燥は、除湿しない空気を用いると、品
温60℃以下では、水分含有率5%以下に乾燥で
きないため、除湿空気を使用する。除湿の程度
は、例えば、40℃相対湿度10%以下の空気を用
いることが望ましい。通風の方式、使用装置等
は特に限定されない。 尚、上記乾燥に際しては、スパイス類は、既
に粉末状である場合を除き、予め粉砕して使用
する。 このようにして、水分含有率5%以下に乾燥
されたスパイス類は、低水分でしかも吸湿性、
溶解性の高い物質と混合使用される場合に、物
性、官能面で顕著な効果を奏する。このような
低水分、高吸湿・溶解性物質としては、ビーフ
エキス、ポークエキス、チキンエキス、ボーン
エキス、魚介エキス、酵母エキス、HAP、
HVPその他の粉末動・植物エキス類、粉末し
よう油、砂糖、デキストリン、その他の糖類な
どが挙げられる。 予め、上記方法で水分5%以下に乾燥したス
パイス類を組み合せる方法に代えて、乾燥前の
スパイス類をその他の原料と混合し造粒した
後、造粒品を品温30〜60℃で真空乾燥又は除湿
空気により通風乾燥しても、同様の効果が得ら
れる。 本発明の対象となるスパイス類含有乾燥食品
としては、粉末調味料、顆粒状調味料、固型調
味料、粉末菓子・飲料、顆粒状菓子・飲料、固
型菓子・飲料等が挙げられるが、スパイス類と
高吸湿・溶解性原料とを含有するあらゆる乾燥
食品が、含まれ、スパイス類からの水分移動に
由来する物性低下、風味の劣化等を防止して、
商品価値の高いスパイス類含有乾燥食品を提供
できる。 以下、実施例により本発明を更に説明する。 実施例 1 ホワイトペツパー(水分13.4%)を品温45
℃、真空度10Torr下で8時間真空乾燥し、水
分4.2%のホワイトペツパーを得た。 得られたホワイトペツパーを使用して、次の
配合及び製法により顆粒状調味料を調整した。 配 合 食 塩 50重量部 グルタミン酸ソーダ 15 〃 粉末しよう油 15 〃 固型脂 5 〃 ホワイトペツパー 15 〃 製 法 食塩、グルタミン酸ソーダ、粉末しよう油の
粉末混合品(水分1.9%)を転動造粒し、流動
乾燥した後篩分し、加熱溶融した固型脂を添加
冷却した。これにホワイトペツパーを添加混合
して水分2.2%の顆粒状調味料を得た。 対 照 真空乾燥しないホワイトペツパー(水分13.4
%)を用いて、上記と同一の配合及び製法によ
り顆粒状調味料(水分3.6%)を調整した。 保存試験 ホワイトペツパーの乾燥による効果をみるた
めに、上記2種類の調味料につき、以下の条件
で保存試験を行つた。 温 度 39℃ 湿 度 80% 包 装 ビンに入れて厳重に封をし、水分の出
入りがないようにした。 期 間 60日 これらのサンプルの保存中における色差△Eの
変化を色差計で測定した結果を第1図に示す。 第1図から明かなように、対照Bは色差が大き
く変化しているのに対し、本発明品Aは変化が小
さかつた。肉眼で見た場合、当初クリーム色でサ
ラサラ状であつたものが、本発明品Aはさほど変
化を示さないのに対し、対照Bは甚しく褐変し
て、こげ茶色にまで変色し、固結状態であつた。
官能面においても対照Bは褐変フレーバーが強く
出ており、品質劣化が著しかつたが、本発明品A
は39℃という過酷な条件下で保存したにもかかわ
らず、変化は非常に小さいものであつた。 実施例 2 食 塩 47.5重量部 粉末しよう油 18.0 〃 グルタミン酸ソーダ 11.0 〃 ビーフエキス 6.0 〃 酒石酸ソーダ 0.5 〃 固型脂 2.0 〃 香辛料 ブラツクペツパー 12.0 〃 ガーリツク 0.8 〃 セロリシード 0.2 〃 レツドペツパー 0.2 〃 タイム 0.3 〃 パプリカ 0.5 〃 キヤロツト 1.0 〃 上記配合に従い、先ず香辛料と固型脂を除くそ
の他の原料を実施例1と同様に転動造粒及び流動
乾燥し、別途加熱溶融した固型脂を添加し冷却し
た。 これに、香辛料をC品温65℃で8時間真空乾燥
(10Torr)したもの(水分4%)及びD品温40℃
で24時間真空乾燥したものをそれぞれ添加し、2
種類の顆粒状調味料C及びDを得た。 上記顆粒状調味料C及びDの官能的な差を確認
するため、フライドチキンにより以下の実験を行
つた。 フライドチキンの調製 鶏肉の骨付もも肉に対し、その1.5重量%の上
記調味料C又はDをまぶし、30分間放置した後、
小麦粉を表面にまぶして150℃に加熱した油中で
6分間揚げた。 この2種類のフライドチキンをよく訓練された
味覚パネル20名により、比較評価した。結果を第
1表に示すが、品温40℃で真空乾燥した香辛料D
を使用したものが、65℃で乾燥した香辛料Cを使
用したものに比べ、香辛料の香り、風味、味全体
において有意に好まれた。
【表】 **: 〃 1% 〃
実施例 3 実施例2の配合及び製法に従い、香辛料の乾燥
法を温度40℃、相対湿度10%の除湿空気による品
温39℃、8時間の通風乾燥に代えて、水分5%に
乾燥した香辛料を使用して、顆粒状調味料Eを調
製し、フライドチキンで官能評価したところ、調
味料Dと同様、調味料Cに比べ、香辛料の香り、
風味、味全体において有意に好まれるとの評価を
得た。 実施例 4 実施例2の配合に従い、香辛料と固型脂を除く
その他の原料を転動造粒し、流動乾燥した後、加
熱溶融した固型脂を添加、混合して冷却した。次
いで、香辛料を乾燥せずに添加混合し、この造粒
品を品温35℃、5Torrで6時間真空乾燥して顆粒
状調味料F(水分5%)を調製した。 調味料F及び対照として実施例2の調味料Cを
用いて、実施例2と同様にして官能評価を実施し
たところ、調味料Fは、対照に比べて香辛料の香
り、風味、味全体において有意に好まれた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、顆粒状調味料の保存中における色差
の変化を示す。 A……実施例1の顆粒状調味料A、B……実施
例1の顆粒状調味料B。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 品温30〜60℃で粉砕スパイス類を真空乾燥
    又は、除湿空気により通風乾燥し、スパイス類
    の水分含有率を5%以下とすることを特徴とす
    るスパイス類の乾燥法。
JP57052939A 1982-03-31 1982-03-31 スパイス類の乾燥法 Granted JPS58170450A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57052939A JPS58170450A (ja) 1982-03-31 1982-03-31 スパイス類の乾燥法

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JP57052939A JPS58170450A (ja) 1982-03-31 1982-03-31 スパイス類の乾燥法

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JPS58170450A JPS58170450A (ja) 1983-10-07
JPH0242464B2 true JPH0242464B2 (ja) 1990-09-21

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JP57052939A Granted JPS58170450A (ja) 1982-03-31 1982-03-31 スパイス類の乾燥法

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JP5578547B2 (ja) * 2010-03-01 2014-08-27 キッコーマン株式会社 香味が増強された液体調味料
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