JPH0247178B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0247178B2 JPH0247178B2 JP56177247A JP17724781A JPH0247178B2 JP H0247178 B2 JPH0247178 B2 JP H0247178B2 JP 56177247 A JP56177247 A JP 56177247A JP 17724781 A JP17724781 A JP 17724781A JP H0247178 B2 JPH0247178 B2 JP H0247178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- line
- lines
- power transmission
- fault
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通常同一鉄塔に装架された平行2回線
を有する送配電線において、その各回線間を相互
誘導作用に基き電磁的に結合する装置を用いて送
配電線の故障電流を抑制し、又は更に進んでその
送配電線につながる発電機の脱調を防止する装置
に関する。なお上記平行2回線とは必ずしも同一
鉄塔に装架されるものに限らず、多少異なる径路
をたどつても結局両端において相互接続される所
謂2ルートの回線をも包含するものとする。また
上記回線の数は必ずしも2個に限らず、それ以上
を有する場合も包含される。
を有する送配電線において、その各回線間を相互
誘導作用に基き電磁的に結合する装置を用いて送
配電線の故障電流を抑制し、又は更に進んでその
送配電線につながる発電機の脱調を防止する装置
に関する。なお上記平行2回線とは必ずしも同一
鉄塔に装架されるものに限らず、多少異なる径路
をたどつても結局両端において相互接続される所
謂2ルートの回線をも包含するものとする。また
上記回線の数は必ずしも2個に限らず、それ以上
を有する場合も包含される。
図面について詳述するに、本発明の1実施例を
示す第1図において、送電端母線Bsから平行し
て発生する2個の回線即ち線路La,Lbに2個の
巻線を有する変成器MTの各巻線MTa,MTbが
互に逆極性にして夫々直列に接続され、且つその
各巻線を短絡するためのスイツチSa,Sbが夫々設
けられる。なお、この図面は簡単のため3相のう
ち1相分だけについて示すものであり、残りの2
相も同様に構成される。スイツチSa,Sbは通常は
開放状態にあり、線路La,Lbの何れかが切り離
されたとき閉じるように動作する。
示す第1図において、送電端母線Bsから平行し
て発生する2個の回線即ち線路La,Lbに2個の
巻線を有する変成器MTの各巻線MTa,MTbが
互に逆極性にして夫々直列に接続され、且つその
各巻線を短絡するためのスイツチSa,Sbが夫々設
けられる。なお、この図面は簡単のため3相のう
ち1相分だけについて示すものであり、残りの2
相も同様に構成される。スイツチSa,Sbは通常は
開放状態にあり、線路La,Lbの何れかが切り離
されたとき閉じるように動作する。
次に故障電流抑制の原理について説明する。第
2図において、送電端母線Bsは発電機Gへ接続
され、線路La,Lbの各右端は受電端母線Brへ接
続される。線路La,Lbの電流を夫々Ia,Ibとし、
母線Bsの電圧をVs、各巻線MTa、MTbの負荷側
電圧を夫々Va,Vbとする。なお、変成器MTの
巻線比nは両巻線のアンペアターンが等しくなる
ように、即ち n=MTbの巻数/MTaの巻数=Ia/Ib ……(1) によつて選定されるが、以下の説明では簡単のた
めIa=Ib,n=1とする。今MTの自己インピー
ダンスをZsとし、MTの相互インピーダンスをZn
とすると、第2図から次式が成立つ。
2図において、送電端母線Bsは発電機Gへ接続
され、線路La,Lbの各右端は受電端母線Brへ接
続される。線路La,Lbの電流を夫々Ia,Ibとし、
母線Bsの電圧をVs、各巻線MTa、MTbの負荷側
電圧を夫々Va,Vbとする。なお、変成器MTの
巻線比nは両巻線のアンペアターンが等しくなる
ように、即ち n=MTbの巻数/MTaの巻数=Ia/Ib ……(1) によつて選定されるが、以下の説明では簡単のた
めIa=Ib,n=1とする。今MTの自己インピー
ダンスをZsとし、MTの相互インピーダンスをZn
とすると、第2図から次式が成立つ。
Vs−Va=IaZs−IbZn
=Ia(Zs+Zn)−(Ia+Ib)Zn ……(2)
Vs−Vb=−IaZn+IbZs
=Ib(Zs+Zn)−(Ia+Ib)Zn ……(3)
この(2),(3)式から第2図に対する等価回路とし
て第3図が得られる。同図において、Za,Zbは
夫々線路La,Lbのインピーダンス、Zgは送電端
母線Bsから発電機G側を見たインピーダンスで
ある。またTMの洩れインピーダンスをZlとする
と、変圧器の理論から Zs=Zn+Zl ……(4) なる関係があるので、(4)式を(2),(3)式に代入し、
且つIa=Ibなる関係を用いると、 Vs−Va=Zl・Ia ……(5) Vs−Vb=Zl・Ib ……(6) となる。即ち第2図においてはMTに生ずる磁束
は互に逆方向に流れる電流によつて打消し合い、
単に巻線の洩れインピーダンスZlによる僅かの電
圧降下がその両端に生ずるだけである。
て第3図が得られる。同図において、Za,Zbは
夫々線路La,Lbのインピーダンス、Zgは送電端
母線Bsから発電機G側を見たインピーダンスで
ある。またTMの洩れインピーダンスをZlとする
と、変圧器の理論から Zs=Zn+Zl ……(4) なる関係があるので、(4)式を(2),(3)式に代入し、
且つIa=Ibなる関係を用いると、 Vs−Va=Zl・Ia ……(5) Vs−Vb=Zl・Ib ……(6) となる。即ち第2図においてはMTに生ずる磁束
は互に逆方向に流れる電流によつて打消し合い、
単に巻線の洩れインピーダンスZlによる僅かの電
圧降下がその両端に生ずるだけである。
次に何れかの線路が故障した場合、例えば線路
Lbで短絡が生じた場合を考える。発電機Gの内
部誘起電圧をEとし、受電端母線電圧をVrとす
ると、その等価回路は第4図のようになる。同図
から計算の結果、次の式が得られる。
Lbで短絡が生じた場合を考える。発電機Gの内
部誘起電圧をEとし、受電端母線電圧をVrとす
ると、その等価回路は第4図のようになる。同図
から計算の結果、次の式が得られる。
Ib=Zs+Zn+Za/△E+Zg−Zn/△Vr ……(7)
Ia=Zs+Zn/△E−Zg+Zs/△Vr ……(8)
△=(Zg−Zn)(Zs+Zn+Za)
+(Zs+Zn+Za)(Zs+Zn)
+(Zs+Zn)(Zg−Zn) ……(9)
また本装置を設置しないときは、(7),(8)式にお
いてZs=0,Zn=0と置き、線路La,Lbに流れ
る電流を夫々Ia′,Ib′とすれば Ib′=E/Zg+Vr/Za ……(10) Ia′=−Vr/Za ……(11) となる。本装置による故障電流抑制効果はZnの
値を適当に選ぶことによつて得られる。例えば
ZnをZgに等しく取つた場合、(7),(8),(9)式にお
いてZn=Zgと置き且つ分り易くするため(4)式に
おいてZlはZnに比し小さいのでこれを省略してZs
=Znとすれば Ib=E/2Zg ……(12) Ia=E/2Zg+Za−Vr/2Zg+Za ……(13) となる。この両式と前記の(10),(11)式とを比較する
と、本装置はIb,Iaを共に約1/2以下に抑制する
ことが分る。
いてZs=0,Zn=0と置き、線路La,Lbに流れ
る電流を夫々Ia′,Ib′とすれば Ib′=E/Zg+Vr/Za ……(10) Ia′=−Vr/Za ……(11) となる。本装置による故障電流抑制効果はZnの
値を適当に選ぶことによつて得られる。例えば
ZnをZgに等しく取つた場合、(7),(8),(9)式にお
いてZn=Zgと置き且つ分り易くするため(4)式に
おいてZlはZnに比し小さいのでこれを省略してZs
=Znとすれば Ib=E/2Zg ……(12) Ia=E/2Zg+Za−Vr/2Zg+Za ……(13) となる。この両式と前記の(10),(11)式とを比較する
と、本装置はIb,Iaを共に約1/2以下に抑制する
ことが分る。
次に故障除去のため線路Lbを切り離した場合
は第5図に示すように、変圧器の2次側を開放し
た場合と略同様に線路Laには電流が流れ難くな
るので、これを防止するためスイツチSaを閉じ
る。
は第5図に示すように、変圧器の2次側を開放し
た場合と略同様に線路Laには電流が流れ難くな
るので、これを防止するためスイツチSaを閉じ
る。
次に本装置を利用した発電機の脱調防止原理に
ついて説明する。一般に発電機の送電電力Peは
次式で示される。
ついて説明する。一般に発電機の送電電力Peは
次式で示される。
Pe=E・Vs・sinδ/Zg ……(14)
ここにE,Vs,Zgの意味は前記の通りであり、
δはEとVsの相差角である。また発電機を駆動
する原動機の出力をPnとし、発電機の内部損失
を無視すると、 Pn=Pe ……(15) である。線路に故障が発生すると、送電端母線電
圧Vsは瞬時に或る値に低下するが、(14)式から
分る通り送電電力Peもこれに伴つて瞬時に減少
する。然るに原動機は発電機出力の低下にも拘ら
ず数秒間は略一定の出力を保つので、この間は Pn≫Pe ……(16) となり、発電機の入力と出力との間のエネルギー
の平衡が崩れ、発電機の回転子は加速し、甚だし
いときは脱調に至る。(14)式のδとPeとの関係
を示す第6図において、Aを平常状態における動
作曲線、Bを或る線路故障によつて電圧が低下し
たときの動作曲線とする。今発電機が曲線A上の
点Pで運転中線路故障が発生したとすれば、その
動作点は曲線B上の点Q1へ移り、(P―Q1)に相
当する電力△P1が発電機を加速し、脱調に至ら
しめる。然るに本発明によれば前述した通りの故
障電流抑制効果があるため、線路故障時でも送受
電端の電圧は余り下らず、発電機の動作点は第6
図のC曲線上の点Q2へ移動する。このとき(P
―Q2)に相当する△P2なる加速エネルギーが生
ずるが、△P2≪△P1となり、加速エネルギーが
著しく減少するので、発電機の脱調を防止する。
δはEとVsの相差角である。また発電機を駆動
する原動機の出力をPnとし、発電機の内部損失
を無視すると、 Pn=Pe ……(15) である。線路に故障が発生すると、送電端母線電
圧Vsは瞬時に或る値に低下するが、(14)式から
分る通り送電電力Peもこれに伴つて瞬時に減少
する。然るに原動機は発電機出力の低下にも拘ら
ず数秒間は略一定の出力を保つので、この間は Pn≫Pe ……(16) となり、発電機の入力と出力との間のエネルギー
の平衡が崩れ、発電機の回転子は加速し、甚だし
いときは脱調に至る。(14)式のδとPeとの関係
を示す第6図において、Aを平常状態における動
作曲線、Bを或る線路故障によつて電圧が低下し
たときの動作曲線とする。今発電機が曲線A上の
点Pで運転中線路故障が発生したとすれば、その
動作点は曲線B上の点Q1へ移り、(P―Q1)に相
当する電力△P1が発電機を加速し、脱調に至ら
しめる。然るに本発明によれば前述した通りの故
障電流抑制効果があるため、線路故障時でも送受
電端の電圧は余り下らず、発電機の動作点は第6
図のC曲線上の点Q2へ移動する。このとき(P
―Q2)に相当する△P2なる加速エネルギーが生
ずるが、△P2≪△P1となり、加速エネルギーが
著しく減少するので、発電機の脱調を防止する。
以上説明した通り、本発明によれば、平行2回
線を有する送配電線の線路故障時における故障電
流を抑制し、併せて発電機の脱調を防止する効果
がある。本発明の実用的な使用目的には電力系統
の形態に応じて線路の故障電流の抑制のみを目的
とする場合、発電機の脱調防止のみを目的とする
場合、並びにこの両者を共に目的とする場合があ
るが、本発明はその何れの場合にも均しく適用で
きる。
線を有する送配電線の線路故障時における故障電
流を抑制し、併せて発電機の脱調を防止する効果
がある。本発明の実用的な使用目的には電力系統
の形態に応じて線路の故障電流の抑制のみを目的
とする場合、発電機の脱調防止のみを目的とする
場合、並びにこの両者を共に目的とする場合があ
るが、本発明はその何れの場合にも均しく適用で
きる。
第1図は本発明による装置の回路図、第2図は
作動の説明図、第3図及び第4図は夫々健全時及
び故障時の等価回路図、第5図は故障時の変更回
路図、第6図は発電機脱調防止に関する作用説明
図である。 La,Lb:平行2回線、MT:変成器。
作動の説明図、第3図及び第4図は夫々健全時及
び故障時の等価回路図、第5図は故障時の変更回
路図、第6図は発電機脱調防止に関する作用説明
図である。 La,Lb:平行2回線、MT:変成器。
Claims (1)
- 1 平行2回線を有する送配電線の各回線と直列
に、2個の巻線を有する変成器の各巻線を互に反
対極性にして接続して成る送配電線故障電流抑制
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17724781A JPS5879433A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 送配電線故障電流抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17724781A JPS5879433A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 送配電線故障電流抑制装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5879433A JPS5879433A (ja) | 1983-05-13 |
| JPH0247178B2 true JPH0247178B2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=16027722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17724781A Granted JPS5879433A (ja) | 1981-11-06 | 1981-11-06 | 送配電線故障電流抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5879433A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55114121A (en) * | 1979-02-22 | 1980-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | Current feeding circuit |
-
1981
- 1981-11-06 JP JP17724781A patent/JPS5879433A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5879433A (ja) | 1983-05-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0303171B1 (en) | A variable speed generator-motor apparatus | |
| US5050059A (en) | Frequency changer having parallel partial frequency changers with a DC circuit | |
| US3949272A (en) | Ground-fault protective scheme for multiple-source electric distribution system | |
| US3558981A (en) | Ground relay system for multiple substation protection | |
| US4513340A (en) | Power transmission line protective apparatus | |
| US4433353A (en) | Positive sequence undervoltage distance relay | |
| EP0316202B1 (en) | Selecting a faulty phase in a multi-phase electrical power system | |
| JPH02197216A (ja) | 電力系統の故障チャンネルを選択的に切り離す方法及び回路 | |
| RU2176123C1 (ru) | Способ дифференциальной токовой защиты трехфазного трансформатора и устройство для его реализации | |
| JPH0247178B2 (ja) | ||
| US2023070A (en) | Protective system | |
| US3296495A (en) | Polyphase protective relay circuits | |
| US2020972A (en) | Protective arrangement for electric systems | |
| RU2137277C1 (ru) | Устройство для дифференциального фильтра токов обратной последовательности (i2) трехфазной электрической установки | |
| US2515784A (en) | Bus bar protection system with current polarized directional current relay | |
| US2360151A (en) | Protective system | |
| US848982A (en) | Protection of parallel transmission-lines. | |
| US825286A (en) | Ground-detector and cut-out. | |
| SU794680A1 (ru) | Устройство дл фиксации неполно-фАзНОгО РЕжиМА ТРЕХфАзНОй лиНии элЕКТРО-пЕРЕдАчи | |
| US2032997A (en) | Directional ground protection | |
| US1398620A (en) | Protecting device for multiphase alternating-current apparatus | |
| US1560934A (en) | Alternating-electric-current protective apparatus | |
| US1696598A (en) | Protective system | |
| US1814006A (en) | Means for suppressing ground currents | |
| SU792469A1 (ru) | Устройство дл релейной защиты от всех видов коротких замыканий на линии электропередачи |