JPH0245675Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245675Y2 JPH0245675Y2 JP19577581U JP19577581U JPH0245675Y2 JP H0245675 Y2 JPH0245675 Y2 JP H0245675Y2 JP 19577581 U JP19577581 U JP 19577581U JP 19577581 U JP19577581 U JP 19577581U JP H0245675 Y2 JPH0245675 Y2 JP H0245675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- frame
- total heat
- heat exchanger
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この考案は全熱交換器に関し、特に、静止形の
熱交換器素にセラミツクスでなる横断面丸形でな
るパイプを適用し、そのパイプの内部と該パイプ
相互間の空隙とを、全熱交換するための気流通路
とし、以て低静圧に保ち、フアン動力エネルギの
節減を図るとともに熱交換効率を向上させる。 〔従来の技術〕 近年来建物の空調システムが普及し、空調され
る建物内の空気は、法令によつて一定基準内に清
浄な状態を保つように要求されており、特に、い
わゆるクリーンルームのような室においては、こ
の要請は厳しいものになつている。 このような要請に応えるものとして全熱交換器
が提供されており、その全熱交換器には熱交換器
素をセラミツクスで構成するものが提供されてい
る(例えば、特開昭56−114879号公報参照)。 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、その全熱交換器の熱交換器素
は、これを実際に使用すると、末だ静圧が高くフ
アンの駆動エネルギを多大に消費するという問題
点があつた。 〔課題を解決するための手段〕 この考案の全熱交換器は、前記課題を解決する
ために、前後二方が抜け上下左右を閉じた枠を利
用しており、前記の枠において閉じられた対向す
る部分に複数の保持開口を設け、これら左右の保
持開口間に、セラミツクスでなる横断面丸形のパ
イプを渡設保持している。前記パイプは複数本が
間隔をあけて保持されるものとし、前記パイプの
内部と、前記パイプの外部にあつて前記枠内でこ
の枠の前後間を連続している空隙とを、全熱交換
するための気流通路とした。 〔作用〕 セラミツクスでなるパイプを、断面丸形にした
ので、そのパイプの内部は角による狭隘部分がな
いため、横断面のすべてが気流通路として有効断
面積となり、気流通路としての抵抗を低下させ、
また、各パイプ外側に形成されるパイプ相互間の
空隙も、実質的に蛇行する形となるが、パイプの
外形が円弧をなしているので、気流通路として抵
抗を小さくしている。 〔実施例〕 第1図は、この考案による全熱交換器の斜視図
であるが、図中1は枠であり、金属その他の不燃
材料により、前後二方が抜けた薄形角筒に形成し
てある。 この枠1の左右側には、同じピツチの同じ高さ
で多数の保持開口が設けられており、ここに、セ
ラミツクスでなるパイプ2を多数渡設保持してあ
る。 図のように、ここで用いられるセラミツクスパ
イプ2は横断面丸形のものであり、また吸水率が
5〜40%の範囲のものを用いるのが好適であり、
例えば、アルミナ、ユウジライト、ムライトを適
用できるが、中でも、吸水率が15〜20%のアルミ
ナが製作、強度、コストの面から最も好ましい。 また、このようなセラミツクスは、耐薬品、耐
熱性、物理的強度に優れているので、塩化リチウ
ムのような吸湿剤を含浸させて熱交換効率を向上
させることができることはもちろん、ガスや粉塵
付着等によつて劣化した吸湿剤を除去して、新た
に吸湿剤を含浸させることにより、高い熱交換効
率を長期にわたつて持続させることができる。 図中4は、一次空気として夏季の外気を取り入
れるための気流通路であり、パイプ2間の空隙が
これに相当する。また、図中3は、二次空気とし
て室内から排出される低温低湿度の空気の気流通
路であり、パイプ2の内部がこれに相当する。 かくして、一次空気の気流通路4と二次空気の
気流通路3とは、枠1内で90度の角度で交差する
ように構成される。 この考案者は、パイプがセラミツクスで構成さ
れたこの考案と、セラミツクスではない全熱交換
器とを次のように比較して、材質による熱交換効
率と静圧の違いを確認した。パイプの材質として
は、この考案に対応するものとしてアルミナを用
い、比較例として紙を用い、いずれも下記の寸法
その他の同一条件として比較した。 即ち、枠1の大きさを幅200mm、長さ300mm、高
さ100mmとし、内径4.5mm、外径5.5mmの横断面丸
形のパイプ2を、上下に中心ピツチ8mm、左右の
中心ピツチ8mmで並べて構成して、合計312本
(横26列、縦12列)配置してなる全熱交換器を作
成し、熱交換気流に、温度33℃、相対湿度60%
(絶対湿度0.019Kg/Kg)の一次空気(外気)を用
い、温度26℃、相対湿度50%(絶対湿度0.0105
Kg/Kg)の二次空気(排出室内空気)を用いて、
第1図に示す太矢印5,6のように前記熱交換器
に通した。その結果が第1表の通りである。
熱交換器素にセラミツクスでなる横断面丸形でな
るパイプを適用し、そのパイプの内部と該パイプ
相互間の空隙とを、全熱交換するための気流通路
とし、以て低静圧に保ち、フアン動力エネルギの
節減を図るとともに熱交換効率を向上させる。 〔従来の技術〕 近年来建物の空調システムが普及し、空調され
る建物内の空気は、法令によつて一定基準内に清
浄な状態を保つように要求されており、特に、い
わゆるクリーンルームのような室においては、こ
の要請は厳しいものになつている。 このような要請に応えるものとして全熱交換器
が提供されており、その全熱交換器には熱交換器
素をセラミツクスで構成するものが提供されてい
る(例えば、特開昭56−114879号公報参照)。 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、その全熱交換器の熱交換器素
は、これを実際に使用すると、末だ静圧が高くフ
アンの駆動エネルギを多大に消費するという問題
点があつた。 〔課題を解決するための手段〕 この考案の全熱交換器は、前記課題を解決する
ために、前後二方が抜け上下左右を閉じた枠を利
用しており、前記の枠において閉じられた対向す
る部分に複数の保持開口を設け、これら左右の保
持開口間に、セラミツクスでなる横断面丸形のパ
イプを渡設保持している。前記パイプは複数本が
間隔をあけて保持されるものとし、前記パイプの
内部と、前記パイプの外部にあつて前記枠内でこ
の枠の前後間を連続している空隙とを、全熱交換
するための気流通路とした。 〔作用〕 セラミツクスでなるパイプを、断面丸形にした
ので、そのパイプの内部は角による狭隘部分がな
いため、横断面のすべてが気流通路として有効断
面積となり、気流通路としての抵抗を低下させ、
また、各パイプ外側に形成されるパイプ相互間の
空隙も、実質的に蛇行する形となるが、パイプの
外形が円弧をなしているので、気流通路として抵
抗を小さくしている。 〔実施例〕 第1図は、この考案による全熱交換器の斜視図
であるが、図中1は枠であり、金属その他の不燃
材料により、前後二方が抜けた薄形角筒に形成し
てある。 この枠1の左右側には、同じピツチの同じ高さ
で多数の保持開口が設けられており、ここに、セ
ラミツクスでなるパイプ2を多数渡設保持してあ
る。 図のように、ここで用いられるセラミツクスパ
イプ2は横断面丸形のものであり、また吸水率が
5〜40%の範囲のものを用いるのが好適であり、
例えば、アルミナ、ユウジライト、ムライトを適
用できるが、中でも、吸水率が15〜20%のアルミ
ナが製作、強度、コストの面から最も好ましい。 また、このようなセラミツクスは、耐薬品、耐
熱性、物理的強度に優れているので、塩化リチウ
ムのような吸湿剤を含浸させて熱交換効率を向上
させることができることはもちろん、ガスや粉塵
付着等によつて劣化した吸湿剤を除去して、新た
に吸湿剤を含浸させることにより、高い熱交換効
率を長期にわたつて持続させることができる。 図中4は、一次空気として夏季の外気を取り入
れるための気流通路であり、パイプ2間の空隙が
これに相当する。また、図中3は、二次空気とし
て室内から排出される低温低湿度の空気の気流通
路であり、パイプ2の内部がこれに相当する。 かくして、一次空気の気流通路4と二次空気の
気流通路3とは、枠1内で90度の角度で交差する
ように構成される。 この考案者は、パイプがセラミツクスで構成さ
れたこの考案と、セラミツクスではない全熱交換
器とを次のように比較して、材質による熱交換効
率と静圧の違いを確認した。パイプの材質として
は、この考案に対応するものとしてアルミナを用
い、比較例として紙を用い、いずれも下記の寸法
その他の同一条件として比較した。 即ち、枠1の大きさを幅200mm、長さ300mm、高
さ100mmとし、内径4.5mm、外径5.5mmの横断面丸
形のパイプ2を、上下に中心ピツチ8mm、左右の
中心ピツチ8mmで並べて構成して、合計312本
(横26列、縦12列)配置してなる全熱交換器を作
成し、熱交換気流に、温度33℃、相対湿度60%
(絶対湿度0.019Kg/Kg)の一次空気(外気)を用
い、温度26℃、相対湿度50%(絶対湿度0.0105
Kg/Kg)の二次空気(排出室内空気)を用いて、
第1図に示す太矢印5,6のように前記熱交換器
に通した。その結果が第1表の通りである。
【表】
以上のように、材質の相違によつて、この考案
における全熱交換効率は、従来器素(比較例)に
比して10%も向上した。 また、この考案者は、気流通路の形状と静圧と
の関係を確認するために、次の例について、前記
特開昭56−114879号公報に開示されている形式の
セラミツクスの熱交換器素と比較してその静圧を
比較してみた。すなわち、この考案の熱交換器素
は外径6mm、内径4.5のセラミツクスパイプを、
72mm四方の枠内にパイプ中心ピツチ8mmで100mm
本配列した。その結果、パイプ内空気通過断面積
(穴の面積)のトータルが15.9cm2であつた。 これに対して、波形シートと平坦なシートの組
合せでなるダンボール式の前記公報記載の比較例
は、72mm四方の枠内に、波形に形成した空気通路
を形成する部分が肉厚0.75mm、谷間ピツチ8mmで
20列のものを、軸線を交差する方向にして18段と
したところ、片側方向の空気通過断面積(穴の面
積)のトータルが13.5cm2であつた。この場合、本
考案と比較例の静圧は第2表に示す通りであつ
た。この静圧は空気通過断面積のトータルにおけ
る値である。
における全熱交換効率は、従来器素(比較例)に
比して10%も向上した。 また、この考案者は、気流通路の形状と静圧と
の関係を確認するために、次の例について、前記
特開昭56−114879号公報に開示されている形式の
セラミツクスの熱交換器素と比較してその静圧を
比較してみた。すなわち、この考案の熱交換器素
は外径6mm、内径4.5のセラミツクスパイプを、
72mm四方の枠内にパイプ中心ピツチ8mmで100mm
本配列した。その結果、パイプ内空気通過断面積
(穴の面積)のトータルが15.9cm2であつた。 これに対して、波形シートと平坦なシートの組
合せでなるダンボール式の前記公報記載の比較例
は、72mm四方の枠内に、波形に形成した空気通路
を形成する部分が肉厚0.75mm、谷間ピツチ8mmで
20列のものを、軸線を交差する方向にして18段と
したところ、片側方向の空気通過断面積(穴の面
積)のトータルが13.5cm2であつた。この場合、本
考案と比較例の静圧は第2表に示す通りであつ
た。この静圧は空気通過断面積のトータルにおけ
る値である。
以上説明したように、この考案によれば、セラ
ミツクスでなるパイプを断面丸形にしたので、そ
のパイプの内部は角による狭隘部分がないため、
横断面のすべてが気流通路として有効断面積とな
る。このため気流通路としての抵抗を低下させ、
また、各パイプ外側に形成されるパイプ相互間の
空隙も、実質的に蛇行する形となるがパイプの外
形が円弧をなしているので、気流通路として抵抗
が小さくなる。したがつて、気流通路の静圧損失
を大幅に低く抑えることができて、フアン動力エ
ネルギの節約に貢献する。また、セラミツクスの
パイプを断面丸形にして用いるので堅牢性の向上
に貢献し、その結果パイプ肉厚を薄くすることが
できて、この点においても精密な熱交換が可能と
なり、装置のコンパクト化にも貢献する。
ミツクスでなるパイプを断面丸形にしたので、そ
のパイプの内部は角による狭隘部分がないため、
横断面のすべてが気流通路として有効断面積とな
る。このため気流通路としての抵抗を低下させ、
また、各パイプ外側に形成されるパイプ相互間の
空隙も、実質的に蛇行する形となるがパイプの外
形が円弧をなしているので、気流通路として抵抗
が小さくなる。したがつて、気流通路の静圧損失
を大幅に低く抑えることができて、フアン動力エ
ネルギの節約に貢献する。また、セラミツクスの
パイプを断面丸形にして用いるので堅牢性の向上
に貢献し、その結果パイプ肉厚を薄くすることが
できて、この点においても精密な熱交換が可能と
なり、装置のコンパクト化にも貢献する。
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図であ
る。 1……枠、2……セラミツクスでなる断面丸形
のパイプ、3,4……空気通路。
る。 1……枠、2……セラミツクスでなる断面丸形
のパイプ、3,4……空気通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後二方が抜け上下左右を閉じた枠の、対向
する閉じた部分に複数の保持開口を設け、前記
枠内で対向する保持開口間に、セラミツクスで
なる横断面丸形のパイプを渡設保持し、前記パ
イプは複数本が間隔をあけて保持されるものと
し、前記パイプの内部と、前記パイプの外部に
あつて前記枠内でこの枠の前後間を連続してい
る空隙とを、全熱交換するための気流通路とし
たことを特徴とする全熱交換器。 (2) セラミツクスでなるパイプには、吸湿剤を含
浸させた実用新案登録請求の範囲第1項記載の
全熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19577581U JPS58102996U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 全熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19577581U JPS58102996U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 全熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58102996U JPS58102996U (ja) | 1983-07-13 |
| JPH0245675Y2 true JPH0245675Y2 (ja) | 1990-12-03 |
Family
ID=30109038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19577581U Granted JPS58102996U (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 全熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58102996U (ja) |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP19577581U patent/JPS58102996U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58102996U (ja) | 1983-07-13 |
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