JPH0244797B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244797B2 JPH0244797B2 JP56068186A JP6818681A JPH0244797B2 JP H0244797 B2 JPH0244797 B2 JP H0244797B2 JP 56068186 A JP56068186 A JP 56068186A JP 6818681 A JP6818681 A JP 6818681A JP H0244797 B2 JPH0244797 B2 JP H0244797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fertilizer
- mbt
- family
- rice
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
本発明は水稲のような禾本科植物の節間を縮少
させると共にその分けつけを促進させる禾本科植
物の生育制御方法の改良に関するものである。 近年わが国においては、米の生産過剰にともな
い、“ササニシキ”“コシヒカリ”等の銘柄米の
作付指向が強まりつゝある一方、収量のみの増大
を目的とする飼料用米の作付も各方面でとりあげ
られている。 一般に銘柄米は長稈、穂重型に属する品種が多
く、ほとんどの場合、倒伏しやすいという宿命を
もつている。水稲の倒伏は米の品質を低下させる
ばかりでなく、収量も減少し、さらに刈取り作業
も困難となる。それ故品質および収量をある程度
犠牲にした栽培管理(チツ素肥料の減肥、早期落
水など)を行ついている事例が多い。 一方、飼料用米の生産においては、10アール当
り1トン以上の収量を確保する目的で、主として
外国稲を用いて栽培方式の検討が進められてい
る。 本発明者等は、これら時代の要望に応えるべ
く、水稲等の倒伏防止について従来から知られて
いる薬剤、例えばN−ジメチルアミノサクシナミ
ツク酸、(ジクロロエチル)トリメチルアンモニ
ウムクロライトなどの中から種々選択を行つた結
果、従来公知の2−メルカプトベンゾチアゾール
及び/又はジベンゾチアジルジサルフアイドをア
ルカリ性水溶液にて水溶液とし、この水溶液を各
種肥料基体に添加混合後、無機酸を加えて基体中
に2−メルカプトベンゾチアゾール及び/又はジ
ベンゾチアジルジサルフアイドを析出せしめた肥
料を植付前または植付後追肥として10アール当り
1〜5Kg施用すればチアゾール類の僅かな添加量
で、倒伏に最も関係のある水稲の第4.および第5
節間を短縮すること、および倒伏抵抗性を増大さ
せることができ、しかも肥料基体は禾本科植物に
対し肥料として作用することを知見した。 次に実験方法および実験結果について説明す
る。 次表中No.1〜8は水稲品種「ササニシキ」につ
いて、No.9〜10は水稲品種「ホウヨク」について
試験した場合である。 実験番号No.1〜No.8試験区の肥料施用量は10ア
ール当りチツソ肥料(Nとして8.0Kg)、リン酸肥
料(P2O5として17Kg)、カリ肥料(K2Oとして8.6
Kg)を植付時に施肥した。No.1は2−メルカプト
ベンゾチアゾール(以下MBTと略称する)を添
加しない場合、No.2はMBTを粉末で10アール当
り2Kg添加したN−P−K肥料の場合、No.3〜5
およびNo.7はMBTのソーダ塩を水に溶解したも
のにリン酸液を加えて中和し上記肥料の表面に均
一に次表に示す量を析出したものを施肥した場
合、No.6は植付時に施肥せず植付15日後No.5と同
様な量のMBTを肥料基体に析出せしめたものを
追肥した場合であり、またNo.8試験区の肥料施用
量はNo.1〜7と同じ肥料にジベンゾチアジルジサ
ルフアイド(DM)の苛性ソーダ水溶液を上記肥
料の表面に均一に次表に示す量析出したものを施
肥した場合である。 実験番号No.9〜10試験区の肥料施用量は10アー
ル当り、植付時にチツソ肥料(Nとして12Kg)、
リン酸肥料(P2O5として7Kg)およびカリ肥料
(K2Oとして12Kg)を施肥し、No.9はMBTを添
加しない場合であり、No.10はMBTのソーダ塩を
水に溶解したもの、上記肥料の表面に均一に次表
に示す量析出したものを施肥した場合である。
させると共にその分けつけを促進させる禾本科植
物の生育制御方法の改良に関するものである。 近年わが国においては、米の生産過剰にともな
い、“ササニシキ”“コシヒカリ”等の銘柄米の
作付指向が強まりつゝある一方、収量のみの増大
を目的とする飼料用米の作付も各方面でとりあげ
られている。 一般に銘柄米は長稈、穂重型に属する品種が多
く、ほとんどの場合、倒伏しやすいという宿命を
もつている。水稲の倒伏は米の品質を低下させる
ばかりでなく、収量も減少し、さらに刈取り作業
も困難となる。それ故品質および収量をある程度
犠牲にした栽培管理(チツ素肥料の減肥、早期落
水など)を行ついている事例が多い。 一方、飼料用米の生産においては、10アール当
り1トン以上の収量を確保する目的で、主として
外国稲を用いて栽培方式の検討が進められてい
る。 本発明者等は、これら時代の要望に応えるべ
く、水稲等の倒伏防止について従来から知られて
いる薬剤、例えばN−ジメチルアミノサクシナミ
ツク酸、(ジクロロエチル)トリメチルアンモニ
ウムクロライトなどの中から種々選択を行つた結
果、従来公知の2−メルカプトベンゾチアゾール
及び/又はジベンゾチアジルジサルフアイドをア
ルカリ性水溶液にて水溶液とし、この水溶液を各
種肥料基体に添加混合後、無機酸を加えて基体中
に2−メルカプトベンゾチアゾール及び/又はジ
ベンゾチアジルジサルフアイドを析出せしめた肥
料を植付前または植付後追肥として10アール当り
1〜5Kg施用すればチアゾール類の僅かな添加量
で、倒伏に最も関係のある水稲の第4.および第5
節間を短縮すること、および倒伏抵抗性を増大さ
せることができ、しかも肥料基体は禾本科植物に
対し肥料として作用することを知見した。 次に実験方法および実験結果について説明す
る。 次表中No.1〜8は水稲品種「ササニシキ」につ
いて、No.9〜10は水稲品種「ホウヨク」について
試験した場合である。 実験番号No.1〜No.8試験区の肥料施用量は10ア
ール当りチツソ肥料(Nとして8.0Kg)、リン酸肥
料(P2O5として17Kg)、カリ肥料(K2Oとして8.6
Kg)を植付時に施肥した。No.1は2−メルカプト
ベンゾチアゾール(以下MBTと略称する)を添
加しない場合、No.2はMBTを粉末で10アール当
り2Kg添加したN−P−K肥料の場合、No.3〜5
およびNo.7はMBTのソーダ塩を水に溶解したも
のにリン酸液を加えて中和し上記肥料の表面に均
一に次表に示す量を析出したものを施肥した場
合、No.6は植付時に施肥せず植付15日後No.5と同
様な量のMBTを肥料基体に析出せしめたものを
追肥した場合であり、またNo.8試験区の肥料施用
量はNo.1〜7と同じ肥料にジベンゾチアジルジサ
ルフアイド(DM)の苛性ソーダ水溶液を上記肥
料の表面に均一に次表に示す量析出したものを施
肥した場合である。 実験番号No.9〜10試験区の肥料施用量は10アー
ル当り、植付時にチツソ肥料(Nとして12Kg)、
リン酸肥料(P2O5として7Kg)およびカリ肥料
(K2Oとして12Kg)を施肥し、No.9はMBTを添
加しない場合であり、No.10はMBTのソーダ塩を
水に溶解したもの、上記肥料の表面に均一に次表
に示す量析出したものを施肥した場合である。
【表】
上表より銘柄米の栽培に当つては基肥と別に
MBT及び/又はDMを施用するよりも、肥料基
肥にMBT及び/又はDMを再析出したものを植
付時または追肥として施用することがより良好な
成績を示すことが認められた。 また草丈抑制効果についてはMBTを基材肥料
と別々に施用せず(No.2)、MBTを溶解した溶
液を基材肥料に添加し均一に混合した後再析出さ
せたものを施用した方がMBTの少い量で(No.
3)大なる効果を発現することが認められた。ま
た分けつ数増大の効果についても、草丈抑制効果
と同様な傾向が認められたが、短稈、穂数型品種
においてよりよい効果が認められた。 本発明は以上の実験結果に基くものであつて、
禾本科植物の生育を抑制するに当り、MBT及
び/又はDMのアルカリ性水溶液を肥料基体に添
加混合した後、これに無機酸を加えて中和し、該
基体表面上にMBT及び/又はDMを均一に析出
した肥料を作り施肥することを特徴とする禾本科
植物の生育を抑制する方法である。 本発明においてMBT及び/又はDMを肥料基
体の表面上に析出せしめるには、MBT及び/又
はDMを苛性ソーダなどのアルカリ性水溶液に溶
解するか、またはMBTのソーダ塩を作つてこれ
を水に溶解し、この溶解液を石こうまたはチツソ
肥料、リン酸肥料、カリ肥料などの肥料基体に添
加混合した後、これにリン酸、塩酸、硫酸などの
無機酸溶液を加えて中和し、MBT及び/又は
DMを上記石こうまたは肥料基体表面上に析出せ
しめる。MBT及び/又はDMの肥料基体表面に
対する析出量は石こうまたは肥料基体に対し3〜
15%程度が施用上均一に散布できることから好ま
しく、またMBT及び/又はDMの施用量は10ア
ール当り2Kg前後が好ましい。 本発明によれば禾本科植物の生育制御剤として
従来の使用量より少なく使用して同等の効果を発
揮せしめることができるばかりでなく、同時に禾
本科植物に肥料を供給することができる。 実施例 1 市販MBT粉末10Kgを10%苛性ソーダ溶液24Kg
に溶解させ、これを石こう75Kgに添加混合後、造
粒機に入れ、30%硫酸溶液10Kgを添加しながら、
造粒乾燥して製品100Kgを得た。この製品中には
MBTが細かく分散しており、製品中の再析出
MBT含有量は10%であつて製品のPHは6.5、硬度
は1.6Kg/cm2であつた。 この製品の水稲の基肥植付後15日前後に10アー
ル当り20Kgの割合で施用したところ、銘柄米の草
丈の抑制、分けつの増加効果が顕著であつた。 実施例 2 市販MBT粉末10Kgを10%アンモニア水13Kgに
添加し撹拌して溶解した。この溶液を肥料用塩化
カリ24.0Kg、石こう粉末4Kgおよび肥料用塩化ア
ンモン52.8Kgの混合物に添加混合した。この場合
混合物はMBTのアンモニア水溶液に十分に湿ら
された。この湿潤混合物に40%リン酸溶液12.7Kg
を徐々に添加混合して造粒し乾燥して製品100Kg
を得た。この製品中には再析出のMBT10Kgの他
にNとして14.3%、P2O5として5.1%、K2Oとし
て14.4%の肥料成分が含有され、製品のPHは6.5、
硬度は1.4Kg/cm2であつた。 本製品を水稲の基肥として、また追肥として使
用することにより銘柄米の倒伏を防止する効果を
示した。
MBT及び/又はDMを施用するよりも、肥料基
肥にMBT及び/又はDMを再析出したものを植
付時または追肥として施用することがより良好な
成績を示すことが認められた。 また草丈抑制効果についてはMBTを基材肥料
と別々に施用せず(No.2)、MBTを溶解した溶
液を基材肥料に添加し均一に混合した後再析出さ
せたものを施用した方がMBTの少い量で(No.
3)大なる効果を発現することが認められた。ま
た分けつ数増大の効果についても、草丈抑制効果
と同様な傾向が認められたが、短稈、穂数型品種
においてよりよい効果が認められた。 本発明は以上の実験結果に基くものであつて、
禾本科植物の生育を抑制するに当り、MBT及
び/又はDMのアルカリ性水溶液を肥料基体に添
加混合した後、これに無機酸を加えて中和し、該
基体表面上にMBT及び/又はDMを均一に析出
した肥料を作り施肥することを特徴とする禾本科
植物の生育を抑制する方法である。 本発明においてMBT及び/又はDMを肥料基
体の表面上に析出せしめるには、MBT及び/又
はDMを苛性ソーダなどのアルカリ性水溶液に溶
解するか、またはMBTのソーダ塩を作つてこれ
を水に溶解し、この溶解液を石こうまたはチツソ
肥料、リン酸肥料、カリ肥料などの肥料基体に添
加混合した後、これにリン酸、塩酸、硫酸などの
無機酸溶液を加えて中和し、MBT及び/又は
DMを上記石こうまたは肥料基体表面上に析出せ
しめる。MBT及び/又はDMの肥料基体表面に
対する析出量は石こうまたは肥料基体に対し3〜
15%程度が施用上均一に散布できることから好ま
しく、またMBT及び/又はDMの施用量は10ア
ール当り2Kg前後が好ましい。 本発明によれば禾本科植物の生育制御剤として
従来の使用量より少なく使用して同等の効果を発
揮せしめることができるばかりでなく、同時に禾
本科植物に肥料を供給することができる。 実施例 1 市販MBT粉末10Kgを10%苛性ソーダ溶液24Kg
に溶解させ、これを石こう75Kgに添加混合後、造
粒機に入れ、30%硫酸溶液10Kgを添加しながら、
造粒乾燥して製品100Kgを得た。この製品中には
MBTが細かく分散しており、製品中の再析出
MBT含有量は10%であつて製品のPHは6.5、硬度
は1.6Kg/cm2であつた。 この製品の水稲の基肥植付後15日前後に10アー
ル当り20Kgの割合で施用したところ、銘柄米の草
丈の抑制、分けつの増加効果が顕著であつた。 実施例 2 市販MBT粉末10Kgを10%アンモニア水13Kgに
添加し撹拌して溶解した。この溶液を肥料用塩化
カリ24.0Kg、石こう粉末4Kgおよび肥料用塩化ア
ンモン52.8Kgの混合物に添加混合した。この場合
混合物はMBTのアンモニア水溶液に十分に湿ら
された。この湿潤混合物に40%リン酸溶液12.7Kg
を徐々に添加混合して造粒し乾燥して製品100Kg
を得た。この製品中には再析出のMBT10Kgの他
にNとして14.3%、P2O5として5.1%、K2Oとし
て14.4%の肥料成分が含有され、製品のPHは6.5、
硬度は1.4Kg/cm2であつた。 本製品を水稲の基肥として、また追肥として使
用することにより銘柄米の倒伏を防止する効果を
示した。
Claims (1)
- 1 禾本科植物の生育を制御するに当り、2−メ
ルカプトベンゾチアゾール及び/又はジベンゾチ
アジルジサルフアイドのアルカリ性水溶液を肥料
基体に添加混合した後、これに無機酸を加えて中
和し、該基体表面上に2−メルカプトベンゾチア
ゾール及び/又はジベンゾチアジルジサルフアイ
ドが均一に析出した肥料を作り、施肥することを
特徴とする禾本科植物の生育を制御する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068186A JPS57185203A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Method for controlling growth of gramineous plant |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068186A JPS57185203A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Method for controlling growth of gramineous plant |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57185203A JPS57185203A (en) | 1982-11-15 |
| JPH0244797B2 true JPH0244797B2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13366494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56068186A Granted JPS57185203A (en) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | Method for controlling growth of gramineous plant |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57185203A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7606592B2 (en) | 2005-09-19 | 2009-10-20 | Becker Charles D | Waveguide-based wireless distribution system and method of operation |
| CN104725132A (zh) * | 2015-03-05 | 2015-06-24 | 陕西上格之路生物科学有限公司 | 一种含噻唑膦的具水溶功效的药肥颗粒剂 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55105605A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-13 | Sumitomo Chem Co Ltd | Growth regulator for grass crop |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP56068186A patent/JPS57185203A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57185203A (en) | 1982-11-15 |
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