JPH0243842Y2 - - Google Patents

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JPH0243842Y2
JPH0243842Y2 JP10972885U JP10972885U JPH0243842Y2 JP H0243842 Y2 JPH0243842 Y2 JP H0243842Y2 JP 10972885 U JP10972885 U JP 10972885U JP 10972885 U JP10972885 U JP 10972885U JP H0243842 Y2 JPH0243842 Y2 JP H0243842Y2
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cooling
air bag
air
outside
vest
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高温作業たとえば夏期の農薬散布作
業や造船溶接作業等において人体を高温多湿から
防いだり、あるいはヨツトやボート、サーフイン
等の水上スポーツにおいて人体を過昇温から防い
で快適に保つとともに、転覆時の浮袋およびシヨ
ツク・アブソーバとしても機能することのできる
多機能冷却衣に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、人体用冷却ジヤケツトとして、たとえば
特開昭52−15747号公報や実開昭53−88301号公報
等に記載されたものが提案されている。
いずれも、冷媒として昇華性のドライアイスを
利用するものであり、特開昭52−15747号公報に
記載のものは、ジヤケツト内側の胴体全体あるい
は胴体下部に当たる部位にポケツトを設け、その
ポケツトにドライアイスを入れてその昇華による
ガス状二酸化炭素を対流させて、身体を冷却させ
ようとするものである。
また、実開昭53−88301号公報に記載のものは、
ビニル雨合羽の胴部内側にポケツトを設けて、そ
のポケツトにドライアイスを入れて上記と同様に
して身体を冷却させようとするものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例による冷却ジヤケツ
トは、いずれも冷媒として−80℃のドライアイス
を用いるものであるため、ポケツトを用いている
とはいえ人体に直接触れれば凍傷の危険があつ
た。
また、きわめて固い固体であるドライアイスを
人体側であるジヤケツトの内側に挿入するので着
心地が悪く、しかも間断なく昇華される二酸化炭
素ガスの発生を胴部から受けるため、体調に障害
を生ずるという問題点もあつた。
本考案の目的は、上記従来の冷却ジヤケツトの
問題点を克服し、凍傷の危険がなく、着心地が良
く、体調に支障を生ずることなく快適に冷却する
ことができると同時に、最も外側に設けた空気袋
体が断熱機能を有するとともにシヨツク・アブソ
ーバにもなり、たとえばヨツト等の水上スポーツ
に用いた場合には、転覆時に救命浮袋ともなる多
機能な冷却衣を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、胴体のほ
ぼ上半身を覆うベストおよび/または大腿部を覆
うトランクスからなる冷却衣であつて、前記ベス
トおよびトランクスの各外側に不凍液を含有した
ゲル状物質よりなる保冷材をピース状に装着し、
かつ、該ピース状保冷材の外側に空気出入可能な
空気袋体を設けたことを特徴とするものである。
以下、図によつて本考案を具体的に説明する。
第1図は、本考案の一実施例よりなる冷却衣
(ただし、空気袋体装着前の状態)を着用した場
合の正面図である。
同図に示すように、本考案の冷却衣は、胴体の
ほぼ上半身(肩部・胸部および上背部)を覆う冷
却ベスト1Aおよび/または大腿部(腰回り)を
覆う冷却トランクス1Bからなる。
本実施例では冷却ベスト1Aおよび冷却トラン
クス1Bの組合せから「冷却衣」が構成されてい
るが、必要に応じて冷却ベスト1Aのみ、または
冷却トランクス1Bのみとすることもできる。
冷却ベスト1Aおよび冷却トランクス1Bは、
いずれもその外側(人体に当たらない側)に複数
のポケツト2を有し、その中にピース状の不凍液
含有ゲル状物質よりなる保冷材3(第5図、第6
図参照)を装着している。
また、4はそれぞれ冷却ベスト1Aの前開き部
や冷却トランクス1Bの前開き部等に設けられた
紐であり、この紐4をきつく締めたり、または緩
めたりすることにより、痩せた人でも太つた人で
も自由に調節しながら着用可能になつている。
なお、紐4の代わりにフアスナーやスナツプ・
ボタン等の公知の係止部材をも用いることができ
る。
第2図は、本考案の一実施例よりなる冷却衣の
うち、冷却ベスト1A(ただし、空気袋体を装着
する前の状態)のみを外側から見た略正面展開図
である。
同図において、5は一対の袖ぐりである。着用
者は紐4aと4b、および紐4cと4dとを結ぶ
際、着用者の体型に応じて紐の締め具合を自由に
調節することができる。
第3図は、同様に冷却トランクス1B(ただし、
空気袋体装着前の状態)を外側から見た略正面展
開図である。
同図において、4aと4bは腹部で締めるため
の紐、4cと4d、および4eと4fはそれぞれ
脚部で締めるための紐である。
第4図は、第2図に示した冷却ベスト1Aの最
外層に空気袋体6を装着したものを外側から見た
略正面展開図である。
空気袋体6は、その内部に空気を出入自在に封
入できる気密性素材からなり、任意の位置(第4
図の例では底部中央)に空気出入口7を有してい
る。空気出入口7は、気密保持上、逆止弁等公知
の気密保持手段を備えていることが好ましい。
第5図は、第4図の−矢視断面図である。
同図に示すように、保冷材3を収納したポケツ
ト2の外側に空気8を封入した空気袋体6が装着
されている。
空気袋体6の装着は、空気袋体6の気密性を損
わないようにしてその周辺部を冷却ベスト1Aの
周辺部に縫製してもよいし、あるいはスナツプ・
ボタンやフアスナー等公知の係止部材を用いて周
辺部に係止するようにしてもよい。
また、空気袋体1の空気封入室は全体で一室と
してもよく、必要に応じて幾つかの封入室に分割
してもよい。
9は冷却衣の生地で、その人体側(内側)には
厚さSのスペーサ10が複数本設けられている。
すなわち、第6図(第4図の−矢視断面
図)に示すように、冷却衣の生地9の人体側に幅
方向に複数本のスペーサ10(厚みS)が設けら
れている。スペーサ10は、冷却衣内側と人体と
の間に厚みSの空隙を生じさせるので、人体との
密着による蒸れを防ぎ、空気の流通をよくすると
ともに、空気層の介在により保冷材の冷却効果が
過剰になることを防ぐこともできるという利点が
あるので、設けることが好ましい。
なお、図示はしないが、冷却トランクス1Bに
ついても上記冷却ベスト1Aと同様に、最外層に
空気袋体6を装着するものである。
本考案において、保冷材3としては、ピース状
の不凍液含有ゲル状物質を用いることが必要であ
る。
従来のようなドライアイスのような昇華性冷媒
では、−80℃という極低温のため凍傷になる危険
性があり、固くて着心地が悪く、また絶えず発生
する二酸化炭素ガスにより、体調に支障を来たす
場合があるからである。
ピース状にする理由は、大きなシート状より取
扱いが容易で、しかも装着量を適宜選択すること
により冷却効果を調節できるからである。
非昇華性の冷媒である不凍液として、たとえば
ポリエチレングリコールの水溶液等を用いること
ができる。
また、不凍液含有ゲル状物質は変形度が大きい
ので、冷却衣着用者の体型に柔軟に対応すること
ができ、着心地が良い。
保冷材3は、冷却衣生地9の外側、すなわち人
体とは反対側に装着することが必要である。
生地9の内側、すなわち人体側に保冷材3を設
けると、冷却効果が過剰になり、冷れ過ぎるから
である。その意味からも、冷却衣の内側にスペー
サ10を設けることが好ましい。
また、本考案において、空気袋体6は、保冷材
3の外側に設けることが必要である。
保冷材3の外側に設けることにより、保冷材3
を冷却させる時(着用前の状態)には空気出入口
7から空気を抜き、全体の容積を減らして冷却を
容易にする(冷却速度を高める)ことができ、ま
た冷却衣の着用時には空気出入口7から空気を封
入することにより、その封入空気層によつて外部
からの熱を遮断して保冷材3の温度を低く保つと
ともに、ヨツト等の水上スポーツで使用する時に
は衝突の際のシヨツク・アブソーバや転覆の際の
救命浮袋としても機能し、また、保冷材3を収納
するポケツト2の引つかきなどによる損傷が防止
されるからである。
なお、空気袋体6はレザーやゴム等の気密性素
材からなることが好ましく、さらに防水性・揆水
性処理を施されていることが好ましい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
冷却ベスト・トランクスの各外側に、不凍液
を含有したゲル状物質よりなる保冷材をピース
状に装着しているので、従来のドライアイスの
ような昇華性冷媒に伴う弊害がなくなるととも
に、取扱いが容易で、体型に合わせて柔軟に変
形するので着心地が良く、また冷却効果が過剰
になることもない。
最外層に空気を封入した空気袋体を設けてい
るため、次のような効果を発揮することができ
る。
空気層による断熱によつて保冷材の温度上
昇を遅らせることができるので、冷媒温度を
長時間低く保つことができる。
たとえば、ヨツト等の水上スポーツに使用
する場合、冷却効果とともに、転覆などの不
時の際にも空気袋体が救命浮袋として機能す
ることができる。
また、衝突などの衝撃の際にも、空気袋体
がシヨツク・アブソーバとして機能し、身体
の損傷を防ぐことができる。
さらに、保冷材の外側に空気袋体が設けら
れているので、引つかきなどによる保冷材収
納ポケツトの破れを防止できる。
なお、保冷材の冷却時(着用前)には、空気
出入口から空気を抜くことにより、空気袋体の
存在が冷却の支障になることはない。
よつて、本考案の冷却衣を高温時の作業、特に
夏期の農薬散布作業や造船溶接作業等に用いれ
ば、従来よりも長時間、蒸れることなく快適に作
業を続けることができるとともに、ヨツト等の水
上スポーツに用いれば、冷却衣としてのみなら
ず、シヨツク・アブソーバや救命浮袋としても機
能させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例よりなる冷却衣(た
だし、空気袋体装着前の状態)を着用した状態を
示す正面図、第2図は第1図の冷却ベストを外側
から見た略正面展開図、第3図は第1図の冷却ト
ランクスを外側から見た略正面展開図、第4図は
第2図の冷却ベストの最外層に空気袋体を装着し
たものを外側から見た略正面展開図、第5図は第
4図の−矢視断面図、および第6図は第4図
の−矢視断面図である。 1A……冷却ベスト、1B……冷却トランク
ス、2……ポケツト、3……保冷材、6……空気
袋体、7……空気出入口、8……空気。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 胴体のほぼ上半身を覆うベストおよび/または
    大腿部を覆うトランクスからなる冷却衣であつ
    て、前記ベストおよびトランクスの各外側に不凍
    液を含有したゲル状物質よりなる保冷材をピース
    状に装着し、かつ、該ピース状保冷材の外側に空
    気出入可能な空気袋体を設けたことを特徴とする
    冷却衣。
JP10972885U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0243842Y2 (ja)

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JP10972885U JPH0243842Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10972885U JPH0243842Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Publication Number Publication Date
JPS6221009U JPS6221009U (ja) 1987-02-07
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ID=30988089

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JP10972885U Expired JPH0243842Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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WO2014192616A1 (ja) * 2013-05-28 2014-12-04 シャープ株式会社 蓄熱部材およびその製造方法、並びにそれを用いた保管容器、冷蔵庫、包装容器、服、グラスおよび枕

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Publication number Publication date
JPS6221009U (ja) 1987-02-07

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