JPH0248657Y2 - - Google Patents

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JPH0248657Y2
JPH0248657Y2 JP1984152333U JP15233384U JPH0248657Y2 JP H0248657 Y2 JPH0248657 Y2 JP H0248657Y2 JP 1984152333 U JP1984152333 U JP 1984152333U JP 15233384 U JP15233384 U JP 15233384U JP H0248657 Y2 JPH0248657 Y2 JP H0248657Y2
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oil
lubricating
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lubricating oil
lubricant
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関の潤滑装置に関する。
〔従来の技術〕 第2図に従来の高速デイーゼル機関のピストン
とその冷却装置及び潤滑装置を示す。図におい
て、クランクケース11はシリンダライナ12を
支持し、上部にシリンダヘツド13を持つてい
る。シリンダライナ12の内面をピストン14が
摺動する。シリンダヘツド13、シリンダライナ
12及びピストン14で燃焼室15を形成する。
クランクケース11には潤滑油のメインギヤラリ
21があり、そこからの潤滑油をピストン14に
向つて噴射するオイルジエツトノズル22を取付
けている。クランクケース11は下部の主軸受キ
ヤツプ34でクランク軸35を支えている。さら
ににその外側にオイルパン33をそなえ、各部か
らの潤滑油をためている。このオイルパン33内
の潤滑油はオイルポンプ吸込口41から吸引され
るオイルポンプ42で高圧となつてフイルタ45
を通りオイルクーラ44へ流入する。オイルクー
ラ44で潤滑油はほぼ一定温度、通常は80℃程度
に冷却され、メインギヤラリ21へ送られる。メ
インギヤラリ21の潤滑油の一部は通路47を通
り主軸受48に供給され、潤滑作用を行う。その
他各部の摺動部分には、メインギヤラリ21から
図示していない通路を通り潤滑油が供給され、潤
滑作用を行う。
第3図にピストンの構造を示す。アルミニウム
合金製のピストン下部51に耐熱鋼製のピストン
クラウン52をピストンクラウン52の内側に設
けたねじ部53により取付けている。ピストン下
部51にオイル入口54及びオイル出口55を設
けている。ここでオイル入口54は周辺冷却部5
6に通じており、オイル出口55は中央冷却部5
7に通じている。さらに、周辺冷却部56と中央
冷却部57は連絡通路58で連結している。
第4図に燃焼中の燃焼室15の断面を示す。シ
リンダヘツド13に設けられた燃料噴射弁61か
ら高い圧力で噴射された燃料は燃料噴霧62を形
成する。燃料噴霧62は燃焼室15内の高温の空
気により着火し燃焼して第4図に示すように噴霧
火炎となつてピストンクラウン52の表面に衝突
した後、燃焼室15内に拡散して行く。
第2図に示したオイルジエツトノズル22から
噴射された潤滑油は第3図のオイル入口54から
周辺冷却部56にはいりピストンクラウン52の
周辺を冷却する。さらに、潤滑油は連絡通路58
から中央冷却部57にはいり、ピストンクラウン
52の中央部を冷却してオイル出口55から流出
する。
この結果、ピストンクラウン52の表面温度は
冷却する潤滑油の温度の高低により上下する。
ところで、高速デイーゼル機関がトラツク用に
使用される場合、排気公害規制を受けることにな
るが、中でもNOxの規制がきびしい。
このNOxの生成に対して第4図に示すように
噴霧火炎62はピストンクラウン52の表面に衝
突するため、ピストンクラウン52の表面温度
Twと生成NOxの濃度には第5図に示すような関
係がある。即ち、表面温度Twを下げるとNOx
度を下げることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のものには次の欠点がある。
第5図に示すように、ピストンクラウン52の
表面温度Twを下げるとNOx濃度を下げることが
できるが、表面温度Twを下げるには冷却する潤
滑油の温度を下げる必要がある。
ところで、メインギヤラリ21の潤滑油温度を
下げると、第2図に示す主軸受48をはじめとす
る各部摺動部分の摩擦損失が増大し機関の燃費を
悪化する不具合が生じている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は上記の点に着目し、メインギヤ
ラリの潤滑油温度を下げることなく、ピストンク
ラウン冷却用の潤滑油温度のみを下げ、ピストン
クラウン表面温度を低下して燃費を悪化させるこ
となくNOx濃度を低減できる潤滑装置を提供す
ることであり、その特徴とするところは、機関の
摺動部の潤滑とピストンの冷却とを潤滑油で行う
内燃機関の潤滑装置において、クランクケースに
メインギヤラリと並設された第2オイルギヤラ
リ、上記メインギヤラリへの潤滑油供給路より分
岐して設けられた第2オイルギヤラリへの潤滑油
供給路、同第2オイルギヤラリへの潤滑油供給路
に設けられ潤滑油を上記メインギヤラリへの潤滑
油温度以下に冷却する第2オイルクーラ、オイル
ジエツトノズルと上記第2オイルギヤラリとを接
続する潤滑油通路を備えたことである。
〔作用〕
この場合は、メインギヤラリに入る前の潤滑油
を分岐し、分岐した潤滑油をさらに冷却器で冷却
し、潤滑油の温度を下げて、低温の潤滑油でピス
トンを冷却する。
本考案はトラツク用デイーゼル機関に適用でき
る。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案による実施例につき
説明する。
第1図は本考案による1実施例の潤滑装置を示
す説明図である。
図において、クランクケース11にメインギヤ
ラリ71と第2オイルギヤラリ72を設けてい
る。メインギヤラリ71は通路47を通り主軸受
48に潤滑油を供給すると共に、その他各部の摺
動部分に図示していない通路を経て潤滑油を供給
する。
オイルクーラ44を流れ出た潤滑油を2つに分
岐し、一方は従来のものと同様そのままメインギ
ヤラリ71へ流入する。他方は、第2オイルギヤ
ラリへの潤滑油供給路81により、第2オイルク
ーラ73を経て第2オイルギヤラリ72に流入す
る。第2オイルギヤラリ72はオイルジエツトノ
ズル22に通路82を経て潤滑油を供給する。
その他は従来のものと同一で、同一部分には同
一符号がつけられている。
上記構成の場合の作用について述べる。
オイルクーラ44でほぼ80℃まで冷却された潤
滑油の一部はさらに第2オイルクーラ73で冷却
され80℃以下の低温になり第2オイルギヤラリ7
2に流入する。この低温の潤滑油はオイルジエツ
トノズル22から噴射されピストン14を冷却す
る。
〔考案の効果〕
上述の場合には次の効果がある。
本考案の潤滑装置によりピストン14はメイン
ギヤラリ71よりも低い温度の潤滑油で冷却され
る。その結果、第4図のピストンクラウン52の
表面温度Twを低下させることができ、第5図に
示すように生成されるNOxの濃度を低減するこ
とができる。
このとき、メインギヤラリ71の潤滑油は従来
装置と同様ほぼ80℃に保たれるので、摩擦損失が
増加することなく、燃費が悪化することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による1実施例の装置を示す説
明図、第2図は従来の潤滑装置を示す説明図、第
3図はピストンを示す断面図、第4図は燃焼中の
燃焼室を示す断面図、第5図はNOxとピストン
クラウン表面温度との関係を示す線図である。 11……クランクケース、14……ピストン、
22……オイルジエツトノズル、71……メイン
ギヤラリ、72……第2オイルギヤラリ、73…
…第2オイルクーラ、81……潤滑油供給路、8
2……潤滑油通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機関の摺動部の潤滑とピストンの冷却とを潤滑
    油で行う内燃機関の潤滑装置において、クランク
    ケースにメインギヤラリと並設された第2オイル
    ギヤラリ、上記メインギヤラリへの潤滑油供給路
    より分岐して設けられた第2オイルギヤラリへの
    潤滑油供給路、同第2オイルギヤラリへの潤滑油
    供給路に設けられ、潤滑油を上記メインギヤラリ
    への潤滑油温度以下に冷却する第2オイルクー
    ラ、オイルジエツトノズルと上記第2オイルギヤ
    ラリとを接続する潤滑油通路を備えたことを特徴
    とする内燃機関の潤滑装置。
JP1984152333U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPH0248657Y2 (ja)

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