JPH0243691B2 - - Google Patents
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- JPH0243691B2 JPH0243691B2 JP55162743A JP16274380A JPH0243691B2 JP H0243691 B2 JPH0243691 B2 JP H0243691B2 JP 55162743 A JP55162743 A JP 55162743A JP 16274380 A JP16274380 A JP 16274380A JP H0243691 B2 JPH0243691 B2 JP H0243691B2
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- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
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Description
本発明は、高密度にオリフイスを穿設した穿孔
板のオリフイスから溶融した熱可塑性鉱物材料を
けん伸することによりこの材料から繊維を製造す
る方法及びそのための装置に、より詳細には、穿
孔板の下流側に形成された糸条及びフイラメント
をけん伸し、これらのフイラメントが一般に支持
体上に巻取られる糸の形に集められるようにし
て、連続ガラス繊維を製造することに関する。 連続糸を製造するために最も普通に用いられる
既知の紡糸技術は、冷却装置と共働して鉱物材料
からの糸条の安定な分離を確保するためのニツプ
ルをその底板に備えた口金を介し溶融した鉱物材
料をけん伸することによつている。ニツプルはけ
ん伸作業中にフイラメントが切れた時口金の底面
が「埋没」される現象を防止する。ニツプルのな
い穿孔板の場合、「埋没」“noyage”としてよく
知られる現象(特にガラスの場合「ガラス化」
“enverrage”としても知られる)が、溶解した
材料に隣接する複数の円錐の合体及び穿孔板の湿
潤及び毛管効果によるその下面上への溶融材料の
広がりとして現出される。このようにけん伸作業
中にフイラメントが切断した時もニツプルの存在
により口金の底面の著しいガラス化が防止され
る。 口金の底面にニツプルを形成することが難かし
く、更にニツプルの占める面積が広いことから、
ニツプル付き穿孔板を廃し、より小さい表面に同
数又はそれ以上のオリフイスを備えたほぼ平たん
な穿孔板をその代りに用いることが試みられた。
これにより原則としてより多数のフイラメントを
同時にけん伸し、従つて新しい製品を製造するこ
とだけでなく、口金の寸法が大きい場合に特に大
きくなる口金の底部の変形の問題も解消できる。 しかし穿孔板の単位面積当りのオリフイスの数
を増すことはフイラメントの切断の際に生ずるガ
ラス化現象により実際には制限される。ガラス化
現象は、隣接するオリフイス間の間隔が狭いほ
ど、またけん伸条件等に穿孔板のオリフイスの近
傍の温度が安定しないか又は一様でない程それだ
け容易に発生する。 密な間隔の多数のオリフイス及び従来の製造装
置の製造能力よりも高い製造能力により特徴付け
られる経済的に有利な口金を得るには、オリフイ
スの数と同数のフイラメントにガラスを容易に分
離してけん伸作業中この分離を維持し得ることが
必要である。 穿孔板でもつて良好なけん伸安定性を得て、穿
孔板の部分的又は全体的なガラス化(一般に非常
に長時間のけん伸再開作動を必要とする)のおそ
れ又はフイラメントの切断を少くするための種々
の方法及び装置が提案された。この分野での種々
の特許の内で最も代表的なものとしての、仏国特
許第2257552号には、表面積1cm2当り30個又はそ
れ以上のオリフイスを有する平らな板状の口金が
記載されている。フイラメントを形成してその分
離を保つには、電力の供給を調節し、常時高速で
吹込まれるガス流により冷却を助けて、口金の底
面の温度に正確に制御することが必要になる。 この方法は実施上の困難があるため多くの改良
の対象となつた。 仏国特許第229714号に記載された1つの改良例
によると、穿孔板に隣接したガラスと穿孔板の外
面との間に大きな温度差が設定され維持される。
穿孔板の温度はガラスの温度より28〜83℃低く、
ガラス化の危険は大幅に減少する。このために口
金の底面上に常時空気が吹込まれる。 仏国特許第2353496号に記載された別の改良例
によれば、口金の底面を形成する穿孔板の長辺の
両側に配設した2列の排出装置から冷却空気が常
時吹込まれる。穿孔板に対し30〜60゜の角度をな
すこれらの排出装置は、穿孔板の中心から5〜
127cmの距離におかれ、約30〜120m/秒の速度で
空気のジエツトを供給する。オリフイスに到達す
る空気流は大体一様になり、空気の過大な消費は
防止できる。この吹込み法により改良はなされた
が、吹込み自体に固有のいくつかの欠陥がある。
特に全部のオリフイスについて温度を比較的一定
とし、円錐状のガラスを規則的に冷却することは
困難で、口金の底面上の温度の変動によりけん伸
が不安定になり、製造歩留まりが低下する。他方
ではフイラメントの切断後に平らな穿孔板がガラ
ス化した場合、けん伸再開に必要な以上のガスの
排出により熱状態が著しく乱されるため、けん伸
再開が長引き且つ複雑化する。またこの方法は、
小径の繊維を製造しようとすると一層困難にな
る。 口金のガラス化のおそれを少くするための仏国
特許第2128312号に記載された方法によれば、平
たんな穿孔板又は1列のオリフイスを穿設した長
手方向の平行流路を有する穿孔板により形成され
た口金の底面の方に特別の混合ガスが向けられ
る。この方法によれば、口金の底面上に炭素を沈
着させて水素を吸着させるために熱分解可能な炭
化水素ガス又は非酸化性ガス又は不活性ガスが絶
えず供給され、ガラス及び高温の口金の底面と接
触するガスの化学分解により生ずる炭素の沈着に
より、口金がガラスにより湿潤されず、各オリフ
イスのところで形成されるガラスの小球相互間再
結合が妨げられる。 不活性ガス及び炭化水素ガスの供給装置及びガ
ス送入用の多孔状又は穿孔された管状部材から成
る装置の複雑さと、使用するガスの性質とのた
め、けん伸装置のコストが増大する。 また微粉状炭素が存在する還元性雰囲気中にお
いてガラス繊維が形成されるとガラス繊維の性質
が劣化する。 フイラメントの切断後に生ずるガラス化を制御
する他の方法も知られている。 即ち米国特許第3979195号によれば、穿孔板の
下面に形成した細い溝によつて各々のオリフイス
が少くとも2つの隣接オリフイスに連通される。
そのためフイラメントが切断されるとガラスは主
にこの溝を流れて、隣接するオリフイスの1つか
らけん伸されるフイラメントに供与される。ガラ
スの付加により大きくなつたフイラメントは、口
金の底面上に常時供給される空気のジエツト流の
作用の下に2つに分離される。 この方法は、ガスの常時送入に伴う上述した欠
点をもつ上に、実施が非常に困難である。実際に
溝を通るガラスが過度に冷却されると、これと接
触する隣接する円錐状のガラスを引張り、隣接す
るガラスの切断をひき起こし、無制御の局所的な
ガラス化が招来される。ガラスが高温に過ぎると
溝からガラスが離れ易くなるため無制御なガラス
化が生ずる。 この方法を改良した別の方法及び装置が米国特
許第3982915号に記載されている。 この米国特許によればオリフイスは平らな板体
に穿設され、各々数十個のオリフイスを含む複数
の帯域にまとめられている。各々の帯域の内部に
おいて各々のオリフイスは2群又は3群a、b、
cに細分されている。 群aからの1本のフイラメントが偶然に切断さ
れると、群aから流出するガラスは3つのオリフ
イスを隔だてる金属を優先的に湿潤させ、群b、
cからの円錐状ガラスに優先的に供給され、これ
らの円錐状ガラスにより連行される。口金の底面
上に常時向けられるジエツト流により3つのフイ
ラメントへの再分離が生ずる。 この場合にも、ガスの常時吹込みと、制御され
ないガラス化又は切断を生じ得るガラスの粘度の
非常に局在化された変動とによる固有の難点が存
在する。また口金の再始動は、穿孔板の全面的な
ガラス化を最初に必要とするので、複数のフイラ
メントへの細分が長引き、しかも困難になる。 口金の作動開始の時からガラス化を防止し、又
はけん伸作業の開始前においてガラス化を完全に
除くため、従来から種々の技術が提案された。 本発明により、従来技術とは相違して、複数の
オリフイスを穿設した或るはつきりと定まつた領
域について、安定な制御されたガラス化と、これ
らの領域から選択的にガラスのけん伸がなされ得
るような操作条件とを得ることを可能とする方法
並びに装置が提供される。 実際に、本発明の目的は、1つの与えられた口
金から2種の異なる操作形態即ち1つのオリフイ
スについて1本のフイラメント又はガラス化され
た1群のオリフイスから1本のフイラメントを取
得する操業形態を得ることにある。即ち本発明に
よれば、特に要素フイラメントの数並びにこれら
の直径について相違する広い範囲の糸を同一の口
金から製造することができる。 本発明の別の目的は、小径のフイラメントの製
造にも良好なけん伸安定性を保ちながら、多数の
要素フイラメントから成る糸を得るために単位面
積当りのオリフイス数及び1個の口金のオリフイ
スの全数を増大させることにある。 これらの異なる要因即ちオリフイス数を増して
けん伸安定性を改善することにより、フイラメン
トの切断を少くし、製造効率を高くできる。 これらの目的並びに他の目的は、以下に詳細に
説明する条件の下に作動する新しい形態の口金の
使用により達成される。 本発明の大体において特許請求の範囲第1項に
よる製造方法に存する。 本発明の一実施態様によれば、ボスの外側下面
に穿設したオリフイスを通るガラスの制御された
冷却により、ボスの該外側下面のガラス化が制御
される。 本発明の別の実施態様によれば、ガラスの冷却
は、各々のボスの外側下面のガラス化がひき起こ
され、各々のボスの底部に穿設したオリフイスの
全部から流出するガラスから1つのボス当り1本
のフイラメントがけん伸されるように行われる。 本発明の別の実施態様によれば、ガラスの冷却
は、ガスの外側下面のガラス化が最小限となりし
かもボスの外側下面に穿設した各々のオリフイス
から流出するガラスから1本のフイラメントがけ
ん伸されるように行われる。各々のボスの外側下
面のガラス化が確保されるように温度t1までガラ
スを冷却させ、対応のボスの外側下面上に分布さ
れた溶解したガラスから1ボス当り1本のフイラ
メントをけん伸し、次にガラス化が消失するまで
t1以下の温度t2まで全部のガラスを再び冷却し、
各々のオリフイスから1本のフイラメントをけん
伸する。 その場合の口金の作用は次の通りである。各オ
リフイスからガラスを流出させ、ボスの外側下面
を覆わせ、単一の小球を形成させる。1ハニカム
当り1本の割合でフイラメントをけん伸(引き伸
ばし)する。ボス上にガス流を向け、各ボスの底
部のオリフイスと同数の要素フイラメントに各々
のフイラメントを細分する。回転している支持体
上に巻取つた少くとも1本の糸となるように要素
フイラメントを集め、糸の巻取り開始時からガス
流を停止させて、前記のフイラメントのけん伸を
続ける。 ボス相互を隔だてる間げき中にて循環されけん
伸中のフイラメントにより連行される周囲ガスと
ボスの壁部との間の対流及び放射によつてガラス
を冷却させる。 口金の各オリフイス間の温度の偏よりを少くし
てこれらのオリフイスを去るガラスの粘度を増大
させるようにガラスの冷却を行わせる。 本発明の別の特徴によれば、けん伸安定性を損
うような温度の偏よりをガラスがオリフイスのと
ころで示すような口金の熱的不平衡が存在する場
合、各オリフイスの出口のところの溶解したガラ
スの温度の関数として、ボスの近くに配設された
複数の冷却部材を備えた装置との熱交換により、
ガラスの冷却を制御する。 この冷却により、口金の方向に空気又はガスの
連続した強力な流れを吹込むことなく、より安定
なけん伸と一様な温度とが達成される。 特にボスの壁部と冷却部材との間の放射による
熱交換により生ずるこの差動冷却は、ハニカムへ
のガラスの流入面PEと平均けん伸面PFと同一視
し得る対応のボスの外側下面との間においての温
度降下によつて表わされる。 いろいろの温度降下は、前記部材の全部又は一
部をボス相互間の間げき中に係合させ、更にけん
伸オリフイスのところの温度の関数として口金の
底面に対するいろいろの高さに前記部材を配設す
ることにより特に制御する。 本発明の一実施態様によれば、ハニカムへのガ
ラスの流入面PEと平均けん伸面PFと同一視し得
る対応のボスの外側下面との間において温度降下
は少くとも20℃である。ガラス又は同種の熱可塑
性材料のけん伸の場合、いろいろのハニカムにお
いての温度降下は、20〜140℃、好ましくは30〜
90℃である。 本発明の別の実施態様によれば、オリフイス内
にてのガラス温度は各オリフイスの近傍の金属の
温度にほぼ等しくし、この温度自体は口金の板温
度よりも低くする。 ハニカム及びガラスの小球の放射による冷却
(時には冷却部材の位置の調節により制御される)
は、口金の寸法特性の関数である。熱交換に対し
大きく影響するこの寸法特性は特に後述するよう
にボス高さといろいろの壁部の厚さである。本発
明の有利な一実施態様によれば、n個のハニカム
上に配分された全部でN個のオリフイスをもつ1
つの口金から、単に口金の底面をスイープする
流、ボス中にて生ずる温度降下並びにフイラメン
トのけん伸速度のようなけん伸条件を操作するだ
けで、n本又はN本の要素のフイラメントから成
る1本の糸が製造される。 則ち、N本のフイラメントから成る1本の糸を
n本のフイラメントから成る1本の糸に移行させ
るには、作動開始時に、各々のボスの外側下面に
部分的なガラス化を保ち、口金の底面上へのガス
の吹込みを回避し、けん伸パラメーターを変更
し、特にハニカム中に生ずる温度降下を少くする
だけでよい。 その逆にn本からN本に移行する際は、作動開
始時に連続的又は周期的に口金の底部の方にガス
流を送り、けん伸パラメーターを変更し、特にボ
ス中での温度降下を増大させるだけでよい。 この変更後にフイラメントのけん伸速度を少く
してフイラメント直径をより小さくできる。 本発明の利点は、使用上の特別の柔軟性を口金
に与える、穿孔域のガラス化の完全な制御にあ
り、操作者は作動開始時において比較的少数の要
素フイラメントを操作するだけけでよく、普通の
はん伸パラメーターを採用することによりn本又
はN本のフイラメントから成る1本の糸が非常に
すみやかに得られる。 特に、ある1つの口金から多種の糸が製造で
き、特に比較的おそいけん伸速度で非常に細い
(例として10μmの)フイラメントをけん伸でき
るため、半製品が直接製造できる。そのため、積
層糸(stratifils)又は切断繊維(fibrecoupe′e)
の名称で知られる高テツクスの巻取りが口金の直
下において得られる。 1つのオリフイスからのフイラメントの切断は
系統的な製造工程の中断をもたらさない。即ちこ
のオリフイスから流出するガラスが十分に高温で
あると、それは同じボスからの他のフイラメント
の小球に供給され、ボス1つ当り少くとも1本の
フイラメントを形成するようにけん伸が続けられ
る。何千個ものオリフイスを有する口金の場合、
断面積の大きな1本又は数本のフイラメントの形
成は糸製品の品質に影響しない。操作者はある特
定数の切断が起こるまではけん伸作業を中断しな
くともよい。これは特に半製品を製造する場合に
有利である。 更に本発明によれば、ニツプル付口金を用いた
従来の方法に比べて低いオリフイスのところでの
けん伸温度でガラス繊維を製造できる。そのため
同一のガラス紡糸については多くの場合に口金の
寿命が長くなる。 オリフイスの出口においてのガラス温度は比較
的低いので、1本のフイラメントの切断が同じ口
金からの他のフイラメントの切断をひき起こすこ
とがある。しかしガラス化過程は、その1つのボ
スに限定され、その結果としてのガラス滴はニツ
プル付口金の場合に比べてはるかに遅い速度で生
成する。 本発明による紡糸方法を実施するために使用さ
れる装置は、一定間隔にモザイク形状のボスを底
面に備えた口金に連結されてガラスを単に重力作
用の下に供給する供給源を有し、各々のボスは、
底面に複数のオリフイスを穿設した内側ボスと、
口金の底部の下方の横側に配設された吹込斜面
と、ガラスフイラメントのけん伸−塗布装置とを
備えている。吹込み斜面は全部の穿孔域に到達し
得るようにガス流を供給せねばならない。吹込斜
面は固定されていてもよいが、十分効果的にする
には、口金の底面に対する排出装置の傾斜角を正
確に調節する必要がある。吹込斜面は好ましくは
後述するように可動にする。 本発明方法を実施するための装置は、ボスの近
くに配設された複数の冷却部材を有する少くとも
1つの冷却装置を備えている。ボス中への溶解ガ
ラスの流入面とけん伸面と同一視し得る対応のボ
スの外側下面との間に少くとも20℃に等しい温度
降下が生ずるように、けん伸中にフイラメントに
より連行される周囲ガス及び時には冷却部材との
熱交換に留意して、ボスの形状及び寸法並びにボ
スの間隔を定める。これらの相対的な寸法は1つ
のボスについて得ようとする温度降下(流入面
PEから測定したガラス高さ1mm当り平均10〜20
℃)の関数として各々の口金について計算する。 ボスは好ましくは簡単な幾何学的形状例えば底
面が好ましくは偏平な円筒形又は立方体のキヤビ
テイの形状とする。 ボスの底面においてのボスの外側下面は好まし
くは大体偏平とし、これに穿設されるオリフイス
は、前記底面の中心を通る垂直軸線に関し好まし
くは規則的に配列する。 このようにオリフイスを配列すると、1個のボ
スについて1本のフイラメントをけん伸する際
に、このフイラメントの小球に供給されるガラス
の流れがより規則的になる。 本発明の一実施例による製造装置によればボス
は垂直横壁を有し、外面の横断面は正方形状であ
る。 本発明の別の実施例による製造装置によれば、
口金の長手方向軸線と直角な少くとも1つの列か
ら各々成る複数群として規則的な間隔に各々のボ
スが配列され、2つの連続する群の間の間隔は、
1つの冷却部材を介設できるような値を有する。
1つの群が少くとも2つの列から成る場合、これ
らの列は好ましくは相互に対して横方向に位置を
ずらせて配列される。 口金に組合わせられる冷却装置は、伝導又は対
流により冷却される複数の細長い部材の集合体で
あり、流体冷却される少くとも1つの中空本体に
溶接した従来の型式の複数の薄いベーンの集合体
によつて好ましくは形成される。 ガラスのけん伸により誘起される空気流に基づ
く乱流を少くし、ガラスの小球の安定化に役立つ
バツフル群が口金の底面に形成されるように、ボ
スの形状及び寸法を定める。 この効果は冷却装置のベーンの存在によつて増
大する。 次に図面に示した本発明の好ましい実施例につ
いて詳述する。 最初に、本発明による紡糸口金を備えた紡糸装
置の全体的形状を一例として示す第1図を参照し
て説明する。 Pt90%−Rh10%の合金からほぼ構成される口
金1は、ジユール効果による加熱用の電流が到来
する端子2を備えている。口金1は一連のボス4
の外側下面に穿設したオリフイスを通つて流れる
溶融ガラスを収容し、ボス4は好ましくは口金1
と同じ合金からつくられ、口金1の底部を形成す
る板体5の底端に突出するように形成されてい
る。口金1は既知の形式のガラス供給源と連通し
ており、この供給源は、ガラスを溶融状態で重力
作用により口金1中へと直接に流出させる溶融炉
の前方部材であつても、口金1中において再溶解
される小球の形でガラスを供給する供給装置であ
つてもよい。どんな供給源を用いても、オリフイ
スを通る溶解したガラスの流れは、板体5の上方
にある溶解したガラスの静圧により本質的に確保
される。ガラスは要素フイラメント6となるよう
に、既知のように回転スピンドル7を介しけん
伸、則ち引き伸ばされる。潤滑装置8により潤滑
剤を適用した後、フイラメント6は、当該技術に
おいて慣用される櫛刃状部材10,11のような
部材により1本以上の糸9として集められる。糸
9は、スクリユー12のような配糸部材により回
転スピンドル7に沿いトラバース運動しながらそ
の上に巻取られる。 少くとも1列のオリフイス又はノズルを穿設し
た吹込斜面13は、長手方向軸線の回りに可動に
取付けてあり、ノズル又はオリフイス全体から供
給されるガス流が口金1の底部を周期的に完全に
走査するように長手方向軸線の回りに可動に取付
てある。これは斜面13の回転又は振動により行
われる。 この形式の斜面13は、第1,4C図に示さ
れ、直径が1mmで口金1の長さに少くとも等しい
長さに亘り2mm間隔で配列された1列のオリフイ
ス14を備えている。斜面13は、好ましくは操
作者が近付く側と反対の側において紡糸面の横側
又は下側に紡糸面の長手方向軸線に対し好ましく
は100〜300mmの距離に配設されている。これの回
転速度は1秒間2〜3回転である。底部が約250
cm2の表面をもつ口金1の場合、好ましくは周囲温
度の空気であるガスの排出量は1分間0.1〜1m3
である。口金1の底部のレベルにおいてのガス流
速は一側として1秒間1〜10mである。 より広汎で一様な冷却効果を得るためにオリフ
イスの列の数か又はその直径又は斜面13の回転
速度を変更してもよい。 この効果は口金1の底面の長辺の両側に2つの
斜面13を設けることによつても得られる。斜面
13の回転はその間から出るガス流が交互に口金
1の底面をスイープするように制御する。 口金1の底面の全部をスイープする角度をオリ
フイス14の列が通過するように斜面13を単に
振動させてもよい。 この場合、オリフイス14の列の数を多くした
り、振動速度を変えたりしてもよい。同様に、口
金1の両側に2つの振動口金を配設し、2つのガ
ス流が口金1の底面を交互にスイープするように
それぞれの運動を制御してもよい。 ガスは導管17に連結した斜面13の一端又は
両端から導入し得る。 各々の実施例において斜面13は1個以上の集
収軸受を有し、これから空気が供給される。 2つの軸受は、紡糸位置上に吹込装置を位置決
めし固定するための図示しない板上に支持されて
いる。この板は吹込量の関数として可変の速度の
空圧モーターも備えている。 斜面13と空圧モーターとの間の連結装置は所
望の吹込モードに従つて構成される。 回転斜面の場合の連結は、2個の歯車(一方は
斜面13の一端に取付けてあり、他方はモーター
軸に取付けてある)によつて行われる。 振動斜面の場合、やはり斜面の一端に固定され
た連結棒−クランク装置によつて連結が行われ
る。スイープ角度振幅の調節は、モーターの回転
軸に対する連接棒の脚部の長さの強調の程度を変
えることにより行われる。 第1図に、特別の吹込順次に対応する別の実施
態様を示し、この例では斜面13の一方の先端と
一体のアーム18は自由端に転子18aを備えて
いる。図示しない復元ばね又は同様の装置によつ
てこの転子をモーター13aの軸に固着したカム
19の表面と接触した状態に保持する。 そのためカム19の形状を変えることにより口
金1の前方、中間又は後方の領域に対して可変持
続時間の吹込を行い得る。 前述した種々の可動の斜面により、口金1の底
面のほぼ全部の穿孔域に対してほぼ同一の効果の
ガス流を供給し得る。これらの斜面は作用が簡単
で容易に交換でき、調節も広汎に行うことがで
き、モーターの回転速度を変更して吹込作動の頻
度を変更し得る。 斜面13は後述するように口金1の再始動の或
る所定時点においてガス流を供給する。 第2,3図に示した冷却装置は、従来技術にお
いて良く知られたベーン形の冷却装置である。ベ
ーン15は少くとも1つの主要管16を有し、主
要管16中には冷却液特に水が収容されている。 ベーン15は2つの連続する列を隔だてる間げ
きと向かい合いに位置され、時々この間げき中に
部分的に係合し、紡糸オリフイスのところに所望
の温度が得られるようになつている。 第4A,4B,4C,4D図に示す本発明によ
る口金1の作用について次に説明する。 口金1に供給される溶融ガラスは、ボスを通過
し、ボス4の外側下面に穿設したオリフイス3を
通つて流れ、この下面をすみやかにガラス化す
る。ガラスの流れはボス4のところに単一の小球
20を生成し、この小球20は自重により徐々に
下降し、単一のガラスフイラメント21を形成す
る。この過程は手動により加速し得る。このよう
に形成された全部のフイラメント21を1つに
し、低速引き伸ばしを行う。ガス流好ましくは空
気流を供給し、これにより口金1の底面を走査す
る。 このように瞬時的に各々のフイラメント21を
各ボスの下部のオリフイス数と同数の要素フイラ
メント22に細分する。 これらの要素フイラメントを少くとも1本の糸
として集め、回転スピンドル7に巻取る。巻取り
の形成開始後直ちにガス流を停止させてフイラメ
ントの引き伸ばしを開始する。 ガス流の作用を廃して同じ作動サイクルを利用
し得るが、この場合はボスにより要素繊維が得ら
れる。 ガス流の速度は十分低くされ、紡糸作業中その
低い値に保つことができる。 第5,6図に限定的でない一例として、4〜7
個のオリフイス3をもつボス4の外側下面を示
す。ボスのオリフイス3の数は、ボス4の数、オ
リフイス3の直径、及び特に軸間隔の大きさによ
り大きくできる。 オリフイス3の数は、オリフイス3の最大可能
な密度を得ることと紡糸作業中の小球20の分離
状態を良くすることとを勘案して定める。 オリフイス3の数の如何にかかわらず、ボスの
基部中心を通る垂直軸に対し調心された円上にオ
リフイス3の中心を位置させ得ることがわかつて
いる。この基部の中心は中心オリフイスにより占
められ得る。オリフイス3の縁部間の間隔は1〜
0.2mm又はそれ以下としてもよいが、好ましい間
隔は0.2〜0.5mmである。 ボス4は、第5〜7図に示すように、口金1の
底面の長手軸線と直角に単列又は複列として配設
し得る。 各列においてボス4は距離aをもつて隔だてら
れ、この距離aは少くとも0.1mm、好ましくは0.4
〜1mmである。こ距離aは第7図に示す態様を選
定した時は異なる2列の隣接するボス4の間に保
たれる。第5,7図に示す列間の距離bは冷却装
置の1つの冷却要素を介設し得るように定めら
れ、2.5〜5.5mm、好ましくは3.5〜4mmである。 第5〜7図に製造の容易な立方体又は円筒体の
ボス4を示す。コンパクトな複数の群として配列
されるならば別の形状のボスを用いてもよい。 互に隔だてたボス4を使用することの特別の利
益は、ボス4の壁部中というよりはボス4の底板
中に電流が循環されることである。従つて特にボ
ス4の下側壁の厚さは、全体として考えた口金の
電気的特性と無関係に選択し得る。そのためボス
付き口金1は従来のニツプル付きの底部をもつ口
金と同様に電気的特性を示し、不つごうな点はな
い。 いくつかの重要な寸法上の特性を第8図に示
し、ここにe、fは口金1の厚さとボス4の厚
さ、h、pはボス4の側部壁のそれぞれ高さ及び
厚さである。 これらの値の選定上の本質的な条件は、ジユー
ル効果により消散される電気エネルギー現象、口
金1の機械的抵抗、熱交換現象オリフイス3を通
るガラスの流量及び単位面積当りのオリフイス3
の数である。 従つて最少可能な金属を固定させて口金1の底
部に或る十分な機械的耐力を与えるには、厚さe
は0.5〜3mm、好ましくは1〜2mmとする。 ボス4の寸法特性と無関係に定めたこの厚さe
は、上記底部の異なる領域ごとに異なつていてよ
く、口金1の底面全体にできるだけ一様に電流が
分布されるように選定される。 ガラスの流量を部分的に規定する厚さfは他の
寸法特性と無関係に定めることができ、これらの
厚さを非常に小さい値に定めると、オリフイス3
中の水頭損失は最小になり、非常に小さい直径の
オリフイス3から大きな流量が得られる。厚さf
はオリフイス3の直径に留意して0.2〜2mm好ま
しくは0.4〜1mmとしてもよい。 ガラスの冷却速度はボス4の側部壁の高さh及
び厚さpに厳密に依存する。 ボス4が一例として円筒形ならば壁部Pの厚さ
pは一定としてよい。第9図に示すように、正方
形外面のボス4が円筒形内面の小孔部に対応して
いる場合、この厚さpは水平面内で変化させても
よい。厚さpは第10図に示すように垂直面内で
変化させてもよい。後者の場合に壁部Pの厚さは
口金1の底部とのボス4の結合部からボス4の下
部にかけて厚さpからp′まで変化する。 一般に本発明による口金1において高さhは1
〜10mm、厚まpは0.2〜2mm好ましくは0.4〜1mm
である。 ベーン15がない場合、第8図に示す平面PE
(ボスへのガラスの流入面)において、TE1、TE2
は2つのボス41,42に流入する時のガラスの温
度、TF1、TF2は紡糸面PFにおいてのオリフイス
3の温度である。TE2がTE1より高いと、他のパ
ラメーターが一定ならば、ボス42において生じ
た温度降下△TN2=TE2−TF2は、作動温度が非常
に高くなる付加ガスなしにこの系内に放射及び対
流により熱交換が優勢に行われるとして、ボス4
1の温度降下△TN1=TE1−TF1より大きい。 そのため平均面での温度の偏より△TF=TF2−
TF1はボスの流入面での偏より△TE=TE2−TE1よ
り少い。この熱緩衝効果即ちボスの入口に存在す
る温度偏りの紡糸面レベルでの低減の効果は、
各々のボスでの温度降下が大きいほどそれだけ高
くなる。 それでも紡糸面PFにおいての温度の偏よりの
減少が不十分ならば、本発明による口金1の底部
の形状により、冷却ベーン15を取付け、異なる
ボスの列において設定しようする温度降下をこの
手段により制御することができる。 ニツプルが存在する場合と少くとも同等の紡糸
安定度となるようなわずかな温度のばらつきが紡
糸面すなわち、平均けん伸面PFで得られるので、
小径の繊維が良い歩留まりで製造できる。オリフ
イス3のレベルでのこのわずかな温度のばらつき
により、与えられた紡糸温度範囲について繊維直
径のばらつきが少くなるという利点が得られる。 そのため、比較的低い引き伸ばし速度で繊維直
径を非常に小さくできるので、本発明による口金
1は、半製品の製造に特に適合している。 第12〜14図に主な応用例を示す。 第1の応用例は、単一の口金(第11図)又は
複数の口金(第12図)から出発して得た高テツ
クスの巻取りを口金1の直下において製造する場
合である。 第2の応用例は第13図に示す装置により複数
の口金から供給される連続糸からマツトを製造す
る場合である。 切断繊維を口金直下で製造する第3の応用例を
第14図に示す。これは切断繊維から敷物を製造
する場合である。 次に実施例につき説明する。 実施例 1 ロジウム−白金製の金属板から口金底面を形成
し、この底面は1列当りボス4の数が10個で合計
40列のボス4を有し、各ボス4には4つのオリフ
イス3が穿設してある。 ボス4の配列と構造を第5,8,9図に示す。
寸法特性は次の通りである。 口金の底面 380×16mm 厚さe 1.5mm 2個のボス4の間隔 a=1mm、b=3.5mm ボス4の断面 4.7×4.7mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さp 最小値で0.35mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔d 0.2mm 市場の第1の規準に従つてこの口金1から引き
伸し速度12m/秒で直径17μmの要素フイラメン
ト1600本から成る900テツクスの糸を得た。 光学的高温計により測定したけん伸(けん伸ば
し)平均温度は1130〜1140℃であつた。小孔部で
の温度降下は80〜90℃であり、冷却ベーン15は
上端がボスの底部よりも約2mm下方になるように
配設した。 1日当り生産量は890Kgであつた。 市場の第2の規準に従つて、10m/秒のけん伸
速度で直径36μmの要素フイラメント400本から
成る1000テツクスの糸を得た。 けん伸平均温度は1150〜1160℃、振動小孔部で
の温度降下は60〜70℃、1日当り生産量は890Kg
であつた。 実施例 2 実施例1と同じ合金から成る口金1の底面に1
列当りボス7個の割合で32列のボス4を形成し、
各ボス4に7個のオリフイス3を穿設した。 ボス4の配列及びオリフイス3の配分は第6図
に示すようにし、オリフイス2の数については実
施例1に記載したボス4の構造と同一にした。 寸法特性は次のように定めた。 口金の直径 380×58mm 厚さe 1.5mm ボス4の間隔a 1mm ボス4の間隔b 3.5mm ボス4の断面 6.4×6.4mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さh 最小値で0.5mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔 0.3mm 900Kg/jのけん伸に対して1568個のオリフイ
ス4をもつこの口金に対し提供される可能性は、
表1に示した製造例に示す通りである。 実施例 3 この例でも白金90%とロジウム10%とから成る
口金1底面に1列当りボス19個の割合で52列のボ
ス4を形成し、各ボス4に4個のオリフイス3を
穿設した。ボス4の配列及び構造は第5,8,9
図に示す通りである。 また寸法は次の通りである。 口金1の底面 463×111mm 厚さe 1.5mm ボス4の間隔a 1mm ボス4の間隔b 3.5mm ボス4の断面積 4.7×4.7mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さp 最小値で0.35mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔 0.2mm 2000Kg/jの理論けん伸に対してこの3952オリ
フイスの口金により提供される可能性を表2に示
す。
板のオリフイスから溶融した熱可塑性鉱物材料を
けん伸することによりこの材料から繊維を製造す
る方法及びそのための装置に、より詳細には、穿
孔板の下流側に形成された糸条及びフイラメント
をけん伸し、これらのフイラメントが一般に支持
体上に巻取られる糸の形に集められるようにし
て、連続ガラス繊維を製造することに関する。 連続糸を製造するために最も普通に用いられる
既知の紡糸技術は、冷却装置と共働して鉱物材料
からの糸条の安定な分離を確保するためのニツプ
ルをその底板に備えた口金を介し溶融した鉱物材
料をけん伸することによつている。ニツプルはけ
ん伸作業中にフイラメントが切れた時口金の底面
が「埋没」される現象を防止する。ニツプルのな
い穿孔板の場合、「埋没」“noyage”としてよく
知られる現象(特にガラスの場合「ガラス化」
“enverrage”としても知られる)が、溶解した
材料に隣接する複数の円錐の合体及び穿孔板の湿
潤及び毛管効果によるその下面上への溶融材料の
広がりとして現出される。このようにけん伸作業
中にフイラメントが切断した時もニツプルの存在
により口金の底面の著しいガラス化が防止され
る。 口金の底面にニツプルを形成することが難かし
く、更にニツプルの占める面積が広いことから、
ニツプル付き穿孔板を廃し、より小さい表面に同
数又はそれ以上のオリフイスを備えたほぼ平たん
な穿孔板をその代りに用いることが試みられた。
これにより原則としてより多数のフイラメントを
同時にけん伸し、従つて新しい製品を製造するこ
とだけでなく、口金の寸法が大きい場合に特に大
きくなる口金の底部の変形の問題も解消できる。 しかし穿孔板の単位面積当りのオリフイスの数
を増すことはフイラメントの切断の際に生ずるガ
ラス化現象により実際には制限される。ガラス化
現象は、隣接するオリフイス間の間隔が狭いほ
ど、またけん伸条件等に穿孔板のオリフイスの近
傍の温度が安定しないか又は一様でない程それだ
け容易に発生する。 密な間隔の多数のオリフイス及び従来の製造装
置の製造能力よりも高い製造能力により特徴付け
られる経済的に有利な口金を得るには、オリフイ
スの数と同数のフイラメントにガラスを容易に分
離してけん伸作業中この分離を維持し得ることが
必要である。 穿孔板でもつて良好なけん伸安定性を得て、穿
孔板の部分的又は全体的なガラス化(一般に非常
に長時間のけん伸再開作動を必要とする)のおそ
れ又はフイラメントの切断を少くするための種々
の方法及び装置が提案された。この分野での種々
の特許の内で最も代表的なものとしての、仏国特
許第2257552号には、表面積1cm2当り30個又はそ
れ以上のオリフイスを有する平らな板状の口金が
記載されている。フイラメントを形成してその分
離を保つには、電力の供給を調節し、常時高速で
吹込まれるガス流により冷却を助けて、口金の底
面の温度に正確に制御することが必要になる。 この方法は実施上の困難があるため多くの改良
の対象となつた。 仏国特許第229714号に記載された1つの改良例
によると、穿孔板に隣接したガラスと穿孔板の外
面との間に大きな温度差が設定され維持される。
穿孔板の温度はガラスの温度より28〜83℃低く、
ガラス化の危険は大幅に減少する。このために口
金の底面上に常時空気が吹込まれる。 仏国特許第2353496号に記載された別の改良例
によれば、口金の底面を形成する穿孔板の長辺の
両側に配設した2列の排出装置から冷却空気が常
時吹込まれる。穿孔板に対し30〜60゜の角度をな
すこれらの排出装置は、穿孔板の中心から5〜
127cmの距離におかれ、約30〜120m/秒の速度で
空気のジエツトを供給する。オリフイスに到達す
る空気流は大体一様になり、空気の過大な消費は
防止できる。この吹込み法により改良はなされた
が、吹込み自体に固有のいくつかの欠陥がある。
特に全部のオリフイスについて温度を比較的一定
とし、円錐状のガラスを規則的に冷却することは
困難で、口金の底面上の温度の変動によりけん伸
が不安定になり、製造歩留まりが低下する。他方
ではフイラメントの切断後に平らな穿孔板がガラ
ス化した場合、けん伸再開に必要な以上のガスの
排出により熱状態が著しく乱されるため、けん伸
再開が長引き且つ複雑化する。またこの方法は、
小径の繊維を製造しようとすると一層困難にな
る。 口金のガラス化のおそれを少くするための仏国
特許第2128312号に記載された方法によれば、平
たんな穿孔板又は1列のオリフイスを穿設した長
手方向の平行流路を有する穿孔板により形成され
た口金の底面の方に特別の混合ガスが向けられ
る。この方法によれば、口金の底面上に炭素を沈
着させて水素を吸着させるために熱分解可能な炭
化水素ガス又は非酸化性ガス又は不活性ガスが絶
えず供給され、ガラス及び高温の口金の底面と接
触するガスの化学分解により生ずる炭素の沈着に
より、口金がガラスにより湿潤されず、各オリフ
イスのところで形成されるガラスの小球相互間再
結合が妨げられる。 不活性ガス及び炭化水素ガスの供給装置及びガ
ス送入用の多孔状又は穿孔された管状部材から成
る装置の複雑さと、使用するガスの性質とのた
め、けん伸装置のコストが増大する。 また微粉状炭素が存在する還元性雰囲気中にお
いてガラス繊維が形成されるとガラス繊維の性質
が劣化する。 フイラメントの切断後に生ずるガラス化を制御
する他の方法も知られている。 即ち米国特許第3979195号によれば、穿孔板の
下面に形成した細い溝によつて各々のオリフイス
が少くとも2つの隣接オリフイスに連通される。
そのためフイラメントが切断されるとガラスは主
にこの溝を流れて、隣接するオリフイスの1つか
らけん伸されるフイラメントに供与される。ガラ
スの付加により大きくなつたフイラメントは、口
金の底面上に常時供給される空気のジエツト流の
作用の下に2つに分離される。 この方法は、ガスの常時送入に伴う上述した欠
点をもつ上に、実施が非常に困難である。実際に
溝を通るガラスが過度に冷却されると、これと接
触する隣接する円錐状のガラスを引張り、隣接す
るガラスの切断をひき起こし、無制御の局所的な
ガラス化が招来される。ガラスが高温に過ぎると
溝からガラスが離れ易くなるため無制御なガラス
化が生ずる。 この方法を改良した別の方法及び装置が米国特
許第3982915号に記載されている。 この米国特許によればオリフイスは平らな板体
に穿設され、各々数十個のオリフイスを含む複数
の帯域にまとめられている。各々の帯域の内部に
おいて各々のオリフイスは2群又は3群a、b、
cに細分されている。 群aからの1本のフイラメントが偶然に切断さ
れると、群aから流出するガラスは3つのオリフ
イスを隔だてる金属を優先的に湿潤させ、群b、
cからの円錐状ガラスに優先的に供給され、これ
らの円錐状ガラスにより連行される。口金の底面
上に常時向けられるジエツト流により3つのフイ
ラメントへの再分離が生ずる。 この場合にも、ガスの常時吹込みと、制御され
ないガラス化又は切断を生じ得るガラスの粘度の
非常に局在化された変動とによる固有の難点が存
在する。また口金の再始動は、穿孔板の全面的な
ガラス化を最初に必要とするので、複数のフイラ
メントへの細分が長引き、しかも困難になる。 口金の作動開始の時からガラス化を防止し、又
はけん伸作業の開始前においてガラス化を完全に
除くため、従来から種々の技術が提案された。 本発明により、従来技術とは相違して、複数の
オリフイスを穿設した或るはつきりと定まつた領
域について、安定な制御されたガラス化と、これ
らの領域から選択的にガラスのけん伸がなされ得
るような操作条件とを得ることを可能とする方法
並びに装置が提供される。 実際に、本発明の目的は、1つの与えられた口
金から2種の異なる操作形態即ち1つのオリフイ
スについて1本のフイラメント又はガラス化され
た1群のオリフイスから1本のフイラメントを取
得する操業形態を得ることにある。即ち本発明に
よれば、特に要素フイラメントの数並びにこれら
の直径について相違する広い範囲の糸を同一の口
金から製造することができる。 本発明の別の目的は、小径のフイラメントの製
造にも良好なけん伸安定性を保ちながら、多数の
要素フイラメントから成る糸を得るために単位面
積当りのオリフイス数及び1個の口金のオリフイ
スの全数を増大させることにある。 これらの異なる要因即ちオリフイス数を増して
けん伸安定性を改善することにより、フイラメン
トの切断を少くし、製造効率を高くできる。 これらの目的並びに他の目的は、以下に詳細に
説明する条件の下に作動する新しい形態の口金の
使用により達成される。 本発明の大体において特許請求の範囲第1項に
よる製造方法に存する。 本発明の一実施態様によれば、ボスの外側下面
に穿設したオリフイスを通るガラスの制御された
冷却により、ボスの該外側下面のガラス化が制御
される。 本発明の別の実施態様によれば、ガラスの冷却
は、各々のボスの外側下面のガラス化がひき起こ
され、各々のボスの底部に穿設したオリフイスの
全部から流出するガラスから1つのボス当り1本
のフイラメントがけん伸されるように行われる。 本発明の別の実施態様によれば、ガラスの冷却
は、ガスの外側下面のガラス化が最小限となりし
かもボスの外側下面に穿設した各々のオリフイス
から流出するガラスから1本のフイラメントがけ
ん伸されるように行われる。各々のボスの外側下
面のガラス化が確保されるように温度t1までガラ
スを冷却させ、対応のボスの外側下面上に分布さ
れた溶解したガラスから1ボス当り1本のフイラ
メントをけん伸し、次にガラス化が消失するまで
t1以下の温度t2まで全部のガラスを再び冷却し、
各々のオリフイスから1本のフイラメントをけん
伸する。 その場合の口金の作用は次の通りである。各オ
リフイスからガラスを流出させ、ボスの外側下面
を覆わせ、単一の小球を形成させる。1ハニカム
当り1本の割合でフイラメントをけん伸(引き伸
ばし)する。ボス上にガス流を向け、各ボスの底
部のオリフイスと同数の要素フイラメントに各々
のフイラメントを細分する。回転している支持体
上に巻取つた少くとも1本の糸となるように要素
フイラメントを集め、糸の巻取り開始時からガス
流を停止させて、前記のフイラメントのけん伸を
続ける。 ボス相互を隔だてる間げき中にて循環されけん
伸中のフイラメントにより連行される周囲ガスと
ボスの壁部との間の対流及び放射によつてガラス
を冷却させる。 口金の各オリフイス間の温度の偏よりを少くし
てこれらのオリフイスを去るガラスの粘度を増大
させるようにガラスの冷却を行わせる。 本発明の別の特徴によれば、けん伸安定性を損
うような温度の偏よりをガラスがオリフイスのと
ころで示すような口金の熱的不平衡が存在する場
合、各オリフイスの出口のところの溶解したガラ
スの温度の関数として、ボスの近くに配設された
複数の冷却部材を備えた装置との熱交換により、
ガラスの冷却を制御する。 この冷却により、口金の方向に空気又はガスの
連続した強力な流れを吹込むことなく、より安定
なけん伸と一様な温度とが達成される。 特にボスの壁部と冷却部材との間の放射による
熱交換により生ずるこの差動冷却は、ハニカムへ
のガラスの流入面PEと平均けん伸面PFと同一視
し得る対応のボスの外側下面との間においての温
度降下によつて表わされる。 いろいろの温度降下は、前記部材の全部又は一
部をボス相互間の間げき中に係合させ、更にけん
伸オリフイスのところの温度の関数として口金の
底面に対するいろいろの高さに前記部材を配設す
ることにより特に制御する。 本発明の一実施態様によれば、ハニカムへのガ
ラスの流入面PEと平均けん伸面PFと同一視し得
る対応のボスの外側下面との間において温度降下
は少くとも20℃である。ガラス又は同種の熱可塑
性材料のけん伸の場合、いろいろのハニカムにお
いての温度降下は、20〜140℃、好ましくは30〜
90℃である。 本発明の別の実施態様によれば、オリフイス内
にてのガラス温度は各オリフイスの近傍の金属の
温度にほぼ等しくし、この温度自体は口金の板温
度よりも低くする。 ハニカム及びガラスの小球の放射による冷却
(時には冷却部材の位置の調節により制御される)
は、口金の寸法特性の関数である。熱交換に対し
大きく影響するこの寸法特性は特に後述するよう
にボス高さといろいろの壁部の厚さである。本発
明の有利な一実施態様によれば、n個のハニカム
上に配分された全部でN個のオリフイスをもつ1
つの口金から、単に口金の底面をスイープする
流、ボス中にて生ずる温度降下並びにフイラメン
トのけん伸速度のようなけん伸条件を操作するだ
けで、n本又はN本の要素のフイラメントから成
る1本の糸が製造される。 則ち、N本のフイラメントから成る1本の糸を
n本のフイラメントから成る1本の糸に移行させ
るには、作動開始時に、各々のボスの外側下面に
部分的なガラス化を保ち、口金の底面上へのガス
の吹込みを回避し、けん伸パラメーターを変更
し、特にハニカム中に生ずる温度降下を少くする
だけでよい。 その逆にn本からN本に移行する際は、作動開
始時に連続的又は周期的に口金の底部の方にガス
流を送り、けん伸パラメーターを変更し、特にボ
ス中での温度降下を増大させるだけでよい。 この変更後にフイラメントのけん伸速度を少く
してフイラメント直径をより小さくできる。 本発明の利点は、使用上の特別の柔軟性を口金
に与える、穿孔域のガラス化の完全な制御にあ
り、操作者は作動開始時において比較的少数の要
素フイラメントを操作するだけけでよく、普通の
はん伸パラメーターを採用することによりn本又
はN本のフイラメントから成る1本の糸が非常に
すみやかに得られる。 特に、ある1つの口金から多種の糸が製造で
き、特に比較的おそいけん伸速度で非常に細い
(例として10μmの)フイラメントをけん伸でき
るため、半製品が直接製造できる。そのため、積
層糸(stratifils)又は切断繊維(fibrecoupe′e)
の名称で知られる高テツクスの巻取りが口金の直
下において得られる。 1つのオリフイスからのフイラメントの切断は
系統的な製造工程の中断をもたらさない。即ちこ
のオリフイスから流出するガラスが十分に高温で
あると、それは同じボスからの他のフイラメント
の小球に供給され、ボス1つ当り少くとも1本の
フイラメントを形成するようにけん伸が続けられ
る。何千個ものオリフイスを有する口金の場合、
断面積の大きな1本又は数本のフイラメントの形
成は糸製品の品質に影響しない。操作者はある特
定数の切断が起こるまではけん伸作業を中断しな
くともよい。これは特に半製品を製造する場合に
有利である。 更に本発明によれば、ニツプル付口金を用いた
従来の方法に比べて低いオリフイスのところでの
けん伸温度でガラス繊維を製造できる。そのため
同一のガラス紡糸については多くの場合に口金の
寿命が長くなる。 オリフイスの出口においてのガラス温度は比較
的低いので、1本のフイラメントの切断が同じ口
金からの他のフイラメントの切断をひき起こすこ
とがある。しかしガラス化過程は、その1つのボ
スに限定され、その結果としてのガラス滴はニツ
プル付口金の場合に比べてはるかに遅い速度で生
成する。 本発明による紡糸方法を実施するために使用さ
れる装置は、一定間隔にモザイク形状のボスを底
面に備えた口金に連結されてガラスを単に重力作
用の下に供給する供給源を有し、各々のボスは、
底面に複数のオリフイスを穿設した内側ボスと、
口金の底部の下方の横側に配設された吹込斜面
と、ガラスフイラメントのけん伸−塗布装置とを
備えている。吹込み斜面は全部の穿孔域に到達し
得るようにガス流を供給せねばならない。吹込斜
面は固定されていてもよいが、十分効果的にする
には、口金の底面に対する排出装置の傾斜角を正
確に調節する必要がある。吹込斜面は好ましくは
後述するように可動にする。 本発明方法を実施するための装置は、ボスの近
くに配設された複数の冷却部材を有する少くとも
1つの冷却装置を備えている。ボス中への溶解ガ
ラスの流入面とけん伸面と同一視し得る対応のボ
スの外側下面との間に少くとも20℃に等しい温度
降下が生ずるように、けん伸中にフイラメントに
より連行される周囲ガス及び時には冷却部材との
熱交換に留意して、ボスの形状及び寸法並びにボ
スの間隔を定める。これらの相対的な寸法は1つ
のボスについて得ようとする温度降下(流入面
PEから測定したガラス高さ1mm当り平均10〜20
℃)の関数として各々の口金について計算する。 ボスは好ましくは簡単な幾何学的形状例えば底
面が好ましくは偏平な円筒形又は立方体のキヤビ
テイの形状とする。 ボスの底面においてのボスの外側下面は好まし
くは大体偏平とし、これに穿設されるオリフイス
は、前記底面の中心を通る垂直軸線に関し好まし
くは規則的に配列する。 このようにオリフイスを配列すると、1個のボ
スについて1本のフイラメントをけん伸する際
に、このフイラメントの小球に供給されるガラス
の流れがより規則的になる。 本発明の一実施例による製造装置によればボス
は垂直横壁を有し、外面の横断面は正方形状であ
る。 本発明の別の実施例による製造装置によれば、
口金の長手方向軸線と直角な少くとも1つの列か
ら各々成る複数群として規則的な間隔に各々のボ
スが配列され、2つの連続する群の間の間隔は、
1つの冷却部材を介設できるような値を有する。
1つの群が少くとも2つの列から成る場合、これ
らの列は好ましくは相互に対して横方向に位置を
ずらせて配列される。 口金に組合わせられる冷却装置は、伝導又は対
流により冷却される複数の細長い部材の集合体で
あり、流体冷却される少くとも1つの中空本体に
溶接した従来の型式の複数の薄いベーンの集合体
によつて好ましくは形成される。 ガラスのけん伸により誘起される空気流に基づ
く乱流を少くし、ガラスの小球の安定化に役立つ
バツフル群が口金の底面に形成されるように、ボ
スの形状及び寸法を定める。 この効果は冷却装置のベーンの存在によつて増
大する。 次に図面に示した本発明の好ましい実施例につ
いて詳述する。 最初に、本発明による紡糸口金を備えた紡糸装
置の全体的形状を一例として示す第1図を参照し
て説明する。 Pt90%−Rh10%の合金からほぼ構成される口
金1は、ジユール効果による加熱用の電流が到来
する端子2を備えている。口金1は一連のボス4
の外側下面に穿設したオリフイスを通つて流れる
溶融ガラスを収容し、ボス4は好ましくは口金1
と同じ合金からつくられ、口金1の底部を形成す
る板体5の底端に突出するように形成されてい
る。口金1は既知の形式のガラス供給源と連通し
ており、この供給源は、ガラスを溶融状態で重力
作用により口金1中へと直接に流出させる溶融炉
の前方部材であつても、口金1中において再溶解
される小球の形でガラスを供給する供給装置であ
つてもよい。どんな供給源を用いても、オリフイ
スを通る溶解したガラスの流れは、板体5の上方
にある溶解したガラスの静圧により本質的に確保
される。ガラスは要素フイラメント6となるよう
に、既知のように回転スピンドル7を介しけん
伸、則ち引き伸ばされる。潤滑装置8により潤滑
剤を適用した後、フイラメント6は、当該技術に
おいて慣用される櫛刃状部材10,11のような
部材により1本以上の糸9として集められる。糸
9は、スクリユー12のような配糸部材により回
転スピンドル7に沿いトラバース運動しながらそ
の上に巻取られる。 少くとも1列のオリフイス又はノズルを穿設し
た吹込斜面13は、長手方向軸線の回りに可動に
取付けてあり、ノズル又はオリフイス全体から供
給されるガス流が口金1の底部を周期的に完全に
走査するように長手方向軸線の回りに可動に取付
てある。これは斜面13の回転又は振動により行
われる。 この形式の斜面13は、第1,4C図に示さ
れ、直径が1mmで口金1の長さに少くとも等しい
長さに亘り2mm間隔で配列された1列のオリフイ
ス14を備えている。斜面13は、好ましくは操
作者が近付く側と反対の側において紡糸面の横側
又は下側に紡糸面の長手方向軸線に対し好ましく
は100〜300mmの距離に配設されている。これの回
転速度は1秒間2〜3回転である。底部が約250
cm2の表面をもつ口金1の場合、好ましくは周囲温
度の空気であるガスの排出量は1分間0.1〜1m3
である。口金1の底部のレベルにおいてのガス流
速は一側として1秒間1〜10mである。 より広汎で一様な冷却効果を得るためにオリフ
イスの列の数か又はその直径又は斜面13の回転
速度を変更してもよい。 この効果は口金1の底面の長辺の両側に2つの
斜面13を設けることによつても得られる。斜面
13の回転はその間から出るガス流が交互に口金
1の底面をスイープするように制御する。 口金1の底面の全部をスイープする角度をオリ
フイス14の列が通過するように斜面13を単に
振動させてもよい。 この場合、オリフイス14の列の数を多くした
り、振動速度を変えたりしてもよい。同様に、口
金1の両側に2つの振動口金を配設し、2つのガ
ス流が口金1の底面を交互にスイープするように
それぞれの運動を制御してもよい。 ガスは導管17に連結した斜面13の一端又は
両端から導入し得る。 各々の実施例において斜面13は1個以上の集
収軸受を有し、これから空気が供給される。 2つの軸受は、紡糸位置上に吹込装置を位置決
めし固定するための図示しない板上に支持されて
いる。この板は吹込量の関数として可変の速度の
空圧モーターも備えている。 斜面13と空圧モーターとの間の連結装置は所
望の吹込モードに従つて構成される。 回転斜面の場合の連結は、2個の歯車(一方は
斜面13の一端に取付けてあり、他方はモーター
軸に取付けてある)によつて行われる。 振動斜面の場合、やはり斜面の一端に固定され
た連結棒−クランク装置によつて連結が行われ
る。スイープ角度振幅の調節は、モーターの回転
軸に対する連接棒の脚部の長さの強調の程度を変
えることにより行われる。 第1図に、特別の吹込順次に対応する別の実施
態様を示し、この例では斜面13の一方の先端と
一体のアーム18は自由端に転子18aを備えて
いる。図示しない復元ばね又は同様の装置によつ
てこの転子をモーター13aの軸に固着したカム
19の表面と接触した状態に保持する。 そのためカム19の形状を変えることにより口
金1の前方、中間又は後方の領域に対して可変持
続時間の吹込を行い得る。 前述した種々の可動の斜面により、口金1の底
面のほぼ全部の穿孔域に対してほぼ同一の効果の
ガス流を供給し得る。これらの斜面は作用が簡単
で容易に交換でき、調節も広汎に行うことがで
き、モーターの回転速度を変更して吹込作動の頻
度を変更し得る。 斜面13は後述するように口金1の再始動の或
る所定時点においてガス流を供給する。 第2,3図に示した冷却装置は、従来技術にお
いて良く知られたベーン形の冷却装置である。ベ
ーン15は少くとも1つの主要管16を有し、主
要管16中には冷却液特に水が収容されている。 ベーン15は2つの連続する列を隔だてる間げ
きと向かい合いに位置され、時々この間げき中に
部分的に係合し、紡糸オリフイスのところに所望
の温度が得られるようになつている。 第4A,4B,4C,4D図に示す本発明によ
る口金1の作用について次に説明する。 口金1に供給される溶融ガラスは、ボスを通過
し、ボス4の外側下面に穿設したオリフイス3を
通つて流れ、この下面をすみやかにガラス化す
る。ガラスの流れはボス4のところに単一の小球
20を生成し、この小球20は自重により徐々に
下降し、単一のガラスフイラメント21を形成す
る。この過程は手動により加速し得る。このよう
に形成された全部のフイラメント21を1つに
し、低速引き伸ばしを行う。ガス流好ましくは空
気流を供給し、これにより口金1の底面を走査す
る。 このように瞬時的に各々のフイラメント21を
各ボスの下部のオリフイス数と同数の要素フイラ
メント22に細分する。 これらの要素フイラメントを少くとも1本の糸
として集め、回転スピンドル7に巻取る。巻取り
の形成開始後直ちにガス流を停止させてフイラメ
ントの引き伸ばしを開始する。 ガス流の作用を廃して同じ作動サイクルを利用
し得るが、この場合はボスにより要素繊維が得ら
れる。 ガス流の速度は十分低くされ、紡糸作業中その
低い値に保つことができる。 第5,6図に限定的でない一例として、4〜7
個のオリフイス3をもつボス4の外側下面を示
す。ボスのオリフイス3の数は、ボス4の数、オ
リフイス3の直径、及び特に軸間隔の大きさによ
り大きくできる。 オリフイス3の数は、オリフイス3の最大可能
な密度を得ることと紡糸作業中の小球20の分離
状態を良くすることとを勘案して定める。 オリフイス3の数の如何にかかわらず、ボスの
基部中心を通る垂直軸に対し調心された円上にオ
リフイス3の中心を位置させ得ることがわかつて
いる。この基部の中心は中心オリフイスにより占
められ得る。オリフイス3の縁部間の間隔は1〜
0.2mm又はそれ以下としてもよいが、好ましい間
隔は0.2〜0.5mmである。 ボス4は、第5〜7図に示すように、口金1の
底面の長手軸線と直角に単列又は複列として配設
し得る。 各列においてボス4は距離aをもつて隔だてら
れ、この距離aは少くとも0.1mm、好ましくは0.4
〜1mmである。こ距離aは第7図に示す態様を選
定した時は異なる2列の隣接するボス4の間に保
たれる。第5,7図に示す列間の距離bは冷却装
置の1つの冷却要素を介設し得るように定めら
れ、2.5〜5.5mm、好ましくは3.5〜4mmである。 第5〜7図に製造の容易な立方体又は円筒体の
ボス4を示す。コンパクトな複数の群として配列
されるならば別の形状のボスを用いてもよい。 互に隔だてたボス4を使用することの特別の利
益は、ボス4の壁部中というよりはボス4の底板
中に電流が循環されることである。従つて特にボ
ス4の下側壁の厚さは、全体として考えた口金の
電気的特性と無関係に選択し得る。そのためボス
付き口金1は従来のニツプル付きの底部をもつ口
金と同様に電気的特性を示し、不つごうな点はな
い。 いくつかの重要な寸法上の特性を第8図に示
し、ここにe、fは口金1の厚さとボス4の厚
さ、h、pはボス4の側部壁のそれぞれ高さ及び
厚さである。 これらの値の選定上の本質的な条件は、ジユー
ル効果により消散される電気エネルギー現象、口
金1の機械的抵抗、熱交換現象オリフイス3を通
るガラスの流量及び単位面積当りのオリフイス3
の数である。 従つて最少可能な金属を固定させて口金1の底
部に或る十分な機械的耐力を与えるには、厚さe
は0.5〜3mm、好ましくは1〜2mmとする。 ボス4の寸法特性と無関係に定めたこの厚さe
は、上記底部の異なる領域ごとに異なつていてよ
く、口金1の底面全体にできるだけ一様に電流が
分布されるように選定される。 ガラスの流量を部分的に規定する厚さfは他の
寸法特性と無関係に定めることができ、これらの
厚さを非常に小さい値に定めると、オリフイス3
中の水頭損失は最小になり、非常に小さい直径の
オリフイス3から大きな流量が得られる。厚さf
はオリフイス3の直径に留意して0.2〜2mm好ま
しくは0.4〜1mmとしてもよい。 ガラスの冷却速度はボス4の側部壁の高さh及
び厚さpに厳密に依存する。 ボス4が一例として円筒形ならば壁部Pの厚さ
pは一定としてよい。第9図に示すように、正方
形外面のボス4が円筒形内面の小孔部に対応して
いる場合、この厚さpは水平面内で変化させても
よい。厚さpは第10図に示すように垂直面内で
変化させてもよい。後者の場合に壁部Pの厚さは
口金1の底部とのボス4の結合部からボス4の下
部にかけて厚さpからp′まで変化する。 一般に本発明による口金1において高さhは1
〜10mm、厚まpは0.2〜2mm好ましくは0.4〜1mm
である。 ベーン15がない場合、第8図に示す平面PE
(ボスへのガラスの流入面)において、TE1、TE2
は2つのボス41,42に流入する時のガラスの温
度、TF1、TF2は紡糸面PFにおいてのオリフイス
3の温度である。TE2がTE1より高いと、他のパ
ラメーターが一定ならば、ボス42において生じ
た温度降下△TN2=TE2−TF2は、作動温度が非常
に高くなる付加ガスなしにこの系内に放射及び対
流により熱交換が優勢に行われるとして、ボス4
1の温度降下△TN1=TE1−TF1より大きい。 そのため平均面での温度の偏より△TF=TF2−
TF1はボスの流入面での偏より△TE=TE2−TE1よ
り少い。この熱緩衝効果即ちボスの入口に存在す
る温度偏りの紡糸面レベルでの低減の効果は、
各々のボスでの温度降下が大きいほどそれだけ高
くなる。 それでも紡糸面PFにおいての温度の偏よりの
減少が不十分ならば、本発明による口金1の底部
の形状により、冷却ベーン15を取付け、異なる
ボスの列において設定しようする温度降下をこの
手段により制御することができる。 ニツプルが存在する場合と少くとも同等の紡糸
安定度となるようなわずかな温度のばらつきが紡
糸面すなわち、平均けん伸面PFで得られるので、
小径の繊維が良い歩留まりで製造できる。オリフ
イス3のレベルでのこのわずかな温度のばらつき
により、与えられた紡糸温度範囲について繊維直
径のばらつきが少くなるという利点が得られる。 そのため、比較的低い引き伸ばし速度で繊維直
径を非常に小さくできるので、本発明による口金
1は、半製品の製造に特に適合している。 第12〜14図に主な応用例を示す。 第1の応用例は、単一の口金(第11図)又は
複数の口金(第12図)から出発して得た高テツ
クスの巻取りを口金1の直下において製造する場
合である。 第2の応用例は第13図に示す装置により複数
の口金から供給される連続糸からマツトを製造す
る場合である。 切断繊維を口金直下で製造する第3の応用例を
第14図に示す。これは切断繊維から敷物を製造
する場合である。 次に実施例につき説明する。 実施例 1 ロジウム−白金製の金属板から口金底面を形成
し、この底面は1列当りボス4の数が10個で合計
40列のボス4を有し、各ボス4には4つのオリフ
イス3が穿設してある。 ボス4の配列と構造を第5,8,9図に示す。
寸法特性は次の通りである。 口金の底面 380×16mm 厚さe 1.5mm 2個のボス4の間隔 a=1mm、b=3.5mm ボス4の断面 4.7×4.7mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さp 最小値で0.35mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔d 0.2mm 市場の第1の規準に従つてこの口金1から引き
伸し速度12m/秒で直径17μmの要素フイラメン
ト1600本から成る900テツクスの糸を得た。 光学的高温計により測定したけん伸(けん伸ば
し)平均温度は1130〜1140℃であつた。小孔部で
の温度降下は80〜90℃であり、冷却ベーン15は
上端がボスの底部よりも約2mm下方になるように
配設した。 1日当り生産量は890Kgであつた。 市場の第2の規準に従つて、10m/秒のけん伸
速度で直径36μmの要素フイラメント400本から
成る1000テツクスの糸を得た。 けん伸平均温度は1150〜1160℃、振動小孔部で
の温度降下は60〜70℃、1日当り生産量は890Kg
であつた。 実施例 2 実施例1と同じ合金から成る口金1の底面に1
列当りボス7個の割合で32列のボス4を形成し、
各ボス4に7個のオリフイス3を穿設した。 ボス4の配列及びオリフイス3の配分は第6図
に示すようにし、オリフイス2の数については実
施例1に記載したボス4の構造と同一にした。 寸法特性は次のように定めた。 口金の直径 380×58mm 厚さe 1.5mm ボス4の間隔a 1mm ボス4の間隔b 3.5mm ボス4の断面 6.4×6.4mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さh 最小値で0.5mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔 0.3mm 900Kg/jのけん伸に対して1568個のオリフイ
ス4をもつこの口金に対し提供される可能性は、
表1に示した製造例に示す通りである。 実施例 3 この例でも白金90%とロジウム10%とから成る
口金1底面に1列当りボス19個の割合で52列のボ
ス4を形成し、各ボス4に4個のオリフイス3を
穿設した。ボス4の配列及び構造は第5,8,9
図に示す通りである。 また寸法は次の通りである。 口金1の底面 463×111mm 厚さe 1.5mm ボス4の間隔a 1mm ボス4の間隔b 3.5mm ボス4の断面積 4.7×4.7mm ボス4の高さh 4.5mm 厚さf 0.5mm 厚さp 最小値で0.35mm オリフイス3の直径 1.6mm 縁部間隔 0.2mm 2000Kg/jの理論けん伸に対してこの3952オリ
フイスの口金により提供される可能性を表2に示
す。
【表】
第1図は高速で回転しているスピンドル上に巻
取るために用いられ本発明による口金を備えた装
置を示す全体図、第2図は第1図に示した口金の
底部の部分的な横断面図、第3図は第1図に示し
た口金の底部の部分的な縦断面図、第4A,4
B,4C,4D図は本発明による口金の異なる作
動段階を示す斜視図、第5,6,7図は本発明明
による種々の口金の一部の縦断面図、第8図は第
5図に示す口金の底部の一部の縦断面図、第9図
は第5,8図に示すボスの水平断面図、第10図
は別の種類の小孔部の垂直断面図、第11,12
図は積層糸の巻取りを口金の直下において製造す
る装置を示す説明図、第13図は連続糸のマツト
を口金の直下において製造する装置を示す説明
図、第14図は切断繊維の敷物を口金の直下にお
いて製造する装置を示す説明図である。 1……口金、3……オリフイス、4……ボス、
6……フイラメント、7……スピンドル、9……
糸、11……櫛、13……吹込斜面、20……小
球。
取るために用いられ本発明による口金を備えた装
置を示す全体図、第2図は第1図に示した口金の
底部の部分的な横断面図、第3図は第1図に示し
た口金の底部の部分的な縦断面図、第4A,4
B,4C,4D図は本発明による口金の異なる作
動段階を示す斜視図、第5,6,7図は本発明明
による種々の口金の一部の縦断面図、第8図は第
5図に示す口金の底部の一部の縦断面図、第9図
は第5,8図に示すボスの水平断面図、第10図
は別の種類の小孔部の垂直断面図、第11,12
図は積層糸の巻取りを口金の直下において製造す
る装置を示す説明図、第13図は連続糸のマツト
を口金の直下において製造する装置を示す説明
図、第14図は切断繊維の敷物を口金の直下にお
いて製造する装置を示す説明図である。 1……口金、3……オリフイス、4……ボス、
6……フイラメント、7……スピンドル、9……
糸、11……櫛、13……吹込斜面、20……小
球。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属製口金の底面上に領域別に区分された密
な間隔の複数のオリフイスから形成される連続繊
維を、該口金内を重力の作用の下に流れるガラス
の様な熱可塑性鉱物材料からけん伸によつて製造
するに当たり、 (イ) 該口金の底面に壁部により外側域が区画され
るボス4に夫々供給される多数の流れに、溶融
したガラスを細分し、 (ロ) 該ボス4の底面に穿設した複数のオリフイス
3を経て各ガラスの流れを重力によつて流下さ
せて、該口金の底面から送出し、 (ハ) 対応するボス4の外側下面から送出されるガ
ラスの状態には関係なく、ボス毎に少なくとも
1本のフイラメントをけん伸する、 ことを特徴とする製造方法。 2 ボス4の外側下面に穿設したオリフイス3を
通るガラスの制御された冷却によりボス4の該外
側下面の送出しを制御することを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 各ボス4の外側下面から送出しが行われて、
各ボス4の底部に穿設したオリフイス3の全部よ
り流出するガラスから1つのボス当たり1本のフ
イラメントがけん伸されるようにガラスを冷却す
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
製造方法。 4 ボス4の外側下面からの送出しが最小限度と
なり、ボス4の外側下面に穿設した各オリフイス
3から流出するガラスから1本のフイラメントが
けん伸されるようにガラスを冷却させることを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の製造方法。 5 ボス4の間の間〓中において循環され、けん
伸中の繊維により連行される周囲ガスとの熱交換
によつてガラスの冷却を生じさせることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第4項の内いずれ
か1項記載の製造方法。 6 ボスの近くに配設した冷却部材を備えた少な
くとも1つの冷却装置との熱交換によりガラスの
冷却を制御することを特徴とする特許請求の範囲
第1項乃至第5項の内いずれか1項記載の製造方
法。 7 ボスへのガラスの流入面PEと平均けん伸面
PFと同一視し得る対応のボスの外側下面との間
においての少なくとも20℃に等しい温度降下によ
りガラスの冷却が表されることを特徴とする特許
請求の範囲第2項乃至第6項の内いずれか1項記
載の製造方法。 8 口金の底部に対して種々の冷却部材を調節し
て温度降下を選択的に調節することを特徴とする
特許請求の範囲第6項または第7項いずれか記載
の製造方法。 9 20〜140℃、好ましくは30〜90℃の温度降下
によりガラスの冷却が表されることを特徴とする
特許請求の範囲第1項乃至第8項の内いずれか1
項記載の製造方法。 10 オリフイス内にてのガラス温度を各オリフ
イスの近傍の金属の温度にほゞ等しくすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第9項の内
いずれか1項記載の製造方法。 11 (イ) 各ボスの外側下面からガラスを送出し
て温度t1まで冷却し、 (ロ) 対応するボスの外側下面上に分布されたガラ
スから、1つのボス当たり1本のフイラメント
をけん伸し、 (ハ) 送出しが終了するまで、けん伸したガラスを
温度t1より低い温度t2で冷却し、 (ニ) 該ボスの外側下面に穿設した各オリフイスよ
り流出するガラスから1本のフイラメントをけ
ん伸する、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第1
0項の内いずれか1項記載の製造方法。 12 ガス流で口金の底面を周期的にスイープす
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
11項の内いずれか1項記載の製造方法。 13 再始動の際にガス流を造りだすことを特徴
とする特許請求の範囲第1項乃至第11項の内い
ずれか1項記載の製造方法。 14 糸の巻取り開始後、直ちにガス流を遮断す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
13項の内いずれか1項記載の製造方法。 15 (イ) 口金の底面上に壁部によつて区画され
て外側下面に複数のオリフイスを備えた一連の
ボスに溶融ガラスを通過させ、 (ロ) 該オリフイスを経てガラスを流下させてボス
の下面から送出し、1つのボス当たり単一の小
球を形成し、 (ハ) 1つのボス当たりフイラメント1本の割合で
該溶融ガラスから徐々にフイラメントをけん伸
し、 (ニ) 該口金の底部上にガス流を向け、 (ホ) これにより各ボスの底面のオリフイス数と同
数の要素フイラメントに各フイラメントを細分
し、 (ヘ) 回転する支持体上に巻回した少なくとも1本
の糸になるように、前記要素フイラメントを集
め、 (ト) 該糸の巻取り開始直後にガス流を停止し、 (チ) ガス流がない状態で前記要素フイラメントの
けん伸を続ける、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第1
4項の内いずれか1項記載の製造方法。 16 重力の作用の下にガラスを供給する供給源
が設けられ、該供給源はジユール効果によつて加
熱される口金に連絡され、該口金の底面には領域
別に区分されたボスが設けられ、その外に該口金
の底部の側下方に設けられたガス吹込装置と、潤
滑装置と、前記繊維の機械的けん伸部材とが設け
られた、溶融したガラスの様な熱可塑性鉱物から
繊維を製造する製造装置であつて、口金1の底面
に一定の間隔でモザイク形状にボス4が形成さ
れ、各ボス4の底面に複数のオリフイス3が穿設
されていることを特徴とする製造装置。 17 各々のボスの外側下面が大体平らで、該ボ
スの底部に少なくとも4つのオリフイスが穿設し
てあることを特徴とする特許請求の範囲第16項
記載の製造装置。 18 各ボスの底部に穿設されたオリフイスが該
底部の中心を通る垂直軸線に対し規則的に配列さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第16項ま
たは第17項いずれか記載の製造装置。 19 水平面内の断面として見たボスの断面形状
が、ボスの内側と外側とで異なるようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第18
項の内いずれか1項記載の製造装置。 20 各ボスの外側下面を正方形状としたことを
特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第19項
の内いずれか1項記載の製造装置。 21 各ボスの外側下面を円形としたことを特徴
とする特許請求の範囲第16項乃至第19項の内
いずれか1項記載の製造装置。 22 ボスの側部壁を直立壁としたことを特徴と
する特許請求の範囲第16項乃至第21項の内い
ずれか1項記載の製造装置。 23 口金の底面との連結点から下面までボスの
壁部の厚さを規則的に減少させたことを特徴とす
る特許請求の範囲第16項乃至第21項の内いず
れか1項記載の製造装置。 24 ボスの高さhを1〜10mmとしたことを特徴
とする特許請求の範囲第16項乃至第23項内い
ずれか1項記載の製造装置。 25 ボスの壁部の厚さPを0.2〜2mm、好まし
くは0.4〜1mmとしたことを特徴とする特許請求
の範囲第16項乃至第23項の内いずれか1項記
載の製造装置。 26 隣接する2つのオリフイスを隔てる縁部間
隔を1mm以下、好ましくは0.2〜0.5mmとしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第25
項の内いずれか1項記載の製造装置。 27 ボス中に収容されたガラスに生ずる温度降
下を制御する、ボス相互を隔てる間〓と向かい合
いに配設された冷却ベーンを備えた少なくとも1
つの装置を設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第16項乃至第26項の内いずれか1項記載の
製造装置。 28 口金の長手方向軸線と直角の少なくとも1
つの列により各々形成される群として規則的な間
隔を以てボスを配列し、1つの冷却ベーンを介設
し得るように2つの隣接する群間の間隔を定めた
ことを特徴とする特許請求の範囲第16項乃至第
27項の内いずれか1項記載の製造装置。 29 互いに対し横方向に、また口金の長手軸線
と直角にずらされた少なくとも2列から各々のボ
ス群が成るようにしたことを特徴とする特許請求
の範囲第16項乃至第28項の内いずれか1項記
載の製造装置。 30 ボスの流入面PEと平均けん伸面PFとの間
でガラスが受ける外部との熱交換による温度降下
が少なくとも20℃となるようにボスの寸法を定め
たことを特徴とする特許請求の範囲第16項記載
の製造装置。 31 各々x個の穿設オリフイスを持つn個のボ
スを口金が備えたことを特徴とする特許請求の範
囲第16項乃至第30項の内いずれか1項記載の
製造装置。
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| FR7928538A FR2470098A1 (fr) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | Procede et appareil pour la fabrication de fibres de verre |
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|---|---|
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| JPH0243691B2 true JPH0243691B2 (ja) | 1990-10-01 |
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