JPH0242913B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0242913B2 JPH0242913B2 JP62047363A JP4736387A JPH0242913B2 JP H0242913 B2 JPH0242913 B2 JP H0242913B2 JP 62047363 A JP62047363 A JP 62047363A JP 4736387 A JP4736387 A JP 4736387A JP H0242913 B2 JPH0242913 B2 JP H0242913B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- plating
- roller
- rollers
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、多種連設されたワークに対し高速度
で部分メツキするものであつて、例えば条材に連
続プレス加工された多数のコネクタ端子へ貴金属
等を微小部分メツキする際、該ワークの高速移動
と確実な給電及び正確な位置決めを連動制御し、
高度の効率と品位を保持するようにした高速メツ
キ処理方法及びその装置に関する。
で部分メツキするものであつて、例えば条材に連
続プレス加工された多数のコネクタ端子へ貴金属
等を微小部分メツキする際、該ワークの高速移動
と確実な給電及び正確な位置決めを連動制御し、
高度の効率と品位を保持するようにした高速メツ
キ処理方法及びその装置に関する。
(従来の技術)
一般に電子機器は、より小型軽量化が要求され
ており、それに伴い内部に使用されている各部材
も小型化と高密度実装化が不可欠になつている。
ており、それに伴い内部に使用されている各部材
も小型化と高密度実装化が不可欠になつている。
例えば、複数のプリント基板間や、各電子機器
間を接続する際に使用するコネクタも極間距離が
2.54mmピツチから更に微小間隔なものへ移行し、
内部に配設されている端子は、より微小なサイズ
となり、且つその導電部には接触抵抗の低減化の
為に金等の貴金属をメツキしてある。
間を接続する際に使用するコネクタも極間距離が
2.54mmピツチから更に微小間隔なものへ移行し、
内部に配設されている端子は、より微小なサイズ
となり、且つその導電部には接触抵抗の低減化の
為に金等の貴金属をメツキしてある。
然し、上記貴金属メツキは資材コストがかなり
高価である処から、通常は必要部分のみに部分メ
ツキ処理している。
高価である処から、通常は必要部分のみに部分メ
ツキ処理している。
又、該端子の加工は、りん青銅条板等を使用し
順送型で高速プレス加工しているが、第1図に図
示のように条材の一部をパイロツト穴1が穿設さ
れたキヤリア2とし、これに端子3が部分連結部
4を残して形成され、且つ該連結部4にノツチ5
を形成せしめ、ここから容易に折ることができる
形状としてあり、この状態でコイル状に巻き取つ
てある。
順送型で高速プレス加工しているが、第1図に図
示のように条材の一部をパイロツト穴1が穿設さ
れたキヤリア2とし、これに端子3が部分連結部
4を残して形成され、且つ該連結部4にノツチ5
を形成せしめ、ここから容易に折ることができる
形状としてあり、この状態でコイル状に巻き取つ
てある。
コネクタを組立てる際には、プラスチツクモー
ルデイングされたハウジング(図示せず)へ、該
ノツチ5の処から折り取つた端子3を自動機で供
給するようになつている。
ルデイングされたハウジング(図示せず)へ、該
ノツチ5の処から折り取つた端子3を自動機で供
給するようになつている。
従つて、前記したように端子3の一部に部分メ
ツキする場合、端子3がキヤリア2に多数連結さ
れた状態のコイルをまつすぐ引つ張り、所定の被
メツキ部分をメツキ装置の処まで移送し、当該箇
所を部分メツキした後再びこれをコイル状に巻き
取らなければならない。
ツキする場合、端子3がキヤリア2に多数連結さ
れた状態のコイルをまつすぐ引つ張り、所定の被
メツキ部分をメツキ装置の処まで移送し、当該箇
所を部分メツキした後再びこれをコイル状に巻き
取らなければならない。
以下に、従来実施されているこの種の部分メツ
キ方法の具体例について、第2図以下に基づき説
明する。尚、端子等の被メツキ物については、以
下ワークWと云う。
キ方法の具体例について、第2図以下に基づき説
明する。尚、端子等の被メツキ物については、以
下ワークWと云う。
工程全体は、上記の如くプレス加工されたコイ
ル6が掛けられ且つ送り出す繰出しリール7と、
ワークWと接してこれに給電する給電部8と、ワ
ークWにメツキの前処理をすると共に下地メツキ
をする前処理及び下地メツキ処理段9、ワークW
の所定部に金等の貴金属を部分メツキする部分メ
ツキ処理段10、部分メツキ後の後処理をするメ
ツキ後処理段11、ワークWを挾持し引つ張る駆
動部12、メツキ済みワークWをコイル状に巻き
取る巻取りリール13とで構成されている。
ル6が掛けられ且つ送り出す繰出しリール7と、
ワークWと接してこれに給電する給電部8と、ワ
ークWにメツキの前処理をすると共に下地メツキ
をする前処理及び下地メツキ処理段9、ワークW
の所定部に金等の貴金属を部分メツキする部分メ
ツキ処理段10、部分メツキ後の後処理をするメ
ツキ後処理段11、ワークWを挾持し引つ張る駆
動部12、メツキ済みワークWをコイル状に巻き
取る巻取りリール13とで構成されている。
上記各段について詳細に説明すると、先ず繰出
しリール7から繰り出されたワークWは、ローラ
ー14を介して終端の巻取りリール13の巻き取
られるようにしてあり、且つその間、所定の長さ
に渡つてワークWが水平に張架した状態となるよ
うにしてあつて、その間で各処理が行なわれるよ
うにしてある。
しリール7から繰り出されたワークWは、ローラ
ー14を介して終端の巻取りリール13の巻き取
られるようにしてあり、且つその間、所定の長さ
に渡つてワークWが水平に張架した状態となるよ
うにしてあつて、その間で各処理が行なわれるよ
うにしてある。
次の給電部8は、第3図に図示のようにワーク
ガイド15を配置してワークWの水平度を保持
し、それと隣接した上下一対の金属製給電ローラ
ー8a,8bにより該ワークWを挾持すると共に
軸回転させ、ワークWとライン接触し乍ら該金属
製給電ローラー8a,8bを介しワークWに所定
の電圧電流を印加できるようにしてある。
ガイド15を配置してワークWの水平度を保持
し、それと隣接した上下一対の金属製給電ローラ
ー8a,8bにより該ワークWを挾持すると共に
軸回転させ、ワークWとライン接触し乍ら該金属
製給電ローラー8a,8bを介しワークWに所定
の電圧電流を印加できるようにしてある。
次段の前処理及び下地メツキ処理段9は、前段
に脱脂液槽16と、水槽17、塩酸等の強酸性液
槽18及び前記のワークガイド15を連設してあ
り、ワークWが水平状態に保持されながら順次各
槽に浸され、脱脂〜水洗〜酸洗いの下処理が行な
われるようにしてある。
に脱脂液槽16と、水槽17、塩酸等の強酸性液
槽18及び前記のワークガイド15を連設してあ
り、ワークWが水平状態に保持されながら順次各
槽に浸され、脱脂〜水洗〜酸洗いの下処理が行な
われるようにしてある。
又、後段では前記給電部8とワークガイド1
5、ニツケルメツキ液槽19及び洗浄液槽20を
連設し、下地メツキであるニツケルメツキ処理と
その後処理を行なうようにしてある。
5、ニツケルメツキ液槽19及び洗浄液槽20を
連設し、下地メツキであるニツケルメツキ処理と
その後処理を行なうようにしてある。
次に部分メツキ処理段10は、端子3に金等の
貴金属を部分メツキする処であるが、一般には被
メツキ部をカソード極とし、アノード極としたノ
ズルからメツキ液を被メツキ部に向けて噴射する
メツキ処理装置21と、ワークガイド15及び給
電部8が連設されている。
貴金属を部分メツキする処であるが、一般には被
メツキ部をカソード極とし、アノード極としたノ
ズルからメツキ液を被メツキ部に向けて噴射する
メツキ処理装置21と、ワークガイド15及び給
電部8が連設されている。
更に、メツキ後処理段11では、水洗処理部2
2と乾燥部23が配設されていて、メツキの仕上
げが行なわれるようにしてある。
2と乾燥部23が配設されていて、メツキの仕上
げが行なわれるようにしてある。
そして、次段の駆動部12は、一対の大型ロー
ラー24,25の間でワークWを挾持し、且つ該
大型ローラー24,25の軸回転によりワークW
を引つ張ると共に、前記メツキラインの各段に位
置するワークWに対し一定の張力を付勢し乍ら移
送するようにしてあり、最終段の巻き取りリール
13で該ワークWを再びコイル状に巻き取る。
ラー24,25の間でワークWを挾持し、且つ該
大型ローラー24,25の軸回転によりワークW
を引つ張ると共に、前記メツキラインの各段に位
置するワークWに対し一定の張力を付勢し乍ら移
送するようにしてあり、最終段の巻き取りリール
13で該ワークWを再びコイル状に巻き取る。
このように連続メツキ処理する場合各段のロー
ラーは、被メツキ部を直接挾み変形させないよう
にしなければならず、例えば第1図に図示した端
子3の場合、キヤリア2の処を挾持し移送するよ
うにしている。
ラーは、被メツキ部を直接挾み変形させないよう
にしなければならず、例えば第1図に図示した端
子3の場合、キヤリア2の処を挾持し移送するよ
うにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
然し乍ら、上記従来手段による連続メツキ処理
の場合は、次のような問題点がある。
の場合は、次のような問題点がある。
先ず、連続メツキに際しワークWは水平状態で
横送りされるため弛みが生じ易く、正確なワーク
の位置決めが困難となつて精密なメツキ処理がで
きなくなる。
横送りされるため弛みが生じ易く、正確なワーク
の位置決めが困難となつて精密なメツキ処理がで
きなくなる。
特に、脱脂やメツキ処理液槽内で弛みが生じる
と、電解脱脂処理や下地メツキ処理工程では、電
解脱脂や下地メツキにムラが生じて高品位メツキ
処理が不可能になる。
と、電解脱脂処理や下地メツキ処理工程では、電
解脱脂や下地メツキにムラが生じて高品位メツキ
処理が不可能になる。
更に、長尺のワークに弛みがあると、各工程の
処理液が多量に付着して槽外へ搬出され隣接槽内
の液の希釈化乃至中和化が屡々発生し、メツキ工
程の歩留まりが悪かつた。
処理液が多量に付着して槽外へ搬出され隣接槽内
の液の希釈化乃至中和化が屡々発生し、メツキ工
程の歩留まりが悪かつた。
又、連続メツキ装置は上記の如く多数の処理段
が、ローラー、ワークガイド等を連設するところ
から、全長は数十mとなり必然的なワークWもそ
の長さ繰り出されるが、長尺のワーク全長を水平
に緊張状態で保持することはかなり困難である。
が、ローラー、ワークガイド等を連設するところ
から、全長は数十mとなり必然的なワークWもそ
の長さ繰り出されるが、長尺のワーク全長を水平
に緊張状態で保持することはかなり困難である。
特に、コイル材はカーリングや、ウネリ、捩れ
や弛み等の状態が生じ易く、ワークの繰り出し長
さが長い程この状態が顕著であるから、ワークW
を高速で移送すると上下の捩れや、水平ブレ、ス
リツプが多大となり、各段の位置決め精度が著し
く低下する。
や弛み等の状態が生じ易く、ワークの繰り出し長
さが長い程この状態が顕著であるから、ワークW
を高速で移送すると上下の捩れや、水平ブレ、ス
リツプが多大となり、各段の位置決め精度が著し
く低下する。
例えば、従来のワークガイド15は、第4図に
図示の如くワークWを幅員に対応するガイド溝が
形成されたガイドローラー15aと、その上に配
設され且つスプリング15bにより所定の弾発力
が付勢された押さえローラー15cで構成されて
おり、ガイドローラー15a内を通したワークW
の上を押さえローラー15cで押さえるようにし
てある。
図示の如くワークWを幅員に対応するガイド溝が
形成されたガイドローラー15aと、その上に配
設され且つスプリング15bにより所定の弾発力
が付勢された押さえローラー15cで構成されて
おり、ガイドローラー15a内を通したワークW
の上を押さえローラー15cで押さえるようにし
てある。
然し乍ら、前記したようにワークWの状態によ
つては、このワークガイド15から外れ易く、特
に上下方向の自由度を確実に規制することが難し
い上、多種のワークW毎に専用化されるため、ワ
ークWや工程を変更する場合に多大な段取り時間
が掛かつてしまう問題もあつた。
つては、このワークガイド15から外れ易く、特
に上下方向の自由度を確実に規制することが難し
い上、多種のワークW毎に専用化されるため、ワ
ークWや工程を変更する場合に多大な段取り時間
が掛かつてしまう問題もあつた。
又、前記した如く金等の貴金属を母材とする部
分メツキを極めて短時間に且つ多量に処理する場
合、被メツキ部の所定箇所に微小面積で処理しな
ければならないが、この場合ワークWの正確な位
置決めが不可欠であるから、従来方法では、精密
部分メツキを高速処理することが困難である。
分メツキを極めて短時間に且つ多量に処理する場
合、被メツキ部の所定箇所に微小面積で処理しな
ければならないが、この場合ワークWの正確な位
置決めが不可欠であるから、従来方法では、精密
部分メツキを高速処理することが困難である。
然もワークWが自重で弛み、装置等の表面等と
接触して該ワークWを損傷する事故も生じる。
接触して該ワークWを損傷する事故も生じる。
勿論、ワークWの平坦性を保持することは、ワ
ークガイドやローラーを多数並設することで或る
程度は可能であるが、必然的にワークWとこれら
との接触や摩擦抵抗が大きくなり、逆にワークW
の損傷、装置の駆動力や装置全体の大型化、その
他のトラブルが生じると云う問題がある。
ークガイドやローラーを多数並設することで或る
程度は可能であるが、必然的にワークWとこれら
との接触や摩擦抵抗が大きくなり、逆にワークW
の損傷、装置の駆動力や装置全体の大型化、その
他のトラブルが生じると云う問題がある。
更に、給電に際しては、金属製給電ローラー8
a,8bとワークWが線接触状態で通電される為
接触抵抗が高くジユール熱の発生量が無視できな
い。特にメツキ電流が大きい程このジユール熱が
高熱化し、金属製給電ローラー8a,8bの表面
及びワークWの表面に付着した空気中の塵芥や処
理液中の油脂分、塩基物等が炭化して絶縁性の被
膜物が生成され益々接触抵抗が増加したり、該金
属製給電ローラー8a,8bやワークWの表面が
荒れてしまう等のトラブルが生じ易かつた。
a,8bとワークWが線接触状態で通電される為
接触抵抗が高くジユール熱の発生量が無視できな
い。特にメツキ電流が大きい程このジユール熱が
高熱化し、金属製給電ローラー8a,8bの表面
及びワークWの表面に付着した空気中の塵芥や処
理液中の油脂分、塩基物等が炭化して絶縁性の被
膜物が生成され益々接触抵抗が増加したり、該金
属製給電ローラー8a,8bやワークWの表面が
荒れてしまう等のトラブルが生じ易かつた。
この他、金属製給電ローラー8a,8bは、ワ
ークWの形状や寸法等によつて各々専用の物を使
用しないと、保持力や通電量が安定しないため予
め多種の物を用意しなければならず、その交換設
置等の段取り工数も大きな負坦であつた。
ークWの形状や寸法等によつて各々専用の物を使
用しないと、保持力や通電量が安定しないため予
め多種の物を用意しなければならず、その交換設
置等の段取り工数も大きな負坦であつた。
又、ワークWの引張り駆動に際しては、前記の
如く大型ローラー24,25でワークWを挾み線
接触状態の摩擦力でのみの引張り力であるから、
負荷が少しでも大きくなるとスリツプが必ず生じ
るため、1台で長大なワークWを高速で移送する
ことは極めて困難である。
如く大型ローラー24,25でワークWを挾み線
接触状態の摩擦力でのみの引張り力であるから、
負荷が少しでも大きくなるとスリツプが必ず生じ
るため、1台で長大なワークWを高速で移送する
ことは極めて困難である。
更に、高速で連続メツキ処理を行なうとコイル
状ワークWを次々補充しなければならないが、新
旧のコイル交換の時に各々の端部を接続する必要
があるが、従来はこの作業の都度、ラインを止め
るか処理速度を落としていた為効率が悪かつた。
状ワークWを次々補充しなければならないが、新
旧のコイル交換の時に各々の端部を接続する必要
があるが、従来はこの作業の都度、ラインを止め
るか処理速度を落としていた為効率が悪かつた。
更に又、前処理及び下地メツキ段は連続的な処
理工程であるのに対して、次段の部分メツキ段は
間歇的な工程であり、両者間のタイミングを維持
することが重要である。
理工程であるのに対して、次段の部分メツキ段は
間歇的な工程であり、両者間のタイミングを維持
することが重要である。
この為、両工程間に於てワークWに一定の弛み
を持たせ且つこれを一定量に保持するため工程全
体の処理能を監視作業者が制御していたので、人
員負担や作業性の低下等が避けられなかつた。
を持たせ且つこれを一定量に保持するため工程全
体の処理能を監視作業者が制御していたので、人
員負担や作業性の低下等が避けられなかつた。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
この発明は、叙上の諸問題に鑑み成されたもの
であつて、水平状態で横送りされたワークを90゜
捻回し垂直状態で移送し、これを水平左右方向か
ら挾み且つ面接触状態で給電せしめ、又ワークの
水平方向の自由度と垂直方向の自由度を少なくと
も3本の立設ローラーで規制して正確な位置決め
を行なうと共に、前処理及び下地メツキ処理と、
下地メツキ済みワークの所定箇所に貴金属等の部
分メツキを処理し、メツキ完了ワークを軟質弾性
体で成形された一対の無端ベルトで挾持し乍ら引
張ることでワークを移送駆動し、最後に再び90゜
戻して水平状態にする構成としてある。
であつて、水平状態で横送りされたワークを90゜
捻回し垂直状態で移送し、これを水平左右方向か
ら挾み且つ面接触状態で給電せしめ、又ワークの
水平方向の自由度と垂直方向の自由度を少なくと
も3本の立設ローラーで規制して正確な位置決め
を行なうと共に、前処理及び下地メツキ処理と、
下地メツキ済みワークの所定箇所に貴金属等の部
分メツキを処理し、メツキ完了ワークを軟質弾性
体で成形された一対の無端ベルトで挾持し乍ら引
張ることでワークを移送駆動し、最後に再び90゜
戻して水平状態にする構成としてある。
(作 用)
ワークを垂直状態で横送りすることにより、長
距離緊張させ且つ高速で移送することが容易にな
り、処理液も落下し易いので液の付着搬出が減少
する。
距離緊張させ且つ高速で移送することが容易にな
り、処理液も落下し易いので液の付着搬出が減少
する。
又、給電に際しては、ワークと面接触状態で給
電されるから接触抵抗の減少に伴いジユール熱の
発生量が大幅に抑制され、その分より大電流を通
電させることが可能となり、メツキ処理効率と品
質安定化を向上させ得る。
電されるから接触抵抗の減少に伴いジユール熱の
発生量が大幅に抑制され、その分より大電流を通
電させることが可能となり、メツキ処理効率と品
質安定化を向上させ得る。
更に、連続移送されるワークの水平及び垂直各
方向の自由度を規制する結果、該ワークの位置決
めが正確になり、特に部分メツキ処理の精度を著
しく高められる。
方向の自由度を規制する結果、該ワークの位置決
めが正確になり、特に部分メツキ処理の精度を著
しく高められる。
更に又、軟質弾性体でワークを挾持するため、
該ワークの保護と確実な保持状態及び強固な引張
力が得られ、安定したワークの移送ができる。
該ワークの保護と確実な保持状態及び強固な引張
力が得られ、安定したワークの移送ができる。
(実施例)
次に、本発明の実施例について第5図以下に基
づき説明するが、先ず高速部分メツキ処理システ
ムの全体構成は、ワークWを水平状態で繰り出す
アンコイラー31、該ワークWを90゜捻回して移
送する捻回しローラー32、ワークWと擦り合い
これに所定の直流電圧電流を印加する給電装置3
3、移送中のワークWの位置規制するガイドロー
ラー34、ワークWにニツケル等の下地メツキを
処理する前処理及び下地メツキ装置35、ワーク
Wの特定被メツキ部に金等の貴金属を部分メツキ
する部分メツキ装置36、メツキ後の後処理を行
なう後処理装置37、ワークWを保持し乍らこれ
を引張駆動するワーク駆動装置38、ワークWを
元の水平状態に戻す復元ローラー39、ワークW
を巻取るコイラー40を連設したものである。
づき説明するが、先ず高速部分メツキ処理システ
ムの全体構成は、ワークWを水平状態で繰り出す
アンコイラー31、該ワークWを90゜捻回して移
送する捻回しローラー32、ワークWと擦り合い
これに所定の直流電圧電流を印加する給電装置3
3、移送中のワークWの位置規制するガイドロー
ラー34、ワークWにニツケル等の下地メツキを
処理する前処理及び下地メツキ装置35、ワーク
Wの特定被メツキ部に金等の貴金属を部分メツキ
する部分メツキ装置36、メツキ後の後処理を行
なう後処理装置37、ワークWを保持し乍らこれ
を引張駆動するワーク駆動装置38、ワークWを
元の水平状態に戻す復元ローラー39、ワークW
を巻取るコイラー40を連設したものである。
以下、各段について詳述する。
先ず、本実施例に係るワークWは、前記第1図
に図示のコネクター用端子であつて、キヤリア2
に端子3が多数連設した状態でプレス加工されて
おり、このままコイル状に巻回されている。
に図示のコネクター用端子であつて、キヤリア2
に端子3が多数連設した状態でプレス加工されて
おり、このままコイル状に巻回されている。
このコイル状ワークWを周知のリール構造に係
るアンコイラー31に掛け、これを任意回転速度
で回転させワークWを水平状態に順次繰り出すよ
うにしてある。次段の捻回ローラー32は、第6
図に図示の如く、水平軸回転する水平ローラー4
1と、垂直軸回転する垂直ローラー42を隣接し
てあつて、両者は90゜の角度で対峙するように配
設させたもので、水平状態のワークWを90゜捻回
し垂直状態にして順送する。
るアンコイラー31に掛け、これを任意回転速度
で回転させワークWを水平状態に順次繰り出すよ
うにしてある。次段の捻回ローラー32は、第6
図に図示の如く、水平軸回転する水平ローラー4
1と、垂直軸回転する垂直ローラー42を隣接し
てあつて、両者は90゜の角度で対峙するように配
設させたもので、水平状態のワークWを90゜捻回
し垂直状態にして順送する。
このように垂直移送することによりカーリング
がウネリ等メツキに不利な条件を制御し易くし、
且つ引張途中での中弛み現象を防ぎ、高速移送を
可能にしてある。
がウネリ等メツキに不利な条件を制御し易くし、
且つ引張途中での中弛み現象を防ぎ、高速移送を
可能にしてある。
次に第7図に図示の給電状態33は、ステージ
上の垂直状態で順送されたワークWを一対のスラ
イダー43,43′で以つて水平左右方向から押
圧挾持状態とし、これと同時に所定の直流電圧を
印加するものである。
上の垂直状態で順送されたワークWを一対のスラ
イダー43,43′で以つて水平左右方向から押
圧挾持状態とし、これと同時に所定の直流電圧を
印加するものである。
即ち、ステージ上に一方のスライダー43を固
定し、それと相対向する状態で可動側スライダー
43′を配設してあつて、両スライダー43,4
3′の対向面を平坦状に形成し、両者が密着した
時にワークWのキヤリア2と完全面接触となるよ
うにしてある。尚、その素材は該ワークWと同材
質又はステンレス鋼等耐磨耗性の金属が望まし
い。
定し、それと相対向する状態で可動側スライダー
43′を配設してあつて、両スライダー43,4
3′の対向面を平坦状に形成し、両者が密着した
時にワークWのキヤリア2と完全面接触となるよ
うにしてある。尚、その素材は該ワークWと同材
質又はステンレス鋼等耐磨耗性の金属が望まし
い。
又、上記可動側スライダー43′には複数のス
ライドピン44を水平に突設させ、その他端をス
テージ上のフレーム45に貫通せしめ、且つ可動
スライダー43とフレーム45の間に装架したコ
イルスプリング46の弾発力によつて、該可動ス
ライダー43′に固定側スライダー43の方への
押圧力を常時付勢させてある。
ライドピン44を水平に突設させ、その他端をス
テージ上のフレーム45に貫通せしめ、且つ可動
スライダー43とフレーム45の間に装架したコ
イルスプリング46の弾発力によつて、該可動ス
ライダー43′に固定側スライダー43の方への
押圧力を常時付勢させてある。
勿論、固定側スライダー43も、可動側スライ
ダー43と同じ構成にし、両者共コイルスプリン
グの弾発力で互いに押し合う状態としても良い。
ダー43と同じ構成にし、両者共コイルスプリン
グの弾発力で互いに押し合う状態としても良い。
上記スライドピン44の終端は、直流電源の一
極に接続してある。
極に接続してある。
このように構成することにより、ワークWは常
時一定保持力の下で両スライダー43,43′の
間を擦られ乍ら通過し、且つ面接触状態で給電さ
れるので接触抵抗は極めて低く、ジユール熱の発
生が抑止され、その分より大電流の通電が可能と
なる。従つてメツキ電流の高電流密度化ができる
からメツキ効率やメツキ品質を大巾に向上させ得
る。
時一定保持力の下で両スライダー43,43′の
間を擦られ乍ら通過し、且つ面接触状態で給電さ
れるので接触抵抗は極めて低く、ジユール熱の発
生が抑止され、その分より大電流の通電が可能と
なる。従つてメツキ電流の高電流密度化ができる
からメツキ効率やメツキ品質を大巾に向上させ得
る。
又、ワークWの保持力が高いので、給電装置3
3を複数連設(下地メツキ装置35の前段と、部
分メツキ装置36の後段に配設)すると、その間
のワークWは所定の張力で緊張状態となり、キヤ
リア2の処のみを保持移送してもスリツプ現象は
全く生じない。
3を複数連設(下地メツキ装置35の前段と、部
分メツキ装置36の後段に配設)すると、その間
のワークWは所定の張力で緊張状態となり、キヤ
リア2の処のみを保持移送してもスリツプ現象は
全く生じない。
ちなみに前記した従来のローラー給電方式の場
合、その接触状態がライン状であるからスリツプ
し易い上供給電力を充分大きくできないため、メ
ツキ処理時間を長くせざるを得ない(通常はメツ
キ液槽を長くし浸漬時間を延ばす)結果、必然的
に装置全体の長大化や作業効率の低下が避け難い
ものであつた。又、ライン接触の場合には、ワー
クWに通電し乍ら高速移送すると、ローラーの給
電面に荒れが生じてワークWの表面を損傷する事
が多い。
合、その接触状態がライン状であるからスリツプ
し易い上供給電力を充分大きくできないため、メ
ツキ処理時間を長くせざるを得ない(通常はメツ
キ液槽を長くし浸漬時間を延ばす)結果、必然的
に装置全体の長大化や作業効率の低下が避け難い
ものであつた。又、ライン接触の場合には、ワー
クWに通電し乍ら高速移送すると、ローラーの給
電面に荒れが生じてワークWの表面を損傷する事
が多い。
又、本実施例の場合は、ワークWを常時一定圧
力でワイピングするから、表面に付着している油
脂分や塵埃等の異物、或いは塩基物や酸化皮膜物
等メツキ処理に際して悪影響がある物質を機械的
に強制除去できること、従来のローラー給電方式
では保持力と給電面積が少い為、各種のワーク毎
にその外径や配置位置を変更していたが、本実施
例の場合には充分な保持力と給電面積が確保でき
るので、単一のスライダー43,43′のみでも
多種のワークWに対応可能であると云う利点も有
する。
力でワイピングするから、表面に付着している油
脂分や塵埃等の異物、或いは塩基物や酸化皮膜物
等メツキ処理に際して悪影響がある物質を機械的
に強制除去できること、従来のローラー給電方式
では保持力と給電面積が少い為、各種のワーク毎
にその外径や配置位置を変更していたが、本実施
例の場合には充分な保持力と給電面積が確保でき
るので、単一のスライダー43,43′のみでも
多種のワークWに対応可能であると云う利点も有
する。
更に、ワークWの保持力が強いので、後述のワ
ーク駆動装置38との間のワークWは緊張状態と
なり、ワークW自体が弛んで他所と接触し損傷す
るトラブルも防止できる上、位置決め正確にでき
る。
ーク駆動装置38との間のワークWは緊張状態と
なり、ワークW自体が弛んで他所と接触し損傷す
るトラブルも防止できる上、位置決め正確にでき
る。
次に、第8図に示したガイドローラー34は本
実施例の場合、上記給電装置33の前後段や、部
分メツキ装置36の前段に配設してあるが、これ
は必要に応じ任意の位置に配設して良い。該ガイ
ドローラー34の必要性は、前記ワークW、即ち
端子3がプレス加工されると必ずプレス加工応力
歪が残留する為、長尺のフープ状のワークWを長
く引出すと、全長に亘りネジやウネリ等の変形が
生じ、ワークWの正確な位置決めが困難となるの
で、これを規制する目的で設置するものである。
実施例の場合、上記給電装置33の前後段や、部
分メツキ装置36の前段に配設してあるが、これ
は必要に応じ任意の位置に配設して良い。該ガイ
ドローラー34の必要性は、前記ワークW、即ち
端子3がプレス加工されると必ずプレス加工応力
歪が残留する為、長尺のフープ状のワークWを長
く引出すと、全長に亘りネジやウネリ等の変形が
生じ、ワークWの正確な位置決めが困難となるの
で、これを規制する目的で設置するものである。
ガイドローラー34は、夫々軸回転自在に立設
された3本1組のローラー47A,47B,47
Cで構成されており、各ローラー47A,47
B,47Cの配置状態は、水平面上で正3角形又
は2等辺3角形の各頂点にその回転軸を位置させ
てあり、各ローラー47A,47B,47Cの外
周面は互いに極接近させてある。
された3本1組のローラー47A,47B,47
Cで構成されており、各ローラー47A,47
B,47Cの配置状態は、水平面上で正3角形又
は2等辺3角形の各頂点にその回転軸を位置させ
てあり、各ローラー47A,47B,47Cの外
周面は互いに極接近させてある。
ワークWは上記3角形の底辺に位置して隣接す
る2本のローラー47A,47Cと、頂点に位置
する他のローラー47Bとの間隙を、各ローラー
47A,47B,47Cと接触しながら通過する
が、これにより該ワークWの水平左右方向の自由
度を規制するようにしてある。
る2本のローラー47A,47Cと、頂点に位置
する他のローラー47Bとの間隙を、各ローラー
47A,47B,47Cと接触しながら通過する
が、これにより該ワークWの水平左右方向の自由
度を規制するようにしてある。
又、各ローラー47A,47B,47C共に、
その回転軸を所望角度だけ内側(側方から看て逆
V字形)に傾斜させてあつて、垂直状態で横方向
に順送されて来るワークWの上方から、各ローラ
ー47A,47B,47Cが3本共覆い被さる状
態としてあり、移動中のワークWが垂直方向に浮
上つてくると、その上側縁が各ローラー47A,
47B,47Cの外周面と接触しそれ以上上昇す
ることを防止できる。このようにワークWの垂直
方向の自由度を規制する他の手段としては、例え
ば第9図に図示の如く、逆テーパー状に形成され
た3本のローラー48A,48B,48Cを、上
記実施例と同位置に、且つ垂直に立設しても良
い。この場合もワークWの上側縁は、各ローラー
48A,48B,48Cのテーパー面により上方
へ浮上るのを押え込まれ、且つ水平左右方向も規
制できる。
その回転軸を所望角度だけ内側(側方から看て逆
V字形)に傾斜させてあつて、垂直状態で横方向
に順送されて来るワークWの上方から、各ローラ
ー47A,47B,47Cが3本共覆い被さる状
態としてあり、移動中のワークWが垂直方向に浮
上つてくると、その上側縁が各ローラー47A,
47B,47Cの外周面と接触しそれ以上上昇す
ることを防止できる。このようにワークWの垂直
方向の自由度を規制する他の手段としては、例え
ば第9図に図示の如く、逆テーパー状に形成され
た3本のローラー48A,48B,48Cを、上
記実施例と同位置に、且つ垂直に立設しても良
い。この場合もワークWの上側縁は、各ローラー
48A,48B,48Cのテーパー面により上方
へ浮上るのを押え込まれ、且つ水平左右方向も規
制できる。
いずれの場合も、ワークWの大きさや形状に拘
らず、各ローラーによる3点支持により水平方向
の自由度を、又、各ローラーのワーク挾み角度で
垂直方向の自由度を確実に規制し得るから、安定
したワーク移送が行える上、多種のワークWに対
しても単一のガイドローラー34で済み汎用的で
ある。
らず、各ローラーによる3点支持により水平方向
の自由度を、又、各ローラーのワーク挾み角度で
垂直方向の自由度を確実に規制し得るから、安定
したワーク移送が行える上、多種のワークWに対
しても単一のガイドローラー34で済み汎用的で
ある。
次の前処理及び下地メツキ装置35は、前記し
た従来のものと変りないのでその説明は省略する
が、本実施例の場合はワークWが緊張状態で且つ
垂直状態で高速順送されるから、脱脂や酸洗い及
び水洗工程に際し、その各液剤等がワークWに付
着して槽外へ搬出されたり、それにより次段の槽
内の液濃度が希釈又は中和されたりするトラブル
を防止できる。
た従来のものと変りないのでその説明は省略する
が、本実施例の場合はワークWが緊張状態で且つ
垂直状態で高速順送されるから、脱脂や酸洗い及
び水洗工程に際し、その各液剤等がワークWに付
着して槽外へ搬出されたり、それにより次段の槽
内の液濃度が希釈又は中和されたりするトラブル
を防止できる。
次の部分メツキ装置36は、特許第1261266号
の発明に係るものであつて、第10図に図示のよ
うに、ワークW(端子3)の被メツキ域を決定す
るマスク49と、該マスク49と相埃つて密閉空
間を形成する外套管50と、該外套管50に設け
られた排気管51に連通する吸気機構52と、外
套管50内に配置され且つ直流電源の+極に接続
されたメツキ液噴射用のノズル53が基本構成要
素である。
の発明に係るものであつて、第10図に図示のよ
うに、ワークW(端子3)の被メツキ域を決定す
るマスク49と、該マスク49と相埃つて密閉空
間を形成する外套管50と、該外套管50に設け
られた排気管51に連通する吸気機構52と、外
套管50内に配置され且つ直流電源の+極に接続
されたメツキ液噴射用のノズル53が基本構成要
素である。
又、この段でワークWに部分メツキ処理する場
合は、先ずワークWをマスク49の上面迄移送し
た後一旦停止させ、マスキングによる被メツキ域
を設定するが、予め外套管50の内部は所定の負
圧状態に保持し、且つこの状態下でノズル53か
らメツキ液を上記被メツキ域に噴射させ、特定部
位に微小部分メツキ処理を行なう。
合は、先ずワークWをマスク49の上面迄移送し
た後一旦停止させ、マスキングによる被メツキ域
を設定するが、予め外套管50の内部は所定の負
圧状態に保持し、且つこの状態下でノズル53か
らメツキ液を上記被メツキ域に噴射させ、特定部
位に微小部分メツキ処理を行なう。
この部分メツキ処理手段に詳細については、前
記公知発明に開示されている為説明を省略する
が、この段に於けるワークWの移動は間歇的とな
る。然し、該部分メツキ処理時間は、負圧利用の
為極めて短時間で完了するから、全体のラインバ
ランスを調整することは容易であり、後述の実施
例で以つてこの点をより完全にカバーしている。
記公知発明に開示されている為説明を省略する
が、この段に於けるワークWの移動は間歇的とな
る。然し、該部分メツキ処理時間は、負圧利用の
為極めて短時間で完了するから、全体のラインバ
ランスを調整することは容易であり、後述の実施
例で以つてこの点をより完全にカバーしている。
又、次段の後処理装置37については、前記従
来例と同じである為、これについての説明も省略
する。
来例と同じである為、これについての説明も省略
する。
次に、ワーク駆動装置38に関し、第11図以
下を参照し乍ら説明する。
下を参照し乍ら説明する。
このワーク駆動装置38は、前記した給電装置
33の処で押圧保持されているワークWを、所定
の速度で連続的に引張り移送する駆動力源となる
ものである。
33の処で押圧保持されているワークWを、所定
の速度で連続的に引張り移送する駆動力源となる
ものである。
即ち、この段のステージ上には、垂直状態で移
送されたワークWを水平左右方向から挾持できる
ように一対の無端状タイミングベルト54A,5
4Bを配設してあり、各々のタイミングベルト5
4A,54Bは駆動ギヤ5と従動ギヤ56に巻架
され同方向に旋回自動としてある。
送されたワークWを水平左右方向から挾持できる
ように一対の無端状タイミングベルト54A,5
4Bを配設してあり、各々のタイミングベルト5
4A,54Bは駆動ギヤ5と従動ギヤ56に巻架
され同方向に旋回自動としてある。
該タイミングベルト54A,54Bは、複層構
造としてあつて、内側層は硬質ゴムにより無端ベ
ルト状に成形されたギヤーベルト57であり、上
記駆動ギヤ55及び従動ギヤ56と噛合旋回自在
としてある。
造としてあつて、内側層は硬質ゴムにより無端ベ
ルト状に成形されたギヤーベルト57であり、上
記駆動ギヤ55及び従動ギヤ56と噛合旋回自在
としてある。
又、外側層は軟質弾性体、例えば合成ゴムスポ
ンジ等により無端ベルト状に成形されたスポンジ
ベルト58であつて、上記ギヤーベルト57の外
周に確固と貼り合わせこれと一緒に旋回するよう
にしてある。
ンジ等により無端ベルト状に成形されたスポンジ
ベルト58であつて、上記ギヤーベルト57の外
周に確固と貼り合わせこれと一緒に旋回するよう
にしてある。
更に、タイミングベルト54A,54Bの内
側、即ち両ベルトギヤ57の内側に、平坦面が形
成された複数の押板59A,59Bを揺動可能状
態で並設してあり、この両側に各々配設された押
板59A,59Bどうしが互いに対向状態で押し
合うようにしてある。
側、即ち両ベルトギヤ57の内側に、平坦面が形
成された複数の押板59A,59Bを揺動可能状
態で並設してあり、この両側に各々配設された押
板59A,59Bどうしが互いに対向状態で押し
合うようにしてある。
尚、上記タイミングベルト54A,54Bに
は、その外側に配設したローラー60で以つて内
側への押圧力を常時付勢し、該タイミングベルト
54A,54Bの張力を適正なものとなるように
してある。
は、その外側に配設したローラー60で以つて内
側への押圧力を常時付勢し、該タイミングベルト
54A,54Bの張力を適正なものとなるように
してある。
ワークWを図中左から右へ移送する場合、上段
のタイミングベルト54Aは反時計方向に、又下
段のタイミングベルト54Bは時計方向に旋回さ
せ、ワークWを挾持する。
のタイミングベルト54Aは反時計方向に、又下
段のタイミングベルト54Bは時計方向に旋回さ
せ、ワークWを挾持する。
この時、外側の軟らかいスポンジベルト54
A,54Bは、左右からワークW全体を包み込む
ようにして押圧するが、該ワークの凹凸部にはス
ポンジ部分が咬い込む状態となるから、その引張
力は多大なものとなり、スリツプ状態になること
は皆無である。
A,54Bは、左右からワークW全体を包み込む
ようにして押圧するが、該ワークの凹凸部にはス
ポンジ部分が咬い込む状態となるから、その引張
力は多大なものとなり、スリツプ状態になること
は皆無である。
又、ワークWに対する押圧力も軟らかいスポン
ジを介して均一的に分散する為、変形や損傷を確
実に防止できる。
ジを介して均一的に分散する為、変形や損傷を確
実に防止できる。
この結果、ワークWが前記給電装置33により
面接触状態でクランプされていてもワーク駆動装
置38の引張力の方が強いため、これを保護し乍
ら確実に高速移送させることが可能である。
面接触状態でクランプされていてもワーク駆動装
置38の引張力の方が強いため、これを保護し乍
ら確実に高速移送させることが可能である。
又、ワークWの形状や寸法の大小等に拘らず、
ワークW全体を包み込むような状態で挾持するた
め多種多様のワークに対しても単一のワーク駆動
装置38で処理できる。
ワークW全体を包み込むような状態で挾持するた
め多種多様のワークに対しても単一のワーク駆動
装置38で処理できる。
而して、上記の如く移送されたワークWは、次
段の復元ローラー39により、それ迄の垂直状態
から水平状態に戻される。
段の復元ローラー39により、それ迄の垂直状態
から水平状態に戻される。
この復元ローラー39は、前記捻回ローラー3
2と同一のローラーが逆順に連設されていて、垂
直状態のワークWを90゜元に戻すよう捻回させて
水平状態にし、次段へ順送するようにしてある。
このように水平に戻されたワークWは、周知の回
転リールであるコイラー40により巻き取られ
る。
2と同一のローラーが逆順に連設されていて、垂
直状態のワークWを90゜元に戻すよう捻回させて
水平状態にし、次段へ順送するようにしてある。
このように水平に戻されたワークWは、周知の回
転リールであるコイラー40により巻き取られ
る。
尚、上記復元ローラー39は、部分メツキ装置
36乃至後処理装置37の前段に介装し、該ワー
クWを水平状態にした状態で部分メツキ処理して
も良い。
36乃至後処理装置37の前段に介装し、該ワー
クWを水平状態にした状態で部分メツキ処理して
も良い。
次に第12図以下に示した第2実施例について
説明する。この実施例は前記第1実施例と基本的
には同一であるが、前記したように、この種のワ
ークWはその処理量が多量であり、長時間に亘つ
て高速度連続処理しなければならない。
説明する。この実施例は前記第1実施例と基本的
には同一であるが、前記したように、この種のワ
ークWはその処理量が多量であり、長時間に亘つ
て高速度連続処理しなければならない。
特に高速メツキ処理の場合は一定速度で処理し
ないとメツキ品質劣化が生じるが、1コイル当り
の重量や長さにも限界がある為、連続してメツキ
処理することが難しい。従来は、ワークWの供給
切れ状態に近づくと、作業者がその都度ラインを
止めてアンコイラー31の空リールを外し次のコ
イルをセツトした後に、前コイルのワークW終端
部を新コイルのワークWの始端部に接続してお
り、作業効率や品質低下が避け難いものであつ
た。特に高速メツキ処理ではこのコイル交換頻度
がかなり多かつた。
ないとメツキ品質劣化が生じるが、1コイル当り
の重量や長さにも限界がある為、連続してメツキ
処理することが難しい。従来は、ワークWの供給
切れ状態に近づくと、作業者がその都度ラインを
止めてアンコイラー31の空リールを外し次のコ
イルをセツトした後に、前コイルのワークW終端
部を新コイルのワークWの始端部に接続してお
り、作業効率や品質低下が避け難いものであつ
た。特に高速メツキ処理ではこのコイル交換頻度
がかなり多かつた。
本実施例では、この対策として、コイラー31
の次段とアンコイラー40の前段にスラツクタワ
ー61を配設し、ライン全長に対し、該スラツク
タワー61で巻回している分をダンパーとなるよ
うにし、コイルの接続時間の確保と安定した品位
のメツキ処理が維持できるようにしてある。
の次段とアンコイラー40の前段にスラツクタワ
ー61を配設し、ライン全長に対し、該スラツク
タワー61で巻回している分をダンパーとなるよ
うにし、コイルの接続時間の確保と安定した品位
のメツキ処理が維持できるようにしてある。
即ち、該スラツクタワー61は、第13図に図
示の如く水平横送り状態でワークWが移送される
ステージに、軸回転自在な固定ローラー62と、
その固定ローラー62の上下(ワークWのライン
方向と垂直軸)方向に、所定距離l隔てた位置で
軸回転し且つ垂直に昇降動自在な一対の可動ロー
ラー63A,63Bを配設した構成であつて、一
対の可動ローラー63A,63Bは固定ローラー
62に対し上下方向から連動して接離自在であ
る。
示の如く水平横送り状態でワークWが移送される
ステージに、軸回転自在な固定ローラー62と、
その固定ローラー62の上下(ワークWのライン
方向と垂直軸)方向に、所定距離l隔てた位置で
軸回転し且つ垂直に昇降動自在な一対の可動ロー
ラー63A,63Bを配設した構成であつて、一
対の可動ローラー63A,63Bは固定ローラー
62に対し上下方向から連動して接離自在であ
る。
ワークWは平横送りの状態で、図中左方より固
定ローラー62に巻回された後、上方の可動ロー
ラー63Aに巻回され、次いで下方の可動ローラ
ー63Bに巻回され、その後再び固定ローラー6
2を介して図中右方へ送り出されるようにしてあ
る。(図中矢符参照) 通常、上下の可動ローラー63A,63Bは互
いに離れた位置で夫々軸回転しているが、例えば
アンコイラー31からワークWが繰り出される速
度が低下したり停止した場合、ワークWに引張ら
れる状態で上下の可動ローラー63A,63Bは
固定ローラー62に向つて互いに接近する。この
段に於けるワークWは、最接近状態の可動ローラ
ー63A,63Bの距離をl′とすると、前記離開
状態の距離lとの差、l―l′が余長として確保さ
れる。
定ローラー62に巻回された後、上方の可動ロー
ラー63Aに巻回され、次いで下方の可動ローラ
ー63Bに巻回され、その後再び固定ローラー6
2を介して図中右方へ送り出されるようにしてあ
る。(図中矢符参照) 通常、上下の可動ローラー63A,63Bは互
いに離れた位置で夫々軸回転しているが、例えば
アンコイラー31からワークWが繰り出される速
度が低下したり停止した場合、ワークWに引張ら
れる状態で上下の可動ローラー63A,63Bは
固定ローラー62に向つて互いに接近する。この
段に於けるワークWは、最接近状態の可動ローラ
ー63A,63Bの距離をl′とすると、前記離開
状態の距離lとの差、l―l′が余長として確保さ
れる。
従つて、アンコイラー31が停止してもこの余
長又は次段の捻回ローラー32及び給電装置33
の方へ移送されるので、この間に次のコイルをア
ンコイラー31にセツトすると共に残少の前コイ
ル端と接続することにより、メツキ処理ラインを
少しも停止せずにワークWの連続供給が可能であ
る。
長又は次段の捻回ローラー32及び給電装置33
の方へ移送されるので、この間に次のコイルをア
ンコイラー31にセツトすると共に残少の前コイ
ル端と接続することにより、メツキ処理ラインを
少しも停止せずにワークWの連続供給が可能であ
る。
勿論、この余長は可動ローラー63A,63B
の配置間隔や固定ローラー62を含めた各ローラ
ー外径により設定できるから、ワークWの接続作
業時間を考慮して決定すればよい。
の配置間隔や固定ローラー62を含めた各ローラ
ー外径により設定できるから、ワークWの接続作
業時間を考慮して決定すればよい。
又、終段のコイラー40の前にもこのスラツク
タワー61を配設することで全ラインバランスを
一定に保持できる。
タワー61を配設することで全ラインバランスを
一定に保持できる。
次に第14図に図示した第3実施例は、その基
本構成は前記第1実施例と同一であるが特に連続
メツキ処理工程に於いて最も注意を要するライン
バランスの乱れを自動検出し、補正するようにし
たものである。
本構成は前記第1実施例と同一であるが特に連続
メツキ処理工程に於いて最も注意を要するライン
バランスの乱れを自動検出し、補正するようにし
たものである。
例えば前記したように、前処理及び下地メツキ
装置35の処では、ワークWが連続状態で移送さ
れるが、次段の部分メツキ装置36の処では間歇
的な移送であるから、両段間のラインバランスが
くずれ易いので、部分メツキ装置36の前後には
必ずワークWに弛みSを持たせている。
装置35の処では、ワークWが連続状態で移送さ
れるが、次段の部分メツキ装置36の処では間歇
的な移送であるから、両段間のラインバランスが
くずれ易いので、部分メツキ装置36の前後には
必ずワークWに弛みSを持たせている。
然し、高速メツキ処理ではこの弛みS、即ち余
長分の変化が早く、安定した処理が困難である。
長分の変化が早く、安定した処理が困難である。
この対策として、本実施例では部分メツキ装置
36の前後に、ワークWの弛みSを検出する弛み
検出装置64を配設してある。該弛み検出装置6
4は第15図に示したように、ワークWを予め所
定長だけ弛ませておき、この弛み部分Sを挾む状
態でV字形のガイドポール65が配置し、これに
レーザーや発光ダイオード等利用の光電式の位置
センサー66を配設して弛み量を検知せしめたも
のであり、この位置センサー66の出力を前記ワ
ーク駆動装置38の旋回速度制御部や、部分メツ
キ装置36のメツキ電流制御部、アンコイラー3
1やコイラー40或いは上記スラツクタワー61
等のワーク移送タイミング制御部等のシーケンス
制御入力信号として使用してある。
36の前後に、ワークWの弛みSを検出する弛み
検出装置64を配設してある。該弛み検出装置6
4は第15図に示したように、ワークWを予め所
定長だけ弛ませておき、この弛み部分Sを挾む状
態でV字形のガイドポール65が配置し、これに
レーザーや発光ダイオード等利用の光電式の位置
センサー66を配設して弛み量を検知せしめたも
のであり、この位置センサー66の出力を前記ワ
ーク駆動装置38の旋回速度制御部や、部分メツ
キ装置36のメツキ電流制御部、アンコイラー3
1やコイラー40或いは上記スラツクタワー61
等のワーク移送タイミング制御部等のシーケンス
制御入力信号として使用してある。
このようにすることで、ガイドポール65内の
弛みSの状態を常時検知できるから、例えば該ガ
イドポール65内のワークWを弛みS、即ち余長
が少なくなつた時は部分メツキ装置37のタイミ
ングスピードを低下させたり、下地メツキ装置3
5のメツキ電流を増加させてメツキ処理速度を早
めたり、ワーク駆動装置38の速度を抑制する等
の処置を完全自動で行なえる。
弛みSの状態を常時検知できるから、例えば該ガ
イドポール65内のワークWを弛みS、即ち余長
が少なくなつた時は部分メツキ装置37のタイミ
ングスピードを低下させたり、下地メツキ装置3
5のメツキ電流を増加させてメツキ処理速度を早
めたり、ワーク駆動装置38の速度を抑制する等
の処置を完全自動で行なえる。
ちなみに従来は、ワークW全体の移送速度をピ
ンチローラーの回転速度で制御していた為、部分
的なラインバランスのトラブルに対してはライン
監視作業者による人的トラブルシユートに頼らざ
るを得なかつたし、特に高速処理の場合は対応し
きれず、ワークWの破損事故迄波及することさえ
あつたが、本実施例ではこれ等の問題を解決する
ことが可能である。
ンチローラーの回転速度で制御していた為、部分
的なラインバランスのトラブルに対してはライン
監視作業者による人的トラブルシユートに頼らざ
るを得なかつたし、特に高速処理の場合は対応し
きれず、ワークWの破損事故迄波及することさえ
あつたが、本実施例ではこれ等の問題を解決する
ことが可能である。
尚、他の実施例として、前記負圧利用の精密部
分メツキ用である部分メツキ装置36と、一般の
噴射メツキによる部分メツキ装置36′とを並設
して、ワークの種類やメツキ処理対象に応じて使
い分けるものがある。
分メツキ用である部分メツキ装置36と、一般の
噴射メツキによる部分メツキ装置36′とを並設
して、ワークの種類やメツキ処理対象に応じて使
い分けるものがある。
この場合全体の基本構成は前記迄の実施例と同
一で良いが、第16図に図示のように前処理及び
下地メツキ装置35の次段に第1図ガイドローラ
ー34を配設し、その次段に上記部分メツキ装置
36と、一般の部分メツキ装置36′を並接し、
更にその次段に別体の第2ガイドローラー34を
配設させてあり、且つ捻回ローラー32や復元ロ
ーラー39ほ夫々を各メツキ装置の前段乃至後段
に配設させてある。
一で良いが、第16図に図示のように前処理及び
下地メツキ装置35の次段に第1図ガイドローラ
ー34を配設し、その次段に上記部分メツキ装置
36と、一般の部分メツキ装置36′を並接し、
更にその次段に別体の第2ガイドローラー34を
配設させてあり、且つ捻回ローラー32や復元ロ
ーラー39ほ夫々を各メツキ装置の前段乃至後段
に配設させてある。
このように構成することにより、ワークWをい
ずれか一方に掛け変えるだけで任意の部分メツキ
を選択できる。
ずれか一方に掛け変えるだけで任意の部分メツキ
を選択できる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、コイル状
に巻回された長尺条材状のワークを水平から垂直
に捻回して順送し、一対の導電性スライダーによ
り該ワークを左右から挾持しつつ所定電力を供給
し、且つ順送されるワークの水平左右方向及び垂
直上方向の自由度を規制して処理位置を正確に設
定し、又、軟質弾性体により魅端円環状に形成し
た一対のタイミングベルトで該ワークを挾持し乍
ら引張駆動し、この状態下で高速移送されるワー
クに、下地メツキ処理及び被メツキ域に部分メツ
キ処理するようにしてあるから、次のような特徴
を有する。
に巻回された長尺条材状のワークを水平から垂直
に捻回して順送し、一対の導電性スライダーによ
り該ワークを左右から挾持しつつ所定電力を供給
し、且つ順送されるワークの水平左右方向及び垂
直上方向の自由度を規制して処理位置を正確に設
定し、又、軟質弾性体により魅端円環状に形成し
た一対のタイミングベルトで該ワークを挾持し乍
ら引張駆動し、この状態下で高速移送されるワー
クに、下地メツキ処理及び被メツキ域に部分メツ
キ処理するようにしてあるから、次のような特徴
を有する。
コネクター用端子等のワークの場合、条材状
原材料が具有するカーリングやウネリ、或いは
蛇行など高速連続メツキ処理に対する不利な条
件を制御し、且つ該ワークの形状や寸法の多様
性に対しても単一的システムで対応可能であつ
て頗る汎用性が高い。
原材料が具有するカーリングやウネリ、或いは
蛇行など高速連続メツキ処理に対する不利な条
件を制御し、且つ該ワークの形状や寸法の多様
性に対しても単一的システムで対応可能であつ
て頗る汎用性が高い。
順送されるワークの垂直方向及び水平方向の
位置ズレを常時規制し、部分メツキ処理ステー
シヨンに於ける正確な位置決めを行ない、精密
部分メツキの高速処理を可能とした。
位置ズレを常時規制し、部分メツキ処理ステー
シヨンに於ける正確な位置決めを行ない、精密
部分メツキの高速処理を可能とした。
長尺の条材状ワークの保持乃至移送に際し、
スリツプや不安定走行等の速比変化を皆無と
し、始動時の速度安定化が迅速であり、且つ確
実なワーク保持と高速連続移送及びワークの伸
直性維持を可能にし、前記のワーク位置決めを
より確実なものとしている。
スリツプや不安定走行等の速比変化を皆無と
し、始動時の速度安定化が迅速であり、且つ確
実なワーク保持と高速連続移送及びワークの伸
直性維持を可能にし、前記のワーク位置決めを
より確実なものとしている。
高速連続移送されるワークに対し要接触状態
で所定電力の給電を可能とし、ジユール熱等の
電気的トラブルを抑止せしめメツキ電流の高電
流密度を保持し、メツキ時間の大巾短縮及びメ
ツキ処理効率とメツキ品位を著しく高めること
ができる。
で所定電力の給電を可能とし、ジユール熱等の
電気的トラブルを抑止せしめメツキ電流の高電
流密度を保持し、メツキ時間の大巾短縮及びメ
ツキ処理効率とメツキ品位を著しく高めること
ができる。
上記給電に際し、常時ワークの被給電面をワ
イピングしている為、メツキ処理に際し不利と
なる異物の付着や酸化物や塩基物等の除去が行
なわれ、メツキ電流密度をより大きく取ること
が可能となる。
イピングしている為、メツキ処理に際し不利と
なる異物の付着や酸化物や塩基物等の除去が行
なわれ、メツキ電流密度をより大きく取ること
が可能となる。
所定の張力でワーク全体を緊張し乍ら高速連
続移送するので、ワークの自重で中弛み状態と
なり装置の他処と接触しワークを損傷すること
が防止できる。
続移送するので、ワークの自重で中弛み状態と
なり装置の他処と接触しワークを損傷すること
が防止できる。
ワーク形状等が変形し易いものであつても、
これを挾持し乍ら引張る際に、軟質弾性体を介
してその保持力をワーク全体に分散せしめ且つ
ワークの凹凸部に軟質弾性体材が咬い込むよう
にして引張るから、ワークの変形損傷等の事故
が皆無である。
これを挾持し乍ら引張る際に、軟質弾性体を介
してその保持力をワーク全体に分散せしめ且つ
ワークの凹凸部に軟質弾性体材が咬い込むよう
にして引張るから、ワークの変形損傷等の事故
が皆無である。
ワークをコイル状に巻回したリールを新しい
ものと交換する場合、メツキラインの運転速度
を低下させたり停止せずに、連続定速運転の下
で新旧両コイル端の接続を行えるので、安定し
たワーク供給が可能である。
ものと交換する場合、メツキラインの運転速度
を低下させたり停止せずに、連続定速運転の下
で新旧両コイル端の接続を行えるので、安定し
たワーク供給が可能である。
間歇的な部分メツキ処理と連続的な下地メツ
キ処理との連結部に生じる弛み量を自動的に検
出し、その検出信号によりメツキ処理時間やワ
ーク移送速度を自動補正するので、全体のライ
ンバランスを正確に保持できる。
キ処理との連結部に生じる弛み量を自動的に検
出し、その検出信号によりメツキ処理時間やワ
ーク移送速度を自動補正するので、全体のライ
ンバランスを正確に保持できる。
ワークの移送状態が、垂直状態で横送りであ
る為、ワークの伸直性は固より、各段の処理液
の槽外搬出や、処理液の希釈化を抑制できる。
る為、ワークの伸直性は固より、各段の処理液
の槽外搬出や、処理液の希釈化を抑制できる。
又、前記したようにワークの中弛みが殆んどな
いため、ワーク移送速度を極めて速くすることが
できる。
いため、ワーク移送速度を極めて速くすることが
できる。
第1図はワークの説明斜視図、第2図は従来の
連続メツキ処理手段に係るシステム説明図、第3
図は同上システム中の給電部の斜視図、第4図は
同上ワークガイドの斜視図である。第5図以下は
本発明の実施例に係わるものであつて、第5図は
第1実施例に係わる高速連続メツキ処理システム
の説明図、第6図は同上システム中の捻回ローラ
ーの斜視図、第7図は同上システム中の給電装置
の平面図、第8図は同上システム中のローラーガ
イドの斜視図、第9図は同上ローラーガイドの他
の実施態様を示す斜視図、第10図は同上システ
ム中の部分メツキ装置の断面説明図であり、第1
1図は同上システム中のワーク駆動装置の平面
図、第12図は第2実施例に係わる高速連続メツ
キ処理システムの説明図、第13図イは同上シス
テム中のスラツクタワーの正面説明図、第13図
ロは同上システム中のスラツクタワーの作動状態
を示す正面説明図、第14図は第3実施例に係わ
る高速連続メツキ処理システムの説明図、第15
図は同上システム中の弛み検出装置の正面説明
図、第16図は第4実施例に係る複数の部分メツ
キ処理手段を備えたメツキ処理システム図であ
る。 W……ワーク、2……キヤリア、3……端子、
31……アンコイラー、32……捻回ローラー、
33……給電装置、34……ローラーガイド、3
5……前処理及び下地メツキ処理装置、36……
部分メツキ処理装置、37……後処理装置、38
……ワーク駆動装置、39……復元ローラー、4
0……コイラー、41……水平ローラー、42…
…垂直ローラー、43……可動側スライダー、4
3′……固定側スライダー、44……スライドピ
ン、45……フレーム、46……コイルスプリン
グ、47A,47B,47C……ローラー、48
A,48B,48C……ローラー、49……マス
ク、50……外套管、51……排気管、52……
吸気機構、53……ノズル、54A,54B……
タイミングベルト、55……駆動ギヤ、56……
従動ギヤ、57……ギヤーベルト、58……スポ
ンジベルト、59A,59B……押板、60……
ローラー、61……スラツクタワー、62……固
定ローラー、63A,63B……可動ローラー、
S……弛み部分、64……弛み検出装置、65…
…ガイドポール、66……センサー。
連続メツキ処理手段に係るシステム説明図、第3
図は同上システム中の給電部の斜視図、第4図は
同上ワークガイドの斜視図である。第5図以下は
本発明の実施例に係わるものであつて、第5図は
第1実施例に係わる高速連続メツキ処理システム
の説明図、第6図は同上システム中の捻回ローラ
ーの斜視図、第7図は同上システム中の給電装置
の平面図、第8図は同上システム中のローラーガ
イドの斜視図、第9図は同上ローラーガイドの他
の実施態様を示す斜視図、第10図は同上システ
ム中の部分メツキ装置の断面説明図であり、第1
1図は同上システム中のワーク駆動装置の平面
図、第12図は第2実施例に係わる高速連続メツ
キ処理システムの説明図、第13図イは同上シス
テム中のスラツクタワーの正面説明図、第13図
ロは同上システム中のスラツクタワーの作動状態
を示す正面説明図、第14図は第3実施例に係わ
る高速連続メツキ処理システムの説明図、第15
図は同上システム中の弛み検出装置の正面説明
図、第16図は第4実施例に係る複数の部分メツ
キ処理手段を備えたメツキ処理システム図であ
る。 W……ワーク、2……キヤリア、3……端子、
31……アンコイラー、32……捻回ローラー、
33……給電装置、34……ローラーガイド、3
5……前処理及び下地メツキ処理装置、36……
部分メツキ処理装置、37……後処理装置、38
……ワーク駆動装置、39……復元ローラー、4
0……コイラー、41……水平ローラー、42…
…垂直ローラー、43……可動側スライダー、4
3′……固定側スライダー、44……スライドピ
ン、45……フレーム、46……コイルスプリン
グ、47A,47B,47C……ローラー、48
A,48B,48C……ローラー、49……マス
ク、50……外套管、51……排気管、52……
吸気機構、53……ノズル、54A,54B……
タイミングベルト、55……駆動ギヤ、56……
従動ギヤ、57……ギヤーベルト、58……スポ
ンジベルト、59A,59B……押板、60……
ローラー、61……スラツクタワー、62……固
定ローラー、63A,63B……可動ローラー、
S……弛み部分、64……弛み検出装置、65…
…ガイドポール、66……センサー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平状態で繰り出された条材状のワークを全
処理工程の最前段に於て90度捻回し垂直状態にし
て順送する手段と、上記状態のワークの両面を挟
持する状態で面接触し且つ所定のメツキ電流をそ
の接触面全面から印加する給電手段と、垂直状態
で移送されるワークに対しその上部と左右の各方
向の揺動を規制し乍らこれを移送する手段と、ワ
ークにメツキ前処理及び下地メツキを連続して処
理する手段と、下地メツキされたワークに所定の
被メツキ域を設定し且つ当該部分に微小部分メツ
キを処理する手段と、洗浄等の後処理をするメツ
キ後処理手段と、メツキ処理後のワークを弾性材
で挟持し乍ら所定の力で強制的に引張り順送する
ワーク駆動手段と、該ワーク駆動手段の次段にあ
つて前記垂直状態のワークを90度捻回して再び水
平状態に復元する手段から成る高速メツキ処理方
法。 2 コイル状に巻回されたワークを水平状態で繰
り出すアンコイラーと、ワークを水平に挟持し乍
ら軸回転する一対の水平ローラー及びこれと所定
距離隔てた処でワークを垂直に挟持し乍ら軸回転
する一対の垂直ローラーとで構成し水平状態のワ
ークを90度捻回し垂直状態で順送する捻回ローラ
ーと、ワークと面接触する平坦面が形成された一
対の導電性スライダーを対峙させ且つその一方に
所定の圧力を付勢せしめ両スライダーにより該ワ
ークを挟持しつつメツキ電流を印加すようにした
給電装置と、垂直状態で移送された該ワークとの
接触面が各々内側に傾斜する3本のローラーを各
回転軸心が平面2等辺3角形を構成するように接
近配設したガイドローラーと、上記ワークに所定
の前処理及び下地メツキ処理をする前処理及び下
地メツキ処理装置と、該下地メツキ処理済みのワ
ークに被メツキ域を設定し且つそこに貴金属等の
微小部分メツキ処理をする部分メツキ装置と、軟
質弾性材が貼設された一対の無端ベルトを同一方
向に旋回自在に対設し該ワークを挟持し乍ら引張
るワーク駆動装置と、垂直状態のワークを挟持し
軸回転する一対垂直ローラー及びこれと所定距離
隔てた位置で該ワークを水平に挟持し軸回転する
一対の垂直ローラーとで構成されワークを垂直状
態から水平状態に変換して順送する復元ローラー
と、水平状態に戻されたワークを巻回するコイラ
ーとから成る高速メツキ処理装置。 3 上記アンコイラーと捻回ローラーの間、及び
復元ローラーとコイラーの間に、水平軸回転する
固定ローラーと該ローラーを挟んで上下に位置し
且つ互いに接離自在な複数の可動ローラーで構成
したスラツクタワーを、各々配備したことを特徴
とする特許請求の範囲第2項記載の高速メツキ処
理装置。 4 前記部分メツキ処理装置の前後両段に、ワー
クの弛み量検知用センサーを具備し且つ該検知信
号でワークの移送速度やメツキ処理時間等を制御
する弛み検出装置を配設したことを特徴とする特
許請求の範囲第2項乃至第3項記載の高速メツキ
処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4736387A JPS63213693A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 高速メツキ処理方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4736387A JPS63213693A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 高速メツキ処理方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63213693A JPS63213693A (ja) | 1988-09-06 |
| JPH0242913B2 true JPH0242913B2 (ja) | 1990-09-26 |
Family
ID=12773027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4736387A Granted JPS63213693A (ja) | 1987-03-02 | 1987-03-02 | 高速メツキ処理方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63213693A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0517031U (ja) * | 1991-08-24 | 1993-03-05 | 矢崎総業株式会社 | 支柱立設装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101045605B1 (ko) * | 2006-12-05 | 2011-06-30 | (주) 신진하이텍 | 핀단자띠용 전해도금 장치 |
| JP5630658B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2014-11-26 | 住友金属鉱山株式会社 | 化学処理装置、めっき装置およびその装置を用いためっき処理方法 |
| CN102366776B (zh) * | 2011-09-28 | 2013-07-17 | 安徽永钰过滤器有限公司 | 过滤器支撑中心管板材送料装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5728839U (ja) * | 1980-07-25 | 1982-02-15 | ||
| JPS58137655U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-16 | 三ツ矢電気鍍金工業株式会社 | フ−プ材の送り装置 |
-
1987
- 1987-03-02 JP JP4736387A patent/JPS63213693A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0517031U (ja) * | 1991-08-24 | 1993-03-05 | 矢崎総業株式会社 | 支柱立設装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63213693A (ja) | 1988-09-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6586484B2 (ja) | リール装置、ワイヤーソー、及び半導体インゴットの切断方法 | |
| JP5202532B2 (ja) | 太陽電池モジュール搬送ライン | |
| KR100481427B1 (ko) | 코일형 전극군의 제조방법 및 제조장치 | |
| JP5326322B2 (ja) | 給電装置、ウェブ用電解めっき装置 | |
| KR101511584B1 (ko) | 롤 투 롤 반도체부품 제조장치 및 그에 적용되는 이송방법 | |
| JPH0242913B2 (ja) | ||
| FI88782B (fi) | Anordning att placera traodet i ett plastfolie | |
| JP2022074816A (ja) | 清掃装置および清掃方法 | |
| CN215287248U (zh) | 料带收放卷装置 | |
| CN114151519B (zh) | 送把链轮传动机构 | |
| JP7095650B2 (ja) | 蛇行補正装置のグリス供給方法 | |
| CN211616956U (zh) | 一种皮带式硅片传输装置及具有其的丝网印刷机 | |
| JP2898281B2 (ja) | 短冊材のめっき装置及び短冊材の搬送方法 | |
| CN114836812A (zh) | 传动装置、水平电镀设备及卷对卷水平电镀生产线 | |
| CN216471142U (zh) | 一种双料带送料机构 | |
| CN213770854U (zh) | 一种用于锥形收线盘的收线装置 | |
| CN221884886U (zh) | 一种多线绕线装置 | |
| CN223509376U (zh) | 一种放线设备 | |
| KR200160427Y1 (ko) | 리드 프레임 공급장치 | |
| CN220335335U (zh) | 一种阴极上电结构和电镀设备 | |
| JP2005101030A (ja) | Tabテープ駆動ユニット | |
| TW434330B (en) | Plating device and carry method for strip material | |
| CN213835610U (zh) | 连续镀敷装置 | |
| KR200498657Y1 (ko) | 제박기용 연마장치 | |
| CN100447307C (zh) | 矩形材料的电镀装置及矩形材料的运送方法 |