JPH0248048Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248048Y2 JPH0248048Y2 JP1989034747U JP3474789U JPH0248048Y2 JP H0248048 Y2 JPH0248048 Y2 JP H0248048Y2 JP 1989034747 U JP1989034747 U JP 1989034747U JP 3474789 U JP3474789 U JP 3474789U JP H0248048 Y2 JPH0248048 Y2 JP H0248048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- electrode
- dust
- dust collection
- gas cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は排ガス浄化装置に関するもので、有害
有臭ガスおよびミストとダストが混在して発生す
る化学工場、金属製練工場、石油プラント、ニユ
ーセラミツク、および電子部品工場等の各種産業
に利用可能である。 [従来の技術] 従来は排ガス浄化のためには、気液接触用の各
種充填物を使用した洗滌装置のみを設置して有害
ガスを対象に公害防去を行つている。これは有害
ガスのみならずある程度のダストも除去できるこ
とが知られている。しかし、気液の接触によつて
のみダストを捕集するものであるから、排ガス洗
滌装置では1μ以下の微粒子の除去は全く不可能
であり、また気液接触によつて多くのミストが排
ガス中に放出される欠点があり、かかる極微粒子
の除去のためには別途に従来型の大型で高価な電
気集塵機を設置している。 [考案が解決しようとする課題] このように公害発生源となる排ガスの浄化のた
めに排ガス洗滌塔と電気集塵機を別々に設置する
ことはスペースの点においても価格の点において
も無駄が多い。本考案は排ガス洗滌塔と電気集塵
機を一体構造とすることによりかかる無駄を排除
することを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 1μ以下の微粒子は通常の洗滌方式では除去が
不可能であるが、静電凝集作用により10μ以上に
粒径が大きくなれば従来の洗滌塔でも除去が可能
となる。 そのため、本考案においては導電性充填物を有
する排ガス洗滌部の前段および後段に静電凝集用
の電気集塵装置を設置して、前記導電性充填物に
湿式ガス処理作用とダスト除去用の集塵極的作用
とを兼用させることにより、小型かつ安価な公害
防止装置を提供するものである。 [作用] 本考案は電気集塵装置による静電凝集作用によ
り1μ以下の微粒子を10μ以上となして通常の洗滌
塔において除去可能とするとともに、排ガス洗滌
部の充填物を導電性に改質し、該導電性充填物の
上方より水、アルカリ性液または酸性液を流下し
て該導電性充填物の表面に水膜を作り、水平方向
より有害ガスを通過させて水洗または中和して混
在するミストやダストを除去する方法に加え、前
記充填物の導電性を利用してこれを電気集塵機の
集塵極としても利用できるものである。その結
果、従来の排ガス洗滌装置に多く見られる1μ以
下の微粒子による白煙およびミストの処理に特に
有効である。 [実施例] 第1図A,B,Cは本考案の実施第1例を示す
斜視図、一部切断正面図および電界状態を示す一
部平面図であつて、1は前部集塵極兼排ガス洗滌
部、2は中央集塵極兼排ガス洗滌部、3は後部集
塵極兼排ガス洗滌部であつて、共に導電性の充填
物を内蔵している。4は前記1と2の間に設けら
れた前部放電極、5は前記2と3の間に設けられ
た後部放電極、6は洗滌ポンプ、7は洗滌スプレ
ー、8は放電極絶縁碍子、9は高圧電源装置、1
0は本装置外被である。 排ガスは矢印方向に通過するが、放電極4,5
のコロナ放電により発生した負イオンは第1図C
の電界Eにより移動してダスト粒子に付着して静
電凝集作用によりこれを大径粒子に発達させ、集
塵極兼排ガス洗滌部1,2,3内の導電性充填物
に捕集される。そして前記1,2,3内において
洗滌用スプレー7により水洗または中和されて排
ガス中に混在するミストと共に1μ以下の微粒子
も除去される。 第2図A,B,Cは本考案実施の第2例を示す
もので、同一符号は同様部材を示す。この場合は
前部放電極4′および後部放電極5′の形状が第1
実施例における4,5と異なるのみで作用はほと
んど同様である。 前記実施第1,2例は排ガスの種類に応じて適
当なものを選べばよい。また場合によつては前記
各実施例の前半部または後半部よりなる変形例も
可能である。また本考案はこの外にも多数の変形
例が可能である。例えば第3図においてAは本考
案第1実施例における放電極4,5の丸棒突起型
を示すが、放電極としてはこの外に、Bの丸線
型、Cは星線型、Dの角線型、Eの角捻り線型、
Fのバーブドワイヤー型、Gのアングル突起型等
各種形状のものが使用可能である。 第4図A,B,Cは集塵極兼排ガス洗滌部の充
填物の形状の3例を示すが、この外にも各種形状
のものが使用できる。材質としてはカーボンを含
有し導電性を有するプラスチツクの外、導電性皮
膜を有するものもある。そしてミストおよび微粒
子除去を達成するために、B,Cに示すごとき比
表面積100m2/m3以上の捕集表面を有する導電性
充填物を使用すると、微粒子はその成分が有機
性、無機性あるいは電気抵抗値の高低に関係なく
捕集可能である。 [考案の効果] 本考案よると、排ガス洗浄部が集塵極を兼用で
きるので装置が簡素化されて小型となり、しかも
高電圧の放電極と集塵極との相互作用により1μ
以下の微粒子による白煙およびミストの処理が有
効に実施できる。 本考案による排ガス浄化効果の1例は次の通り
である。 導電性充填物厚さ 1m ガス流速 1m/s 入口排ガス濃度 452PPM 入口ダスト濃度 121mg/Nm3 出口排ガス濃度 5PPM 出口ダスト濃度 4mg/Nm3 排ガス除去率 98.9% ダスト除去率 96.7% 本発明による寸法節約は次の通りである。 設計条件 処理風量 30000Nm3/H 入口排ガス濃度 750PPM 入口ダスト濃度 150mg/Nm3 出口排ガス濃度 20PPM 出口ダスト濃度 5mg/Nm3 【表】
有臭ガスおよびミストとダストが混在して発生す
る化学工場、金属製練工場、石油プラント、ニユ
ーセラミツク、および電子部品工場等の各種産業
に利用可能である。 [従来の技術] 従来は排ガス浄化のためには、気液接触用の各
種充填物を使用した洗滌装置のみを設置して有害
ガスを対象に公害防去を行つている。これは有害
ガスのみならずある程度のダストも除去できるこ
とが知られている。しかし、気液の接触によつて
のみダストを捕集するものであるから、排ガス洗
滌装置では1μ以下の微粒子の除去は全く不可能
であり、また気液接触によつて多くのミストが排
ガス中に放出される欠点があり、かかる極微粒子
の除去のためには別途に従来型の大型で高価な電
気集塵機を設置している。 [考案が解決しようとする課題] このように公害発生源となる排ガスの浄化のた
めに排ガス洗滌塔と電気集塵機を別々に設置する
ことはスペースの点においても価格の点において
も無駄が多い。本考案は排ガス洗滌塔と電気集塵
機を一体構造とすることによりかかる無駄を排除
することを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 1μ以下の微粒子は通常の洗滌方式では除去が
不可能であるが、静電凝集作用により10μ以上に
粒径が大きくなれば従来の洗滌塔でも除去が可能
となる。 そのため、本考案においては導電性充填物を有
する排ガス洗滌部の前段および後段に静電凝集用
の電気集塵装置を設置して、前記導電性充填物に
湿式ガス処理作用とダスト除去用の集塵極的作用
とを兼用させることにより、小型かつ安価な公害
防止装置を提供するものである。 [作用] 本考案は電気集塵装置による静電凝集作用によ
り1μ以下の微粒子を10μ以上となして通常の洗滌
塔において除去可能とするとともに、排ガス洗滌
部の充填物を導電性に改質し、該導電性充填物の
上方より水、アルカリ性液または酸性液を流下し
て該導電性充填物の表面に水膜を作り、水平方向
より有害ガスを通過させて水洗または中和して混
在するミストやダストを除去する方法に加え、前
記充填物の導電性を利用してこれを電気集塵機の
集塵極としても利用できるものである。その結
果、従来の排ガス洗滌装置に多く見られる1μ以
下の微粒子による白煙およびミストの処理に特に
有効である。 [実施例] 第1図A,B,Cは本考案の実施第1例を示す
斜視図、一部切断正面図および電界状態を示す一
部平面図であつて、1は前部集塵極兼排ガス洗滌
部、2は中央集塵極兼排ガス洗滌部、3は後部集
塵極兼排ガス洗滌部であつて、共に導電性の充填
物を内蔵している。4は前記1と2の間に設けら
れた前部放電極、5は前記2と3の間に設けられ
た後部放電極、6は洗滌ポンプ、7は洗滌スプレ
ー、8は放電極絶縁碍子、9は高圧電源装置、1
0は本装置外被である。 排ガスは矢印方向に通過するが、放電極4,5
のコロナ放電により発生した負イオンは第1図C
の電界Eにより移動してダスト粒子に付着して静
電凝集作用によりこれを大径粒子に発達させ、集
塵極兼排ガス洗滌部1,2,3内の導電性充填物
に捕集される。そして前記1,2,3内において
洗滌用スプレー7により水洗または中和されて排
ガス中に混在するミストと共に1μ以下の微粒子
も除去される。 第2図A,B,Cは本考案実施の第2例を示す
もので、同一符号は同様部材を示す。この場合は
前部放電極4′および後部放電極5′の形状が第1
実施例における4,5と異なるのみで作用はほと
んど同様である。 前記実施第1,2例は排ガスの種類に応じて適
当なものを選べばよい。また場合によつては前記
各実施例の前半部または後半部よりなる変形例も
可能である。また本考案はこの外にも多数の変形
例が可能である。例えば第3図においてAは本考
案第1実施例における放電極4,5の丸棒突起型
を示すが、放電極としてはこの外に、Bの丸線
型、Cは星線型、Dの角線型、Eの角捻り線型、
Fのバーブドワイヤー型、Gのアングル突起型等
各種形状のものが使用可能である。 第4図A,B,Cは集塵極兼排ガス洗滌部の充
填物の形状の3例を示すが、この外にも各種形状
のものが使用できる。材質としてはカーボンを含
有し導電性を有するプラスチツクの外、導電性皮
膜を有するものもある。そしてミストおよび微粒
子除去を達成するために、B,Cに示すごとき比
表面積100m2/m3以上の捕集表面を有する導電性
充填物を使用すると、微粒子はその成分が有機
性、無機性あるいは電気抵抗値の高低に関係なく
捕集可能である。 [考案の効果] 本考案よると、排ガス洗浄部が集塵極を兼用で
きるので装置が簡素化されて小型となり、しかも
高電圧の放電極と集塵極との相互作用により1μ
以下の微粒子による白煙およびミストの処理が有
効に実施できる。 本考案による排ガス浄化効果の1例は次の通り
である。 導電性充填物厚さ 1m ガス流速 1m/s 入口排ガス濃度 452PPM 入口ダスト濃度 121mg/Nm3 出口排ガス濃度 5PPM 出口ダスト濃度 4mg/Nm3 排ガス除去率 98.9% ダスト除去率 96.7% 本発明による寸法節約は次の通りである。 設計条件 処理風量 30000Nm3/H 入口排ガス濃度 750PPM 入口ダスト濃度 150mg/Nm3 出口排ガス濃度 20PPM 出口ダスト濃度 5mg/Nm3 【表】
第1図A,B,Cは本考案実施第1例の斜視
図、一部切断正面図および電界を示す一部平面
図、第2図は同じく実施第2例を示すもの、第3
図A〜Gは各種放電極の正面図、第4図A,B,
Cは各種充填物の視図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1:前
部集塵極兼排ガス洗滌部、2:中央集塵極兼排ガ
ス洗滌部、3:後部集塵極兼排ガス洗滌部、4,
4′:前部放電極、5,5′:後部放電極、6:洗
滌ポンプ、7:洗滌スプレー、8:放電極絶縁碍
子、9:電圧電源装置、10:本装置外被、1
1:集塵極、12:集塵極。
図、一部切断正面図および電界を示す一部平面
図、第2図は同じく実施第2例を示すもの、第3
図A〜Gは各種放電極の正面図、第4図A,B,
Cは各種充填物の視図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。1:前
部集塵極兼排ガス洗滌部、2:中央集塵極兼排ガ
ス洗滌部、3:後部集塵極兼排ガス洗滌部、4,
4′:前部放電極、5,5′:後部放電極、6:洗
滌ポンプ、7:洗滌スプレー、8:放電極絶縁碍
子、9:電圧電源装置、10:本装置外被、1
1:集塵極、12:集塵極。
Claims (1)
- ガス通過方向に順次、前部集塵極兼排ガス洗浄
部、前部放電極、中央集塵極兼排ガス洗浄部、後
部放電極、および後部集塵極兼排ガス洗浄部を配
置し、前記各集塵極兼排ガス洗浄部にはそれぞれ
導電性でかつ比表面積100m2/m3以上の捕集面積
を有する洗浄用の充填物を内蔵すると共に上方か
ら洗浄スプレーを流下させるようにし、また前記
各放電極はそれぞれ断面円筒形の金属棒または導
電性プラスチツク棒に多数の針状片が同一方向に
植設されている部材から構成されていることを特
徴とする排ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034747U JPH0248048Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989034747U JPH0248048Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01163450U JPH01163450U (ja) | 1989-11-14 |
| JPH0248048Y2 true JPH0248048Y2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=31261425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989034747U Expired JPH0248048Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0248048Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5348139U (ja) * | 1976-09-28 | 1978-04-24 | ||
| JPS5735408U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1989034747U patent/JPH0248048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01163450U (ja) | 1989-11-14 |
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