JPH0242557Y2 - - Google Patents

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JPH0242557Y2
JPH0242557Y2 JP1864085U JP1864085U JPH0242557Y2 JP H0242557 Y2 JPH0242557 Y2 JP H0242557Y2 JP 1864085 U JP1864085 U JP 1864085U JP 1864085 U JP1864085 U JP 1864085U JP H0242557 Y2 JPH0242557 Y2 JP H0242557Y2
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷凍コンテナ船等の船舶における冷
凍コンテナレセプタクルに、主配電盤、補助配電
盤等の配電盤および変圧器を介して電源を供給す
る装置に関し、特に配電盤および変圧器の配設手
段の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、冷凍コンテナ船等の船舶における冷凍
コンテナレセプタクルに電源を供給する装置にお
いては、船舶に搭載されている例えば静止形イン
バータ式の主軸駆動発電システム等の電源から、
配電盤および変圧器を介して電源供給を行なうも
のとなつている。
第6図は、従来のこの種の電源供給装置の概略
的構成を示す系統図である。第6図に示すよう
に、例えば440V程度の電圧を有する電源は、主
配電盤1を介して単一の大容量変圧器
(1080KVA)2に供給され、この変圧器2により
220V程度まで降圧されたのち、補助配電盤3を
介して各冷凍コンテナレセプタクル4に供給され
るものとなつている。第7図は第6図に示す2個
一体形2Rおよび1個形1Rの各冷凍コンテナレ
セプタクルの内部構成を示す図である。なお、第
6図および第7図において、5,6,7および8
はしや断器であり、9はデイスコンスイツチであ
る。
ところで上記主配電盤1、変圧器2、補助配電
盤3、は通常、船体の機械室内に配設され、冷凍
コンテナレセプタクル4は例えば11個づつを1グ
ループとして、船倉内の冷凍コンテナレセプタク
ル装備区画あるいは上甲板の上方領域等に配設さ
れるのが普通である。したがつて補助配電盤3と
各冷凍コンテナレセプタクル4との間を接続して
いる給電ケーブルは、機械室から左舷および右舷
の隔離壁を貫通して上甲板下通路内に導出され、
この通路内を通して所定箇所まで導かれたのち、
再び前記隔離壁を貫通して所定の船倉内に導入さ
れ、しかるのち前記各冷凍コンテナレセプタクル
4に接続される。なお、補助配電盤3と各冷凍コ
ンテナレセプタクル4との間を接続している給電
ケーブルは、各冷凍コンテナレセプタクル4毎に
個別に配線されるので、冷凍コンテナレセプタク
ル4の個数に相当する本数だけ必要であり、その
本数は非常に多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕 上記従来の電源供給装置においては、次のよう
な問題がある。すなわち、主配電盤1、変圧器
2、補助配電盤3がいずれも機械室内に配設さ
れ、冷凍コンテナレセプタクル4が船倉内のコン
テナレセプタクル装備区画や上甲板の上方領域等
に配設され、これらの間を接続する給電ケーブル
が上甲板下通路内に敷設されるので、極めて長尺
な多数本の給電ケーブルが必要となる。そして上
記長尺で多数本の給電ケーブルを、少なくとも2
回に亙り隔離壁を貫通させる必要がある。すなわ
ち先ず機械室から上甲板下通路内に導出する場合
と、上甲板下通路内から船倉内に再導入する場合
の2回に亙り隔離壁を貫通させる必要がある。し
たがつて給電ケーブルの隔離壁貫通処置に大変手
間がかかる。しかも上記貫通部位には十分な防水
処理を施す必要があると共に、船体構造上、特殊
な補強措置を講じる必要がある。かくしてコスト
の増大を招き、高価格化してしまうという問題が
あつた。
そこで本考案は、冷凍コンテナレセプタクル群
へ電源供給する多数本の給電ケーブルの長さを短
縮でき、給電ケーブルの必要量を大幅に減少させ
得ると共に、給電ケーブルの隔離壁貫通処置に要
する手間を大幅に削減でき、低コストで製作可能
であり、加えて機械室に設置される電源設備の設
置スペースを縮小でき、スペースの有効利用がは
かれる船舶用電源供給装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決し目的を達成するた
めに次の如き手段を講じたことを特徴としてい
る。すなわち本考案の船舶用電源供給装置は、冷
凍コンテナ船等の船舶における冷凍コンテナレセ
プタクルに、配電盤および変圧器を介して電源を
供給する装置において、配電盤のみを船体の機械
室内に配設し、変圧器は複数に分散して船体の左
舷および右舷の少なくとも一方の上甲板下通路に
配設したことをことを特徴としている。
〔作用〕
上記の如き手段を講じたことにより、冷凍コン
テナレセプタクル群へ電源供給するための多数本
の給電ケーブルは、上甲板下通路と船倉内の装備
区画との間にだけ敷設すればよく、その際隔離壁
を1回だけ貫通させればよいものとなる。また変
圧器が上甲板下通路内に設置されるので、従来機
械室内に占めていた変圧器設置スペース分が必要
なくなる。
〔実施例〕
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は船舶全体を示す平面図であり、第2
図は第1図の主要部の拡大図であり、第3図は第
2図の−断面図であり、第4図aは第2図の
A部分の拡大図、同図bは第3図のB部分の拡大
図、同図cは同図bの−断面図である。また
第5図は船内に設置される電源供給装置の系統図
である。
第1図において、10は冷凍コンテナ船の船体
であり、この船体10は複数の冷凍コンテナレセ
プタクル装備区画11,11a,11b,〜によ
り仕切られ、複数の船倉12,12a,12b,
〜および機械室13に分けられている。船体10
の左舷および右舷に沿つて上甲板下通路14およ
び15が設けられている。この上甲板下通路1
4,15内における前記装備区画11,11a,
11b,〜の両側に対応した各位置には、アーチ
形の開口を有するゲート16,16a,16b,
〜および17,17a,17b,〜が設置されて
いる。
第2図および第3図に示すように、前記ゲート
16,16a,16b,〜の近傍である左舷側の
上甲板下通路14内における前記装備区画11,
11a,11b,〜の端部近傍には、船倉12,
12a,12b,〜と上甲板下通路14との間を
仕切つている隔離壁18の外側面に沿つた状態で
分電設備20,20a,20b,〜が設置されて
いる。
第4図に示すように、前記分電設備20は3個
に分割された単相の変圧器21,22,23と分
電箱24とからなり、これらは図示のように配置
されている。すなわち、各変圧器21,22,2
3は、上甲板下通路14の床面31上に通路の長
手方向に沿つて1列に並べて設置されている。ま
た分電箱24は上記変圧器群の上方の操作し易い
位置、例えば補強用骨材32と33との中間程度
の高さ位置に設置固定されている。
第5図においてX領域は前記機械室13の内部
を示しており、Y領域は前記上甲板下通路14の
内部を示しており、Z領域は前記船倉12の内部
の冷凍コンテナレセプタクル装備区画11の設置
領域を示している。
第5図に示すように、X領域すなわち機械室1
3の内部には主配電盤40と補助配電盤(給電
盤)50とが設置されている。主配電盤40は、
電源母線41に主しや断器42の一端を接続し、
この主しや断器42の他端に接続ケーブル43を
接続したものとなつている。補助配電盤50は、
前記接続ケーブル43に一端を接続した母線51
に対し、複数個のしや断器52a,52b,〜の
各一端を接続し、これらのしや断器52a,52
b,〜の各他端に配電線53a,53b,〜を接
続したものとなつている。上記各配電線53a,
53b,〜は、前記隔離壁18を貫通してY領域
すなわち上甲板下通路14の内部に導びかれ、分
電設備20,20a,20b,〜にそれぞれ接続
されている。
Y領域すなわち上甲板下通路14の内部に設置
されている各分電設備20a,20b,〜は、前
述したように、それぞれ変圧器21,22,23
および分電箱24を備えており、同一構成を有し
ている。そこで分電設備20aに例をとつてその
構成を説明する。変圧器21,22,23の各一
次側は、同一長さの電線により分電箱24の端子
25に接続され、この端子25を介して前記配電
線53aに接続されている。また上記各変圧器2
1,22,23の各二次側は、同一長さの電線に
より分電箱24の母線26に接続されている。分
電箱24は、母線26に複数のしや断器27a,
27b,〜の各一端を接続し、これらのしや断器
27a,27b,〜の各他端に給電ケーブルとし
ての分電線28a,28b,〜を接続したものと
なつている。これらの分電線28a,28b,〜
は、隔離壁18を貫通してZ領域すなわち船倉1
2の内部に導かれ、装備区画11a,11b,〜
に設置されている冷凍コンテナレセプタクル群6
0a,60b,〜にそれぞれ接続されている。
Z領域すなわち船倉12の内部の装備区画11
a,11b,〜に設置されている冷凍コンテナレ
セプタクル群60a,60b,〜は、前記分電線
28a,28b,〜に一端を接続された母線61
に対し、複数のしや断器62a,62b,〜の各
一端を接続し、これらのしや断器62a,62
b,〜の各他端に適当数(9〜13)を1グループ
としたコンテナレセプタクル63a,63b,〜
をそれぞれ接続したものとなつている。
なお、前記変圧器21,22,23は、一般に
「デルタ」−「デルタ」結線され、三相変圧器を構
成しているが、上記結線は、変圧器21〜23の
内部または分電箱24の内部にて行なわれる。ま
た上記各変圧器21〜23の容量は、冷凍コンテ
ナレセプタクル群60a,60b,〜の各群に含
まれているコンテナレセプタクル63a,63
b,〜の数と、接続される冷凍コンテナ(不図
示)のサイズ(45,40,35,20フイート)により
決定される。またしや断器27a,27b,〜の
電流設定値は、各冷凍コンテナレセプタクル群6
0a,60b,〜に含まれているコンテナレセプ
タクル63a,63b,〜の総数により決定され
る。さらに前記冷凍コンテナレセプタクル群60
a,60b,〜にそれぞれ何個のコンテナレセプ
タクル63a,63b,〜を組込むかは、個々の
コンテナレセプタクルの消費電力ならびに冷凍コ
ンテナレセプタクル群60a,60b,〜の配列
状態により決定される。また各冷凍コンテナレセ
プタクル群60a,60b,〜におけるしや断器
62a,62b,〜の電流設定値は、個々のコン
テナレセプタクル63a,63b,〜に接続され
る冷凍コンテナの定格値により決定される。
このように構成された本実施例によれば、次の
ような作用効果を奏する。主配電盤40および補
助配電盤50は機械室13の内部に設置され、変
圧器21〜23と分電箱24とからなる分電設備
20は上甲板下通路14の内部に配置され、冷凍
コンテナレセプタクル群60は船倉12内の装備
区画11に設置され、これらの間が第5図に示す
ように接続されている。このため、冷凍コンテナ
レセプタクル群60へ電源を供給するための多数
本の給電ケーブルとしての分電線28a,28
b,〜は、上甲板下通路14の内部に設置されて
いる分電設備20と、船倉12内の装備区画11
に設置されている冷凍コンテナレセプタクル群6
0との間にだけ敷設すればよい。なお、機械室1
3内に設置されている補助配電盤50と上甲板下
通路14内に設置されている分電設備20との間
を接続している給電ケーブルの一部である配電線
53a,53b,〜の本数は、分電線28a,2
8b,〜の本数に比べて著しく少なくてよい。
したがつて本実施例によれば、多数本必要な分
電線28a,28b,〜は電源供給経路の一部分
に敷設すればよく、その長さを短くできる。また
本実施例においては、変圧器21〜23と分電箱
24とからなる分電設備20は装備区画11の端
部近傍の上甲板下通路14の内部に設置されるこ
とから、分電設備20と冷凍コンテナレセプタク
ル群60との間を接続している分電線28a,2
8b,〜のうち、上甲板下通路14内に敷設され
る部分はほとんどない。したがつて、この点でも
多数本の分電線28a,28b,〜の長さを短く
できる。かくして分電線28a,28b,〜およ
び配電線53a,53b,〜からなる給電ケーブ
ル全体の必要量が大幅に減少する。例えば、従来
はコンテナレセプタクル1個当り約70m必要であ
つたのに対し、本実施例ではコンテナレセプタク
ル1個当り約20mでよい。その結果、冷凍コンテ
ナレセプタクル63が300個装備される冷凍コン
テナ船では、電線長を15000m程度短縮できるこ
とになる。。
一方、上記多数本の分電線28a,28b,〜
は隔離壁18を1回貫通するだけとなる。したが
つて隔離壁18の貫通箇所が激減する。例えば、
従来は貫通箇所が約150箇所必要であつたのに対
し、本実施例においては約30か所でよいことにな
る。その結果、貫通処置の手間が大幅に削減され
る。
また本実施例においては、上甲板下通路14内
に多数本の給電ケーブルが長々と敷設されること
がないので、ゲート16a,16b,〜を通過さ
せる場合における煩雑な処理を省くことができ
る。すなわち従来は、多数本の給電ケーブルを所
定間隔でアーチ形に開口したゲート16a,16
b,〜を通過させるべく、ゲート部分ではゲート
の開口部上方を通過させるように持上げて支える
等の処理が必要であつたが、本実施例ではこのよ
うな処理を行なわずにすむ。
また本実施例では、三相電源用変圧器として3
個の単相の変圧器21〜23を三相に結線して用
いているので、上甲板下通路14の内部に支障な
く配置することができる。すなわち従来のよう
に、三相用として一体化した変圧器を用いたもの
では上甲板下通路14あるいは15の内部に設置
することは困難であつたが、本実施例では1個あ
たりの寸法の小さい単相変圧器21〜23を組合
わせて用いているので、通路14の長手方向に1
列に並べて分散配置できる。したがつて、前記通
路14のデツドスペースを有効に利用でき、機械
室13の変圧器設置スペース分を減少させ得る。
なお本考案は前記一実施例に限定されるもので
はない。たとえば前記実施例では、配電盤として
主配電盤40と補助配電盤50とを設けた場合を
示したが、両者が近接して配置可能な場合には、
両者を一体化してもよい。すなわち、主配電盤4
0の電源母線41に補助配電盤50のしや断器5
2a,52b,〜を直接接続して一体化するよう
にしてもよい。また前記実施例では変圧器として
3台の変圧器21〜23を用いた場合を示した
が、これらのほかに予備の変圧器をもう1台並べ
て設置し、変圧器21〜23のいずれかが故障し
た場合に予備の変圧器につなぎ変えて使用できる
ようにしてもよい。また前記実施例では変圧器と
して単相の変圧器を三相結線した例を示したが、
小容量の三相変圧器を複数個用いるようにしても
よい。また前記実施例では分電設備20を船体1
0の左舷のみに配設する場合を示したが、右舷に
のみ、あるいは左舷と右舷の両方に設置するよう
にしてもよい。さらに前記実施例では冷凍コンテ
ナレセプタクル群60を装備区画11に設置する
場合を示したが、第3図に示す上甲板34の上方
のハツチコーミング35に設置するようにしても
よい。ただしこの場合には、分電線28a,28
b,〜を隔離壁18および上甲板34を順次貫通
させる必要がある。このほか本考案の要旨を変え
ない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
本考案の船舶用電源供給装置は、冷凍コンテナ
船等の船舶における冷凍コンテナレセプタクル
に、配電盤および変圧器を介して電源を供給する
装置において、配電盤のみを船体の機械室内に配
設し、変圧器は複数に分散して船体の左舷および
右舷の少なくとも一方の上甲板下通路に配設した
ことをことを特徴としている。
したがつて本考案によれば、冷凍コンテナレセ
プタクル群へ電源供給するための多数本の分電線
すなわち給電ケーブルは、上甲板下通路と船倉内
の装備区画との間にだけ敷設すればよく、その際
隔離壁を1回だけ貫通させればよいものとなる。
また変圧器が上甲板下通路内に設置されるので、
従来機械室内に占めていた変圧器設置スペース分
が必要なくなる。その結果、冷凍コンテナレセプ
タクル群へ電源供給する多数本の給電ケーブルの
長さを短縮でき、給電ケーブルの必要量を大幅に
減少させ得ると共に、給電ケーブルの隔離壁貫通
処置に要する手間を大幅に削減でき、低コストで
製作可能であり、加えて機械室に設置される電源
設備の設置スペースを縮小でき、スペースの有効
利用がはかれる船舶用電源供給装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は船舶全体を示す平面図であり、第2
図は第1図の主要部の拡大図であり、第3図は第
2図の−断面図であり、第4図aは第2図の
A部分の拡大図、同図bは第3図のB部分の拡大
図、同図cは同図bの−断面図であり、第5
図は船内に設置される電源供給装置の系統図であ
る。第6図および第7図は従来の電源供給装置の
概略的構成を示す系統図である。 10……冷凍コンテナ船の船体、11,11
a,11b,〜……冷凍コンテナレセプタクル装
備区画、12,12a,12b,〜……船倉、1
3……機械室、14および15……上甲板下通
路、16,16a16b,〜および17,17
a,17b,〜……アーチ形の開口を有するゲー
ト、18……隔離壁、20,20a,20b,〜
……分電設備、21,22,23……単相変圧
器、24……分電箱、28a,28b,〜……分
電線(給電ケーブル)、40……主配電盤、50
……補助配電盤、53a,53b,〜……配電線
(給電ケーブル)、60,60a,60b,〜……
冷凍コンテナレセプタクル群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷凍コンテナ船等の船舶における冷凍コンテナ
    レセプタクルに配電盤および変圧器を介して電源
    を供給する装置において、配電盤を船体の機械室
    内に配設し、変圧器を複数に分散して船体の左舷
    および右舷の少なくとも一方の上甲板下通路に配
    設したことをことを特徴とする船舶用電源供給装
    置。
JP1864085U 1985-02-13 1985-02-13 Expired JPH0242557Y2 (ja)

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