JPH0247219B2 - - Google Patents

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JPH0247219B2
JPH0247219B2 JP62134355A JP13435587A JPH0247219B2 JP H0247219 B2 JPH0247219 B2 JP H0247219B2 JP 62134355 A JP62134355 A JP 62134355A JP 13435587 A JP13435587 A JP 13435587A JP H0247219 B2 JPH0247219 B2 JP H0247219B2
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JP
Japan
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temperature
heating section
drainage tube
bile duct
outside
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Koji Yoshida
Hideki Saitsu
Hisashi Kumai
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、経皮経肝的胆道ドレナージを応用し
て胆管癌を直接的に治療するための胆管癌治療装
置に関する。
(従来の技術と問題点) 胆管癌はその解剖学的特殊性と診断が現在の医
療レベルから考えて非常に困難であるため、切除
不能な例が多い。幸い手術的に切除可能で十分根
治的に切除し得たと考えられた症例でも、5年生
存率は20〜30%前後であり、消化器癌の中では比
較的予後不良の疾患である。
一般に胆管癌は黄疸を伴つているが、この黄疸
が手術の危険性を増大させることから(血清総ビ
リルビン1.5mg/dl以下3.9%、5mg/dl以下9.2
%、5.1mg/dl以上20%の手術死亡がある)、本邦
ではまず経皮経肝的胆道ドレナージ
(Percutaneous transhepatic biliary dlrainage,
PTBD)を行なつて、十分に黄疸を軽減した後
に根治術を行なつている。しかし、黄疸を軽減す
るまでには平均1ケ月を要し、この間にも癌は増
大進展することから、最近、殴米では減黄せずに
一期的に切除した方が良いとの意見が多くなつて
いる。
このように、胆管癌は黄疸を軽減して手術死亡
を少なくするか、手術の危険性は高くはなるが根
治性を向上させるために、敢て黄疸下に手術を行
なうかの選択がむずかしいとされている。
尚、切除不能胆管癌に対する治療方法として
は、現在、抗癌剤による療法、免疫療法、放射線
療法等が行なわれているが、いずれも間接的な療
法であつて十分な効果をあげ得るものではない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは、経
皮経肝的胆道ドレナージを行ないながら胆管癌を
直接的かつ局部的に温熱治療することができる胆
管癌治療装置の提供にあり、この目的達成のため
に本発明では、体外から胆管内に至るまでの間に
挿入可能なサイズと可撓性とを備え、かつ、胆管
内に溜つた胆汁を体外へ誘導するための中空部を
備えた中空パイプ状のドレナージ・チユーブであ
つて、 前記ドレナージ・チユーブの先端部近くには電
熱ヒータを熱源とする加温部と、該加温部の温度
を測定する測温体とを備え、かつ、ドレナージ・
チユーブの基端部側には測温体による検知温度に
基づいて加温部の温度調節が可能な温度調節手段
を備えると共に、ドレナージ・チユーブの先端部
で少なくとも加温部よりは基端側の側壁には中空
部内と外部との間を連通する流通穴を備えた構成
とした。
(作用) 本発明の胆管癌治療装置では、上述のように、
ドレナージ・チユーブの先端部近くには電熱ヒー
タによる加温部と、該加温部の温度を測定する測
温体とを備え、かつ、、ドレナージ・チユーブの
基端部側には測温体による検知温度に基づいて加
温部の温度調節が可能な温度調節手段を備えたこ
とで、癌部に挿通させた加温部を41℃前後に加温
させることによつて、癌細胞を変性壊死に陥らせ
ることができ、 また、加温部がドレナージ・チユーブに備えら
れ、かつ、該ドレナージ・チユーブの先端部で少
なくとも加温部よりは基端側の側壁には中空部内
と外部との間を挿通する流通穴を備えたことで、
肝臓から放出された胆汁をドレナージ・チユーブ
の連通穴から中空部を経由して十二指腸側へ誘導
することができ、 従つて、経皮経肝的胆道ドレナージを行ないな
がら胆管癌を直接的かつ局部的に加熱治療するこ
とができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
まず、実施例の構成を説明する。
この実施例の胆管癌治療装置Aは、第1図及び
第2図に示すように、ドレナージ・チユーブ1
と、加温部2と、測温体3と、温度調節手段4
と、を主な構成として備えている。
前記ドレナージ・チユーブ1は、一般的には経
皮経肝的胆道ドレナージを行なう際に用いられる
ものであつて、体外から胆管B内に至るまでの間
に挿入可能なサイズ(長さと直径)と可撓性とを
備え、かつ胆管B内に溜つた胆汁を体外へ誘導す
るための中空部10を備えた中空パイプ状に形成
されている。
そして、この実施例ではドレナージ・チユーブ
1の素材として、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性
に優れたフツ素樹脂が用いられ、外径5mm、中空
部10の内径2mm、長さ500mmの中空パイプ状に
形成されると共に、該ドレナージ・チユーブ1の
先端部分を先細り状に形成させている。
また、ドレナージ・チユーブ1の先端部で、前
記加温部2の両端部の側壁には、中空部10内と
外部との間を連通する複数の流通穴11を開設さ
せている。
前記加温部2は、ドレナージ・チユーブ1の先
端部近くに設けられ、胆管癌Kに対して胆管Bの
内面側から直接接触させることによつて、癌細胞
を局部的に加温して変性壊死に陥らせるための部
分であり、この実施例ではその熱源として電熱ヒ
ータ20が用いられている。
そして、この電熱ヒータ20は、加温部2のパ
イプ壁内部に埋設状態に設けられたコイル状のニ
クロ線20aによつて構成され、該ニクロム線2
0aの両端部は、パイプ壁内部に沿つて埋設され
た導線21,21を介してドレナージ・チユーブ
1の基端側から外部に配線されている。
尚、この加温部2の長さは胆管癌の長さに応じ
て任意に選択使用できるように、加温部2の長さ
を異にする多種類のドレナージ・チユーブ1を形
成しておく。
前記測温体3は、加温部2の温度を直接的に検
知するための手段であつて、この実施例では熱電
式の測温体30が用いられ、その先端測温接点3
0aが前記加温部2の中央部になるように該加温
部2のパイプ壁内部に埋設した状態に設けられて
いる。
そして、該熱電対式測温体30の両端部は、パ
イプ壁内部に沿つて埋設された導線31,31を
介してドレナージ・チユーブ1の基端側から外部
に配線されている。
前記温度調節手段4は、前記測温体3による検
知温度に基づいて加温部2の温度を調節するため
の手段であつて、この実施例では、第2図のブロ
ツク図で示すように、測温体3からの入力信号a
に基づいて検知された温度信号bを出力する測温
回路40と、該測温回路40からの温度信号bに
基づいて温度表示をする温度表示部41と、制御
回路へ温度設定値信号c及び設定時間値信号dを
出力する温度・時間設定回路42と、フイードバ
ツク信号となる前記温度信号bと温度設定値信号
cとを比較した上で制御信号eを出力する制御回
路43と、該制御信号eに基づいて電熱ヒータ2
0のニクロム線20aに対する出力電流fを増減
制御する出力回路44と、該出力回路44からの
出力電流fの最大値を設定し、この設定値以上の
電流を自動的にカツトするための最大電流制限回
路45と、同じく出力電流fが急激に上昇したり
基準値を越えた場合、及び温度信号bが設定値を
越えた場合に警報信号hを出力する警報値検出回
路46と、出力回路44からの出力回路側の断線
状態を検出して警報信号iを出力する断線検出回
路47と、両警報信号h,iに基づいて音または
光による警報を発する警報表示部48と、各部へ
電源を供給する電源回路49とによつて構成され
ている。
そして、前記測温体30の導線31,31は測
温回路40の入力側に接続され、また、ニクロム
線20aの導線21,21は出力回路44の出力
側に接続されている。
次に実施例の作用を胆管癌の治療方法に基づい
て説明する。
尚、第3図〜第5図において、Lは肝臓、Dは
十二指腸、Gは胆のう、Mは胃を示す。
(イ) 経皮経肝的胆道ドレナージ工程(第3図及び
第4図) 胆管癌例に対して、まず超音波映像下に経皮
経肝的胆道ドレナージを行なう。
この経皮経肝的胆道ドレナージとは胆肝癌K
で閉塞されて十二指腸D方向へ流れなくなつた
胆汁が、閉塞部より肝臓側の血中へ流入するこ
とによつて生じる黄疸を、胆管B内まで挿入し
たドレナージチユーブ1によつて、体外へ排出
させる事により軽減させる、目的で行なわれる
ものである。
(ロ) 胆管癌温熱治療工程(第5図) 上述のように、経皮経肝的胆道ドレナージを
1週間前後行なつて黄疸を軽減させた後、ドレ
ナージ・チユーブ1を更に十二指腸D方向へ押
し込んで癌部kを貫通させ、加温部2の位置が
癌部kと一致するようにする。
尚、この場合、癌部kより上部及び下部の胆
管Bを超音波エコー直視装置やレントゲン直視
装置等で十分に造影して癌部kの長さを測定
し、この長さに合つた加温部2を有するドレナ
ージ・チユーブ1を選定使用する。
次に、加温部2の温度が41℃前後に維持され
るように温度調節手段4の温度設定を行ない、
また、加温時間を30分〜1時間程度に設定して
癌部kの温熱治療を行なう。
尚、加温部2の設定温度である41℃前後は、
癌細胞が変性壊死に陥る温度であり、これに対
して正常組織細胞の変性壊死に陥る温度はそれ
より2℃高い43℃前後であるから、この両者の
温度特性の相違を利用して、加温部2をこの41
℃〜43℃の範囲内になるように制御させること
によつて、癌細胞のみを直接的かつ効果的に温
熱治療することができる。
また、以上のように癌部kを貫通させたドレ
ナージ・チユーブ1の加温部2によつて癌部k
の胆管が閉塞された状態となるが、癌部kより
上部(肝臓L側)の胆管B内に溜つた胆汁は、
流通穴11及び中空部10を経由して十二指腸
D方向(及び体外方向)へ誘導させることがで
きるので、癌の治療と黄疸の軽減とを同時進行
させることができるのである。
そして、体力が回復して胆管癌の切除手術が
可能になるまでの減黄期間(約1ケ月)中に、
上述のような温熱治療を週2回程度の頻度で行
なうことによつて、減黄期間中に癌が増大、移
転する可能性を低下させ、若しくは癌細胞の大
部分を壊死に陥らせて縮小させ、よつて切除手
術の治療効果を向上させることができるように
なる。
更に、切除不能胆管癌に対しても、局所の癌
細胞の大部分を壊死に陥らせることで延命させ
ることができるようになる。
以上説明してきたように、本実施例の胆管癌治
療装置Aにあつては、上述のように構成したこと
で、以下に述べるような効果が得られる。
ドレナージ・チユーブ1に加温部2を組み込
んだもので、黄疸の軽減をはかりながら胆管癌
の治療が行なえるようになる。
切除可能胆管癌に対しては、約1ケ月の減黄
期間を利用して治療が出来、この期間の癌進展
を防止でき、さらに、切除時にどうしても残存
する可能性のあるミクロレベルの癌細胞に対し
ても効果がある可能性がある。
切除不能胆管癌に対して、現在、抗癌剤、免
疫療法、放射線治療が行なわれているが、直接
的な治療法は行なわれておらず、本装置では局
所の癌細胞に対して直接的な治療が行なえるの
で、治療効果が極めて高いものである。
手術、抗癌剤、免疫療法剤の投与、放射線治
療などの現在行なつている治療法と競合するも
のではなく、相加、相乗的な治療を行なうこと
ができる。
胆汁内に浮遊する癌細胞に対しても死滅させ
る効果がある。
マイクロ波に比べて、癌の範囲を均等に加温
できる。
温度測定をドレナージ・チユーブ1内の加温
部2で直接的に行なうので安全性が高い。
本装置は全体を比較的慊価で作ることがで
き、マイクロ波を用いた装置とか、体外加温装
置に比べ極めて安価である。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本発明に含まれる。
例えば、実施例では、加温部の熱源となる電熱
ヒータとしてコイル状のニクロム線を用いる場合
を例にとつたが、その素材や形状等は任意であ
る。
また、実施例では、測温体として熱電対式のも
のを用いた場合を例にとつたが、他の公知の測温
体であつてもよい。
また、実施例では、温度調節手段として、自動
調節が可能な手段を用いた場合を示したが、その
具体的手段には限定されず、また、温度表示に基
づいて手動調節を行なうものであつてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明の胆管癌治療装
置にあつては、ドレナージ・チユーブの先端部近
くには電熱ヒータによる加温部と、該加温部の温
度を測定する測温体とを備え、かつ、ドレナー
ジ・チユーブの基端部側には測温体による検知温
度に基づいて加温部の温度調節が可能な温度調節
手段を備えたことで、癌部に挿通させた加温部を
41℃前後に加温させることによつて、癌細胞を変
性壊死に陥らせることができ、 また、加温部がドレナージ・チユーブに備えら
れ、かつ、該ドレナージ・チユーブの先端部で少
なくとも加温部よりは基端部の側壁には中空部内
と外部との間を挿通する流通穴を備えたことで、
肝臓から放出された胆汁をドレナージ・チユーブ
の連通穴から中空部を経由して十二指腸側へ誘導
することができる。
従つて、経皮経肝的胆道ドレナージを行ないな
がら胆管癌を直接的かつ局部的に加熱治療するこ
とができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の胆管癌治療装置を示す
説明図、第2図は温度調節手段の詳細を示すブロ
ツク図、第3図は経皮経肝的胆道ドレナージ工程
を示す説明図、第4図は同要部拡大図、第5図は
胆管癌温熱治療工程を示す説明図である。 1:ドレナージ・チユーブ、2:加温部、3:
測温体、4:温度調節手段、10:中空部、1
1:流通穴、20:電熱ヒータ、K:胆管癌、
B:胆管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 体外から胆管内に至るまでの間に挿入可能な
    サイズと可撓性とを備え、かつ、胆管内に溜つた
    胆汁を体外へ誘導するための中空部を備えた中空
    パイプ状のドレナージ・チユーブであつて、 前記ドレナージ・チユーブの先端部近くには電
    熱ヒータを熱源とする加温部と、該加温部の温度
    を測定する測温体とを備え、かつ、ドレナージ・
    チユーブの基端部側には測温体による検知温度に
    基づいて加温部の温度調節が可能な温度調節手段
    を備えると共に、ドレナージ・チユーブの先端部
    で少なくとも加温部よりは基端側の側壁には中空
    部内と外部との間を連通する流通穴を備えたこと
    を特徴とする胆管癌治療装置。
JP62134355A 1987-05-28 1987-05-28 胆管癌治療装置 Granted JPS63294852A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62134355A JPS63294852A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 胆管癌治療装置

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JP62134355A JPS63294852A (ja) 1987-05-28 1987-05-28 胆管癌治療装置

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Publication Number Publication Date
JPS63294852A JPS63294852A (ja) 1988-12-01
JPH0247219B2 true JPH0247219B2 (ja) 1990-10-18

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ID=15126429

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061424U (ja) * 1992-06-12 1994-01-11 丸玉産業有限会社 バリケード
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JPH06185023A (ja) * 1992-12-15 1994-07-05 Mitsui Constr Co Ltd バリケード用柵及び柵部品
JP2017517358A (ja) * 2014-04-11 2017-06-29 マイクロベンション インコーポレイテッド インプラント配送システム
US12114863B2 (en) 2018-12-05 2024-10-15 Microvention, Inc. Implant delivery system

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