JPH0245366B2 - - Google Patents
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- JPH0245366B2 JPH0245366B2 JP56023190A JP2319081A JPH0245366B2 JP H0245366 B2 JPH0245366 B2 JP H0245366B2 JP 56023190 A JP56023190 A JP 56023190A JP 2319081 A JP2319081 A JP 2319081A JP H0245366 B2 JPH0245366 B2 JP H0245366B2
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- Japan
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- conversion means
- elastic wave
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
- H03H9/643—Means for obtaining a particular transfer characteristic the transfer characteristic being determined by reflective or coupling array characteristics
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/125—Driving means, e.g. electrodes, coils
- H03H9/145—Driving means, e.g. electrodes, coils for networks using surface acoustic waves
- H03H9/14544—Transducers of particular shape or position
- H03H9/14552—Transducers of particular shape or position comprising split fingers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、表面を弾性波が伝播できる基体と、
上記表面にある第1の伝播トラツクに沿つて弾性
波エネルギーを放出するように設けられている入
力変換手段と、上記表面にある第2の伝播トラツ
クから弾性波エネルギーを受け取るように設けら
れている出力変換手段と、上記入力変換手段から
上記第1の伝播トラツクに放出された弾性波を受
け取り、このエネルギーの少なくとも一部を弾性
波エネルギーとして出力変換手段に向けて第2の
伝播トラツクに再放出する電気結合手段とを具え
る弾性波帯域通過形電気フイルタであつて、入力
変換手段と出力変換手段との合成振幅−周波数応
答が弾性波の波長λ0に対応する中心周波数f0を有
する第1の通過域を具え、この第1の通過域がフ
イルタの所望の主通過域に相当し、前記の合成振
幅−周波数応答が更に前記の第1の通過域に対す
るそれぞれの奇数高調波周波数で少なくとも1つ
の不所望な通過域を有し、前記電気結合手段が前
記第1の伝播トラツクを横切る導体細条アレーと
前記第2の伝播トラツクを横切る導体細条アレー
とから成り、各導体細条アレーの導体細条を互い
に電気的に絶縁されている個別の平行細条とし、
前記2個の導体細条アレーの導体を各導体細条ア
レーから細条を1本ずつ選んで対の状態にして電
気的に接続し、この電気結合手段を1つの群又は
複数の群に配置した弾性波帯域通過形電気フイル
タに関するものである。
上記表面にある第1の伝播トラツクに沿つて弾性
波エネルギーを放出するように設けられている入
力変換手段と、上記表面にある第2の伝播トラツ
クから弾性波エネルギーを受け取るように設けら
れている出力変換手段と、上記入力変換手段から
上記第1の伝播トラツクに放出された弾性波を受
け取り、このエネルギーの少なくとも一部を弾性
波エネルギーとして出力変換手段に向けて第2の
伝播トラツクに再放出する電気結合手段とを具え
る弾性波帯域通過形電気フイルタであつて、入力
変換手段と出力変換手段との合成振幅−周波数応
答が弾性波の波長λ0に対応する中心周波数f0を有
する第1の通過域を具え、この第1の通過域がフ
イルタの所望の主通過域に相当し、前記の合成振
幅−周波数応答が更に前記の第1の通過域に対す
るそれぞれの奇数高調波周波数で少なくとも1つ
の不所望な通過域を有し、前記電気結合手段が前
記第1の伝播トラツクを横切る導体細条アレーと
前記第2の伝播トラツクを横切る導体細条アレー
とから成り、各導体細条アレーの導体細条を互い
に電気的に絶縁されている個別の平行細条とし、
前記2個の導体細条アレーの導体を各導体細条ア
レーから細条を1本ずつ選んで対の状態にして電
気的に接続し、この電気結合手段を1つの群又は
複数の群に配置した弾性波帯域通過形電気フイル
タに関するものである。
結合係数が高い圧電基体、例えばY−Zニオブ
酸リチウム上に指合形入力変換手段と、指合形出
力変換手段と、それらの間に挿入されたトラツク
を変更するための多重細条アレーとを設けた表面
弾性波(SAW)帯域通過形電気フイルタは周知
のものである。而して上記2個の変換手段の振幅
−周波数応答を組み合わせた合成振幅−周波数応
答はほぼフイルタの所望通りの通過域と一致する
通過域を有する。これらのフイルタが具える多重
細条アレーの主たる長所はこれがスプリアスバル
ク波を可成り抑圧できることであり、もう一つの
利点はこれが両変換手段のアポダイゼーシヨン重
み付け(apodization weighting)を許すことで
ある。
酸リチウム上に指合形入力変換手段と、指合形出
力変換手段と、それらの間に挿入されたトラツク
を変更するための多重細条アレーとを設けた表面
弾性波(SAW)帯域通過形電気フイルタは周知
のものである。而して上記2個の変換手段の振幅
−周波数応答を組み合わせた合成振幅−周波数応
答はほぼフイルタの所望通りの通過域と一致する
通過域を有する。これらのフイルタが具える多重
細条アレーの主たる長所はこれがスプリアスバル
ク波を可成り抑圧できることであり、もう一つの
利点はこれが両変換手段のアポダイゼーシヨン重
み付け(apodization weighting)を許すことで
ある。
これらのフイルタに設けられる各変換手段の振
幅−周波数応答は、基本通過域と、変換手段の分
散構成、即ち変換手段の電極の中心から中心迄の
距離及びマークースペース比とにより決まる特定
の高調波にある他の通過域とを有するが、入力変
換手段と出力変換手段の分散構成を異ならせると
フイルタの合成振幅−周波数応答に見られるこれ
らの高調波通過域の或るものが抑圧される。しか
し、2個の変換手段の分散構成を同じにするとこ
のような抑圧は起こらない。電極間の中心から中
心迄の距離を基本通過域の中心周波数に対応する
表面弾性波の波長の四分の一とし(これは二重電
極変換手段と呼ばれる)、電極のマークースペー
ス比を1対1とする指合形変換手段は基本通過域
に一番近い通過域として振幅が基本通過域の振幅
にほぼ等しい第3高調波通過域を有する。この二
重電極構成変換手段の主たる長所は振幅−周波数
応答内に不所望のリツプルを出現させる変換手段
内での相互作用が小さくなることであり、この理
由でこの構成を入力変換手段にも出力変換手段に
も使うことが普通となつている。しかし、この場
合に発生する第3高調波を抑圧しないとフイルタ
の用途如何によつては深刻な欠点となる。また電
極同士の間の中心から中心迄の距離が基本通過域
の中心周波数に対応する表面弾性波の波長の二分
の一(これは単一電極変換器として知られてい
る)であり、電極のマークースペース比が1対1
である指合形変換手段は基本通過域の最近傍の他
の通過域として第5高調波通過域を有するが、こ
の単一電極構成変換手段の長所は電極の幅を信頼
できる範囲で最小にした時基本通過域の中心周波
数が二重電極構成の変換手段の場合の周波数の2
倍のところにくることである。しかし、この場合
も発生する第5高調波を抑圧しないとフイルタの
用途如何によつては重大な欠点となる。
幅−周波数応答は、基本通過域と、変換手段の分
散構成、即ち変換手段の電極の中心から中心迄の
距離及びマークースペース比とにより決まる特定
の高調波にある他の通過域とを有するが、入力変
換手段と出力変換手段の分散構成を異ならせると
フイルタの合成振幅−周波数応答に見られるこれ
らの高調波通過域の或るものが抑圧される。しか
し、2個の変換手段の分散構成を同じにするとこ
のような抑圧は起こらない。電極間の中心から中
心迄の距離を基本通過域の中心周波数に対応する
表面弾性波の波長の四分の一とし(これは二重電
極変換手段と呼ばれる)、電極のマークースペー
ス比を1対1とする指合形変換手段は基本通過域
に一番近い通過域として振幅が基本通過域の振幅
にほぼ等しい第3高調波通過域を有する。この二
重電極構成変換手段の主たる長所は振幅−周波数
応答内に不所望のリツプルを出現させる変換手段
内での相互作用が小さくなることであり、この理
由でこの構成を入力変換手段にも出力変換手段に
も使うことが普通となつている。しかし、この場
合に発生する第3高調波を抑圧しないとフイルタ
の用途如何によつては深刻な欠点となる。また電
極同士の間の中心から中心迄の距離が基本通過域
の中心周波数に対応する表面弾性波の波長の二分
の一(これは単一電極変換器として知られてい
る)であり、電極のマークースペース比が1対1
である指合形変換手段は基本通過域の最近傍の他
の通過域として第5高調波通過域を有するが、こ
の単一電極構成変換手段の長所は電極の幅を信頼
できる範囲で最小にした時基本通過域の中心周波
数が二重電極構成の変換手段の場合の周波数の2
倍のところにくることである。しかし、この場合
も発生する第5高調波を抑圧しないとフイルタの
用途如何によつては重大な欠点となる。
本発明の目的は上述した高調波応答を抑圧しな
い場合に生ずる欠点を克服するにある。このよう
な本発明の根本思想は基体上の入力変換手段と出
力変換手段との間に設けられるトラツクを変更す
るための多重細条アレーの幾何学的構造をこの多
重細条アレーを副群に分割し、副群同士の間の距
離を入力トラツクに対する側と出力トラツクに対
する側とで異ならしめることによりこの多重細条
アレーの振幅−周波数応答に変換手段の不所望な
通過域を抑圧する阻止域が現われるようなものに
するにある。
い場合に生ずる欠点を克服するにある。このよう
な本発明の根本思想は基体上の入力変換手段と出
力変換手段との間に設けられるトラツクを変更す
るための多重細条アレーの幾何学的構造をこの多
重細条アレーを副群に分割し、副群同士の間の距
離を入力トラツクに対する側と出力トラツクに対
する側とで異ならしめることによりこの多重細条
アレーの振幅−周波数応答に変換手段の不所望な
通過域を抑圧する阻止域が現われるようなものに
するにある。
本発明は、表面を弾性波が伝播できる基体と、
上記表面にある第1の伝播トラツクに沿つて弾性
波エネルギーを放出するように設けられている入
力変換手段と、上記表面にある第2の伝播トラツ
クから弾性波エネルギーを受け取るように設けら
れている出力変換手段と、上記入力変換手段から
上記第1の伝播トラツクに放出された弾性波を受
け取り、このエネルギーの少なくとも一部を弾性
波エネルギーとして出力変換手段に向けて第2の
伝播トラツクに再放出する電気結合手段とを具え
る弾性波帯域通過形電気フイルタであつて、入力
変換手段と出力変換手段との合成振幅−周波数応
答が弾性波の波長λ0に対応する中心周波数f0を有
する第1の通過域を具え、この第1の通過域がフ
イルタの所望の主通過域に相当し、前記の合成振
幅−周波数応答が更に前記の第1の通過域に対す
るそれぞれの奇数高調波周波数で少なくとも1つ
の不所望な通過域を有し、前記電気結合手段が前
記第1の伝播トラツクを横切る導体細条アレーと
前記第2の伝播トラツクを横切る導体細条アレー
とから成り、各導体細条アレーの導体細条を互い
に電気的に絶縁されている個別の平行細条とし、
前記2個の導体細条アレーの導体を各導体細条ア
レーから細条を1本ずつ選んで対の状態にして電
気的に接続し、この電気結合手段を1つの群又は
複数の群に配置した弾性波帯域通過形電気フイル
タにおいて、 前記電気結合手段の各群を少なくとも2個の副
群の対応する組を以つて構成し、各副群を両導体
細条アレーから取つた導体細条で構成し、副群の
各組に対し、第1及び第2の伝播トラツクに沿う
それぞれの隣接の副群間の実効間隔を互いに、λ0
よりも著しく小さく且つ選択された前記の不所望
な通過域の中心周波数とほぼ一致する周波数nf0
の弾性波波長の適切な分割値である量だけ異なら
せ、前記の群を構成する副群の個数及び相対配置
は前記の適切な分割値に関連して選択し、これに
より出力変換手段の方向に再放出される弾性波エ
ネルギーを前記の周波数nf0で相殺位相及び振幅
関係で合成し、前記の電気結合手段の振幅−周波
数応答に阻止域を設け、この阻止域により、フイ
ルタの所望の主通過域応答を維持して選択された
前記の不所望な通過域を抑圧するようになつてい
ることを特徴とする。
上記表面にある第1の伝播トラツクに沿つて弾性
波エネルギーを放出するように設けられている入
力変換手段と、上記表面にある第2の伝播トラツ
クから弾性波エネルギーを受け取るように設けら
れている出力変換手段と、上記入力変換手段から
上記第1の伝播トラツクに放出された弾性波を受
け取り、このエネルギーの少なくとも一部を弾性
波エネルギーとして出力変換手段に向けて第2の
伝播トラツクに再放出する電気結合手段とを具え
る弾性波帯域通過形電気フイルタであつて、入力
変換手段と出力変換手段との合成振幅−周波数応
答が弾性波の波長λ0に対応する中心周波数f0を有
する第1の通過域を具え、この第1の通過域がフ
イルタの所望の主通過域に相当し、前記の合成振
幅−周波数応答が更に前記の第1の通過域に対す
るそれぞれの奇数高調波周波数で少なくとも1つ
の不所望な通過域を有し、前記電気結合手段が前
記第1の伝播トラツクを横切る導体細条アレーと
前記第2の伝播トラツクを横切る導体細条アレー
とから成り、各導体細条アレーの導体細条を互い
に電気的に絶縁されている個別の平行細条とし、
前記2個の導体細条アレーの導体を各導体細条ア
レーから細条を1本ずつ選んで対の状態にして電
気的に接続し、この電気結合手段を1つの群又は
複数の群に配置した弾性波帯域通過形電気フイル
タにおいて、 前記電気結合手段の各群を少なくとも2個の副
群の対応する組を以つて構成し、各副群を両導体
細条アレーから取つた導体細条で構成し、副群の
各組に対し、第1及び第2の伝播トラツクに沿う
それぞれの隣接の副群間の実効間隔を互いに、λ0
よりも著しく小さく且つ選択された前記の不所望
な通過域の中心周波数とほぼ一致する周波数nf0
の弾性波波長の適切な分割値である量だけ異なら
せ、前記の群を構成する副群の個数及び相対配置
は前記の適切な分割値に関連して選択し、これに
より出力変換手段の方向に再放出される弾性波エ
ネルギーを前記の周波数nf0で相殺位相及び振幅
関係で合成し、前記の電気結合手段の振幅−周波
数応答に阻止域を設け、この阻止域により、フイ
ルタの所望の主通過域応答を維持して選択された
前記の不所望な通過域を抑圧するようになつてい
ることを特徴とする。
各第1の群を2個の副群で構成することができ
る。こうすれば電気結合手段の構造が簡単にな
る。もう一つの方法は各第1の群を3個の副群で
構成することである。こうすると電気結合手段の
構成が複雑になるが、電気結合手段の振幅−周波
数応答に得られる阻止域の幅を広くとれるように
なる。入出力変換手段の分散構造は全体を二重電
極構造とし、前記第1の通過域を基本通過域と
し、これに最も近い前記の不所望な通過域を対応
の第3高調波の通過域とし、選択された前記の不
所望な通過域で抑圧されるものをこの第3高調波
の通過域とすることができる。もう一つの方法は
入出力変換手段の全体を単一電極構造とし、前記
第1の通過域を基本通過域とし、これに最も近い
前記の不所望な通過域を対応の第5高調波の通過
域とし、選択された前記の不所望な通過域で抑圧
されるものをこの第5高調波の通過域とすること
である。
る。こうすれば電気結合手段の構造が簡単にな
る。もう一つの方法は各第1の群を3個の副群で
構成することである。こうすると電気結合手段の
構成が複雑になるが、電気結合手段の振幅−周波
数応答に得られる阻止域の幅を広くとれるように
なる。入出力変換手段の分散構造は全体を二重電
極構造とし、前記第1の通過域を基本通過域と
し、これに最も近い前記の不所望な通過域を対応
の第3高調波の通過域とし、選択された前記の不
所望な通過域で抑圧されるものをこの第3高調波
の通過域とすることができる。もう一つの方法は
入出力変換手段の全体を単一電極構造とし、前記
第1の通過域を基本通過域とし、これに最も近い
前記の不所望な通過域を対応の第5高調波の通過
域とし、選択された前記の不所望な通過域で抑圧
されるものをこの第5高調波の通過域とすること
である。
本発明弾性波帯域通過形電気フイルタにおいて
多重細条アレーが上述した多重細条アレーの副群
への分割によつても抑圧できないところに別の阻
止域を与えるようにすると好適である。これは副
群を適切に分割することにより達成される。この
場合本発明によれば、前の前の段落に記述したフ
イルタにおいて、前記阻止域の中心を第1の周波
数n1f0に置き、前記の各副群を第1の副群とし、
この第1の副群を少なくとも2個の第2の副群に
分け、各第2の副群を両導体細条アレーから取つ
た導体細条で構成し、各第1の副群を構成する第
2の副群を第1及び第2の伝播トラツクに沿つて
互いに異なる距離で離間させ、前記第2の副群の
配置と前記の第1及び第2のトラツクに沿うこれ
ら第2の副群間の分離とを、これにより出力変換
手段の方向に再送出される弾性波エネルギーが選
択された第2の前記の不所望な通過域の中心周波
数とほぼ一致する第2の周波数n2f0で相殺位相及
び振幅関係で合成されて前記の電気結合手段の振
周波数応答に、従つて入力及び出力変換手段の振
幅−周波数応答に前記の第2の周波数を中心周波
数とする他の阻止域を形成するように選択したこ
とを特徴とする。
多重細条アレーが上述した多重細条アレーの副群
への分割によつても抑圧できないところに別の阻
止域を与えるようにすると好適である。これは副
群を適切に分割することにより達成される。この
場合本発明によれば、前の前の段落に記述したフ
イルタにおいて、前記阻止域の中心を第1の周波
数n1f0に置き、前記の各副群を第1の副群とし、
この第1の副群を少なくとも2個の第2の副群に
分け、各第2の副群を両導体細条アレーから取つ
た導体細条で構成し、各第1の副群を構成する第
2の副群を第1及び第2の伝播トラツクに沿つて
互いに異なる距離で離間させ、前記第2の副群の
配置と前記の第1及び第2のトラツクに沿うこれ
ら第2の副群間の分離とを、これにより出力変換
手段の方向に再送出される弾性波エネルギーが選
択された第2の前記の不所望な通過域の中心周波
数とほぼ一致する第2の周波数n2f0で相殺位相及
び振幅関係で合成されて前記の電気結合手段の振
周波数応答に、従つて入力及び出力変換手段の振
幅−周波数応答に前記の第2の周波数を中心周波
数とする他の阻止域を形成するように選択したこ
とを特徴とする。
表面弾性波帯域通過形電気フイルタは例えば
「アプライド フイジクス レターズ」(Applied
physics Letters)第30巻第8号、1977年4月15
日号に載つているエル・ピー・ソリエ(L.P.
Solie)の論文から既知であるが、そこでは多重
細条アレーの細条を、基本通過域の中心周波数の
弾性波波長だけ互いに相違するそれぞれの距離だ
けカプラの入力及び出力トラツクに沿つて離間さ
れた重み付群に配置され、多重細条アレーに対し
整形された通過域の振幅−周波数応答を与えるよ
うにしている。而して本発明はこのタイプのフイ
ルタにも適用することができ、それ故本発明によ
れば3つ前の段落に記述したフイルタにおいて2
個以上の前記の群を設け、これらの群の構成と相
対配置とを基本通過域と所定の形状の高調波的に
繰り返されるいくつかの通過域とを有する電気結
合手段の振幅−周波数応答を与えるように選び、
前記阻止域の中心を前記結合手段の選択された前
記の通過域が抑圧されるような所定の周波数にす
ることができる。
「アプライド フイジクス レターズ」(Applied
physics Letters)第30巻第8号、1977年4月15
日号に載つているエル・ピー・ソリエ(L.P.
Solie)の論文から既知であるが、そこでは多重
細条アレーの細条を、基本通過域の中心周波数の
弾性波波長だけ互いに相違するそれぞれの距離だ
けカプラの入力及び出力トラツクに沿つて離間さ
れた重み付群に配置され、多重細条アレーに対し
整形された通過域の振幅−周波数応答を与えるよ
うにしている。而して本発明はこのタイプのフイ
ルタにも適用することができ、それ故本発明によ
れば3つ前の段落に記述したフイルタにおいて2
個以上の前記の群を設け、これらの群の構成と相
対配置とを基本通過域と所定の形状の高調波的に
繰り返されるいくつかの通過域とを有する電気結
合手段の振幅−周波数応答を与えるように選び、
前記阻止域の中心を前記結合手段の選択された前
記の通過域が抑圧されるような所定の周波数にす
ることができる。
本発明弾性波帯域通過形電気フイルタでは、基
体の表面を伝播する弾性波を基体の表面部内を伝
播してゆく通常の表面弾性波とすることができ
る。さもなければ上記弾性波を例えば基体の表面
部近傍をこの表面部に平行に伝播するバルク波と
することができる。なおこのタイプのバルク波の
用途については英国特許第1451326号に遅延線フ
イードバツク発振器と関連して述べられている。
またこの目的に適した伝播方向がX軸に垂直であ
る回転Yカツト水晶の範囲については「エレクト
ロニクスレターズ」(Electronics Letters)第13
巻第5号、1977年3月3日号第128〜130頁に説明
がある。また弾性波は「ジヤーナルオブアプライ
ドフイジクス」(Journal of Applied Physics)
第43巻第3号、1972年3月号、第856乃至862頁に
載つているケー・ヤマノウチとケー・シバヤマの
論文に記載されているようにニオブ酸リチウムの
41゜又は64゜回転させたYカツト面のX軸に沿つて
伝播してゆく圧電漏れ表面波(piezoelectric
leaky surface wave)とすることができる。
体の表面を伝播する弾性波を基体の表面部内を伝
播してゆく通常の表面弾性波とすることができ
る。さもなければ上記弾性波を例えば基体の表面
部近傍をこの表面部に平行に伝播するバルク波と
することができる。なおこのタイプのバルク波の
用途については英国特許第1451326号に遅延線フ
イードバツク発振器と関連して述べられている。
またこの目的に適した伝播方向がX軸に垂直であ
る回転Yカツト水晶の範囲については「エレクト
ロニクスレターズ」(Electronics Letters)第13
巻第5号、1977年3月3日号第128〜130頁に説明
がある。また弾性波は「ジヤーナルオブアプライ
ドフイジクス」(Journal of Applied Physics)
第43巻第3号、1972年3月号、第856乃至862頁に
載つているケー・ヤマノウチとケー・シバヤマの
論文に記載されているようにニオブ酸リチウムの
41゜又は64゜回転させたYカツト面のX軸に沿つて
伝播してゆく圧電漏れ表面波(piezoelectric
leaky surface wave)とすることができる。
図面につき本発明を詳細に説明する。
第1図には表面を表面弾性波が伝播してゆくこ
とができる基体Suと、表面に設けられている第1
の伝播トラツクT1に向つて表面弾性波エネルギ
ーを放出する入力変換手段IPと、表面に設けら
れている第2の伝播トラツクT2から表面弾性波
エネルギーを受け取る出力変換手段OPと、入力
ポートP1で入力変換手段IPから第1の伝播ト
ラツクT1に沿つて送られてくる表面弾性波エネ
ルギーを受け取り、このエネルギーの少なくとも
一部を表面弾性波エネルギーとして出力ポートP
2から出力変換手段OPめがけて第2の伝播トラ
ツクT2に再放出する電気結合手段MSAとが示
されている。
とができる基体Suと、表面に設けられている第1
の伝播トラツクT1に向つて表面弾性波エネルギ
ーを放出する入力変換手段IPと、表面に設けら
れている第2の伝播トラツクT2から表面弾性波
エネルギーを受け取る出力変換手段OPと、入力
ポートP1で入力変換手段IPから第1の伝播ト
ラツクT1に沿つて送られてくる表面弾性波エネ
ルギーを受け取り、このエネルギーの少なくとも
一部を表面弾性波エネルギーとして出力ポートP
2から出力変換手段OPめがけて第2の伝播トラ
ツクT2に再放出する電気結合手段MSAとが示
されている。
入力変換手段IPと出力変換手段OPとはいずれ
も2重の電極を有する指合形の変換器の形態をし
ており、電極と電極の中心から中心迄の距離がい
ずれも変換器の振幅−周波数応答の基本通過域の
中心周波数をf0とした時表面弾性波の1/4波長
λ0/4となつていて、変換器の電極の部分と間隙
の部分の比(マークースペース比)が1対1にな
つている。入力変換手段IPと出力変換手段OPの
振幅−周波数応答を合成したものでは所定の形状
の通過域が高調波的に反復するようになつてお
り、その中心周波数がf0である基本通過域はこの
半導体装置が形成する電気フイルタの所望の通過
域にほぼ一致し、中心周波数を3f0とする第3高
調波通過域の振幅は基本通過域の振幅にほぼ等し
い。
も2重の電極を有する指合形の変換器の形態をし
ており、電極と電極の中心から中心迄の距離がい
ずれも変換器の振幅−周波数応答の基本通過域の
中心周波数をf0とした時表面弾性波の1/4波長
λ0/4となつていて、変換器の電極の部分と間隙
の部分の比(マークースペース比)が1対1にな
つている。入力変換手段IPと出力変換手段OPの
振幅−周波数応答を合成したものでは所定の形状
の通過域が高調波的に反復するようになつてお
り、その中心周波数がf0である基本通過域はこの
半導体装置が形成する電気フイルタの所望の通過
域にほぼ一致し、中心周波数を3f0とする第3高
調波通過域の振幅は基本通過域の振幅にほぼ等し
い。
電気結合手段MSAはN本の離散した互に平行
な導体細条STを電気的に互に絶縁して配列した
ものである。各導体細条STは一対の導体細条か
ら成り、そのうちの一方の導体細条は第1の伝播
トラツクT1を横切る部分であり、他方は第2の
伝播トラツクT2を横切る部分であり、各対のこ
のような2本の導体細条同士が電気的に接続され
ているものと看做することができる。
な導体細条STを電気的に互に絶縁して配列した
ものである。各導体細条STは一対の導体細条か
ら成り、そのうちの一方の導体細条は第1の伝播
トラツクT1を横切る部分であり、他方は第2の
伝播トラツクT2を横切る部分であり、各対のこ
のような2本の導体細条同士が電気的に接続され
ているものと看做することができる。
この電気結合手段MSAは通常のトラツクを変
更するための多重細条カプラであつて、導体細条
ST同士の中心から中心迄の距離dが第1の伝播
トラツクT1に対する部分にあつてもまた第2の
伝播トラツクT2に対する部分にあつても導体細
条アレー全体を通して一定で、両伝播トラツクに
対する部分同士について同一である。なおこのよ
うな通常の多重細条カプラの動作については例え
ばIEEE Transactions 1973、MTT−21巻206〜
215頁にのつているエフ・ジー・マーシヤル(F.
G.Marshall)の論文に詳細な説明があるが、今
のところ簡単に次のように説明することができ
る。各導体細条STは第1の伝播トラツクT1か
ら入つてくる入力信号に一定の位相のずれを与え
て第2の伝播トラツクT2へ送り出される出力信
号に変換する機能の一部づつを分坦するものと考
えることができる。而して変換後の全電力はカプ
ラ内での相互作用の結果導体細条の数Nの正弦二
乗関数となる。入力ポートP1と出力ポートP2
との間の径路の長さはどのような経路をとつても
一定であつて、どの導体細条STを通つてもそこ
で信号の変換が行なわれる。これは各導体細条
STで変換される信号同士の位相が広範囲の周波
数レンジに亘つて加え合わされ、従つてこの通常
の多重細条カプラの振幅−周波数応答は非常に幅
の広い通過域を有することになる。しかし、この
挙動は表面弾性波の波長の1/2が導体細条同士の
間の距離dに等しくなる周知の阻止域周波数fS及
びこの周波数fSの高調波の近傍では異なつてく
る。一般にこのような多重細条カプラが周波数f0
(fS)に対してトラツクの変更を行なうように設
計されている場合は、この多重細条カプラがf0の
高調波をも通してしまうものである(但し、すぐ
上に述べた阻止域に高調波が入る場合は別論)。
このようにして第1図に示した既知の表面弾性波
帯域通過形電気フイルタでは周波数3f0の第3高
調波がフイルタを通過し、フイルタの出力信号中
に現われる。
更するための多重細条カプラであつて、導体細条
ST同士の中心から中心迄の距離dが第1の伝播
トラツクT1に対する部分にあつてもまた第2の
伝播トラツクT2に対する部分にあつても導体細
条アレー全体を通して一定で、両伝播トラツクに
対する部分同士について同一である。なおこのよ
うな通常の多重細条カプラの動作については例え
ばIEEE Transactions 1973、MTT−21巻206〜
215頁にのつているエフ・ジー・マーシヤル(F.
G.Marshall)の論文に詳細な説明があるが、今
のところ簡単に次のように説明することができ
る。各導体細条STは第1の伝播トラツクT1か
ら入つてくる入力信号に一定の位相のずれを与え
て第2の伝播トラツクT2へ送り出される出力信
号に変換する機能の一部づつを分坦するものと考
えることができる。而して変換後の全電力はカプ
ラ内での相互作用の結果導体細条の数Nの正弦二
乗関数となる。入力ポートP1と出力ポートP2
との間の径路の長さはどのような経路をとつても
一定であつて、どの導体細条STを通つてもそこ
で信号の変換が行なわれる。これは各導体細条
STで変換される信号同士の位相が広範囲の周波
数レンジに亘つて加え合わされ、従つてこの通常
の多重細条カプラの振幅−周波数応答は非常に幅
の広い通過域を有することになる。しかし、この
挙動は表面弾性波の波長の1/2が導体細条同士の
間の距離dに等しくなる周知の阻止域周波数fS及
びこの周波数fSの高調波の近傍では異なつてく
る。一般にこのような多重細条カプラが周波数f0
(fS)に対してトラツクの変更を行なうように設
計されている場合は、この多重細条カプラがf0の
高調波をも通してしまうものである(但し、すぐ
上に述べた阻止域に高調波が入る場合は別論)。
このようにして第1図に示した既知の表面弾性波
帯域通過形電気フイルタでは周波数3f0の第3高
調波がフイルタを通過し、フイルタの出力信号中
に現われる。
第2図には第1図の多重細条カプラに変更を施
した多重細条カプラを具える本発明電気フイルタ
が示されている。こゝでは多重細条カプラMSA
のN本の導体細条群を対称中心線Cをはさんで
各々がN/2本の細条から成る2個の副群に分割
し、これらの2個の副群を第1の伝播トラツクT
1に沿つて距離dだけ離隔させ、第2の伝播トラ
ツクT2に沿つて異なる距離(d+λ0/6)だけ
離隔させてある。入力変換手段IPから送られて
きて入力ポートP1から多重細条カプラMSAに
入る周波数3f0の表面弾性波エネルギーは出力ポ
ートP2からこの周波数3f0でしかも振幅も同じ
まゝ再放出されるが、各副群を通つたもの同士の
位相は逆相になつており、このため出力変換手段
OPにはこの周波数3f0の表面弾性波エネルギーが
入つてこない。
した多重細条カプラを具える本発明電気フイルタ
が示されている。こゝでは多重細条カプラMSA
のN本の導体細条群を対称中心線Cをはさんで
各々がN/2本の細条から成る2個の副群に分割
し、これらの2個の副群を第1の伝播トラツクT
1に沿つて距離dだけ離隔させ、第2の伝播トラ
ツクT2に沿つて異なる距離(d+λ0/6)だけ
離隔させてある。入力変換手段IPから送られて
きて入力ポートP1から多重細条カプラMSAに
入る周波数3f0の表面弾性波エネルギーは出力ポ
ートP2からこの周波数3f0でしかも振幅も同じ
まゝ再放出されるが、各副群を通つたもの同士の
位相は逆相になつており、このため出力変換手段
OPにはこの周波数3f0の表面弾性波エネルギーが
入つてこない。
このような多重細条カプラの周波数応答を調べ
るための解析技術についてはIEEE超音波シンポ
ジウム1977年の紀要(Proceedings of the IEEE
Ultrasonics Symposium 1977)の第686〜690頁
にのつているエム フエルドマン(M.
Feldmann)及びジエイ ヘナフ(J.Henaff)の
論文に説明がある。而してこの解析法を第2図に
示す多重細条アレーに適用してみた。但し、多重
細条間の距離dは0.35λ0で電極の占める部分と間
隙の部分の比(マークースペース比)は1対1で
あり、導体細条の本数Nは108で圧電結合定数
(piezoelectric coupling constant)K2を(Y−
Zニオブ酸リチウム基体)0.047とする。この多
重細条カプラの予想される振幅−周波数応答を第
3図に示す。但し、f0=66MHzとする。この振幅
−周波数応答には中心周波数を3f0とする阻止域
が明瞭に見えている。この場合3f0=198MHzであ
つて、この198MHzを中心として幅8MHzに亘つて
−30dB以上減衰している。このように3f0を中心
として高調波を抑圧してもこれに伴なうf0での伝
送損失は小さく1.25dBにすぎない。なおfS=
1.43f0及び2fSに明瞭に阻止域が現われている。
るための解析技術についてはIEEE超音波シンポ
ジウム1977年の紀要(Proceedings of the IEEE
Ultrasonics Symposium 1977)の第686〜690頁
にのつているエム フエルドマン(M.
Feldmann)及びジエイ ヘナフ(J.Henaff)の
論文に説明がある。而してこの解析法を第2図に
示す多重細条アレーに適用してみた。但し、多重
細条間の距離dは0.35λ0で電極の占める部分と間
隙の部分の比(マークースペース比)は1対1で
あり、導体細条の本数Nは108で圧電結合定数
(piezoelectric coupling constant)K2を(Y−
Zニオブ酸リチウム基体)0.047とする。この多
重細条カプラの予想される振幅−周波数応答を第
3図に示す。但し、f0=66MHzとする。この振幅
−周波数応答には中心周波数を3f0とする阻止域
が明瞭に見えている。この場合3f0=198MHzであ
つて、この198MHzを中心として幅8MHzに亘つて
−30dB以上減衰している。このように3f0を中心
として高調波を抑圧してもこれに伴なうf0での伝
送損失は小さく1.25dBにすぎない。なおfS=
1.43f0及び2fSに明瞭に阻止域が現われている。
多重細条カプラに対するより厳密な解析技術は
本発明の発明者中2名により発表された1980年11
月のIEEE超音波シンポジウムの論文に説明があ
る。この解析技術は1本の導体細条が幅の広い周
波数応答を呈することを考慮に入れたものである
が、これによれば第3図の振幅−周波数応答が多
少変つてきて周波数零及び4f0で0dBとなるが、
fS、2fS及び3f0に矢張り第3図に示すような阻止
域が現われる。
本発明の発明者中2名により発表された1980年11
月のIEEE超音波シンポジウムの論文に説明があ
る。この解析技術は1本の導体細条が幅の広い周
波数応答を呈することを考慮に入れたものである
が、これによれば第3図の振幅−周波数応答が多
少変つてきて周波数零及び4f0で0dBとなるが、
fS、2fS及び3f0に矢張り第3図に示すような阻止
域が現われる。
第2図に示す中心の表面弾性波フイルタ、即ち
Y−Zニオブ酸リチウム上に基本周波数f0=66M
Hzとなるように二重電極構造を有する入力変換手
段及び出力変換手段並びに前述した多重細条アレ
ーを並べたものを作り、50Ω電源及び負荷インピ
ーダンスを用いて測つたこのフイルタの同調をと
らない時の実際の振幅−周波数応答を第4図に示
す。この入力変換手段の振幅−周波数応答と出力
変換手段の振幅−周波数応答とを組み合わせた合
成応答曲線は通過域が調和的に繰り返される様相
を呈し、その中にはf0にある基本通過域(中心周
波数が66MHzで通過域のピークから30db下つた
点を結んで測つた通過域幅が5MHzである)と3f0
にある振幅がほぼ等しい対応する通過域とが含ま
れる。第4図に示すフイルタの振幅−周波数応答
は3f0(198MHz)の通過域応答が完全に抑圧され
ていることを示している。なお140MHzに見える
山は残存しているバルク波によるものである。
Y−Zニオブ酸リチウム上に基本周波数f0=66M
Hzとなるように二重電極構造を有する入力変換手
段及び出力変換手段並びに前述した多重細条アレ
ーを並べたものを作り、50Ω電源及び負荷インピ
ーダンスを用いて測つたこのフイルタの同調をと
らない時の実際の振幅−周波数応答を第4図に示
す。この入力変換手段の振幅−周波数応答と出力
変換手段の振幅−周波数応答とを組み合わせた合
成応答曲線は通過域が調和的に繰り返される様相
を呈し、その中にはf0にある基本通過域(中心周
波数が66MHzで通過域のピークから30db下つた
点を結んで測つた通過域幅が5MHzである)と3f0
にある振幅がほぼ等しい対応する通過域とが含ま
れる。第4図に示すフイルタの振幅−周波数応答
は3f0(198MHz)の通過域応答が完全に抑圧され
ていることを示している。なお140MHzに見える
山は残存しているバルク波によるものである。
第2図に戻ると第1の伝播トラツクT1に対す
る側と第2の伝播トラツクT2に対する側とで2
個の多重細条副群の間に存在する間隔の差λ0/6
はn=3としてλ0/2nで表わされる。多重細条
アレーの入力ポートP1に入る入力信号は出力ポ
ートP2に周波数fの時式φ=180f/nf0度で表
わされる位相差φを有する2個の出力信号を生
む。斯くして周波数f=nf0では2個の信号が
180゜の位相差を有し、相殺し合う。n=3であれ
ば、周波数3f0の信号が抑圧され、nを別の整数
とすれば周波数f0の対応する他の第n高調波が抑
圧され、nを整数でなくすればf0の高調波でない
もう一つの周波数が抑圧される。更にnの値とし
てどんな値を選ぼうとも周波数nf0及びその奇数
倍の高調波が抑圧される。例えばn=3とすれば
3f0、9f0、15f0、21f0等が抑圧される。
る側と第2の伝播トラツクT2に対する側とで2
個の多重細条副群の間に存在する間隔の差λ0/6
はn=3としてλ0/2nで表わされる。多重細条
アレーの入力ポートP1に入る入力信号は出力ポ
ートP2に周波数fの時式φ=180f/nf0度で表
わされる位相差φを有する2個の出力信号を生
む。斯くして周波数f=nf0では2個の信号が
180゜の位相差を有し、相殺し合う。n=3であれ
ば、周波数3f0の信号が抑圧され、nを別の整数
とすれば周波数f0の対応する他の第n高調波が抑
圧され、nを整数でなくすればf0の高調波でない
もう一つの周波数が抑圧される。更にnの値とし
てどんな値を選ぼうとも周波数nf0及びその奇数
倍の高調波が抑圧される。例えばn=3とすれば
3f0、9f0、15f0、21f0等が抑圧される。
第5図には本発明により第1図の多重細条アレ
ーを改良したもう一つの多重細条カプラを具える
電気フイルタが示されている。この場合は多重細
条カプラMSAのN本の細条STの群を対称中心C
に対して3個の副群に分け、中央副群にN/2本
の細条をあて、2個の外側副群の各々をN/4本
の細条で構成し、3個の副群間の距離を第1の伝
播トラツクT1に沿つてdとし、第2の伝播トラ
ツクT2に対する側では(d+λ0/6)とする。
入力変換手段IPから送られてきて入力ポートP
1から多重細条カプラMSAに入る周波数3f0の表
面弾性波エネルギーはこの周波数3f0のまゝで出
力ポートP2から、2個の外側副群から出る表面
弾性波エネルギーの合成振幅が中央副群から出る
表面弾性波エネルギーの振幅と同一でこれらの位
相が逆相をなして出力され、その結果出力変換手
段OPには周波数3f0の表面弾性波エネルギーが入
つてこない。中心周波数3f0の多重細条カプラ
MSAの振幅−周波数応答の阻止域の幅と深さは
いずれも第2図の場合の対応する阻止域のそれよ
りも大きく、それでいてf0での伝送損失が僅か大
きくなるだけでこのような改良が得られる。
ーを改良したもう一つの多重細条カプラを具える
電気フイルタが示されている。この場合は多重細
条カプラMSAのN本の細条STの群を対称中心C
に対して3個の副群に分け、中央副群にN/2本
の細条をあて、2個の外側副群の各々をN/4本
の細条で構成し、3個の副群間の距離を第1の伝
播トラツクT1に沿つてdとし、第2の伝播トラ
ツクT2に対する側では(d+λ0/6)とする。
入力変換手段IPから送られてきて入力ポートP
1から多重細条カプラMSAに入る周波数3f0の表
面弾性波エネルギーはこの周波数3f0のまゝで出
力ポートP2から、2個の外側副群から出る表面
弾性波エネルギーの合成振幅が中央副群から出る
表面弾性波エネルギーの振幅と同一でこれらの位
相が逆相をなして出力され、その結果出力変換手
段OPには周波数3f0の表面弾性波エネルギーが入
つてこない。中心周波数3f0の多重細条カプラ
MSAの振幅−周波数応答の阻止域の幅と深さは
いずれも第2図の場合の対応する阻止域のそれよ
りも大きく、それでいてf0での伝送損失が僅か大
きくなるだけでこのような改良が得られる。
第6図には3個の実測された振幅−周波数応答
曲線が示されている。実線で表わされた曲線Aは
第1図に示した構成のフイルタのものであり、点
線で表わされた曲線Bは第2図に示した構成のフ
イルタのものであり、破線で表わされた曲線Cは
第5図に示す構成のフイルタのものである。これ
らの3個のフイルタはいずれも回転Yカツトで切
り出たX軸方向を伝播方向とするニオブ酸リチウ
ム基体上に造られ、変換手段の第3高調波応答が
バえルク波で隠されることはない。入力変換手段
IPと出力変換手段OPとは3個のフイルタ全部を
通して同一である。即ち、基本周波数f0=55MHz
で幅の広い基本通過域が50MHzである二重電極構
造の交換手段であつて、この3個の場合全部を通
じて幅の等しい第3高調波通過域に亘つて多重細
条カプラMSAの抑圧特性が展開される。実際の
フイルタではこれらの変換手段の与える基本通過
域と第3高調波通過域とはもつとずつと狭く、例
えば10MHzである。3個のフイルタ全てを通じて
多重細条カプラは100本の多重細条を具える。曲
線Aは第1図の構造にした場合第3高調波の応答
が基本応答よりも10db高いことを示しているが、
これは50Ω電源と負荷インピーダンスに一層良好
に整合しているためである。曲線BとCは前述し
た基本通過域(f0)での僅かな伝送損失があるこ
とを示すと共に第3高調波通過域(3f0)の周り
での抑圧を示す。後者は第5図の構造の方が第2
図の構造よりも深く且つ広い。
曲線が示されている。実線で表わされた曲線Aは
第1図に示した構成のフイルタのものであり、点
線で表わされた曲線Bは第2図に示した構成のフ
イルタのものであり、破線で表わされた曲線Cは
第5図に示す構成のフイルタのものである。これ
らの3個のフイルタはいずれも回転Yカツトで切
り出たX軸方向を伝播方向とするニオブ酸リチウ
ム基体上に造られ、変換手段の第3高調波応答が
バえルク波で隠されることはない。入力変換手段
IPと出力変換手段OPとは3個のフイルタ全部を
通して同一である。即ち、基本周波数f0=55MHz
で幅の広い基本通過域が50MHzである二重電極構
造の交換手段であつて、この3個の場合全部を通
じて幅の等しい第3高調波通過域に亘つて多重細
条カプラMSAの抑圧特性が展開される。実際の
フイルタではこれらの変換手段の与える基本通過
域と第3高調波通過域とはもつとずつと狭く、例
えば10MHzである。3個のフイルタ全てを通じて
多重細条カプラは100本の多重細条を具える。曲
線Aは第1図の構造にした場合第3高調波の応答
が基本応答よりも10db高いことを示しているが、
これは50Ω電源と負荷インピーダンスに一層良好
に整合しているためである。曲線BとCは前述し
た基本通過域(f0)での僅かな伝送損失があるこ
とを示すと共に第3高調波通過域(3f0)の周り
での抑圧を示す。後者は第5図の構造の方が第2
図の構造よりも深く且つ広い。
第7図は本発明フイルタで使用するための多重
細条アレーのもう一つの実施例の略式平面図であ
り、これは第2図に示す多重細条アレーを更に分
割して2個の異なる周波数で抑圧を与えるもので
ある。4個の細条群GST1,GST2,GST3及
びGST4は各々Nを多重細条アレー内にある細
条の全部の数とした時N/4本の細条から成り、
これらの4個の細条群は第1の伝播トラツクT1
側では同一の距離dだけ離れており、第2の伝播
トラツクT2側では群GST2とGST3とは距離
d+λ0/2n1−λ0/2n2離れており、群GST1とGST2 とは距離d+λ0/2n2だけ離れており、群GST3と GST4も距離d+λ0/2n2だけ離れている。第1の 伝播トラツクT1に面する入力ポートP1で多重
細条アレーが受け取る周波数n1f0の入力信号は第
2の伝播トラツクT2に面する出力ポートP2か
ら群GST1及びGST2に起因する第1の信号と、
群GST3及びGST4に起因する第2の信号とを
出力するが、これら2つの信号はいずれも周波数
n1f0であつて互に相殺し合う。入力ポートP1で
多重細条アレーが受け取る周波数n1f0とは別の周
波数n2f0の入力信号は出力ポートP2から群GST
1による第1の信号と群GST2による第2の信
号とを出力し、これらはいずれも周波数n2f0であ
つて互に相殺し合うと共に、群GST3による第
3の信号と群GST4による第4の信号とを出力
し、これらはいずれも周波数n2f0であつて互に相
殺し合う。このように今の場合は2個の異なる周
波数n1f0及びn2f0を中心とする阻止域が与えられ
る。また群GST1乃至GST4の各々を更に細分
割すれば更に別の周波数を中心とする阻止域が与
えられる。
細条アレーのもう一つの実施例の略式平面図であ
り、これは第2図に示す多重細条アレーを更に分
割して2個の異なる周波数で抑圧を与えるもので
ある。4個の細条群GST1,GST2,GST3及
びGST4は各々Nを多重細条アレー内にある細
条の全部の数とした時N/4本の細条から成り、
これらの4個の細条群は第1の伝播トラツクT1
側では同一の距離dだけ離れており、第2の伝播
トラツクT2側では群GST2とGST3とは距離
d+λ0/2n1−λ0/2n2離れており、群GST1とGST2 とは距離d+λ0/2n2だけ離れており、群GST3と GST4も距離d+λ0/2n2だけ離れている。第1の 伝播トラツクT1に面する入力ポートP1で多重
細条アレーが受け取る周波数n1f0の入力信号は第
2の伝播トラツクT2に面する出力ポートP2か
ら群GST1及びGST2に起因する第1の信号と、
群GST3及びGST4に起因する第2の信号とを
出力するが、これら2つの信号はいずれも周波数
n1f0であつて互に相殺し合う。入力ポートP1で
多重細条アレーが受け取る周波数n1f0とは別の周
波数n2f0の入力信号は出力ポートP2から群GST
1による第1の信号と群GST2による第2の信
号とを出力し、これらはいずれも周波数n2f0であ
つて互に相殺し合うと共に、群GST3による第
3の信号と群GST4による第4の信号とを出力
し、これらはいずれも周波数n2f0であつて互に相
殺し合う。このように今の場合は2個の異なる周
波数n1f0及びn2f0を中心とする阻止域が与えられ
る。また群GST1乃至GST4の各々を更に細分
割すれば更に別の周波数を中心とする阻止域が与
えられる。
第8図は本発明フイルタで使用するもう一つの
多重細条アレーの略式平面図であつて、多重細条
アレーの細条は3個の群に分かれて整形された通
過域の振幅−周波数応答が得られるように配設さ
れており、各群は選択された高調波通過域で抑圧
を与えるように分割されている。このアレーは第
1群の2個の細条ST1及びST2、第2群の4個
の細条ST3,ST4,ST5及びST6並びに第3
群の2個の細条ST7及びST8から成り、対称中
心Cを有する。第1の伝播トラツクT1に対する
側では全ての導体細条が同一距離dだけ分離され
ており、第2の伝播トラツクT2に対する側では
導体細条ST1乃至ST8が順次距離d+λ0/2n、d +λ0−λ0/2n、d、d+λ0/2n、d、d+λ0−λ0
/2n及び d+λ0/2nだけ離れている。
多重細条アレーの略式平面図であつて、多重細条
アレーの細条は3個の群に分かれて整形された通
過域の振幅−周波数応答が得られるように配設さ
れており、各群は選択された高調波通過域で抑圧
を与えるように分割されている。このアレーは第
1群の2個の細条ST1及びST2、第2群の4個
の細条ST3,ST4,ST5及びST6並びに第3
群の2個の細条ST7及びST8から成り、対称中
心Cを有する。第1の伝播トラツクT1に対する
側では全ての導体細条が同一距離dだけ分離され
ており、第2の伝播トラツクT2に対する側では
導体細条ST1乃至ST8が順次距離d+λ0/2n、d +λ0−λ0/2n、d、d+λ0/2n、d、d+λ0−λ0
/2n及び d+λ0/2nだけ離れている。
導体細条アレーの細条を夫々2本、4本及び2
本の細条から成る3個の群に分け、その群同士の
間の中心から中心迄の距離を第1のトラツクT1
に対する側では3dとし、第2の伝播トラツクT
2に対する側では3d+λ0とすると振幅−周波数
応答は整形された通過域が高調波的に繰り返さ
れ、基本通過域の中心周波数はf0となる。第1の
伝播トラツクT1に対する入力ポートP1から多
重細条アレーに入つてくる周波数nf0の入力信号
は第2の伝播トラツク2に対する出力ポートP2
から導体細条ST1による第1の信号と導体細条
ST2による第2の信号とを出力するが、これら
はいずれも周波数nf0で互に相殺し合う。上記入
力信号はまた導体細条ST3及びST4による第3
の信号と導体細条ST5及びST6による第4の信
号とを出力ポートP2から出力するが、これらは
いずれも周波数nf0であつて互に相殺される。更
に上記入力信号は出力ポートP2から導体細条
ST7による第5の信号と導体細条ST8による第
6の信号とを出力するが、これらはいずれも周波
数nf0で互に相殺し合う。斯くして周波数nf0の信
号はこの多重細条アレーで抑圧されることにな
る。またこの多重細条アレーによればnf0に中心
を置く周波数レンジに亘る信号も抑圧される。そ
れ故この導体細条アレーは多数ある高調波通過域
の選ばれた一つ、例えばn=3とすれば3f0を中
心周波数とする第3高調波通過域を抑圧するよう
に構成することもできる。
本の細条から成る3個の群に分け、その群同士の
間の中心から中心迄の距離を第1のトラツクT1
に対する側では3dとし、第2の伝播トラツクT
2に対する側では3d+λ0とすると振幅−周波数
応答は整形された通過域が高調波的に繰り返さ
れ、基本通過域の中心周波数はf0となる。第1の
伝播トラツクT1に対する入力ポートP1から多
重細条アレーに入つてくる周波数nf0の入力信号
は第2の伝播トラツク2に対する出力ポートP2
から導体細条ST1による第1の信号と導体細条
ST2による第2の信号とを出力するが、これら
はいずれも周波数nf0で互に相殺し合う。上記入
力信号はまた導体細条ST3及びST4による第3
の信号と導体細条ST5及びST6による第4の信
号とを出力ポートP2から出力するが、これらは
いずれも周波数nf0であつて互に相殺される。更
に上記入力信号は出力ポートP2から導体細条
ST7による第5の信号と導体細条ST8による第
6の信号とを出力するが、これらはいずれも周波
数nf0で互に相殺し合う。斯くして周波数nf0の信
号はこの多重細条アレーで抑圧されることにな
る。またこの多重細条アレーによればnf0に中心
を置く周波数レンジに亘る信号も抑圧される。そ
れ故この導体細条アレーは多数ある高調波通過域
の選ばれた一つ、例えばn=3とすれば3f0を中
心周波数とする第3高調波通過域を抑圧するよう
に構成することもできる。
本発明の範囲内で考えられる変形例には以下の
ようなものがある。
ようなものがある。
第2図及び第5図に示す指合形入出力変換手段
IP及びOPの電極の中心から中心迄の距離を単一
電極変換手段として既知のように基本通過域の中
心周波数をf0とした時表面弾性波の半波長λ0/2
とし、電極の占める部分と間隙の占める部分の比
(マークースペース比)を1対1とすれば、基本
通過域に最も近い他の通過域は中心周波数を5f0
とする第5高調波通過域となる。この単一電極構
成の変換手段の利点は電極の幅を信頼できる範囲
でできるだけ狭くした場合基本通過域が二重電極
構成の変換手段の周波数の2倍となることであ
る。しかし、この場合に生ずる第5の高調波を抑
圧しないとフイルタの用途如何によつては深刻な
欠点となる。この場合は多重細条カプラMSAの
副細条群の構造と間隔を振幅−周波数応答内に周
波数5f0に中心を置く阻止域が現われるようなも
のにする。これは第2図及び第5図に示す構造の
ものでは第1の伝播トラツクT1に対する部分の
副群間の距離と第2の伝播トラツクT2に対する
部分の副群間の距離との間にλ0/10だけの差異を
与えることにより達成される。
IP及びOPの電極の中心から中心迄の距離を単一
電極変換手段として既知のように基本通過域の中
心周波数をf0とした時表面弾性波の半波長λ0/2
とし、電極の占める部分と間隙の占める部分の比
(マークースペース比)を1対1とすれば、基本
通過域に最も近い他の通過域は中心周波数を5f0
とする第5高調波通過域となる。この単一電極構
成の変換手段の利点は電極の幅を信頼できる範囲
でできるだけ狭くした場合基本通過域が二重電極
構成の変換手段の周波数の2倍となることであ
る。しかし、この場合に生ずる第5の高調波を抑
圧しないとフイルタの用途如何によつては深刻な
欠点となる。この場合は多重細条カプラMSAの
副細条群の構造と間隔を振幅−周波数応答内に周
波数5f0に中心を置く阻止域が現われるようなも
のにする。これは第2図及び第5図に示す構造の
ものでは第1の伝播トラツクT1に対する部分の
副群間の距離と第2の伝播トラツクT2に対する
部分の副群間の距離との間にλ0/10だけの差異を
与えることにより達成される。
多重細条カプラを4個以上、例えば5個又は7
個の副群に分けて多重細条カプラの振幅−周波数
応答に入力変換手段と出力変換手段の合成振幅−
周波数応答にある不所望の応答を抑圧するための
阻止域が得られるようにする。しかしこれは基本
周波数にあるフイルタの挿入損失が増大するとい
う犠牲を伴なう。
個の副群に分けて多重細条カプラの振幅−周波数
応答に入力変換手段と出力変換手段の合成振幅−
周波数応答にある不所望の応答を抑圧するための
阻止域が得られるようにする。しかしこれは基本
周波数にあるフイルタの挿入損失が増大するとい
う犠牲を伴なう。
以上多重細条カプラMSAの振幅−周波数応答
に現われる阻止域が夫々所望の基本周波数通過域
を有する入力変換手段と出力変換手段の合成振幅
−周波数応答に現われる不所望の奇数高調波通過
域を抑圧するフイルタにつき論じてきた。しかし
所望の通過域を基本周波数通過域以外のものにす
ることもできる。従つて本発明を一層一般的な概
念で表わせば、入力変換手段と出力変換手段の合
成振幅−周波数応答がほぼフイルタの所望の通過
域と一致する第1の通過域とこの第1の通過域と
高調波関係にある他の通過域とを有し、多重細条
カプラの振幅−周波数応答に上記他の通過域から
選択された一つの通過域を抑圧する阻止域を設け
るものと云うことができる。1977年のIEEEの超
音波シンポジウムの紀要(Proceedungs of the
IEEE Ultrasonics Symposium)の686乃至690
頁にのつているエム・フエルドマン(M.
Feldmann)及びジエイヘナフ(J.Henaff)の前
述した論文では2種類の多重細条アレー、即ち送
信アレー(transmitting array;MTA)と反射
アレー(reflecting array;MRA)に触れてい
る。しかしそこにのつている多重細条反射アレー
の構造は本発明の範囲内に含めるには適さない。
に現われる阻止域が夫々所望の基本周波数通過域
を有する入力変換手段と出力変換手段の合成振幅
−周波数応答に現われる不所望の奇数高調波通過
域を抑圧するフイルタにつき論じてきた。しかし
所望の通過域を基本周波数通過域以外のものにす
ることもできる。従つて本発明を一層一般的な概
念で表わせば、入力変換手段と出力変換手段の合
成振幅−周波数応答がほぼフイルタの所望の通過
域と一致する第1の通過域とこの第1の通過域と
高調波関係にある他の通過域とを有し、多重細条
カプラの振幅−周波数応答に上記他の通過域から
選択された一つの通過域を抑圧する阻止域を設け
るものと云うことができる。1977年のIEEEの超
音波シンポジウムの紀要(Proceedungs of the
IEEE Ultrasonics Symposium)の686乃至690
頁にのつているエム・フエルドマン(M.
Feldmann)及びジエイヘナフ(J.Henaff)の前
述した論文では2種類の多重細条アレー、即ち送
信アレー(transmitting array;MTA)と反射
アレー(reflecting array;MRA)に触れてい
る。しかしそこにのつている多重細条反射アレー
の構造は本発明の範囲内に含めるには適さない。
第1図は二重電極構造の交差指形入力変換手段
と交差指形出力変換手段とを具え、これらの両変
換手段の間に通常のトラツクを変更するための多
重細条カプラを設けた既知の表面弾性波帯域通過
形電気フイルタの略式平面図、第2図は本発明に
係る第1図のものを改良した多重細条カプラを具
え、第1の周波数に中心を置く阻止域を与える表
面弾性波帯域通過形電気フイルタの略式平面図、
第3図は第2図に示した多重細条カプラの予想さ
れる振幅−周波数応答曲線図、第4図は第3図に
示す振幅−周波数応答を呈する多重細条カプラを
具える第2図に示した弾性波フイルタの実測され
た振幅−周波数応答の図、第5図は阻止域の中心
が第1の周波数にある本発明により改良されたも
う一つの多重細条カプラを具える弾性波帯域通過
形電気フイルタの略式平面図、第6図は第1,2
及び5図に示したフイルタの比較に便なるように
描かれた3個の振幅−周波数応答曲線の図、第7
図は本発明フイルタで使用される更にもう一つの
多重細条カプラの略式平面図(これは第1の周波
数とこれと異なる第2の周波数とに中心を置く2
つの阻止域を持つように第2図の多重細条カプラ
を更に分割している)、第8図は本発明フイルタ
で使用される更にもう一つの多重細条カプラの略
式平面図(この多重細条カプラは整形された通過
域を示す振幅−周波数応答を呈し、第7図の各群
が二分割されていて選択された高調波通過域で抑
圧を与える)である。 SU…基体、IP…入力変換手段、OP…出力変換
手段、MSA…電気結合手段(多重細条アレー)、
T1…第1の伝播トラツク、T2…第2の伝播ト
ラツク、P1…入力ポート、P2…出力ポート、
d,d+λ0/6等…多重細条アレーの導体間の距離。
と交差指形出力変換手段とを具え、これらの両変
換手段の間に通常のトラツクを変更するための多
重細条カプラを設けた既知の表面弾性波帯域通過
形電気フイルタの略式平面図、第2図は本発明に
係る第1図のものを改良した多重細条カプラを具
え、第1の周波数に中心を置く阻止域を与える表
面弾性波帯域通過形電気フイルタの略式平面図、
第3図は第2図に示した多重細条カプラの予想さ
れる振幅−周波数応答曲線図、第4図は第3図に
示す振幅−周波数応答を呈する多重細条カプラを
具える第2図に示した弾性波フイルタの実測され
た振幅−周波数応答の図、第5図は阻止域の中心
が第1の周波数にある本発明により改良されたも
う一つの多重細条カプラを具える弾性波帯域通過
形電気フイルタの略式平面図、第6図は第1,2
及び5図に示したフイルタの比較に便なるように
描かれた3個の振幅−周波数応答曲線の図、第7
図は本発明フイルタで使用される更にもう一つの
多重細条カプラの略式平面図(これは第1の周波
数とこれと異なる第2の周波数とに中心を置く2
つの阻止域を持つように第2図の多重細条カプラ
を更に分割している)、第8図は本発明フイルタ
で使用される更にもう一つの多重細条カプラの略
式平面図(この多重細条カプラは整形された通過
域を示す振幅−周波数応答を呈し、第7図の各群
が二分割されていて選択された高調波通過域で抑
圧を与える)である。 SU…基体、IP…入力変換手段、OP…出力変換
手段、MSA…電気結合手段(多重細条アレー)、
T1…第1の伝播トラツク、T2…第2の伝播ト
ラツク、P1…入力ポート、P2…出力ポート、
d,d+λ0/6等…多重細条アレーの導体間の距離。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面を弾性波が伝播できる基体と、上記表面
にある第1の伝播トラツクに沿つて弾性波エネル
ギーを放出するように設けられている入力変換手
段と、上記表面にある第2の伝播トラツクから弾
性波エネルギーを受け取るように設けられている
出力変換手段と、上記入力変換手段から上記第1
の伝播トラツクに放出された弾性波を受け取り、
このエネルギーの少なくとも一部を弾性波エネル
ギーとして出力変換手段に向けて第2の伝播トラ
ツクに再放出する電気結合手段とを具える弾性波
帯域通過形電気フイルタであつて、入力変換手段
と出力変換手段との合成振幅−周波数応答が弾性
波の波長λ0に対応する中心周波数f0を有する第1
の通過域を具え、この第1の通過域がフイルタの
所望の主通過域に相当し、前記の合成振幅−周波
数応答が更に前記の第1の通過域に対するそれぞ
れの奇数高調波周波数で少なくとも1つの不所望
な通過域を有し、前記電気結合手段が前記第1の
伝播トラツクを横切る導体細条アレーと前記第2
の伝播トラツクを横切る導体細条アレーとから成
り、各導体細条アレーの導体細条を互いに電気的
に絶縁されている個別の平行細条とし、前記2個
の導体細条アレーの導体を各導体細条アレーから
細条を1本ずつ選んで対の状態にして電気的に接
続し、この電気結合手段を1つの群又は複数の群
に配置した弾性波帯域通過形電気フイルタにおい
て、 前記電気結合手段の各群を少なくとも2個の副
群の対応する組を以つて構成し、各副群を両導体
細条アレーから取つた導体細条で構成し、副群の
各組に対し、第1及び第2の伝播トラツクに沿う
それぞれの隣接の副群間の実効間隔を互いに、λ0
よりも著しく小さく且つ選択された前記の不所望
な通過域の中心周波数とほぼ一致する周波数nf0
の弾性波波長の適切な分割値である量だけ異なら
せ、前記の群を構成する副群の個数及び相対配置
は前記の適切な分割値に関連して選択し、これに
より入力変換手段の方向に再放出される弾性波エ
ネルギーを前記の周波数nf0で相殺位相及び振幅
関係で合成し、前記の電気結合手段の振幅−周波
数応答に阻止域を設け、この阻止域により、フイ
ルタの所望の主通過域応答を維持して選択された
前記の不所望な通過域を抑圧するようになつてい
ることを特徴とする弾性波帯域通過形電気フイル
タ。 2 前記の電気結合手段の各群を2個の副群で構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の弾性波帯域通過形電気フイルタ。 3 前記の電気結合手段の各群を3個の副群で構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の弾性波帯域通過形電気フイルタ。 4 前記第1の通過域を基本通過域とし、これに
最も近い前記の不所望な通過域を対応の第3高調
波の通過域とし、選択された前記の不所望な通過
域で抑圧されるものをこの第3高調波の通過域と
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第3項のいずれか一項に記載の弾性波帯域通過形
電気フイルタ。 5 前記第1の通過域を基本通過域とし、これに
最も近い前記の不所望な通過域を対応の第5高調
波の通過域とし、選択された前記の不所望な通過
域で抑圧されるものをこの第5高調波の通過域と
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第3項のいずれか一項に記載の弾性波帯域通過形
電気フイルタ。 6 前記阻止域の中心を第1の周波数n1f0に置
き、前記の各副群を第1の副群とし、この第1の
副群を少なくとも2個の第2の副群に分け、各第
2の副群を両導体細条アレーから取つた導体細条
で構成し、各第1の副群を構成する第2の副群を
第1及び第2の伝播トラツクに沿つて互いに異な
る距離で離間させ、前記第2の副群の配置と前記
の第1及び第2のトラツクに沿うこれら第2の副
群間の分離とを、これにより出力変換手段の方向
に再送出される弾性波エネルギーが選択された第
2の前記の不所望な通過域の中心周波数とほぼ一
致する第2の周波数n2f0で相殺位相及び振幅関係
で合成されて前記の電気結合手段の振幅−周波数
応答に、従つて入力及び出力変換手段の振幅−周
波数応答に前記の第2の周波数を中心周波数とす
る他の阻止域を形成するように選択したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の弾性波帯
域通過形電気フイルタ。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8005926 | 1980-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56138318A JPS56138318A (en) | 1981-10-28 |
| JPH0245366B2 true JPH0245366B2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=10511561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2319081A Granted JPS56138318A (en) | 1980-02-21 | 1981-02-20 | Elastic wave band pass electric filter |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4357584A (ja) |
| JP (1) | JPS56138318A (ja) |
| GB (1) | GB2070379B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04261978A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 融解処理装置 |
| JPH04261974A (ja) * | 1991-01-07 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 融解処理装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2097212A (en) | 1981-04-22 | 1982-10-27 | Philips Electronic Associated | Acoustic wave bandpass electrical filters |
| US4405874A (en) * | 1982-03-01 | 1983-09-20 | Northern Telecom Limited | Surface acoustic wave (saw) devices having series-connected inter-digital transducers |
| US4417221A (en) * | 1982-04-02 | 1983-11-22 | Harris Corporation | Surface acoustic wave device having improved multi-strip coupler |
| GB2145892A (en) * | 1983-08-31 | 1985-04-03 | Philips Electronic Associated | Surface acoustic wave device |
| KR860000162B1 (ko) * | 1984-05-14 | 1986-02-27 | 금성계전 주식회사 | 탄성표면파 장치 |
| US4825467A (en) * | 1986-11-25 | 1989-04-25 | International Telesystems, Inc. | Restricted access television transmission system |
| JP5295531B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2013-09-18 | 一般財団法人電力中央研究所 | 表面傷検出用超音波探傷方法及び装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4079342A (en) * | 1976-09-15 | 1978-03-14 | Sperry Rand Corporation | Fanned multistrip coupler filters |
-
1981
- 1981-01-19 GB GB8101527A patent/GB2070379B/en not_active Expired
- 1981-02-20 US US06/236,424 patent/US4357584A/en not_active Expired - Fee Related
- 1981-02-20 JP JP2319081A patent/JPS56138318A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04261974A (ja) * | 1991-01-07 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 融解処理装置 |
| JPH04261978A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-09-17 | Mitsubishi Electric Corp | 融解処理装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4357584A (en) | 1982-11-02 |
| JPS56138318A (en) | 1981-10-28 |
| GB2070379A (en) | 1981-09-03 |
| GB2070379B (en) | 1984-05-16 |
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