JPH0246533B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246533B2 JPH0246533B2 JP55180575A JP18057580A JPH0246533B2 JP H0246533 B2 JPH0246533 B2 JP H0246533B2 JP 55180575 A JP55180575 A JP 55180575A JP 18057580 A JP18057580 A JP 18057580A JP H0246533 B2 JPH0246533 B2 JP H0246533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- ribbon
- bath
- glass ribbon
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B18/00—Shaping glass in contact with the surface of a liquid
- C03B18/02—Forming sheets
- C03B18/18—Controlling or regulating the temperature of the float bath; Composition or purification of the float bath
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフロート式板ガラス製造に係るもの
で、特に薄肉の、詳細には3mm以内の肉厚の(平
坦)板ガラスの製造に関する。
で、特に薄肉の、詳細には3mm以内の肉厚の(平
坦)板ガラスの製造に関する。
フロート式板ガラス製造においては、溶融ガラ
スが、一般には錫または大半を錫が占める合金の
融解金属の欲の上へ送られ、ここで連続したリボ
ンが形成され、これが冷却されかつ引出ローラに
よつて引出され、またこの引出ローラにより「ス
トレツチヤ」と称される再熱炉へ搬送される。
スが、一般には錫または大半を錫が占める合金の
融解金属の欲の上へ送られ、ここで連続したリボ
ンが形成され、これが冷却されかつ引出ローラに
よつて引出され、またこの引出ローラにより「ス
トレツチヤ」と称される再熱炉へ搬送される。
ガラス・リボンの厚みは引出ローラにより与え
られる引張力および、ガラス・リボンの上縁部に
作用する、エンボス加工されたエツジ・ローラの
作用により定まる。
られる引張力および、ガラス・リボンの上縁部に
作用する、エンボス加工されたエツジ・ローラの
作用により定まる。
薄板ガラス製造においては、ガラスは引抜き加
工を施され、そして、高い移動速度に達し、また
装置の加工肉厚および生産性に応じて15乃至30
m/min以上に達することがある。これらの高移
動速度のために、ガラス・リボンの下方に、温度
がより低い浴の出口端の方向に向けられた錫の流
れが生じる。この錫の流れは以下に「下手流れ」
と称する。
工を施され、そして、高い移動速度に達し、また
装置の加工肉厚および生産性に応じて15乃至30
m/min以上に達することがある。これらの高移
動速度のために、ガラス・リボンの下方に、温度
がより低い浴の出口端の方向に向けられた錫の流
れが生じる。この錫の流れは以下に「下手流れ」
と称する。
下手流れに応じてリボンにより連行される金属
は浴の出口壁に衝突し、更に反射により、上手に
向けられた戻り流れが生じる。この流れは以下に
「上手流れ」と称する。この上手流れはガラス・
リボンの縁部と浴の側壁との間で特に大きい。
は浴の出口壁に衝突し、更に反射により、上手に
向けられた戻り流れが生じる。この流れは以下に
「上手流れ」と称する。この上手流れはガラス・
リボンの縁部と浴の側壁との間で特に大きい。
より温度が低いこの上手流れは下手流れと混り
合つて乱流を生じさせ、また帯域に応じて、特に
引抜帯域において高温の変動を生じさせる。その
引抜帯域ではガラスはそれらの温度変動に特に感
応する。上記乱流はそれによつてガラスの粘度が
変化するので厄介であり、またこの影響で引抜き
は均質とはならない。その結果、ガラス・リボン
が変形し、またガラス・リボンの横安定性は低下
し、ガラス・リボンは周期的に浴の片方の側から
他方の側へ移動させられる。この横不安定性のた
めにストレツチヤのレベルで温度が乱され、従つ
て再熱不良や破壊が生じる。
合つて乱流を生じさせ、また帯域に応じて、特に
引抜帯域において高温の変動を生じさせる。その
引抜帯域ではガラスはそれらの温度変動に特に感
応する。上記乱流はそれによつてガラスの粘度が
変化するので厄介であり、またこの影響で引抜き
は均質とはならない。その結果、ガラス・リボン
が変形し、またガラス・リボンの横安定性は低下
し、ガラス・リボンは周期的に浴の片方の側から
他方の側へ移動させられる。この横不安定性のた
めにストレツチヤのレベルで温度が乱され、従つ
て再熱不良や破壊が生じる。
上記の欠点を回避するために、フランス国特許
第2254527号は、ガラス・リボンの下方に横断バ
リヤーを配置してフロート炉の出口壁により反射
される上下流れが引抜帯域において下手流れと混
り合うのを防止することが提案されている。これ
を実施するために、ガラス・リボン下方の、引抜
帯域の下手端のレベルで第1バリヤーが設けられ
る。このバリヤーは下手流れの一部をリボンの下
を流れさせまた上手流れが上記リボンの縁部に沿
つて流れるのを防ぐだけである。上手方向に上記
第1バリヤーから保隔されかつガラスの最大加速
の部域に設けられた第2バリヤーは第2部位で同
様に作用して下手流れの一部をガラス・リボンの
下を流れさせると共に上手流れが上記リボンの縁
部に沿つて通るのを防ぐだけである。
第2254527号は、ガラス・リボンの下方に横断バ
リヤーを配置してフロート炉の出口壁により反射
される上下流れが引抜帯域において下手流れと混
り合うのを防止することが提案されている。これ
を実施するために、ガラス・リボン下方の、引抜
帯域の下手端のレベルで第1バリヤーが設けられ
る。このバリヤーは下手流れの一部をリボンの下
を流れさせまた上手流れが上記リボンの縁部に沿
つて流れるのを防ぐだけである。上手方向に上記
第1バリヤーから保隔されかつガラスの最大加速
の部域に設けられた第2バリヤーは第2部位で同
様に作用して下手流れの一部をガラス・リボンの
下を流れさせると共に上手流れが上記リボンの縁
部に沿つて通るのを防ぐだけである。
またフランス国特許第2372122号には、横断バ
リヤーを、このバリヤーの上手に設けられていて
炉の側壁に沿つて延びる金属流をさえぎるための
固定そらせ板と組合わせることが提案されてい
る。
リヤーを、このバリヤーの上手に設けられていて
炉の側壁に沿つて延びる金属流をさえぎるための
固定そらせ板と組合わせることが提案されてい
る。
上記装置の欠点の1つは、下手流れの下部がガ
ラス・リボン下方で横断バリヤーに衝突し、他の
好ましくない乱流を生じさせることである。
ラス・リボン下方で横断バリヤーに衝突し、他の
好ましくない乱流を生じさせることである。
更にフランス国特許第2094030号には、ガラス
がすでに凝固している帯域に設けた横方向バリヤ
ーと組合わせて誘導リニア・モータを用いて金属
の上手流を制動することが提案されており、上記
誘導リニア・モータは浴の中央部から縁部に向う
金属の流れをそれらモータの働きを補完する側部
バリヤーにより受けられるようにする。
がすでに凝固している帯域に設けた横方向バリヤ
ーと組合わせて誘導リニア・モータを用いて金属
の上手流を制動することが提案されており、上記
誘導リニア・モータは浴の中央部から縁部に向う
金属の流れをそれらモータの働きを補完する側部
バリヤーにより受けられるようにする。
以上に述べた装置のいずれも横方向上手流れお
よび従つて浴上のガラス・リボンの横不安定性を
従来技術の装置よりも大幅に完全解消するもので
なく、これは特に、熱源における錫の流れ、また
ガラス・リボンの幅の避けがたい周期的変動によ
り増大される不安定性によるのもので、これらが
原因となつてストレツチヤの温度状態が変動し、
また従つて上記のようにガラスの再熱不良や、無
視できない切断ロスが起る。
よび従つて浴上のガラス・リボンの横不安定性を
従来技術の装置よりも大幅に完全解消するもので
なく、これは特に、熱源における錫の流れ、また
ガラス・リボンの幅の避けがたい周期的変動によ
り増大される不安定性によるのもので、これらが
原因となつてストレツチヤの温度状態が変動し、
また従つて上記のようにガラスの再熱不良や、無
視できない切断ロスが起る。
本発明は上記欠点を克服せんとするものであ
る。
る。
本発明の目的の1つは、錫の下手流れを、ガラ
ス・リボンの連行作用でそのガラス・リボンの下
を自由に均等に流れさせると同時に上手流れの、
(以下に「上下側流」と称する)ガラス・リボン
と浴の壁との間の、少なくともガラスの引抜帯域
における側部に作用を及ぼす方法を提供すること
にある。
ス・リボンの連行作用でそのガラス・リボンの下
を自由に均等に流れさせると同時に上手流れの、
(以下に「上下側流」と称する)ガラス・リボン
と浴の壁との間の、少なくともガラスの引抜帯域
における側部に作用を及ぼす方法を提供すること
にある。
本発明の目的は、錫の下手流れをガラス・リボ
ンの連行作用で均等に自由に流れるにまかせ、少
なくともガラスの引抜帯域において2つの上手側
流の各々を全面的に、あるいはほぼ全面的にさえ
ぎる方法を提供することにある。
ンの連行作用で均等に自由に流れるにまかせ、少
なくともガラスの引抜帯域において2つの上手側
流の各々を全面的に、あるいはほぼ全面的にさえ
ぎる方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、従来の技術による方
法と反対に、上手帰還流を上記ガラス・リボンの
引抜帯域においてガラス・リボンの下を流通させ
る方法を提供することにある。
法と反対に、上手帰還流を上記ガラス・リボンの
引抜帯域においてガラス・リボンの下を流通させ
る方法を提供することにある。
本発明の実施例においては、引抜帯域の浴表面
における高温の変動が回避され、また浴上のガラ
ス・リボンの良好な横安定性が得られる。
における高温の変動が回避され、また浴上のガラ
ス・リボンの良好な横安定性が得られる。
本発明の別の実施例においては、ガラス・リボ
ンの軸線に対して相称的に側部バリヤーが設けら
れ、これらのバリヤーは特に、浴を容れた容器の
壁に沿つて上下側流をさえぎりかつ金属浴内の熱
交換を均等化する一方、ガラス・リボンを通す際
に流体力学作用を示してそのガラス・リボンに高
い安定性を与える。
ンの軸線に対して相称的に側部バリヤーが設けら
れ、これらのバリヤーは特に、浴を容れた容器の
壁に沿つて上下側流をさえぎりかつ金属浴内の熱
交換を均等化する一方、ガラス・リボンを通す際
に流体力学作用を示してそのガラス・リボンに高
い安定性を与える。
本発明の更に別の実施例においては、上手に向
けられた側流はガラス・リボンの各側で少なくと
も3個所で、好ましくは全面的に阻止される。最
初の阻止はガラスがすでに凝固している浴の下手
部分において行なうことができる。従つてこの阻
止の目的は上下側流と称する2つの側路において
その源流に近い上手流れを除去することにある。
この阻止はまた引抜帯域において2回行なわれ、
この帯域における目的はガラス・リボンと接触す
る浴の温度をより均一化することにある。
けられた側流はガラス・リボンの各側で少なくと
も3個所で、好ましくは全面的に阻止される。最
初の阻止はガラスがすでに凝固している浴の下手
部分において行なうことができる。従つてこの阻
止の目的は上下側流と称する2つの側路において
その源流に近い上手流れを除去することにある。
この阻止はまた引抜帯域において2回行なわれ、
この帯域における目的はガラス・リボンと接触す
る浴の温度をより均一化することにある。
本発明のまた別の実施例においては、引抜帯域
における上下側流の阻止は必要な日数だけ行なわ
れる。
における上下側流の阻止は必要な日数だけ行なわ
れる。
本発明の提案する、側流のみへの作用のその他
の利点は、その作用で生じる浴の特定温度調整に
より、特に引抜帯域における上下側流へ何ら作用
が生じない場合よりも低い温度での操業が可能に
なることである。
の利点は、その作用で生じる浴の特定温度調整に
より、特に引抜帯域における上下側流へ何ら作用
が生じない場合よりも低い温度での操業が可能に
なることである。
この結果、一方では、必要なエネルギー・コス
トや加熱部材の個数を減らすことができる。例と
して、2.1mm厚のガラスを600トン製造するのに約
700kw/hの電力を節約できる。
トや加熱部材の個数を減らすことができる。例と
して、2.1mm厚のガラスを600トン製造するのに約
700kw/hの電力を節約できる。
他方、リボンや浴温度制御の安定性により、縁
部のローラ個数を減らすことができる。
部のローラ個数を減らすことができる。
更に、ガラス・リボンの薄伸帯域の温度を下げ
ることにより、特に薄肉ガラスの場合に、リボン
のより急速な凝固や、従つて、縁部とリボンとの
肉厚比の減小が可能である。上記比率、従つて縁
部の厚みを減らすことにより、より均一な冷却を
行ない、ストレツチヤにおける再熱をより良好に
することができる。
ることにより、特に薄肉ガラスの場合に、リボン
のより急速な凝固や、従つて、縁部とリボンとの
肉厚比の減小が可能である。上記比率、従つて縁
部の厚みを減らすことにより、より均一な冷却を
行ない、ストレツチヤにおける再熱をより良好に
することができる。
本発明に方法によれば、特に引抜帯域における
浴表面の温度変動が制限される。
浴表面の温度変動が制限される。
他方、ガラス・リボン下方において、浴の表面
と底部との温度差が大きくされる。これは従来技
術とは逆であり、従来技術の目的の1つは相異な
るレベル間の温度差をできだけ小さくすることに
あつた。本発明では、約30℃の温度差は引抜帯域
のリボン下方では通常であるが、従来技術におい
てはこれら温度差はわずか10℃にすぎなかつた。
と底部との温度差が大きくされる。これは従来技
術とは逆であり、従来技術の目的の1つは相異な
るレベル間の温度差をできだけ小さくすることに
あつた。本発明では、約30℃の温度差は引抜帯域
のリボン下方では通常であるが、従来技術におい
てはこれら温度差はわずか10℃にすぎなかつた。
ガラスの引抜きそのものは、側部バリヤーを伴
なわない引抜きに対し上手に分離された帯域で行
なわれる。このため、上手流れに対する影響は更
に、自然に減る。
なわない引抜きに対し上手に分離された帯域で行
なわれる。このため、上手流れに対する影響は更
に、自然に減る。
本発明は更に、板ガラス、特に薄板ガラスをフ
ロート方式で製造する装置にも関する。
ロート方式で製造する装置にも関する。
本発明の装置は溶融金属の浴を容れた細長い容
器と、制御された割合でガラスを浴上へ送る手段
と、そのガラスを前進させてリボン状にする手段
と、そのガラス・リボンを所望の粘度による温度
調整器と、ガラス・リボンの引抜きを生じさせる
手段と、更には、少なくともガラス・リボンの引
抜帯域に設けられて、ガラス・リボンと容器壁と
の間の上手流れの側方部分だけを全面的にあるい
はほぼ全面的に阻止する手段とを含んでいる。
器と、制御された割合でガラスを浴上へ送る手段
と、そのガラスを前進させてリボン状にする手段
と、そのガラス・リボンを所望の粘度による温度
調整器と、ガラス・リボンの引抜きを生じさせる
手段と、更には、少なくともガラス・リボンの引
抜帯域に設けられて、ガラス・リボンと容器壁と
の間の上手流れの側方部分だけを全面的にあるい
はほぼ全面的に阻止する手段とを含んでいる。
上手側流と称する、上手流れの側方部分を阻止
する手段は本明細書においては「そらせ板」と称
する側部バリヤーでよく、これらバリヤーは容器
の側壁をガラス・リボンまでの少しの距離、例え
ば約10cm以内だけ延長するものである。
する手段は本明細書においては「そらせ板」と称
する側部バリヤーでよく、これらバリヤーは容器
の側壁をガラス・リボンまでの少しの距離、例え
ば約10cm以内だけ延長するものである。
上部母線が全体的に浴から出ているデフレクタ
は浴の底に達し、従つて上手流れの側方部分をそ
の流れの深さ全体に亘り阻止する。
は浴の底に達し、従つて上手流れの側方部分をそ
の流れの深さ全体に亘り阻止する。
本発明の装置の好適かつ特に有利な実施例にお
いて、そらせ板は配向自在(方向可変)であり、
関節に取付けられ、垂直軸線を中心に枢軸自在
で、容器の側壁またはその側壁近くを通つてい
る。従つて、いついかなる時いかなるメーカでも
ガラス・リボンの縁部に極めて近い最適有効位置
にそらせ板を置くことができる。
いて、そらせ板は配向自在(方向可変)であり、
関節に取付けられ、垂直軸線を中心に枢軸自在
で、容器の側壁またはその側壁近くを通つてい
る。従つて、いついかなる時いかなるメーカでも
ガラス・リボンの縁部に極めて近い最適有効位置
にそらせ板を置くことができる。
しかし、そらせ板は常に容器の側壁に接触して
置かれるのでそらせ板と容器側壁との間には溶融
金属が通らない。
置かれるのでそらせ板と容器側壁との間には溶融
金属が通らない。
本発明の装置の別の実施例においては、好まし
くは連接されかつ配向自在の少なくとも3対の側
部そらせ板が設けられる。それらそらせ板の位置
と配向は実際の製造に応じて決まる。例えば、2
mm厚のガラス・リボンを製造する場合は、第1対
の側部そらせ板を、ガラスがすでに凝固してい
る、容器の下手部分に設けることができる。他の
2対のそらせ板は引抜帯域に配置される。
くは連接されかつ配向自在の少なくとも3対の側
部そらせ板が設けられる。それらそらせ板の位置
と配向は実際の製造に応じて決まる。例えば、2
mm厚のガラス・リボンを製造する場合は、第1対
の側部そらせ板を、ガラスがすでに凝固してい
る、容器の下手部分に設けることができる。他の
2対のそらせ板は引抜帯域に配置される。
本発明の装置のその他の実施例においては、上
記以上の数のそらせ板対が設けられる。その場
合、各そらせ板の形状をほぼ矩形にする、あるい
は更に、各そらせ板の端を斜めあるいは段付き端
にして、その端が縁部の平均的な位置に極めて近
づき、その縁部が、製造中に不可避の幅変更を受
ける時にガラス・リボンと接触しないようになし
てもよい。こうして、浴中に没する端部はガラ
ス・リボンの縁部の少し下を通るが、この通過で
錫の下手流れが乱されることはない。
記以上の数のそらせ板対が設けられる。その場
合、各そらせ板の形状をほぼ矩形にする、あるい
は更に、各そらせ板の端を斜めあるいは段付き端
にして、その端が縁部の平均的な位置に極めて近
づき、その縁部が、製造中に不可避の幅変更を受
ける時にガラス・リボンと接触しないようになし
てもよい。こうして、浴中に没する端部はガラ
ス・リボンの縁部の少し下を通るが、この通過で
錫の下手流れが乱されることはない。
本発明の装置の更に別の実施例においては、そ
らせ板の可変有効長部分を容器の側壁に摺動自在
に取付ける、あるいは多少伸縮自在にする。
らせ板の可変有効長部分を容器の側壁に摺動自在
に取付ける、あるいは多少伸縮自在にする。
そらせ板は浴の金属や、浴面の内面雰囲気に対
して不活性の材料で作られる。そらせ板は例えば
また好ましくは黒鉛で製作される。従つて、ガラ
ス・リボンと接触する場合、摩擦係数は極めて小
さければリボンの流れを妨げることがない。
して不活性の材料で作られる。そらせ板は例えば
また好ましくは黒鉛で製作される。従つて、ガラ
ス・リボンと接触する場合、摩擦係数は極めて小
さければリボンの流れを妨げることがない。
次に添付図面に従つて、本発明を更に詳しく説
明する。
明する。
第1図はフロート方式で薄肉ガラスを製造する
ための細長い容器を示す。この容器は側壁1と、
入口および出口にそれぞれ端壁2,3を備えてい
る。融解錫の浴4を容れたこの容器の下手部分5
は幅が狭くなつている。シリコソーダカルシア融
解ガラスが浴の内壁上方に設けられた分配ダクト
6から浴の入口端から浴へ送られる。
ための細長い容器を示す。この容器は側壁1と、
入口および出口にそれぞれ端壁2,3を備えてい
る。融解錫の浴4を容れたこの容器の下手部分5
は幅が狭くなつている。シリコソーダカルシア融
解ガラスが浴の内壁上方に設けられた分配ダクト
6から浴の入口端から浴へ送られる。
ガラスの送り量は加減でき、例えば500乃至700
トン/日以上にも達し得る。
トン/日以上にも達し得る。
浴を覆つた屋根には温度調整器(図示せず)が
内設されている。これらの温度調整器はガラスの
熱環境を作り、ガラスを引抜帯域の端まで可変形
状態に保つ。
内設されている。これらの温度調整器はガラスの
熱環境を作り、ガラスを引抜帯域の端まで可変形
状態に保つ。
フロート浴は薄肉ガラス製造において、第1図
に示す、下記の複数帯域からなる。
に示す、下記の複数帯域からなる。
●金属浴へガラスを流れさせた後そのガラスを拡
げる上手帯域; ●ガラス・リボンがその形成中、長手方向の力、
および引出ローラおよびエツジ・ローラの作用
で外部に向けられた力を受ける帯域;この帯
域においては、ガラスはすでに引抜きを受け
て薄くなつている。
げる上手帯域; ●ガラス・リボンがその形成中、長手方向の力、
および引出ローラおよびエツジ・ローラの作用
で外部に向けられた力を受ける帯域;この帯
域においては、ガラスはすでに引抜きを受け
て薄くなつている。
●ガラス・リボンが引出ローラの作用でその最終
形状をとる帯域: 上記帯域およびこの帯域はそれらの間に
引抜帯域を形成している。
形状をとる帯域: 上記帯域およびこの帯域はそれらの間に
引抜帯域を形成している。
●硬化したガラス・リボンが徐々に冷却される凝
固帯域; 溶融浴へ送られた後、ガラスは帯域において
その最大限に遊流し約7mmの厚みになる。こうし
てリボン7が形成され、このリボンは容器外部の
引出ローラ8の引張作用で下手へ移動させられ
る。
固帯域; 溶融浴へ送られた後、ガラスは帯域において
その最大限に遊流し約7mmの厚みになる。こうし
てリボン7が形成され、このリボンは容器外部の
引出ローラ8の引張作用で下手へ移動させられ
る。
所望の厚みは、引出ローラ8と、リボンの進行
方向に対する垂線に対して若干斜めに設けられ
た、一般には鋼製のきざみ付きエツジ・ローラ9
との組合わさつた引張作用によつて得られる。こ
れらのエツジ・ローラは軸10によりモータに接
続されており、これらのモータはローラを、それ
らの位置に応じて、下手方向に増大する様々な速
度で駆動する。これらのローラはガラス・リボン
の縁部に、そのリボン形成中に、同ガラス・リボ
ンの収縮に対抗する力を与える。このガラス・リ
ボンは上記エツジ・ローラの帯域においてすでに
引抜きを受けている。
方向に対する垂線に対して若干斜めに設けられ
た、一般には鋼製のきざみ付きエツジ・ローラ9
との組合わさつた引張作用によつて得られる。こ
れらのエツジ・ローラは軸10によりモータに接
続されており、これらのモータはローラを、それ
らの位置に応じて、下手方向に増大する様々な速
度で駆動する。これらのローラはガラス・リボン
の縁部に、そのリボン形成中に、同ガラス・リボ
ンの収縮に対抗する力を与える。このガラス・リ
ボンは上記エツジ・ローラの帯域においてすでに
引抜きを受けている。
次にガラス・リボンは引出ローラによる引抜き
で例えば2mmの所望厚みにされる。
で例えば2mmの所望厚みにされる。
引抜帯域におけるガラス・リボンの移動でリボ
ンの下方に、容器下手に向けられた溶融金属の流
れが生じる。この流れを下手流れと称する。この
下手流れは容器の外壁に接触し、反射されて上手
流れを形成する。この上手流れは次の3部分から
なる。すなわち、ガラス・リボンおよび下手流れ
の下方で移動させられる中央部分と、ガラス・リ
ボンと容器の側壁との間の、上手側流と称される
2つの側方部分とからなる。これらの主要な流れ
は第1図に破線で略示する。
ンの下方に、容器下手に向けられた溶融金属の流
れが生じる。この流れを下手流れと称する。この
下手流れは容器の外壁に接触し、反射されて上手
流れを形成する。この上手流れは次の3部分から
なる。すなわち、ガラス・リボンおよび下手流れ
の下方で移動させられる中央部分と、ガラス・リ
ボンと容器の側壁との間の、上手側流と称される
2つの側方部分とからなる。これらの主要な流れ
は第1図に破線で略示する。
例示の装置は容器の下手部分のリボン収縮レベ
ルに、2つの平坦な黒鉛製矩形そらせ板12から
なる1対の側部バリヤーを備え、これらバリヤー
は浴の深さ全体に亘つて容器の側壁をガラス・リ
ボンの縁部近くまで延長し、従つて容器の外壁に
おける下手流れの反射による2つの上手側流を全
体的に遮る。
ルに、2つの平坦な黒鉛製矩形そらせ板12から
なる1対の側部バリヤーを備え、これらバリヤー
は浴の深さ全体に亘つて容器の側壁をガラス・リ
ボンの縁部近くまで延長し、従つて容器の外壁に
おける下手流れの反射による2つの上手側流を全
体的に遮る。
この装置は更に、引抜帯域の下手退度に設け
られた第2対の側部バリヤー13と、ガラス・エ
ツジ・ローラ9の下手に、上記引抜帯域の上手
限度に設けられた第3対の側部バリヤー14とを
備える。これらの第2、第3対の側部バリヤー
は、引抜帯域の特に表面を、この帯域の溶融金
属と存在する溶融金属の上手流れから一部来るよ
に低温の金属および浴上手部分のより高温の金属
との交換を制限することにより、熱絶縁する。
られた第2対の側部バリヤー13と、ガラス・エ
ツジ・ローラ9の下手に、上記引抜帯域の上手
限度に設けられた第3対の側部バリヤー14とを
備える。これらの第2、第3対の側部バリヤー
は、引抜帯域の特に表面を、この帯域の溶融金
属と存在する溶融金属の上手流れから一部来るよ
に低温の金属および浴上手部分のより高温の金属
との交換を制限することにより、熱絶縁する。
本発明によれば、ガラス・リボンに極めて近い
ところ、約2、3cmの距離のところに終端する、
「そらせ板」と称する側部バリヤーを設けること
により、ガラス・リボンを通過させる、また従つ
てリボンの大きな横安定性を確保する際に流体力
学作用が生じる。
ところ、約2、3cmの距離のところに終端する、
「そらせ板」と称する側部バリヤーを設けること
により、ガラス・リボンを通過させる、また従つ
てリボンの大きな横安定性を確保する際に流体力
学作用が生じる。
第2図は側部バリヤーが特にガラス・リボンに
対して設けられているところを示す装置の横断面
である。ガラス・リボンの辺縁16の側部バリヤ
ーの端部15からの距離は2、3cm以下であるた
め、上手側流が全体的に阻止される。側部バリヤ
ーは側壁1と接触するので金属は上記側壁に沿つ
て流れることができない。バリヤーの上縁17
は、線18で示すレベルの浴から出ているが、下
縁19は容器の底20に当接している。
対して設けられているところを示す装置の横断面
である。ガラス・リボンの辺縁16の側部バリヤ
ーの端部15からの距離は2、3cm以下であるた
め、上手側流が全体的に阻止される。側部バリヤ
ーは側壁1と接触するので金属は上記側壁に沿つ
て流れることができない。バリヤーの上縁17
は、線18で示すレベルの浴から出ているが、下
縁19は容器の底20に当接している。
第3図は垂直軸線を中心に枢動し得る4対の配
向自在のそらせ板を備えた装置を示す。本実施例
においては、帯域において浴の狭くなつている
レベルに1対のそらせ板が設けられてる。他の3
対、22,23,24はそれらが互いに隔離され
たセルを画成する引抜帯域に配置されている。
所定長さのそらせ板の配向は実際の製造およびガ
ラス・リボンの幅の関数であり、それらそらせ板
の端をガラス・リボンの縁部から若干離れさせる
ように行なえる。配向は第3図に示すように一般
に下手へ行なわれる。そらせ板は配向自在である
ので、製造の都度最適位置を得ることができる。
必要であれば、更に壁を引出すだけでそれらそら
せ板の作用を無にすることができる。
向自在のそらせ板を備えた装置を示す。本実施例
においては、帯域において浴の狭くなつている
レベルに1対のそらせ板が設けられてる。他の3
対、22,23,24はそれらが互いに隔離され
たセルを画成する引抜帯域に配置されている。
所定長さのそらせ板の配向は実際の製造およびガ
ラス・リボンの幅の関数であり、それらそらせ板
の端をガラス・リボンの縁部から若干離れさせる
ように行なえる。配向は第3図に示すように一般
に下手へ行なわれる。そらせ板は配向自在である
ので、製造の都度最適位置を得ることができる。
必要であれば、更に壁を引出すだけでそれらそら
せ板の作用を無にすることができる。
第4図、第5図は配向自在のそらせ板を示す。
このそらせ板の傾斜端25は一部が浴4に浸漬さ
れるので、特にガラス・リボン7の幅が変る場合
にはそのリボンの下を通ることがあるが、これに
よつて金属の下手流れが変動させられることはな
い。このそらせ板は約2cm厚、その上部27をよ
り厚くして強化され、長さ約180cm、高さ10cmの
黒鉛板26からなり、斜端25の長さは約50cmで
ある。この黒鉛板は翼形部材30の担持する板2
9にねじ28で固定されており、その翼形部材に
は、浴4を容れた容器の側壁1の開口34aを貫
通している水平支持棒33と一体の黒鉛リング3
2の中で枢動し得る垂直軸31が一体取付けされ
ている。上記水平棒は翼形部材35および板36
により上記側壁の外面に取付けられている。その
水平棒は、そらせ板の容器壁までの距離が、そら
せ板がその斜度を変更された後常にゼロに戻され
るように取付具37の中で摺動し得る。上記水平
棒の並進はねじ38が阻止する。軸31を中心と
するそらせ板の枢動を制御するために、そらせ板
に対して傾けられかつ軸31に固定された水平棒
39が設けられ、この棒の端には、やはり容器の
側壁1の開口34bを通る制御棒40が連接され
ており、この制御棒は板36を貫通する垂直軸4
2を中心に枢動し得る垂直リング41に取付けら
れている。
このそらせ板の傾斜端25は一部が浴4に浸漬さ
れるので、特にガラス・リボン7の幅が変る場合
にはそのリボンの下を通ることがあるが、これに
よつて金属の下手流れが変動させられることはな
い。このそらせ板は約2cm厚、その上部27をよ
り厚くして強化され、長さ約180cm、高さ10cmの
黒鉛板26からなり、斜端25の長さは約50cmで
ある。この黒鉛板は翼形部材30の担持する板2
9にねじ28で固定されており、その翼形部材に
は、浴4を容れた容器の側壁1の開口34aを貫
通している水平支持棒33と一体の黒鉛リング3
2の中で枢動し得る垂直軸31が一体取付けされ
ている。上記水平棒は翼形部材35および板36
により上記側壁の外面に取付けられている。その
水平棒は、そらせ板の容器壁までの距離が、そら
せ板がその斜度を変更された後常にゼロに戻され
るように取付具37の中で摺動し得る。上記水平
棒の並進はねじ38が阻止する。軸31を中心と
するそらせ板の枢動を制御するために、そらせ板
に対して傾けられかつ軸31に固定された水平棒
39が設けられ、この棒の端には、やはり容器の
側壁1の開口34bを通る制御棒40が連接され
ており、この制御棒は板36を貫通する垂直軸4
2を中心に枢動し得る垂直リング41に取付けら
れている。
第6図は2.6mm厚のガラス・リボン製造用の、
6対のそらせ板を備えた、本発明の装置を示す。
6対のそらせ板を備えた、本発明の装置を示す。
それらそらせ板の位置を示すために、容器は全
て等しい19区間B0乃至B18に区分されて示され
ている。これら区間は各々更に10部分に細分され
ている。
て等しい19区間B0乃至B18に区分されて示され
ている。これら区間は各々更に10部分に細分され
ている。
2.6mm厚のガラス・リボン製造の場合、本装置
は区間3乃至6に形成された帯域に配設された
5対のエツジ・ローラ9を備えることができる。
本装置は6対のそらせ板43,44,45,4
6,47,48を備え、それらそらせ板対の位置
は各々2つの数字で示されており、その2つの数
字のうち最初の数字は区間に、また第2の数字は
区間の1/10に相当している。ここで、そらせ板
B8/1、B9/4、B10/9、B11/8、B13/
1、B14/2に位置する。従つてそのうち5対は
引抜帯域に、また残る1対は、ガラスの、温度
変動に対する感度がかなり低くなつている冷却帯
域に、それぞれ設けらている。
は区間3乃至6に形成された帯域に配設された
5対のエツジ・ローラ9を備えることができる。
本装置は6対のそらせ板43,44,45,4
6,47,48を備え、それらそらせ板対の位置
は各々2つの数字で示されており、その2つの数
字のうち最初の数字は区間に、また第2の数字は
区間の1/10に相当している。ここで、そらせ板
B8/1、B9/4、B10/9、B11/8、B13/
1、B14/2に位置する。従つてそのうち5対は
引抜帯域に、また残る1対は、ガラスの、温度
変動に対する感度がかなり低くなつている冷却帯
域に、それぞれ設けらている。
最初の3つのそらせ板対43,44,45は下
手へ向けられている。容器の軸線に対する垂線に
対する配向角度はガラス・リボンの幅および、変
化し得るそらせ板の長さの関数である。
手へ向けられている。容器の軸線に対する垂線に
対する配向角度はガラス・リボンの幅および、変
化し得るそらせ板の長さの関数である。
従つて、そらせ板43の長さは100cm、そらせ
板44の長さは150cm、そらせ板45の長さは170
cm、そらせ板46,47の長さは180cm、そらせ
板48の長さは100cmである。
板44の長さは150cm、そらせ板45の長さは170
cm、そらせ板46,47の長さは180cm、そらせ
板48の長さは100cmである。
本発明の本実施例においては、エツジ・ローラ
の帯域にはそらせ板が設けられない。実際にこ
の帯域においては、形成中のガラス・リボンは容
器の側壁に極めて接近し、このため、上手側流が
生じない。
の帯域にはそらせ板が設けられない。実際にこ
の帯域においては、形成中のガラス・リボンは容
器の側壁に極めて接近し、このため、上手側流が
生じない。
しかし、本発明の装置のその他の実施例におい
ては、上記帯域にはそらせ板が設けられる。こ
れらのそらせ板は更に、ガラス・リボンの引抜帯
域をより良く絶縁する役割を果す。
ては、上記帯域にはそらせ板が設けられる。こ
れらのそらせ板は更に、ガラス・リボンの引抜帯
域をより良く絶縁する役割を果す。
第7図は1.5mm厚のガラス・リボンを製造する
ための、そらせ板6対を備えた装置を示す。
ための、そらせ板6対を備えた装置を示す。
第6図に関連して上述した装置の場合同様、こ
の装置にも6対のそらせ板が同じ位置に配設され
るが、そらせ板の配向が異なつている。この装置
には更に2対の補助エツジ・ローラ49,50が
それぞれB7/6、B2/5に設けられている。
の装置にも6対のそらせ板が同じ位置に配設され
るが、そらせ板の配向が異なつている。この装置
には更に2対の補助エツジ・ローラ49,50が
それぞれB7/6、B2/5に設けられている。
このために、最上手B8/1に位置するそらせ
板対43はエツジ・ローラ帯域において前記例
よりは大きく離されている。
板対43はエツジ・ローラ帯域において前記例
よりは大きく離されている。
第8図は特に引抜帯域においてガラス・リボン
の縁部に沿つた線に沿つて観測された錫の温度の
曲線図である。曲線Aは側部バリヤーのない公知
装置による2.6mm厚ガラスの製造の際に測定され
た温度に相当している。また曲線Bは、第6図に
関連して前述した、すなわち、6対のそらせ板を
備えた装置を用いた2.6mm厚のガラス製造におい
て記録された温度を相当する。上記6対のそらせ
板の取付は垂直線で示す。
の縁部に沿つた線に沿つて観測された錫の温度の
曲線図である。曲線Aは側部バリヤーのない公知
装置による2.6mm厚ガラスの製造の際に測定され
た温度に相当している。また曲線Bは、第6図に
関連して前述した、すなわち、6対のそらせ板を
備えた装置を用いた2.6mm厚のガラス製造におい
て記録された温度を相当する。上記6対のそらせ
板の取付は垂直線で示す。
以上から解るように、本発明によるそらせ板の
所定位置取付でより均等な温度曲線が得られ、ま
たそれらの温度はそらせ板を備えない浴における
温度より低い。従つて、そらせ板はより低い温度
での操業を可能にし、引抜帯域は容器内で上手へ
移動される。これはすでに述べた1つ以上の理由
で有利である。特にそらせ板の所定位置取付でエ
ネルギー・コストを下げ、ガラス・リボンの縁部
の、同中央部に対する厚み比を好ましくする。
所定位置取付でより均等な温度曲線が得られ、ま
たそれらの温度はそらせ板を備えない浴における
温度より低い。従つて、そらせ板はより低い温度
での操業を可能にし、引抜帯域は容器内で上手へ
移動される。これはすでに述べた1つ以上の理由
で有利である。特にそらせ板の所定位置取付でエ
ネルギー・コストを下げ、ガラス・リボンの縁部
の、同中央部に対する厚み比を好ましくする。
第9図は、第6図に関連して述べた装置によ
る、2.6mm厚のガラスの製造において引抜帯域で
区間B9のレベルで横断線に沿つた浴の温度曲線
の図である。曲線Cは金属浴の表面の温度、また
曲線Dは金属浴の底部温度を、それぞれ示すもの
である。
る、2.6mm厚のガラスの製造において引抜帯域で
区間B9のレベルで横断線に沿つた浴の温度曲線
の図である。曲線Cは金属浴の表面の温度、また
曲線Dは金属浴の底部温度を、それぞれ示すもの
である。
なお、浴の表面と底部の温度差は破線0で示す
位置のガラス・リボンの両側における浴の側方部
において極めて小さい。しかし、これらの温度差
はガラス・リボンの下では浴の中央部が高くかつ
約40℃である。
位置のガラス・リボンの両側における浴の側方部
において極めて小さい。しかし、これらの温度差
はガラス・リボンの下では浴の中央部が高くかつ
約40℃である。
このために、熱源の金属流は実質上ガラス・リ
ボンから垂直下方の方向に生じる。ガラス・リボ
ンは均一温度の浴の表面とのみ接触するので、上
記流れはガラスの品質に何らの好ましからざる影
響を及ぼさない。更にこの流れはガラス・リボン
の安定性に影響を及ぼさない。
ボンから垂直下方の方向に生じる。ガラス・リボ
ンは均一温度の浴の表面とのみ接触するので、上
記流れはガラスの品質に何らの好ましからざる影
響を及ぼさない。更にこの流れはガラス・リボン
の安定性に影響を及ぼさない。
本発明の方法によれば、極めて変り易い、特に
2mm以下、また1.5mm以下の厚みの薄板ガラスを
製造できる。
2mm以下、また1.5mm以下の厚みの薄板ガラスを
製造できる。
第1図は本発明による薄板ガラス製造用の、金
属浴を容れた容器の平面図、第2図は第1図の線
−による断面図、第3図は、垂直軸線を中心
に枢動する4対の配向自在のそらせ板を備えた、
第1図のものと同様の容器の図、第4図および第
5図は斜端を備えた配向自在のそらせ板の図、第
6図は例えば2.6mm厚のガラス・リボンを製造す
るための、6対のそらせ板を備えた容器の図、第
7図は例えば1.5mm厚のガラス・リボンを製造す
るための、6対のそらせ板を備えた容器の図、第
8図はガラス条帯の縁部を結ぶ線に沿つて浴にお
いて、特に引抜帯域において測定した温度の曲線
図、第9図は浴において横断方向に記録した温度
の曲線図、である。 1……容器側壁、4……溶融錫浴、7……ガラ
ス・リボン、8……引出ローラ、9……エツジ・
ローラ、12,13,14……そらせ板、3……
引抜帯域。
属浴を容れた容器の平面図、第2図は第1図の線
−による断面図、第3図は、垂直軸線を中心
に枢動する4対の配向自在のそらせ板を備えた、
第1図のものと同様の容器の図、第4図および第
5図は斜端を備えた配向自在のそらせ板の図、第
6図は例えば2.6mm厚のガラス・リボンを製造す
るための、6対のそらせ板を備えた容器の図、第
7図は例えば1.5mm厚のガラス・リボンを製造す
るための、6対のそらせ板を備えた容器の図、第
8図はガラス条帯の縁部を結ぶ線に沿つて浴にお
いて、特に引抜帯域において測定した温度の曲線
図、第9図は浴において横断方向に記録した温度
の曲線図、である。 1……容器側壁、4……溶融錫浴、7……ガラ
ス・リボン、8……引出ローラ、9……エツジ・
ローラ、12,13,14……そらせ板、3……
引抜帯域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 融解ガラスを溶融金属の浴4上に送り、これ
をガラスリボン7の形で上記金属浴上を前進さ
せ、加速によりガラスリボンに最終引抜き速度を
与え、これにより金属を反射されて低温の復帰上
手流を形成する下手流となすようにした板ガラス
製造方法において、下手流はガラスリボンの駆動
作用により規則的に自由に流れ、上流の側部のみ
がそれらの全深さにわたつて実質上完全にそらせ
板12,13,14によつて阻止され、該そらせ
板は少なくともガラスの引抜き領域において、ガ
ラスリボンの軸線に関し対称的に配置され、上手
流は下手流並びにガラスリボンの下方に向けられ
ることを特徴とする板ガラス製造方法。 2 ガラスリボンの両側の上手流れの側部は少な
くとも3回遮断されることを特徴とする特許請求
の範囲第1項に記載の板ガラス製造方法。 3 上手流れの側部はガラスの引抜き領域におい
て少なくとも2回遮られることを特徴とする特許
請求の範囲第2項に記載の板ガラス製造方法。 4 上手流れの側部はガラスがすでに固化した浴
の下流部において少なくとも1回遮られることを
特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の板ガラ
ス製造方法。 5 側部のそらせ板により、浴の表面と大きな浴
底部との間にガラスリボン下方では40℃、ま
た、ガラスリボンの両側では数℃の無視し得る温
度差が生ぜしめられることを特徴とする特許請求
の範囲第2項に記載の板ガラス製造方法。 6 溶融金属の浴4を含む細長容器1,2,3、
ガラスを制御した速度で浴に供給する手段(6)、ガ
ラスをリボンの形態で前進せしめる手段(8、
9)、ガラスリボンを所望粘度にする温度制御器、
及びガラスの引抜き手段(8)を有する板ガラス製造
装置において、リボンの軸線に対称的でかつ浴の
全深さを越えて延びてガラスリボンと容器の側壁
との間で上手流の側部のみを実質上完全に遮断す
る側部そらせ板12,13,14を有し、これら
そらせ板は少なくともガラスの引抜き領域に配置
され、且つ容器側壁から実質上ガラスリボンの縁
16まで延び、少なくとも一対のそらせ板は方向
可変そらせ板であることを特徴とする板ガラス製
造装置。 7 各そらせ板の端部は容器の側壁に接触する特
許請求の範囲第6項に記載の装置。 8 少なくとも3対のそらせ板を有する特許請求
の範囲第6項または第7項に記載の装置。 9 全てのそらせ板が方向可変である特許請求の
範囲第6項〜第8項のいずれか一に記載の装置。 10 そらせ板はグラフアイトにより形成される
特許請求の範囲第6項〜第9項のいずれか一に記
載の装置。 11 引抜き領域に少なくとも2対のそらせ板を
有する特許請求の範囲第6項〜第10項のいずれ
か一に記載の装置。 12 溶融金属の浴4を含む細長容器1,2,3
ガラスを制御した速度で浴に供給する手段(6)、ガ
ラスをリボンの形態で前進せしめる手段(8、
9)、ガラスリボンを所望粘度にする温度制御器、
及びガラスの引き抜き手段(8)を有する板ガラスの
製造装置において、リボンの軸線に対称的でかつ
浴の深さを越えて延びてガラスリボンと容器の側
壁との間で上手流の側部のみを実質上完全に遮断
する側部そらせ板12,13,14を有し、これ
らそらせ板は少なくともガラスの引抜き領域に配
置され、且つ容器側壁からガラスリボンの縁16
からわずかな距離まで延び、上記そらせ板はガラ
スリボンの縁の僅か下方まで延び得る傾斜端25
を有し、少なくとも1対のそらせ板は方向可変な
そらせ板であることを特徴とする板ガラス製造装
置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR7931477A FR2471954A1 (fr) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | Procede et dispositif pour la fabrication de verre par flottage |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56125224A JPS56125224A (en) | 1981-10-01 |
| JPH0246533B2 true JPH0246533B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=9233085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18057580A Granted JPS56125224A (en) | 1979-12-21 | 1980-12-22 | Glass plate manufacturing method and device |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4421541A (ja) |
| EP (1) | EP0031772B1 (ja) |
| JP (1) | JPS56125224A (ja) |
| BR (1) | BR8008347A (ja) |
| DE (1) | DE3067654D1 (ja) |
| ES (1) | ES497984A0 (ja) |
| FR (1) | FR2471954A1 (ja) |
| PT (1) | PT72254B (ja) |
| YU (1) | YU41752B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE102004052568B4 (de) * | 2004-10-29 | 2012-02-02 | Schott Ag | Dünnglas-Substrat und Verfahren zur Herstellung von Dünnglas |
| KR101377539B1 (ko) * | 2010-04-20 | 2014-03-26 | 주식회사 엘지화학 | 유리판 제조용 플로트 배스, 플로트 유리 성형 방법, 및 플로트 배스에 배리어를 시공하는 방법 |
| FR2978758B1 (fr) * | 2011-08-02 | 2013-08-02 | Saint Gobain | Enceinte de flottage du verre |
| CN109133585B (zh) * | 2018-11-05 | 2023-07-25 | 海南海控特玻科技有限公司 | 一种浮法玻璃锡槽的玻璃带冷却降温装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB1452625A (en) * | 1973-12-12 | 1976-10-13 | Pilkington Brothers Ltd | Manufacture of flat glass |
| GB1544284A (en) * | 1976-11-30 | 1979-04-19 | Pilkington Brothers Ltd | Manufacture of flat glass |
-
1979
- 1979-12-21 FR FR7931477A patent/FR2471954A1/fr active Granted
-
1980
- 1980-12-10 YU YU3217/80A patent/YU41752B/xx unknown
- 1980-12-19 ES ES497984A patent/ES497984A0/es active Granted
- 1980-12-19 EP EP80401832A patent/EP0031772B1/fr not_active Expired
- 1980-12-19 DE DE8080401832T patent/DE3067654D1/de not_active Expired
- 1980-12-19 PT PT72254A patent/PT72254B/pt not_active IP Right Cessation
- 1980-12-19 BR BR8008347A patent/BR8008347A/pt not_active IP Right Cessation
- 1980-12-22 US US06/218,709 patent/US4421541A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-12-22 JP JP18057580A patent/JPS56125224A/ja active Granted
Also Published As
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|---|---|
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| JPS56125224A (en) | 1981-10-01 |
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| BR8008347A (pt) | 1981-07-07 |
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| YU321780A (en) | 1983-04-30 |
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| FR2471954A1 (fr) | 1981-06-26 |
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