JPH0248393Y2 - - Google Patents

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JPH0248393Y2
JPH0248393Y2 JP2863285U JP2863285U JPH0248393Y2 JP H0248393 Y2 JPH0248393 Y2 JP H0248393Y2 JP 2863285 U JP2863285 U JP 2863285U JP 2863285 U JP2863285 U JP 2863285U JP H0248393 Y2 JPH0248393 Y2 JP H0248393Y2
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fragrance
tissue paper
film
barrier
packaging box
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、積層テイシユペーパを収容、包装す
るテイシユペーパ包装箱に関し、さらに詳細に
は、テイシユペーパの取出口を開口することによ
つて、芳香を発散させることのできるテイシユペ
ーパ包装箱に関する。
(従来の技術) 従来、テイシユペーパ包装箱において、芳香を
発するようにしたものは種々提案されている。こ
のうち、たとえば、香料入りフイルムを使用した
テイシユペーパ容器は、特開昭59−152151号公
報、実開昭59−172184号公報等によつて開示され
ている。
さらに詳細に説明すると、特開昭59−152151号
公報は、熱可塑性樹脂から成る包装袋の少なくと
も一部が香料含有軟質性樹脂と熱可塑性樹脂との
混合物から成るフイルムまたはシートで形成され
たテイシユペーパ用賦香包装袋を開示している。
一方、実開昭59−172184号公報は、略中央にテイ
シユ取出しのための切線を有する香料入り合成樹
脂フイルムを箱の上面内側に設けたテイシユペー
パ入り箱が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来の技術では、
テイシユペーパ使用前においては、できるだけ香
気が逃散することのない状態を保ち、しかも使用
時においては効果的に香気を放つという、相反す
る2つの要求を十分に満足させることはできなか
つた。
すなわち、特開昭59−152151号公報に開示され
る包装袋においては、使用前と使用後における香
気の逃散抑制と解放との切換えが効果的になされ
ていない。したがつて、香気逃散を抑制すれば香
気の持続時間は長くなるが使用時の香気が弱いと
いう傾向があり逆に逃散抑制を緩和すると香気時
間が短くなつて香気のなくなつたテイシユペーパ
が発生することになる。
他方、実開昭59−172184号公報に開示されるテ
イシユペーパ箱では、上記の点についてはさほど
問題がないものの、テイシユペーパに香気が強く
しみ込み易く、鼻をかむ場合など強い香りのため
不快感を与え易い。これは、テイシユペーパに香
料入りフイルムが直接接触しているためである。
そこで、本考案の目的は、 (1) テイシユペーパ使用前においては香気の逃散
を抑制し店頭に長期陳列されても香気を保持す
ることができること、および (2) テイシユペーパ使用時には良く香気を放つこ
とができしかもテイシユペーパに強い香気がし
みこまないこと。
を満足するテイシユペーパ包装箱を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は、上面
に取出口形に切取線を有するテイシユペーパ包装
箱において、 (イ) 上記上面内側に、略中央に切線を有する香料
入り合成樹脂シートを設けること、 (ロ) この香料入り合成樹脂シートは、少なくと
も、テイシユペーパ包装箱の上面内側に隣接す
る第1の香料に対するバリア性を有するフイル
ムおよび内側に位置する第2の香料に対するバ
リア性を有するフイルムと、これらのバリア性
フイルム間に介在せしめられた香料含有樹脂フ
イルムとから形成される積層フイルムであるこ
と、 (ハ) 上記第1のバリア性フイルムは、上記取出口
より小さい環状切線を有すること、 (ニ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側に、上
記環状切線が取出口内に含まれるような位置関
係で上記香料入り合成樹脂シートを接着するこ
と、 (ホ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側に対す
る上記香料入り合成樹脂シートの接着は、少な
くとも取出口より内側および外側の2箇所にお
いてなされること、および (ヘ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側と第1
のバリア性フイルムとの接着強度をA1、第1
のバリア性フイルムと香料含有樹脂フイルムと
の接着強度をA2、香料含有樹脂フイルムと第
2のバリア性フイルムとの接着強度をA3とす
るとき、A2≪A1かつA2≪A3であることを特徴
とするものである。
本考案に使用される、香料に対するバリア性を
有するフイルム、すなわち香気逃散抑制用のバリ
ア性フイルムとしては、たとえば、ポリ塩化ビニ
リデン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体の
ケン化物、ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナ
イロン−12等のポリアミド系樹脂、アクリロニト
リル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を挙げ
ることができる。
また、本考案に使用される香料含有樹脂フイル
ムとしては、たとえば、石油樹脂、ポリブテン、
ポリ塩化ビニル樹脂、未加硫ゴム、カルボキシル
基含有エチレン共重合体等と、これと相溶性を有
する熱可塑性樹脂、たとえば、高、中、低密度の
エチレン単独重合体、あるいは、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合
体、エチレン−ヘキセン−1共重合体、エチレン
−4−メチルペンテン−1共重合体、エチレン−
オクテン−1共重合体等のエチレンを主成分とす
るα−オレフインとの共重合体、またはポリプロ
ピレン、プロピレンを主成分とする他のα−オレ
フインとの共重合体、ポリブテン−1、ポリ−4
−メチルペンテン−1等のポリオレフイン系樹
脂、およびそれらのマレイン化物、またはそれら
の混合物等との混合物を挙げることができる。
また、本考案に使用される香料としては、特に
限定はなく、たとえば、ジヤコウ、シベツト(レ
イビヨウ香)、カストル(カイリ香)、アンバーグ
リス(リユウゼン香)等の動物性香料、ラベンダ
ー油、ハツカ油、レモン油、オレンジ油、ローズ
油、シヨウノウ油、ビヤクダン油、ヒノキ油等の
植物精油からなる植物性香料、テルペン化合物、
または芳香族化合物等からなる合成香料、あるい
は精油から主として分留によつて成分を分けた単
離香料等の人造香料を挙げることができる。
本考案に係る香料入り合成樹脂フイルムの製造
方法としては、コーテイング法、塗布法、Tダイ
法等を挙げることができる。また、所定量の香料
を、石油樹脂等にあらかじめ混合してペレツト化
しておき、これを熱可塑樹脂と混練した後、バリ
ア性樹脂とともに押出しする多層インフレーシヨ
ン法により好ましいフイルムを製造することがで
きる。
(作用) 上記のような構成とすることにより、箱の取出
口を除去すると、第1のバリア性フイルムの環状
部分が同時に除去される。この時、はじめて香料
含有フイルムが露出することとなり、香気が発散
される。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基いて説明する。
その中に積層テイシユペーパ24を収容するテ
イシユペーパ包装箱1の上面には、切線4aとミ
シン目4bとから成る切取線4が、テイシユペー
パ取出口の形状に沿つて形成されている。
このテイシユペーパ包装箱1の上面内側には、
略中央に取出しのための切線6を有する香料入り
合成樹脂シート2が設けられる。この香料入り合
成樹脂シート2は、香料含有樹脂フイルム13を
中層として、上下にそれぞれ香気逃散抑制用のバ
リア性フイルム11,12が接着剤14,15を
介して積層接着された構造となつている。各層間
の接着強度は、上記テイシユペーパ包装箱1の上
面内側と第1のバリア性フイルム11との接着強
度をA1、第1のバリア性フイルム11と香料含
有樹脂フイルム13との接着強度をA2、香料含
有樹脂フイルム13と第2のバリア性フイルム1
2との接着強度をA3とするとき、A2≪A1かつA2
≪A3となつている。
また、第1のバリア性フイルム11には、切線
6を囲むようにして環状切線7が形成されてい
る。
香料含有樹脂フイルム13は香料を含有するエ
チレン−酢酸ビニル黄重合体からなる軟質性樹脂
と低密度ポリエチレン樹脂からなる熱可塑性樹脂
との組成物であり、バリア性フイルム11,12
はそれぞれポリエステル樹脂からなつている。香
料含有樹脂フイルム13に対するバリア性フイル
ム11,12の接着強度の差は接着剤の種類を異
ならせることによつて可能である。
以上のような構成の積層された香料入り合成樹
脂シート2を切取線4より外側の箱1の上面内側
に接着剤21で接着しているとともに、環状切線
7の内側で箱1の上面内側に接着剤22で接着し
ている。接着剤21,22はコールドグルーと呼
ばれるアクリル酸エステルの共重合体に粘着付与
剤を添加したものが使用される。たとえば、日栄
化工(株)のVP20−LL,VP20,VI15などを使用す
ることができる。かかる構成による本実施例のテ
イシユペーパ包装箱においては、工場で製造して
から消費者が使い始めるまでには相当長い時間経
過するにもかかわらず香料含有フイルム中の香気
が逃散することなく香気を保持することができ
る。そして消費者がテイシユペーパを使用する際
箱1の上面に設けた切取線4に沿つて取出口舌片
3を切取ると同舌片3の内側に接着されたバリア
性フイルム11の舌片5も切線7に沿つて除去さ
れ、香料含有フイルム露出口8が形成される。そ
の結果香料含有樹脂フイルム13の良い香りが発
散するのでテイシユペーパ包装箱の置いてある
所、たとえば洗面所、鏡台の周囲に良い香りを漂
わせることができる。また、香料含有樹脂フイル
ム13はバリア性フイルム12によりテイシユペ
ーパ24に直接接触していないので強い香りがテ
イシユペーパにしみこむことがなく鼻を該テイシ
ユペーパでかむ場合において不快感を生じること
がない。
なお、香料入り合成樹脂シート2の各フイルム
11,12,13の一体化を堅固にするため前記
積層シート2の外縁と切線7との間を外縁に沿つ
てライン状に前記各フイルム11,12,13を
加熱溶着して溶着部23を形成してもよい。
(考案の効果) 上記したように、本考案によれば、つぎの効果
を得ることができる。
テイシユペーパ使用前は香料含有フイルムを
第1、第2のバリア性フイルムでサンドイツチ
状に挾んでいるので香気の逃散がなく、香気の
長期保持が可能である。
テイシユペーパ使用の際、箱の取出口を除去
したときにはじめて香気の放散がはじまるので
ムダがない。
使用前、使用中においてテイシユペーパは香
料含有樹脂フイルムに直接ふれていないのでテ
イシユペーパにしみこんだ香気が強くなりすぎ
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るテイシユペーパ包装箱の
斜視図、第2図は香料入り合成樹脂シートの拡大
断面図、第3図は第4図の−線断面図、第4
図は第3図の−線断面図、第5図は第4図の
−線断面図である。 1……テイシユペーパ包装箱、2……香料入り
合成樹脂シート、3……取出口舌片、4……切取
線、4a……切線、4b……ミシン目、5……舌
片、6……取出用切線、7……環状切線、8……
露出口、9……取出口、11,12……バリア性
フイルム、13……香料含有樹脂フイルム、1
4,15……接着剤、21,22……コールドグ
ルー、23……溶着部、24……積層テイシユペ
ーパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面に取出口形に切取線を有するテイシユペー
    パ包装箱であつて、次の構成要件を備えたテイシ
    ユペーパ包装箱: (イ) 上記上面内側に、略中央に切線を有する香料
    入り合成樹脂シートを設けること、 (ロ) この香料入り合成樹脂シートは、少なくと
    も、テイシユペーパ包装箱の上面内側に隣接す
    る、第1の香料に対するバリア性を有するフイ
    ルムおよび内側に位置する第2のバリア性を有
    するバリアフイルムと、これらのバリア性フイ
    ルム間に介在せしめられた香料含有樹脂フイル
    ムとから形成される積層フイルムであること、 (ハ) 上記第1バリア性フイルムは、上記取出口よ
    り小さい環状切線を有すること、 (ニ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側に、上
    記環状切線が取出口内に含まれるような位置関
    係で上記香料入り合成樹脂シートを接着するこ
    と、 (ホ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側に対す
    る上記香料入り合成樹脂シートの接着は、少な
    くとも取出口より内側および外側の2箇所にお
    いてなされること、および (ヘ) 上記テイシユペーパ包装箱の上面内側と第1
    のバリア性フイルムとの接着強度をA1、第1
    のバリア性フイルムと香料含有樹脂フイルムと
    の接着強度をA2、香料含有樹脂フイルムと第
    2のバリア性フイルムとの接着強度をA3とす
    るとき、A2<A1かつA2<A3であること。
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