JPH0243622Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0243622Y2 JPH0243622Y2 JP1984168427U JP16842784U JPH0243622Y2 JP H0243622 Y2 JPH0243622 Y2 JP H0243622Y2 JP 1984168427 U JP1984168427 U JP 1984168427U JP 16842784 U JP16842784 U JP 16842784U JP H0243622 Y2 JPH0243622 Y2 JP H0243622Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- oxide film
- around
- margin
- morse taper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は改良された緩和浸炭モールス・テーパ
ーシヤンクドリルに関するものである。
ーシヤンクドリルに関するものである。
モールス・テーパーシヤンクドリルは、通常、
14mmφ以下の細径の寸法のものはいわゆる全黒ド
リル、すなわち溝部、マージン部および二番取り
面にホモ処理による酸化皮膜をほどこしたドリル
として製作される。しかし、14mmφをこえる太径
のモールス・テーパーシヤンクドリルは、熱処理
後の曲り嬌正が困難なため、ホモ処理後外径研削
を行なう工程をとるため、マージン部のホモ処理
による酸化皮膜は除去され、いわゆる白黒ドリル
として製作される。
14mmφ以下の細径の寸法のものはいわゆる全黒ド
リル、すなわち溝部、マージン部および二番取り
面にホモ処理による酸化皮膜をほどこしたドリル
として製作される。しかし、14mmφをこえる太径
のモールス・テーパーシヤンクドリルは、熱処理
後の曲り嬌正が困難なため、ホモ処理後外径研削
を行なう工程をとるため、マージン部のホモ処理
による酸化皮膜は除去され、いわゆる白黒ドリル
として製作される。
この酸化皮膜は、ドリル切刃およびマージン部
と被切削材との焼付防止に効果があり、また溝面
の切粉の排出を円滑にする効果を有する。したが
つて、14mmφをこえる白黒ドリルの場合には、マ
ージン部の酸化皮膜を研削除去してしまうため、
マージン部と被切削材との摩擦抵抗が大となり、
焼付を生じやすいという問題点がある。
と被切削材との焼付防止に効果があり、また溝面
の切粉の排出を円滑にする効果を有する。したが
つて、14mmφをこえる白黒ドリルの場合には、マ
ージン部の酸化皮膜を研削除去してしまうため、
マージン部と被切削材との摩擦抵抗が大となり、
焼付を生じやすいという問題点がある。
緩和浸炭モールス・テーパーシヤンクドリル
は、切削によつてドリルの溝加工を行なつたの
ち、高速度鋼の変態点以下の温度、たとえば750
℃、において、表面Cを1.1%前後、浸炭深さを
約0.5mmとなるような緩和浸炭を行ない、その後、
焼入、焼もどしの熱処理をほどこしたもので、表
面硬さがHv940前後に上昇し、耐摩耗性が著しく
向上し、ドリルの寿命が50%以上向上するもので
ある。
は、切削によつてドリルの溝加工を行なつたの
ち、高速度鋼の変態点以下の温度、たとえば750
℃、において、表面Cを1.1%前後、浸炭深さを
約0.5mmとなるような緩和浸炭を行ない、その後、
焼入、焼もどしの熱処理をほどこしたもので、表
面硬さがHv940前後に上昇し、耐摩耗性が著しく
向上し、ドリルの寿命が50%以上向上するもので
ある。
しかし、14mmφをこえる太径の緩和浸炭モール
ス・テーパーシヤンクドリルの場合は、ホモ処理
後外径研削を行なうので、マージン部の酸化皮膜
が除去され、Hv940前後の高硬度のマージン部と
被切削材の摩擦抵抗が大となり、焼付を生じやす
いという問題点があつた。
ス・テーパーシヤンクドリルの場合は、ホモ処理
後外径研削を行なうので、マージン部の酸化皮膜
が除去され、Hv940前後の高硬度のマージン部と
被切削材の摩擦抵抗が大となり、焼付を生じやす
いという問題点があつた。
本考案は以上の問題点を解決するためになされ
たものであつて、本考案の緩和浸炭モールス・テ
ーパーシヤンクドリルは、高速度鋼棒材を溝切り
加工および二番取り加工後750℃前後の温度で表
面Cが1.1%前後になるような緩和浸炭を施し、
ひきつづいて焼入・焼もどしを施し、溝研摩、ホ
モ処理後外経研削および刃つけを行ない、220℃
前後の大気雰囲気中で約2時間加熱して黄金色の
酸化皮膜を形成したマージン部およびシヤンク部
を有する構造を特徴とする。
たものであつて、本考案の緩和浸炭モールス・テ
ーパーシヤンクドリルは、高速度鋼棒材を溝切り
加工および二番取り加工後750℃前後の温度で表
面Cが1.1%前後になるような緩和浸炭を施し、
ひきつづいて焼入・焼もどしを施し、溝研摩、ホ
モ処理後外経研削および刃つけを行ない、220℃
前後の大気雰囲気中で約2時間加熱して黄金色の
酸化皮膜を形成したマージン部およびシヤンク部
を有する構造を特徴とする。
以下、本考案の一実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
つ説明する。
ドリル1前方に刃部2およびねじれ溝3が設け
られ、の刃部2の先端に1対の切れ刃4,4が形
成されている。刃部2は切れ刃4,4、マージン
部5,5、二番取り面6,6、チゼルエツジ7か
ら成る構成を有する。切れ刃4,4およびマージ
ン部5,5には本考案の目的に適合する所定の酸
化皮膜が形成されている。該酸化皮膜の形成手段
は次のとおりである。高速度鋼棒材を溝切り加工
および二番取り加工後、750℃前後の温度で、表
面Cが1.1%前後になるような緩和浸炭を施し、
ひきつづいて焼入・焼もどしを施し、溝研摩、ホ
モ処理後外径研削および刃つけを行ない、最後
に、220℃前後の大気雰囲気中で約2時間加熱し
て、黄金色の酸化皮膜を切れ刃4,4およびマー
ジン部5,5に形成する。黄金色の酸化皮膜は、
酸化鉄の一種である。
られ、の刃部2の先端に1対の切れ刃4,4が形
成されている。刃部2は切れ刃4,4、マージン
部5,5、二番取り面6,6、チゼルエツジ7か
ら成る構成を有する。切れ刃4,4およびマージ
ン部5,5には本考案の目的に適合する所定の酸
化皮膜が形成されている。該酸化皮膜の形成手段
は次のとおりである。高速度鋼棒材を溝切り加工
および二番取り加工後、750℃前後の温度で、表
面Cが1.1%前後になるような緩和浸炭を施し、
ひきつづいて焼入・焼もどしを施し、溝研摩、ホ
モ処理後外径研削および刃つけを行ない、最後
に、220℃前後の大気雰囲気中で約2時間加熱し
て、黄金色の酸化皮膜を切れ刃4,4およびマー
ジン部5,5に形成する。黄金色の酸化皮膜は、
酸化鉄の一種である。
シヤンク部8はテーパーシヤンクとして構成さ
れており、ボール盤等のチヤツクに取り付けるこ
とができる。9はテーパーシヤンク8の後端に形
成されたタングである。シヤンク部8にも上に述
べたと同様の酸化皮膜が形成されている。
れており、ボール盤等のチヤツクに取り付けるこ
とができる。9はテーパーシヤンク8の後端に形
成されたタングである。シヤンク部8にも上に述
べたと同様の酸化皮膜が形成されている。
刃部2に形成された首10の後端とテーパーシ
ヤンク8の前端とを溶接により一体的に結合す
る。11は溶接部を示す。
ヤンク8の前端とを溶接により一体的に結合す
る。11は溶接部を示す。
本考案のドリルは上述の構造から成り、酸化皮
膜の摩擦抵抗が小さいため、高硬度のマージン部
と被切削材との摩擦抵抗が小となり、焼付による
摩耗を防ぐことができ、緩和浸炭ドリルの寿命向
上に著しく貢献する。また、この黄金色酸化皮膜
は良好な耐銹性を有するので、シヤンク部の防錆
にも効果的である。
膜の摩擦抵抗が小さいため、高硬度のマージン部
と被切削材との摩擦抵抗が小となり、焼付による
摩耗を防ぐことができ、緩和浸炭ドリルの寿命向
上に著しく貢献する。また、この黄金色酸化皮膜
は良好な耐銹性を有するので、シヤンク部の防錆
にも効果的である。
第1図は本考案のドリルの一実施例の側面図、
第2図はその刃先端面図である。 1……ドリル、2……刃部、3……ねじれ溝、
4……切れ刃、5……マージン部、6……二番取
り面、7……チゼルエツジ、8……シヤンク部、
9……タング、10……首、11……溶接部。
第2図はその刃先端面図である。 1……ドリル、2……刃部、3……ねじれ溝、
4……切れ刃、5……マージン部、6……二番取
り面、7……チゼルエツジ、8……シヤンク部、
9……タング、10……首、11……溶接部。
Claims (1)
- 高速度鋼製刃部と、構造用合金鋼、構造用炭素
鋼または熱間ダイス鋼製のシヤンク部から成るモ
ールス・テーパーシヤンクドリルにおいて、高速
度鋼棒材を溝切り加工および二番取り加工後750
℃前後の温度で表面Cが1.1%前後になるような
緩和浸炭を施し、ひきつづいて焼入・焼もどしを
施し、溝研摩、ホモ処理後外径研削および刃つけ
を行ない、220℃前後の大気雰囲気中で約2時間
加熱して黄金色の酸化皮膜を形成したマージン部
およびシヤンク部を有する構造を特徴とする緩和
浸炭モールス・テーパーシヤンクドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984168427U JPH0243622Y2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984168427U JPH0243622Y2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6185307U JPS6185307U (ja) | 1986-06-05 |
| JPH0243622Y2 true JPH0243622Y2 (ja) | 1990-11-20 |
Family
ID=30726195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984168427U Expired JPH0243622Y2 (ja) | 1984-11-06 | 1984-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243622Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5439821B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2014-03-12 | 株式会社タンガロイ | ドリルおよび該ドリルの研削加工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826430A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-16 | 三菱電機株式会社 | 回路しや断器 |
-
1984
- 1984-11-06 JP JP1984168427U patent/JPH0243622Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6185307U (ja) | 1986-06-05 |
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