JPH0242981B2 - - Google Patents

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JPH0242981B2
JPH0242981B2 JP11940985A JP11940985A JPH0242981B2 JP H0242981 B2 JPH0242981 B2 JP H0242981B2 JP 11940985 A JP11940985 A JP 11940985A JP 11940985 A JP11940985 A JP 11940985A JP H0242981 B2 JPH0242981 B2 JP H0242981B2
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panels
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄筋コンクリート造外壁の外面に通
気層と断熱材層を設けて所謂通気層のある外断熱
とした外壁の外断熱工法に関する。
〔従来の技術〕
鉄筋コンクリート造外壁の外面に通気層と断熱
材層を設けて外断熱とする外壁の外断熱工法とし
ては、第10図に示すように、現場打ちコンクリ
ートによるコンクリート壁aの外面にフオームポ
リスチレン等の断熱材bとそれを保護するプレキ
ヤストコンクリート板cとを施工し、プレキヤス
トコンクリート板cと断熱材bとの間に通気層d
を形成するものが((株)丸善発行・日本建築学会編
『建築設計資料集成・第一巻』)等によつて既に知
られている。図中、eは室内側の面の仕上げ材で
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の外断熱工法によれば、コンクリート壁a
をコンクリートの現場打ちによつて構築するた
め、仮枠工事(型枠の現場搬入、組立、解体撤
去)に多大の労力と費用を要するばかりでなく、
コンクリート壁aに埋め込まれたアンカーボルト
にプレキヤストコンクリート板cを取り付けてい
るので、コンクリート壁aの脱型後でないとプレ
キヤストコンクリート板cを施工できず、工期が
長くなる欠点がある。また、コンクリート骨材と
しての天然骨材が海砂、山砂(砕石)に頼られる
ようになつて、コンクリート中の補強鉄筋の錆、
錆による鉄筋の膨張によるコンクリートのクラツ
ク、コンクリート片の剥離脱落による劣化の促進
等が社会問題になつているところから、近年、人
工骨材(膨張頁岩によるビルトンやメサライト等
の人工軽量骨材、火山灰によるシラスバルーン、
磁器質のセラミツク骨材)の開発、実用化が盛ん
であるが、上記の工法では、コンクリート壁aに
人工骨材を使用して、コンクリート骨材の品質を
グレードアツプすれば、高価な人工骨材が多量に
使用されることになり、経済性の面で不利であ
る。
上記の従来欠点に鑑み、本発明は、現場打ちコ
ンクリートの長所を生かし且つ天然骨材の経済性
を尊重しつつ、人工骨材の使用量が少なくて済む
比較的薄いコンクリート外皮材で現場打ちコンク
リートの短所を補い且つ断熱材の位置がずれない
ように前記外皮材で断熱材を所定位置に確実に保
持することにより、全体として高品質で耐久性が
あり且つ通気層と断熱材による設計通りの結露防
止ならびに断熱効果が得られる外壁を経済的に構
築できる新規かつ有用な外壁の外断熱工法を提案
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による外壁の外断熱工法は、裏面に複数
の隆起部が所定間隔で整列配置されたセメント系
パネルと、裏面に前記隆起部の高さよりも低い複
数の隆起部が所定間隔で整列配置されたセメント
系パネルとを、前者を室内側に位置させ且つ裏面
同士を相対向させて配置すると共に、両パネル間
には断熱材を、両パネルの前記隆起部で挟持され
た状態に配置し、両パネルを前記隆起部の位置に
おいて断熱材を貫通するボルトにて連結し、前記
断熱材とその外側のパネルとの間の空隙を通気層
に形成する一方、前記断熱材とその内側のパネル
との間の空隙に、壁筋を配置した状態で、コンク
リートを現場打ちして、通気層のある外断熱の外
壁とすることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、室内側に位置させたセメ
ント系パネルの隆起部よりも室外側に位置させた
セメント系パネルの隆起部の背が低いので、両パ
ネルの隆起部で挟持された断熱材は、壁厚の中心
よりも室外に偏つた位置に埋め込まれることにな
り、また、上記断熱材と室内側パネルとの間の空
隙に壁筋の配筋、コンクリート打設を行うことに
より、断熱材よりも室内側に外壁としての必要な
強度を負担する鉄筋コンクリート造の壁体が形成
されることになり、いわゆる外断熱の外壁が構築
されるのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図に示すように、裏面に側面視で
台形状をなす複数の独立した(縦横にも斜めにも
連続していない)隆起部1a…が所定間隔で縦横
に整列配置されたポリマーセメントモルタル等よ
り成るセメント系パネル1と、裏面に複数の縦に
連続した隆起部2a…が所定間隔で整列配置され
た同一材料より成るセメント系パネル2とを、前
者が室内側に位置し且つ裏面同士が対向して位置
する状態に配置すると共に、両パネル1,2間に
は、断熱材3を、両パネル1,2の隆起部1a
…,2a…で挟持された状態に配置し、断熱材3
を貫通するステンレス製あるいは防錆処理の施さ
れた鋼製のボルト4…とその端部に螺合する同様
な材質のナツト部材5…により、両パネル1,2
を前記隆起部1a,2aの位置において相互に連
結する。断熱材3は両側から隆起部1a,2aで
挟持されることにより、外壁の外面寄りの所定位
置に保持される。また断熱材3とその外側のパネ
ル2との間の上下に連続する空隙sは通気層6に
形成される。断熱材3とその内側のパネル1との
間の縦横格子状に連続する空隙Sには、縦横の壁
筋7を配置する。これらの壁筋7…は、両パネル
1,2をボルト4…連結する前に、パネル1の裏
面適所に打ち込み金具8…等で固着される。
尚、前記各ボルト4…には、断熱材2を貫通す
る部分に圧縮強度の大きい材料よりなるスリーブ
(例えば、鋼製スリーブ)9…が套嵌され、ボル
ト4…とナツト部材5…を締め付けたとき、スリ
ーブ9…の両端面が両パネル1,2の隆起部1
a,2aに当接して両パネル1,2間の間隔を一
定以上に保ち、前記断熱材3が隆起部1a…,2
a…によつて一定厚さ以下に押し潰されることを
防止すべく構成してある。これらのスリーブ9…
は、建築現場で断熱材3の所定位置に差し込まれ
たものであるが、第5図に示す如く、両端に鍔部
を有する鳩目状のスリーブ9として、これを予
め、断熱材9に所定間隔おき取り付けておいても
よい。断熱材3としては、グラスウール、フオー
ムポリスチレン、フエノール樹脂パネル等、種々
の材質のものを使用できる。
次に、第3図、第4図に示す如く、前記空隙S
にコンクリート10を現場打ちして、この現場打
ちコンクリート10とパネル1との合成壁を構築
し、両パネル1,2の表面にモルタルの吹付け等
による仕上げ材11…を施して、通気層6のある
外断熱とした外壁Wとする。
前記ボルト4…は、現場打ちコンクリート10
の側圧による両パネル1,2の変形やパネル1,
2間隔の拡大等を防止するセパレータとしての役
目と、断熱材3の外側に位置するパネル2を前記
合成壁に連結する(従来のアンカーボルトと同様
な)役目を果たす。前記パネル1は、第6図、第
7図に示すように、良質の川砂又は人工骨材を使
用したモルタルにSBRポリマーを含浸させたポ
リマーセメントモルタル等の材料よりなる中空形
状の、つまり、第6図に断面形状を示すように、
所定の間隔lを隔てて相対向する2枚の平板状部
分と両平板状部分間に位置する複数(図面上では
2本)のリブ1b…とから成るパネル素材Aを真
空押出し成型機Bにより連続的に押出し成型しつ
つ、当該パネル素材Aがまだ固まらないうちに、
当該パネル素材Aの移動径路を横断する位置に設
けられた切断用のピアノ線Cをリブ1b…の高
さ、つまり、前記パネル素材Aにおける平板状部
分間の間隔lの範囲内で上下移動させて、第7図
に示すように、リブ1b…をジグザグ状に切断す
ることにより、パネル素材Aを上下に二分し、こ
の二分されたパネル素材を所定長さに裁断すると
共に、必要な位置にボルト挿入孔を穿設して製造
されたものである。外側のパネル2は、第8図に
示すように背の低いリブ2b…を有する中空形状
のパネル素材A′を定位置に静止したピアノ線
C′で上下に二分して製造したものであり、材料や
真空押出し成型機の使用等は内側のパネル1と同
じである。
両パネル1,2は、真空押出し成型により、空
隙率がゼロに近い蜜実なプレキヤストコンクリー
ト製品となつており、しかもセメント+骨材の結
晶をポリマー接着剤で補強した効果を伴うため、
引張強度、曲げ強度が高められ、セメント系パネ
ルであるにもかかわらず靭性に富んだものとな
る。
従つて、現場打ちコンクリート10の骨材とし
て海砂や山砂を使用しても、その短所を外皮材で
あるパネル1,2によつて十分に補うことが可能
であり、全体として高品質で耐久性のある、しか
も断熱材3が壁厚方向に偏倚せず、設計通りの断
熱効果が発揮される外壁Wとなる。内側のパネル
1…同士及び外側のパネル2…同士は、現場打ち
コンクリート10を介して連結されるため、パネ
ル同士の連結部材は原則的には必要がないが、予
め複数のパネル1…又は2…を連結して大型パネ
ル化する場合には、パネルの縦目地部分に適当な
連結部材を用いる必要がある。
第9図は本発明の別実施例を示す。隆起部2a
…の配置間隔は、現場打ちコンクリート10の側
圧によつて断熱材3が外側へ変形しないように断
熱材3を支持できる寸法に設定されるものであ
り、内側パネル1の隆起部1aの配置間隔と合致
させる必要はない。
また上記各実施例では、いずれも外側パネル2
の隆起部2aを縦に連続した形状としたが、内側
パネル1の隆起部1a…と同様に独立した、つま
り、縦横や斜めに連続していない形状の隆起部と
して実施することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述した構成よりなるため、次の如
き効果を有する。
一対のセメント系パネル間に、断熱材を設置
した状態で、断熱材とその内側のパネル間にコ
ンクリートの現場打ちを行うので、パネルが現
場打ちコンクリートの外皮材となつて仮枠工事
が大幅に省略され、工期が短縮される。この場
合、室内側に位置させたセメント系パネルの隆
起部よりも室外側に位置させたセメント系パネ
ルの隆起部の背が低いので、両パネルの隆起部
で挟持された断熱材は、壁厚の中心よりも室外
側に偏つた位置に埋め込まれることになり、ま
た、上記断熱材と室内側パネルとの間の空隙に
壁筋の配筋、コンクリート打設を行うことによ
り、断熱材よりも室内側に外壁としての必要な
強度を負担する鉄筋コンクリート造の壁体が形
成されることになり、いわゆる外断熱の外壁が
構築されるのである。
断熱材が両パネル裏面の隆起部で挟持されて
いるため、断熱材を容易に所定位置に保持で
き、断熱材と内側パネルとの間の空隙にコンク
リートを現場打ちする際、コンクリートの側圧
によつて断熱材が外側に変形することを、外側
パネルの隆起部によつて阻止することができる
ので、所定断面積の通気層を確保できる。従つ
て、通気層のある外断熱としての設計通りの結
露防止・断熱効果が発揮される。
前記パネルは現場打ちコンクリートの外皮材
としての厚さを有するものであれば足り、人工
骨材やポリマーセメントモルタル等を使用して
も、それらの使用量が少ないため、パネルの材
料費を低く抑えることができる。また現場打ち
コンクリートの骨材として、海砂や山砂を使用
しても、人工骨材やポリマーセメントモルタル
を使用した高品質、高強度のセメント系パネル
で現場打ちコンクリートの短所を補うことがで
きる。従つて、全体として高品質で耐久性のあ
る外壁を経済的に構築することができる。
パネル同士を連結するボルトの長さを変更す
るだけで、いかなる厚さの断熱材にも対処でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の実施例を示し、第
1図と第2図は施工途中の外壁の縦断側面図と横
断平面図、第3図と第4図は施工完了後の外壁の
縦断側面図と横断平面図である。第5図はスリー
ブの一例を示す断面図、第6図と第7図と第8図
はセメント系パネルの製造方法の説明図である。
第9図は本発明の別の実施例を示す施工途中の外
壁の横断平面図である。第10図は従来例の説明
図である。 1,2…パネル、1a,2a…隆起部、3…断
熱材、7…通気層、10…現場打ちコンクリー
ト、S,s…空隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 裏面に複数の隆起部が所定間隔で整列配置さ
    れたセメント系パネルと、裏面に前記隆起部の高
    さよりも低い複数の隆起部が所定間隔で整列配置
    されたセメント系パネルとを、前者を室内側に位
    置させ且つ裏面同士を相対向させて配置すると共
    に、両パネル間には断熱材を、両パネルの前記隆
    起部とで挟持された状態に配置し、両パネルを前
    記隆起部の位置において断熱材を貫通するボルト
    にて連結し、前記断熱材とその外側のパネルとの
    間の空隙を通気層に形成する一方、前記断熱材と
    その内側のパネルとの間の空隙に、壁筋を配置し
    た状態で、コンクリートを現場打ちして、通気層
    のある外断熱の外壁とすることを特徴とする外壁
    の外断熱工法。
JP11940985A 1985-05-31 1985-05-31 外壁の外断熱工法 Granted JPS61277748A (ja)

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JP11940985A JPS61277748A (ja) 1985-05-31 1985-05-31 外壁の外断熱工法

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JPS61277748A JPS61277748A (ja) 1986-12-08
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