JPH0242798Y2 - - Google Patents

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JPH0242798Y2
JPH0242798Y2 JP8484085U JP8484085U JPH0242798Y2 JP H0242798 Y2 JPH0242798 Y2 JP H0242798Y2 JP 8484085 U JP8484085 U JP 8484085U JP 8484085 U JP8484085 U JP 8484085U JP H0242798 Y2 JPH0242798 Y2 JP H0242798Y2
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lock
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sleeve
pipe
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、温泉用、飲料水用または油田用その
他の井戸において、異水の浸入を防止するために
使用されるロツクパツカーに関する。
[従来の技術] 例えば、温泉井戸においては、温泉を採取する
ためのケーシング管が少くとも2段、一般には3
段から4段にも中継されて接続されている。最上
段のケーシング管は、温泉吸上げのため水中ポン
プが挿入されるので、最も大径であり、以下順次
小径のケーシング管が接続される。これは、ケー
シング管の口径が小の方が温泉吸上げ時の流速が
大のため、温泉の温度低下を可及的に小として吸
い上げることができるからである。この場合、ケ
ーシング管の接続部は、大径管と小径管の口径差
分だけ間隙cが生ずる。この間隙cがあると、そ
こから地中の低温の水(異水)aが浸入してくる
ので、温泉の温度低下を招く。
そこで、従来においては、この接続部にセメン
トシールをし、異水aの浸入を防止していた。こ
のセメントシールは、まず小径管の上端部に蓋
(図示せず)をし、しかる後その上段にある大径
管内に別に注入管(図示せず)を挿入し、この管
よりセメントミルクを送り込むことにより行なつ
ていた。したがつて、作業手間を要し、その分工
期及び費用を要するという欠点があつた。
また、このセメントシールによつては、ケーシ
ング管の熱膨張による伸縮に対処し得ないという
欠点がある。即ち、ケーシング管は鋼鉄製であ
り、地下1000m以上埋設されるため、温泉による
熱と地中温度の上昇により、ケーシング管が非常
に線膨張する。例えば、40℃温度が上昇した場
合、ケーシング管は35〜36cm位膨張するといわれ
ている。この場合、大径管内を小径管がスライド
することにより、線膨張による伸縮を逃がすので
あるが、ケーシング管の接続部をセメントシール
すると、スライドすることができないので、ケー
シング管に圧力がかかり、管寿命の低下を招来す
るのである。温泉井戸の掘削には通常数千万円と
いう莫大な費用がああるため、これは重大な欠点
となる。このため、従来は、むしろ接続部にセメ
ントシールをしない方が一般的であり、異水aの
浸入がある場合、温泉の温度低下を看過せざるを
得なかつた。
さらに、当初より異水aの浸入が予想されると
ころでのケーシング管の接続は通常ゴムパツキン
グ(図示せず)を介して行なわれるのであるが、
経時変化により、ゴムパツキングの弾性が失われ
る。ゴムパツキングはクリアランスをとつて挿入
されるので、小径管が熱膨張により伸長されスラ
イドすると、接続部はゴムパツキングの復元がな
いため間隙を生じ、ここから異水aの浸入があ
る。従来においては、かかる異水aの浸入に全く
対処し得なかつた。古い温泉井戸から吸い上げら
れた温泉の温度低下の主因はこうしたことに由来
していた。
次に、増掘の問題がある。例えば、飲料水用の
井戸においては、ケーシング管の所望部に穿設さ
れたストレーナ孔より飲料用の水を採取するので
あるが、何らかの原因により水質の悪い水(異
水)aが浸入した場合、ストレーナ孔の閉塞を
し、あらたに掘削をしてさらに小径のケーシング
管を挿入し、しかる後ストレーナ孔を穿設しなけ
ればならない。これが増掘である。この場合、従
来は、ケーシング管内に注入管を挿入し、この管
よりセメントミルクを送り込んで、セメントによ
りストレーナ孔の閉塞をしていた。しかし、ケー
シング管の管壁は管径によつて異なるが、通常5
mm程度と厚くないため、ストレーナ孔に保持され
るセメントの量は小であり、地震等があると簡単
に剥離していた。かかる場合、水質検査をしない
とシールが破壊されたことがわからず、シールの
破壊を簡単に検出することができない。したがつ
て、異水aが混入された飲料水を飲み続けるとい
う事態になり、衛生上問題があつた。温泉井戸に
おいて、温泉が枯渇または温度低下する場合も上
記と同様の増掘の問題があつた。
油田用井戸においても、大略上記と同様の問題
があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、上記欠点を解消し、温泉用、飲料水
用または油田用その他の井戸において異水の浸入
を防止すること、またケーシング管の寿命低下を
きたさず、しかも防水工事を簡単、迅速かつ強固
に行なうことができるロツクパツカーを供するこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的達成のため、本考案は、両端が開口さ
れ、かつ基端部にスリーブが設けられた中空シリ
ンダと、該中空シリンダに貫嵌されるパツキング
体と、該パツキング体の終端部に続けて中空シリ
ンダに貫嵌されるスリーブ体と、該スリーブ体の
終端部に続けて中空シリンダに嵌挿される両端が
開口された中空のクラツチ体とからなり、上記パ
ツキング体は両端部の内壁面が夫々口縁に向かつ
て末広がりに傾斜され、中空シリンダのスリーブ
およびスリーブ体の各内側外壁面がパツキング体
の上記傾斜端部に対応するよう末広がりに傾斜さ
れ、中空シリンダの反基端部側の対向壁面にガイ
ド孔が斜設されるとともに、該ガイド孔に連続し
てロツク孔が設けられ、クラツチ体の基端部の内
壁面に突出されたロツクピンがパツキング体を膨
出させるべく、ロツク孔に係合されることを特徴
とするロツクパツカーを供する。
[実施例] 次に、本考案にかかるロツクパツカーを図面に
示す実施例に基づいて説明する。
中空シリンダ1は両端が開口され、基端部1a
にスリーブ2が設けられる。上記中空シリンダ1
に挿入嵌合されるパツキング体3は、両端が開口
された中空の円筒からなり、両端部3a,3bの
内壁面4a,4bが夫々口縁に向かつて末広がり
に傾斜される。スリーブ体5は両端が開口され、
該パツキング体3の終端部3bに続けて中空シリ
ンダ1に挿入嵌合される。スリーブ体5及び上記
スリーブ2の各内側外壁面5a,2bはパツキン
グ体3の上記傾斜端部3a,3bの内壁面4a,
4bに対応するよう末広がりに傾斜される。クラ
ツチ体6は、両端が開口された中空の円筒からな
り、スリーブ体5の終端部5bに続けて中空シリ
ンダ1に嵌合される。中空シリンダ1の反基端部
側の対向壁面には、一対のガイド孔7が斜設され
るとともに、該ガイド孔7に連続して突弧状のロ
ツク孔8が一対設けられる。クラツチ体6の基端
部6aにはロツクピン9が螺着され、内壁面に突
出される。該ロツクピン9は、本案ロツクパツカ
ーがケーシング管に取り付けられる前はガイド孔
7に係合されているが、取付後はロツク孔8に係
合される。クラツチ体6の反基端部側の対向壁面
には、終端6bよりフツク状の挿入孔10が一対
設けられる。該挿入孔10の屈曲端部上下には、
吊下体11のクラツチピン12が係合される凹欠
13a,13bが形成される。吊下体11の内壁
には、ねじが切つてあり、ここに吊下用のロツド
14が着脱可能に螺合される。
本考案にかかるロツクパツカーは、取り付けら
れるケーシング管の径によりその寸法が決定され
る。パツキング体3はゴムその他の弾性物質から
なり、その余の部材は鋼鉄その他硬質物質からな
る。
次に、本考案にかかるロツクパツカーをケーシ
ング管に取り付けるには、まず地上において所定
に組み立てられた後、小径管15の先端に螺着ま
たは熔着され、しかる後ロツド14が連結された
吊下体11がクラツチ体6に係合され、ケーシン
グ管(大径管16)の目的位置まで下降される。
この目的位置はあらかじめ孔内深度から決められ
ている。目的位置に到達すると、ロツド14が加
圧されながら右方(第2図矢印方向)に回され
る。すると、クラツチ体6が連動して右方に回
り、ロツクピン9がガイド孔7に沿つて移動す
る。ロツクピン9がロツク孔8に係合するまでロ
ツド14が回される。ロツクピン9がロツク孔8
に係合されると、パツキング体3が上下のスリー
ブ体5およびスリーブ2により押圧されるので、
各内側外壁面5a,2bがパツキング体3の傾斜
端部3b,3aに食い込む。これによりパツキン
グ体3は外方に膨出するので、大径管16の内壁
に密着されるのである。次いで、ロツド14が左
方に回され、凹欠13bまたは13aに嵌合され
ている吊下体11が挿入孔10より外されて、地
上まで抜き取られる。このときロツクピン9はロ
ツク孔8に係合されているから、クラツチ体6は
左方に回らない。
次に、増掘の場合においては、あらたに掘削を
した後、本案ロツクパツカーが接続された小径の
ケーシング管(小径管15)が、あらたな掘削孔
に挿入される。この場合、小径管15の上端部は
従来のストレーナ孔17aより上方に位置するよ
う挿入される。しかる後、小径管15の所望部位
にあらたなストレーナ孔17bが穿設され、ここ
から良質の飲料水、温泉または油bが採取され
る。
このようにして、ケーシング管15,16の接
続部は完全に閉塞されるので、地中の異水aが浸
入してくる余地がない。また、小径管15が熱膨
張により伸長されても、小径管15は上端部に本
案ロツクパツカーが嵌合されたまま水密状態で大
径管16内を第2図矢印で示した如くスライドす
るので、大径管16に無用の負荷がかかることが
ない。しかも、防水工事は上記のようにして本案
ロツクパツカーを大径管16に取り付けるだけで
あるから、きわめて簡単であり、かつロツクパツ
カーは、大径管16に密着されているため、地震
等によつて剥離されることはない。
[考案の効果] したがつて、本考案にかかるロツクパツカーに
よれば、温泉用、飲料水用または油田用その他の
井戸において異水の浸入を防止することができ、
温泉の温度低下または飲料水もしくは油の劣化を
防止する効果がある。またケーシング管の寿命低
下をきたさず、しかも防水工事を簡単迅速かつ強
固に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるロツクパツカーの断面
図、第2図は増掘後の井戸に取り付けた場合を示
す断面状態の概略図である。 1……中空シリンダ、2……スリーブ、2b…
…外壁面、3……パツキング体、3a,3b……
傾斜端部、4a,4b……内壁面、5……スリー
ブ体、5a……外壁面、6……クラツチ体、7…
…ガイド孔、8……ロツク孔、9……ロツクピ
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端が開口され、かつ基端部にスリーブが設け
    られた中空シリンダと、該中空シリンダに貫嵌さ
    れるパツキング体と、該パツキング体の終端部に
    続けて中空シリンダに貫嵌されるスリーブ体と、
    該スリーブ体の終端部に続けて中空シリンダに嵌
    挿される両端が開口された中空のクラツチ体とか
    らなり、上記パツキング体は両端部の内壁面が
    夫々口縁に向かつて末広がりに傾斜され、中空シ
    リンダのスリーブおよびスリーブ体の各内側外壁
    面がパツキング体の上記傾斜端部に対応するよう
    末広がりに傾斜され、中空シリンダの反基端部側
    の対向壁面にガイド孔が斜設されるとともに、該
    ガイド孔に連続してロツク孔が設けられ、クラツ
    チ体の基端部の内壁面に突出されたロツクピンが
    パツキング体を膨出させるべく、ロツク孔に係合
    されることを特徴とするロツクパツカー。
JP8484085U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0242798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8484085U JPH0242798Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP8484085U JPH0242798Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

Publications (2)

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JPS61202581U JPS61202581U (ja) 1986-12-19
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