JPH0242894B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242894B2 JPH0242894B2 JP55082794A JP8279480A JPH0242894B2 JP H0242894 B2 JPH0242894 B2 JP H0242894B2 JP 55082794 A JP55082794 A JP 55082794A JP 8279480 A JP8279480 A JP 8279480A JP H0242894 B2 JPH0242894 B2 JP H0242894B2
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- JP
- Japan
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- magnetic properties
- less
- permanent magnet
- solution treatment
- alni
- Prior art date
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Description
本発明は、磁気特性の良好なAl―Ni系永久磁
石合金の改良に関する。
石合金の改良に関する。
Al―Ni―Coを主成分とするアルニコ磁石は、
磁気特性がすぐれている上に、温度による磁気特
性変化が少ないこと、製造性がよいことなど多く
の利点をもつため、発電機やモータ用の永久磁石
として古くから用いられている。ところが、Co
は高価な材料であり、しかも価格の変動が激しい
から、20%またはそれ以上の高い割合でCoを含
有するアルニコ磁石は、材料費の面から不利であ
る。そこで、Coの使用量を低減するか、できれ
ばCoを使用しない磁石合金が見直されている。 その代表としてAl―Niを主成分とするアルニ
磁石があるが、これは磁気特性が高いといえず、
また溶体化処理後の冷却速度の差に起因する磁気
特性のバラツキが大きいなどの問題があり、改善
の余地があつた。
磁気特性がすぐれている上に、温度による磁気特
性変化が少ないこと、製造性がよいことなど多く
の利点をもつため、発電機やモータ用の永久磁石
として古くから用いられている。ところが、Co
は高価な材料であり、しかも価格の変動が激しい
から、20%またはそれ以上の高い割合でCoを含
有するアルニコ磁石は、材料費の面から不利であ
る。そこで、Coの使用量を低減するか、できれ
ばCoを使用しない磁石合金が見直されている。 その代表としてAl―Niを主成分とするアルニ
磁石があるが、これは磁気特性が高いといえず、
また溶体化処理後の冷却速度の差に起因する磁気
特性のバラツキが大きいなどの問題があり、改善
の余地があつた。
本発明の目的は、アルニ磁石に内在する上記の
問題を解決して、磁気特性を向上させ、かつその
バラツキを小さくした磁石合金を提供することに
ある。
問題を解決して、磁気特性を向上させ、かつその
バラツキを小さくした磁石合金を提供することに
ある。
本発明のアルニ系磁石合金は、基本的には、
Ni:15.0〜28.0%、Al:9.0〜15.0%およびV:
0.1〜0.5%を含有し、残部が実質的にFeからなる
組成をもつた永久磁石合金である。 この合金は、上記基本組成に加えて、さらに
Co:13.0%以下、Cu:8.0%以下およびTi:5.0%
以下からえらんだ1種または2種以上を添加した
組成とすることもできる。 上記どちらの場合も、溶製した永久磁石合金
は、1100〜1200℃の温度で溶体化処理を施して組
織をα単相に調整したのち、1150→600℃の温度
範囲を20℃/sec以下の冷却速度で温度降下させ
て磁気特性を高める。 磁気特性のうちとくに残留磁束密度を高めたい
場合には、溶体化処理の後、600〜700℃の温度で
時効処理を施すとよい。
Ni:15.0〜28.0%、Al:9.0〜15.0%およびV:
0.1〜0.5%を含有し、残部が実質的にFeからなる
組成をもつた永久磁石合金である。 この合金は、上記基本組成に加えて、さらに
Co:13.0%以下、Cu:8.0%以下およびTi:5.0%
以下からえらんだ1種または2種以上を添加した
組成とすることもできる。 上記どちらの場合も、溶製した永久磁石合金
は、1100〜1200℃の温度で溶体化処理を施して組
織をα単相に調整したのち、1150→600℃の温度
範囲を20℃/sec以下の冷却速度で温度降下させ
て磁気特性を高める。 磁気特性のうちとくに残留磁束密度を高めたい
場合には、溶体化処理の後、600〜700℃の温度で
時効処理を施すとよい。
本発明の永久磁石合金の組成を上記のように選
択した理由は、つぎのとおりである。 Ni:15.0〜28.0% NiはAlとともにアルニ磁石を構成する主要
元素であり、その量が少いと保磁力Hcが確保
できない。一方、多すぎると残留磁束密度Br
が低くなる。適切な範囲が上記の15.0〜28.0%
である。 Al:9.0〜15.0% Alも同様に主要構成元素であつて、少ない
と保磁力が低く、多ければ残留磁束密度が低く
なることはNiと同じである。上記の9.0〜15.0
%の範囲が、特性の調和にとつて適切である。 V:0.10〜5.0% VをCoに代えて使用することにより、磁気
特性が向上する。それとともに、熱処理感受性
の向上、すなわち溶体化処理時の最適冷却速度
幅が広くなり、製造が容易になる。こられの効
果は、0.10%以上の添加で得られ、一方、5.0
%を超えると残留磁束密度が減少する。 任意に添加する下記の元素は、つぎのように、
さらに磁気特性を高める。 Co:13.0%以下 Coの存在は、各種磁気特性の確実な向上を
もたらす。ただし、多量に添加することは低コ
バルト化という発明本来の目的に反するので、
効果の伸びが鈍る13.0%を上限とした。 Cu:8.0%以下 Cuの含有によつて保磁力が高まる。一方、
多量の添加は、やはり残留磁束密度の低下をも
たらすから、8.0%までに止める。 Ti:5.0%以下 Tiの添加により、保磁力が向上する。しか
し、多量に添加すると残留磁束密度が低下する
ため5.0%以下とした。 前述のように、従来のアルニ磁石合金は、溶体
化処理後の冷却速度によつて磁気特性にバラツキ
が出やすいため、5〜10℃/sec程度の狭い範囲
にコントロールした冷却を行なう必要があつた
が、本発明の永久磁石合金では、前記のとおり冷
却速度20℃/sec以下という広い幅で冷却しても、
品質の安定な製品が得られる。
択した理由は、つぎのとおりである。 Ni:15.0〜28.0% NiはAlとともにアルニ磁石を構成する主要
元素であり、その量が少いと保磁力Hcが確保
できない。一方、多すぎると残留磁束密度Br
が低くなる。適切な範囲が上記の15.0〜28.0%
である。 Al:9.0〜15.0% Alも同様に主要構成元素であつて、少ない
と保磁力が低く、多ければ残留磁束密度が低く
なることはNiと同じである。上記の9.0〜15.0
%の範囲が、特性の調和にとつて適切である。 V:0.10〜5.0% VをCoに代えて使用することにより、磁気
特性が向上する。それとともに、熱処理感受性
の向上、すなわち溶体化処理時の最適冷却速度
幅が広くなり、製造が容易になる。こられの効
果は、0.10%以上の添加で得られ、一方、5.0
%を超えると残留磁束密度が減少する。 任意に添加する下記の元素は、つぎのように、
さらに磁気特性を高める。 Co:13.0%以下 Coの存在は、各種磁気特性の確実な向上を
もたらす。ただし、多量に添加することは低コ
バルト化という発明本来の目的に反するので、
効果の伸びが鈍る13.0%を上限とした。 Cu:8.0%以下 Cuの含有によつて保磁力が高まる。一方、
多量の添加は、やはり残留磁束密度の低下をも
たらすから、8.0%までに止める。 Ti:5.0%以下 Tiの添加により、保磁力が向上する。しか
し、多量に添加すると残留磁束密度が低下する
ため5.0%以下とした。 前述のように、従来のアルニ磁石合金は、溶体
化処理後の冷却速度によつて磁気特性にバラツキ
が出やすいため、5〜10℃/sec程度の狭い範囲
にコントロールした冷却を行なう必要があつた
が、本発明の永久磁石合金では、前記のとおり冷
却速度20℃/sec以下という広い幅で冷却しても、
品質の安定な製品が得られる。
表に示す合金組成をもつアルニ系磁石合金を溶
製し、シエル鋳型に注湯して、円柱状体とした。 これを1150℃×30minの加熱により溶体化処理
したのち、0.5〜100℃/secの範囲の種々の冷却
速度で室温まで温度降下させ、さらに650℃×3hr
の時効処理を施した。 溶体化処理後および時効処理後の磁気特性を、
あわせて表に示す。 実施例と比較例のデータの対比から、本発明の
永久磁石合金が、在来のアルニ磁石合金より改善
された磁気特性を有することが明らかである。ま
た、実施例No.4〜10のデータは、任意添加元素
Co,Cu,Tiの効果を示している。 溶体化処理後の冷却速度が各種の磁気特性に及
ぼす影響をしらべたところ、比較例No.1では、5
℃/min以下と10℃/min以上とで特性の低下が
明らかであつたのに対し、実施例No.1では0.5〜
20℃/secの範囲内でほとんど変らない成績が得
られた。
製し、シエル鋳型に注湯して、円柱状体とした。 これを1150℃×30minの加熱により溶体化処理
したのち、0.5〜100℃/secの範囲の種々の冷却
速度で室温まで温度降下させ、さらに650℃×3hr
の時効処理を施した。 溶体化処理後および時効処理後の磁気特性を、
あわせて表に示す。 実施例と比較例のデータの対比から、本発明の
永久磁石合金が、在来のアルニ磁石合金より改善
された磁気特性を有することが明らかである。ま
た、実施例No.4〜10のデータは、任意添加元素
Co,Cu,Tiの効果を示している。 溶体化処理後の冷却速度が各種の磁気特性に及
ぼす影響をしらべたところ、比較例No.1では、5
℃/min以下と10℃/min以上とで特性の低下が
明らかであつたのに対し、実施例No.1では0.5〜
20℃/secの範囲内でほとんど変らない成績が得
られた。
【表】
【表】
本発明の永久磁石合金は、アルニコ磁石にくら
べて廉価であるが、磁気特性が劣り品質が安定し
ないというアルニ磁石を改善したものである。す
なわち、高価なCoを全く使用しないか、または
使用しても少量に止め、価格は抑えたままで良好
な磁気特性を実現した。また溶体化処理後の冷却
速度の好適範囲が拡がつたので、製造性が高ま
り、品質の安定した製品を容易に得られるように
なつた。 従つて本発明の永久磁石合金は、従来のアルニ
磁石の用途はもちろん、そのほかの広い用途に向
けることができる。
べて廉価であるが、磁気特性が劣り品質が安定し
ないというアルニ磁石を改善したものである。す
なわち、高価なCoを全く使用しないか、または
使用しても少量に止め、価格は抑えたままで良好
な磁気特性を実現した。また溶体化処理後の冷却
速度の好適範囲が拡がつたので、製造性が高ま
り、品質の安定した製品を容易に得られるように
なつた。 従つて本発明の永久磁石合金は、従来のアルニ
磁石の用途はもちろん、そのほかの広い用途に向
けることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Ni:15.0〜28.0%、Al:9.0〜15.0%および
V:0.1〜5.0%を含有し、残部が実質的にFeから
なる永久磁石合金。 2 Ni:15.0〜28.0%、Al:9.0〜15.0%および
V:0.1〜5.0%に加えて、Co:13.0%以下、Cu:
8.0%以下およびTi:5.0%以下からえらんだ1種
または2種以上を含有し、残部が実質的にFeか
らなる永久磁石合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8279480A JPS579856A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Permanent magnet alloy |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8279480A JPS579856A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Permanent magnet alloy |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS579856A JPS579856A (en) | 1982-01-19 |
| JPH0242894B2 true JPH0242894B2 (ja) | 1990-09-26 |
Family
ID=13784302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8279480A Granted JPS579856A (en) | 1980-06-20 | 1980-06-20 | Permanent magnet alloy |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS579856A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0610100A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-18 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | ボンド磁石用合金粉末及びボンド磁石 |
| CN109082603B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-02-11 | 杭州红山磁性材料有限公司 | 一种铝镍钴永磁合金及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54111843A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-01 | Toshiba Corp | Spectacle parts |
-
1980
- 1980-06-20 JP JP8279480A patent/JPS579856A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS579856A (en) | 1982-01-19 |
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