JPH0247309Y2 - - Google Patents
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- JPH0247309Y2 JPH0247309Y2 JP1984145511U JP14551184U JPH0247309Y2 JP H0247309 Y2 JPH0247309 Y2 JP H0247309Y2 JP 1984145511 U JP1984145511 U JP 1984145511U JP 14551184 U JP14551184 U JP 14551184U JP H0247309 Y2 JPH0247309 Y2 JP H0247309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- support shaft
- threaded
- side shaft
- shaft portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、工作機械の割出し装置等の正確な駆
動が要求される箇所に好適なウオーム機構に関す
る。
動が要求される箇所に好適なウオーム機構に関す
る。
(従来の技術)
例えばウオーム機構を採用した割出し円テーブ
ルが機械工作用、計測検査用等として多方面で使
用されている。割出し用テーブルは付属する工作
機械等の能力向上に伴い、高速化、高精度化、耐
久性(長時間精度保持特性)の向上等の必要性が
高まつている。
ルが機械工作用、計測検査用等として多方面で使
用されている。割出し用テーブルは付属する工作
機械等の能力向上に伴い、高速化、高精度化、耐
久性(長時間精度保持特性)の向上等の必要性が
高まつている。
ウオーム機構は噛合い構造状、滑り接触部分を
有するため、耐摩耗性及び耐負荷性能力の向上を
図る必要がある。そこで従来は、浸炭焼入、窒
化、高周波焼入、火炎焼入等の方法によつてウオ
ーム機構の歯面の硬度を高めている。
有するため、耐摩耗性及び耐負荷性能力の向上を
図る必要がある。そこで従来は、浸炭焼入、窒
化、高周波焼入、火炎焼入等の方法によつてウオ
ーム機構の歯面の硬度を高めている。
しかし上記従来の構成では歯面に充分な強度が
得られず、充分な耐摩耗性及び耐負荷性能力が得
られない。従つて上記従来のウオーム機構を採用
した工作機械等では、回転速度に限界があり、要
求に対応した充分な高速度化が図れない。
得られず、充分な耐摩耗性及び耐負荷性能力が得
られない。従つて上記従来のウオーム機構を採用
した工作機械等では、回転速度に限界があり、要
求に対応した充分な高速度化が図れない。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の構成では、充分な耐摩耗性及び耐負
荷性能力が得られず、そのようなウオーム機構を
採用した工作機械等では、回転速度に限界があ
り、充分な高速度化が図れないという問題点を有
している。
荷性能力が得られず、そのようなウオーム機構を
採用した工作機械等では、回転速度に限界があ
り、充分な高速度化が図れないという問題点を有
している。
本考案は、上記問題点を解決しようとするもの
である。
である。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、超硬材料焼結合金のウオーム本体3
2とそれに噛合うウオームギヤ20の双方の歯面
31,30に硬度の高いチタンコーテイングを施
し、上記チタンコーテイングの厚さを5.5μ〜7.5μ
とし、上記ウオーム本体32を筒状に形成し、こ
の筒状のウオーム本体32が嵌合する支持軸を、
それより大径の駆動側軸部33と同芯且つ一体に
設け、この支持軸の根元部のみに横断面が円形の
一部を弓形に切欠いた非真円形の環状ボス48に
形成すると共にウオーム本体32の内筒面40を
上記環状ボス48を含む支持軸の外周面に面接触
状態で密着させることにより、上記ウオーム本体
32を上記支持軸と相対的に回転不能に支持し、
支持軸と同芯の被動側軸部34を設け、支持軸の
先端部をねじ部37で構成し、このねじ部37が
螺合するねじ穴38を被動側軸部34に設け、こ
のねじ穴38に上記ねじ部37が螺合することに
より、駆動側軸部33の端面44と被動側軸部3
4の端面45がウオーム本体32の両端面41,
42とそれれぞれ圧接した状態で両者を同芯に固
定し、上記駆動側軸部33の回転力がねじ部37
をねじ穴38に捩込む方向に作用するように上記
ねじ部37及びねじ穴38のねじの方向を設定し
たことを特徴とするウオーム機構である。
2とそれに噛合うウオームギヤ20の双方の歯面
31,30に硬度の高いチタンコーテイングを施
し、上記チタンコーテイングの厚さを5.5μ〜7.5μ
とし、上記ウオーム本体32を筒状に形成し、こ
の筒状のウオーム本体32が嵌合する支持軸を、
それより大径の駆動側軸部33と同芯且つ一体に
設け、この支持軸の根元部のみに横断面が円形の
一部を弓形に切欠いた非真円形の環状ボス48に
形成すると共にウオーム本体32の内筒面40を
上記環状ボス48を含む支持軸の外周面に面接触
状態で密着させることにより、上記ウオーム本体
32を上記支持軸と相対的に回転不能に支持し、
支持軸と同芯の被動側軸部34を設け、支持軸の
先端部をねじ部37で構成し、このねじ部37が
螺合するねじ穴38を被動側軸部34に設け、こ
のねじ穴38に上記ねじ部37が螺合することに
より、駆動側軸部33の端面44と被動側軸部3
4の端面45がウオーム本体32の両端面41,
42とそれれぞれ圧接した状態で両者を同芯に固
定し、上記駆動側軸部33の回転力がねじ部37
をねじ穴38に捩込む方向に作用するように上記
ねじ部37及びねじ穴38のねじの方向を設定し
たことを特徴とするウオーム機構である。
(実施例)
本考案によるウオーム機構を有する割出しテー
ブルを採用した数値制御工作装置の概略を示す第
1図において、同時3軸制御機能を有するマシニ
ングセンタ11に割出しテーブル12が設けられ
て4軸制御が行えるようになつている。又マシニ
ングセンタ11内にはマイクロコンピユータより
なるコントローラ13が設けられており、割出し
テーブル12内には操作盤14からの指令を記憶
する等の機能を有するマイクロコンピユータより
なるコントローラ15が設けられている。更に割
出しテーブル12は、フイードモータ16、モー
タの回転をパルスに変換するエンコーダ17、減
速ギヤ18、ウオーム19、ウオーム19に噛合
うウオームギヤ20、ウオームギヤ20と一体に
回転するロータリーテーブル21、ロータリーテ
ーブル21を制動するための空気圧式ブレーキシ
リンダ22、空気圧式ブレーキシリンダ22の制
動を確認するためのブレーキ確認センサ23を有
している。又コントローラ15に電力を供給する
ための電源24が設けられている。なおウオーム
19は第2図に示すように外周に歯面31を有し
ており、歯面31がウオームギヤ20の外周面に
形成された歯面30に噛合つている。
ブルを採用した数値制御工作装置の概略を示す第
1図において、同時3軸制御機能を有するマシニ
ングセンタ11に割出しテーブル12が設けられ
て4軸制御が行えるようになつている。又マシニ
ングセンタ11内にはマイクロコンピユータより
なるコントローラ13が設けられており、割出し
テーブル12内には操作盤14からの指令を記憶
する等の機能を有するマイクロコンピユータより
なるコントローラ15が設けられている。更に割
出しテーブル12は、フイードモータ16、モー
タの回転をパルスに変換するエンコーダ17、減
速ギヤ18、ウオーム19、ウオーム19に噛合
うウオームギヤ20、ウオームギヤ20と一体に
回転するロータリーテーブル21、ロータリーテ
ーブル21を制動するための空気圧式ブレーキシ
リンダ22、空気圧式ブレーキシリンダ22の制
動を確認するためのブレーキ確認センサ23を有
している。又コントローラ15に電力を供給する
ための電源24が設けられている。なおウオーム
19は第2図に示すように外周に歯面31を有し
ており、歯面31がウオームギヤ20の外周面に
形成された歯面30に噛合つている。
ウオーム19の詳細構造を示す第3図におい
て、歯面31を有するウオーム本体32が同芯に
配置した駆動側軸部33及び被動側軸部34の間
に設けられている。両軸部33,34は例えば一
般的な鋼材等でできており、図示しない軸受によ
り支持されるようになつている。軸部33は減速
ギヤ18(第1図)からの回転力をウオーム本体
32に伝達するものであり、その端面44の中心
部から軸部34側へ同芯に突出して支持軸の一部
を構成するボルト35を一体に備えている。この
支持軸はウオーム本体32を軸部33に一体的に
連結するためのもので、上記ボルト35の他、後
述するねじ部37、非ねじ部分39、環状ボス4
8により構成されている。軸部34の端面45の
中心部にはボルト35のねじ部37が螺合するね
じ穴38が設けられている。ねじ部37はボルト
35の先端部だけ、すなわち概ねねじ穴38に入
り込む部分だけに設けてあり、それ以外のボルト
非ねじ部分39では外周面39aが完全な円筒面
となつている。
て、歯面31を有するウオーム本体32が同芯に
配置した駆動側軸部33及び被動側軸部34の間
に設けられている。両軸部33,34は例えば一
般的な鋼材等でできており、図示しない軸受によ
り支持されるようになつている。軸部33は減速
ギヤ18(第1図)からの回転力をウオーム本体
32に伝達するものであり、その端面44の中心
部から軸部34側へ同芯に突出して支持軸の一部
を構成するボルト35を一体に備えている。この
支持軸はウオーム本体32を軸部33に一体的に
連結するためのもので、上記ボルト35の他、後
述するねじ部37、非ねじ部分39、環状ボス4
8により構成されている。軸部34の端面45の
中心部にはボルト35のねじ部37が螺合するね
じ穴38が設けられている。ねじ部37はボルト
35の先端部だけ、すなわち概ねねじ穴38に入
り込む部分だけに設けてあり、それ以外のボルト
非ねじ部分39では外周面39aが完全な円筒面
となつている。
前記ウオーム本体32は焼結合金等の超硬材料
製であり、歯の表面にはチタンコーテイングが施
されている。コーテイング処理方法としては、
D.V.D.法(物理的蒸着法)、C.V.D.法(化学的蒸
着法)等があり、例えば真空炉中で金属表面に
TiN,TiC等をイオン化させたり、反応ガス中で
析出させて硬質層を被覆する。この場合において
コーテイングされたウオーム本体32の噛合い部
分には、割出しテーブル12(第1図)に固着さ
れた加工物を切削するときの切削応力により、振
動及び変動荷重又は衝撃が掛かるので、コーテイ
ング下地の強度を強め、コーテイング面の厚さを
厚くすることにより、噛合い歯面の強度を上記衝
撃力等に充分耐え得るものとしなければならな
い。この様な噛合い面の強度は、コーテイング処
理における熱処理温度と熱処理時間に依存する。
従つて本考案の実施例においては、コーテイング
処理に際し従来の処理温度700〜1200℃に対して
180〜550℃とした。これによりコーテイング処理
における熱処理特性が向上し、上記衝撃力等に充
分対応できるコーテイング下地及びコーテイング
面を得ることができる。この熱処理におけるコー
テイング厚さは6〜7μ(厚さのばらつき±0.5μ以
内)である。なおウオームギヤ20の歯面30
(第2図)についても、同様のチタンコーテイン
グが施されている。
製であり、歯の表面にはチタンコーテイングが施
されている。コーテイング処理方法としては、
D.V.D.法(物理的蒸着法)、C.V.D.法(化学的蒸
着法)等があり、例えば真空炉中で金属表面に
TiN,TiC等をイオン化させたり、反応ガス中で
析出させて硬質層を被覆する。この場合において
コーテイングされたウオーム本体32の噛合い部
分には、割出しテーブル12(第1図)に固着さ
れた加工物を切削するときの切削応力により、振
動及び変動荷重又は衝撃が掛かるので、コーテイ
ング下地の強度を強め、コーテイング面の厚さを
厚くすることにより、噛合い歯面の強度を上記衝
撃力等に充分耐え得るものとしなければならな
い。この様な噛合い面の強度は、コーテイング処
理における熱処理温度と熱処理時間に依存する。
従つて本考案の実施例においては、コーテイング
処理に際し従来の処理温度700〜1200℃に対して
180〜550℃とした。これによりコーテイング処理
における熱処理特性が向上し、上記衝撃力等に充
分対応できるコーテイング下地及びコーテイング
面を得ることができる。この熱処理におけるコー
テイング厚さは6〜7μ(厚さのばらつき±0.5μ以
内)である。なおウオームギヤ20の歯面30
(第2図)についても、同様のチタンコーテイン
グが施されている。
一方ウオーム本体32の内筒面40が上記外周
面に密着状態で嵌合し、両端面41,42がボル
ト35の締付け力により軸部33,34の端面4
4,45に圧接している。軸部34の端面45に
はねじ穴38の開口を囲む環状のボス46が設け
られている。ボス46は円筒形の外周面を有して
おり、ウオーム本体32の端面42にはボス46
がいんろう型式に嵌合する環状の切欠き段部47
が設けられている。軸部33のボルト35にも端
面45の基端部を大径にした形の環状ボス48が
設けられており、ボス48はウオーム端面41に
設けた環状の切欠き段部49にいんろう型式に嵌
合している。第3図の−断面図である第4図
の如く、環状ボス48の外周は円筒状外周面の左
右2箇所を平担に切欠いた形状を有し、段部49
の内周の寸法形状もボス48の切欠き外周面51
に密着状態で嵌合するように設定されている。
面に密着状態で嵌合し、両端面41,42がボル
ト35の締付け力により軸部33,34の端面4
4,45に圧接している。軸部34の端面45に
はねじ穴38の開口を囲む環状のボス46が設け
られている。ボス46は円筒形の外周面を有して
おり、ウオーム本体32の端面42にはボス46
がいんろう型式に嵌合する環状の切欠き段部47
が設けられている。軸部33のボルト35にも端
面45の基端部を大径にした形の環状ボス48が
設けられており、ボス48はウオーム端面41に
設けた環状の切欠き段部49にいんろう型式に嵌
合している。第3図の−断面図である第4図
の如く、環状ボス48の外周は円筒状外周面の左
右2箇所を平担に切欠いた形状を有し、段部49
の内周の寸法形状もボス48の切欠き外周面51
に密着状態で嵌合するように設定されている。
ボス48と段部49との上記嵌合部により、ウ
オーム本体32と軸部33との相対的な回転が阻
止されており、ウオーム本体32が空回りるする
ことなく軸部33からウオーム本体32へ回転力
を伝えることができる。特に軸部33の回転力が
ねじ部37をねじ穴38に捩込む方向に作用する
ようにねじの方向を設定すると、軸部34の固定
強度を高めることができる。
オーム本体32と軸部33との相対的な回転が阻
止されており、ウオーム本体32が空回りるする
ことなく軸部33からウオーム本体32へ回転力
を伝えることができる。特に軸部33の回転力が
ねじ部37をねじ穴38に捩込む方向に作用する
ようにねじの方向を設定すると、軸部34の固定
強度を高めることができる。
次に作動を説明する。第1図において、図示し
ない制御テープからの指令がコントローラ13に
入力されると、その指令に従つてマニシングセン
タ11の工具や水平テーブル(共に図示せず)が
移動し、前後左右及び上下方向の同時3軸制御が
行なわれる。そしてコントローラ13は必要に応
じて割出しテーブル12のコントローラ15にス
タート信号Sを出力する。スタート信号Sを入力
したコントローラ15は、予め操作盤14によつ
て入力記憶された指令に従つてフイードモータ1
6を回転させ、減速ギヤ18及びウオーム19、
ウオームギヤ20を介してロータリーテーブル2
1を回転させる。
ない制御テープからの指令がコントローラ13に
入力されると、その指令に従つてマニシングセン
タ11の工具や水平テーブル(共に図示せず)が
移動し、前後左右及び上下方向の同時3軸制御が
行なわれる。そしてコントローラ13は必要に応
じて割出しテーブル12のコントローラ15にス
タート信号Sを出力する。スタート信号Sを入力
したコントローラ15は、予め操作盤14によつ
て入力記憶された指令に従つてフイードモータ1
6を回転させ、減速ギヤ18及びウオーム19、
ウオームギヤ20を介してロータリーテーブル2
1を回転させる。
ウオーム19が回転すると、第2図の歯面31
と歯面30間で摩擦が生じるが、歯面31と歯面
30はそれぞれチタンコーテイングによつて被覆
されているため、摩耗や焼付きによる不具合は生
じない。即ちチタンコーテイングされた歯面3
0,31は従来の歯面に比べて4〜5倍硬く、耐
摩耗性も3〜6倍向上しているので、ウオーム1
9及びウオームギヤ20は従来のものに比べて高
耐圧伝達力が得られ、回転の高速度化が図れるよ
うになり、又焼付きが生じ難くなるとともに、割
出し精度が長期間維持できる。
と歯面30間で摩擦が生じるが、歯面31と歯面
30はそれぞれチタンコーテイングによつて被覆
されているため、摩耗や焼付きによる不具合は生
じない。即ちチタンコーテイングされた歯面3
0,31は従来の歯面に比べて4〜5倍硬く、耐
摩耗性も3〜6倍向上しているので、ウオーム1
9及びウオームギヤ20は従来のものに比べて高
耐圧伝達力が得られ、回転の高速度化が図れるよ
うになり、又焼付きが生じ難くなるとともに、割
出し精度が長期間維持できる。
第1図のフイードモータ16の回転はエンコー
ダ17によつて電気パルスに変換されてコントロ
ーラ15に入力される。コントローラ15内では
上記パルスをカウントし、記憶された指令と比較
しながらフイードモータ16の回転を制御する。
一方マシニングセンタ11では、コントローラ1
5の指令を受けて水平テーブル(図示せず)の移
動が制御される。この結果ロータリーテーブル2
1に軸方向に固定された被加工物は、軸方向及び
回転方向に同時に制御されることとなり、外周面
上に指令された複雑な加工が施される。
ダ17によつて電気パルスに変換されてコントロ
ーラ15に入力される。コントローラ15内では
上記パルスをカウントし、記憶された指令と比較
しながらフイードモータ16の回転を制御する。
一方マシニングセンタ11では、コントローラ1
5の指令を受けて水平テーブル(図示せず)の移
動が制御される。この結果ロータリーテーブル2
1に軸方向に固定された被加工物は、軸方向及び
回転方向に同時に制御されることとなり、外周面
上に指令された複雑な加工が施される。
なお上記実施例におけるチタンコーテイング処
理温度はウオーム本体32に使用されている合金
鋼の焼き戻し温度より低いため、コーテイング処
理前の歯形加工精度と処理後のコーテイング皮膜
表面の歯形精度が比例し、処理変形及び表面粗さ
の低下が無い。即ち歯面30,31にチタンコー
テイングが施されただけで、歯形精度は低下しな
い。これはウオームギヤ20についても同様であ
る。又ウオーム本体32だけを軸部33,34と
は別の部品で構成しているので、ウオーム19全
体を超硬材料で製造する場合に比べ製造コストを
低減できるだけでなく、チタンコーテイングの作
業も容易となる。ボルト35を利用して軸部3
3,34にウオーム本体32を固定するととも
に、ボス48と段部49を利用して軸部33とウ
オーム本体32を相対回転不能に連結したので、
ウオーム軸全体の組立て強度及び寸法精度を充分
に高めることができる。
理温度はウオーム本体32に使用されている合金
鋼の焼き戻し温度より低いため、コーテイング処
理前の歯形加工精度と処理後のコーテイング皮膜
表面の歯形精度が比例し、処理変形及び表面粗さ
の低下が無い。即ち歯面30,31にチタンコー
テイングが施されただけで、歯形精度は低下しな
い。これはウオームギヤ20についても同様であ
る。又ウオーム本体32だけを軸部33,34と
は別の部品で構成しているので、ウオーム19全
体を超硬材料で製造する場合に比べ製造コストを
低減できるだけでなく、チタンコーテイングの作
業も容易となる。ボルト35を利用して軸部3
3,34にウオーム本体32を固定するととも
に、ボス48と段部49を利用して軸部33とウ
オーム本体32を相対回転不能に連結したので、
ウオーム軸全体の組立て強度及び寸法精度を充分
に高めることができる。
(考案の効果)
以上説明したように本考案によると、充分な耐
摩耗性及び耐負荷性能力が得られるようになり、
回転の高速度化が図れるようになる。又焼き付が
生じ難く、しかも長期間にわたつて精度が維持で
きるようになる。
摩耗性及び耐負荷性能力が得られるようになり、
回転の高速度化が図れるようになる。又焼き付が
生じ難く、しかも長期間にわたつて精度が維持で
きるようになる。
特に本考案においては、歯面30,31に施さ
れたチタンコーテイングの厚さを、従来採用され
なかつた5.5μ〜7.5μに設定しているので、ビツカ
ース硬さが約5000Hvの摩擦面を得られることが、
出願人の行つた実験により確認されている。この
点、従来の硬化方法によつて得られた摩擦面は窒
化処理の場合でも約1000〜1200Hvであることが
同実験により確認されており、本考案の歯面3
0,31は従来のものよりも4〜5倍硬いことが
明らかである。そして摩耗量は歯面30,31の
硬さに反比例するものであるから、本考案による
と摩耗量のきわめて少ない摩擦面を得ることがで
きる。従つて本考案のウオーム機構を工作機械等
のような特に強い衝撃を受けるものに採用して
も、充分な耐久性及び耐負荷性を発揮することが
できる。
れたチタンコーテイングの厚さを、従来採用され
なかつた5.5μ〜7.5μに設定しているので、ビツカ
ース硬さが約5000Hvの摩擦面を得られることが、
出願人の行つた実験により確認されている。この
点、従来の硬化方法によつて得られた摩擦面は窒
化処理の場合でも約1000〜1200Hvであることが
同実験により確認されており、本考案の歯面3
0,31は従来のものよりも4〜5倍硬いことが
明らかである。そして摩耗量は歯面30,31の
硬さに反比例するものであるから、本考案による
と摩耗量のきわめて少ない摩擦面を得ることがで
きる。従つて本考案のウオーム機構を工作機械等
のような特に強い衝撃を受けるものに採用して
も、充分な耐久性及び耐負荷性を発揮することが
できる。
しかも歯面30,31に施されたチタンコーテ
イングの厚さを5.5μ〜7.5μに設定しているので、
下地の焼きなまし温度よりも低い180〜550℃の低
温でも何等支障を来たすことなくコーテイング処
理を施すことができ、この点からも熱処理特性が
向上し、強い衝撃等に充分対応することのできる
摩擦面を得ることができる。
イングの厚さを5.5μ〜7.5μに設定しているので、
下地の焼きなまし温度よりも低い180〜550℃の低
温でも何等支障を来たすことなくコーテイング処
理を施すことができ、この点からも熱処理特性が
向上し、強い衝撃等に充分対応することのできる
摩擦面を得ることができる。
更に本考案によると、ウオーム本体32を筒状
に形成し、この筒状のウオーム本体32が嵌合す
る支持軸(ボルト35、ねじ部37、非ねじ部3
9、環状ボス48)を、駆動側軸部33と同芯且
つ一体に設け、この支持軸の根元部のみの横断面
を、例えば第4図に示すように、円形の一部を弓
形に切欠いた非真円形に形成すると共にウオーム
本体32の内筒面40を支持軸の外周面に面接触
状態で密着させているので、ウオーム本体32と
軸部33とを、ろう付や溶接を施すことなくウオ
ーム本体32が相対回転不能な状態で一体的に連
結することができる。又支持軸の環状ボス48の
横断面を、円形の一部を弓形に切欠いた非真円形
に形成し、ウオーム本体32の内筒面40を支持
軸の外周面に面接触した状態で密着させているの
で、かしめやキー等よりも高精度、高強度の連結
構造を得ることができる。
に形成し、この筒状のウオーム本体32が嵌合す
る支持軸(ボルト35、ねじ部37、非ねじ部3
9、環状ボス48)を、駆動側軸部33と同芯且
つ一体に設け、この支持軸の根元部のみの横断面
を、例えば第4図に示すように、円形の一部を弓
形に切欠いた非真円形に形成すると共にウオーム
本体32の内筒面40を支持軸の外周面に面接触
状態で密着させているので、ウオーム本体32と
軸部33とを、ろう付や溶接を施すことなくウオ
ーム本体32が相対回転不能な状態で一体的に連
結することができる。又支持軸の環状ボス48の
横断面を、円形の一部を弓形に切欠いた非真円形
に形成し、ウオーム本体32の内筒面40を支持
軸の外周面に面接触した状態で密着させているの
で、かしめやキー等よりも高精度、高強度の連結
構造を得ることができる。
更に支持軸の根元部のみに横断面が円形の一部
を弓形に切欠いた非真円形の環状ボス48に形成
したので、残りの非ねじ部分39は加工容易な横
断面円形となり、又環状ボス48の機械加工も容
易になる。これにより環状ボス48とボルト35
等からなる支持軸の形状が簡素化するので、ウオ
ーム本体32を焼結合金で形成する際に内筒面4
0の精度を高めやすく、支持軸との面接触状態が
良好になる立点がある。回り止め部材として軸部
33と一体で且つ切欠き51を有する環状ボス4
8を採用したので、別のキーを採用する場合等に
比べて製造が容易であり、部品点数も減り、しか
もがたの発生する恐れが少ない。更にウオーム本
体32は切欠き51を有する環状ボス48を介し
て軸部33と回転不能に一体化されるので、ウオ
ーム本体32に回転方向の衝撃が作用した場合に
も軸部33とウオーム本体32の回転方向のずれ
はなくなり、制御の精度が向上する。
を弓形に切欠いた非真円形の環状ボス48に形成
したので、残りの非ねじ部分39は加工容易な横
断面円形となり、又環状ボス48の機械加工も容
易になる。これにより環状ボス48とボルト35
等からなる支持軸の形状が簡素化するので、ウオ
ーム本体32を焼結合金で形成する際に内筒面4
0の精度を高めやすく、支持軸との面接触状態が
良好になる立点がある。回り止め部材として軸部
33と一体で且つ切欠き51を有する環状ボス4
8を採用したので、別のキーを採用する場合等に
比べて製造が容易であり、部品点数も減り、しか
もがたの発生する恐れが少ない。更にウオーム本
体32は切欠き51を有する環状ボス48を介し
て軸部33と回転不能に一体化されるので、ウオ
ーム本体32に回転方向の衝撃が作用した場合に
も軸部33とウオーム本体32の回転方向のずれ
はなくなり、制御の精度が向上する。
しかも駆動側軸部33は支持軸よりも大径に形
成されており、支持軸の先端部を構成するねじ部
37が被動側軸部34のねじ穴38に螺合するこ
とにより、駆動側軸部33の端面44と被動側軸
部34の端面45がウオーム本体32の両端面4
1,42とそれぞれ圧接した状態で両者を同芯に
固定しているので、上述した効果と相俟つて各軸
部33,34と別体のウオーム本体32を、一体
成形品のウオームと同様の精度及び強度をもたせ
た状態で構成することができる。しかも本考案に
おいては、駆動側軸部33の回転力がねじ部37
をねじ穴38に捩込む方向に作用するように上記
ねじ部37及びねじ穴38のねじの方向を設定し
ているので、ウオーム本体32の固定強度はより
一層堅固になる。しかも溶接やろう付を必要とし
ないので、万一ウオーム本体32に損傷が生じた
場合でも、ウオーム19を分解してその部分のみ
を交換すればよく、部品交換が容易になる。又溶
接やろう付を必要としないので、それらの熱影響
を歯面31に与えることがなく、上記コーテイン
グ作業を低温で行つた立点が損われることがな
い。
成されており、支持軸の先端部を構成するねじ部
37が被動側軸部34のねじ穴38に螺合するこ
とにより、駆動側軸部33の端面44と被動側軸
部34の端面45がウオーム本体32の両端面4
1,42とそれぞれ圧接した状態で両者を同芯に
固定しているので、上述した効果と相俟つて各軸
部33,34と別体のウオーム本体32を、一体
成形品のウオームと同様の精度及び強度をもたせ
た状態で構成することができる。しかも本考案に
おいては、駆動側軸部33の回転力がねじ部37
をねじ穴38に捩込む方向に作用するように上記
ねじ部37及びねじ穴38のねじの方向を設定し
ているので、ウオーム本体32の固定強度はより
一層堅固になる。しかも溶接やろう付を必要とし
ないので、万一ウオーム本体32に損傷が生じた
場合でも、ウオーム19を分解してその部分のみ
を交換すればよく、部品交換が容易になる。又溶
接やろう付を必要としないので、それらの熱影響
を歯面31に与えることがなく、上記コーテイン
グ作業を低温で行つた立点が損われることがな
い。
第1図は本考案によるウオーム機構を採用した
割出し装置付工作機械の模式図、第2図はウオー
ム機構の一部切欠き側面略図、第3図はウオーム
の一部切欠き側面略図、第4図は第3図の−
断面図である。 19……ウオーム、20……ウオームギヤ、3
0,31……歯面、35……ボルト(支持軸の一
部)、37……ねじ部(支持軸の一部)、39……
非ねじ部分(支持軸の一部)、48……環状ボス
(支持軸の一部)。
割出し装置付工作機械の模式図、第2図はウオー
ム機構の一部切欠き側面略図、第3図はウオーム
の一部切欠き側面略図、第4図は第3図の−
断面図である。 19……ウオーム、20……ウオームギヤ、3
0,31……歯面、35……ボルト(支持軸の一
部)、37……ねじ部(支持軸の一部)、39……
非ねじ部分(支持軸の一部)、48……環状ボス
(支持軸の一部)。
Claims (1)
- 超硬材料焼結合金のウオーム本体32とそれに
噛合うウオームギヤ20の双方の歯面31,30
に硬度の高いチタンコーテイングを施し、上記チ
タンコーテイングの厚さを5.5μ〜7.5μとし、上記
ウオーム本体32を筒状に形成し、この筒状のウ
オーム本体32が嵌合する支持軸を、それより大
径の駆動側軸部33と同芯且つ一体に設け、この
支持軸の根元部のみに横断面が円形の一部を弓形
に切欠いた非真円形の環状ボス48に形成すると
共にウオーム本体32の内筒面40を上記環状ボ
ス48を含む支持軸の外周面に面接触状態で密着
させることにより、上記ウオーム本体32を上記
支持軸と相対的に回転不能に支持し、支持軸と同
芯の被動側軸部34を設け、支持軸の先端部をね
じ部37で構成し、このねじ部37が螺合するね
じ穴38を被動側軸部34に設け、このねじ穴3
8に上記ねじ部37が螺合することにより、駆動
側軸部33の端面44と被動側軸部34の端面4
5がウオーム本体32の両端面41,42とそれ
ぞれ圧接した状態で両者を同芯に固定し、上記駆
動側軸部33の回転力がねじ部37をねじ穴38
に捩込む方向に作用するように上記ねじ部37及
びねじ穴38のねじの方向を設定したことを特徴
とするウオーム機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984145511U JPH0247309Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984145511U JPH0247309Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6159955U JPS6159955U (ja) | 1986-04-22 |
| JPH0247309Y2 true JPH0247309Y2 (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=30703764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984145511U Expired JPH0247309Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247309Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616248Y2 (ja) * | 1979-09-28 | 1986-02-25 | ||
| JPS5979622U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-29 | 株式会社日研工作所 | ウオ−ム軸 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP1984145511U patent/JPH0247309Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6159955U (ja) | 1986-04-22 |
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