JPH0246893Y2 - - Google Patents

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JPH0246893Y2
JPH0246893Y2 JP1985057754U JP5775485U JPH0246893Y2 JP H0246893 Y2 JPH0246893 Y2 JP H0246893Y2 JP 1985057754 U JP1985057754 U JP 1985057754U JP 5775485 U JP5775485 U JP 5775485U JP H0246893 Y2 JPH0246893 Y2 JP H0246893Y2
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lever
force
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electric
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は電気按摩機に関し、特に振動子を連結
したレバーの往復動に起因して発生する騒音の問
題を解消する改良を施した電気按摩機に関する。
[従来の技術] 従来より人体各部のコリをほぐしたりツボ等を
押圧する目的で、電気按摩機が提案・使用されて
いる。こうした電気按摩機は駆動機構を介して往
復運動するレバーの両側に振動子を設け、この振
動子に適切な強度及び質の振動を附与し、この振
動子を患部に押しつけることによつて、好適な按
摩効果を得ようとするものである。
本考案者は既にこうした電気按摩機として、例
えば実公昭51−1275号公報の「電気按摩機」の如
き提案をしており、人体の広範囲に亘る患部・症
状に好適に適合して使用できる電気按摩機を考案
した。これらの電気按摩機は構造が簡単でありな
がら、使い勝手がよく、所望の按摩効果を容易に
得られる優れたものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] 小型モータ等を駆動源とし、この回転力をレバ
ーの往復運動にかえて振動子に振動を付与するこ
うした電気按摩機では、振動子の按摩効果を高め
る為に、振動子の質量が比較的高いことも相俟つ
て、振動子を患部に押しあてずに作動させる時、
つまり無負荷運転時に若干の振動音を生じること
があつた。
ところが、近年こうした一般家庭で用いられる
ことの多い電気機器の機能向上は目ざましいもの
があつて、需要者の要求も高くなつてきており、
電気按摩機等においても使用音のより一層静かな
ものが望まれるようになつてきた。従つて、電気
按摩機の運転時に発生する振動音等の騒音が問題
となる場合が生じてきた。また、頚筋や肩等を按
摩する場合には、電気按摩機を耳もと付近で使う
こともあり、この面からもいたずらに音を発生す
ることは避けねばならない。
そこで、本考案者はこの振動音を低減すること
を目的として、鋭意研究を重ねた結果、振動音
が、レバーを駆動する駆動機構の軸と軸受けとの
部位に加えられる力によつて発生しているとの知
見に至り、この力を低減して騒音を低減しうる構
成を考案するに至つた。
考案の構成 [問題を解決するための手段] 本考案は運転時の騒音を低減するとの目的を達
成すべく、問題を解決するための手段として次の
構成をとつた。即ち、 駆動機構により筐体の内部で往復動するレバー
の両端から該筐体外へ延出された軸の先端に各々
振動子を連結した電気按摩機において、 前記各振動子と前記筐体との間に各々スプリン
グを介装し、 該各スプリングによつて前記レバーに加わる合
力が、前記往復動の両死点において、前記レバー
に加わる慣性力と前記往復動によつて生じる摺動
摩擦力との和に対して、向きが反対で大きさが略
同一となるよう前記各々のスプリングの仕様を定
めたことを特徴とする電気按摩機の構成がそれで
ある。
[作用] 上記構成を有する本考案の電気按摩機は、無負
荷運転時において、レバーを往復動させる力以外
は次のような力をうけている。
慣性力:加速度αを有する質量Mの物体は
慣性力−α・Mを有する。従つて、レバー、振
動子の連結されたものが往復動していれば慣性
力をうけるのである。
摺動摩擦力P:軸受けに支承された軸が摺動
すると動摩擦係数μ及び軸に垂直に加わる力F
に応じて、移動方向と逆向きに摺動摩擦力μ・
Fを受ける。
スプリングによる力SP:筐体と振動子との
間に各々介装されたスプリングの合力によつ
て、レバーと振動子は力をうける。このスプリ
ングは両振動子に対して用いられているので、
レバーがおよそセンタの位置にある時、左右の
スプリングの力はバランスし、一端に近づく程
反対側に押し戻そうとする力をうけることにな
る。片方のスプリングによる力をSPr、他方の
それをSPlとすればSP=SPr+SPlである。
本考案の電気按摩機では上記,,の力が
次のような関係を有する。即ち、往復動するレバ
ーが両側の死点(一方向の運動が逆方向の運動に
切換わる点)に近づく合、レバーと振動子とが連
結されたものに加わる力がほぼ零となるのであ
る。これを式であらわせば、 I+S+SP≒0 …(1) (但し、全ての力は同一方向をプラスとして表
わすものとする)であつて、換言すれば式(1)が満
たされるようにスプリングによる力SP(=−(I
+P))が定められているのである。
このことは、レバーを往復動させている駆動機
構の側から見ると、無負荷運転時には、死点に近
づくに従つてスプリングの力がSPが、慣性力I
と摺動摩擦力Pとの和とバランスし、移動方向を
反転するときには、駆動機構によるレバーを往復
動させる力以外は全く加わつていないということ
を意味している。従つて、このレバーを駆動する
駆動機構の回転軸に外部からはほとんど力が加わ
らず、軸倒れ等に伴う衝撃音も発生しない。
尚、本考案において筐体と振動子との間に介装
されるスプリングは軸に外装されてもよいが、軸
とは別個の位置に介装されることも何等差支えな
い。また、このスプリングの仕様は、上述した力
のバランスの条件を満たすように定められればよ
く、スプリングの自由長、コイル径、バネ定数、
巻数等を適宜組合わせて選択し定めればよい。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案一実施例の電気按摩機の組立状
態を示す一部破断正面図、第2図は同じくその
−′矢視図である。尚、第2図において歯車等
は理解の妨げとならないよう断面視としていな
い。
図において、1は電気按摩機の把手であり、駆
動力源としての小型モータ3を内蔵している。こ
の小型モータ3は商用電源によつて駆動される
が、その為の電源コード5が把手端部よりコード
ブツシユ6に挟持されて外部へ導出されている。
尚、小型モータ3の起動・停止は把手1側部に設
けられたスイツチ8によつて行なうことができ
る。
10は電気按摩機の頭部を形成する筐体を示
し、レバーボツクス12を内蔵・固定している。
レバーボツクス12内のレバー14は、上記の小
型モータ3の回転軸に取付けられて回転するウオ
ームギア16が、レバーボツクス12の底部18
に設けられた軸受け19に支承された回転軸20
に取付けられたホイールギア22と咬合し、これ
を回転させることによつて、往復動されるよう構
成されている。即ち、小型モータ3の回転はウオ
ームギア16を介してホイールギア22を回転さ
せるが、ホイールギア22の回転運動は、ホイー
ルギア22上に立設されブツシユ24によつて包
被されたギアピン26とギアピン26と係合する
レバー14の長方形の遊動孔28との構成を介し
て、レバー14を図示左右方向に往復動させる駆
動機構として働くのである。尚、遊動孔28の長
辺内側には、ギアピン26の摺動による摩耗を防
ぐ目的を兼ねて、緩衝部材29が設けられてい
る。
レバー14には振動子30,31を連結する振
動子軸33,34が固設されており、レバーボツ
クス12両端部に内設された軸受け36,37に
て支承されて、外部へ延出されている。この振動
子軸33,34の先端に設けられた振動子30,
31は形状を異にし、図示左側の振動子30は、
反対側の振動子31よりも形状・質量共に大き
い。
筐体10の両端には、振動子30,31の脱落
や髪等の噛み込みを防止する目的でカバー42,
43がとり付けられている。従つて、筐体の実質
的な端部は外部から視認できない。
この端部と振動子30,31との間にスプリン
グ50,51が介装されている。スプリング5
0,51の自由長は、各々振動子30,31と筐
体10端部との間隙の最大値より大きく、共に圧
縮方向で使用される。スプリング50,51によ
る反発力については後に詳しく説明する。
上記構成を有する本実施例の電気按摩機は、ス
イツチ8が閉成されると、小型モータ3に電力の
供給がなされて作動する。小型モータ3が起動さ
れ、その回転軸に取付けられたウオームギア16
が回転すると、これに連動して回転するホイルギ
ア22上のギアピン26の周回運動は遊動孔28
との係合を介して、レバー14を往復動させる。
従つて、レバー14が一方向へ移動してゆく時に
は、ホイールギア22は反対方向に押す力をうけ
てその回転軸20は倒れている。レバー14がそ
の死点で移動方向を変えると、遊動孔28とギア
ピン26との係合を介してホイールギア22が受
ける力の方向も反転する。この時、振動子30,
31を連結されたレバー14に慣性力等が働いて
いると、この力はホイールギア22を介して回転
軸20の軸倒れに伴う大きな衝撃音を発生させ
る。この音が騒音として外部にきこえるのであ
る。
本実施例の電気按摩機は、振動子30と筐体1
0外ケースとの間にスプリング50を、振動子3
1と筐体10外ケースとの間にスプリング51
を、各々備えている。スプリング50によつてレ
バー14がうける力をSPlとし、スプリング51
によつてうける力をSPr、その和をSP(=SPl+
SPr)とする。一方、レバー14はギアピン26
の定速度の周回運動によつて速度Vで往復運動を
行なつている。周回運動を往復運動としている
為、速度Vはレバー14が中央にある時も最も大
きく、その両死点で零となる。一方、その加速度
αは中央で零、両死点で最大となる。この様子を
第3図に示した。
図示に従つて、以下、レバー14のうける力に
ついて説明する。レバー14がうける慣性力は
振動子30,31を含む全質量をMとして=−
α・Mとして与えられる。一方、摩擦力Pは、動
摩擦係数をμ、振動子軸33,34が軸に垂直方
向に軸受け36,37に押しつけられる力をFと
して、P=μ・Fにより与えられる。
そこで、これらの力を合算した総合力(I+P
+SP)は第3図最下欄の如く変化するのである。
即ち、本実施例の電気按摩機では、スプリング5
0,51によつてレバー14がうける力SPが、
レバー14の両死点の付近でSP=−(I+P)と
なるようにスプリングの仕様(自由長、バネ定
数、他)が定められている。特に摩擦力Pは、レ
バー14の移動方向が変化するとその力の方向が
切換わるので、レバー14が死点に近づく直前
で、SP=−(I+P)、即ち、レバー14に加わ
る力がバランスするように構成することが望まし
い。
第4図A,B,Cは、各々レバー14のうける
力を、ギアピン26からうける力を除いて、概念
的に示した図である。第4図Aはレバー14がそ
の往復動のストロークのほぼ中央を左から右へ通
過している状態を示している。この時、慣性力
I、スプリング30,31による力SPはほぼ零
であり、摩擦力Pのみをうけている。
第4図Bはレバー14がストロークの右側死点
に到達する寸前を示しており、この時全体の力は
ほぼ釣合つて、P+I+SP=0である。
第4図Cは同図Bとは逆にストローク左側死点
の直前の状態を示している。
上記の説明から明らかなように、レバー14の
うける力はその両死点の近傍でバランスしてお
り、この付近では振動子30,31が連結された
レバー14は、ギアピン26が周回する運動によ
つて生じる力のみで動かされていることになる。
従つて、両死点においてはホイールギア22は自
らの駆動力によつてその回転軸20の倒れ方向を
変え、その変位量はギアピン26の遊動孔28内
の自然な変位の内にあり、慣性力等によつて生じ
ていた衝撃音の問題は十分に解消されている。
以上、詳述したように、本実施例の電気按摩機
は、従来より実現されていた患部や症状に応じた
按摩効果を得ることができるという効果を損うこ
となく、その運転時に発生する振動音等の騒音を
十分低減することができた。従つて、肩等を按摩
する場合のように耳元に電気按摩機を近づけた時
にも騒音が気にならず、快適に電気按摩機を用い
ることができる。
又、本実施例では、2つのスプリング50,5
1のみを用いて力のバランスを実現しており、構
成が簡単な上、設計の自由度も大きいといつた利
点が存する。
以上、本考案の実施例について説明したが、本
考案はこの実施例に何等限定されるものではな
く、スプリングの構成を引張スプリングとする
等、本考案の要旨を逸脱しない範囲において、
種々なる態様にて実施しえることは勿論である。
考案の効果 以上詳述したように、本考案の電気按摩機によ
れば、従来の電気按摩機の按摩効果を損うことな
く、簡単な構成で、運転時に発生する騒音を極め
て小さくすることができるという優れた効果を奏
する。従つて、一般家庭での使用や頚筋や肩など
耳元での使用等によつて使用者に不快感を与える
ことがなく、安心して電気按摩機を使用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の電気按摩機の構造を
示す一部破断正面図、第2図は同じく第1図の
−′矢視断面図、第3図はレバー14に加わる
力を説明するグラフ、第4図A,B,Cは各レバ
ー14に加わる力について説明する概念図、であ
る。 1……把手、3……小型モータ、8……スイツ
チ、10……筐体、12……レバーボツクス、1
4……レバー、16……ウオームギア、22……
ホイールギア、26……ギアピン、30,31…
…振動子、33,34……振動子軸、36,37
……軸受け、50,51……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動機構により筐体の内部で往復動するレバー
    の両端から該筐体外へ延出された軸の先端に各々
    振動子を連結した電気按摩機において、 前記各振動子と前記筐体との間に各々スプリン
    グを介装し、 該各スプリングによつて前記レバーに加わる合
    力が、前記往復動の両死点において、前記レバー
    に加わる慣性力と前記往復動によつて生じる摺動
    摩擦力との和に対して、向きが反対で大きさが略
    同一となるよう前記各々のスプリングの仕様を定
    めたことを特徴とする電気按摩機。
JP1985057754U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0246893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985057754U JPH0246893Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985057754U JPH0246893Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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Publication Number Publication Date
JPS61174932U JPS61174932U (ja) 1986-10-31
JPH0246893Y2 true JPH0246893Y2 (ja) 1990-12-11

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ID=30582583

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JP1985057754U Expired JPH0246893Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140076U (ja) * 1974-09-11 1976-03-25

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JPS61174932U (ja) 1986-10-31

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