JPH0246242B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246242B2 JPH0246242B2 JP61289064A JP28906486A JPH0246242B2 JP H0246242 B2 JPH0246242 B2 JP H0246242B2 JP 61289064 A JP61289064 A JP 61289064A JP 28906486 A JP28906486 A JP 28906486A JP H0246242 B2 JPH0246242 B2 JP H0246242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dirty liquid
- gutter
- dirty
- supply passage
- liquid supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油圧機器に用いられる作動油や、工
作機械に用いられる切削液などの工業用油剤を清
澄化するのに好適な過機に係り、特に、ダーテ
イ液の流速差を利用してダーテイ液中の粒子を沈
降させる過機に関する。
作機械に用いられる切削液などの工業用油剤を清
澄化するのに好適な過機に係り、特に、ダーテ
イ液の流速差を利用してダーテイ液中の粒子を沈
降させる過機に関する。
ダーテイ液から粒子を分離するための過体
は、一般に、ダーテイ液を透過させ粒子を過体
表面に残留させて過を行なうようにしている
が、このような形式の過体においては、使用を
重ねるにつれて過体上に粒子が積層されるため
に、過体を所定期間ごとに新たなものと交換し
たり、あるいは過体上の粒子をスクレーパなど
により掻き落したりする必要があり煩雑であつ
た。
は、一般に、ダーテイ液を透過させ粒子を過体
表面に残留させて過を行なうようにしている
が、このような形式の過体においては、使用を
重ねるにつれて過体上に粒子が積層されるため
に、過体を所定期間ごとに新たなものと交換し
たり、あるいは過体上の粒子をスクレーパなど
により掻き落したりする必要があり煩雑であつ
た。
このような従来の過体における問題点を克服
するものとして第5図A,Bに示すように、水平
方向に延在する基盤1に、この基盤1を貫通する
多数の円筒体2を上部が基盤1上に突出するよう
に取付け、基盤1の下方から各円筒体2内にダー
テイ液を層流状態で供給するようにした過機が
既に知られている。
するものとして第5図A,Bに示すように、水平
方向に延在する基盤1に、この基盤1を貫通する
多数の円筒体2を上部が基盤1上に突出するよう
に取付け、基盤1の下方から各円筒体2内にダー
テイ液を層流状態で供給するようにした過機が
既に知られている。
このような過機によれば、第6図に示すよう
に、円筒体2内を層流で下方から上方に流れるダ
ーテイ液には、円筒体2の半径方向外方が半径方
向内方より流速が遅くなる矢印で示す速度勾配が
形成され、しかも円筒体2の上端においてダーテ
イ液には、その表面張力により中心部が最上位に
位置するように盛り上る液膜が形成されることに
なり、この結果、円筒体2の内周面に隣接する部
位のダーテイ液の流速は、粒子Pの沈降速度より
遅くなるので、円筒体2の内周面に隣接する部位
において粒子Pは相対的に下降して沈澱し、また
ダーテイ液上端においては、第6図中に示すよう
に、液膜の存在によりダーテイ液の上方への流速
は0となつてほぼ接線方向への流れに変化するの
で、円筒体2の中心部においても破線の矢印で示
すように粒子Pは沈降することになる。
に、円筒体2内を層流で下方から上方に流れるダ
ーテイ液には、円筒体2の半径方向外方が半径方
向内方より流速が遅くなる矢印で示す速度勾配が
形成され、しかも円筒体2の上端においてダーテ
イ液には、その表面張力により中心部が最上位に
位置するように盛り上る液膜が形成されることに
なり、この結果、円筒体2の内周面に隣接する部
位のダーテイ液の流速は、粒子Pの沈降速度より
遅くなるので、円筒体2の内周面に隣接する部位
において粒子Pは相対的に下降して沈澱し、また
ダーテイ液上端においては、第6図中に示すよう
に、液膜の存在によりダーテイ液の上方への流速
は0となつてほぼ接線方向への流れに変化するの
で、円筒体2の中心部においても破線の矢印で示
すように粒子Pは沈降することになる。
ところで、このような過機においては、その
過効率は、堰線をなす各円筒体2の円周の合計
長さにより決定されるが、ひとつの円筒体2では
大きな円周長さが得られないため、基盤1に多数
の円筒体2を取付けなければ効率よく過を行な
うことができないことになる。ところが、多数の
円筒体2を用意すると過機としてのコストが高
くなるし、また基盤1に対する円筒体2の取付け
作業も煩雑である。
過効率は、堰線をなす各円筒体2の円周の合計
長さにより決定されるが、ひとつの円筒体2では
大きな円周長さが得られないため、基盤1に多数
の円筒体2を取付けなければ効率よく過を行な
うことができないことになる。ところが、多数の
円筒体2を用意すると過機としてのコストが高
くなるし、また基盤1に対する円筒体2の取付け
作業も煩雑である。
本発明は、このような従来のものにおける流速
差の原理を利用し、しかも簡単な構成により効率
のよい過を行うことができ安価に製造できる
過機を提供することを目的とする。
差の原理を利用し、しかも簡単な構成により効率
のよい過を行うことができ安価に製造できる
過機を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため本発明の過機
は、水平方向に平行に延在し上部を開放された複
数本の樋を相互に間隔を隔てて連設し、隣位の各
1対の樋間をダーテイ液供給通路に形成するとと
もに、このダーテイ液の液面を各樋の上端にほぼ
等しくし、ダーテイ液供給通路内においてダーテ
イ液の層流の速度勾配を形成してこのダーテイ液
供給通路から樋内に溢流したクリーン液を回収す
る通路を各樋に連設し、各ダーテイ液供給通路の
上方に各樋の上端と微小間隙をもつてほぼ水平方
向に延在する被覆板を配設したことを特徴として
いる。
は、水平方向に平行に延在し上部を開放された複
数本の樋を相互に間隔を隔てて連設し、隣位の各
1対の樋間をダーテイ液供給通路に形成するとと
もに、このダーテイ液の液面を各樋の上端にほぼ
等しくし、ダーテイ液供給通路内においてダーテ
イ液の層流の速度勾配を形成してこのダーテイ液
供給通路から樋内に溢流したクリーン液を回収す
る通路を各樋に連設し、各ダーテイ液供給通路の
上方に各樋の上端と微小間隙をもつてほぼ水平方
向に延在する被覆板を配設したことを特徴として
いる。
このような構成の本発明によれば、簡単な構成
によりダーテイ液の流速差の原理を利用してダー
テイ液中に含まれている粒子の効率のよい分離を
行なうことができる。しかも、各ダーテイ液供給
通路の上方に被覆板を配設したので、ダーテイ液
の上昇速度が早目に0になるため、ダーテイ液供
給通路の幅方向の中央部において被覆板に衝突す
ることによる粒子の早目の沈降が生じ、このこと
によりさらに効率のよい粒子の分離を行なうこと
ができる。そして、本発明のように複数本の樋を
使用することにより、複数のダーテイ液供給通路
の堰線の合計長さをかなり長くすることができる
ので、この点においても効率のよい過を行なう
ことができる。
によりダーテイ液の流速差の原理を利用してダー
テイ液中に含まれている粒子の効率のよい分離を
行なうことができる。しかも、各ダーテイ液供給
通路の上方に被覆板を配設したので、ダーテイ液
の上昇速度が早目に0になるため、ダーテイ液供
給通路の幅方向の中央部において被覆板に衝突す
ることによる粒子の早目の沈降が生じ、このこと
によりさらに効率のよい粒子の分離を行なうこと
ができる。そして、本発明のように複数本の樋を
使用することにより、複数のダーテイ液供給通路
の堰線の合計長さをかなり長くすることができる
ので、この点においても効率のよい過を行なう
ことができる。
また、各樋の上端にエツジ部を形成すれば、ダ
ーテイ液の表面張力によりダーテイ液の上面を断
面円弧状に形成しやすくなるので、粒子の分離を
さらに確実に行なうことができる。
ーテイ液の表面張力によりダーテイ液の上面を断
面円弧状に形成しやすくなるので、粒子の分離を
さらに確実に行なうことができる。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明す
る。
る。
第1図ないし第3図において符号10はダーテ
イ液貯留槽であり、このダーテイ液貯留槽10
は、底板11上に立設された両側板12A,12
Bおよび両端板13A,13Bによりほぼ平面長
方形状に形成されている。このうち一方の端板1
3Aは、底板11に対し断面円弧状の曲面をもつ
て連なり、かつ上部ほど他方の端板13Bから離
間するように傾斜状に形成されている。前記両側
板12A,12Bの高さ方向の中央部内側には、
それぞれ両端板13A,13B方向に間隔を隔て
て1対のアングル状の支持部材14A,15A,
14B,15Bが支持部材14Aと14Bの軸
線、また支持部材15Aと15Bの軸線を相互に
合致するようにして突設されている。そして、こ
れらの支持部材14A,15A,14B,15B
には、前記ダーテイ液貯留槽10内に位置するほ
ぼ長方形状のフレーム16が端板17,17…に
より高さ調整可能に支持されており、このフレー
ム16の一方の端板17Aの近傍には、この端板
17と平行な仕切板18がフレーム16の両側板
19A,19Bに支持されるようにして配設され
ている。さらに、これらの端板17A、仕切板1
8および両側板19A,19Bに囲繞される空間
には底板20が張設され、この底板20上の空間
をクリーン液通路21に形成している。
イ液貯留槽であり、このダーテイ液貯留槽10
は、底板11上に立設された両側板12A,12
Bおよび両端板13A,13Bによりほぼ平面長
方形状に形成されている。このうち一方の端板1
3Aは、底板11に対し断面円弧状の曲面をもつ
て連なり、かつ上部ほど他方の端板13Bから離
間するように傾斜状に形成されている。前記両側
板12A,12Bの高さ方向の中央部内側には、
それぞれ両端板13A,13B方向に間隔を隔て
て1対のアングル状の支持部材14A,15A,
14B,15Bが支持部材14Aと14Bの軸
線、また支持部材15Aと15Bの軸線を相互に
合致するようにして突設されている。そして、こ
れらの支持部材14A,15A,14B,15B
には、前記ダーテイ液貯留槽10内に位置するほ
ぼ長方形状のフレーム16が端板17,17…に
より高さ調整可能に支持されており、このフレー
ム16の一方の端板17Aの近傍には、この端板
17と平行な仕切板18がフレーム16の両側板
19A,19Bに支持されるようにして配設され
ている。さらに、これらの端板17A、仕切板1
8および両側板19A,19Bに囲繞される空間
には底板20が張設され、この底板20上の空間
をクリーン液通路21に形成している。
前記仕切板18、およびフレーム16の他方の
端板17B間には、水平方向に平行に延在する複
数本の樋22,22…が相互に間隔を隔てて支持
されている。各樋22は、第4図に示すように、
断面U字形とされて長手方向の全域にわたつて上
部開口23を有するように形成されており、各樋
22の両上端縁に内側縁に対し外側縁が上位に位
置するようにして鋭利なエツジ部24,24が形
成されている。このエツジ部24は、ダーテイ液
の表面張力によりダーテイ液の断面円弧状の膨出
部を円滑に形成するためのものである。また、各
樋22の底壁25は、第1図に示すように、仕切
板18側が端板17B側より低位に位置するよう
に傾斜配置され、かつ、仕切板18には、各樋2
2の内側に連通する開口26が形成されており、
この樋22内の流体はクリーン液通路21内に流
入し得るようになつている。
端板17B間には、水平方向に平行に延在する複
数本の樋22,22…が相互に間隔を隔てて支持
されている。各樋22は、第4図に示すように、
断面U字形とされて長手方向の全域にわたつて上
部開口23を有するように形成されており、各樋
22の両上端縁に内側縁に対し外側縁が上位に位
置するようにして鋭利なエツジ部24,24が形
成されている。このエツジ部24は、ダーテイ液
の表面張力によりダーテイ液の断面円弧状の膨出
部を円滑に形成するためのものである。また、各
樋22の底壁25は、第1図に示すように、仕切
板18側が端板17B側より低位に位置するよう
に傾斜配置され、かつ、仕切板18には、各樋2
2の内側に連通する開口26が形成されており、
この樋22内の流体はクリーン液通路21内に流
入し得るようになつている。
前記ダーテイ液貯留槽10の端板13A側には
クリーン液貯留槽27が連設されており、前記ク
リーン液通路21内のクリーン液は導管28を介
してクリーン液貯留槽27内に導入されるように
なつている。また、このクリーン液貯留槽27内
のクリーン液は、このクリーン液貯留槽27上に
設置された供給ポンプ29により図示しない機器
等に供給されるようになつている。
クリーン液貯留槽27が連設されており、前記ク
リーン液通路21内のクリーン液は導管28を介
してクリーン液貯留槽27内に導入されるように
なつている。また、このクリーン液貯留槽27内
のクリーン液は、このクリーン液貯留槽27上に
設置された供給ポンプ29により図示しない機器
等に供給されるようになつている。
前記フレーム16の端板17Bの両側に、前記
支持部材15A,15Bとの接続用に取付けられ
ているアングル部材30A,30Bには、斜め前
方に突出する邪魔板31がフレーム16のほぼ全
域にわたつて垂設されており、また、この邪魔板
31より端板13B側のダーテイ液貯留槽10内
に図示しない供給管を介してダーテイ液が供給さ
れるようになつている。したがつて、このダーテ
イ液貯留槽10内に供給されたダーテイ液は、邪
魔板31により層流状態とされてフレーム16の
下方に到達し、ここから隣位の1対の樋22,2
2間に形成された複数のダーテイ液供給通路3
2,32…に供給されることになる。
支持部材15A,15Bとの接続用に取付けられ
ているアングル部材30A,30Bには、斜め前
方に突出する邪魔板31がフレーム16のほぼ全
域にわたつて垂設されており、また、この邪魔板
31より端板13B側のダーテイ液貯留槽10内
に図示しない供給管を介してダーテイ液が供給さ
れるようになつている。したがつて、このダーテ
イ液貯留槽10内に供給されたダーテイ液は、邪
魔板31により層流状態とされてフレーム16の
下方に到達し、ここから隣位の1対の樋22,2
2間に形成された複数のダーテイ液供給通路3
2,32…に供給されることになる。
前記各ダーテイ液供給通路32を通過する際に
沈澱したダーテイ液内の粒子Pは前記ダーテイ液
貯留槽10の底板11上に堆積されるが、この底
板11上の粒子Pはダーテイ液貯留槽10から斜
め上方に延在するように連設されたケーシング3
3にかけて走行するチエーン34に支持された複
数のスクレーパ35,35…により掻き取られて
除去され、開口36からケーシング33外に投下
されて図示しない回収容器に回収されるようにな
つている。
沈澱したダーテイ液内の粒子Pは前記ダーテイ液
貯留槽10の底板11上に堆積されるが、この底
板11上の粒子Pはダーテイ液貯留槽10から斜
め上方に延在するように連設されたケーシング3
3にかけて走行するチエーン34に支持された複
数のスクレーパ35,35…により掻き取られて
除去され、開口36からケーシング33外に投下
されて図示しない回収容器に回収されるようにな
つている。
さらに本実施例においては、第4図に示すよう
に、隣位の1対の樋22,22間に形成された各
ダーテイ液供給通路32の全域の上方に、樋22
の上端と微小間隙をもつように水平方向に延在す
る被覆板38がそれぞれ配設されている。この被
覆板38の下面と各樋22の上端との間隙は、被
覆板38が各ダーテイ液供給通路32上に自然状
態において形成されるダーテイ液の液膜と交差し
得るように液膜の高さより低く設置されている。
に、隣位の1対の樋22,22間に形成された各
ダーテイ液供給通路32の全域の上方に、樋22
の上端と微小間隙をもつように水平方向に延在す
る被覆板38がそれぞれ配設されている。この被
覆板38の下面と各樋22の上端との間隙は、被
覆板38が各ダーテイ液供給通路32上に自然状
態において形成されるダーテイ液の液膜と交差し
得るように液膜の高さより低く設置されている。
つぎに、前述した実施例の作用について説明す
る。
る。
ダーテイ液中の粒子Pを除去してクリーン液を
形成するためには、図示しないモータを駆動して
両チエーン34,34を走行せしめ、これらのチ
エーン34,34に支持されている各スクレーパ
35を第1図に矢印で示す方向に走行する。
形成するためには、図示しないモータを駆動して
両チエーン34,34を走行せしめ、これらのチ
エーン34,34に支持されている各スクレーパ
35を第1図に矢印で示す方向に走行する。
このようにしておき、図示しない供給管からダ
ーテイ液貯留槽10の第1図における右端部にダ
ーテイ液を供給する。その際ダーテイ液の水位が
フレーム16内に取付けられている樋22の上端
を多少越える程度のレベルWLを維持するように
ダーテイ液を供給する。すると、ダーテイ液貯留
槽10内に供給されたダーテイ液は、第1図にお
いて右から左に流れるが、途中ダーテイ液貯留槽
10内を横断するように設置されている邪魔板3
1の下方を通過することにより層流とされてフレ
ーム16の下方に到達し、ここから、隣位の1対
の樋22,22間に形成されているダーテイ液供
給通路32,32…内を上昇する。すると第4図
に示すように、ダーテイ液は各ダーテイ液供給通
路32の上端において表面張力によりダーテイ液
供給通路32の幅方向の中央部が盛り上るような
液膜が形成され、かつダーテイ液供給通路32の
幅方向の中央部が樋22の外側面37に隣接する
部位より流速が早い速度勾配が形成され、前述し
た従来のものにおいて説明したように、ダーテイ
液供給通路32内において樋22の外側面37に
隣接する部位のダーテイ液の流速は粒子Pの沈降
速度より遅くなるので、樋22の外側面37に隣
接する部位においてはダーテイ液中に含まれてい
る粒子Pは、それ自体の沈降速度とダーテイ液の
流速との差速をもつて沈降することになる。ま
た、各樋22の幅方向の中央部においては、この
部分におけるダーテイ液の流速は早いが、各ダー
テイ液供給通路32上に配設された被覆板38に
ダーテイ液供給通路32内を上昇するダーテイ液
の層流が衝突することによりダーテイ液の上昇速
度が早目に0になるため、ダーテイ液供給通路3
2の幅方向中央部において早目に粒子Pの沈降が
生じることになる。そして、沈降した粒子Pはダ
ーテイ液貯留槽10の底板11上に沈降するが、
この底板11上に接合するようにスクレーパ35
が走行しているので、底板11上の粒子はスクレ
ーパ35により掻き取られるようにして移送さ
れ、ケーシング33の開口36から外部に投下さ
れ、回収容器内に回収される。
ーテイ液貯留槽10の第1図における右端部にダ
ーテイ液を供給する。その際ダーテイ液の水位が
フレーム16内に取付けられている樋22の上端
を多少越える程度のレベルWLを維持するように
ダーテイ液を供給する。すると、ダーテイ液貯留
槽10内に供給されたダーテイ液は、第1図にお
いて右から左に流れるが、途中ダーテイ液貯留槽
10内を横断するように設置されている邪魔板3
1の下方を通過することにより層流とされてフレ
ーム16の下方に到達し、ここから、隣位の1対
の樋22,22間に形成されているダーテイ液供
給通路32,32…内を上昇する。すると第4図
に示すように、ダーテイ液は各ダーテイ液供給通
路32の上端において表面張力によりダーテイ液
供給通路32の幅方向の中央部が盛り上るような
液膜が形成され、かつダーテイ液供給通路32の
幅方向の中央部が樋22の外側面37に隣接する
部位より流速が早い速度勾配が形成され、前述し
た従来のものにおいて説明したように、ダーテイ
液供給通路32内において樋22の外側面37に
隣接する部位のダーテイ液の流速は粒子Pの沈降
速度より遅くなるので、樋22の外側面37に隣
接する部位においてはダーテイ液中に含まれてい
る粒子Pは、それ自体の沈降速度とダーテイ液の
流速との差速をもつて沈降することになる。ま
た、各樋22の幅方向の中央部においては、この
部分におけるダーテイ液の流速は早いが、各ダー
テイ液供給通路32上に配設された被覆板38に
ダーテイ液供給通路32内を上昇するダーテイ液
の層流が衝突することによりダーテイ液の上昇速
度が早目に0になるため、ダーテイ液供給通路3
2の幅方向中央部において早目に粒子Pの沈降が
生じることになる。そして、沈降した粒子Pはダ
ーテイ液貯留槽10の底板11上に沈降するが、
この底板11上に接合するようにスクレーパ35
が走行しているので、底板11上の粒子はスクレ
ーパ35により掻き取られるようにして移送さ
れ、ケーシング33の開口36から外部に投下さ
れ、回収容器内に回収される。
一方、このようにして含有していた粒子Pを除
去されたクリーン液は、ダーテイ液供給通路32
の上端から各樋22内に流入し、樋22の傾斜し
ている底壁25に沿つて流下してクリーン液通路
21内に到達し、ここからさらに導管28を介し
てクリーン液貯留槽27内に流入し、供給ポンプ
29により汲み上げられて所定の機器等に再供給
される。
去されたクリーン液は、ダーテイ液供給通路32
の上端から各樋22内に流入し、樋22の傾斜し
ている底壁25に沿つて流下してクリーン液通路
21内に到達し、ここからさらに導管28を介し
てクリーン液貯留槽27内に流入し、供給ポンプ
29により汲み上げられて所定の機器等に再供給
される。
このように本実施例によれば、複数の樋22,
22…を間隔を設けて設置するとともに、各ダー
テイ液供給通路32の上方に被覆板38を配設す
ることにより簡単な構成で、ダーテイ液の流速差
を利用して粒子Pの効率のよい分離を行なうこと
ができる。しかも、前述したように多数の円筒体
2を配設した従来のものにおける堰線の合計長さ
と比較して、同一面積中に複数の樋22を配設し
て形成した複数のダーテイ液供給通路32の堰線
の合計長さをはるかに長くすることが可能なの
で、従来のものよりさらに効率のよい過を行な
うことができる。なお、各樋22の上端にエツジ
部24を形成したので、ダーテイ液の表面張力に
より樋22,22間にはダーテイ液の上向きの膨
出部を確実に形成することができる。
22…を間隔を設けて設置するとともに、各ダー
テイ液供給通路32の上方に被覆板38を配設す
ることにより簡単な構成で、ダーテイ液の流速差
を利用して粒子Pの効率のよい分離を行なうこと
ができる。しかも、前述したように多数の円筒体
2を配設した従来のものにおける堰線の合計長さ
と比較して、同一面積中に複数の樋22を配設し
て形成した複数のダーテイ液供給通路32の堰線
の合計長さをはるかに長くすることが可能なの
で、従来のものよりさらに効率のよい過を行な
うことができる。なお、各樋22の上端にエツジ
部24を形成したので、ダーテイ液の表面張力に
より樋22,22間にはダーテイ液の上向きの膨
出部を確実に形成することができる。
なお、本発明は、前述した実施例に限定される
ものではなく、種々の変更が可能である。
ものではなく、種々の変更が可能である。
以上説明したように本発明によれば、流速差の
原理を利用するとともに被覆板の存在により効率
のよい過を行なうことができ、しかも簡単な構
成により安価に製造できるという優れた効果を奏
する。
原理を利用するとともに被覆板の存在により効率
のよい過を行なうことができ、しかも簡単な構
成により安価に製造できるという優れた効果を奏
する。
第1図は本発明に係る過機の第1実施例を示
す縦断面正面図、第2図は第1図の半部の横断面
図、第3図は第1図の−線による断面図、第
4図は樋近傍の詳細を示す正面図、第5図A,B
は従来の過機の斜視図および縦断面図、第6図
は従来例の作用を示す縦断面図である。 10……ダーテイ液貯留槽、16……フレー
ム、21……クリーン液通路、22……樋、23
……上部開口、24……エツジ部、27……クリ
ーン液貯留槽、29……供給ポンプ、31……邪
魔板、32……ダーテイ液供給通路、33……ケ
ーシング、35……スクレーパ、38……被覆
板。
す縦断面正面図、第2図は第1図の半部の横断面
図、第3図は第1図の−線による断面図、第
4図は樋近傍の詳細を示す正面図、第5図A,B
は従来の過機の斜視図および縦断面図、第6図
は従来例の作用を示す縦断面図である。 10……ダーテイ液貯留槽、16……フレー
ム、21……クリーン液通路、22……樋、23
……上部開口、24……エツジ部、27……クリ
ーン液貯留槽、29……供給ポンプ、31……邪
魔板、32……ダーテイ液供給通路、33……ケ
ーシング、35……スクレーパ、38……被覆
板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 水平方向に平行に延在し上部を開放された複
数本の樋を相互に間隔を隔てて連設し、隣位の各
1対の樋間をダーテイ液供給通路に形成するとと
もに、このダーテイ液の液面を各樋の上端にほぼ
等しくし、ダーテイ液供給通路内においてダーテ
イ液の層流の速度勾配を形成してこのダーテイ液
供給通路から樋内に溢流したクリーン液を回収す
る通路を各樋に連設し、各ダーテイ液供給通路の
上方に各樋の上端と微小間隙をもつてほぼ水平方
向に延在する被覆板を配設したことを特徴とする
過機。 2 前記各樋の上端には、各ダーテイ液供給通路
上に表面張力によりダーテイ液の上面を断面円弧
状になすためのエツジ部が形成されている特許請
求の範囲第1項記載の過機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28906486A JPS63143909A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28906486A JPS63143909A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 濾過機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63143909A JPS63143909A (ja) | 1988-06-16 |
| JPH0246242B2 true JPH0246242B2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=17738356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28906486A Granted JPS63143909A (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 濾過機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63143909A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5916085Y2 (ja) * | 1979-10-09 | 1984-05-12 | トヨタ自動車株式会社 | 逆流式ク−ラント濾過装置 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP28906486A patent/JPS63143909A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63143909A (ja) | 1988-06-16 |
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